個別化されたプロセス空気制御を有する液体ディスペンサ
液体材料を小出しにするディスペンサ(10,10a)であって、液体材料を減衰させ、又は、プロセス空気を用いて液体材料のパターンを制御し、1以上の液体ディスペンスモジュール(12)又はノズル(18)にプロセス空気を提供するための複数のプロセス空気通路(48)を有している。1以上のモジュール(12)又はノズル(18)に提供されるプロセス空気の流量は、ディスペンサ(10,10a)における他のモジュール(12)又はノズル(18)に提供される流量とは異なるように、別々に制御される。従って、それぞれのモジュール(12)又はノズル(18)に提供される流量は、特定のディスペンスノズル又はダイに適用すべく最適化される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的に、プロセス空気を用いて、連続的及び間欠的に液体材料を小出しにするシステムであって、基板上に液体を小出しにする複数のノズル又はモジュールを有し、特に、個々のノズル又はモジュールへのプロセス空気が別々に制御されるようなシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
ホットメルト接着剤などの熱可塑性材料は、おしめ、生理用ナプキン、外科用ドレープ生地、及び様々なその他の製品を含む、様々な用途に使用されている。技術は、直線ビーズ又は材料の繊維及びその他の噴霧パターンの用途から、繊維材料の螺旋状及び溶融吹付堆積などの空気援助用途に発展した。
【0003】
1つのタイプの公知の間欠的に動作可能な液体ディスペンスシステムは、それぞれの関連するモジュールから、意図する堆積パターンにおいて、液体材料を適用するために、1以上のディスペンスモジュールを具備している。これらのモジュールは、個々のモジュールをオン/オフ式に動作させる、バルブ要素を具備している。1つの例によるこのタイプのディスペンスモジュールは、本発明の譲受人に譲渡された、特許文献1に開示されている。モジュールは、バルブ構造を具備し、モジュールをオン及びオフの状態に変化させる。オフ状態においては、モジュールは再循環モードに入る。これらのモジュールにおける三方向のバージョンは、再循環モードを有し、モジュールの液体材料入口からの加圧材料を、再循環出口にリダイレクトし、再循環出口は、例えば、供給マニホールドにつながり、材料が停留するのを防止する。他の二方向のモジュールは、再循環がなく、選択的な計量及び/又は材料堆積のオン/オフ制御を提供するために使用されてきた。別のタイプの液体ディスペンスシステムは、連続式塗布器と称され、液体材料を基板上に小出しにするために複数の液体ディスペンスノズル又はダイを具備し、すべてのノズルはオン又はオフのいずれかに、すべてのノズルは同時的に制御される。
【特許文献1】米国特許第6,089,413号明細書
【0004】
様々な数のモジュールに適応できる、様々な液体ディスペンスシステムが開発された。異なるタイプのディスペンスモジュール、又は、異なるダイ又はノズルを有する同様なモジュールは、これらのシステムと共に使用され、様々な堆積パターンが塗布器を横切って基板に塗布される。最も一般的なタイプの空気援助ダイ又はノズルは、溶融吹付ノズル及びダイ及び螺旋ノズルを具備している。加圧空気は、溶融吹付用途における繊維の直径を引き下ろし又は減衰させ、又は、螺旋ノズルを使用するときなど、他の用途における特定の堆積パターンを生み出す。ホットメルト接着剤又はその他の加熱された熱可塑性材料を使用するとき、プロセス空気又は“パターン”空気は加熱され、空気は、基板上に堆積する前に、熱可塑性材料を実質的に冷却しない。
【0005】
ユーザが塗布器を特定のニーズに仕立てられる例示的な塗布器は、本発明の譲受人に譲渡され、ここで参照によって全体を引用される、特許文献2に示されて開示されている。この塗布器は、複数のマニホールド部分と、マニホールド部分に固定された関連する液体ディスペンスモジュールとを備えている。マニホールド部分は、塗布器に、選択的に、加えられ又は取り除かれ、それぞれの液体ディスペンスモジュールから小出しにされる液体材料の噴霧性能を最適化する。
【特許文献2】米国特許第6,422,428号明細書
【0006】
異なるタイプの液体ディスペンスモジュールが単一のディスペンサに使用されるとき、又は、異なるタイプのノズル又はダイが複数モジュールのディスペンサのモジュールに使用されるとき、それぞれのモジュール又はモジュール/ノズルの組合せの性能が最適化されるように、個々のモジュール又はノズルに提供されるプロセス空気を制御することが望ましい。係属中の特許文献3及び係属中の特許文献4は、それぞれ本発明の譲受人に譲渡され、液体材料を小出しにするための複数の液体ディスペンスモジュールを有してなる様々な実施形態による液体ディスペンサシステムを開示している。これらのシステムは、空気供給と液体ディスペンサシステムとの間に制御を具備し、流量を制御し、及び/又は、個々のモジュールに提供されるプロセス空気の流量を制御する。いくつかの用途においては、個々のノズル又はダイをプロセス空気が出る箇所の近くの、システムの箇所にプロセス空気を制御することが望ましい。本願は、液体ディスペンサシステムの様々な実施形態を開示しており、1以上のモジュール又はノズルに提供されるプロセス空気は、空気供給と液体ディスペンサシステムとの間以外の箇所に配置された制御手段によって、独立に調整される。
【特許文献3】米国特許出願第10/282,573号明細書
【特許文献4】米国特許出願第10/836,765号明細書
