説明

乗客コンベアの踏段位置表示装置

【課題】簡単な構成で、作動した安全装置の位置に対応した踏段の位置を表示することを可能にし、その結果、コストを低減させる乗客コンベアの踏段位置表示装置を得る。
【解決手段】無端状に連結され循環移動する踏段の位置を表示する乗客コンベアの踏段位置表示装置1において、踏段のそれぞれに付された番号に対応した番号が表示された踏段番号表示部4aを有し、踏段の循環移動と同期して回転する回転板4と、回転板4に重ねて設けられ、踏段の軌道に沿って取付けられた安全装置の位置に対応した位置が表示された安全装置位置表示部5aを有した固定板5とを備え、安全装置が作動し、踏段の循環移動が停止した場合に、安全装置位置表示部5aと踏段番号表示部4aとの協同により、作動した安全装置の位置に対応した踏段の位置が示される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、無端状に連結され循環移動する踏段の位置を表示する乗客コンベアの踏段位置表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、無端状に連結され循環移動する踏段の位置を表示する乗客コンベアの踏段位置表示装置において、前記踏段のそれぞれに設けられ、前記踏段をそれぞれ識別する信号を無線で送信する送信機と、前記送信機へ信号を送信し前記送信機から返信された信号を読取る読取り機とを備えた乗客コンベアの踏段位置表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2005−255303号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このものの場合、全ての踏段への送信機の取付け、読取り機の設置、無線信号処理の回路等により、構成の規模が大きくなり、コストが高価となってしまうという問題点があった。
【0005】
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、簡単な構成で、安全装置の位置に対応した踏段の位置を表示することを可能にし、その結果、コストを低減させる乗客コンベアの踏段位置表示装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る乗客コンベアの踏段位置表示装置は、無端状に連結され循環移動する踏段の位置を表示する乗客コンベアの踏段位置表示装置において、前記踏段のそれぞれに付された番号に対応した番号が表示された踏段番号表示部を有し、前記踏段の循環移動と同期して回転する回転板と、前記回転板に重ねて設けられ、前記踏段の軌道に沿って取付けられた安全装置の位置に対応した位置が表示された安全装置位置表示部を有した固定板とを備え、前記安全装置が作動し、前記踏段の循環移動が停止した場合に、前記安全装置位置表示部と前記踏段番号表示部との協同により、前記安全装置の位置に対応した前記踏段の位置が示される。
【発明の効果】
【0007】
この発明に係る乗客コンベアの踏段位置表示装置によれば、簡単な構成で、安全装置の位置に対応した踏段の位置を表示することを可能にし、その結果、コストを低減させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る乗客コンベアの踏段位置表示装置1と踏段回転軸2とを示す正面図、図2は図1の踏段位置表示装置1と踏段回転軸2とを示す平面図である。
乗客コンベアは、無端状に連結され循環移動する図示しない踏段と、この循環移動する踏段の軌道の中で利用者を乗せて移動可能な領域に沿って設けられた図示しない安全装置とを備えている。
安全装置は、踏段と踏段の間に靴などが挟まって踏段が浮き上がったり、踏段の走行に異常があったりしたときに作動し、踏段の循環移動を停止させる踏段安全装置(CRS)と、スカートガードと踏段の隙間に靴などが挟み込まれた時に作動し、踏段の循環移動を停止させるスカードガード安全装置(SSS)とを備えている。
踏段安全装置(CRS)は、踏段の軌道の上側および下側の左右両側に設けられている。
スカードガード安全装置(SSS)は、踏段の軌道の上側、中間の2箇所および下側の左右両側に設けられている。
安全装置が作動すると、循環移動中の踏段は惰性により停止するまでに数百mm移動する。
乗客コンベアの上側乗降口および下側乗降口には、乗客コンベアの駆動装置内への異物の混入を防ぐため、図示しない上側クシおよび下側クシが設けられている。
【0009】
踏段位置表示装置1は、踏段の踏段回転軸2に連結機構3を介して連結され、踏段の循環移動と同期して回転する回転板4と、この回転板4に重ねて設けられ、乗客コンベアの不動箇所に固定された固定板5とを備えている。
踏段回転軸2には、回転軸を同一にして一体に固定された踏段回転軸タイミングプーリ部2aが設けられている。
連結機構3には、踏段回転軸タイミングプーリ部2aの径より大きな径を有した第1のタイミングプーリ部6aと、この第1のタイミングプーリ部6aより小さな径を有した第2のタイミングプーリ部6bとが回転軸を同一にして一体に固定された中間減速機6が設けられている。
