説明

保護衣服

本発明は、保護衣服であって、第1部分及び第2部分を備えた内側表面を有する液体不浸透性衣服本体と、衣服本体の第1部分に関連付けられた吸収性デバイスと、衣服本体の第2部分の内側表面の少なくとも一部に貼付される繊維とを備える保護衣服を提供する。保護衣服は、コネクタ及び管をさらに備えることができる。管は、人体から液体を吸収若しくは排出し、或いは人体に液体を送達するのに使用することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2002年11月27日出願の、米国特許仮出願第60/429,647号の特典を請求し、その開示を参照により本明細書の一部とする。
【0002】
本発明は、一般に保護衣服、並びにその製造方法に関する。
【背景技術】
【0003】
特許文献により様々なタイプの保護用下着が知られている。以下の特許、特許出願、及びそこに引用された参考文献が、最新の技術を表すと思われる。米国特許第5,098,419号、PCT発行特許出願第WO96/36248号及び欧州特許第327,823号である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、保護衣服であって、立体的に体に合わせた、体にぴったりとした、一般に従来の保護衣服よりも軽く、快適であり、比較的低コストで大量に製造することのできる保護衣服を提供することを模索する。保護衣服は、他の服の下に着用することもでき、服なしで体の一部に着用することもでき、または服の上に着用することもできる。本明細書で使用する「衣服」とは下着、又は包帯材などの体に着用する任意の品物を指す。本明細書で使用する「包帯材」とは、炎症箇所、又は傷口、又は体液が排泄若しくは排出される体の任意の開口部位に対する任意のカバー、例えば包帯、又は授乳パッド、又は鎮痛剤などの皮膚を通して与えられる任意の外部処置などを含むが、それに限定されるものではない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
したがって、本発明の一実施態様による保護衣服が提供される。一実施態様では、保護衣服は保護用下着である。他の実施態様では、保護衣服は保護用包帯材である。保護衣服は、服の用途又は医療用途を含む様々な用途で使用することができる。この保護衣服は、2つの部分を含むことができる:(1)(一体的に形成することができ、液体不浸透性材料から構成することができる)衣服本体;(2)衣服本体に関連付けられた(パッドなどの)吸収性デバイス又は吸収性材料。
【0006】
衣服本体は、蒸泄を可能にする多数の穿孔が設けられた第1部分と、体の分泌物及び包帯剤が通過するのを防止するように、実質的に穿孔しない第2部分とを含むことが好ましい。
【0007】
本発明の一実施態様によると、吸収性デバイス又は吸収性材料は、第2部分で衣服本体と関連付けられる。
【0008】
一実施態様では、衣服本体の第2部分は、吸収性デバイス又は吸収性材料の範囲を超えて延在する。代替実施態様では、吸収性材料又は吸収性パッドは、衣服本体の第2部分の範囲を超えて延在することができる。
【0009】
本発明の好ましい実施態様によって、液体不浸透性材料から形成された一体形成の衣服本体を備える保護衣服が、さらに提供され、その衣服本体は、蒸泄を可能にする多数の穿孔が設けられた第1部分と、体の分泌物及び包帯剤が通過するのを防止するように、実質的に穿孔されない第2部分とを含む。
【0010】
液体不浸透性材料は、ラテックスなどの天然エラストマーであることが好ましい。
【0011】
別法として、液体不浸透性材料は、シリコンゴム又はポリウレタンなどの人工エラストマーである。
【0012】
本発明の実施態様によって、衣服本体は、300ミクロン未満の厚みを有することができる。
【0013】
この保護衣服は、下着本体に関連付けられた吸収性デバイス又は吸収性材料も含むことが好ましい。
【0014】
この保護衣服は、ブラジャ、パンツ、医療用包帯材、又は他の適切な衣服若しくは医療用デバイスであることができる。
【0015】
この保護衣服は、衣服本体の1表面の少なくとも一部に貼付される繊維を有することができる。
【0016】
本発明の一実施態様によって、吸収性デバイス又は吸収性材料は、股から大腿部に沿って下向きに延在する部分を含む。
【0017】
本発明の好ましい実施態様により、保護衣服の製造方法であって、液体不浸透性材料の衣服本体を形成するステップと、蒸泄を可能にするように、衣服本体の第1部分に多数の穿孔を形成するステップとを含む方法がさらに提供される。
【0018】
本発明の好ましい実施態様によれば、この方法は、繊維を、下着本体の少なくとも1表面に貼付するステップを含む。例えば、綿繊維を、下着本体の少なくとも1表面に貼付することができる。
