人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車
【課題】 人力で発電機を駆動し、発電機で発電される電気エネルギーによりモータを駆動し、車輪を駆動可能な非同期有線伝送電気足踏み車を提供する。
【解決手段】 人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車は、一つ以上の車輪を有する乗り物であって、人力により駆動される車両用発電機を持ち、発電機は人力で駆動され、発電機の発電気エネルギーにより直接に非同期的にモータを駆動しつつモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御するか、あるいは、電気制御装置を通して非同期にモータを駆動しつつモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御する。このような非同期有線伝送電気足踏み車は、一輪車、二つ以上の車輪を有する自転車、足踏み電動自転車、足踏み電動乗り物、運動用固定式自転車等に応用される。
【解決手段】 人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車は、一つ以上の車輪を有する乗り物であって、人力により駆動される車両用発電機を持ち、発電機は人力で駆動され、発電機の発電気エネルギーにより直接に非同期的にモータを駆動しつつモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御するか、あるいは、電気制御装置を通して非同期にモータを駆動しつつモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御する。このような非同期有線伝送電気足踏み車は、一輪車、二つ以上の車輪を有する自転車、足踏み電動自転車、足踏み電動乗り物、運動用固定式自転車等に応用される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、一つ以上の車輪を有する乗り物は、人力駆動または電気モータ駆動のもの以外に、人力により駆動し電気モータを補助動力とするものがある。電気モータの電気エネルギー源は、ブレーキ制動力を利用する再生発電により充電される蓄放電装置、外部電源、又は、電気エネルギー貯蔵装置である。
特許文献1には、ペダルに加わる踏力に応じた補助動力を発生する電導直流モータおよび電導直流モータの電源となるバッテリを搭載した電動自転車が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−006878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、人力で発電機を駆動し、発電機で発電される電気エネルギーによりモータを駆動し、車輪を駆動可能な非同期有線伝送電気足踏み車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、一つ以上の車輪を有し、人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車であって、人力により駆動される車両用発電機を持ち、発電機は人力で駆動され、発電機の発電気エネルギーにより直接に非同期的にモータを駆動しつつモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御するか、あるいは、電気制御装置を通して非同期にモータを駆動しつつモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御する。このような非同期有線伝送電気足踏み車は、一輪車、二つ以上の車輪を有する自転車、足踏み電動自転車、足踏み電動乗り物、運動用固定式自転車等に応用される。
【0006】
本発明の非同期有線伝送電気足踏み車は、人力により発電機を動かし、身体のエネルギーを運動エネルギーに転換させ、発電機で発電される電気エネルギーを通して、モータを非同期的に駆動することにより、電気エネルギーを回転運動エネルギーに転換し、例えば車輪等の負荷を駆動する。本発明の特徴は、人力により発電機を駆動し、発電される電気エネルギーによりモータを駆動することである。
【0007】
本発明の非同期有線伝送電気足踏み車は、一つ以上の車輪と駆動モータを持つ乗り物である。本発明の非同期有線伝送電気足踏み車は、人力により車両用発電機を駆動することにより人力で発電機を駆動するか、発電機の電気エネルギーでモータを直接非同期駆動することによりモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御し、又は、電気制御装置を経てモータを非同期駆動することにより、モータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御する。主な構成は以下を含む。
【0008】
人力駆動入力装置(101):人体により駆動され、回転運動エネルギーを形成することにより、直接発電機(102)を駆動し、または伝動変速を経て、発電機(102)を駆動する。
発電機(102):発電機(102)は、交流または直流発電機により構成されることを含み、直接またはフロント変速装置(103)を経て、人力駆動入力装置(101)の回転運動エネルギーにより駆動され、生成された電気エネルギーを出力する。
モータ(104):モータ(104)は、交流または直流モータにより構成されることを含み、発電機(102)の電気エネルギーを非同期的に駆動し、生成された回転機械エネルギーを出力することにより、車輪(105)を直接駆動し、または伝動変速を経て車輪(105)を駆動する。
【0009】
上述の発電機(102)の入力回転速度とモータ(104)の非同期出力の回転速度との関係は、直接両者の電圧および電流と回転速度とがトルク特性を通してマッチすることを含み、または発電機(102)の電気エネルギーの出力端とモータ(104)の電気エネルギーの入力端との間に、電気制御装置を設置することにより、発電機が発電する電気エネルギーを制御し、及び/またはモータ(104)の入力電気エネルギーを制御することにより、モータ(104)の回転速度を制御する。
【0010】
請求項2に記載の発明の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車では、発電機(102)がモータ(104)に出力する電気エネルギーに対する制御機能は以下を含む。
(1) 発電機(102)により発電される電気エネルギーでモータ(104)を駆動し、またモータ(104)制動時、発電される電気エネルギーを再生させ、一方向導電回路装置、例えばダイオードまたはサイリスタの制限を通して、またはスイッチの操作を通して、発電機へのフィードバックができない。及び/または
(2) 発電機(102)により発電される電気エネルギーでモータ(104)を駆動し、及びモータ(104)制動時、電気エネルギーを再生させ、逆方向に発電機(102)を駆動することにより、発電機をモータ機能として駆動させる。
【0011】
請求項3に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車では、発電機(102)がモータ(104)に出力する電気エネルギーに関する構成及び稼動特性は、(1)〜(8)の少なくとも1つを含む。
(1) 直流発電機の電気エネルギーにより直接直流モータを非同期的に駆動する。
(2) 直流発電機の電気エネルギーによりインバータを経て、交流モータを非同期的に駆動する。
(3) 交流発電機の電気エネルギーにより直接交流モータを非同期的に駆動する。
(4) 交流発電機の電気エネルギーによりインバータを経て、直流モータを非同期的に駆動する。
(5) 発電機の回転方向とモータの回転方向は同じである。
(6) 発電機の回転方向とモータの回転方向は異なる。
(7) モータの回転方向は固定であり、発電機の回転方向とは無関係である。
(8) モータの回転方向は電気制御装置に制御され、発電機の回転方向とは無関係である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車の主なブロック模式図である。
【図2】図1の構成に電気制御装置(107)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図3】図1の構成に電気制御装置(107)及び蓄放電装置(108)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図4】図1の構成にフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図5】図2の構成にフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図6】図3の構成にフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図7】図1の構成にリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図8】図2の構成にリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図9】図3の構成にリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図10】図1の構成にフロント変速装置(103)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図11】図2の構成にフロント変速装置(103)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図12】図3の構成にフロント変速装置(103)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図13】図1の構成に伝動装置(109)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図14】図2の構成に伝動装置(109)