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明が提供する液体材料ディスペンサは、加圧されたプロセス空気又はパターン空気を用いて、小出しにされる液体材料を減衰させ、又は、小出しにされる液体材料のパターンを操作する。液体材料ディスペンサは、加圧空気を受けるように適合した第1のマニホールドと、液体材料を受けるように適合した第2のマニホールドとを備えている。第1のマニホールドは、第1の空気流を供給するための第1の空気通路と、第2の空気流を供給するための第2の空気通路とを有する。第2のマニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路とを有する。第1のノズルは、第1の空気通路と、第1の液体材料通路とに結合される。第2のノズルは、第2の空気通路と、第2の液体材料通路とに結合される。第1の制御は、第1のマニホールドにおける第1の空気通路と連通し、第2の制御は、第1のマニホールドにおける第2の空気通路と連通する。第1の制御は、第2の空気通路の第2の流量とは独立して、第1の空気通路の第1の流量を調整するように動作する。
【0008】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、加圧空気を受け入れるように適合した第1のマニホールドと、液体材料を受け入れるように適合した第2のマニホールドとを備えている。第1のマニホールドは、第1の空気流を供給するための第1の空気通路と、第2の空気流を供給するための第2の空気通路とを有している。第2のマニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流を供給するための液体材料通路とを有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気通路に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路と連通した第1の制御とを有している。第2のディスペンス装置は、第2の空気通路に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有している。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
【0009】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受容するようになっているマニホールドと、加圧空気源から第1の空気流を供給するのに適合した第1の空気配管と、加圧空気源から第2の空気流を供給するのに適合した第2の空気配管とを備えている。液体マニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路とを有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気配管に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路に連通した第1の制御とを有している。第2のディスペンス装置は、第2の空気配管に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有している。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
【0010】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受容するようになっているマニホールドを備えている。液体マニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路とを有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気通路を有し、第2のディスペンス装置は、第2の空気通路を有している第1の空気配管は、加圧空気源から、第1のディスペンス装置における第1の空気通路へ、第1の空気流を供給するように適合している。第2の空気配管は、加圧空気源から、第2のディスペンス装置における第2の空気通路へ、第2の空気流を供給するように適合している。第1の制御は、第1の空気配管における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気配管の第1の流量とは独立して、第2の空気配管における第2の流量を調整するように動作する。
【0011】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、加圧空気と液体材料とを受容するようになっているマニホールドを備えている。マニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路と、第1の空気流を供給するための第1の空気通路と、第2の空気流を供給するための第2の空気通路とを有している。第1のノズルは、第1の空気流を受けるための第1の空気通路と、第1の液体材料流を受けるための第1の液体材料通路とに結合されている。第2のノズルは、第2の空気流を受けるための第2の空気通路と、第2の液体材料流を受けるための第2の液体材料通路とに結合されている。第1の制御は、マニホールドにおける第1の空気通路に連通し、第2の制御は、マニホールドにおける第2の空気通路と連通している。第1の制御は、第2の空気通路の第2の流量とは独立して、第1の空気通路の第1の流量を調整するように動作する。
