乗客コンベア
【課題】地震発生時において設置構造物が大きく揺れる場合でも、乗客コンベアの振動を設置構造物の揺れに比例して増大させることなく抑制する。
【解決手段】乗客コンベアにおいて、設置構造物１に相対移動可能に取付けられるトラス２と、トラス２内に設置され、無端状に連結されて循環移動する複数の踏み部３と、トラス２に取付けられ、このトラス２の振動を抑制する振動抑制部６と、を備える。
【解決手段】乗客コンベアにおいて、設置構造物１に相対移動可能に取付けられるトラス２と、トラス２内に設置され、無端状に連結されて循環移動する複数の踏み部３と、トラス２に取付けられ、このトラス２の振動を抑制する振動抑制部６と、を備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、エスカレータや動く歩道等の乗客コンベアに関し、特に、地震発生時において振動を抑制することができる乗客コンベアに関する。
【背景技術】
【０００２】
乗客コンベアの一例であるエスカレータは、建物等の設置構造物の上階側と下階側との間に設置されたトラスと、無端状のコンベアチェーンに連結されてトラス内に設置され、上階側と下階側との間を循環移動する複数の踏段とを有している。
【０００３】
設置構造物へのトラスの取付けは、下記特許文献１に記載されているように、トラスの両端に設けられた取付片が設置構造物の受け梁に引っ掛けられ、トラスが設置構造物に対して相対移動可能に支持されている。
【０００４】
このため、地震発生時に設置構造物が振動すると、設置構造物の受け梁とトラスの取付片との間で滑りが生じ、設置構造物の振動がトラスに直接伝わることが防止される。
【特許文献１】特開平５−２１３５７２号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、前述の乗客コンベアにおいては、以下の点について配慮がなされていない。
【０００６】
地震発生時に設置構造物の受け梁とトラスの取付片との間で滑りが生じ、設置構造物の振動がトラスに直接伝わることが防止され、トラスの振動は設置構造物の振動に比べて低減される。しかし、トラスを構成する梁自体は設置構造物の振動の大きさに比例して振動するので、トラス全体の振動が低減されても、例えば乗客が乗る踏段のガイドレールを支える梁は振動するので、この踏段上を乗降する乗客はこの梁の振動を感じることになる。
【０００７】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、地震発生時において設置構造物が大きく揺れた場合でも、トラスを構成する梁の振動を抑制することで、乗客が感じる振動を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明の実施の形態に係る第１の特徴は、乗客コンベアにおいて、設置構造物に相対移動可能に支持されるトラスと、前記トラス内に設置され、無端状に連結されて循環移動する複数の踏み部と、前記トラスに取付けられ、このトラスの振動を抑制する振動抑制部と、を備えることである。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、地震発生時において設置構造物と共にトラスが振動する場合でも、トラスを構成する梁の振動を抑制することができ、トラス内に設置されて循環移動する踏み部の振動を抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１０】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【００１１】
（第１の実施の形態）
本発明の第１の実施の形態に係る乗客コンベアであるエスカレータは、図１に示すように、建物等の設置構造物１の下階側と上階側との間に取付けられるトラス２と、トラス２内に設置されてコンベアチェーン（図示せず）により無端状に連結され、コンベアチェーンと共に上階側と下階側との間を循環移動する複数の踏み部である踏段３と、踏段３を循環移動させる踏段駆動機構（図示せず）と、踏段３の両側に配設される一対の欄干４と、欄干４に巻き掛けられて循環移動する手摺ベルト５とを有している。
【００１２】