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図15】図3の構成に伝動装置(109)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図16】図1の構成に伝動装置(109)及びフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図17】図2の構成に伝動装置(109)及びフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図18】図3の構成に伝動装置(109)及びフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図19】図1の構成に伝動装置(109)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図20】図2の構成に伝動装置(109)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図21】図3の構成に伝動装置(109)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図22】図1の構成に伝動装置(109)とフロント変速装置(103)とリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図23】図2の構成に伝動装置(109)とフロント変速装置(103)とリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図24】図3の構成に伝動装置(109)とフロント変速装置(103)とリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図25】図13の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図26】図14の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図27】図15の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図28】図16の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図29】図17の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図30】図18の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図31】図19の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図32】図20の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図33】図21の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図34】図22の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図35】図23の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図36】図24の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1に本発明の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車の主なブロック模式図を示す。図1の非同期有線伝送電気足踏み車の主な構成は以下を含む。
人力駆動入力装置(101):人体により駆動されることで生じる回転運動エネルギーで直接発電機(102)を駆動し、または伝動変速を経て発電機(102)を駆動する。
発電機(102):発電機(102)は、交流または直流発電機により構成されることを含み、人力駆動入力装置(101)の回転運動エネルギーにより駆動され、発生する電気エネルギーを出力する。
モータ(104):モータ(104)は、交流または直流モータにより構成されることを含み、発電機(102)の電気エネルギーを非同期的に駆動し、生成された回転機械エネルギーを出力することにより、直接車輪(105)を駆動し、または伝動変速を経て、車輪(105)を駆動する。
【0014】
上述の発電機(102)の入力回転速度とモータ(104)の非同期出力の回転速度との関係は、直接両者の電圧および電流と回転速度とがトルク特性を通してマッチすることを含み、または発電機(102)の電気エネルギーの出力端とモータ(104)の電気エネルギーの入力端との間に、電気制御装置を設置することにより、発電機からの電気エネルギーを制御し、及び/またはモータ(104)に入力される電気エネルギーを制御することにより、モータの回転速度を制御する。
【0015】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めると、人力駆動入力装置(101)とモータ(104)との間に電気制御装置(107)を設置する。
【0016】
図2は、図1に電気制御装置(107)を設ける実施例のブロック模式図である。その中の電気制御装置(107)は、電気機械部品、固相電子部品及びマイクロプロセッサのうち少なくとも一つと関連ソフトウェアにより構成されることにより、発電機(102)からモータ(104)へ伝送する電圧と電流を制御し、及び/またはモータ(104)へ入力する電圧と電流を制御することにより、モータ(104)の回転速度、トルクと回転方向を制御する。
【0017】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めると、発電機(102)とモータ(104)との間に電気制御装置(107)及び蓄放電装置(108)を設置する。
【0018】
図3は、図1に電気制御装置(107)及び蓄放電装置(108)を設ける実施例のブロック模式図である。その中の蓄放電装置(108)は、充放電可能な電池またはキャパシタ及びスーパーキャパシタのうち少なくとも一つにより構成される。蓄放電装置(108)に出力できるインタフェース、例えばプラグまたはソケット及びコネクタのうち少なくとも一つを設置することにより、外部電流の蓄放電装置(108)に対して充電し、または蓄放電装置(108)により外部に対して電気を供給する。
【0019】
電気制御装置(107)は電気機械部品、固相電子部品及びマイクロプロセッサのうち少なくとも一つと関連ソフトウェアにより構成され、発電機(102)とモータ(104)と蓄放電装置(108)と間の電気エネルギーを制御し、(1)〜(7)の少なくとも1つを含む。
(1) 発電機(102)からモータ(104)へ伝送される電圧と電流を制御し、及び/またはモータ(104)へ入力される電圧と電流を制御することにより、モータ(104)の回転速度、トルクと回転方向を制御する。
(2) 蓄放電装置(108)からモータ(104)へ伝送される電圧、電流、モータ(104)の回転速度、トルク、および回転方向を制御する。
(3) 発電機(102)及び蓄放電装置(108)が共同してモータ(104)を駆動する電圧、電流、回転速度、トルクと回転方向を制御する。
(4) 発電機とモータとの間の回転方向関係を制御する。
(5) 発電機(102)からモータ(104)を駆動する電圧、電流、回転速度、トルク、および回転方向を制御し、及び同時に蓄放電装置(108)の充電時期、充電電圧、充電電流、および充電停止時期を制御する。
(6) 発電機(102)から蓄放電装置(108)の充電電圧、電流、充電開始時期と充電停止時期を制御する。
(7) モータ(104)は再生可能エネルギーによる発電で蓄放電装置(108)の開始充電時期、充電電圧、充電電流と充電停止時期を制御する。
【0020】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置する。その中のフロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0021】
図4は、図1の構成にフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
図5は、図2の構成にフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
図6は、図3の構成にフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0022】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めてモータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置する。リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0023】
図7は、図1の構成にリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図8は、図2の構成にリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図9は、図3の構成にリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0024】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置し、及びモータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置する。フロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーンまたはプーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0025】
リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーンまたはプーリーとベルト、及びレバーにのうち少なくとも一つより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0026】