回転板4には、回転軸を同一にして一体に設けられた表示側タイミングプーリ部8が設けられている。
踏段回転軸タイミングプーリ部2aと第1のタイミングプーリ部6aとの間には、第1のタイミングベルト7aが巻き掛けされ、表示側タイミングプーリ部8と第2のタイミングプーリ部6bとの間には、第2のタイミングベルト7bが巻き掛けされている。
踏段回転軸タイミングプーリ部2aと表示側タイミングプーリ部8との減速比は、踏段の循環移動が一周したときに、回転板4が一周するように設定されている。
連結機構3は、中間減速機6、第1のタイミングベルト7aおよび第2のタイミングベルト7bから構成されている。
【0010】
実施の形態1に係る乗客コンベアの踏段は60個であり、図3〜図5に示すように、回転板4の周縁部には、踏段の各段に連続的に付された番号と対応した番号が1から60まで順に表示された踏段番号表示部4aが設けられている。
固定板5には、上述した踏段の軌道上の各安全装置の位置と対応した位置が表示された安全装置位置表示部5aと、上述した各乗降口の上側クシの位置および下側クシの位置とに対応した位置が表示された乗降口表示部5bとが設けられている。
また、固定板5には、安全装置と電気的に接続され安全装置が作動すると点灯する安全装置作動点灯部5cと、踏段の循環移動する方向を点灯により表示する循環方向点灯部5dとが設けられている。
固定板5は、透明なアクリル樹脂から構成されており、固定板5の反回転板4側から固定板5を視ると、固定板5の安全装置位置表示部5a、乗降口表示部5b、安全装置作動点灯部5cおよび循環方向点灯部5dに加え、回転板4の踏段番号表示部4aを認識することができる。
【0011】
安全装置作動点灯部5cは、安全装置位置表示部5aの近傍に設けられ、「L」と記載されたランプ9および「R」と記載されたランプ10とから構成されている。
循環方向点灯部5dは、「UP運転」と記載されたランプ11および「DN運転」と記載されたランプ12とから構成されており、安全装置が作動して乗客コンベアの循環移動が停止されても循環方向点灯部5dは、そのまま点灯する。
【0012】
次に、乗客コンベアが上昇駆動中に、踏段の軌道の上側に設けられた踏段安全装置が作動した場合について説明する。
踏段安全装置が作動すると、作動した踏段安全装置の位置に対応した踏段が惰性により上昇方向へ数百mm移動した後に停止する。
作業者は、まず、踏段位置表示装置1の安全装置作動点灯部5cが点灯している近傍の安全装置位置表示部5aと踏段番号表示部とから、作動した踏段安全装置の位置に対応した踏段の番号および位置を確認し、循環方向点灯部5dにより循環移動していた「UP運転」と記載されたランプ11を確認する。このとき、作動した踏段安全装置の位置に対応した踏段は安全装置作動点灯部5cが示す踏段の番号より数百mm上昇方向に位置していることに注意する。
次に、踏段を修理・点検作業の行いやすい位置である上側クシ近傍へ踏段を移動させるために、踏段位置表示装置1を見ながら、手動の乗客コンベア駆動装置を用いて、踏段を循環移動させる。
修理・点検作業の行いやすい位置まで踏段を移動させた後に、修理・点検を開始する。
【0013】
以上説明したように、実施の形態1に係る乗客コンベアの踏段位置表示装置1によると、踏段のそれぞれに付された番号に対応した番号が表示された踏段番号表示部4aを有し、踏段の循環移動と同期して回転する回転板4と、この回転板4に重ねて設けられ、安全装置の位置に対応した位置が表示された安全装置位置表示部5aを有した固定板5とを備え、安全装置が作動し、踏段の循環移動を停止させた場合に、安全装置位置表示部5aと踏段番号表示部4aとが、作動した安全装置の位置に対応した踏段の位置を表示するので、簡単な構成で作動した安全装置の位置に対応した踏段の位置を特定することができる。
【0014】
また、固定板5は、乗客コンベアの乗降口の位置に対応した位置が表示された乗降口表示部5bを有しているので、作動した安全装置の位置に対応した踏段を、修理・点検作業の行いやすい上側クシまたは下側クシの近傍にまで移動させることができる。
【0015】
また、安全装置位置表示部5aには、作動した安全装置の位置を表示する安全装置作動点灯部5cが設けられているので、作業者は、容易に作動した安全装置の位置に対応した踏段を特定することができる。
【0016】
また、固定板5には、踏段の循環移動する方向を点灯により表示する循環方向点灯部5dが設けられているので、作業者は、踏段をみることなく、踏段の移動方向を確認することができる。
【0017】
また、循環方向点灯部5dは、踏段の循環移動が停止しても、停止前に循環移動していた方向を表示するので、安全装置が作動して、踏段が停止するまでに、踏段が数百mm移動しても、移動した方向がわかり、作動した安全装置の位置に対応した踏段を正確に特定することができる。
【0018】
実施の形態2.