【0012】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、加圧空気と液体材料とを受容するようになっているマニホールドを備えている。マニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路と、第1の空気流を供給するための第1の空気通路と、第2の空気流を供給するための第2の空気通路とを有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気通路に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路と連通した第1の制御とを有している。第2のディスペンス装置は、第2の空気通路に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有している。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
【0013】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受けるための第1のマニホールドと、液体材料を受けるための第2のマニホールドと、加圧空気源から第1の空気流を供給するのに適合した第1の空気配管と、加圧空気源から第2の空気流を供給するのに適合した第2の空気配管とを備えている。第1のマニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路を有し、第2のマニホールドは、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路を有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気配管によって加圧空気源に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路に連通した第1の制御とを有する。第2のディスペンス装置は、第2の空気配管によって加圧空気源に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有する。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受容するようになっている第1のマニホールドと、液体材料を受容するようになっている第2の液体材料通路を有してなる第2のマニホールドとを有している。第1のマニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路を有し、第2のマニホールドは、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路を有している。第1の空気配管は、加圧空気源から第1の空気流を供給するように適合し、第2の空気配管は、加圧空気源から第2の空気流を供給するように適合している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気配管に結合された第1の空気通路を有し、第2のディスペンス装置は、第2の空気配管に結合された第2の空気通路を有する。第1の制御は、第1の空気配管における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気配管の第1の流量とは独立して、第2の空気配管における第2の流量を調整するように動作する。
【0014】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、加圧空気と液体材料とを受容するようになっている第1のマニホールドと、加圧空気と液体材料とを受容するようになっている第2のマニホールドとを備えている。第1のマニホールドは、第1の空気流を供給するための第1の空気通路と、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路とを備えている。第2のマニホールドは、第2の空気流を供給するための第2の空気通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路とを備えている。第1のノズルは、第1の空気通路と、第1の液体材料通路とに結合される。第1のノズルは、第1の空気流と、第1の液体材料流とを受ける。第2のノズルは、第2の空気通路と、第2の液体材料通路とに結合される。第2のノズルは、第2の空気流と、第2の液体材料流とを受ける。第1の制御は、第1のマニホールドにおける第1の空気通路と連通し、第2の制御は、第2のマニホールドにおける第2の空気通路と連通する。第1の制御は、第2の空気通路の第2の流量とは独立して、第1の空気通路の第1の流量を調整するように動作する。
【0015】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、加圧空気と液体材料とを受容するようになっている第1のマニホールドと、加圧空気と液体材料とを受容するようになっている第2のマニホールドとを備えている。第1のマニホールドは、第1の空気流を供給するための第1の空気通路と、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路とを備えている。第2のマニホールドは、第2の空気流を供給するための第2の空気通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路とを備えている。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気通路に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路と連通した第1の制御とを有している。第2のディスペンス装置は、第2の空気通路に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有している。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