図10は、図1の構成にフロント変速装置(103)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図11は、図2の構成にフロント変速装置(103)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図12は、図3の構成にフロント変速装置(103)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0027】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置する。伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0028】
図13は、図1の構成に伝動装置(109)を設ける実施例のブロック模式図である。
図14は、図2の構成に伝動装置(109)を設ける実施例のブロック模式図である。
図15は、図3の構成に伝動装置(109)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0029】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置する。フロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0030】
伝動装置(109)は歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0031】
図16は、図1の構成に伝動装置(109)及びフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
図17は、図2の構成に伝動装置(109)及びフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
図18は、図3の構成に伝動装置(109)及びフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0032】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、モータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置する。その中のリア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0033】
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0034】
図19は、図1の構成に伝動装置(109)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図20は、図2の構成に伝動装置(109)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図21は、図3の構成に伝動装置(109)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0035】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置する。そして人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置し、及びモータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置する。フロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0036】
リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0037】
図22は、図1の構成に伝動装置(109)とフロント変速装置(103)とリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図23は、図2の構成に伝動装置(109)とフロント変速装置(103)とリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図24は、図3の構成に伝動装置(109)とフロント変速装置(103)とリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0038】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置する。伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0039】
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放する。
【0040】
図25は、図13の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図26は、図14の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図27は、図15の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【0041】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置する。その中のフロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0042】
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0043】
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放する。
【0044】
図28は、図16の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図29は、図17の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図30は、図18の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【0045】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めてモータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置する。その中のリア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0046】
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0047】
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放する。
【0048】
図31は、図19の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図32は、図20の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図33は、図21の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【0049】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置し、またモータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置し、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置する。その中のフロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0050】
リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0051】
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0052】
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放する。
【0053】
図34は、図22の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図35は、図23の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図36は、図24の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【0054】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車は、人力により駆動される車両用発電機を持ち、発電機は人力で駆動され、発電機の発電気エネルギーにより直接非同期的にモータを駆動しつつモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御するか、あるいは、電気制御装置を通して非同期にモータを駆動しつつモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御する。このような非同期有線伝送電気足踏み車は、一輪車、二つ以上の車輪を有する自転車、足踏み電動自転車、足踏み電動乗り物、運動用固定式自転車等に応用することができる。
【符号の説明】
【0055】
101:人力駆動入力装置
102:発電機
103:フロント変速装置
104:モータ
105:車輪
106:リア伝動装置
107:電気制御装置
108:蓄放電装置
109:伝動装置
110:制御可能なクラッチ装置
【技術分野】
【0001】
