説明

互換性および/またはユーザ設定に基づいて計算装置でアプリケーションおよびウィジェットを自動的に使用可能にするおよび使用不能にするシステムおよび方法

アプリケーション管理サーバは、ユーザの計算装置と互換性のないアプリケーションまたはウィジェットを自動的に使用不能にし、ユーザの計算装置が互換性があるときにはかかるアプリケーションまたはウィジェットを自動的に再び使用可能にすることができる。自動使用不能化されたアプリケーションは、その使用不能にされたアプリケーションまたはウィジェットと関連付けられた自動使用不能化状況指示を設定することによって、サーバのメモリ内で追跡可能である。自動使用不能化されたアプリケーションまたはウィジェットがアップグレードされる、またはユーザが計算装置を交換し、それによって非互換性を解決する場合、そのサーバは、前に自動使用不能化されたかかるアプリケーションおよびウィジェットを、それらがユーザの計算装置にダウンロード可能またはそこから使用可能なように、自動使用可能化することができる。そのサーバは、ソフトウェアのアップグレードが非互換性を解決するときに認識し、計算装置に、同期プロセスを開始してその計算装置にまたはそのユーザのアプリケーションサーバベースのロッカもしくはプロファイルに自動使用可能化されたアプリケーションまたはウィジェットを受信するように促すことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
米国特許法第119条による優先権の主張
本特許出願は、2009年4月14日に出願された、SYSTEMS AND METHODS FOR AUTOMATICALLY ENABLING AND DISABLING APPLICATIONS AND WIDGETS WITH A COMPUTING DEVICE BASED ON COMPATIBILITY AND/OR USER PREFERENCEと題された、本明細書の譲受人に譲渡され、参照によってここに明示的に組み込まれる、仮出願第61/169,289号の優先権を主張する。
【0002】
本開示は概して、クライアント装置上のソフトウェアを管理するシステムに関し、特に、互換性および設定に基づいてソフトウェアを自動的に使用可能にするおよび使用不能にする方法に関する。
【背景技術】
【0003】
ますます拡大する計算能力ならびに携帯電話および他のモバイル電子装置の人気は、モバイル装置のユーザ体験の向上に集中しているソフトウェア開発者およびアプリケーション小売業者の業界を急き立てている。いくつかのオンライン資源が現在、モバイル装置でアプリケーションをダウンロードするまたは使用するために利用可能である。たとえば、ユーザは現在さまざまなオンラインアプリケーション販売業者から無線のアプリケーションまたはウィジェット(クライアントまたはサーバアプリケーションなどのアプリケーション内で動作するプロセスまたは機能)をダウンロードするまたは使用することができる。便利で有用である一方で、モバイル装置アプリケーションまたはウィジェットをダウンロードすることは、混乱およびフラストレーションをもたらしうる。多数のアプリケーションおよびウィジェットはいくつかのモバイル装置と互換性があるがすべてのモバイル装置とではなく、開発者がソフトウェア製品をアップグレートおよび拡張するので、互換性は依然として「動く標的」のままである。特にユーザがより新しいモデルの装置を取得し、気に入っていたアプリケーションまたはウィジェットをもう使用することができないとき、ユーザがソフトウェア互換性の問題を理解するとは考えにくい。使用されている、また毎日市場に参入するモバイル装置モデルの多様性は、ダウンロードに利用可能な数千のモバイル装置アプリケーションおよびウィジェットと相俟って、互換性の問題がユーザならびにダウンロードできるようにアプリケーションおよびウィジェットを提供する人々にとって大きな問題になりうることを意味する。非互換性の問題が未解決のままである場合、自分のモバイル装置と互換性のないアプリケーションをダウンロードすること、または、モバイル装置を切り替え、異なるアプリケーションおよびウィジェットの新しいライブラリを購入しなければならないことに起因するユーザのフラストレーションは、モバイル装置アプリケーションおよびそれらを利用可能にするビジネスの市場の成功を制限しうる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
以下では、1つまたは複数の態様の簡単な概要をかかる態様の基礎を理解するために提示する。この概要は、すべての企図された態様の詳細な要旨ではなく、すべての態様の主要なまたは重要な要素を特定するものでも、任意のまたはすべての態様の範囲を線引きするものでもない。その唯一の目的は、後述されるさらに詳細な説明への前置きとして、簡潔な形で1つまたは複数の態様のいくつかの概念を提示することである。
【0005】
一態様では、計算装置内にロードされたまたはそこから実行されるソフトウェアを管理する方法は、ユーザおよび計算装置を認識するステップと、ユーザソフトウェアプロファイルのデータベースからユーザによって使用可能にされたソフトウェアのリストにアクセスするステップと、ソフトウェア製品がその計算装置と互換性があるかを判定するステップと、そのソフトウェア製品がその計算装置と互換性がないと判定されたときに、そのソフトウェア製品を自動的に使用不能にするステップとを含む。
【0006】
もう1つの態様では、計算装置にロードされたソフトウェアを管理するサーバは、プロセッサと、そのプロセッサに結合され、そのプロセッサが外部ネットワークと通信することを可能にするように構成されたネットワークインタフェースと、そのプロセッサに結合されたメモリとを含み、そこでプロセッサは、ユーザおよび計算装置を認識するステップと、メモリに保存されたユーザソフトウェアプロファイルのデータベースからユーザによって使用可能にされたソフトウェアのリストにアクセスするステップと、ソフトウェア製品がその計算装置と互換性があるかを判定するステップと、そのソフトウェア製品がその計算装置と互換性がないと判定されたときにそのソフトウェア製品を自動的に使用不能にするステップとを含むプロセスを実行するためのプロセッサ実行命令で構成される。
【0007】
もう1つの態様では、計算装置にロードされるソフトウェアを管理するサーバは、ユーザおよびその計算装置を認識する手段と、ユーザソフトウェアプロファイルのデータベースからユーザによって使用可能にされたソフトウェアのリストにアクセスする手段と、ソフトウェア製品がその計算装置と互換性があるかを判定する手段と、そのソフトウェア製品がその計算装置と互換性がないと判定されたときにそのソフトウェア製品を自動的に使用不能にする手段とを含む。
【0008】
さらなる一態様では、コンピュータプログラム製品は、ユーザおよび計算装置を認識するための少なくとも1つの命令と、ユーザソフトウェアプロファイルのデータベースからユーザによって使用可能にされたソフトウェアのリストにアクセスするための少なくとも1つの命令と、ソフトウェア製品がその計算装置と互換性があるかを判定するための少なくとも1つの命令と、そのソフトウェア製品がその計算装置と互換性がないと判定されたときにそのソフトウェア製品を自動的に使用不能にするための少なくとも1つの命令とを含むコンピュータ可読媒体を含む。
【0009】
さらなる一態様では、計算装置へのソフトウェアを維持する方法は、サーバからその計算装置と互換性がある1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットのリストを受信するステップと、1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの受信されたリストをその計算装置に現在インストールされている1つまたは複数のアプリケーションまたはウィジェットと自動的に比較するステップと、1つまたは複数のリストに記載されているがロードされていないアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットをダウンロードする、あるいはユーザのロッカまたはプロファイル内で使用可能にする要求をサーバに自動的に送信するステップと、1つまたは複数の要求されたアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットを受信するステップと、1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの受信されたリストに含まれない現在インストールされているアプリケーションまたはウィジェットを自動的に削除するステップとを含む。
【0010】
さらなる一態様では、計算装置はプロセッサ、そのプロセッサに結合されたメモリ、およびそのプロセッサに結合された送受信機を含み、その送受信機は遠隔サーバと通信リンクを確立するように構成され、そのプロセッサは、遠隔サーバからその計算装置と互換性がある1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットのリストを受信するステップと、1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの受信されたリストをメモリに保存された1つまたは複数のアプリケーションまたはウィジェットと比較するステップと、受信されたリストに含まれるがメモリに保存されていない1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットをダウンロードする、あるいはユーザのロッカまたはプロファイル内で使用可能にする要求をサーバに送信するステップと、1つまたは複数の要求されたアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットを受信するステップと、1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの受信されたリストに含まれない1つまたは複数のアプリケーションまたはウィジェットをメモリから削除するステップとを含むプロセスを実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成される。
【0011】
さらなる一態様では、計算装置は、サーバからその計算装置と互換性がある1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットのリストを受信する手段と、1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの受信されたリストをその計算装置に現在インストールされているまたはそこから実行させるために使用可能な1つまたは複数のアプリケーションまたはウィジェットと比較する手段と、1つまたは複数のリストに記載されているがロードされていないアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットをダウンロードする、あるいはユーザのロッカまたはプロファイル内で使用可能にする要求をサーバに送信する手段と、1つまたは複数の要求されたアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットを受信する手段と、1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの受信されたリストに含まれない1つまたは複数の現在インストールされているアプリケーションまたはウィジェットを削除する手段とを含む。