図6は実施の形態2に係る乗客コンベアの踏段位置表示装置1の正面図、図7は図6の踏段位置表示装置1の平面図である。
表示側タイミングプーリ部8と回転板4との間には、軸受け板13が設けられており、この軸受け板13の中央部13aには、表示側タイミングプーリ部8と回転板4とを連結した回転軸が貫通した孔が形成されている。
また、軸受け板13には、回転板4の外周より外側へ延びた3本の延長部13bが形成されており、それぞれの延長部13bが固定板5の裏面にネジ14を用いて固定されている。ただし、この延長部13bは、固定板5を反回転板4側から視たときに、固定板5の中で、踏段の軌道の中で帰路側の領域に対応した領域内で固定されている。
【0019】
軸受け板13の中央部13aには、スイッチ取付金17の一端部に設けられた回転自在な軸がネジ15を用いて固定されており、スイッチ取付金17は軸を中心に回動自在である。スイッチ取付金17の他端部は、回転板4の径方向外側に延びて、蝶ネジ16が設けられている。
【0020】
図8〜図10に示すように、固定板5には、表示側タイミングプーリ部8と回転板4とを連結した回転軸を中心として円弧状に長孔19が形成されている。
長孔19は、固定板5を反回転板4側から視たときに、固定板5の中で、安全装置を挟んで上側クシと下側クシとの間に対応した領域まで延びており、蝶ネジ16を緩めることで、蝶ネジ16は、長孔19に沿って摺動可能である。
【0021】
スイッチ取付金17の蝶ネジ16側であって回転板4側には、押圧されると踏段の循環移動を停止させる踏段停止手段であるスイッチ18が設けられている。
スイッチ18は、蝶ネジ16を長孔19に沿って移動させることで、周方向に移動可能である。
回転板4の周縁部には、踏段番号表示部4aに沿って全周に渡って孔20が、踏段番号と対応して60箇所形成されている。この孔20には、作動手段であるピン21が挿入可能であり、このピン21は、回転板4が回転するとスイッチ18を押圧可能となっている。
スイッチ取付金17の蝶ネジ16側には、回転板4側の面に「停止位置」と表示された停止位置表示部17aが設けられている。
固定板5には、回転板4と対向した部分に孔5eが形成されており、ピン21が固定板5側から回転板4に挿入可能となっている。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0022】
次に、踏段の循環移動中に安全装置が作動すると、踏段の循環移動が停止し、踏段位置表示装置1を用いて、作動した安全装置の位置に対応した踏段を作業の行いやすい位置まで移動させる場合について説明する。
安全装置が作動し、踏段の循環移動が停止し、安全装置作動点灯部5cが点灯している安全装置位置表示部5aと回転板4の踏段番号表示部4aとから作動した安全装置の位置に対応した踏段の位置を確認する。
次に、作動した安全装置の位置に対応した踏段の踏段番号に対応した孔20にピン21を挿入する。
蝶ネジ16を緩めて、踏段を移動させる位置に対応した位置にまでスイッチ取付金17を回動させた後、蝶ネジ16を締めて、スイッチ取付金17を固定板5に固定する。
修理・点検用の手動運転スイッチを用いて、踏段を循環移動させると、回転板4が回転する。ピン21がスイッチ18を押圧する位置まで回転板4が回転すると、踏段の循環移動は自動的に停止する。
【0023】
以上説明したように、実施の形態2に係る乗客コンベアの踏段位置表示装置1を用いると、回転板4に挿入されたピン21が、固定板5に設けられたスイッチ18を押圧して、踏段の循環移動を自動的に停止させることができるので、作業者は、踏段位置表示装置1を見ながら循環移動を停止させる必要がなく、修理点検のための踏段の移動をより簡単に行うことができる。
【0024】
また、固定板5には、長孔19が形成され、その長孔19に沿って、スイッチ取付金17の端部が摺動可能であるので、作業者は、簡単に踏段を移動させる位置を自由に設定することができる。
【0025】
なお、上記各実施の形態では、タイミングプーリを用いた踏段位置表示装置1について説明したが、勿論このものに限らず、チェーンを用いた踏段位置表示装置1であってもよい。
【0026】
また、上記各実施の形態では、中間減速機6を有した連結機構3を備えた踏段位置表示装置1について説明したが、勿論このものに限らず、例えば、図11(a)および図11(b)に示すように、中間減速機6を用いない連結機構3を備えた踏段位置表示装置1であってもよい。
【0027】
また、保守・点検作業時のみ各タイミングベルトを巻き掛けて回転板4を回転させる踏段位置表示装置1であってもよい。
【0028】
また、上記各実施の形態では、表示側タイミングプーリ部8と回転軸を同一にて一体に設けられた回転板4を備えた踏段位置表示装置1について説明したが、例えば、図11(a)および図11(b)に示すように、周縁部に表示側タイミングプーリ部8を有した回転板4を備えた踏段位置表示装置1であってもよい。