【0019】
本発明の代替実施態様では、保護衣服は、次の2つの部分を含むことができる。(1)(一体的に形成することができ、液体不浸透性材料から構成することができる)衣服本体及びコネクタ、及び(2)管。衣服本体は、体の任意の部分に着用することができる。体の一部分の一例としては、顔の一部分などがある。体の一部分の他の例としては、腕の一部分などがある。
【0020】
コネクタは、衣服本体と一体であることができる。或いは別法として、コネクタは、衣服本体とは分離して、それに取り付けることができる。コネクタは、管を保護衣服に連結させる。管は、体から体液を吸収若しくは排出し、或いは体に液体を送達することができる。衣服本体は、天然エラストマー及び人工エラストマーなどの液体不浸透性材料から構成することができる。合成エラストマーの限定しない実施態様としては、ポリイソブチレン、イソブチレン‐イソプレンのコポリマー(ブチルエラストマー)、ポリビニルアセテート、ポリイソプレン、ポリエチレン、コポリマーの重量で、約5%から約50%のビニルラウリン酸含有率を有する酢酸ビニル‐ラウリン酸ビニルのコポリマー、ネオプレン(ポリクロロプレン)、熱可塑性エラストマー、ニトリルゴム、(タンパク質を有さない)合成ラテックス、スチレン・エラストマー、ポリウレタン、及びシリコンゴム、並びにそれらの組み合わせなどがある。天然エラストマーの限定しない実施態様としては、灰色ラテックス又は液体ラテックス及びグアユール、並びにそれらの組み合わせなどがある。さらに衣服本体は、蒸泄を可能にする多数の穿孔が設けられた部分を含むことができる。
【0021】
コネクタは、金属、プラスチック、(例えば金属とプラスチックなどの)複合物などの形状保持材料、又は他の任意の適切な材料から構成することができる。プラスチックの限定しない実施態様としては、ポリウレタン、ポリアクリルアミド、及びポリ塩化ビニル(PVC)などがある。コネクタは、(例えば吸収性材料などの)材料がそれに関連付けられるようにする。コネクタは、圧入によって、コネクタ、管、或いはコネクタと管の双方をねじ切りするなどによって、多様なやり方で管と嵌め合わさることができる。
【0022】
本発明の保護衣服は、(例えば顔料又は染料などの)色彩及び/又は(例えば香料などの)芳香を、液体不浸透性材料及び/又は繊維の中に備えることもできる。色彩又は芳香を、例えばエラストマー・エマルジョンに加えてから、(保護衣服にその形状を与える)型をエマルジョンの中に浸すことができる。さらに、本発明の保護衣服は、エンボス模様又はエンボスパタンを備えることができる。それらの模様又はパタンは、衣服の型に模様を彫ることによって作り出すことができる。例えば、保護衣服が子供によって使用される場合、デディー・ベアの模様を型に形成することができ、それによって使用者に対してより魅力的な外観を衣服に与える。さらに、(例えば所望域を(事前加硫若しくは事後加硫された)液体ラテックス、又は合成エラストマー前駆物質溶液にさらに浸漬することによって、或いは浸漬前に所望域で凝固剤を型に塗布して、より厚い結果を得ることによって)同じ衣服に異なった厚みの模様を作り出すことができる。
【0023】
図面と併せて考慮すれば、以下の詳しい記述から、本発明がより完全に理解され、評価されよう。
【実施例】
【0024】
ここで、図1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1H、1Iを参照するが、それらは、本発明の好ましい実施例による保護用下着を製造する方法の簡略図である。本発明を、特にパンツに関して図1A〜1Iを参照して以下に述べるが、本発明は、他の任意の適切な衣服(パンツ、他の衣服の上に着用する衣服、又は他の衣服とは併せずに着用する衣服)にも等しく当てはまる。
【0025】
図1Aで分かるように、立体的衣服の型10を提供するが、そこに、針などの突起部14の列12が、形成するパンツの全体形状に形成される。突起部14は、TEFLON(登録商標)で覆うことが好ましい。パンツの股部域16には、突起部14を設けないことが好ましい。型10の残りの部分は、TEFLON(登録商標)などの非粘着性物質で被覆することが好ましい。別のやり方で、穿孔を(例えばローラ・プレスなどの)機械的手段によって形成することもできる。
【0026】
図1Bで示すように、衣服型10は、ラテックス又はシリコンなどの液体17に浸漬することが好ましく、それは、乾燥すると、伸縮可能な軽量の衣服18を、列12及び股部域16の上に形成する。突起部14を設けることによって、衣服18が、股部域16以外で穿孔されることを理解されたい。したがって、衣服18は、液体不浸透性の股部域16以外で「通気可能」である。
【0027】