【0012】
さらなる一態様では、コンピュータプログラム製品は、サーバからその計算装置と互換性がある1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットのリストを受信するための少なくとも1つの命令と、1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの受信されたリストを計算装置に現在インストールされている1つまたは複数のアプリケーションまたはウィジェットと比較するための少なくとも1つの命令と、1つまたは複数のリストに記載されているがロードされていないアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットをダウンロードする、あるいはユーザのロッカまたはプロファイル内で使用可能にする要求をサーバに送信するための少なくとも1つの命令と、1つまたは複数の要求されたアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットを受信するための少なくとも1つの命令と、1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの受信されたリストに含まれない1つまたは複数の現在インストールされているアプリケーションまたはウィジェットを削除するための少なくとも1つの命令とを含む、コンピュータ可読の記憶媒体を含む。
【0013】
前述および関連の目的の達成のために、1つまたは複数の態様は、以下に完全に説明され、特に特許請求の範囲で指摘される、特徴を備える。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のある一定の例示的な特徴を詳細に示す。これらの特徴は、指標となるが、さまざまな態様の原理がそこに用いられうるさまざまな方法のうちのいくつかであり、本記述はすべてのかかる態様およびそれらの相当物を含むものである。
【0014】
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を成す、添付の図面は、本開示の特徴を説明する役目をする前述の概要および下記の詳細な説明とともに、本開示の例示的な態様を示す。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】一実装形態によるさまざまな態様との使用に適した通信システムのシステムブロック図である。
【図2】一態様による、アプリケーション管理サーバとモバイル装置を同期化するための一態様方法のプロセスの流れ図である。
【図3】一態様による、アプリケーションまたはウィジェットが自動使用不能化されるまたは自動使用可能化されるべきであるかを判定するためのサーバ内に実装されうる一態様方法のプロセスの流れ図である。
【図4】一態様による、アプリケーションまたはウィジェットの互換性のある変形形態がダウンロードまたは使用のために入手可能なときに、それによってサーバがモバイル装置またはモバイル装置ユーザに通知することができる、一態様方法のプロセスの流れ図である。
【図5】一態様による、アプリケーション管理サーバウェブサイト上に、使用可能にされた、自動的使用不能化された、およびユーザによって使用不能にされた(預けられた)アプリケーションおよびウィジェットを表示するための一態様のプロセスの流れ図である。
【図6】一態様による、無線ネットワークを使用するさまざまな態様との使用に適した例示的なモバイル装置の回路ブロック図である。
【図7】一態様による、有線または無線ネットワークを使用するさまざまな態様との使用に適した例示的なパーソナルコンピュータの回路ブロック図である。
【図8】1つまたは複数の態様との使用に適した例示的なサーバの回路ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
さまざまな態様が、添付の図面を参照して詳細に説明される。可能な限り、同一の参照番号は、図面を通じて同一のまたは同様の部分を参照するために使用されることになる。特定の例および実装形態を参照するがそれは、例示のためのものであり、本開示または本特許請求の範囲の範囲を限定するものではない。
【0017】
本明細書において、用語「例示的」は、「例、事例、または実例の役割を果たす」ことを意味するようにここで使用される。「例示的」として本明細書に記載されたいずれの実装形態も、他の実装形態よりも好ましいまたは有利なものとして必ずしも解釈されるべきではない。
【0018】
本明細書において、用語「モバイル装置」は、たとえば、携帯電話、パーソナルテレビジョン装置、パーソナルデータアシスタント(PDA)、パームトップコンピュータ、ラップトップおよびノートブックコンピュータ、無線電子メール受信機、マルチメディアインターネット対応の携帯電話、ならびに、無線通信モジュール、プロセッサ、およびメモリを含む同様のパーソナル電子装置などを含む、無線音声およびデータ通信のための通信モジュールを実装する、存在しうるまたは将来開発されることになる任意の形態のプログラム可能な計算装置を包含するものである。本明細書において、用語「計算装置」は、モバイル装置、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータなどを含む、任意の形態のプログラム可能な装置を包含するものである。1つまたは複数の態様で、モバイル装置および計算装置は、有線または無線データネットワークを介して、インターネットなどのネットワークと通信するように構成され、したがって、「接続装置」とも称されうる。
【0019】
本明細書において、用語「ウィジェット」は計算装置上のクライアントまたはサーバアプリケーション内で動作するプロセスまたは機能を指し、一方で「アプリケーション」は計算装置のオペレーティングシステム内で動作する独立のプロセスまたは機能を指す。アプリケーションおよびウィジェットは、本明細書において総称して「ソフトウェア」と呼ばれ、特定のアプリケーションまたはウィジェットは概して「ソフトウェア製品」と呼ばれうる。
【0020】
アプリケーションおよびウィジェットは、「タイトル」および「変形形態」に関して、本明細書で参照される。「タイトル」は、ゲーム「Blocks」などの特定のアプリケーションまたはウィジェットを指す。「変形形態」は、特定の計算装置モデルのために用意された特定の実装形態を指す。したがって、特定のアプリケーションまたはウィジェットのタイトルは、複数の計算装置について互換性のある複数の変形形態と関連付けることができる。アプリケーションまたはウィジェット(タイトル)は、その計算装置と互換性があるそのタイトルの変形形態が存在する場合には、その計算装置と互換性がある。
【0021】
Qualcomm Incorporatedは、計算装置にインストールされたクライアントと対話し、さまざまな計算プラットフォームにわたってアプリケーション、ウィジェット、およびコンテンツをユーザがカスタマイズおよび消費することを可能にするサーバベースのシステムであるPlaza Mobile Internet(商標)ソリューションを提供する。Plaza Mobile Internet(商標)ソリューションの例では、ユーザは、アプリケーション管理サーバでもよいサーバからアプリケーションまたはウィジェット(クライアントまたはサーバアプリケーションなどのアプリケーション内で動作するプロセスまたは機能)を選択または購入し、次に使用またはダウンロードすることができる。Plaza Mobile Internet(商標)ソリューションでは、サーバは、ユーザが購入または選択したアプリケーションまたはウィジェットを追跡し、それにより、ユーザが異なる計算装置に切り替えたときに、サーバはそのユーザによって前に選択されたアプリケーションおよびウィジェットを新しい計算装置にダウンロードすることができる。ウィジェットは、モバイル装置内またはアプリケーションサーバ上に存在しうるクライアントアプリケーション内で動作するように構成可能である。これは、ユーザが、アプリケーション、ウィジェット、およびコンテンツを携行することを可能にし、オンラインライフを移動可能なものにする簡単な方法を消費者にもたらす。Plaza Mobile Internet(商標)ソリューションの一部として、ユーザは、アプリケーションまたはウィジェットを使用不能にすることができ、それによりアプリケーションまたはウィジェットは計算装置から削除されるが、サーバ上に保存され、ユーザによって後で再使用可能化させることができる。Plaza Mobile Internet(商標)ソリューションは、ユーザの現在使用可能にされているアプリケーションおよびウィジェットおよび使用不能にされているアプリケーションおよびウィジェットを表示するサーバによってホスティングされるウェブページにアクセスすることによって、ユーザがインターネットを介してアプリケーションおよびウィジェットを管理することを可能にする。ウィジェットは、モバイル装置内またはアプリケーションサーバ上に存在しうるクライアントアプリケーション内で動作するように構成されうる。かかるウェブサイトを使用し、ユーザは、アプリケーションまたはウィジェットを計算装置から削除したい場合、それを使用不能にすることができる。次回にユーザの計算装置がサーバに接続するとき、新たに選択または購入されたアプリケーションまたはウィジェットがその計算装置にダウンロードされることになり、ユーザによって使用不能にされたアプリケーションまたはウィジェットがその計算装置から削除されることになる。
【0022】
さまざまな態様が、特定のユーザがアクセスすることができるさまざまな計算装置にダウンロードすることができる、選択および/またはダウンロードされたアプリケーションまたはウィジェットの記録をユーザが維持することを可能にする任意のアプリケーション管理サーバシステムに実装されうる。ウィジェットは、モバイル装置内またはアプリケーションサーバ上に存在しうるクライアントアプリケーション内で動作するように構成されうる。一態様では、本明細書に記載の方法およびシステムは、Qualcomm Incorporatedによって提供されるPlaza Mobile Internet(商標)ソリューション内のサーバに実装されうる。しかし、特許請求の範囲は、この特定の実装形態に限定されない。さまざまな態様の一般的な適用性を反映するために、以下の記載は、その一例がPlaza Mobile Internet(商標)ソリューション内のサーバになる、本明細書に記載の機能を提供することを含む、アプリケーションの送信、管理および配信を達成するネットワークアクセス可能なサーバである「アプリケーション管理サーバ」を参照する。
【0023】
