説明

作業機の運転キャビン

【課題】 アウタールーフ部およびインナールーフ部を有したルーフと、ルーフのキャビン前端側部位にアウタールーフ部とインナールーフ部との間に配置して設けた空調ユニットと、ルーフのキャビン後端側部位に設けた空調用の外気取り入れ口とを備えた作業機の運転キャビンにおいて、吸気ダクトを有利に構成することができながら、インナールーフ部とキャビン壁の間やインナールーフ部における隙間や取り付け孔に空気が吸引されて流れる音の発生を回避しやすくする。
【解決手段】 アウタールーフ部16aに中空部18を備えてある。中空部18は、空調ユニット31の吸気口40と外気取り入れ口32とを連通させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アウタールーフ部およびインナールーフ部を有したルーフと、前記ルーフのキャビン前端側部位に前記アウタールーフ部と前記インナールーフ部との間に配置して設けた空調ユニットと、前記ルーフのキャビン後端側部位に設けた空調用の外気取り入れ口とを備えた作業機の運転キャビンに関する。
【背景技術】
【0002】
上記した運転キャビンは、良好な居住性と前方視界とを確保しながらの空調を可能にしたものである。
つまり、操縦者の頭付近でのインナールーフ部の高さが低いと、操縦者が圧迫感を感じやすくなる。これに対し、ルーフのキャビン前端側部位に設けた空調ユニットを採用すると、インナールーフ部のキャビン後端側部位での高さを高くし、操縦者が圧迫感を感じにくいようにインナールーフ部の頭付近での高さを高くすることができる。
また、ルーフの前ひさし部の長さが長くなると、前ひさし部が前方上方を見通す際の障害になりやすい。これに対し、ルーフのキャビン後端側部位に設けた外気取り入れ口を採用すると、ルーフの前ひさし部が視界障害になりにくいように前ひさし部の長さを短くすることができる。
【0003】
この種の運転キャビンとして、従来、たとえば特許文献1に記載されたものがあった。
特許文献1には、キャビン(運転キャビン)を備えた農用トラクタが記載されている。この農用トラクタのキャビンでは、ルーフ部のインナールーフ部における前半部に収容された空調ユニットと、ルーフ部のアウトルーフ部における後向きひさし部に設けた外気取り入れ口とを備えている。
【特許文献1】特開2005−1537号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の運転キャビンにおいて、従来、アウタールーフ部とインナールーフ部との間に、ルーフの前端側から後端側にわたる隙間を設け、この隙間によって空調ユニットの吸気口と外気取り入れ口とを連通させたものがあった。すなわち、アウタールーフ部とインナールーフ部とにより、空調ユニットに外気吸引させる吸気ダクトを構成したものがあった。
この吸気ダクトを採用した場合、インナールーフ部とキャビン壁の間やインナールーフ部に発生した、あるいは設けた隙間や取り付け孔に空調ユニットの吸気力が作用し、キャビン内の空気が隙間や取り付け孔を流れる煩わしい音が発生しがちであった。
空調ユニットと外気取り入れ口とがルーフの前端側と後端側とに離れているため、空調ユニットの吸気力がインナールーフ部の広範囲に作用しやすくなり、上記した問題が発生しやすくなっていた。
【0005】
本発明の目的は、吸気ダクトを有利に構成することができながら、上記した問題を回避しやすい作業機の運転キャビンを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本第1発明は、アウタールーフ部およびインナールーフ部を有したルーフと、前記ルーフのキャビン前端側部位に前記アウタールーフ部と前記インナールーフ部との間に配置して設けた空調ユニットと、前記ルーフのキャビン後端側部位に設けた空調用の外気取り入れ口とを備えた作業機の運転キャビンにおいて、
前記アウタールーフ部に、前記空調ユニットの吸気口と前記外気取り入れ口とを連通させる中空部を備えてある。
【0007】
本第1発明の構成によると、空調ユニットがアウタールーフ部の中空部を介して外気取り入れ口からの外気を吸引する。これにより、空調ユニットに外気吸引を行わせるのに、アウタールーフ部を吸気ダクトとして行なわせることができ、かつ空調ユニットの吸気力がインナールーフ部に作用しないとか作用しにくい状態で行わせることができる。
【0008】
したがって、アウタールーフ部を吸気ダクトにして構造面および経済面で有利に得ることができるものでありながら、冒頭に記した空気流れの音が発生しないとか発生しにくい静かな空調を行わせることができる。
【0009】
本第2発明では、前記インナールーフ部の内気取り入れ口を前記中空部に連通させる内気循環姿勢と、前記内気取り入れ口の前記中空部に対する連通を絶つ外気取り入れ姿勢とに切り換え自在なダンパーを設けてある。
【0010】
