説明

伸縮継手の施工方法

【課題】 高温流体が流入した状態または流入していない状態においてもベローズの幅方向の中央部が周長方向全周にわたって径外方向へ凸状態で湾曲している伸縮継手の施工方法を提供する。
【解決手段】 高温流体が流入される配管間に接続でき、前記配管の伸縮を吸収可能な環状の伸縮継手1における本体であるフレーム11a,11bに対しベローズ17を取り付ける伸縮継手1の施工方法であって、フレーム11a,11bにおけるベローズ17を取り付け可能なベローズ取り合い部16の周長に対し、所定の割合で長い周長を有するベローズ17を、該ベローズ17の幅方向における中央部がベローズ17における径外方向へ凸状態となるよう湾曲させ、ベローズ取り合い部16に取り付ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、伸縮継手における本体であるフレームに対し、ベローズを取り付ける伸縮継手の施工方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、流体が流れる配管は伸縮が発生するため、配管間の継ぎ目に対し、間隔が設けられ、配管の伸縮や配管の軸のずれを吸収するとともにこの間隔を封止する環状の伸縮継手が設置される。特に、配管内を高温流体、例えば400℃〜700℃のガス等が流れる場合には、大きな伸縮が発生するので、伸縮継手の設置は重要である。このような伸縮継手は、配管間の端部に設置される一対のフレームと、そのフレーム間に設けられる断熱材と、この断熱材を外側から覆うように一対のフレーム間に跨って設けられる環状のベローズとを有する。断熱材は、ベローズが所定温度以上に加熱されることを防ぐためのものであり、高温流体の封止は主としてベローズが担っている。
【0003】
なお、従来技術として伸縮継手に関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11−013964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
伸縮継手が設置された配管内に高温流体が流入されると、配管が膨張するとともに伸縮継手の内圧が増加し、配管間の間隔が狭まる。これに伴い、ベローズに変形が生じる。しかしながら、ベローズは、変形はできるが伸縮しにくい材料で構成されているので、ベローズの幅方向(環状における中心軸方向)における中央部が、一部は径外方向(ベローズの中心軸から外周へ向かう方向)へ凸状態に変形するとともに、一部は径内方向(ベローズの外周から中心軸へ向かう方向)へ凸状態に変形するという現象が生じる。径内方向に凸状態に変形した箇所は、断熱材に食い込む状態となり、より高温にさらされるため、劣化し易いという問題がある。また、径外方向に凸状態に変形した箇所と径内方向に凸状態に変形した箇所との境界は、複雑な折れシワが発生し、屈曲の起点となるため、劣化し易いという問題がある。すなわち、ベローズが径内方向に凸状態に変形することは、材料劣化の原因となる。
【0006】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、流体、特に高温流体が流入した状態または流入していない状態において、ベローズの幅方向の中央部が周長方向全周にわたって径外方向へ凸状態で湾曲し、ベローズが径内方向に凸状態に変形することを防止することができる伸縮継手の施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した問題を解決するため、本発明の伸縮継手の施工方法は、流体が流入される配管間に接続でき、前記配管の伸縮を吸収可能な環状の伸縮継手における本体であるフレームに対しベローズを取り付ける伸縮継手の施工方法であって、前記フレームにおける前記ベローズを取り付け可能なフランジの周長に対し、所定の割合で長い周長を有する前記ベローズを、前記ベローズの幅方向における中央部が前記ベローズにおける径外方向へ凸状態となるよう湾曲させ、前記フランジに取り付けを行う。
【発明の効果】
【0008】
開示の伸縮継手の施工方法によれば、流体、特に高温流体が流入した状態または流入していない状態において、ベローズの幅方向の中央部が周長方向全周にわたって径外方向へ凸状態で湾曲し、ベローズが径内方向に凸状態に変形することを防止することができる伸縮継手を施工できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本実施の形態に係る伸縮継手の軸方向における断面図である。
【図2】本実施の形態に係る伸縮継手への設置前のベローズを示す図である。
【図3】本実施の形態に係る伸縮継手に設置後のベローズを示す図である。
【図4】本実施の形態に係る伸縮継手におけるベローズの設置箇所の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0011】