Plaza Mobile Internet(商標)ソリューション内に実装されたサーバなどのアプリケーション管理サーバは、ユーザに選択または購入されたアプリケーションおよびウィジェットを追跡することができ、それによって、ユーザが異なる計算装置に切り替えたとき、Plaza Mobile Internet(商標)クライアントアプリケーションは、アプリケーション管理サーバからユーザのアプリケーションおよびウィジェットに、またはその参照オンラインバージョンをダウンロードすることができる。Plaza Mobile Internet(商標)ソリューションによって使用可能にされる機能では、ユーザは、ユーザが使用可能にされることおよびモバイル装置などのユーザの計算装置に保存されることを望まないサーバ上のアプリケーションおよびウィジェットを使用不能にするおよび「預ける(park)」ことができる。使用可能にされたアプリケーションおよび使用不能にされたアプリケーションは、本明細書で「プロファイル/ロッカ」と呼ばれるデータベース内で追跡される。そのサービスの各ユーザは、ユーザのアプリケーションおよびウィジェットならびにユーザの設定に関する情報を記録する個別のプロファイル/ロッカをもつ。現在、ユーザは、システムのアプリケーション管理サーバによってホスティングされるウェブサイトを訪問することなどによってアプリケーションを使用不能にすることが必要になりうる。したがって、ユーザが特定のアプリケーションまたはウィジェットタイトルを購入または選択し、それがそのユーザの計算装置と互換性がないことを発見した場合、ユーザは、ユーザのプロファイル/ロッカ内のアプリケーション管理サーバでそれを預けるために、そのタイトルを使用不能にする必要がありうる。
【0024】
さまざまな態様が、アプリケーション管理サーバがユーザの計算装置と互換性のないアプリケーションまたはウィジェットを自動的に使用不能にし、ユーザの計算装置が互換性があるときにはかかるアプリケーションまたはウィジェットを自動的に再び使用可能にすることができるようにする、方法およびシステムを提供する。アプリケーションおよびウィジェットは、たとえば、ユーザが計算装置を切り替えるとき、またはアプリケーションもしくはウィジェットの新しい変形形態が発行されるときに、ユーザの計算装置と互換性をもちうる。ユーザの計算装置がアプリケーション管理サーバに接続するとき、ユーザのプロファイル/ロッカがアクセス可能であり、適切な互換性が判定されうるように、ユーザと計算装置の両方が認識される。かかる認識動作は、計算装置を認証することを含むまたは含まないことがある。計算装置上でまたはアプリケーション管理サーバ内で動作するクライアントアプリケーションは、サーバと協力して、ユーザのプロファイル/ロッカとロードされるアプリケーションおよびウィジェットを同期化することができる。このプロセスの一部として、アプリケーション/ウィジェット互換性チェックが、アプリケーション管理サーバによって実行可能である。ユーザの計算装置と互換性がないと判定されたアプリケーションまたはウィジェットは、サーバによって自動的に使用不能にされうる(「自動不能化」)。このプロセスの一部として、互換性のないアプリケーションまたはウィジェットは、ユーザの計算装置からまたはサーバ実行時環境から削除され、および後から使用可能にできるように、ユーザのプロファイル/ロッカ内のアプリケーション管理サーバ上で自動使用不能化されたものとして追跡可能である(どのようにしてユーザが選択されたアプリケーションまたはウィジェットを使用不能にすることができるかと同様に)。ユーザによって使用可能にされたがアプリケーション管理サーバによって自動使用不能化されたアプリケーションまたはウィジェットを記憶するために、指示データが、自動使用不能化されたアプリケーションまたはウィジェットと関連付けられた記録に設定または保存可能である。一実施形態では、かかる自動使用不能化指示は、指示データ、またはデータ記録に保存されたフラグビットの形態で保存されうる。かかる自動使用不能化指示は、システムが自動使用不能化されたアプリケーションおよびウィジェットをユーザによって使用不能にされたアプリケーションおよびウィジェットと区別することができるようにする。自動使用不能化されたアプリケーションおよびウィジェットは、アプリケーション管理サーバによって維持されるウェブページ上で見ることができる。アプリケーションまたはウィジェットの発行者が、自動使用不能化動作を促した非互換性を解決する変形形態またはバージョン(前に互換性のなかった装置のためのサポートを追加するバージョン変更または新しい変形形態など)をリリースした場合、アプリケーション管理サーバは、そのアプリケーションまたはウィジェットをそれがユーザの計算装置上にロード可能になるように、自動的に使用可能にすることができる(「自動的使用可能化」)。アプリケーション管理サーバは、ユーザが特定のアプリケーションまたはウィジェットが使用可能にされるべきであると前に指示したことを示すものとしての自動使用不能化指示を認識することができ、それによって、アプリケーションまたはウィジェットが自動使用可能化されるときにユーザに通知することができる。ユーザが再び計算装置を交換し(元の計算装置に戻すことを含む)、自動使用不能化されたアプリケーションまたはウィジェットがもう一度新しい計算装置と互換性をもつ場合、そのアプリケーション管理サーバは、かかるアプリケーションおよびウィジェットがそのユーザの新しいまたは前の計算装置で使用されうるように、それらを自動使用可能化することができる。
【0025】
さまざまな態様が、さまざまな有線または無線通信ネットワークを介してアプリケーション管理サーバに結合されたさまざまな計算装置に実装されうる。通信ネットワークおよび計算装置のすべての可能なタイプを記載するのではなくて、本明細書に記載された例示的な態様は、アプリケーション管理サーバとモバイル装置をリンクする無線通信ネットワークを使用する。態様方法およびアプリケーション管理サーバの機能は、有線通信ネットワークおよび非モバイル計算装置に適用されても実質上同じになる。したがって、特許請求の範囲は、そのように具体的に挙げられない限り、無線通信ネットワークおよびモバイル装置に限定されるべきではない。
【0026】
一例として、図1は、さまざまな態様との使用に適したセルラデータ通信リンクを使用する無線通信ネットワーク100を示す。かかる通信ネットワーク100は、インターネット18に結合されたアプリケーション管理サーバ10を含みうる。アプリケーション管理サーバ10はまた、そこにさまざまなユーザプロファイル/ロッカデータベース記録が保存可能なデータベース12にも結合されうる。
【0027】
通信ネットワーク100はまた、インターネット18に接続し、アプリケーション管理サーバ10から受信されるウェブページを表示する能力をもつウェブブラウザをもつパーソナルコンピュータ(ラップトップコンピュータなど)6を含みうる。パーソナルコンピュータ6は、有線または無線データリンクを介してインターネット18に接続可能であり、パーソナルコンピュータ6がアプリケーション管理サーバ10と通信することを可能にする。
【0028】
通信ネットワーク100は、アプリケーション管理サーバ10上で動作するサーバアプリケーションと互換性のあるクライアントアプリケーションで構成されたモバイル装置8をさらに含むことができる。モバイル装置8は、移動通信交換局(MSC)14などのネットワークを動作させるために必要な要素を含むセルラネットワークの部分であるセルラ基地局4から/にセルラ信号2を送信および受信するためのアンテナおよび送受信機で構成されうる。動作中、MSC14は、モバイル装置8がセルラデータコールを行い、受信しているとき、基地局4を介してモバイル装置8におよびモバイル装置8からデータコールおよびメッセージを経路指定するように構成される。セルラネットワークを使用して、モバイル装置8は、インターネット18などのネットワークを介してアプリケーション管理サーバ10にアクセスすることができる。アプリケーション管理サーバ10に接続されたとき、モバイル装置8は、本明細書に記載のメッセージを含むデータメッセージを受信すること、ならびに、アプリケーションまたはウィジェットのダウンロード、またはサーバ環境で動作するアプリケーションまたはウィジェットからの情報を受信することができる。
【0029】
図2は、それによってモバイル装置8がアプリケーション管理サーバ10と協力してそのアプリケーションおよびウィジェットをそのモバイル装置と互換性のあるユーザによって使用可能にされたアプリケーションおよびウィジェットと同期化させることができる、例示的な一態様同期プロセス200を示す。かかる同期化動作は、ユーザが、同期プロセスを開始するためのメニューオプションを選択することなどによってアプリケーション管理サーバ10と同期化するように指令するとき、または、モバイル装置プロセッサがブロック202で所定の時間または間隔などで自動的に同期プロセスを起動するときに、開始することができる。したがって、モバイル装置8のアプリケーション管理サーバ10との同期は、ユーザがアプリケーションまたはウィジェットを管理するためなどにサーバと接続するときには必ず、およびモバイル装置8内でスケジュールされうるように周期的に、生じうる。このユーザ指令の一部として、ユーザは、識別情報を入力するように促されうる。図4を参照して以下にさらに十分に説明される代替態様では、モバイル装置8は、ブロック202でアプリケーション管理サーバ10からメッセージを受信することによって同期プロセスを起動させるよう促されることも可能である。
【0030】
同期プロセス200は、アプリケーション管理サーバ10とモバイル装置8が通信するブロック204で開始することができる。ブロック204のこのプロセスは、アプリケーション管理サーバ10がユーザおよび計算装置を認識することを可能にし、それがユーザ記録を捜し出し、特定の計算装置の互換性を判定することを可能にする。ブロック202の一部としてユーザが識別情報を入力した場合、その情報は、ブロック204内のプロセスの一部としてアプリケーション管理サーバ10に転送されうる。ブロック204内のプロセスは、アプリケーション管理サーバ10にモバイル装置8を認証することを含むことはできない。しかし、ブロック204内のそのプロセスがモバイル装置8の認証を含む場合、計算技術分野でよく知られているネットワークアクセス可能なサーバへのモバイル装置を含む、計算装置を認証するさまざまな方法が、ブロック204中のプロセスで使用可能である。かかる認証方法は、パスワードまたはユーザ/装置識別子に加えたパスワードなどの共用秘密鍵を送信し、装置およびサーバに知られている暗号化鍵、チャレンジハンドシェイク認証プロトコル(CHAP)チャレンジおよび応答交換など、を使用して知られている値(チャレンジ値または装置識別子など)から生成されるハッシュなど、共用暗号化鍵を使用するだけで生成されうる値を送信することを含みうる。
【0031】
