説明

使い捨て削り節『だし用花かつおパック』

【課題】沸騰した湯にパックを入れ2〜3分待ち、パックを取り出しそのままパックを捨てる作業で、本格だしを作ることのできる、「使い捨て削り節パック」を提供する。
【解決手段】約10cm角位の不燃紙のパックを用い、短時間で削り節の香り、コクを抽出させるため、不燃紙パックの全面に1〜2mm位の針目を入れ、内部に花がつおを詰め封を行う。一袋2〜3人用とし、水400〜500ccを目安とし花がつお15g位を不燃紙パックに詰め、「使い捨て削り節パック」とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、手間いらずの本格だし汁を提供する使い捨て削り節『だし用花かつおパック』に関するものある。
【背景技術】
【0002】
和風調味料の基本であるだしを作る場合は、沸騰した湯の中にたっぷりの花かつおを投入し、沈殿するまで2〜3分待ち、ザル・布巾等で濾して作る。現在花かつおは大小さまざまなパック入りが市販されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
家庭向主流となっているだしには、下記の商品が市販されている。
(粉末)、(顆粒)、粉砕削り節入り(だしパック)、(液体だし)である。
香り、コクのある本来のだし作りはひと手間かかり、多くの消費者は手軽な商品を求めている。
本商品はこの問題を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本商品は、約10cm角位の不燃紙パックを用いる。短時間で削り節本来の香り、コクを抽出させるため、不燃紙パックの全面に1〜2mm位の針をつけ、内部に花かつおを詰め封を行う。
一袋2〜3人用とし、水400〜500ccを目安とし花かつお15g位をパックに詰める。これで使い捨て削り節『だし用花かつおパック』が完成する。
ただし、不燃紙パックに詰める花かつおの魚の種類は限定しない。
【発明の効果】
【0005】
本商品『だし用花かつおパック』の使用方法は実に簡単であり、沸騰した湯に不燃紙パックを投入し2〜3分待ち、だしが抽出されたら不燃系パックを引き上げ、そのまま捨てる。この作業で本格だしの香りとコクを手間無く短時間で作ることができる。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
不燃紙パック一袋2〜3人前用を数袋まとめて販売する。味が変化するのを避け、短期間で消費できる量とする。
近年、各料理の傾向は健康面を考慮し、薄味志向となっている。しかし、薄味料理の決め手はだし・調味料である。
市販されている(粉末)(顆粒)(だしパック)(液体だし)を利用している消費者は、本商品使い捨て削り節『だし用花かつおパック』を使うことで安心・安全はもとより鰹節本来のうまさ、香り、コクに納得・満足し、本物の良さを再認識できる商品であると考える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明は、手間いらずで本格だし汁を提供できる使い捨て削り節『花かつおパック』であり、約10cm角位の不燃紙のパックを用い、短時間で削り節本来の香り、コクを抽出させるため、不燃紙パックの全面に1〜2mm位の針目をつけ、内部に花かつおを詰めた商品であり、一袋2〜3人用とし、水400〜500ccを目安に、花かつお15g位を不燃紙パックに詰め使い捨て削り節『だし用花かつおパック』を完成させ、数パックをまとめて大袋とし販売するものであるが、不燃紙パックに詰める花かつおの魚の種類は限定していない。

【公開番号】特開2011−254791(P2011−254791A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−143136(P2010−143136)
【出願日】平成22年6月7日(2010.6.7)
【出願人】(510157258)有限会社ヘンミ総合事務所 (4)
【Fターム(参考)】