衣服型10を液体17の中に浸漬することに引き続いて、衣服18を(図示しない)機械的デバイスで摩擦して、余分なエラストマー材料を除去することができる。
【0028】
本発明の好ましい実施例によると、図1Cで示すように、吸収性パッド20が、股部域16で軽量衣服18と関連付けられる。しかし吸収性パッド20を、必要に応じて股部域を超えて拡張することもできる。吸収性パッドを、粘着剤を使用することによって関連付け、又はラテックスが吸収パッド20と係合して、型10上で乾燥することによって、衣服18の残りの部分に取り付けることができる。
【0029】
型10上の衣服の外部表面は、最終的には裏返しにされて内部表面を形成するが、型10から衣服18を取り外す前に、図1Dで示すように粘着剤22を、その後図1Eで示すように綿繊維24又は他の任意の適切な材料を噴霧することが好ましく、それによって快適でべたつきのない、皮膚に係合する表面を提供することができる。パッド20は、図1D及び1Eのステップ中は、カバー26で覆われることが好ましいが、カバーは、パッドから綿繊維への液体が移動することを防止するために、パッドの範囲を幾分超えて延在する。
【0030】
その結果できた衣服30を、図1Fで示すように型10から取り外し、裏返すことができる。衣服30の外側表面は、綿繊維若しくは他の任意の適切な材料で被覆し、又は他のやり方で覆い、適切な方法で仕上げることができる。
【0031】
図1Gで分かるように、完成した衣服40は、極めて軽量、低コスト、伸縮可能なパンツであることが好ましく、それは、吸収性材料で大部分を覆われた特定域以外で全体に穿孔されており、かつ内部の吸収パッドが一体的に形成されることが好ましい。この衣服は、ラテックス又はシリコンなどの弾性材料から形成され、厚みが300ミクロン未満であることが好ましい。図1Hで分かるように、本発明の好ましい実施例によると、裂け目域42を、衣服の脇などにおいて衣服に組み込むことができる。これにより、それを域42で裂くことによって衣服を取り外すことが容易になる。一旦取り外すと、この裂かれた着用済み衣服を、図1Iで示すように廃棄することができる。
【0032】
衣服18の製造の最終段階は、当技術分野で知られているように、加硫プロセス及び衣服の端部裁断を含むことができる。
【0033】
図2から分かるように、この衣服はパンツ50、ブラジャ60、又は他の任意の適切な衣服であることができる。パンツ50のパッド62は、着用者の脚に沿って下向きに延在する部分を有することができることに留意されたい。
【0034】
図3Aを参照すると、医療用保護衣服70が示してある。医療用保護衣服は、衣服本体72を含むことができる。衣服本体の一部分(又は衣服本体全体)を弾性材料又は液体不浸透性材料から構成することができる。材料の実施例としては、ラテックス又はシリコンなどがある。衣服本体72は、それが着用者にぴったりと又は快適に合うように、衣服本体を調節するために、ストラップ74又は(スナップ、クリップ、ファスナ、又は同様のものなどの)他のタイプの調節デバイスを含むことができる。衣服本体の一部又は全てを穿孔することができる。(図面に示さない)衣服本体の一部分を(綿繊維などの)材料で覆うことができ、それによって快適でべたつきのない、皮膚に係合する表面を提供することができる。図3Aで示す医療用保護衣服70は、(乳腺手術などの)医療処置後に、片方の乳房などの体の一部分を保護し、包帯をし、治療するのに使用することができる。衣服本体に関連付けられる吸収性デバイス又は吸収性材料としては、医療用軟膏、治療用薬品、又は診断材料などがある。図3Bを参照すると、衣服76の代替実施例を示してあるが、それは(女性が母乳を飲ませる際の授乳用)衛生ブラジャ、又は(乳腺手術の後で使用する)医療用ブラジャ衣服の簡略図を示している。
【0035】
図4を参照すると、他の医療用保護衣服80の簡略図を示してある。医療用保護衣服80は、衣服本体82を含むことができる。衣服本体の一部分(又は衣服本体全体)を、弾性材料又は液体不浸透性材料で構成することができる。材料の実施例としては、ラテックス又はシリコンなどがある。衣服本体82は、それが着用者にぴったりと又は快適に合うように、衣服本体を調節するために、ストラップ84又は(スナップ、クリップ、ファスナ、又は同様のものなどの)他のタイプの調節デバイスを含むことができる。衣服本体の一部又は全てを穿孔することができる。(図面に示さない)衣服本体の一部分を(綿繊維などの)材料で覆うことができ、それによって快適でべたつきのない、皮膚に係合する表面を提供することができる。図4で示すように、吸収性材料86を衣服本体82に取り付けるが、材料86の別の部分は衣服本体82に取り付けなくてもよい。材料86は、様々な部分で衣服本体に連結することができる。例えば材料86をその端部の2箇所で、一方を衣服本体82の上方部分に、他方を衣服本体82の下方部分に取り付けることができる。このようなやり方で、ポケットを形成することもできる。図4に示す医療用保護衣服80は、足などの四肢に使用することができ、糖尿病患者の治療で助けとなることができる。