モバイル装置8が、ブロック206で、アプリケーション管理サーバ10を認証した後は、そのサーバは、データベース12に保存可能なユーザのプロファイル/ロッカからモバイル装置のユーザによって使用可能にされたアプリケーションおよびウィジェットのデータベース記録、索引、データ表、またはリストを取得またはアクセスすることができる。かかるデータベース記録、索引、データ表、またはリストは、計算装置が特定のユーザと関連付けられたアプリケーションおよびウィジェットを識別または判定することを可能にする、任意の形態の保存可能なデータでもよい。参照を容易にするために、かかるデータベース記録、索引、データ表、またはリストは、本明細書おいておよび特許請求において「リスト」と称されるが、「リスト」の参照は本特許請求の範囲または本開示を特定のデータ構造またはリスト構造に制限するものではない。さらに、リストは、ゼロ、1つまたは複数の入力を含みうる。このプロセスにおいて、アプリケーション管理サーバ10は、そのユーザの一致を判定するために、モバイル装置8に関連付けられた識別子を使用することができる。別法として、ユーザは、ブロック204中の認証プロセスの一部としてサーバに伝達されるユーザ識別子(ID)およびパスワード(または生体身分証明などの他の認証身分証明)を入力することなどによって、アプリケーション管理サーバ10に彼自身または彼女自身を識別することができる。前述のように、ユーザのプロファイル/ロッカ内に保存されたユーザによって使用可能にされたアプリケーションおよびウィジェットのリストは、ユーザが選択または購入した、および前にユーザの計算装置上で使用可能にされるべきとして指示したアプリケーションまたはウィジェットを反映することになる。それによってユーザが使用可能にされるまたは使用不能にされるアプリケーションまたはウィジェットを指定することができる方法は、よく知られており、Qualcomm(登録商標) Plaza Mobile Internet(商標)ソリューションに実装された方法などを含む。かかる方法は、ユーザインタフェースでリストまたはアイコンに触れるまたはダブルクリックすること、ユーザインタフェース内でアプリケーションまたはウィジェットの名前を入力すること、あるいは、特定のアプリケーションまたはウィ
ジェットにリンクされたボタンまたは仮想ボタンを押すことを含みうる。
【0032】
かかるアプリケーションおよびウィジェットのユーザのモバイル装置8との互換性に関する情報と組み合わせて使用可能にされたアプリケーションおよびウィジェットのユーザのリストを使用し、ブロック208で、アプリケーション管理サーバは、ユーザのモバイル装置8にロードされることになる使用可能にされた互換性のあるアプリケーションおよびウィジェットのリストを生成することができる。かかるリストの生成の例示的な一方法が、図3を参照して以下に記載される。ブロック210で、アプリケーション管理サーバ10は次に、使用可能にされた互換性のあるアプリケーションおよびウィジェットのリストをモバイル装置8に送信することができる。そのリストは、ブロック204で確立されたオープン通信リンクを介して、または、新しい通信リンクもしくはアドレス指定されたメッセージ(電子メール、ショートメッセージサービス(SMS)など)を介して送信されうる。
【0033】
ブロック212で、モバイル装置8は、使用可能にされた互換性のあるアプリケーションのリストを受信し、そのリストをメモリに既にロードされたアプリケーションおよびウィジェットのリストと比較することができる。ブロック214で、モバイル装置8は、アプリケーション管理サーバ10にメッセージを生成し、送信し、メモリにロードされていないリストに記載されたアプリケーションおよびウィジェットのダウンロードを要求することができる。この要求は、ブロック204で確立されたオープン通信リンクを介して、または、新しい通信リンクもしくはアドレス指定されたメッセージ(電子メール、ショートメッセージサービス(SMS)など)を介して、送信されうる。ブロック216で、アプリケーション管理サーバは、ダウンロード要求を受信し、データベース記憶装置12などのメモリから要求されたタイトルの適切な変形形態を取得することができる。ブロック218で、アプリケーション管理サーバ10は次に、それぞれの要求されたアプリケーションおよびウィジェットの適切な変形形態をダウンロードする、または、サーバベースのアプリケーション実行時環境を介してアクセス可能な要求されたアプリケーションおよびウィジェットにリンクすることができる。アプリケーションおよびウィジェットのダウンロードは、ブロック204で確立された通信リンクまたは新しい通信リンクを介して達成可能である。ブロック220で、モバイル装置8は、ダウンロードされたアプリケーションおよびウィジェットを受信し、それらをメモリに保存する。場合によっては、選択または購入されたアプリケーションまたはウィジェットの知識はモバイル装置によって必要とされるが、実際のアプリケーションまたはウィジェットのダウンロードは、アプリケーションまたはウィジェットがサーバベースのアプリケーション実行時環境内で実行される場合、必要ではないことがある。かかる場合には、ブロック220で、モバイル装置8は、サーバベースのアプリケーション実行時環境を介してそれにアクセスするためのアプリケーションへのリンクを受信することができる。
【0034】
アプリケーションのダウンロードに加えて、ブロック222で、モバイル装置8は、そのメモリに保存された任意のアプリケーションおよびウィジェットを削除する、または、ブロック210でアプリケーション管理サーバによって送信された使用可能にされた互換性のあるアプリケーションのリストに含まれないサーバの実行時環境内のアプリケーションおよびウィジェットにリンクすることができる。メモリに保存されたアプリケーション、またはアプリケーション管理サーバ10によって提供される使用可能にされた互換性のあるリストに含まれないサーバの実行時環境を介してアクセスされることになるアプリケーションへのリンクを削除することは、サーバが、ユーザのモバイル装置8を構成してユーザの使用不能にする選択を実装するように、ならびに、該当する場合には、モバイル装置8がユーザによって選択されたまたはユーザにライセンスされたアプリケーションのみを含むことを確保することを可能にする。したがって、一例では、ブロック222での削除動作は、ユーザがアプリケーション管理サーバ10上で使用不能にされる、または「預けられる」べきであると指示したアプリケーション(またはサーバの実行時環境を介したそれらのアプリケーションへのリンク)を削除することになる。その装置はブロック210でアプリケーション管理サーバによって提供されるリストに含まれないアプリケーションまたはウィジェットを削除する(またはそこへのアクセスを削除する)ことになるので、ブロック222での削除動作はまた、該当する場合に、ユーザがライセンスを所有しないソフトウェア製品(またはサーバの実行時環を介したアプリケーションへのリンク)でロードされるモバイル装置8をユーザが購入するときの使用事例にも対処する。リストに記載されていないアプリケーションおよびウィジェットを削除するプロセス(ブロック222)は、リストがモバイル装置8によって受信された後の任意の時間(したがって、図2に示されたブロック212でのリストの受信後の任意の時間)に実行されうることに留意されたい。
【0035】
すべてのリストに記載されたアプリケーションおよびウィジェット(またはサーバの実行時環境を介するアプリケーションおよびウィジェットへのリンク)がダウンロードされ、ロードされたがリストに記載されていないアプリケーションまたはウィジェット(またはサーバの実行時環境を介するアプリケーションおよびウィジェットへのリンク)が削除された後は、モバイル装置8はアプリケーション管理サーバ10に保存されたユーザのプロファイルと同期化される。
【0036】
図3は、アプリケーション管理サーバ10が、ユーザの計算装置にロードされることになる使用可能にされた互換性のあるアプリケーションおよびウィジェットのリストを生成することができる例示的な方法300を示す。図2を参照して前述されたように、ブロック302で、アプリケーション管理サーバ10は、データベース12からユーザのプロファイル/ロッカを再コールするために、計算装置IDまたはユーザIDを使用することができる。本明細書における単語「リスト」の使用は限定的なものではなく、ブロック302で取得される情報は、特定のユーザまたは計算装置と関連付けられたリスト、表、1つのデータベース記録、または複数のデータベース記録の形態でもよいことに留意されたい。ブロック304で、アプリケーション管理サーバは、取得されたリストから第1のアプリケーションまたはウィジェットを選択し、その特定のアプリケーションまたはウィジェットがユーザのモバイル装置モデルと互換性があるかをブロック306および判定308で判定することができる。判定308は、たとえば、モバイル装置モデル番号をそのタイトルの変形形態の特定のアプリケーションまたはウィジェットタイトルと関連付けられた互換性のある装置のリストと比較することによって達成されうる。互換性のある装置のかかるリストは、アプリケーション管理サーバへの送信を手段としてその特定のアプリケーションまたはウィジェットの発行者によって提供されうる。別法として、または発行者による互換性の識別とともに、アプリケーション管理サーバ10は、選択されたアプリケーションまたはウィジェット、およびユーザのモバイル装置モデル番号、ブラウザユーザエージェントストリング、または他の識別子を使用してアクセスされうる互換性データベースを維持することができる。さらに、互換性を判定するプロセスはテーブルルックアッププロセスに限定されず、アプリケーション対装置の互換性を判定するための他の方法が使用可能である。
【0037】
選択されたアプリケーションまたはウィジェットがユーザのモバイル装置8と互換性がないと判定された場合(判定308=「No」)、アプリケーション管理サーバ10は、メモリに指示データを保存し、またはユーザのプロファイル/ロッカ内に自動使用不能化指示を設定して、そのサーバがブロック310で非互換性に基づいて特定のアプリケーションまたはウィジェットを自動的に使用不能にしたことを指示することができる。アプリケーションまたはウィジェットは自動使用不能化されているので、それは、使用可能にされた互換性のあるアプリケーションおよびウィジェットのリストに追加されず、したがって、アプリケーション管理サーバ10は、判定320で、ユーザによって使用可能にされたアプリケーションおよびウィジェットの取得されたリスト内に別のアプリケーションまたはウィジェットがあるかどうかを判定し、ある場合には、ブロック304に戻ることによって次のアプリケーションまたはウィジェットを選択することができる。
【0038】
選択されたアプリケーションまたはウィジェットがユーザのモバイル装置8と互換性があると判定された場合(判定308=「Yes」)、アプリケーション管理サーバ10は、判定312で、その特定のアプリケーションまたはウィジェットについて自動使用不能化指示が保存されている(自動使用不能化フラグが設定されているなど)かどうかを判定することができる。自動使用不能化フラグ指示がそのアプリケーションまたはウィジェットについて保存されていない場合(判定312=「No」)、アプリケーション管理サーバ10は、ブロック318でユーザがそのアプリケーションが使用可能にされることを前に要求したという事実に基づいてユーザの対話なしで自動的にそのユーザのモバイル装置8にロードされるべき使用可能にされた互換性のあるアプリケーションおよびウィジェットのリストにその選択されたアプリケーションまたはウィジェットを追加することができる。
【0039】