本発明は、人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、一つ以上の車輪を有する乗り物は、人力駆動または電気モータ駆動のもの以外に、人力により駆動し電気モータを補助動力とするものがある。電気モータの電気エネルギー源は、ブレーキ制動力を利用する再生発電により充電される蓄放電装置、外部電源、又は、電気エネルギー貯蔵装置である。
特許文献1には、ペダルに加わる踏力に応じた補助動力を発生する電導直流モータおよび電導直流モータの電源となるバッテリを搭載した電動自転車が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−006878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、人力で発電機を駆動し、発電機で発電される電気エネルギーによりモータを駆動し、車輪を駆動可能な非同期有線伝送電気足踏み車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、一つ以上の車輪を有し、人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車であって、人力により駆動される車両用発電機を持ち、発電機は人力で駆動され、発電機の発電気エネルギーにより直接に非同期的にモータを駆動しつつモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御するか、あるいは、電気制御装置を通して非同期にモータを駆動しつつモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御する。このような非同期有線伝送電気足踏み車は、一輪車、二つ以上の車輪を有する自転車、足踏み電動自転車、足踏み電動乗り物、運動用固定式自転車等に応用される。
【0006】
本発明の非同期有線伝送電気足踏み車は、人力により発電機を動かし、身体のエネルギーを運動エネルギーに転換させ、発電機で発電される電気エネルギーを通して、モータを非同期的に駆動することにより、電気エネルギーを回転運動エネルギーに転換し、例えば車輪等の負荷を駆動する。本発明の特徴は、人力により発電機を駆動し、発電される電気エネルギーによりモータを駆動することである。
【0007】
本発明の非同期有線伝送電気足踏み車は、一つ以上の車輪と駆動モータを持つ乗り物である。本発明の非同期有線伝送電気足踏み車は、人力により車両用発電機を駆動することにより人力で発電機を駆動するか、発電機の電気エネルギーでモータを直接非同期駆動することによりモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御し、又は、電気制御装置を経てモータを非同期駆動することにより、モータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御する。主な構成は以下を含む。
【0008】
人力駆動入力装置(101):人体により駆動され、回転運動エネルギーを形成することにより、直接発電機(102)を駆動し、または伝動変速を経て、発電機(102)を駆動する。
発電機(102):発電機(102)は、交流または直流発電機により構成されることを含み、直接またはフロント変速装置(103)を経て、人力駆動入力装置(101)の回転運動エネルギーにより駆動され、生成された電気エネルギーを出力する。
モータ(104):モータ(104)は、交流または直流モータにより構成されることを含み、発電機(102)の電気エネルギーを非同期的に駆動し、生成された回転機械エネルギーを出力することにより、車輪(105)を直接駆動し、または伝動変速を経て車輪(105)を駆動する。
【0009】
上述の発電機(102)の入力回転速度とモータ(104)の非同期出力の回転速度との関係は、直接両者の電圧および電流と回転速度とがトルク特性を通してマッチすることを含み、または発電機(102)の電気エネルギーの出力端とモータ(104)の電気エネルギーの入力端との間に、電気制御装置を設置することにより、発電機が発電する電気エネルギーを制御し、及び/またはモータ(104)の入力電気エネルギーを制御することにより、モータ(104)の回転速度を制御する。
【0010】
請求項2に記載の発明の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車では、発電機(102)がモータ(104)に出力する電気エネルギーに対する制御機能は以下を含む。
(1) 発電機(102)により発電される電気エネルギーでモータ(104)を駆動し、またモータ(104)制動時、発電される電気エネルギーを再生させ、一方向導電回路装置、例えばダイオードまたはサイリスタの制限を通して、またはスイッチの操作を通して、発電機へのフィードバックができない。及び/または
(2) 発電機(102)により発電される電気エネルギーでモータ(104)を駆動し、及びモータ(104)制動時、電気エネルギーを再生させ、逆方向に発電機(102)を駆動することにより、発電機をモータ機能として駆動させる。
【0011】
請求項3に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車では、発電機(102)がモータ(104)に出力する電気エネルギーに関する構成及び稼動特性は、(1)〜(8)の少なくとも1つを含む。
(1) 直流発電機の電気エネルギーにより直接直流モータを非同期的に駆動する。
(2) 直流発電機の電気エネルギーによりインバータを経て、交流モータを非同期的に駆動する。
(3) 交流発電機の電気エネルギーにより直接交流モータを非同期的に駆動する。
(4) 交流発電機の電気エネルギーによりインバータを経て、直流モータを非同期的に駆動する。
(5) 発電機の回転方向とモータの回転方向は同じである。
(6) 発電機の回転方向とモータの回転方向は異なる。
(7) モータの回転方向は固定であり、発電機の回転方向とは無関係である。
(8) モータの回転方向は電気制御装置に制御され、発電機の回転方向とは無関係である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車の主なブロック模式図である。
【図2】図1の構成に電気制御装置(107)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図3】図1の構成に電気制御装置(107)及び蓄放電装置(108)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図4】図1の構成にフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図5】図2の構成にフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図6】図3の構成にフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図7】図1の構成にリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図8】図2の構成にリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図9】図3の構成にリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図10】図1の構成にフロント変速装置(103)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図11】図2の構成にフロント変速装置(103)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図12】図3の構成にフロント変速装置(103)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図13】図1の構成に伝動装置(109)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図14】図2の構成に伝動装置(109)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図15】図3の構成に伝動装置(109)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図16】図1の構成に伝動装置(109)及びフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図17】図2の構成に伝動装置(109)及びフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図18】図3の構成に伝動装置(109)及びフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図19】図1の構成に伝動装置(109)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図20】図2の構成に伝動装置(109)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図21】図3の構成に伝動装置(109)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図22】図1の構成に伝動装置(109)とフロント変速装置(103)とリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図23】図2の構成に伝動装置(109)とフロント変速装置(103)とリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図24】図3の構成に伝動装置(109)とフロント変速装置(103)とリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【図25】図13の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図26】図14の