本第2発明の構成によると、ダンパーを内気循環姿勢に切り換えると、空調ユニットがアウタールーフ部の中空部を介して内気取り入れ口からの内気を吸引する。これにより、空調ユニットに内気吸引を行わせるのに、空調ユニットの吸気力がインナールーフ部に作用しないとか作用しにくい状態で行わせることができる。
【0011】
したがって、外気吸引の形態での空調を行わせる場合のみならず、内気循環の形態での空調を行わせる際も、冒頭に記した空気流れの音が発生しないとか発生しにくい静かな空調を行わせることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係る作業機の全体側面図である。この図に示すように、本発明の実施例に係る作業機は、左右一対の操向操作および駆動自在な前車輪1,1と、左右一対の駆動自在な後車輪2,2と、車体前部に設けたエンジン3を有した原動部4と、運転キャビン10を有した運転部とを備えさせて自走車を構成し、この自走車の車体フレーム5の後部に、車体フレーム5の後部を構成するミッションケース6の上部に設けた左右一対のリフトアーム7,7、と、前記ミッションケース6から車体後方向き突出した動力取り出し軸8とを備えて構成してある。
【0013】
このトラクタは、車体後部にロータリー耕耘装置(図示せず)を連結し、このロータリー耕耘装置を前記リフトアーム7によって昇降操作するように構成するとともに、前記エンジン3の出力を前記動力取り出し軸8からロータリー耕耘装置に伝達するよう構成して、乗用型耕耘機を構成する。このように、このトラクタは、車体後部に各種の作業装置を駆動自在に連結して各種の乗用型作業機を構成する。
【0014】
図1に示すように、前記運転キャビン10は、左右一対の前支柱フレーム11a,11aおよび左右一対の横支柱フレーム11b,11bを有したキャビンフレーム11と、このキャビンフレーム11の前面側に設けた前透明板12と、前記キャビンフレーム11の後面側に設けた後透明板13と、前記キャビンフレーム11の両横面側に設けた透明板製の乗降口ドア14と、前記キャビンフレーム11の両横面側に前記乗降口ドア14よりも車体後方側に配置して設けた横透明板15と、前記キャビンフレーム11の上部に設けたルーフ16とを備えて構成してある。
【0015】
前記左右一対の乗降口ドア14,14は、前記横支持フレーム11bに枢支されており、乗降口ドア14の後端側に位置する車体上下向きの軸芯まわりに揺動開閉する。
【0016】
図2は、前記運転キャビン10のルーフ配設部での縦断側面である。この図に示すように、前記ルーフ16は、運転キャビン10の屋根を構成するよう前記キャビンフレーム11の上外側に配置して前記キャビンフレーム11の上端部フレーム11cに支持させたアウタールーフ部16aと、運転キャビン内の天井を構成するよう前記アウタールーフ部16aの内側に配置して前記上端部フレーム11cに支持させたインナールーフ部16bとを備えて構成してある。
【0017】
図2,3に示すように、前記アウタールーフ部16aは、これのキャビン後端側部位に位置するとともに前記上端部フレーム11cから車体後方側に突出した後ひさし部17を備えている。前記アウタールーフ部16aは、樹脂素材のブロー成型によって作製してあり、前記後ひさし部17からアウタールーフ部16aの前端部まで至る中空部18を備えた中空構造になっている。
【0018】
図2と図4の示すように、前記インナールーフ部16bは、これのキャビン前端側部位に設けた低天井部19と、この低天井部19よりもキャビン後端側部位に設けた高天井部20とを備えている。前記低天井部19は、ステアリングホィール21の上方に位置するよう配置されている。前記高天井部20は、運転キャビン内の後部での天井高さを前部での天井高さよりも高くするよう運転座席22に上方に位置するよう配置されている。
【0019】
図2に示すように、前記運転キャビン10は、前記ルーフ16のキャビン前端側部位に設けた空調ユニット31を有した空調装置30を備え、この空調装置30によって運転キャビン10の内部を冷房や暖房するようキャビン内空調を行う。
【0020】
図4は、前記空調装置30の分解状態での斜視図である。この図と図2とに示すように、前記空調装置30は、前記空調ユニット31を備える他、前記アウタールーフ部16aの前記後ひさし部17における下面側に設けた外気取り入れ口32と、前記インナールーフ部16bの前記高天井部20に設けた内気取り入れ口33と、前記インナールーフ部16bの前記低天井部19にキャビン横方向に並べて設けた三個の前噴出し口34と、前記インナールーフ部16bの前記高天井部20に設けた左右一対の横噴出し口35,35とを備えている。前記左右一対の横噴出し口35,35は、一方の横噴出し口35が他方の横噴出し口35よりも少しキャビン後方側に位置するようキャビン前後方向に位置ずれしている。
【0021】