【0016】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受容するようになっている第1の液体マニホールドと、液体材料を受容するようになっている第2の液体マニホールドとを備えている。第1の液体マニホールドは、液体材料の第1の流れを供給するための第1の液体材料通路と、液体材料の第2の流れを供給するための第2の液体材料通路とを有している。第1の空気マニホールドは、加圧空気を受けるように適合し、第1の空気流を供給するための第1の空気通路を有している。第2の空気マニホールドは、加圧空気を受けるように適合し、第2の空気流を供給するための第2の空気通路を有している。第1のノズルは、第1の空気通路と、第1の液体材料通路とに結合される。第2のノズルは、第2の空気通路と、第2の液体材料通路とに結合される。第1の制御は、第1のマニホールドにおける第1の空気通路に連通している。第2の制御は、第1のマニホールドにおける第2の空気通路と連通している。第1の制御は、第2の空気通路の第2の流量とは独立して、第1の空気通路の第1の流量を調整するように動作する。
【0017】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受けるために適合した第1の液体マニホールドと、液体材料を受けるために適合した第2の液体マニホールドとを備えている。第1の液体マニホールドは、液体材料の第1の流れを供給するための第1の液体材料通路を有する。第2の液体マニホールドは、液体材料の第2の流れを供給するための第2の液体材料通路を有する。第1の空気マニホールドは、加圧空気を受けるように適合し、第1の空気流を供給するための第1の空気通路を有している。第2の空気マニホールドは、加圧空気を受けるように適合し、第2の空気流を供給するための第2の空気通路を有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気通路に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路と連通した第1の制御とを有している。第2のディスペンス装置は、第2の空気通路に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有している。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
【0018】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受容するようになっている第1の液体マニホールドと、加圧空気を受容するようになっている第1の空気マニホールドと、加圧空気を受容するようになっている第2の空気マニホールドとを備えている。第1の液体マニホールドは、液体材料の第1の流れを供給するための第1の液体材料通路と、液体材料の第3の流れを供給するための第2の液体材料通路とを有している。第1の空気マニホールドは、第1の空気流を供給するための第1の空気通路を有し、第2の空気マニホールドは、第2の空気流を供給するための第2の空気通路を有している。第1のノズルは、第1の空気通路と、第1の液体材料通路とに結合される。第2のノズルは、第2の空気通路と、第2の液体材料通路とに結合される。第1の制御は、第1の空気マニホールドにおける第1の空気通路に連通している。第2の制御は、第2の空気マニホールドにおける第2の空気通路と連通している。第1の制御は、第2の空気通路の第2の流量とは独立して、第1の空気通路の第1の流量を調整するように動作する。
【0019】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受容するようになっている第1の液体マニホールドと、加圧空気を受容するようになっている第1の空気マニホールドと、加圧空気を受容するようになっている第2の空気マニホールドとを備えている。第1の液体マニホールドは、液体材料の第1の流れを供給するための第1の液体材料通路と、液体材料の第2の流れを供給するための第2の液体材料通路とを有している。第1の空気マニホールドは、第1の空気流を供給するための第1の空気通路を有し、第2の空気マニホールドは、第2の空気流を供給するための第2の空気通路を有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気通路に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路と連通した第1の制御とを有している。第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第2のディスペンス装置は、第2の空気通路に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有している。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
【0020】
本発明の特徴及び目的については、添付図面と関連させた、以下の詳細な説明から容易に明らかになるだろう。
【0021】
添付図面は、この明細書に組み込まれてその一部分を構成するものであって、本発明の実施形態を図示し、上述した本発明の一般的な説明及び以下の詳細な説明と併せて、本発明を説明するのに役立つものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