図1は、本実施の形態に係る伸縮継手の軸方向における断面図である。図1に示すように、伸縮継手1は、周長方向における断面が略円形または略楕円形となるよう施工される。なお、本実施の形態においては、図示しない配管内に対し、高温流体としてガスが流入された場合、そのガス流は、図1に示すように上流方向2aから下流方向2bへ流れるとする。また、図1に示される3aおよび3bは、ガスが流入される図示しない配管のフランジである。
【0012】
フレーム11aおよび11bは、一対で伸縮継手1の本体を形成する環状部材である。フレーム11aおよび11bは、フランジ3aおよび3bと締結部品であるボルトおよびナット等で構成されるボルト・ナット12aとで締結可能なダクトフランジ13aおよび13bをそれぞれ有する。フレーム11aは、ダクトフランジ13aとフランジ3aとが、ボルト・ナット12aで締結されることで上流方向2aのフランジ3aを有する配管に設置される。一方、フレーム11bは、ダクトフランジ13bがフランジ3bとボルト・ナット12aで締結されることで下流方向2bのフランジ3bを有する配管に設置される。なお、フレームとフランジとの固定方法は、これに限られるわけではなく、溶接により固定することもできる。
【0013】
また、フレーム11aおよび11bは、断熱材15bおよび15aを固定するためのピン14をそれぞれ有する。ピン14は、フレーム11aおよび11bの周長方向沿いに等間隔で設けられる。本実施の形態におけるフレーム11aは、材料としてステンレス鋼を用いる。一方、フレーム11bは、材料として炭素鋼を用いる。なお、フレーム11aおよび11bの材質はステンレス鋼、炭素鋼に限定するものではなく、高温流体の熱に耐えうる耐熱性を有するものであれば適宜変更してもよい。
【0014】
断熱材15aおよび15bは、ベローズ17が所定温度以上に加熱されることを防ぐためのものであり、フレーム11aおよび11b間に設けられる環状のものである。図1に示すように、断熱材15aは、ガス流側に設けられ、その外側を覆うように断熱材15bが設けられる。断熱材15aは、主にセラミック繊維製のフェルトで構成された断熱材である。この断熱材15aの厚さは、25〜150mmであり、密度は100〜150kg/m3である。一方、断熱材15bは、主にガラス繊維製のフェルトで構成された断熱材である。この断熱材15bの厚さは50〜150mmであり、密度は100〜150kg/m3である。本実施の形態における伸縮継手1は、100mm厚さで密度が120kg/m3の断熱材15aと、50mm厚さで密度が130kg/m3の断熱材15bとを各2層有する。なお、断熱材15aおよび15bの材料および層数は、これに限定するものではなく、適宜変更してもよい。
【0015】
ベローズ取り合い部16は、フレーム11aおよび11bが有するベローズ17が固定されるフランジである。このベローズ取り合い部16は、フレーム11aおよび11bの周長方向に等間隔でボルト等の締結部品挿入用の締結穴(締結部)が設けられている。なお、このベローズ取り合い部16には締結部品挿入用の締結穴の代わりに締結部品をそのまま植え付ける等を予め行う場合もある。
【0016】
ベローズ17は、ガスの封止を主に担うものであり、断熱材15bを外側から覆うようにベローズ取り合い部16間に跨って設けられる環状部材である。以下、ベローズ17について図を用いて詳細を説明する。
【0017】
図2は、本実施の形態に係る伸縮継手への設置前のベローズの一部を示す斜視図である。図2に示すように、ベローズ17は、ベローズ端部(両端部)171と、ベローズ本体部(中央部)172とを有する。ベローズ端部171は、ベローズ取り合い部16に固定されるものであり、ベローズ端部171以外の部分がベローズ本体部172となる。ベローズ端部171は、ベローズ17の幅方向4bにおいてその端部に設けられ、周長方向4aに等間隔でボルト等の締結部品挿入用の締結穴(締結部)173が設けられている。ベローズ17は、複数のシートが積層してなる複合シートであり、層の最上部側がSUS線入りガラスクロスで構成され、その内側に順次、ガラスクロス、フッ素樹脂シートおよびフッ素樹脂シートとガラスクロスの融着シートが積層されている。ベローズ17の温度上限は、260℃程度である。なお、ベローズ17の厚さは適宜であるが、本実施の形態においては約5mmとする。また、ベローズ17の材料は、これに限定するものではなく、適宜変更してもよい。
【0018】
本実施の形態におけるベローズ17の周長は、ベローズ端部171およびベローズ本体部172において差異はなく、共に、ベローズ取り合い部16の周長と比べ所定の割合で長い。また、締結穴173の間隔は、ベローズ取り合い部16における締結穴の間隔より所定の割合で長い。つまり、ベローズ取り合い部16の周長と比べ所定の割合で長い周長のベローズ端部171においては、ベローズ取り合い部16と同数の締結穴が穿設されている。このベローズ17を用いて、後述する伸縮継手の施工方法を行うことにより、後述するように、ベローズ本体部172を径外方向に凸状態で湾曲させた図1に示す18のような状態で設置することができる。
【0019】