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図27】図15の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図28】図16の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図29】図17の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図30】図18の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図31】図19の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図32】図20の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図33】図21の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図34】図22の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図35】図23の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【図36】図24の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1に本発明の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車の主なブロック模式図を示す。図1の非同期有線伝送電気足踏み車の主な構成は以下を含む。
人力駆動入力装置(101):人体により駆動されることで生じる回転運動エネルギーで直接発電機(102)を駆動し、または伝動変速を経て発電機(102)を駆動する。
発電機(102):発電機(102)は、交流または直流発電機により構成されることを含み、人力駆動入力装置(101)の回転運動エネルギーにより駆動され、発生する電気エネルギーを出力する。
モータ(104):モータ(104)は、交流または直流モータにより構成されることを含み、発電機(102)の電気エネルギーを非同期的に駆動し、生成された回転機械エネルギーを出力することにより、直接車輪(105)を駆動し、または伝動変速を経て、車輪(105)を駆動する。
【0014】
上述の発電機(102)の入力回転速度とモータ(104)の非同期出力の回転速度との関係は、直接両者の電圧および電流と回転速度とがトルク特性を通してマッチすることを含み、または発電機(102)の電気エネルギーの出力端とモータ(104)の電気エネルギーの入力端との間に、電気制御装置を設置することにより、発電機からの電気エネルギーを制御し、及び/またはモータ(104)に入力される電気エネルギーを制御することにより、モータの回転速度を制御する。
【0015】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めると、人力駆動入力装置(101)とモータ(104)との間に電気制御装置(107)を設置する。
【0016】
図2は、図1に電気制御装置(107)を設ける実施例のブロック模式図である。その中の電気制御装置(107)は、電気機械部品、固相電子部品及びマイクロプロセッサのうち少なくとも一つと関連ソフトウェアにより構成されることにより、発電機(102)からモータ(104)へ伝送する電圧と電流を制御し、及び/またはモータ(104)へ入力する電圧と電流を制御することにより、モータ(104)の回転速度、トルクと回転方向を制御する。
【0017】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めると、発電機(102)とモータ(104)との間に電気制御装置(107)及び蓄放電装置(108)を設置する。
【0018】
図3は、図1に電気制御装置(107)及び蓄放電装置(108)を設ける実施例のブロック模式図である。その中の蓄放電装置(108)は、充放電可能な電池またはキャパシタ及びスーパーキャパシタのうち少なくとも一つにより構成される。蓄放電装置(108)に出力できるインタフェース、例えばプラグまたはソケット及びコネクタのうち少なくとも一つを設置することにより、外部電流の蓄放電装置(108)に対して充電し、または蓄放電装置(108)により外部に対して電気を供給する。
【0019】
電気制御装置(107)は電気機械部品、固相電子部品及びマイクロプロセッサのうち少なくとも一つと関連ソフトウェアにより構成され、発電機(102)とモータ(104)と蓄放電装置(108)と間の電気エネルギーを制御し、(1)〜(7)の少なくとも1つを含む。
(1) 発電機(102)からモータ(104)へ伝送される電圧と電流を制御し、及び/またはモータ(104)へ入力される電圧と電流を制御することにより、モータ(104)の回転速度、トルクと回転方向を制御する。
(2) 蓄放電装置(108)からモータ(104)へ伝送される電圧、電流、モータ(104)の回転速度、トルク、および回転方向を制御する。
(3) 発電機(102)及び蓄放電装置(108)が共同してモータ(104)を駆動する電圧、電流、回転速度、トルクと回転方向を制御する。
(4) 発電機とモータとの間の回転方向関係を制御する。
(5) 発電機(102)からモータ(104)を駆動する電圧、電流、回転速度、トルク、および回転方向を制御し、及び同時に蓄放電装置(108)の充電時期、充電電圧、充電電流、および充電停止時期を制御する。
(6) 発電機(102)から蓄放電装置(108)の充電電圧、電流、充電開始時期と充電停止時期を制御する。
(7) モータ(104)は再生可能エネルギーによる発電で蓄放電装置(108)の開始充電時期、充電電圧、充電電流と充電停止時期を制御する。
【0020】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置する。その中のフロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0021】
図4は、図1の構成にフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
図5は、図2の構成にフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
図6は、図3の構成にフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0022】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めてモータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置する。リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0023】
図7は、図1の構成にリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図8は、図2の構成にリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図9は、図3の構成にリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0024】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置し、及びモータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置する。フロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーンまたはプーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0025】
リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーンまたはプーリーとベルト、及びレバーにのうち少なくとも一つより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0026】
図10は、図1の構成にフロント変速装置(103)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図11は、図2の構成にフロント変速装置(103)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図12は、図3の構成にフロント変速装置(103)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0027】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置する。伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0028】
図13は、図1の構成に伝動装置(109)を設ける実施例のブロック模式図である。
図14は、図2の構成に伝動装置(109)を設ける実施例のブロック模式図である。
図15は、図3の構成に伝動装置(109)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0029】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置する。フロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0030】
伝動装置(109)は歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0031】
図16は、図1の構成に伝動装置(109)及びフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
図17は、図2の構成に伝動装置(109)及びフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