トラス２の上階側端部には上階側取付片２ａが設けられ、トラス２の下階側端部には下階側取付片２ｂが設けられている。上階側取付片２ａは設置構造物１の上階側の受け梁１ａに引っ掛けられ、下階側取付片２ｂは設置構造物１の下階側の受け梁１ｂに引っ掛けられている。上階側取付片２ａと受け梁１ａとの間、及び、下階側取付片２ｂと受け梁１ｂとの間は、滑りを生ずることが可能な構造とされ、トラス２は設置構造物１に対して相対移動可能に支持されている。
【００１３】
トラス２の上階側部分には、地震発生時などにトラス２に振動が伝わった場合、このトラス２の振動を抑制する振動抑制部６が取付けられている。振動抑制部６は、トラス２に固定された収容ケース７内に収容されている。
【００１４】
振動抑制部６は、トラス２の振動方向のうちの一方向であるエスカレータの横幅方向に延出させて設置されたリニアガイド９と、このリニアガイド９上にリニアガイド９の延出方向に移動可能に設置された重り８と、リニアガイド９と平行に設置されて重り８に螺合されているボールネジ１０と、ボールネジ１０を回転させることにより重り８を移動させる駆動部であるモータ１１と、トラス２の振動を検出する振動検出部である加速度センサ１２と、重り８の位置を検出する重り位置検出手段１３と、加速度センサ１２の検出結果と重り位置検出手段１３の検出結果とに応じてモータ１１を制御する制御部１４とを備えている。ボールネジ１０は、両端部を支持片１５により回転可能に支持されている。
【００１５】
加速度センサ１２と重り位置検出手段１３とモータ１１とが、制御部１４に接続されている。重り８の重さは、エスカレータのサイズに応じて設定されており、例えば、踏段３を支えるトラス２の梁の重さと重り８の重さとが等しく設定されている。
【００１６】
モータ１１が駆動されることにより、ボールネジ１０が中心線回りに回転する。ボールネジ１０が中心線回りに正転方向又は逆転方向に回転することにより、重り８がボールネジ１０上をボールネジ１０の中心線方向に沿って往復移動する。
【００１７】
図３は、制御部１４の機能を説明するブロック図である。制御部１４には、加速度センサ１２により検出した加速度を積分して速度を求める積分器１６と、積分器１６の速度をさらに積分して距離を求める積分器１７と、積分器１７の出力を所定倍に増幅する増幅器１８と、積分器１６の出力を所定倍に増幅する増幅器１９と、おもり位置検出手段１３で検出された信号を所定倍に増幅する増幅器２０と、各増幅器１８、１９、２０の出力を加算した値をモータ１１の制御信号として出力する加算器２１とを備えている。
【００１８】
このような構成において、地震発生時には設置構造物１が振動し、設置構造物１の振動がトラス２に伝達される。トラス２の振動は加速度センサ１２により検出される。トラス２の振動を検出した加速度センサ１２からの信号と、重り８の位置を検出した重り位置検出手段１３からの信号とが制御部１４に入力され、制御部１４からモータ１１に駆動信号が出力される。
【００１９】
制御部１４から出力される駆動信号により駆動されるモータ１１は、トラス２の揺れ方向と逆方向に重り８が移動する向きにボールネジ１０を回転させる。このため、設置構造物１からトラス２に伝わる振動が、重り８の移動により相殺され、地震発生時におけるトラス２の梁の振動が大幅に抑制される。
【００２０】
これにより、地震発生時にエスカレータの踏段３の上に乗っているエスカレータ利用者が感じる振動を低減させることができ、エスカレータ上での転等事故などを防止することができる。
【００２１】
なお、リニアガイド９の取付方向を変えることにより、横幅方向以外の方向の振動を抑制することも可能である。また、重り８の移動方法は、磁気レールと移動コイルとによる方法でもよい。
【００２２】
（第２の実施の形態）
本発明の第２の実施の形態に係る乗客コンベアを、図４に基づいて説明する。なお、第１の実施の形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
【００２３】
第２の実施の形態の乗客コンベアでは、振動抑制部として振り子２２が設けられている。振り子２２は、重り２３と紐２４とからなり、下端に重り２３が連結された紐２４の上端がトラス２の上階側部分に連結されている。
【００２４】