図3は、本実施の形態に係る伸縮継手の施工方法により設置したベローズを示す斜視図である。ベローズ取り合い部16の周長より所定の割合で長い周長のベローズ17を、後述する伸縮継手の施工方法で設置することにより、図4に示すように、ベローズ中央部172は、周長方向4a全周にわたって径外方向へ凸状態に湾曲する。所定の割合とは、1〜10%が望ましく、更に望ましくは2〜5%であり、最も好適な割合は3%である。本実施の形態においては、所定の割合を3%とする。
【0020】
図4は、本実施の形態に係る伸縮継手におけるベローズの設置箇所の拡大図である。図4に示す鋼帯19は、ベローズ端部171上に設けられ、締結部品であるボルトおよびナットで構成されるボルト・ナット12bによりベローズ端部171を固定するものである。この鋼帯19は、ベローズ取り合い部16およびベローズ端部171と同様、周長方向に等間隔でボルト等の締結部品挿入用の締結穴が設けられている。なお、鋼帯19は、周長方向に所定の長さで複数分割されており、ベローズ端部171に沿って周設される。ベローズ端部171は、ベローズ取り合い部16を覆うように設けられ、その上に鋼帯19が設けられ、それぞれの締結穴が一致する箇所に対し、ボルト・ナット12bにより締結される。本実施の形態においては、ベローズ取り合い部16および鋼帯19に設けられている締結穴は同様のピッチとする。なお、図4に示すように、上述した構成はフレーム11bにおけるベローズ17の設置箇所であるが、フレーム11aにおけるベローズ17の設置箇所も、上述した構成と同様である。
【0021】
次に、本実施の形態における伸縮継手の施工方法について説明する。
【0022】
まず、フレーム11aおよび11bのピン14に差し込まれるように、断熱材15aを設置し、ナット等をピン14に締結することで断熱材15aを固定する。次に、固定した断熱材15aを覆うように断熱材15bを設置する。次に、この断熱材15bを覆うように帯状のベローズ17を被せるように巻き、ベローズ取り合い部16とベローズ端部171とを、鋼帯19とボルト・ナット12bとを用いて固定する。ここで、ベローズ端部171の周長は、ベローズ取り合い部16の周長より3%長い。このことから、ベローズ17の固定方法として、ベローズ取り合い部16の周長方向における締結穴と、ベローズ端部171の締結穴173とを対応させる際、ベローズ端部171を周長方向に3%絞る方法を用いる。
【0023】
絞る方法として、例えば、ベローズ端部171に対し、周長方向にシワを寄せる方法がある。この方法においては、ベローズ本体部172に対し、鋭角なシワがよらないようにすることが望ましい。
【0024】
ベローズ17の固定方法は、まず、ベローズ取り合い部16の締結穴と締結穴173とが対応するよう、ベローズ端部171を周長方向に3%絞り、ベローズ取り合い部16を覆うようにベローズ端部171を配置する。この時、ベローズ本体部172を径外方向に凸状態で湾曲させる。次に、鋼帯19を絞った状態のベローズ端部171上に配置し、ベローズ取り合い部16、ベローズ端部171および鋼帯19をボルト・ナット12bで締結する。この固定方法をベローズ17の周長方向全周にわたって一様に行う。
【0025】
ベローズ17の固定後、ベローズ17の周長方向における端部同士を熱融着させ、環状とする。次に、フレーム11aおよび11bそれぞれのダクトフランジ13aおよび13bと、これらに対応するフランジ3aおよび3bとをボルト・ナット12aで締結し、必要に応じて溶接等を施し伸縮継手1の施工は完了となる。また、予めフレーム11aおよび11bそれぞれのダクトフランジ13aおよび13bが、これらに対応するフランジ3aおよび3bとボルト・ナット12aで締結してある場合もある。
【0026】
また、本実施の形態において、締結穴173の間隔がベローズ取り合い部16における締結穴の間隔より3%長くなるよう予め加工したベローズ17を用いた。しかしながら、締結穴173の間隔をベローズ取り合い部16における締結穴の間隔より3%長くする加工を行わず、ベローズ取り合い部16における締結穴の間隔と締結穴173の間隔とが同様であるベローズ17を用いてもよい。
【0027】
このベローズ17の固定方法は、まず、ベローズ取り合い部16の周長方向の所定の長さにおける締結穴の間隔と当該間隔より3%長い締結穴173の間隔とが対応するよう、ベローズ端部171を周長方向に3%絞り、ベローズ取り合い部16を覆うようにベローズ端部171を配置する。この時、ベローズ本体部172を径外方向に凸状態で湾曲させる。次に、鋼帯19を絞った状態のベローズ端部171上に配置し、ベローズ取り合い部16、ベローズ端部171および鋼帯19をボルト・ナット12bで締結する。ここで、ベローズ取り合い部16、ベローズ端部171および鋼帯19に設けられている締結穴は同様のピッチである。従って、ベローズ端部171が周長方向に絞られているため、ベローズ取り合い部16、ベローズ端部171および鋼帯19に設けられたそれぞれの締結穴は全て一致しない。このことから、それぞれの締結穴が一致する部分に対してのみ、ボルト・ナット12bで締結を行う。この固定方法をベローズ17の周長方向全周にわたって一様に行う。この方法によれば、締結穴173間の間隔を3%長くする加工を行っていないベローズ17においても、ベローズ端部171をベローズ取り合い部16に固定することが可能となる。