図18は、図3の構成に伝動装置(109)及びフロント変速装置(103)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0032】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、モータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置する。その中のリア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0033】
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0034】
図19は、図1の構成に伝動装置(109)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図20は、図2の構成に伝動装置(109)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図21は、図3の構成に伝動装置(109)及びリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0035】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置する。そして人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置し、及びモータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置する。フロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0036】
リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0037】
図22は、図1の構成に伝動装置(109)とフロント変速装置(103)とリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図23は、図2の構成に伝動装置(109)とフロント変速装置(103)とリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
図24は、図3の構成に伝動装置(109)とフロント変速装置(103)とリア伝動装置(106)を設ける実施例のブロック模式図である。
【0038】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置する。伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0039】
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放する。
【0040】
図25は、図13の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図26は、図14の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図27は、図15の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【0041】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置する。その中のフロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0042】
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0043】
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放する。
【0044】
図28は、図16の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図29は、図17の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図30は、図18の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【0045】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めてモータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置する。その中のリア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0046】
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0047】
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放する。
【0048】
図31は、図19の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図32は、図20の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図33は、図21の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【0049】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車を更に一歩を進めて人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置し、またモータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置し、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置する。その中のフロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0050】
リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置である。
【0051】
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に設置する。
【0052】
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放する。
【0053】
図34は、図22の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図35は、図23の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
図36は、図24の構成に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、人力駆動入力装置(101)を制御することにより、伝動装置(109)に対してカップリングまたは離脱する実施例のブロック模式図である。
【0054】
上記実施形態の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車は、人力により駆動される車両用発電機を持ち、発電機は人力で駆動され、発電機の発電気エネルギーにより直接非同期的にモータを駆動しつつモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御するか、あるいは、電気制御装置を通して非同期にモータを駆動しつつモータの回転速度、回転方向、トルク、電圧および電流を制御する。このような非同期有線伝送電気足踏み車は、一輪車、二つ以上の車輪を有する自転車、足踏み電動自転車、足踏み電動乗り物、運動用固定式自転車等に応用することができる。
【符号の説明】
【0055】
101:人力駆動入力装置
102:発電機
103:フロント変速装置
104:モータ
105:車輪
106:リア伝動装置
107:電気制御装置
108:蓄放電装置
109:伝動装置
110:制御可能なクラッチ装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】
人力により発電機が駆動され、一つ以上の車輪を有する乗り物を駆動するようにモータを駆動するために発電機で発電される電気エネルギーが使われることを特徴とする人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車であって、
人力駆動入力装置(101)は、人力により駆動され、回転運動エネルギーを生成することにより、直接に発電機(102)を駆動し、または伝動変速を経て発電機(102)を駆動し、
発電機(102)は、交流または直流発電機から構成され、直接またはフロント変速装置(103)を経て人力駆動入力装置(101)の回転運動エネルギーにより駆動され、生成された電気エネルギーを出力し、
モータ(104)は、交流または直流モータから構成され、発電機(102)の電気エネルギーにより非同期的に駆動され、生成された回転機械エネルギーを出力することにより直接に車輪(105)を駆動し、または伝動変速を経て車輪(105)を駆動し、
上述の発電機(102)の入力回転速度とモータ(104)の非同期出力の回転速度との関係は、直接両者の電圧および電流と回転速度とがトルク特性を通してマッチすることを含み、または発電機(102)の電気エネルギーの出力端とモータ(104)の電気エネルギーの入力端との間に設置された電気制御装置を通して発電機(102)の発電電気エネルギー及び/またはモータ(104)の入力電気エネルギーを制御することによりモータ(104)の回転速度を制御することを特徴とする人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項2】
発電機(102)がモータ(104)に出力する電気エネルギーに対する制御機能は、