重り２３の重さと紐２４の長さとは、エスカレータのサイズや、どのような震度の地震に対応しようとしているのかに応じて適宜設定される。
【００２５】
このような構成において、地震発生時には、設置構造物１とトラス２とが振動する。トラス２が振動することに伴って振り子２２が振動し、振り子２２の振動によりトラス２の振動を抑制することができる。
【００２６】
振り子２２の振動方向は３６０°の範囲で可能であり、振動抑制部として振り子２２を用いた場合には、トラス２の振動方向がどの方向である場合にもその振動を効率良く抑制することができる。
【００２７】
また、振動抑制部として振り子２２を用いた場合には、振り子２２を振動させるためのアクチュエータ機構が不要となり、簡単な構造によってトラス２の振動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【００２８】
【図１】本発明の第１の実施の形態に係るエスカレータの構造を示す側面図である。
【図２】振動抑制部の構造を示す正面図である。
【図３】制御部の構造を示すブロック図である。
【図４】本発明の第２の実施の形態に係るエスカレータの構造を示す側面図である。
【符号の説明】
【００２９】
１ 設置構造物
２ トラス
３ 踏み部
６ 振動抑制部
８ 重り
１１ 駆動部
１２ 振動検出部
１４ 制御部
２２ 振動抑制部
【技術分野】
【０００１】
本発明は、エスカレータや動く歩道等の乗客コンベアに関し、特に、地震発生時において振動を抑制することができる乗客コンベアに関する。
【背景技術】
【０００２】
乗客コンベアの一例であるエスカレータは、建物等の設置構造物の上階側と下階側との間に設置されたトラスと、無端状のコンベアチェーンに連結されてトラス内に設置され、上階側と下階側との間を循環移動する複数の踏段とを有している。
【０００３】
設置構造物へのトラスの取付けは、下記特許文献１に記載されているように、トラスの両端に設けられた取付片が設置構造物の受け梁に引っ掛けられ、トラスが設置構造物に対して相対移動可能に支持されている。
【０００４】
このため、地震発生時に設置構造物が振動すると、設置構造物の受け梁とトラスの取付片との間で滑りが生じ、設置構造物の振動がトラスに直接伝わることが防止される。
【特許文献１】特開平５−２１３５７２号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、前述の乗客コンベアにおいては、以下の点について配慮がなされていない。
【０００６】
地震発生時に設置構造物の受け梁とトラスの取付片との間で滑りが生じ、設置構造物の振動がトラスに直接伝わることが防止され、トラスの振動は設置構造物の振動に比べて低減される。しかし、トラスを構成する梁自体は設置構造物の振動の大きさに比例して振動するので、トラス全体の振動が低減されても、例えば乗客が乗る踏段のガイドレールを支える梁は振動するので、この踏段上を乗降する乗客はこの梁の振動を感じることになる。
【０００７】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、地震発生時において設置構造物が大きく揺れた場合でも、トラスを構成する梁の振動を抑制することで、乗客が感じる振動を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明の実施の形態に係る第１の特徴は、乗客コンベアにおいて、設置構造物に相対移動可能に支持されるトラスと、前記トラス内に設置され、無端状に連結されて循環移動する複数の踏み部と、前記トラスに取付けられ、このトラスの振動を抑制する振動抑制部と、を備えることである。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、地震発生時において設置構造物と共にトラスが振動する場合でも、トラスを構成する梁の振動を抑制することができ、トラス内に設置されて循環移動する踏み部の振動を抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１０】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【００１１】
（第１の実施の形態）