係属中の特許文献3、及び係属中の特許文献4は、本発明の譲受人に譲渡され、ここで参照によって全体を引用されるもので、液体材料を小出しにする複数の液体ディスペンスモジュールを有してなる、様々な実施形態による液体ディスペンスシステムを開示している。空気供給源と液体ディスペンスシステムとの間の制御は、流量を制御し、及び/又は、個々のモジュールに提供されるプロセス空気の流量を制御する。この出願は、液体ディスペンスシステムの様々な他の実施形態に関し、それらは、1以上の他のモジュールに提供されたプロセス空気とは独立して、1以上のモジュールに提供されたプロセス空気を制御することができる。個々のダイ又はノズルから小出しにされる液体のオン/オフ制御のために、1以上のモジュールを有する液体ディスペンスシステムに関して、ある種の実施形態が本願に開示されるけれども、プロセス空気の個々の制御も、すべてのモジュールが同時にターンオン又はオフされる、連続タイプのディスペンスシステムに適用できることを認識されたい。
【0023】
図1及び図2は、本発明の原理に従った、例示的な液体ディスペンスシステム10を示しており、複数のディスペンスモジュール12が共通の(セグメント化されていない)マニホールド本体14に結合され、マニホールド本体は、複数のモジュール12を受けるように適合し、これは液体マニホールド機能と空気マニホールド機能とを、単一の統合されたユニットに組み込んでいるが、これについては、係属中の米国特許出願第10/830,613号に開示されており、この出願は、本発明の譲受人に譲渡され、ここで参照によって全体を引用する。複数の液体ディスペンスモジュール12は、例えば、取付具16によって、マニホールド本体14に固定され、当業者に公知のように、それぞれの液体ディスペンスノズル又はダイ18に結合されている。図2に示すように、液体材料は、液体源から、液体材料入口ポート20を通して、マニホールド本体14に供給される。液体材料入口ポート20は、マニホールド本体14に形成された、垂直に向けられたフィルタキャビティ22につながっており、フィルタキャビティは、入って来る液体材料から汚染物を除去するためのフィルタ24を受け入れるサイズになっている。液体材料は、フィルタ24から出て、フィルタキャビティ22の底部26へ向かい、マニホールド本体14に沿った長手方向に延びる液体分配通路28へと入る。複数の液体出口通路30は、マニホールド本体14に形成され、液体分配通路28と交差しており、それにより、液体分配通路28から流れる液体材料は、液体出口通路30を通って、それぞれのモジュール12に設けられた対応する液体入口通路32へ向かう。
【0024】
プロセス空気は、外部源から、マニホールド本体14の背面に形成された、空気入口ポート40を通して、ディスペンサ10に入る。源からのプロセス空気は、一般的に、高い圧力にて提供される。この空気は、所望の「圧力」を維持するように調整されるけれども、そうした圧力調整は、一般的には、個々のモジュール又はノズルの要求条件に、圧力及び/又は流量を調整することを意図していない。プロセス空気は、空気入口ポート40から、垂直通路42を通り、分配通路46と交差している空気供給通路44に連通する。空気分配通路46は、マニホールド本体14に沿って長手方向に延び、複数の空気出口通路48と連通し、プロセス空気を、それぞれのモジュール12に形成された対応する空気入口50に提供する。
【0025】
図1及び図2に示した実施形態においては、個々のモジュール12に提供されたプロセス空気は、それぞれのモジュールにて直接制御される。それぞれのモジュール12は、ニードルバルブなどの制御52を具備し、空気入口通路50を通してモジュール12に供給された、空気の圧力及び/又は流量の個々の調整及び制御を容易にする。制御52は、ニードルバルブとして示して説明したけれども、制御は、代わりに、プロセス空気の圧力及び/又は流量を制御するのに適した、様々な他の装置でもよいことを認識されたい。さらに、制御52は、それぞれのモジュール12の一部分として示したけれども、制御52は、代わりに、モジュール12とそれぞれに関連したノズル又はダイ18との間の流路中に配置してもよいことを理解されたい。
【0026】
マニホールド本体14は、液体及び空気のマニホールド機能を一体的に組み合わされて単一の一元的なマニホールド本体を有するものとして、図2に示して説明したけれども、マニホールド本体は、代わりに、図2Aに示すように、別々の液体マニホールド部分14aと空気マニホールド部分14bとを接合してディスペンサ10aを形成してもよいことを認識されたい。図2Aのマニホールドは、2つの別々の部分14a,14bから形成されているけれども、液体ディスペンスシステム10aの動作は、別の点では、図1及び図2の液体ディスペンスシステム10に関して説明したのと同様である。
【0027】
図2Bは、別の例の液体ディスペンスシステム10bを示しており、図2Aの液体ディスペンスシステム10aと類似しており、マニホールド本体は別々の液体及び空気のマニホールド部分14a,14bを備えている。しかしながら、この実施形態においては、それぞれのモジュール12aに提供されるプロセス空気の圧力及び/又は流量は、液体ディスペンスシステム10bと空気源との間に配置された制御54によって調整され、そのやり方は、係属中の特許文献3に開示されたやり方と同様である。
【0028】
図1、図2、図2A、及び図2Bに示して説明した液体ディスペンスシステム10、10a,10bは、一元的な非セグメント化されたマニホールド本体14,14a,14bを示しているけれども、本発明の原理に従ったディスペンスシステムのためのマニホールド本体は、代わりに、セグメント化されていてもよいことを理解されたい。これらのセグメント化されたマニホールドは、係属中の特許文献3に開示されているように、別々の液体及び空気のマニホールド部分を備え、又は、係属中の特許文献4に開示されているように、液体及び空気のマニホールド機能を実行するように統合されたマニホールドを備えている。