前記空調ユニット31は、前記インナールーフ部16bの前記低天井部19と、前記アウタールーフ部16aとによって低天井部19とアウタールーフ部16aとの間に形成した収容空間に配置してある。
【0022】
図4に示すように、前記空調ユニット31は、ユニットケース36と、このユニットケース36の内部の運転キャビン横方向での一端側に設けた回転ファン37と、前記ユニットケース36の内部に前記回転ファン37と運転キャビン横方向に並べて設けたエバポレータ38およびヒータ39と、前記ユニットケース36の天板部36aに設けた吸気口40と、前記ユニットケース36の底板部に運転キャビン横方向に並べて設けた三個の下排気口42と、前記ユニットケース36の左右の横側板部36bに設けた横排気口43とを備えている。
【0023】
前記三個の下排出口42は、前記インナールーフ部16bの前記三個の前噴出し口34に各別に連通している。
【0024】
前記左右一対の横排気口43,43は、一対の送風ダクト44,44によって前記インナールーフ部6bの前記左右一対の横噴出し口35,35に各別に連通されている。
【0025】
前記吸気口40は、前記アウタールーフ部6aの前記中空部18のキャビン前端側に設けた前開口45に連通されており、アウタールーフ部16aの後端側に設けたダンパー46を切り換え操作されることにより、前記中空部18によってアウタールーフ部16aの前記外気取り入れ口32と、インナールーフ部16bの前記内気取り入れ口33とに連通される。
【0026】
すなわち、図5に示すように、前記ダンパー46は、ダンパー46の基部からインナールーフ部16bを貫通して運転キャビン内に突出した切り換えレバー47によって軸芯Pまわりに揺動操作されて外気取り入れ姿勢と混合姿勢と内気循環姿勢とに切り換わる。
【0027】
図5に示すように、前記切り換えレバー46を前記軸芯Pまわりに揺動操作して外気位置Aにする。すると、ダンパー46は、外気取り入れ姿勢になり、アウタールーフ部16aの前記中空部18のキャビン後端側に設けた後開口48に連通したインナールーフ部16bの内気取り入れ口33を閉じてこの内気取り入れ口33の中空部18に対する連通を絶つ。外気取り入れ姿勢になったダンパー46は、前記中空部18の前記外気取り入れ口32が位置する後側部位18aと、これよりもキャビン前方側に位置する前側部位18bとを連通させる。これにより、空調ユニット31の吸気口40は、前記外気取り入れ口32と前記内気取り入れ口33とのうちの外気取り入れ口32に中空部18によって連通される。
【0028】
前記切り換えレバー47を前記軸芯Pまわりに揺動操作して混合位置Bにする。すると、ダンパー46は、混合姿勢になり、前記内気取り入れ口33を開いて中空部18に連通させる。混合姿勢になったダンパー46は、中空部18の前記後側部位18aと前記前側部位18bとを連通させる。これにより、空調ユニット31の吸気口40は、外気取り入れ口32と内気取り入れ口33とに中空部18によって連通される。
【0029】
前記切り換えレバー47を前記軸芯Pまわりに揺動操作して内気位置Cにする。すると、ダンパー46は、内気循環姿勢になり、前記内気取り入れ口33を開いて中空部18に連通させる。内気循環姿勢になったダンパー46は、中空部18の前記後側部位18aと前記前側部位18bとを遮断する。これにより、空調ユニット31の吸気口40は、前記外気取り入れ口32と前記内気取り入れ口33とのうちの内気取り入れ口33に中空部18によって連通される。
【0030】
つまり、空調装置30は、原動部4に設けた冷媒供給装置(図示せず)からの冷媒を、冷媒循環路49(図4参照)を介して空調ユニット31のエバポレータ38に供給し、原動部4に設けた温水供給装置(図示せず)からの温水を、温水循環路50(図4参照)を介して空調ユニット31のヒータ39に供給し、切り換えレバー47が外気位置Aと混合位置Bと内気位置Cとに切り換え操作されることにより、切り換えレバー47の操作位置に対応した形態での空調を行う。
【0031】
すなわち、切り換えレバー47が外気位置Aに切り換え操作されると、ダンパー46が外気取り入れ姿勢になってインナールーフ部16bの内気取り入れ口33の中空部18に対する連通を絶つ一方、アウタールーフ部16aの中空部18の前側部位18bと後側部位18aとを連通させる。これにより、空調装置30は、空調ユニット31の吸気口40をアウタールーフ部16aの中空部18によって外気取り入れ口32に連通させ、空調ユニット31の回転ファン37による送風作用により、運転キャビン外の空気を外気取り入れ口32から中空部18に吸引し、この中空部18から前開口45と吸気口40とを介してユニットケース36の内部に吸引してエバポレータ38とヒータ39とに供給し、エバポレータ38とヒータ39とによって設定温度に温度調節された空調空気を発生させ、この空調空気をユニットケース36の前排気口42からインナールーフ部16bの前噴出し口34に供給してこの前噴出し口34から運転キャビン内の前部に噴出させ、かつ、エバポレータ38とヒータ39とからの温調空気をユニットケース36の横排出口43から送風ダクト44を介してインナールーフ部16bの横噴出し口35に供給してこの横噴出し口35から運転キャビン内の後部に噴出させる。