本発明の第１の実施の形態に係る乗客コンベアであるエスカレータは、図１に示すように、建物等の設置構造物１の下階側と上階側との間に取付けられるトラス２と、トラス２内に設置されてコンベアチェーン（図示せず）により無端状に連結され、コンベアチェーンと共に上階側と下階側との間を循環移動する複数の踏み部である踏段３と、踏段３を循環移動させる踏段駆動機構（図示せず）と、踏段３の両側に配設される一対の欄干４と、欄干４に巻き掛けられて循環移動する手摺ベルト５とを有している。
【００１２】
トラス２の上階側端部には上階側取付片２ａが設けられ、トラス２の下階側端部には下階側取付片２ｂが設けられている。上階側取付片２ａは設置構造物１の上階側の受け梁１ａに引っ掛けられ、下階側取付片２ｂは設置構造物１の下階側の受け梁１ｂに引っ掛けられている。上階側取付片２ａと受け梁１ａとの間、及び、下階側取付片２ｂと受け梁１ｂとの間は、滑りを生ずることが可能な構造とされ、トラス２は設置構造物１に対して相対移動可能に支持されている。
【００１３】
トラス２の上階側部分には、地震発生時などにトラス２に振動が伝わった場合、このトラス２の振動を抑制する振動抑制部６が取付けられている。振動抑制部６は、トラス２に固定された収容ケース７内に収容されている。
【００１４】
振動抑制部６は、トラス２の振動方向のうちの一方向であるエスカレータの横幅方向に延出させて設置されたリニアガイド９と、このリニアガイド９上にリニアガイド９の延出方向に移動可能に設置された重り８と、リニアガイド９と平行に設置されて重り８に螺合されているボールネジ１０と、ボールネジ１０を回転させることにより重り８を移動させる駆動部であるモータ１１と、トラス２の振動を検出する振動検出部である加速度センサ１２と、重り８の位置を検出する重り位置検出手段１３と、加速度センサ１２の検出結果と重り位置検出手段１３の検出結果とに応じてモータ１１を制御する制御部１４とを備えている。ボールネジ１０は、両端部を支持片１５により回転可能に支持されている。
【００１５】
加速度センサ１２と重り位置検出手段１３とモータ１１とが、制御部１４に接続されている。重り８の重さは、エスカレータのサイズに応じて設定されており、例えば、踏段３を支えるトラス２の梁の重さと重り８の重さとが等しく設定されている。
【００１６】
モータ１１が駆動されることにより、ボールネジ１０が中心線回りに回転する。ボールネジ１０が中心線回りに正転方向又は逆転方向に回転することにより、重り８がボールネジ１０上をボールネジ１０の中心線方向に沿って往復移動する。
【００１７】
図３は、制御部１４の機能を説明するブロック図である。制御部１４には、加速度センサ１２により検出した加速度を積分して速度を求める積分器１６と、積分器１６の速度をさらに積分して距離を求める積分器１７と、積分器１７の出力を所定倍に増幅する増幅器１８と、積分器１６の出力を所定倍に増幅する増幅器１９と、おもり位置検出手段１３で検出された信号を所定倍に増幅する増幅器２０と、各増幅器１８、１９、２０の出力を加算した値をモータ１１の制御信号として出力する加算器２１とを備えている。
【００１８】
このような構成において、地震発生時には設置構造物１が振動し、設置構造物１の振動がトラス２に伝達される。トラス２の振動は加速度センサ１２により検出される。トラス２の振動を検出した加速度センサ１２からの信号と、重り８の位置を検出した重り位置検出手段１３からの信号とが制御部１４に入力され、制御部１４からモータ１１に駆動信号が出力される。
【００１９】
制御部１４から出力される駆動信号により駆動されるモータ１１は、トラス２の揺れ方向と逆方向に重り８が移動する向きにボールネジ１０を回転させる。このため、設置構造物１からトラス２に伝わる振動が、重り８の移動により相殺され、地震発生時におけるトラス２の梁の振動が大幅に抑制される。
【００２０】
これにより、地震発生時にエスカレータの踏段３の上に乗っているエスカレータ利用者が感じる振動を低減させることができ、エスカレータ上での転等事故などを防止することができる。
【００２１】
なお、リニアガイド９の取付方向を変えることにより、横幅方向以外の方向の振動を抑制することも可能である。また、重り８の移動方法は、磁気レールと移動コイルとによる方法でもよい。
【００２２】
（第２の実施の形態）