【0036】
図5を参照すると、衣服本体92、コネクタ94、及び管96を備えた医療用保護衣服90の簡略図を示してある。衣服本体92とコネクタ94を一体的に形成することができる。別法として、衣服本体92及びコネクタ94は、別個の片から構成することができ、(接着剤、ファスナ、又は同様のものなどで)相互に取り付けることもできる。衣服本体を弾性材料又は液体不浸透性材料から構成することもできる。同様にコネクタを弾性材料又は液体不浸透性材料で構成することができる。衣服本体92は、体の任意の部分に着用することができる。体の部分の一実施例としては、図5に示すように顔の一部分などがある。体の他の実施例としては、使用者が静脈注射による液体を必要とする場合のような、腕の一部分などがある。
【0037】
衣服本体92は、蒸泄を可能にする多数の穿孔が設けられた部分を含むことができる。さらに、衣服本体92は、それが着用者にぴったりと又は快適に合うよう、衣服本体92を調節するために、(図示しない)ストラップ又は(スナップ、クリップ、ファスナ、又は同様のものなどの)他のタイプの調節デバイスを含むことができる。図5に示す実施例では、調節デバイスは、使用者の頭部に合うように調節することができる。
【0038】
コネクタ94は、管96を保護衣服90に連結する。管96は、体から液体を吸収し、又は体に液体を送達するのに使用することができる。例えば、図5に示すように、体からの排出に管を使用することもできる。別法として、体に流体又は液体を供給するのに管を使用することもできる。
【0039】
コネクタは、(例えば吸収性材料などの)材料がそれに関連付けられるようにする。このようなやり方で、使用者に対する不快感をより小さくして、管96をコネクタ94に連結することができる。コネクタは、ねじ切り98などによって、多様な方法で管と嵌め合わさることができる。ねじ切りは管96、コネクタ94、或いはコネクタ94と管96の双方に形成することができる。別法として、管96を圧入することによって、管96をコネクタ94と嵌め合わすことともできる。
【0040】
当業者には、本発明が、以上に特に示し、記述したものに限定されないことを理解されたい。そうではなく、以上の記述を読んで一般当業者に思い付くことがあり、従来技術には存在しない、この明細書で述べ、図面で示した様々な特徴の変化形態及び修正形態を本発明の範囲は含むものである。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1A】図1Aは、本発明の好ましい実施例による保護衣服を製造する方法を示す図である。
【図1B】図1Bは、本発明の好ましい実施例による保護衣服を製造する方法を示す図である。
【図1C】図1Cは、本発明の好ましい実施例による保護衣服を製造する方法を示す図である。
【図1D】図1Dは、本発明の好ましい実施例による保護衣服を製造する方法を示す図である。
【図1E】図1Eは、本発明の好ましい実施例による保護衣服を製造する方法を示す図である。
【図1F】図1Fは、本発明の好ましい実施例による保護衣服を製造する方法を示す図である。
【図1G】図1Gは、本発明の好ましい実施例による保護衣服を製造する方法を示す図である。
【図1H】図1Hは、本発明の好ましい実施例による保護衣服を製造する方法を示す図である。
【図1I】図1Iは、本発明の好ましい実施例による保護衣服を製造する方法を示す図である。
【図2】図2は、概ね本発明の好ましい実施例による図1A〜Fの方法によって製造された保護衣服の簡略図である。
【図3A】図3Aは、医療用保護衣服の簡略図である。
【図3B】図3Bは、(授乳用)衛生ブラジャ、又は(乳腺手術後に使用する)医療用ブラジャ衣服の簡略図である。
【図4】図4は、他の医療用保護衣服の簡略図である。
【図5】図5は、衣服本体、コネクタ、及び管を備えた衣料用保護衣服の簡略図である。





【特許請求の範囲】
【請求項1】
保護衣服であって、
a)第1部分と第2部分を備えた内部表面を有する、液体不浸透性材料の一体的に形成された衣服本体と、
b)前記一体的に形成された衣服本体の前記第1部分に関連付けられた吸収性デバイスと、
c)前記一体的に形成された衣服本体の第2部分の内側表面の少なくとも一部に貼付された繊維とを備える保護衣服。
【請求項2】
前記吸収性デバイスに関連付けられた前記衣服の部分、及び前記吸収性デバイスに関連付けられた前記衣服本体の部分の近傍以外で、前記繊維が前記一体的に形成された衣服本体の前記内側表面に貼付される、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項3】
