説明

伝送ケーブルおよびケーブルユニット

【課題】 足がひっかかりにくいにもかかわらず、使用場所を選ばない伝送ケーブル2を提供するとともに、この伝送ケーブル2に発光ユニット1を取り付けること。
【解決手段】 伝送ケーブル2は、可撓性を有する伝送線9と、伝送線9が取り付けられている平板状の複数の支持部材10と、各支持部材10の端部を相互に結ぶ対応する伝送線9との長さ以下の鎖18と、鎖18の両端をそれぞれ支持部材10に取り付ける取付部材と、支持部材10の一方に取り付けられている伝送線9の押さえ部材19と、支持部材10の他方に取り付けられている発光ユニット1とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、伝送ケーブルに関し、特に、電源延長コード、LANケーブルなどを含む伝送ケーブルに関する。
また、本発明は、上記伝送ケーブルを備えるケーブルユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電源延長ケーブルは、電源線の一旦に設けられている電源プラグを、商用電源、バッテリ等に接続し、電源等から離れた場所へ電力を供給できるようにしている。また、LANケーブルは、パーソナルコンピュータなどを相互に接続し、パーソナルコンピュータ間でデータの送受信を行えるようにしている。
【0003】
伝送ケーブルは、可撓性を有しているものが大半であり、このことに起因して、使用時に、伝送線の一部が丸まるなどして床などから離れ、中空に位置することもある。そのため、この部分に足が引っかかると、プラグがコンセントなどから抜けるなどの不都合があった。
【0004】
特許文献1には、コード本体を、両面接着テープを用いて、床などに止める延長コードについて記載されている。この延長コードであれば、伝送線の一部が、床などから離れて中空に位置することがないので、上記不都合は回避できる。
【0005】
【特許文献1】特開平11−54226号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載されている延長コードは、一旦、床などに両面接着テープで止めてしまうと、両面接着テープを剥がさない限り、別の場所で使用することができない。したがって、いろいろな場所での使用に不向きである。また、この延長コードは、延長コードを止める場所が少ない屋外などでの使用には不向きである。
【0007】
そこで、本発明は、足がひっかかりにくいにもかかわらず、使用場所を選ばない伝送ケーブルを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の伝送ケーブルは、可撓性を有する伝送線と、前記伝送線が取り付けられている平板状の複数の支持部材とを備えることを特徴とする。
【0009】
本発明によると、各支持部材の自重により床などから離れにくく、更に各支持部材が平板状であるので、使用時に床などから離れて中空に位置する部分がなくなり、伝送ケーブルに足が引っかかりにくくなる。しかも、本発明は、支持部材間で伝送ケーブルを使用時に平面方向に曲げて自由に這わせることができる。
【0010】
なお、前記支持部材を、断面が略台形状とすると、伝送ケーブルに足が更に引っかかりにくくなるので好ましい。
【0011】
前記伝送線が、断面の長手方向が前記支持部材の平面方向に対して垂直となる態様で取り付けられていると、使用時に、支持部材間で伝送ケーブルを平面方向に曲げやすいので好ましい。
【0012】
前記伝送線が、断面の長手方向が前記支持部材の平面方向に対して並行となる態様で取り付けられており、かつ、前記支持部材間で捻って反転されていると、使用時に、支持部材間で伝送ケーブルを平面方向に曲げやすいので好ましい。特に、伝送ケーブル本体の高さを抑制できるという効果もある。
【0013】
前記支持部材間に介在し、当該支持部材間に位置する伝送線に引っ張り力がかかることを防止する防止部材を備えると、支持部材間における伝送線の断線が防止できるので好ましい。特に、前記防止部材として前記支持部材の端部を相互に結ぶワイヤ線又は鎖を用い、当該ワイヤ線又は鎖を対応する伝送線以下の長さとすると、簡易な構造で、支持部材間における伝送線に引っ張り力をかかりにくくすることができるので好ましい。
【0014】
また、本発明のケーブルユニットは、伝送ケーブルと、前記伝送ケーブルの支持部材のいくつかに取り付けられており前記伝送線を通じて供給される電力を用いて発光する発光素子とを備えることを特徴とする。発光素子を発光させるにより、夜間などの暗所でのガイド、保安灯として用いることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
【0016】
