説明

乗客コンベア

【課題】
十分なる主枠の幅寸法が低減できるのは勿論のこと、主枠の幅寸法が低減されても乗客がゆとりを持って乗ることができ、かつ降りるときに手荷物等が欄干部分に衝突することがない乗客コンベアを提供する。
【解決手段】
無端状に連結されて循環移動する踏段18列の両側に欄干20を立設させ、この欄干20の周縁に前記踏段18列と同期して移動する移動手摺21を案内した乗客コンベアにおいて、前記欄干20の前記移動手摺21から離れた内面を、前記欄干20の前記移動手摺21に接近する内面より反踏段側に突出させ、かつ前記欄干20の前記移動手摺21に接近する内面を、前記反踏段18側に突出させた内面に連なる傾斜面としたのである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エスカレーターや電動道路等の乗客コンベアに係り、特に、狭域の場所に設置されるのに好適な乗客コンベアに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、乗客コンベアの幅寸法を狭くするために、踏段を駆動する駆動軸周囲に電動機を設置して駆動軸を直接駆動する構成(例えば、下記特許文献1)や、踏段の往路の間において、踏段駆動チェーンを直接駆動する構成(例えば、下記特許文献2)などが既に提案されている。
【0003】
一方、乗客の手荷物が欄干パネルにぶつかるのを避けるために、左右の移動手摺の間隔よりも左右の欄干パネルの間隔を広くして、見かけ上、乗客コンベアを拡幅する技術も例えば、下記特許文献3等で提案されている。
【0004】
上記従来の技術の前者は、踏段や踏段チェーンを直接電動機で駆動することで、動力伝達用の余分な駆動チェーンや駆動スプロケットを省略できる分、幅寸法を狭くできる利点がある。
【0005】
また、従来の技術の後者は、乗客の手荷物が欄干パネルにぶつかる機会を少なくできる点で、余裕を持って乗客コンベアに乗ることができる。
【0006】
【特許文献1】特開昭56−108683号公報
【特許文献2】特開昭55−40185号公報
【特許文献3】特開2001−139273号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上記従来の技術の前者は、さらなる幅寸法の低減が要求された場合についての配慮がなされておらず、それ以上の幅方向の低減は事実上困難であった。さらに、従来の技術の後者においては、乗客コンベアの乗降部分で、拡幅されている欄干パネル間隔よりも狭くなる移動手摺間隔との差分だけ急激な段差が形成されるので、手荷物が移動手摺を案内する部材の裏側などの段差部で衝突し、乗客の転倒事故を誘発する問題がある。
【0008】
本発明の目的は、十分なる幅寸法の低減を行い得る乗客コンベアを提供することにある。
【0009】
本発明の別の目的は、幅寸法が低減されても乗客がゆとりを持って乗ることができ、かつ降りるときに手荷物等が移動手摺を案内する部材の裏側に衝突することがない乗客コンベアを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は上記目的を達成するために、複数の踏板を連結する踏段チェーンを巻掛ける主スプロケットと同軸の駆動スプロケットの歯部と、主枠を構成する左右の側枠とを互いの鉛直投影が重なるように配置したのである。
【0011】
さらに、踏段の移動方向の両側に立設された欄干の対向する内面間隔を移動手摺の間隔よりも広く形成すると共に、前記欄干の長手方向終端部においては前記拡幅した内面間隔を徐々に前記移動手摺の間隔に接近するように形成したのである。
【発明の効果】
【0012】
駆動スプロケットの歯部と主枠の側枠とを互いの鉛直投影が重なるように配置したことで、駆動スプロケットの歯部と側枠との間に存在していた隙間をなくすことができ、その分、前記側枠を駆動スプロケット側に寄せることができ、その結果、主枠の幅寸法を低減できるのである。
【0013】
また、左右の欄干の内面間隔を移動手摺の間隔よりも広くしたことにより、乗客の手荷物等が欄干に接触することがなくなるので、乗客がゆとりを持って乗ることができ、さらに、前記欄干の長手方向終端部においては前記拡幅した内面間隔を徐々に前記移動手摺の間隔に接近するように形成したことにより、乗客が降りるときに手荷物等が移動手摺を案内する部材の裏側等に衝突することがなくなるのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下本発明の一実施の形態である乗客コンベアを、図1〜図6に示すエスカレーターに沿って説明する。一般にエスカレーター1は、建築物の上階2と下階3に跨って設置された主枠4をベースに構成されている。主枠4は、図3に示すように、左右一対の側枠5A,5Bと、これら左右の側枠5A,5Bを連結する底板6や横桁7から構成され、さらに前記側枠5A,5Bは、エスカレーターの長手方向に延在する上弦材8Aと、下弦材8Bと、これら上弦材8Aと下弦材8Bとを連結する縦部材9とから構成されている。