【0029】
図3は、例示的なディスペンスモジュール12の詳細を示しており、空気マニホールドを通してモジュールに提供される空気の流量及び/又は圧力を選択的に調整するためのニードルバルブ52aを有している。プロセス空気は、空気入口50に入り、傾斜した通路60に沿って流れ、実質的に水平な通路62を通って、バルブ本体64の入口ボア(図示せず)に入る。ニードルバルブ52aの軸66は、バルブ本体64の入口ボアに対して、完全に閉じた位置と、完全に開いた位置と、複数の中間的な位置との間にて調整することができ、そのために、制御ノブ68を操作して、それにより、バルブ本体64を通って流れるプロセス空気を調整する。調整されたプロセス空気は、その後、バルブ本体64から、垂直通路70と水平通路72とを通って、空気分配チャネル74へと通り抜ける。第1及び第2の空気分配通路76,78は、分配チャネル74と連通し、調整されたプロセス空気は、空気分配通路76,78に沿って流れて、空気分配通路76と連通した空気出口通路80a,80bへ、及び、空気分配通路78と連通した空気出口通路82a,82bへと流れる。プロセス空気は、空気出口通路80a,80b,82a,82bに沿って流れ、当業者に知られているように、ディスペンスノズル又はダイ18(図2)の対応する入口に向かう。
【0030】
マニホールドからの液体材料は、垂直ボア90に連通した液体入口通路を通して、マニホールド12に入る。バルブ軸92は、垂直ボア90の内部に配置され、液体ディスペンスバルブ本体94と選択的に係合するために可動であり、当業者に知られているように、液体出口通路96からノズル18へ通る、液体材料の小出しを選択的に制御する。
【0031】
図4は、例示的な液体ディスペンスシステム100を示した模式図であって、図1、図2、及び図2Aについて上述した、液体ディスペンスシステム10,10aの特定の例示的な実施形態に関して図示して説明したものである。液体ディスペンスシステム100は、それぞれの液体材料源及び空気源104,106から液体材料とプロセス空気とを受け、任意的に加熱する、マニホールド102を具備し、液体及びプロセス空気を、マニホールド102に結合された1以上の液体ディスペンスモジュール12に分配する。共通する空気源106からの空気は、マニホールド102に入る前には、個々に制御されない。代わりに、プロセス空気は、ニードルバルブ又はその他の装置などの制御52を具備している個々のモジュール12に分配され、例えば、図3に関して上述したように、モジュール12にて直接に、プロセス空気の圧力及び/又は流量を個々に制御する。制御52は、モジュール12の一部分であるか、又は、前述したように、制御は、モジュール12とそれらにそれぞれ関連するノズル又はダイとの間の流路に配置される。
【0032】
マニホールド102は、係属中の特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備えていてもよい。これらの部分は、統合されて、係属中の特許文献4に開示されているように、空気及び液体のマニホールド分配機能がそれぞれの部分によって実行され、又は、係属中の特許文献3に開示されているように、部分は、別々の空気及び液体のマニホールド部分を備える。代わりに、マニホールド102は、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態でもよく、図1、図2、及び図2Aに関して示して説明したように、液体材料及びプロセス空気が共通のマニホールドを通してそれぞれのモジュール12に分配される。共通のマニホールドは、統合され、図2に示すように、液体及び空気のマニホールドの両方の機能を実行し、又は、図2Aに示すように、マニホールドは、別々の液体及び空気のマニホールド部分を備える。
【0033】
図5は、例示的な液体ディスペンスシステム110を示した模式図であって、図2Bについて上述した、液体ディスペンスシステムの特定の例示的な実施形態に関して図示して説明したものである。液体ディスペンスシステム110は、それぞれの液体材料源及び空気源114,116から液体材料とプロセス空気とを受ける、マニホールド112を具備し、液体及びプロセス空気を、マニホールド112に結合された1以上の液体ディスペンスモジュール12aに分配する。共通する空気源116からのプロセス空気は、マニホールド112に入る前に、それぞれのモジュール12aに関連した個々の制御118によって調整され、ここで、加熱されてそれぞれのモジュール12aに分配される。
【0034】
マニホールド112は、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態でもよく、図1、図2、及び図2Aに関して示して説明したように、液体材料及びプロセス空気が共通のマニホールドを通してそれぞれのモジュール12aに分配される。共通のマニホールドは、統合され、図2に示すように、液体及び空気のマニホールドの両方の機能を実行し、又は、図2A及び図2Bに示すように、マニホールドは、別々の液体及び空気のマニホールド部分を備える。
【0035】
代わりに、マニホールド112は、係属中の特許文献3及び特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備えてもよく、それぞれの部分は、個々のモジュール12aへの液体材料及びプロセス空気を計量する。これらの部分は、統合されて、係属中の特許文献4に開示されているように、空気及び液体のマニホールド機能がそれぞれの部分によって実行され、又は、係属中の特許文献3に開示されているように、部分は、別々の空気及び液体のマニホールド部分を備える。