図1は、本発明の伝送ケーブル2を工事現場で使用する際の実施例を示す概念的な平面図である。図1には、工事現場に置かれた作業車両100を示している。作業車両100の周辺であって人が行き来する場所には、電源線を含む伝送ケーブル2を伸展してある。伝送ケーブル2は、例えば全長が14.5mである。伝送ケーブル2には、長さ5〜10cm×幅1〜2cm×0.5〜1cm程度の大きさの発光ユニット1が、例えば1.5m間隔で取り付けられている。具体的には、伝送ケーブル2の電源線と発光ユニット1とが、電気的に接続されている。発光ユニット1は、発光ダイオード(例えば、高輝度赤色LED)などの発光素子を備える。
【0017】
後述するように、伝送ケーブル2は、電源線が取り付けられている平板状の複数の支持部材を含む。各支持部材の長さは、例えば1.5mとしてある。発光ユニット1は、各支持部材の例えば端部に取り付けられている。
【0018】
伝送ケーブル2の一端には、伝送ケーブル2本体を巻き取り収容するドラムを含むリール5が置かれている。伝送ケーブル2の他端には、コネクター14を介して、延長コード15が接続されている。延長コード15の先端には、作業車両100に内蔵されているバッテリ4に接続する接続プラグ13が設けられている。
【0019】
なお、伝送ケーブル2は、平面方向に曲げられるように構成されており、ここでは、A点、B点において、それぞれ曲げている。
【0020】
図1に示すような態様で伝送ケーブル2を伸展し、伝送ケーブル2をコネクター14、延長コード15を通じて、バッテリ4に電気的に接続すると、発光ユニット1が通電して、発光素子から光が発せられる。
【0021】
図2は、図1に示す伝送ケーブル2の発光ユニット1にカラーコーン3をかぶせた状態を示す図である。図2に示すように、発光ユニット1が、伝送ケーブル2の上側を向くように、伝送ケーブル2を伸展する。そして、発光ユニット1にカラーコーン3等をかぶせる。こうすると、発光ユニット1からの光が、カラーコーン3を介して外部に出射されるようになるので、この光を遠方からも感知しやすくなり、これらが保安灯として機能することになる。
【0022】
図3(A)は、図1に示す伝送ケーブル2の発光ユニット1近傍の模式的な側面図である。図3(B)は、図3(A)の模式的な平面図である。図3には、複数(図3では5つ)のLED素子6を備えている発光ユニット1を示している。発光ユニット1についての内部構造等の説明については後述する。伝送ケーブル2は、可撓性を有する伝送線9と、伝送線9が取り付けられている平板状の複数の支持部材10とを備える。ここで、本実施形態では、各支持部材10は、長さ1.5m×幅2〜3cm×高さ5mm程度で、例えば8つ用いられている。
【0023】
伝送線9は、例えば2〜3本の電線を塩化ビニールなどで互いに絶縁した状態で被覆している。図3には2芯ケーブルを示している。支持部材10は、例えばゴムから成る。このため、リール5のドラムに巻き取ることも可能になる。支持部材10は、断面で見た場合に上側角部がカットされた略台形状としている。各支持部材10は、上記寸法の場合、350g〜450gになる。このため、支持部材10は、自重により路面から離れにくくなる。各支持部材10は、平板状であり、それほど高さがないので、伝送ケーブルに足などが引っかかりにくくなる。
【0024】
各支持部材10は、断面が長方形状であってもよいが、特に、断面が略台形状となると、伝送ケーブル2に足等が更に引っかかりにくくなるので好ましい。このため、伝送ケーブル2に足等を引っかけることにより、バッテリ4から接続プラグ13が外れるという事態が減少する。
【0025】
ここで、略台形状とは、図3(B)に示すような形状のほか、更に上側角部のカット領域を増やして垂直側面をなくした台形状や、カット角を鋭角にした三角形状、アーチ形状を含む。
【0026】
図4(A)は、図3(A)のa−a’間の断面図である。図4(B)は、図4(A)のb−b’間の断面図である。図4(C)は、図4(A)のc−c’間の断面図である。図4(A)には、各LED素子6が、LED保持基板8の上面で保持されている状態を示している。LED素子6は、互いに電気的に直列接続された状態で保持されている。
【0027】
LED保持基板8の両端底面には、アノード給電刃7aおよびカソード給電刃7bが各々形成されている。アノード給電刃7aおよびカソード給電刃7bには、5つのLED素子6のうち両端に位置するものが、それぞれ接続されている。LED素子6の対極には、アルミニウムなどから成るプレート12が設けられている。プレート12の四隅には、螺子穴16が形成されている。発光ユニット1の筐体であってLED保持基板8の四隅には、螺子穴16に対応する螺子穴17が形成されている。
【0028】
図4(B)に示すように、伝送線のアノード側およびカソード側に、それぞれ、アノード給電刃7aおよびカソード給電刃7bが接続されている。この接続は、アノード給電刃7aおよびカソード給電刃7bの形状に起因して、アノード給電刃7aおよびカソード給電刃7bを、伝送線の上部に位置合わせした状態で、発光ユニット1側を押下するだけで行うことができる。その後、螺子穴16、螺子穴17に、螺子を取り付けることにより、発光ユニット1を伝送ケーブル2に取り付けることができる。