(1)発電機(102)により発電される電気エネルギーでモータ(104)を駆動し、またモータ(104)制動時、発電される電気エネルギーを再生させ、一方向導電回路装置、例えばダイオードまたはサイリスタの制限を通して、またはスイッチの操作を通して、発電機へのフィードバックが阻まれる、及び/または、
(2)発電機(102)により発電される電気エネルギーでモータ(104)を駆動し、及びモータ(104)制動時、発電される電気エネルギーを再生させ、逆方向に発電機(102)を駆動することにより、発電機をモータ機能として稼動させることを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項3】
発電機(102)がモータ(104)に出力する電気エネルギーに関する構成及び稼動特性は、
(1)直流発電機の電気エネルギーにより直接に直流モータを非同期的に駆動する、
(2)直流発電機の電気エネルギーによりインバータを経て交流モータを非同期的に駆動する、
(3)交流発電機の電気エネルギーにより直接交流モータを非同期的に駆動する、
(4)交流発電機の電気エネルギーによりインバータを経て直流モータを非同期的に駆動する、
(5)発電機の回転方向とモータの回転方向は同じである、
(6)発電機の回転方向とモータの回転方向は異なる、
(7)モータの回転方向は固定であり、発電機の回転方向とは無関係である、
(8)モータの回転方向は電気制御装置に制御され、発電機の回転方向とは無関係である、
の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項4】
発電機(102)は、交流または直流発電機から構成され、人力駆動入力装置(101)の回転運動エネルギーに駆動され、生成される電気エネルギーを出力し、
モータ(104)は、交流または直流モータから構成され、発電機(102)の電気エネルギーにより非同期的に駆動され、生成された回転機械エネルギーを出力することにより直接車輪(105)を駆動し、または伝動変速を経て車輪(105)を駆動し、
上述の発電機(102)の入力回転速度とモータ(104)の非同期出力の回転速度との関係は、直接両者の電圧および電流と回転速度とがトルク特性を通してマッチすることを含み、または発電機(102)の電気エネルギーの出力端とモータ(104)の電気エネルギーの入力端との間に設置された電気制御装置を通して発電機(102)の発電電気エネルギー及び/またはモータ(104)に入力される電気エネルギーを制御することによりモータの回転速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項5】
人力駆動入力装置(101)とモータ(104)との間に電気制御装置(107)を設置し、
電気制御装置(107)は、電気機械部品、固相電子部品及びマイクロプロセッサのうち少なくとも一つと関連ソフトウェアとにより構成されることにより、発電機(102)からモータ(104)へ伝送する電圧および電流を制御し、及び/またはモータ(104)へ入力する電圧および電流を制御することにより、モータ(104)の回転速度、トルク、および回転方向を制御することを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項6】
発電機(102)とモータ(104)との間に電気制御装置(107)及び蓄放電装置(108)を設置し、
蓄放電装置(108)は、充放電可能な電池、キャパシタ、およびスーパーキャパシタのうち少なくとも一つにより構成され、蓄放電装置(108)に出力できるインタフェースであってプラグ、ソケット及びコネクタのうち少なくとも一つを設置することにより、外部電流の蓄放電装置(108)に対して充電し、または蓄放電装置(108)により外部に対して電気を供給し、
電気制御装置(107)は、電気機械部品、固相電子部品及びマイクロプロセッサのうち少なくとも一つと関連ソフトウェアにより構成され、発電機(102)とモータ(104)と蓄放電装置(108)と間の電気エネルギーを制御し、
(1)発電機(102)からモータ(104)へ伝送する電圧と電流を制御し、及び/またはモータ(104)へ入力する電圧と電流を制御することにより、モータ(104)の回転速度、トルク、および回転方向を制御する、
(2)蓄放電装置(108)からモータ(104)を駆動する電圧、電流、回転速度、トルク、および回転方向を制御する、
(3)発電機(102)及び蓄放電装置(108)が共同してモータ(104)を駆動する電圧、電流、回転速度、トルク、および回転方向を制御する、
(4)発電機とモータとの間の回転方向関係を制御する、
(5)発電機(102)からモータ(104)を駆動する電圧、電流、回転速度、トルク、および回転方向を制御し、及び同時に蓄放電装置(108)の充電時期、充電電圧、充電電流および充電停止時期を制御する、
(6)発電機(102)から蓄放電装置(108)の充電電圧、電流、充電開始時期、および充電停止時期を制御する、
(7)モータ(104)は再生可能エネルギーによる発電で蓄放電装置(108)の開始充電時期、充電電圧、充電電流、および充電停止時期を制御する、
の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項7】
フロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比は固定または可変可能な回転伝動装置であることを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項8】
リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であることを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項9】
人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であることを特徴とする請求項4、5または6に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項10】
人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放することを特徴とする請求項4、5または6に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項11】
人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、
フロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放することを特徴とする請求項4、5または6に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項12】
モータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、
リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放することを特徴とする請求項4、5または6に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項13】
人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置し、モータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置し、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、
フロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放することを特徴とする請求項4、5または6に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項14】
一輪車、2つ以上の車輪を有する自転車、足踏み電動自転車、足踏み電動乗り物、または固定式運動足踏み車に適用されることを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項1】
人力により発電機が駆動され、一つ以上の車輪を有する乗り物を駆動するようにモータを駆動するために発電機で発電される電気エネルギーが使われることを特徴とする人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車であって、
人力駆動入力装置(101)は、人力により駆動され、回転運動エネルギーを生成することにより、直接に発電機(102)を駆動し、または伝動変速を経て発電機(102)を駆動し、
発電機(102)は、交流または直流発電機から構成され、直接またはフロント変速装置(103)を経て人力駆動入力装置(101)の回転運動エネルギーにより駆動され、生成された電気エネルギーを出力し、
モータ(104)は、交流または直流モータから構成され、発電機(102)の電気エネルギーにより非同期的に駆動され、生成された回転機械エネルギーを出力することにより直接に車輪(105)を駆動し、または伝動変速を経て車輪(105)を駆動し、
上述の発電機(102)の入力回転速度とモータ(104)の非同期出力の回転速度との関係は、直接両者の電圧および電流と回転速度とがトルク特性を通してマッチすることを含み、または発電機(102)の電気エネルギーの出力端とモータ(104)の電気エネルギーの入力端との間に設置された電気制御装置を通して発電機(102)の発電電気エネルギー及び/またはモータ(104)の入力電気エネルギーを制御することによりモータ(104)の回転速度を制御することを特徴とする人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項2】
発電機(102)がモータ(104)に出力する電気エネルギーに対する制御機能は、
(1)発電機(102)により発電される電気エネルギーでモータ(104)を駆動し、またモータ(104)制動時、発電される電気エネルギーを再生させ、一方向導電回路装置、例えばダイオードまたはサイリスタの制限を通して、またはスイッチの操作を通して、発電機へのフィードバックが阻まれる、及び/または、