【0032】
切り換えレバー47が混合位置に切り換え操作されると、ダンパー46が混合姿勢になってアウタールーフ部16aの中空部18の前側部位18bと後側部位18aとを連通させ、かつインナールーフ部16bの内気取り入れ口33と中空部18とを連通させる。これにより、空調装置30は、空調ユニット31の吸気口34をアウタールーフ部16aの中空部18によって外気取り入れ口32と内気取り入れ口33とに連通させ、空調ユニット31の回転ファン37による送風作用により、運転キャビン外の空気を外気取り入れ口32から中空部18に吸引し、この中空部18から前開口45と吸気口40とを介してユニットケース36の内部に吸引してエバポレータ38とヒータ39とに供給し、運転キャビン内の空気を内気取り入れ口33から中空部18に吸引し、この中空部18から前開口45と吸気口40とを介してユニットケース36の内部に吸引してエバポレータ38とヒータ39とに供給する。つまり、空調装置30は、運転キャビン外からの空気と運転キャビン内から空気とを混合させて設定温度に温度調節された空調空気を発生させ、この空調空気をユニットケース36の前排気口42からインナールーフ部16bの前噴出し口34に供給してこの前噴出し口34から運転キャビン内の前部に噴出させ、かつ、エバポレータ38とヒータ39とからの温調空気をユニットケース36の横排出口43から送風ダクト44を介してインナールーフ部16bの横噴出し口35に供給してこの横噴出し口35から運転キャビン内の後部に噴出させる。
【0033】
切り換えレバー47が内気位置Cに切り換え操作されると、ダンパー46が内気取り入れ姿勢になってアウタールーフ部16aの中空部18の前側部位18bと後側部位18aとを遮断する一方、インナールーフ部16bの内気取り入れ口33と中空部18とを連通させる。これにより、空調装置30は、空調ユニット31の吸気口40をアウタールーフ部16aの中空部18によって内気取り入れ口33に連通させ、空調ユニット31の回転ファン37による送風作用により、運転キャビン内の空気を内気取り入れ口33から中空部18に吸引し、この中空部18から前開口45と吸気口40とを介してユニットケース36の内部に吸引してエバポレータ38とヒータ39とに供給し、エバポレータ38とヒータ39とによって設定温度に温度調節された空調空気を発生させ、この空調空気をユニットケース36の前排気口42からインナールーフ部16bの前噴出し口34に供給してこの前噴出し口34から運転キャビン内の前部に噴出させ、かつ、エバポレータ38とヒータ39とからの温調空気をユニットケース36の横排出口43から送風ダクト44を介してインナールーフ部16bの横噴出し口35に供給してこの横噴出し口35とから運転キャビン内の後部に噴出させる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】作業機の全体側面図
【図2】運転キャビンのルーフ配設部での縦断側面図
【図3】ルーフの斜視図
【図4】空調装置の分解状態での斜視図
【図5】ルーフのダンパー配設部での縦断面図
【符号の説明】
【0035】
16 ルーフ
16a アウタールーフ部
16b インナールーフ部
18 中空部
31 空調ユニット
32 外気取り入れ口
33 内気取り入れ口
40 吸気口
46 ダンパー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アウタールーフ部およびインナールーフ部を有したルーフと、前記ルーフのキャビン前端側部位に前記アウタールーフ部と前記インナールーフ部との間に配置して設けた空調ユニットと、前記ルーフのキャビン後端側部位に設けた空調用の外気取り入れ口とを備えた作業機の運転キャビンであって、
前記アウタールーフ部に、前記空調ユニットの吸気口と前記外気取り入れ口とを連通させる中空部を備えてある作業機の運転キャビン。
【請求項2】
前記インナールーフ部の内気取り入れ口を前記中空部に連通させる内気循環姿勢と、前記内気取り入れ口の前記中空部に対する連通を絶つ外気取り入れ姿勢とに切り換え自在なダンパーを設けてある請求項1記載の作業機の運転キャビン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−227052(P2009−227052A)
【公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−73795(P2008−73795)
【出願日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】