【0029】
ここで、プレート12を設けることにより、伝送ケーブル2が路面上でリール5に巻き取りされたり、リール5から引き出したりする際に、螺子穴16、螺子穴17に、取り付ける螺子だけに強い力がかかることで、螺子が発光ユニット1の筐体から外れるということを防止している。なお、発光ユニット1は、筐体内に水や外気が進入しないように、樹脂などで覆うことで、密閉してある。
【0030】
図4(C)には、支持部材10の上部に凹部が形成され、ここに、伝送線9が、断面の長手方向が支持部材10の平面方向に対して垂直となる態様で取り付けられている。伝送線9は、ここに発光ユニット1を取り付けやすくするために、支持部材10の凹部には半分強だけが埋まるようにしてある。伝送線9と支持部材10とは、接着剤等により接続されている。このような態様で、伝送線9を支持部材10に取り付けると、既述のように、伝送ケーブル2に対して、容易に発光ユニット1を取り付けることが可能になる。
【0031】
しかし、この態様の場合には、支持部材10間において伝送線9が、支持部材10の平面方向に対して曲がりにくい。実際に、支持部材10間で伝送線9を曲げてみると、伝送線9の内周と外周との距離が相対的に長いことに起因して、各支持部材10の端部が浮き上がってしまう。こうなると、伝送ケーブル2に足がひっかかり易くなるという事態が生じる。
【0032】
そこで、本実施形態では、支持部材10間で、伝送線9を捻って反転させている。こうすると、支持部材10間で伝送線9を曲げた場合にも、伝送線9の捻れにより、伝送線9の内周と外周との距離が相対的に短いことに起因して、各支持部材10の端部が浮き上がらない。したがって、伝送ケーブル2のいずれの位置においても、足がひっかかりにくいという状態を達成できる。
【0033】
別の実施形態として、伝送線9を、断面の長手方向が支持部材10の平面方向に対して垂直となる態様で取り付けてもよい。すなわち、図4(C)では、伝送線9を寝かせた状態で支持部材10に取り付けているが、伝送線9を起こした状態で支持部材10に取り付けてもよい。こうすると、上記のように、伝送線9を捻らなくても、支持部材10間で伝送線9を曲げた場合に、各支持部材10の端部が浮き上がる事態を防止できる。なお、この態様で伝送線9を支持部材10に取り付ける場合には、発光ユニット1の形状を変更するなどしてLED素子保持基板8側と伝送線9側とを電気的に接続すればよい。具体的には、例えば、LED素子保持基板8を冂の字状とし、この各側面内壁から、先端が対向する状態でアノード給電刃7aおよびカソード給電刃7bを取り付ければよい。
【0034】
更なる別の実施形態として、伝送線9は、全体として、断面が円形のものを用いてもよい。具体的には、このような伝送線9は、LED素子6を点滅させる場合に採用される。すなわち、発光ユニット1内にLED発光用ICを設け、伝送線9として、上記カソード、アノードの電線のほかに、LED発光用ICにLED素子6を点滅させるための、オン/オフ制御信号を伝送する制御信号線も備えるに場合には、これら3本の線を一体として被覆することで、伝送線9が、断面円形状のものとなる。この場合においても、伝送線9を捻らなくても、支持部材10間で伝送線9を曲げた場合に、各支持部材10の端部が浮き上がるという事態を防止できる。
【0035】
図5は、図1に示す伝送ケーブル2の支持部材10間の平面図である。図6は、図5の斜視図である。図5,図6には、支持部材10の一方に支持部材10から伝送線9がとれないようにする押さえ部材19が取り付けられ、支持部材10の他方に発光ユニット1が取り付けられている状態を示している。支持部材10の端部は、相互にステンレスなどから成る鎖18で結ばれている。鎖18の両端は、それぞれ、図示しない取付部材を用いて、支持部材10の裏面に取り付けられている。ここで、鎖18の長さは、対応する伝送線9との長さ以下としている。こうすることで、支持部材10が引っ張られたときにも、支持部材10間の伝送線9に強い力が加わることが防止され、この位置での伝送線9の断線が生じにくくなる。なお、鎖18に代えてワイヤ線を用いてもよい。
【0036】
なお、本実施形態では、鎖18の取付部材の少なくとも一方側で、鎖18の長さを変更できるようにしている。このため、例えば、伝送線9を曲げる必要がない部分、すなわち、支持部材10間のうち、図1に示す、A点、B点以外では、鎖18の長さと、対応する伝送線9との長さとを等しくすることで、図5に示すような、支持部材10間での伝送線9の浮き上がりを防止することができるようにしている。
【0037】
さらに、支持部材10間における伝送線9の断線を生じにくくするために、この位置で伝送線9をゴムパイプなどで覆うことも可能である。更には、支持部材10上の伝送線9もプラスチックカバーなどで覆うことも可能である。