【0015】
上記構成の主枠4の上階2側には上部機械室となる上部水平部10が形成され、下階3側には下部機械室となる下部水平部11が形成され、上部水平部10と下部水平部11との間には傾斜部12が連結されている。一般的に、上部水平部10の上部と下部水平部11の上部は、夫々乗客が乗り降りするための乗降床10F,11Fで塞がれている。
【0016】
このように構成された主枠4の上部水平部10と下部水平部11の乗降床10F,11Fの下には、夫々一対の主スプロケット13と従スプロケット14とが軸支されている。一対の主スプロケット13は駆動軸15に固定され、この駆動軸15は、その両端部が軸受16によって回転自在に保持されている。この軸受16は前記側枠5A,5Bの縦部材9に固定され、その垂直投影は側枠5A,5Bの幅h内にある。
【0017】
前記主スプロケット13と従スプロケット14には無端状の踏段チェーン17が巻掛けられ、この踏段チェーン17に踏段18が連結されている。この踏段18は、前記主枠4内に敷設したガイドレール上を走行する前輪19Aと後輪19Bを有する。そして、前輪19Aは踏段17の幅方向に突出した前輪軸に回転自在に支持されており、この前輪軸を前記踏段チェーン17に連結することにより、多数の踏段18が前記踏段チェーン17に連結される。
【0018】
また、前記側枠5A,5Bには、夫々欄干20が立設されており、この欄干20の周縁には移動手摺21が案内されている。欄干20は、前記側枠5A,5Bの上弦材8Aに立設された支柱22と、この支柱22の上端に支持された手摺枠23と、この手摺枠23内において上端を前記支柱22の上端に支持され下端を前記支柱22の下端部に支持されて前記支柱22の踏段18側に位置する欄干パネル24と、この欄干パネル24の下部を被う内デッキカバー26と、この内デッキカバー26と前記踏段18との間を仕切るスカートガード27と、前記手摺枠23の外側に設けられた外デッキカバー25とを備えている。
【0019】
尚、図1や図3に示すように、エスカレーター1が建築物の壁Wに接近して配置され、壁Wとは反体側に階段Sが設置されているような場合、階段S側の欄干20の外側には化粧用の外装板28が前記外デッキカバー25から垂直に設け、壁W側の欄干20は前記手摺枠23を壁Wに接近させ、その隙間を外デッキカバー25で塞ぐことにより外装板28の施工を省略している。
【0020】
このように構成されている欄干20の前記欄干パネル24は、前記手摺枠23内に端部を臨ませた周縁部29と、前記内デッキカバー26内に端部を臨ませた基部30と、これら周縁部29及び基部30よりも反踏段側に位置し垂直高さの大半を占める高さHの内面部31と、この内面部31と前記周縁部29及び基部30間に前記内面部31に対して90度以上の角度θ1で形成された傾斜部32A,32Bとを有し、全体的に内面部31と周縁部29及び基部30とで踏段18側に開口する凹部を形成している。この高さHの内面部31を有する凹部は、欄干20のほぼ全長に亘って形成され、図5の矢印B,Cに示すように、乗客の手荷物を踏段側に案内し、欄干20の長手方向終端部において傾斜部32Aを経由して前記周縁部29に連なるように形成されている。また、この凹部は移動手摺21の中心Aよりも片側で幅Waだけ拡幅され、この幅Waが乗客の足元より上の拡幅に寄与する構成となっている。尚、前記凹部は、周縁部29と基部30と内面部31とによって形成された直線的な凹部であるが、図5の2点鎖線Dで示すように、全体的に曲面となるように形成してもよい。
【0021】
この欄干パネル24の前記周縁部29と前記内面部31間の傾斜部32Aは、傾斜延長線上が手摺枠23と交差しない傾斜角度を有することが望ましい。また、前記基部30と前記内面部31間の傾斜部32Bは、傾斜延長線上が内デッキカバー26と交差しない傾斜角度を有する。そして、欄干20の長手方向終端部における前記傾斜部32Aの傾斜角度θ2(図6)は、前記角度θ1より大きく形成することにより、欄干パネル24の凹部内に位置する降り客の手荷物を矢印Eのように円滑に案内することができる。この場合、傾斜部32Aの傾斜延長線上が手摺枠23と交差しない構成は必須ではなく、手摺枠23との間に大きな段差が生じなければ傾斜部32Aの傾斜延長線上が手摺枠23と交差しても問題はない。
【0022】
このほか、前記欄干パネル24の長手方向終端部の終端傾斜面となる図6における傾斜部32Aには、エスカレーター1の起動スイッチや停止スイッチ等の操作スイッチ50が設けられ、その裏側にはスイッチ箱51が取付けられている。このように、前記欄干パネル24の長手方向終端部の終端傾斜面に操作スイッチ50を設けることにより、操作位置が従来よりも高くなるので、目立ちやすく、操作し易いと云う操作性の機能向上効果を有する。