その結果、さらに簡単な構成で、作動した安全装置の位置に対応した踏段の位置を表示することを可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】実施の形態1に係る乗客コンベアの踏段位置表示装置と踏段回転軸とを示す正面図である。
【図2】図1の踏段位置表示装置と踏段回転軸とを示す平面図である。
【図3】図1の回転板と固定板とを示す拡大図である。
【図4】図1の固定板を示す拡大図である。
【図5】図1の回転板を示す拡大図である。
【図6】実施の形態2に係る乗客コンベアの踏段位置表示装置の正面図である。
【図7】図6の踏段位置表示装置の平面図である。
【図8】図6の固定板を示す拡大図である。
【図9】図6の回転板とスイッチ取付金とを示す拡大図である。
【図10】図6のスイッチ取付金を示す拡大図である。
【図11】図11(a)は実施の形態1に係る踏段位置表示装置のその他の例を示す平面図、図11(b)は図11(a)の踏段位置表示装置を示す正面図である。
【符号の説明】
【0030】
1 踏段位置表示装置、2 踏段回転軸、2a 踏段回転軸タイミングプーリ部、3 連結機構、4 回転板、4a 踏段番号表示部、5 固定板、5a 安全装置位置表示部、5b 乗降口表示部、5c 安全装置作動点灯部、5d 循環方向点灯部、5e 孔、6 中間減速機、6a 第1のタイミングプーリ部、6b 第2のタイミングプーリ部、7a 第1のタイミングベルト、7b 第2のタイミングベルト、8 表示側タイミングプーリ部、9〜12 ランプ、13 軸受け板、13a 中央部、13b 延長部、14 ネジ、15 ネジ、16 蝶ネジ、17 スイッチ取付金、17a 停止位置表示部、18 スイッチ(踏段停止手段)、19 長孔、20 孔、21 ピン(作動手段)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無端状に連結され循環移動する踏段の位置を表示する乗客コンベアの踏段位置表示装置において、
前記踏段のそれぞれに付された番号に対応した番号が表示された踏段番号表示部を有し、前記踏段の循環移動と同期して回転する回転板と、
前記回転板に重ねて設けられ、前記踏段の軌道に沿って取付けられた安全装置の位置に対応した位置が表示された安全装置位置表示部を有した固定板とを備え、
前記安全装置が作動し、前記踏段の循環移動が停止した場合に、前記安全装置位置表示部と前記踏段番号表示部との協同により、前記安全装置の位置に対応した前記踏段の位置が示されることを特徴とする乗客コンベアの踏段位置表示装置。
【請求項2】
前記固定板は、乗降口の位置に対応した位置が表示された乗降口表示部を有していることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの踏段位置表示装置。
【請求項3】
前記安全装置位置表示部には、前記安全装置と電気的に接続され、前記安全装置の作動の有無を点灯により表示する安全装置作動点灯部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗客コンベアの踏段位置表示装置。
【請求項4】
前記固定板には、前記踏段の循環移動する方向を点灯により表示する循環方向点灯部が設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の乗客コンベアの踏段位置表示装置。
【請求項5】
前記循環方向点灯部は、前記踏段の循環移動が停止したときに、停止前に循環移動していた踏段の方向を表示することを特徴とする請求項4に記載の乗客コンベアの踏段位置表示装置。
【請求項6】
前記固定板には、押圧されると前記踏段の循環移動を停止させる踏段停止手段が設けられ、
前記回転板には、この回転板が回転することで前記踏段停止手段を押圧可能である作動手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の乗客コンベアの踏段位置表示装置。
【請求項7】
前記固定板には、前記回転板の回転中心を中心とした円弧状の長孔が形成され、
前記踏段停止手段は、一端部が前記回転板の回転中心を中心に回転可能であり、他端部が前記長孔に沿って摺動可能であることを特徴とする請求項6に記載の乗客コンベアの踏段位置表示装置。
【請求項8】
前記回転板は、前記踏段の駆動軸と連結機構を介して連結されたプーリであることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の乗客コンベアの踏段位置表示装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate


【公開番号】特開2008−133092(P2008−133092A)
【公開日】平成20年6月12日(2008.6.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−320183(P2006−320183)
【出願日】平成18年11月28日(2006.11.28)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】