(2)発電機(102)により発電される電気エネルギーでモータ(104)を駆動し、及びモータ(104)制動時、発電される電気エネルギーを再生させ、逆方向に発電機(102)を駆動することにより、発電機をモータ機能として稼動させることを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項3】
発電機(102)がモータ(104)に出力する電気エネルギーに関する構成及び稼動特性は、
(1)直流発電機の電気エネルギーにより直接に直流モータを非同期的に駆動する、
(2)直流発電機の電気エネルギーによりインバータを経て交流モータを非同期的に駆動する、
(3)交流発電機の電気エネルギーにより直接交流モータを非同期的に駆動する、
(4)交流発電機の電気エネルギーによりインバータを経て直流モータを非同期的に駆動する、
(5)発電機の回転方向とモータの回転方向は同じである、
(6)発電機の回転方向とモータの回転方向は異なる、
(7)モータの回転方向は固定であり、発電機の回転方向とは無関係である、
(8)モータの回転方向は電気制御装置に制御され、発電機の回転方向とは無関係である、
の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項4】
発電機(102)は、交流または直流発電機から構成され、人力駆動入力装置(101)の回転運動エネルギーに駆動され、生成される電気エネルギーを出力し、
モータ(104)は、交流または直流モータから構成され、発電機(102)の電気エネルギーにより非同期的に駆動され、生成された回転機械エネルギーを出力することにより直接車輪(105)を駆動し、または伝動変速を経て車輪(105)を駆動し、
上述の発電機(102)の入力回転速度とモータ(104)の非同期出力の回転速度との関係は、直接両者の電圧および電流と回転速度とがトルク特性を通してマッチすることを含み、または発電機(102)の電気エネルギーの出力端とモータ(104)の電気エネルギーの入力端との間に設置された電気制御装置を通して発電機(102)の発電電気エネルギー及び/またはモータ(104)に入力される電気エネルギーを制御することによりモータの回転速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項5】
人力駆動入力装置(101)とモータ(104)との間に電気制御装置(107)を設置し、
電気制御装置(107)は、電気機械部品、固相電子部品及びマイクロプロセッサのうち少なくとも一つと関連ソフトウェアとにより構成されることにより、発電機(102)からモータ(104)へ伝送する電圧および電流を制御し、及び/またはモータ(104)へ入力する電圧および電流を制御することにより、モータ(104)の回転速度、トルク、および回転方向を制御することを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項6】
発電機(102)とモータ(104)との間に電気制御装置(107)及び蓄放電装置(108)を設置し、
蓄放電装置(108)は、充放電可能な電池、キャパシタ、およびスーパーキャパシタのうち少なくとも一つにより構成され、蓄放電装置(108)に出力できるインタフェースであってプラグ、ソケット及びコネクタのうち少なくとも一つを設置することにより、外部電流の蓄放電装置(108)に対して充電し、または蓄放電装置(108)により外部に対して電気を供給し、
電気制御装置(107)は、電気機械部品、固相電子部品及びマイクロプロセッサのうち少なくとも一つと関連ソフトウェアにより構成され、発電機(102)とモータ(104)と蓄放電装置(108)と間の電気エネルギーを制御し、
(1)発電機(102)からモータ(104)へ伝送する電圧と電流を制御し、及び/またはモータ(104)へ入力する電圧と電流を制御することにより、モータ(104)の回転速度、トルク、および回転方向を制御する、
(2)蓄放電装置(108)からモータ(104)を駆動する電圧、電流、回転速度、トルク、および回転方向を制御する、
(3)発電機(102)及び蓄放電装置(108)が共同してモータ(104)を駆動する電圧、電流、回転速度、トルク、および回転方向を制御する、
(4)発電機とモータとの間の回転方向関係を制御する、
(5)発電機(102)からモータ(104)を駆動する電圧、電流、回転速度、トルク、および回転方向を制御し、及び同時に蓄放電装置(108)の充電時期、充電電圧、充電電流および充電停止時期を制御する、
(6)発電機(102)から蓄放電装置(108)の充電電圧、電流、充電開始時期、および充電停止時期を制御する、
(7)モータ(104)は再生可能エネルギーによる発電で蓄放電装置(108)の開始充電時期、充電電圧、充電電流、および充電停止時期を制御する、
の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項7】
フロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比は固定または可変可能な回転伝動装置であることを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項8】
リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であることを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項9】
人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であることを特徴とする請求項4、5または6に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項10】
人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放することを特徴とする請求項4、5または6に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項11】
人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、
フロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放することを特徴とする請求項4、5または6に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項12】
モータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、
リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放することを特徴とする請求項4、5または6に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項13】
人力駆動入力装置(101)と発電機(102)との間にフロント変速装置(103)を設置し、モータ(104)と車輪(105)との間にリア伝動装置(106)を設置し、人力駆動入力装置(101)と車輪(105)との間に伝動装置(109)を設置し、及び人力駆動入力装置(101)と伝動装置(109)との間に制御可能なクラッチ装置(110)を設置し、
フロント変速装置(103)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
リア伝動装置(106)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
伝動装置(109)は、歯車、スプロケットとチェーン、プーリーとベルト、及びレバーのうち少なくとも一つにより構成され、変速比が固定または可変可能な回転伝動装置であり、
制御可能なクラッチ装置(110)は、人力、機械力、空気力、流体力および電磁力のうち少なくとも一つにより駆動され、機構装置を連結または解放することを特徴とする請求項4、5または6に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【請求項14】
一輪車、2つ以上の車輪を有する自転車、足踏み電動自転車、足踏み電動乗り物、または固定式運動足踏み車に適用されることを特徴とする請求項1に記載の人力発電により駆動する非同期有線伝送電気足踏み車。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
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【図9】
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【図15】
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【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
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【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【公開番号】特開2011−235883(P2011−235883A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−101572(P2011−101572)
【出願日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【出願人】(599075531)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−101572(P2011−101572)
【出願日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【出願人】(599075531)
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