自動使用不能化指示がそのアプリケーションまたはウィジェットについて保存されている場合(判定312=「Yes」)、サーバが、アプリケーション管理サーバは利用可能なアプリケーションまたはウィジェットの互換性のある変形形態が存在すると既に判定している(ブロック306および判定308で)ので、アプリケーション管理サーバ10はブロック314で自動使用不能化指示を変更(リセットまたはクリアなど)して、そのアプリケーションまたはウィジェットは自動使用不能化されないことを指示することができる。自動使用不能化指示がそのアプリケーションまたはウィジェットについて保存されているので、これは、ユーザが前にそのアプリケーションが使用可能にされることを要求したが、アプリケーション管理サーバがそのアプリケーションを自動使用不能化したことを示す。したがって、アプリケーション管理サーバ10は、選択されたアプリケーションまたはウィジェットがブロック316で使用するために現在使用可能であることをユーザに知らせるために、モバイル装置8に送信されることになる通知またはメッセージを生成することができる。かかるメッセージは、たとえば、そのアプリケーションが互換性の問題が原因で前に自動使用不能化されたが、その互換性の問題は解決されていると応答することができる。アプリケーションサーバはまた、ブロック318でユーザのモバイル装置8にロードされるべき使用可能にされた互換性のあるアプリケーションおよびウィジェットのリストにその選択されたアプリケーションまたはウィジェットを追加することもできる。
【0040】
選択されたアプリケーションまたはウィジェットがインストールリストに追加された後は、アプリケーションサーバ10は、評価された、判定320に取得されたリスト内に別のアプリケーションまたはウィジェットがあるかどうかを判定することができ、そうである場合、ブロック304に戻って、次のアプリケーションまたはウィジェットを選択することができる。ユーザの使用可能にされたアプリケーションおよびウィジェットの取得されたリスト内のすべてのアプリケーションおよびウィジェットが評価された場合(判定320=「No」)、図2を参照して前述されたように、アプリケーション管理サーバ10はブロック322でモバイル装置8に使用可能にされた互換性のあるアプリケーションおよびウィジェットのコンパイル済みのリストを送信することができる。
【0041】
図3を参照して前述された例示的な方法300は、非互換性が解決されるときに、自動使用不能化されたアプリケーションまたはウィジェット(またはサーバの実行時環境での自動使用不能化されたアプリケーションおよびウィジェットへのリンク)を自動的に再び使用可能にすることになることに留意されたい。前述のとおり、アプリケーションまたはウィジェットタイトルとモバイル装置の間の非互換性は、発行者がその特定のモバイル装置モデルと互換性のある新しい変形形態を発行することによって、解決されうる。また、ユーザが計算装置を前に自動使用不能化されたアプリケーションまたはウィジェットと互換性のあるものに切り替える場合、図3に示す例示的な方法300が自動的にそのアプリケーションまたはウィジェットを使用可能にすることになる。したがって、ユーザがそのユーザの計算装置をアプリケーション管理サーバ10と同期化させるときには必ず、そのアプリケーション管理サーバは自動的に解決された非互換性の状況を認識することになり、したがって、同期の時点でユーザに通知することができる。
【0042】
モバイル装置8をアプリケーション管理サーバ10と同期化させる一次の方法は周期的およびユーザ起動の同期セッションを含むが、さらなる一態様では、アプリケーション管理サーバ10は、それがソフトウェア発行者のリリースが特定のユーザについての自動使用不能化の決定につながった非互換性を解決することになることを認識するとき、同期セッションを促すように構成されうる。図4は、アプリケーション管理サーバ10がユーザによって使用可能にされたアプリケーションまたはウィジェットの非互換性が解決されたことを認識し、ユーザのモバイル装置8に、新たな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットを受信するために、同期プロセスを起動させるように促すことができる、例示的な方法400を示す。方法400では、ブロック402で、アプリケーション管理サーバ10は、それがアプリケーションまたはウィジェットタイトルの新しい変形形態を受信するとき、このプロセスを起動させることができる。このプロセスは、たとえば、アプリケーションおよびウィジェットのデータベースに新しい変形形態を追加するステップの一部として起動可能である。ブロック404で、アプリケーション管理サーバ10は、次のユーザを選択することによって、そのユーザデータベース内の各ユーザのプロファイル/ロッカを順次に見直すことができる。ブロック406で、アプリケーション管理サーバ10は、ユーザのプロファイル/ロッカからユーザによって使用可能にされた(アクティブな)アプリケーションおよびウィジェットのユーザのリストを取得することができる。かかるリストを取得するための任意選択のプロセスは、図2を参照して前述されている。アプリケーション管理サーバ10は、判定408で使用可能にされたアプリケーションおよびウィジェットのユーザのリスト内に更新されたアプリケーションまたはウィジェットが含まれるかどうかを判定することができる。更新されたアプリケーションまたはウィジェットがユーザによって使用可能にされたアプリケーションおよびウィジェットの中にない場合(判定408=「No」)、アプリケーション管理サーバ10は、判定420で評価されるべき別のユーザが存在するかどうかを判定し、存在する場合、ブロック404に戻ることによって評価のための次のユーザを選択することができる。
【0043】
更新されたアプリケーションまたはウィジェットが選択されたユーザの使用可能にされたアプリケーションおよびウィジェットに含まれている場合(判定408=「Yes」)、アプリケーション管理サーバは、その特定のアプリケーションまたはウィジェットについて自動使用不能化状態の指示がメモリに保存されている(自動使用不能化フラグがメモリに設定されているなど)かどうかをチェックすることなどによって、判定410でそのアプリケーションまたはウィジェットが自動使用不能化されているかどうかを判定することができる。そのアプリケーションまたはウィジェットが自動使用不能化されていない場合(判定410=「No」)、これはそのアプリケーションまたはウィジェットが既にロードされている、またはユーザのモバイル装置8と互換性があると判定されていることを示し、したがって、アプリケーション管理サーバ10は、判定420で評価されるべき別のユーザが存在するかどうかを判定し、存在する場合、ブロック404に戻ることによって評価のための次のユーザを選択することができる。
【0044】
アプリケーションまたはウィジェットが自動使用不能化されると判定された場合(判定410=「Yes」)、これは、そのアプリケーションまたはウィジェットが選択されたユーザのために自動使用不能化されてあることを示し、したがって、アプリケーション管理サーバ10は、ブロック412および判定414で、その新しい変形形態がユーザのモバイル装置モデルと互換性があるかを判定することができる。その新しい変形形態がユーザのモバイル装置モデルと互換性がない場合(判定414=「No」)、これは、その更新が非互換性の状況を解決しなかったことを示し、その場合には、アプリケーション管理サーバ10は判定420で評価されるべき別のユーザが存在するかどうかを判定し、存在する場合には、ブロック404に戻ることによって、評価のための次のユーザを選択することができる。
【0045】
新しい変形形態がユーザのモバイル装置モデルと互換性があると判定された場合(判定414=「No」)、これは、非互換性がソフトウェアの更新によって解決されたことを示し、したがって、アプリケーション管理サーバ10は、ブロック416で、ユーザのモバイル装置8にメッセージを送信してそれに同期プロセスを起動させることができる。この同期プロセスは、図2を参照して前述されたのと同一のもの、または、前述のそれと同様のプロセスを実装することができる特定のソフトウェア製品を自動使用可能化することに集中したプロセスでもよい。かかるメッセージは、計算装置に同期プロセスを自動的に起動させる実行可能コードを含みうる特定の計算装置にそのサーバがアドレスすることができる任意のタイプのメッセージでもよい。また、そのメッセージは、同期プロセスを起動させるようにユーザに促すユーザに理解できるメッセージを配信する特定の計算装置にサーバがアドレスすることができる任意のタイプのメッセージでもよい。たとえば、モバイル装置の場合、メッセージは、SMSメッセージ、電子メールメッセージ、無線アプリケーションプロトコル(WAP)プッシュメッセージ、Plaza Mobile Internet(商標)サーバ同期プロトコル内のメッセージ(その例示的態様における)、または同様のタイプのメッセージの形態でもよい。他の知られている方法もまた、同期が生じるように促すタイマベースのまたはユーザ起動の方法を含む同期プロセスを起動させるように計算装置に促すために使用されうる。かかるメッセージが送信された後には、アプリケーション管理サーバ10は、判定420で評価されるべき別のユーザが存在するかどうかを判定し、存在する場合、ブロック404に戻ることによって、評価のための次のユーザを選択することができる。すべてのユーザが評価された(判定420=「No」)後には、そのプロセスはブロック422で終了することができる。
【0046】
自動使用不能化指示データを保存すること、またはユーザプロファイル/ロッカデータ記録内に自動使用不能化フラグを設定することもまた、ユーザと通信するためのウェブページを生成する際に有用である。たとえば、図5は、ユーザによって使用可能にされ且つ互換性のある、ユーザによって使用可能にされたが自動使用不能化された、および、ユーザによって使用不能にされた(預けられた)アプリケーションおよびウィジェットを識別するユーザプロファイルウェブページを生成するための例示的な一態様方法500を示す。そのプロセスを起動させるために、ユーザは、ユーザ名およびパスワードを入力する、ユーザ名および生体スキャンに提示する、または、ユーザを認識する他の知られている方法などによって、ブロック520でアプリケーション管理サーバによって認識されうる。ユーザログイン情報を認識したとき、アプリケーション管理サーバ10は、ブロック504でデータベースからユーザのプロファイル/ロッカを再コールし、ブロック506でユーザの使用可能にされたアプリケーションおよびウィジェットのリストを取得することができる。ユーザの使用可能にされたアプリケーションおよびウィジェットを判定するための任意選択のプロセスは、図2を参照して前述されている。自動使用不能化されたアプリケーションおよびウィジェットを区別するために、アプリケーション管理サーバ10は、ブロック508で特定のアプリケーションまたはウィジェットを選択し、判定510でその自動使用不能化指示データまたはフラグが設定されてあるかどうかを判定することができる。自動使用不能化指示が保存されていない場合(判定510=「No」)、ブロック512で、選択されたアプリケーションまたはウィジェットがユーザの使用可能にされた互換性のあるアプリケーションおよびウィジェットのリストに追加することができる。自動使用不能化指示が保存されている場合(判定510=「Yes」)、選択されたアプリケーションまたはウィジェットは、ブロック514で、ユーザの使用可能にされたが自動使用不能化されたアプリケーションおよびウィジェットのリストに追加可能であり、さらにまた互換性のない装置の使用可能化を防ぐ。アプリケーション管理サーバ10は次に、判定516で取得されたリスト内に別のアプリケーションまたはウィジェットが存在する