【0023】
ここで、前記内面部31が、請求項1に記載の欄干の移動手摺から離れた面であり、傾斜部32Aが、移動手摺に接近する面となる。さらに、請求項2に記載の移動手摺で囲まれた部位の欄干に設けられた凹部は、内面部31と周縁部29及び基部30とで形成される凹部である。また、請求項3に記載の欄干パネルの間隔とは、左右の欄干パネル24間の間隔であり、拡幅した欄干パネル間隔とは、左右の内面部31間の間隔W1であり、移動手摺の間隔とは、左右の移動手摺21間の間隔W2である。
【0024】
一方、前記一対の主スプロケット13を固定する駆動軸15は、一方の主スプロケット13の反踏段側に駆動スプロケット33を固定している。この駆動スプロケット33は、軸受16側に広がる皿状に形成され、外周に形成された歯部は、前記主枠4の側枠5Aの幅h内に臨ませて平面から見て駆動スプロケット33の歯部と側枠5Aとが重なるように、云い代えれば、駆動スプロケット33の歯部と側枠5Aとは、互いの鉛直投影が重なるように、配置されている。このため、駆動スプロケット33の歯部と前記軸受16と前記主枠4の側枠5Aの3者も、互いの鉛直投影が、互いに重なり、前記側枠5Aの幅h内に位置することになる。
【0025】
前記駆動スプロケット33の歯部には動力伝達チェーン34が巻掛けられ、この動力伝達チェーン34は前記踏段18の往復通路の外側である前記主枠4の上部水平部10内に設置された駆動機械装置35のスプロケット36に巻掛けられている。駆動機械装置35は電動機37と減速機38と制動機39等からなるが、減速機39は必ずしも必要とするものではない。
【0026】
さらに、前記一対の主スプロケット13の反踏段側には、夫々手摺駆動スプロケット40が固定され、この手摺駆動スプロケット40には図4に示すように、手摺駆動チェーン41が巻掛けられている。手摺駆動チェーン41は、転向ローラ42を介して手摺駆動装置43(図2)を駆動するようにしている。この手摺駆動装置43は、欄干20の内側において移動手摺21の帰路側を周知の手段で駆動するようにしている。
【0027】
上記のように構成したので、本来なら駆動スプロケット33の歯部が軸受16と手摺駆動スプロケット40との間に位置していたことにより必要としていたスペースや、主枠4や欄干20の設置バランスを考慮して駆動スプロケット33が設けられていない側の主スプロケット13と軸受16との間にも必要としていた同等のスペースを不要とすることができ、その結果、主枠4の全幅を縮小することができ、エスカレーター1の設置幅寸法Woを狭めることができる。
【0028】
また、駆動機械装置35は、前記踏段18の方向転換部における移動軌跡より長手方向外側に設置されているので、駆動軸15周囲に駆動機械装置を装着した構成に比べて、踏段によって保守点検スペースを遮られるようなことがなく、駆動機械装置35の保守点検を容易に行うことができる。
【0029】
上記構成の幅狭のエスカレーター1を建築物の狭域な場所、例えば駅舎の既設階段等に設置する場合、通常、図1に示すように、階段Sの幅方向の一方側の壁Wに寄せてエスカレーター1を設置し、エスカレーター1の反壁W側の欄干20を階段Sとエスカレーター1との仕切壁としている。このように設置幅寸法Woのエスカレーター1を階段Sに設置した場合、階段Sの歩行者に利用される幅寸法は狭くなるが、エスカレーター1の設置幅寸法Woは、上述のように狭幅となっているので、階段Sの利用幅寸法の減幅を必要最小限にすることができる。
【0030】
さらに、本来なら前記周縁部29及び基部30の位置に垂直に配置される欄干パネル24をエスカレーター1の外側方向にへこませて凹部を形成しているので、乗客が手荷物を欄干パネル24側に向けて乗ったとしても手荷物が欄干パネル24に接触する機会が少なくなり、乗客はゆとりを持って乗ることができる。
【0031】
このほか、欄干パネル24の長手方向終端部において、凹部に形成した欄干パネル24に傾斜部32Aを形成し、その傾斜部32Aの傾斜延長線上が手摺枠23と交差しない傾斜角度で傾斜させているので、乗客が手荷物を前記欄干パネル24の凹部内に臨ませた状態で降り口側に到達し、その状態のまま降りようとしても、手荷物は前記傾斜部32Aに沿って踏段側に案内されるので、手荷物が移動手摺21を案内する部材である手摺枠23の裏側に衝突することはなくなり、手荷物衝突による転倒事故等をなくすことができる。
【0032】
図7は、本発明による別の実施の形態を示すもので、前記実施の形態と大きく異なるのは、欄干構成であり、主枠構成や踏段や移動手摺の駆動機構は前記実施の形態と同じである。
【0033】