【0038】
別の実施形態として、支持部材10間の伝送線9に強い力が加わることを防止するためには、例えば、支持部材10の端部底面に、各々、所要の大きさの金属プレートを取り付け、これらを重ね合わせた状態でビス等を用いて回転可能に接続することも可能である。
【0039】
以上、本実施形態では、発光ユニット1付き伝送ケーブル2を、工事現場における作業車両100の周辺で用いる例を示したが、発光ユニット1付き伝送ケーブル2は、工事現場の他の場所でも用いることができる。例えば、建設中のエレベータ設置用の開口部の周辺を囲うことや、穴の周辺を囲うことも可能である。さらには、工事現場に限らず、花火会場や映画館などの暗所における道標用の光源、イルミネーション、広告用ディスプレイなどに用いることも可能である。この場合には、発光ユニット1付き伝送ケーブル2は、バッテリ4に接続してもいいし、商用電源等に接続してもよい。
【0040】
また、伝送ケーブル2に発光ユニット1を取り付ける場合には、これをヘリコプターの着陸帯指示用とすることも可能である。したがって、例えば、地震等が発生し、被災地に電気の供給がストップしても、発光ユニット1付き伝送ケーブル2は、自動車などのバッテリ4を電源として使用することが可能であるので、被災地への援助物資の空輸が夜間でも行いやすくなる。また、地震により道路の一部が陥没等した場合には、その領域を発光ユニット1付き伝送ケーブル2で囲むことで、保安を担保することができる。
【0041】
さらに、伝送ケーブル2には、LANケーブル、電源延長ケーブル、テレビの映像受信用ケーブル等の様々なケーブルが含まれ、屋外のみならず、家庭内、工場内などの屋内でも用いることができる。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明は、配線業、建築業、建築業、土木業、災害復旧などの各種産業において利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の伝送ケーブル2を工事現場で使用する際の実施例を示す概念的な平面図である。
【図2】図1に示す伝送ケーブル2の発光ユニット1にカラーコーン3をかぶせた状態を示す図である。
【図3】図1に示す伝送ケーブル2の発光ユニット1近傍の模式的な側面図及び平面図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】図1に示す伝送ケーブル2の支持部材10間の側面図である。
【図6】図5の斜視図である。
【符号の説明】
【0044】
1 発光ユニット
2 伝送ケーブル
3 カラーコーン
4 バッテリ
5 リール
6 LED素子
7 給電刃
8 LED保持基板
9 伝送線
10 支持部材
12 プレート
13 接続プラグ
14 コネクター
15 延長コード
16,17 螺子穴
18 鎖
19 押さえ部材
100 作業車両

【特許請求の範囲】
【請求項1】
可撓性を有する伝送線と、前記伝送線が取り付けられている平板状の複数の支持部材とを備えることを特徴とする伝送ケーブル。
【請求項2】
前記支持部材は、断面が略台形状であることを特徴とする請求項1記載の伝送ケーブル。
【請求項3】
前記伝送線は、断面の長手方向が前記支持部材の平面方向に対して垂直となる態様で取り付けられていることを特徴とする請求項1または2記載の伝送ケーブル。
【請求項4】
前記伝送線は、断面の長手方向が前記支持部材の平面方向に対して並行となる態様で取り付けられており、かつ、前記支持部材間で捻って反転されていることを特徴とする請求項1または2記載の伝送ケーブル。
【請求項5】
前記支持部材間に介在し、当該支持部材間に位置する伝送線に引っ張り力がかかることを防止する防止部材を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか記載の伝送ケーブル。
【請求項6】
前記防止部材は、前記支持部材の端部を相互に結ぶワイヤ線であり、
当該ワイヤ線は、対応する伝送線以下の長さであることを特徴とする請求項5記載の伝送ケーブル。
【請求項7】
前記防止部材は、前記支持部材の端部を相互に結ぶ鎖であり、
当該鎖は、対応する伝送線以下の長さであることを特徴とする請求項5記載の伝送ケーブル。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか記載の伝送ケーブルと、前記伝送ケーブルの支持部材のいくつかに取り付けられており前記伝送線を通じて供給される電力を用いて発光する発光素子とを備えることを特徴とするケーブルユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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