かどうかを判定し、存在する場合、ブロック508に戻ることによって評価のための次のアプリケーションまたはウィジェットを選択することができる。取得されたリスト内のすべてのアプリケーションおよびウィジェットが評価された(判定516=「No」)後は、アプリケーション管理サーバは、ブロック518で、ユーザによって使用可能にされた互換性のあるアプリケーションおよびウィジェットのリストの、ならびに、ユーザによって使用可能にされたが自動使用不能化されたアプリケーションおよびウィジェットのリストの表示をもたらすのに十分なHTMLコードを生成し、送信することができる。アプリケーション管理サーバ10はまた、ブロック520で、ユーザによって使用不能にされたアプリケーションおよびウィジェットのリストの表示をもたらすのに十分なHTMLコードを生成し、送信することもできる。
【0047】
前述の態様は、有線ネットワークを介してアプリケーション管理サーバ10と通信することができるパーソナルコンピュータ、および有線、無線セルラまたは非セルラ無線ネットワークを介してアプリケーション管理サーバ10と通信することができるモバイル装置を含む、さまざまな計算装置のいずれかに実装可能である。例示的なモバイル装置が図6に示され、例示的なパーソナルコンピュータが図7に示されている。
【0048】
前述の態様は、たとえば、無線データリンクを介するなどして、外部ネットワークと通信するように構成された、将来開発されうる、携帯電話、パーソナルデータアシスタント(PDA)、モバイルウェブアクセス装置、および他のプロセッサを装備した装置などのモバイル装置に実装可能である。通常は、かかる携帯用計算装置は、図6に示される素子を共通してもつことになる。たとえば、携帯用計算装置600は、内部メモリ602におよびディスプレイ603に結合されたプロセッサ601を含みうる。加えて、携帯用計算装置600は、プロセッサ601に結合された無線データリンクおよび/または携帯電話送受信機605に接続された電磁放射を送信および受信するためのアンテナ604をもつことができる。携帯用計算装置600はまた、ユーザ入力を受信するためのキーパッド606または小型キーボードおよびメニュー選択ボタンもしくはロッカスイッチ607、ならびに、音声出力を生成するためのスピーカ609も含みうる。
【0049】
いくつかの前述の態様はまた、図7に示すノートブックコンピュータ660などのさまざまな計算装置のいずれかでも実装可能である。かかるノートブックコンピュータ660は通常は、揮発性メモリ662およびディスクドライブ663などの大容量の非揮発性メモリに結合されたプロセッサ661を含む、ハウジング666を含む。コンピュータ660はまた、プロセッサ661に結合されたフロッピディスクドライブ664およびコンパクトディスク(CD)ドライブ665も含みうる。コンピュータハウジング666はまた、タッチパッド667、キーボード668、およびディスプレイ669も含みうる。
【0050】
前述の態様はまた、図8に示すサーバ700などのさまざまなサーバ装置のいずれかで実装可能である。かかるサーバ700は通常は、揮発性メモリ702、およびハードディスクドライブ703などの大容量非揮発性メモリに結合されたプロセッサ701を含む。サーバ700はまた、プロセッサ701に結合されたフロッピディスクドライブ704およびコンパクトディスク(CD)ドライブ705も含みうる。サーバ700はまた、インターネットまたはインターネットに結合されたネットワークなどの外部ネットワーク705にプロセッサ701を結合させるためのネットワークインタフェース704も含む。
【0051】
プロセッサ601、661、701は、さまざまな前述の態様の機能を含むさまざまな機能を実行するようにソフトウェア命令(アプリケーション)によって構成可能な、プログラム可能なマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、または1つもしくは複数のマルチプロセッサチップでもよい。いくつかの計算装置600、660では、音声およびデータ通信を管理することを目的とする1つのプロセッサ、および他のアプリケーションを実行させることを目的とする1つのプロセッサなど、マルチプロセッサ601、661が提供されうる。
【0052】
さまざまな態様は、前述の方法のうちの1つまたは複数を実装するように構成されたソフトウェア命令を実行するコンピュータプロセッサ401、661によって実装可能である。通常は、前述のプロセスを実装するクライアントアプリケーションなどのソフトウェアアプリケーションは、それらがアクセスされ、プロセッサ601、661、701にロードされる前に、内部メモリ602、662、702内に保存されうる。かかるソフトウェア命令は、別個のアプリケーションとして、または一態様方法を実装するコンパイル済みのソフトウェアとして、メモリ602、662、702内に保存されうる。さらに、ソフトウェア命令およびデータベースは、以下を含む任意の形態の有形のプロセッサ可読メモリに保存可能である:ランダムアクセスメモリ602、662、702、ハードディスクメモリ663、703、フロッピディスク(フロッピディスクドライブ664、704内で読取り可能)、コンパクトディスク(CDドライブ665、705内で読取り可能)、電気的消去可能プログラム可能読取り専用メモリ(EEPROM)、読取り専用メモリ(FLASHメモリなど)、および/または、USBネットワークポートに差し込まれた外部メモリチップもしくはUSB接続可能外部メモリ(「FLASHドライブ」など)などの計算装置600、660、700に差し込まれたメモリモジュール(図示せず)。本記述を目的として、用語メモリは、内部メモリ602、662、702、および、プロセッサ601、662、702自体内部のメモリを含む、プロセッサ601、661、701によってアクセス可能なすべてのメモリを指す。
【0053】
前述の方法の記述およびプロセスの流れ図は、単に説明のための例であり、そのさまざまな態様のプロセスが提示された順序で実行されなければならないことを要求または暗示するものではない。当業者には理解されるように、前述の態様のブロックおよびプロセスの順序は、任意の順序で実行可能である。「その後」、「そのとき」、「次」などの言葉は、プロセスの順序を限定するものではなく、これらの言葉は単に、読者に本方法の説明を案内するために使用される。さらに、たとえば、冠詞「1つの」または「その」などを使用した単数形での特許請求の要素の参照は、その要素を単数に限定するものとして解釈されるべきではない。
【0054】
本明細書で開示される態様に関して記載されるさまざまな例示的論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムプロセスは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組合せとして実装可能である。ハードウェアおよびソフトウェアの互換性を明確に説明するために、さまざまな例示的素子、ブロック、モジュール、回路、およびステップが概してそれらの機能に関して前述されている。かかる機能がハードウェアとして実装されるかソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーション、およびシステム全体に課される設計制約に依存する。熟練した技術者は、前述の機能を各特定のアプリケーションに応じたさまざまな方法で実装することができるが、かかる実装形態の決定は本開示の範囲からの逸脱をもたらすものとして解釈されるべきではない。
【0055】
本明細書で開示される態様に関して記載されるさまざまな例示的論理、論理ブロック、モジュール、および回路を実装するために使用されるハードウェアは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラム可能な論理装置、離散的ゲートもしくはトランジスタ論理、離散的ハードウェア素子、または、本明細書に記載の機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで実装または実行可能である。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよいが、代替では、プロセッサは、任意の従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械でもよい。プロセッサはまた、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または、他の任意のかかる構成などの計算装置の組合せとしても実装可能である。別法として、いくつかのプロセスまたは方法が、所与の機能に特定の回路素子によって実行可能である。
【0056】
1つまたは複数の例示的な態様において、前述の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装可能である。ソフトウェアに実装される場合、その機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体に保存または送信可能である。本明細書で開示される方法またはアルゴリズムのプロセスは、有形の非一時的コンピュータ可読媒体上に存在しうる実行されるプロセッサ実行可能なソフトウェアモジュール内に実施可能である。有形の非一時的コンピュータ可読媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な非一時的記憶媒体を含む。一例として、また限定ではなく、かかる有形の非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、もしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶装置、または、命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを運ぶもしくは保存するために使用可能な、およびコンピュータによってアクセス可能な、他の任意の媒体を含みうる。本明細書で使用されるものとしての、ディスク(diskまたはdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は通常は磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)はレーザで光学的にデータを再生する。上記の組合せもまた有形の非一時的コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。加えて、方法またはアルゴリズムの操作は、コンピュータプログラム製に組み込み可能な、有形の非一時的機械可読媒体および/または有形の非一時的コンピュータ可読媒体上に1つのまたは任意の組合せもしくはセットのコードおよび/または命令として存在しうる。
【0057】
開示される態様の前述の説明は、当業者が本開示を行うまたは使用することを可能にするために提供される。これらの態様へのさまざまな修正形態が当業者には容易に明らかになることになり、本明細書に定義される一般的原理は本開示の趣旨または範囲を逸脱することなしに他の態様に適用可能である。したがって、本開示は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲および本明細書で開示される原理および新しい特徴と一致する最大の範囲を与えられるものである。
【符号の説明】
【0058】
2 セルラ信号
4 セルラ基地局
6 パーソナルコンピュータ