前記第2部分に、蒸泄を可能にする多数の穿孔が設けられる、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項4】
前記第1部分が、蒸泄を防止するように実質的に穿孔されていない、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項5】
前記一体的に形成された衣服本体が外側表面を有し、前記一体的に形成された衣服本体の前記外側表面の少なくとも一部分に貼付される繊維をさらに備える、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項6】
前記液体不浸透性材料がゴムである、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項7】
前記繊維が綿である、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項8】
前記第1部分が前記吸収性デバイスを超えて延在する、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項9】
前記衣服が体にぴったりとした縫い目のない衣服である、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項10】
前記衣服が下着である、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項11】
前記下着がパンツである、請求項10に記載の保護衣服。
【請求項12】
前記下着がブラジャである、請求項10に記載の保護衣服。
【請求項13】
前記衣服が包帯材である、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項14】
前記包帯材が包帯である、請求項13に記載の保護衣服。
【請求項15】
前記包帯材が授乳パッドである、請求項13に記載の保護衣服。
【請求項16】
前記液体不浸透性材料が天然エラストマーである、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項17】
前記液体不浸透性材料が合成エラストマーである、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項18】
前記液体不浸透性材料及び/又は前記繊維が、少なくとも1つの顔料、染料、又はそれらの組み合わせを備える、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項19】
前記液体不浸透性材料及び/又は前記繊維が、少なくとも1つの芳香を備える、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項20】
エンボス模様又はエンボスパタンをさらに備える、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項21】
前記衣服が、コネクタ、及び前記コネクタによって前記衣服本体に連結される管を備える、請求項1に記載の保護衣服。
【請求項22】
前記コネクタが吸収性材料と関連付けられる、請求項21に記載の保護衣服。
【請求項23】
前記管が体から液体を吸収し、又は移送することができる、請求項21に記載の保護衣服。
【請求項24】
前記管が液体を体に送達することができる、請求項21に記載の保護衣服。
【請求項25】
前記コネクタが前記包帯材本体と一体的に形成される、請求項21に記載の保護衣服。
【請求項26】
前記コネクタが前記包帯材本体から分離して、そこに取り付けられる請求項21に記載の保護衣服。
【請求項27】
前記衣服が下着又は包帯材である、請求項21に記載の保護衣服。
【請求項28】
前記コネクタが、液体不浸透性材料で構成され、前記液体不浸透性材料が天然エラストマー又は合成エラストマーである、請求項21に記載の保護衣服。

【図2】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2006−508270(P2006−508270A)
【公表日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−554868(P2004−554868)
【出願日】平成15年11月26日(2003.11.26)
【国際出願番号】PCT/IB2003/006472
【国際公開番号】WO2004/047694
【国際公開日】平成16年6月10日(2004.6.10)
【出願人】(505196174)タミケア リミテッド (6)
【Fターム(参考)】