本発明の第２の実施の形態に係る乗客コンベアを、図４に基づいて説明する。なお、第１の実施の形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
【００２３】
第２の実施の形態の乗客コンベアでは、振動抑制部として振り子２２が設けられている。振り子２２は、重り２３と紐２４とからなり、下端に重り２３が連結された紐２４の上端がトラス２の上階側部分に連結されている。
【００２４】
重り２３の重さと紐２４の長さとは、エスカレータのサイズや、どのような震度の地震に対応しようとしているのかに応じて適宜設定される。
【００２５】
このような構成において、地震発生時には、設置構造物１とトラス２とが振動する。トラス２が振動することに伴って振り子２２が振動し、振り子２２の振動によりトラス２の振動を抑制することができる。
【００２６】
振り子２２の振動方向は３６０°の範囲で可能であり、振動抑制部として振り子２２を用いた場合には、トラス２の振動方向がどの方向である場合にもその振動を効率良く抑制することができる。
【００２７】
また、振動抑制部として振り子２２を用いた場合には、振り子２２を振動させるためのアクチュエータ機構が不要となり、簡単な構造によってトラス２の振動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【００２８】
【図１】本発明の第１の実施の形態に係るエスカレータの構造を示す側面図である。
【図２】振動抑制部の構造を示す正面図である。
【図３】制御部の構造を示すブロック図である。
【図４】本発明の第２の実施の形態に係るエスカレータの構造を示す側面図である。
【符号の説明】
【００２９】
１ 設置構造物
２ トラス
３ 踏み部
６ 振動抑制部
８ 重り
１１ 駆動部
１２ 振動検出部
１４ 制御部
２２ 振動抑制部
【特許請求の範囲】
【請求項１】
設置構造物に相対移動可能に支持されるトラスと、
前記トラス内に設置され、無端状に連結されて循環移動する複数の踏み部と、
前記トラスに取付けられ、このトラスの振動を抑制する振動抑制部と、
を備えることを特徴とする乗客コンベア。
【請求項２】
前記振動抑制部は、前記トラスの振動方向に沿って移動可能に設置される重りと、前記トラスの振動を検出する振動検出部と、検出した前記振動を相殺する方向に前記重りを移動させる駆動部と、前記振動検出部の検出結果に応じて前記駆動部を制御する制御部とを備えることを特徴とする請求項１記載の乗客コンベア。
【請求項１】
設置構造物に相対移動可能に支持されるトラスと、
前記トラス内に設置され、無端状に連結されて循環移動する複数の踏み部と、
前記トラスに取付けられ、このトラスの振動を抑制する振動抑制部と、
を備えることを特徴とする乗客コンベア。
【請求項２】
前記振動抑制部は、前記トラスの振動方向に沿って移動可能に設置される重りと、前記トラスの振動を検出する振動検出部と、検出した前記振動を相殺する方向に前記重りを移動させる駆動部と、前記振動検出部の検出結果に応じて前記駆動部を制御する制御部とを備えることを特徴とする請求項１記載の乗客コンベア。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【公開番号】特開２００８−１３３３１（Ｐ２００８−１３３３１Ａ）
【公開日】平成２０年１月２４日（２００８．１．２４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−１８７６９０（Ｐ２００６−１８７６９０）
【出願日】平成１８年７月７日（２００６．７．７）
【出願人】（３９００２５２６５）東芝エレベータ株式会社 (2,543)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２０年１月２４日（２００８．１．２４）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年７月７日（２００６．７．７）
【出願人】（３９００２５２６５）東芝エレベータ株式会社 (2,543)
【Ｆターム（参考）】
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