8 モバイル装置
10 アプリケーション管理サーバ
12 データベース
14 移動通信交換局(MSC)
18 インターネット
100 無線通信ネットワーク
600 携帯用計算装置
601 プロセッサ
602 内部メモリ
603 ディスプレイ
604 アンテナ
605 携帯電話送受信機
606 キーパッド
607 メニュー選択ボタンまたはロッカスイッチ
609 スピーカ
660 ノートブックコンピュータ
661 プロセッサ
662 揮発性メモリ
663 ディスクドライブ
664 フロッピディスクドライブ
665 コンパクトディスク(CD)ドライブ
666 ハウジング
667 タッチパッド
668 キーボード
669 ディスプレイ
700 サーバ
701 プロセッサ
702 揮発性メモリ
703 ハードディスクドライブ
704 フロッピディスクドライブ
705 外部ネットワーク
705 コンパクトディスク(CD)ドライブ
704 ネットワークインタフェース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
計算装置内にロードされたまたはそこから実行されるソフトウェアを管理する方法であって、
ユーザおよび前記計算装置を認識するステップと、
ユーザソフトウェアプロファイルのデータベースからユーザによって使用可能にされたソフトウェアのリストにアクセスするステップと、
ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性があるかを判定するステップと、
前記ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性がないと判定されたときに前記ソフトウェア製品を自動的に使用不能にするステップと
を備える、方法。
【請求項2】
前記ソフトウェア製品を自動的に使用不能にするステップが、
前記ソフトウェア製品と関連付けられたデータ記録に自動使用不能化状況指示を保存するステップと、
前記計算装置に送信される前記計算装置内にロードされたまたはそこから実行されるソフトウェアのリストから前記ソフトウェア製品を除外するステップと
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ソフトウェア製品が前に自動使用不能化されたかを判定するステップと、
前記ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性があり、前に自動的に使用不能にされたと判定されたときに、前記ソフトウェア製品を自動的に再び使用可能にするステップと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ソフトウェア製品を自動的に再び使用可能にするステップが、
前記ソフトウェア製品に関連付けられたデータ記録内で自動使用不能化状況指示を変更するステップと、
前記計算装置に送信される前記計算装置内にロードされたまたはそこから実行されるソフトウェアのリスト内に前記ソフトウェア製品を含むステップと
を備える、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性をもつようになるときに認識するステップと、
前記計算装置に送信される前記計算装置内にロードされたまたはそこから実行されるソフトウェアの前記リストを受信するために、通信セッションを確立するように前記計算装置に促すステップと
をさらに備える、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記ソフトウェア製品が自動的に再び使用可能にされるときに、前記計算装置のユーザに通知するステップをさらに備える、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記ソフトウェア製品が、前記モバイル装置内またはアプリケーションサーバ上に存在しうるクライアントアプリケーション内で動作するように構成されたウィジェットである、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ソフトウェア製品がアプリケーションである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
計算装置上にロードされたソフトウェアを管理するサーバであって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合され、前記プロセッサが外部ネットワークと通信することを可能にするように構成された、ネットワークインタフェースと、
前記プロセッサに結合されたメモリと
を備え、前記プロセッサが、
ユーザおよび前記計算装置を認識するステップと、
メモリに保存されたユーザソフトウェアプロファイルのデータベースからユーザによって使用可能にされたソフトウェアのリストにアクセスするステップと、
前記ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性があるかを判定するステップと、
前記ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性がないと判定されたときに前記ソフトウェア製品を自動的に使用不能にするステップと
を備えるプロセスを実行するようにプロセッサ実行可能命令で構成される、サーバ。
【請求項10】
前記プロセッサが、
前記ソフトウェア製品に関連付けられたデータ記録内に自動使用不能化状況指示を保存するステップと、
前記計算装置に送信される前記計算装置内にロードされることになるソフトウェアのリストから前記ソフトウェア製品を除外するステップと
を備える、前記ソフトウェア製品を自動的に使用不能にするようなプロセッサ実行可能命令で構成される、請求項9に記載のサーバ。
【請求項11】
前記プロセッサが、
前記ソフトウェア製品が前に自動的に使用不能にされたかを判定するステップと
前記ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性があり、前に自動的に使用不能にされたと判定されるときに、前記ソフトウェア製品を自動的に再び使用可能にするステップと
をさらに備えるプロセスを実行するようにプロセッサ実行可能命令で構成される、請求項9に記載のサーバ。
【請求項12】
前記プロセッサが、
前記ソフトウェア製品に関連付けられたデータ記録内で自動使用不能化状況指示を変更するステップと、
前記計算装置に送信される前記計算装置内にロードされるまたはそこから実行されることになるソフトウェアのリスト内に前記ソフトウェア製品を含めるステップと
を備える前記ソフトウェア製品を自動的に再び使用可能にするようなプロセッサ実行可能命令で構成される、請求項11に記載のサーバ。
【請求項13】
前記プロセッサが、
前記ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性をもつようになるときに認識するステップと、
前記計算装置に送信される前記計算装置内にロードされるまたはそこから実行されることになるソフトウェアの前記リストを受信するために、通信セッションを確立するように前記計算装置に促すステップと
をさらに備えるプロセスを実行するようにプロセッサ実行可能命令で構成される、請求項12に記載のサーバ。
【請求項14】
前記プロセッサが、
前記ソフトウェア製品が自動的に再び使用可能にされるときに前記計算装置のユーザに通知するステップ
をさらに備えるプロセスを実行するようにプロセッサ実行可能命令で構成される、請求項12に記載のサーバ。
【請求項15】
前記ソフトウェア製品が、前記モバイル装置内か前記アプリケーションサーバ内のいずれかに存在しうるクライアントアプリケーション内で動作するように構成されたウィジェットである、請求項9に記載のサーバ。
【請求項16】
前記ソフトウェア製品がアプリケーションである、請求項9に記載のサーバ。
【請求項17】
計算装置上にロードされたソフトウェアを管理するサーバであって、
ユーザおよび前記計算装置を認識する手段と、
ユーザソフトウェアプロファイルのデータベースからユーザによって使用可能にされたソフトウェアのリストにアクセスする手段と、
ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性があるかを判定する手段と、
前記ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性がないと判定されるときに前記ソフトウェア製品を自動的に使用不能にする手段と
を備える、サーバ。
【請求項18】
前記ソフトウェア製品を自動的に使用不能にする手段が、
前記ソフトウェア製品に関連付けられたデータ記録内に自動使用不能化状況指示を保存する手段と、
前記計算装置に送信される前記計算装置内にロードされるまたはそこから実行されることになるソフトウェアのリストから前記ソフトウェア製品を除外する手段と
を備える、請求項17に記載のサーバ。
【請求項19】
前記ソフトウェア製品が前に自動的に使用不能にされたかを判定する手段と、
前記ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性があり、前に自動的に使用不能にされたと判定されるときに、前記ソフトウェア製品を自動的に再び使用可能にする手段と
をさらに備える、請求項17に記載のサーバ。
【請求項20】
前記ソフトウェア製品を自動的に再び使用可能にする手段が、
前記ソフトウェア製品に関連付けられたデータ記録内で自動使用不能化状況指示を変更する手段と、
前記計算装置に送信される前記計算装置内にロードされるまたはそこから実行されることになるソフトウェアのリスト内に前記ソフトウェア製品を含める手段と
を備える、請求項19に記載のサーバ。
【請求項21】
前記ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性をもつようになるときに認識する手段と、
前記計算装置に送信される前記計算装置内にロードされるまたはそこから実行されることになるソフトウェアの前記リストを受信するために、通信セッションを確立するように前記計算装置に促す手段と
をさらに備える、請求項20に記載のサーバ。
【請求項22】
前記ソフトウェア製品が自動的に再び使用可能にされるときに、前記計算装置のユーザに通知する手段
をさらに備える、請求項20に記載のサーバ。
【請求項23】
前記ソフトウェア製品が、前記モバイル装置内か前記アプリケーションサーバ内かのいずれかに存在しうるクライアントアプリケーション内で動作するように構成されたウィジェットである、請求項17に記載のサーバ。
【請求項24】
前記ソフトウェア製品がアプリケーションである、請求項17に記載のサーバ。
【請求項25】
ユーザおよび前記計算装置を認識するための少なくとも1つの命令と、
ユーザソフトウェアプロファイルのデータベースからユーザによって使用可能にされたソフトウェアのリストにアクセスするための少なくとも1つの命令と、
ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性があるかを判定するための少なくとも1つの命令と、
前記ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性がないと判定されるときに前記ソフトウェア製品を自動的に使用不能にするための少なくとも1つの命令と