即ち、この実施の形態による欄干60は、側枠5Aに固定具62を介して垂直に固定された欄干パネル61と、欄干パネル61の周縁に固定具63を介して固定され移動手摺21を案内する手摺枠23と、欄干パネル61の周縁の前記固定具63に固定されこの固定具63の下部を被う被覆体64と、欄干パネル61の基部と固定具62側の上部とを被う内デッキカバー65と、内デッキカバー65と踏段18間を区画するスカートガード27と、前記手摺枠23と欄干パネル61の周縁間に設置される外デッキカバー25とで構成されている。
【0034】
上記欄干パネル61は、例えば強化ガラス板や強化合成樹脂板等で形成され、前記実施の形態の外装板28と同様な意匠品としての機能を有するものである。また、被覆体64は、欄干パネル61に対して傾斜して設置され、その傾斜は、欄干の長手方向終端部において乗客の手荷物が急激に方向変換されないように、踏段移動区間に対向して設置された被覆体64の傾斜よりも緩い傾斜となっている。
【0035】
上記構成の欄干60によれば、前記実施の形態のような支柱22,欄干パネル24,外装板28を一枚の欄干パネル61で構成したので、一対の対向する欄干パネル61の間隔W3を前記実施の形態による欄干パネル24の間隔W1よりも、さらに拡幅することができる。
【0036】
このほか、被覆体64によって欄干パネル61の上端(周縁)と手摺枠23との間に形成される空間66を利用して欄干照明器具を内蔵することができ、そのようにすれば照明付き欄干60を提供することができる。さらに、前記被覆体64の欄干長手方向終端部には、前記実施の形態と同じように、操作スイッチを設けてもよい。
【0037】
上記構成の実施の形態によれは、更なる欄干パネル61の拡幅ができると共に、前記実施の形態と同じような作用効果を奏することができる。
【0038】
ところで、上記実施の形態は、乗客コンベアとしてエスカレーターを一例に説明したが、踏板間に段差を生じさせない電動道路にも適用できるのは勿論であり、その場合には、上記実施の形態の説明及び請求の範囲に記載の踏段を踏板と読み替えることで対応できる。
【0039】
以上説明したように本発明によれば、十分なる幅寸法の低減ができる乗客コンベアを得ることは勿論のこと、幅寸法が低減されても乗客がゆとりを持って乗ることができ、かつ降りるときに手荷物等が移動手摺を案内する部材に衝突することがない乗客コンベアを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明による乗客コンベアの一実施の形態であるエスカレーターの設置状態を示す斜視図。
【図2】図1のエスカレーターの概略側面図。
【図3】図2のIII−III線に沿う縦断拡大図。
【図4】図2のエスカレーター主枠の上階側を示す概略平面図。
【図5】図3の右側の欄干を示す拡大図。
【図6】図1のVI−VI線に沿う横断拡大図。
【図7】本発明による乗客コンベアの別の実施の形態を示す図5相当図。
【符号の説明】
【0041】
1 エスカレーター
4 主枠
5A,5B 側枠
18 踏段
20 欄干
21 移動手摺
24 欄干パネル
26 内デッキカバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無端状に連結されて循環移動する踏段列の両側に欄干を立設させ、この欄干の周縁に前記踏段列と同期して移動する移動手摺を案内した乗客コンベアにおいて、前記欄干の前記移動手摺から離れた内面を、前記欄干の前記移動手摺に接近する内面より反踏段側に突出させ、かつ前記欄干の前記移動手摺に接近する内面を、前記反踏段側に突出させた内面に連なる傾斜面としたことを特徴とする乗客コンベア。
【請求項2】
無端状に連結されて循環移動する踏段列の両側に欄干を立設させ、この欄干の周縁に前記踏段列と同期して移動する移動手摺を案内した乗客コンベアにおいて、前記両側の欄干は対向する欄干パネルを有し、この欄干パネルの間隔を前記移動手摺の間隔よりも広く形成し、かつ前記欄干の長手方向終端部においては前記拡幅した欄干パネルの間隔を徐々に前記移動手摺の間隔に接近するように形成したことを特徴とする乗客コンベア。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−284255(P2007−284255A)
【公開日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−203757(P2007−203757)
【出願日】平成19年8月6日(2007.8.6)
【分割の表示】特願2003−549221(P2003−549221)の分割
【原出願日】平成13年12月7日(2001.12.7)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【出願人】(000232944)日立水戸エンジニアリング株式会社 (227)
【Fターム(参考)】