【0028】
なお、この固定方法において、ベローズ取り合い部16、ベローズ端部171および鋼帯19に設けられたそれぞれの締結穴が一致しない箇所においてもベローズ取り合い部16と鋼帯19とは締結穴が一致する。よって、ベローズ端部171に対し適宜穿設し、ボルト・ナット12bで締結してもよい。
【0029】
また、本実施の形態において、帯状のベローズ17を用いて伸縮継手1の施工を行ったが、既に環状の状態に加工したベローズ17を用いて施工を行ってもよい。
【0030】
また、本実施の形態において、締結穴が設けられているベローズ取り合い部16を有するフレーム11aおよび11bを用いたが、ボルト等の締結部品が予め設置されているベローズ取り合い部16を有するフレーム11aおよび11bを用いてもよい。この場合、ベローズ取り合い部16とベローズ端部171との固定はナット等の締結部品を用いる。
【0031】
本実施の形態によれば、ベローズ取り合い部16より所定の割合で周長が長いベローズ17の端部であるベローズ端部171を周長方向全周にわたって一様に所定の割合で絞り、ベローズ取り合い部16に設置することにより、ベローズ本体部172を径外方向に凸状態で湾曲させることが可能となる。このことにより、高温流体が配管内に流入され、配管の膨張に伴いベローズ17が変形したとしても、ベローズ本体部172が径外方向の湾曲状態を維持できる。従って、材料劣化の原因となるベローズ本体部172が径内方向へ凸状態で湾曲することを防止することができる。また、ベローズ17の周長および締結穴173間の間隔を所定の割合で長くするのみであるため、ベローズ17に対し特殊な加工をする必要が無い。
【符号の説明】
【0032】
1 伸縮継手、2a 上流方向、2b 下流方向、3a,3b フランジ、11a,11b フレーム、12a,12b ボルト・ナット、13a,13b ダクトフランジ、14 ピン、15a,15b 断熱材、16 ベローズ取り合い部、17,18 ベローズ、19 帯鋼、171 ベローズ端部、172 ベローズ本体部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体が流入される配管間に接続でき、前記配管の伸縮を吸収可能な環状の伸縮継手における本体であるフレームに対し、ベローズを取り付ける伸縮継手の施工方法であって、
前記フレームにおける前記ベローズを取り付け可能なフランジの周長に対し、所定の割合で長い周長を有する前記ベローズを、前記ベローズの幅方向における中央部が前記ベローズにおける径外方向へ凸状態となるよう湾曲させ、前記フランジに取り付ける伸縮継手の施工方法。
【請求項2】
請求項1に記載の伸縮継手の施工方法において、
前記ベローズの幅方向における両端部を、該両端部の周長が前記周長方向に対し一様に前記所定の割合にて絞った状態で前記フランジに対し取り付ける伸縮継手の施工方法。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の伸縮継手の施工方法において、
前記フランジの周長方向に沿って等間隔に前記ベローズの締結部が設けられるとともに、前記ベローズの幅方向における両端部の周長方向に沿って前記フランジに設けられた締結部と同間隔で前記フランジへの締結部が設けられ、前記フランジの所定の間隔における締結部間と、前記両端部の前記所定の間隔より前記所定の割合で長い締結部間とを対応させ、前記フランジに設けられた締結部と前記両端部に設けられた締結部が一致する部分において、締結してゆくことにより、前記両端部を絞った状態で前記フランジに取り付ける伸縮継手の施工方法。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の伸縮継手の施工方法において、
前記フランジの周長方向に沿って等間隔に前記ベローズの締結部が設けられるとともに、前記ベローズの幅方向における両端部の周長方向に沿って等間隔に前記フランジへの締結部が設けられ、且つ前記フランジと前記両端部に設けられた締結部の数は同数であり、前記フランジに設けられた締結部と前記両端部に設けられた締結部を順次対応させて締結してゆくことにより、前記両端部を絞った状態で前記フランジに取り付ける伸縮継手の施工方法。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の伸縮継手の施工方法において、
前記所定の割合は、1〜10%である伸縮継手の施工方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−196883(P2010−196883A)
【公開日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−45904(P2009−45904)
【出願日】平成21年2月27日(2009.2.27)
【出願人】(000126609)株式会社エーアンドエーマテリアル (99)
【Fターム(参考)】