を備える、コンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
【請求項26】
前記ソフトウェア製品を自動的に使用不能にするための前記少なくとも1つの命令が、
前記ソフトウェア製品に関連付けられたデータ記録内に自動使用不能化状況指示を保存するための少なくとも1つの命令と、
前記計算装置に送信される前記計算装置内にロードされるまたはそこから実行されることになるソフトウェアのリストから前記ソフトウェア製品を除外するための少なくとも1つの命令と
を備える、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項27】
前記コンピュータ可読媒体がさらに、
前記ソフトウェア製品が前に自動的に使用不能にされたかを判定するための少なくとも1つの命令と、
前記ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性があり、前に自動的に使用不能にされていると判定されたときに、前記ソフトウェア製品を自動的に再び使用可能にするための少なくとも1つの命令と
をさらに備える、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項28】
前記ソフトウェア製品を自動的に再び使用可能にするための前記少なくとも1つの命令が、
前記ソフトウェア製品に関連付けられたデータ記録内で自動使用不能化状況指示を変更するための少なくとも1つの命令と、
前記計算装置に送信される前記計算装置内にロードされるまたはそこから実行されることになるソフトウェアのリスト内に前記ソフトウェア製品を含めるための少なくとも1つの命令と
を備える、請求項27に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項29】
前記コンピュータ可読媒体がさらに、
前記ソフトウェア製品が前記計算装置と互換性をもつようになるときに認識するための少なくとも1つの命令と、
前記計算装置に送信される前記計算装置内にロードされるまたはそこから実行されることになるソフトウェアの前記リストを受信するために、通信セッションを確立するように前記計算装置に促すための少なくとも1つの命令と
を備える、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項30】
前記コンピュータ可読媒体がさらに、
前記ソフトウェア製品が自動的に再び使用可能にされるときに前記計算装置のユーザに通知するための少なくとも1つの命令
を備える、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項31】
前記ソフトウェア製品が、前記モバイル装置内か前記アプリケーションサーバ内のいずれかに存在しうるクライアントアプリケーション内で動作するように構成されたウィジェットである、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項32】
前記ソフトウェア製品がアプリケーションである、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項33】
計算装置へのソフトウェアを維持する方法であって、
サーバから前記計算装置と互換性がある1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットのリストを受信するステップと、
1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの前記受信されたリストを前記計算装置に現在インストールされている1つまたは複数のアプリケーションまたはウィジェットと自動的に比較するステップと、
1つまたは複数のリストに記載されているがロードされていないアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットをダウンロードする、あるいはユーザのロッカもしくはプロファイル内で使用可能にする要求を前記サーバに自動的に送信するステップと、
1つまたは複数の要求されたアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットを受信するステップと、
1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの前記受信されたリストに含まれていない現在インストールされているアプリケーションまたはウィジェットを自動的に削除するステップと
を備える、方法。
【請求項34】
前記計算装置と前記サーバの間の通信が無線通信リンクを介して達成される、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、
前記プロセッサに結合され、遠隔サーバとの通信リンクを確立するように構成された送受信機と
を備え、前記プロセッサが、
前記遠隔サーバから前記計算装置と互換性のある1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットのリストを受信するステップと、
1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの前記受信されたリストを前記メモリに保存された1つまたは複数のアプリケーションまたはウィジェットと比較するステップと、
前記受信されたリストに含まれるがメモリに保存されていない1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットをダウンロードする、あるいはユーザのロッカまたはプロファイル内で使用可能にする要求を前記サーバに送信するステップと、
前記1つまたは複数の要求されたアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットを受信するステップと、
1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの前記受信されたリストに含まれない1つまたは複数のアプリケーションまたはウィジェットを前記メモリから削除するステップと
を備えるプロセスを実行するようにプロセッサ実行可能命令で構成される、計算装置。
【請求項36】
サーバから前記計算装置と互換性がある1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットのリストを受信する手段と、
1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの前記受信されたリストを前記計算装置に現在インストールされている、またはそこから実行させるために使用可能な1つまたは複数のアプリケーションまたはウィジェットと比較する手段と、
1つまたは複数のリストに記載されているがロードされていないアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットをダウンロードする、あるいはユーザのロッカまたはプロファイル内で使用可能にする要求を前記サーバに送信する手段と、
前記1つまたは複数の要求されたアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットを受信する手段と、
前記1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの前記受信されたリストに含まれない1つまたは複数の現在インストールされているアプリケーションまたはウィジェットを削除する手段と
を備える、計算装置。
【請求項37】
サーバから前記計算装置と互換性がある1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットのリストを受信するための少なくとも1つの命令と、
1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの前記受信されたリストを前記計算装置に現在インストールされている1つまたは複数のアプリケーションまたはウィジェットと比較するための少なくとも1つの命令と、
1つまたは複数のリストに記載されているがロードされていないアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットをダウンロードする、あるいはユーザのロッカまたはプロファイル内で使用可能にする要求を前記サーバに送信するための少なくとも1つの命令と、
前記1つまたは複数の要求されたアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットを受信するための少なくとも1つの命令と、
1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの前記受信されたリストに含まれていない1つまたは複数の現在インストールされているアプリケーションまたはウィジェットを削除するための少なくとも1つの命令と
を備える、コンピュータ可読の記憶媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
【請求項38】
前記コンピュータ可読の記憶媒体がさらに、前記サーバへの無線通信リンクを確立するための少なくとも1つの命令を備え、
前記サーバから前記計算装置と互換性がある1つまたは複数のアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットの前記リストを受信するための前記少なくとも1つの命令が、前記確立された無線通信リンクを介して前記リストを受信するための少なくとも1つの命令を備え、
前記1つまたは複数のリストに記載されているがロードされていないアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットをダウンロードする、あるいは前記ユーザのロッカまたはプロファイル内で使用可能にする前記要求を前記サーバに送信するための少なくとも1つの命令が、前記確立された無線通信リンクを介して前記要求を送信するための少なくとも1つの命令を備え、
前記1つまたは複数の要求されたアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットを受信するための前記少なくとも1つの命令が、前記確立された無線通信リンクを介して前記要求されたアクティブな互換性のあるアプリケーションまたはウィジェットを受信するための少なくとも1つの命令を備える、
請求項37に記載のコンピュータプログラム製品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2012−524342(P2012−524342A)
【公表日】平成24年10月11日(2012.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−506164(P2012−506164)
【出願日】平成22年4月14日(2010.4.14)
【国際出願番号】PCT/US2010/031057
【国際公開番号】WO2010/120899
【国際公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【出願人】(507364838)クアルコム,インコーポレイテッド (446)
【Fターム(参考)】