【0036】
図6は、本発明の原理に従った、別の例示的な液体ディスペンスシステム120を示した模式図である。この実施形態においては、液体源124からの液体材料は、液体マニホールド122によって加熱され、マニホールド122に結合された1以上の液体ディスペンスモジュール12bに分配される。液体ディスペンスシステム120は、空気マニホールドを具備していない。むしろ、空気源126からのプロセス空気は、外部熱源128によって加熱され、それぞれの関連するモジュール12bに入るプロセス空気の圧力及び/又は流量を調整可能な外部制御130を通り抜けた後に、モジュール12bの入口ポート(図示せず)を通るなどして、ディスペンスモジュール12bに直接提供される。
【0037】
液体マニホールド122は、係属中の特許文献3及び特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備え、又は、液体マニホールド122は、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態であり、図2Aの液体マニホールド部分14aと類似して、液体マニホールドは、共通のマニホールド122を通して、それぞれのモジュール12bに分配される。
【0038】
図7は、本発明の原理に従った、さらに別の例示的な液体ディスペンスシステム140を示した模式図である。この実施形態においては、液体源144からの液体材料は、液体マニホールド142によって加熱され、マニホールド142に結合された1以上の液体ディスペンスモジュール12cに分配される。液体ディスペンスシステム140は、空気マニホールドを具備していない。むしろ、空気源146からの調整されていないプロセス空気は、外部熱源148によって加熱され、モジュール12cの入口ポート(図示せず)を通るなどして、ディスペンスモジュール12cに直接、提供される。モジュール12cは、ニードルバルブ又はその他の装置などの制御52を具備し、図3のモジュールに関して示して説明したのと同様なやり方にて、モジュール12cにて直接、プロセス空気の圧力及び/又は流量を個々に調整する。制御52は、モジュール12cの一部分であるか、又は、制御は、モジュール12cとそれらにそれぞれ関連するノズル又はダイとの間の流路中にある。
【0039】
液体マニホールド142は、係属中の特許文献3及び特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備えている。代わりに、液体マニホールド142は、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態でもよく、図2Aの液体マニホールド部分14aと類似しており、液体材料は共通のマニホールド142を通してそれぞれのモジュール12cに分配される。
【0040】
図8は、本発明の原理に従った、別の例示的な液体ディスペンスシステム150を示した模式図である。この実施形態においては、液体ディスペンスシステム150は、それぞれの液体材料源及び空気源154,156から液体材料及びプロセス空気を受け、任意的に加熱する、マニホールド152を具備し、液体及びプロセス空気を、マニホールド152に結合された1以上の液体ディスペンスモジュール12aに分配する。空気源からの空気は、マニホールド152に入る前には、個々に制御されない。代わりに、マニホールド152は、ニードルバルブ又はその他の装置であって、プロセス空気の圧力及び/又は流量を制御するのに適したものなど、制御158を具備し、それぞれのモジュール12aと関連し、それぞれのモジュール12aに分配されるプロセス空気の圧力及び/又は流量を個々に調整する。制御158は、マニホールド152の一部分であるか、又は、制御は、マニホールド152とモジュール12aとの間の流路中にある。
【0041】
マニホールド152は、係属中の特許文献3及び特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備えてもよい。これらの部分は、統合されて、係属中の特許文献4に開示されているように、空気及び液体のマニホールド分配機能がそれぞれの部分によって実行され、又は、係属中の特許文献3に開示されているように、部分は、別々の空気及び液体のマニホールド部分を備える。代わりに、マニホールド152は、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態でもよく、図1、図2、及び図2Aに関して示して説明したように、液体材料及びプロセス空気が共通のマニホールドを通してそれぞれのモジュール12aに分配される。共通のマニホールドは、統合され、図2に示すように、液体及び空気のマニホールドの両方の機能を実行し、又は、図2Aに示すように、マニホールドは、別々の液体及び空気のマニホールド部分を備える。
【0042】
液体材料が個々の液体ディスペンスモジュールに供給又は計量される、例示的な実施形態による液体ディスペンスシステムについて示して上述したけれども、液体材料は代わりに、液体ディスペンスモジュールのグループに供給又は計量してもよいことを認識されたい。例えば、図9は、それぞれの液体マニホールド部分162と関連した複数のモジュール12aを備えた、セグメント化されたマニホールドを有してなる、液体ディスペンスシステム160を示した模式図である。液体源164からの液体材料は、液体マニホールド部分162に供給され、ここで、加熱及び計量されて、それぞれの関連するモジュール12aへ向かう。図示の実施形態においては、2つのモジュール12aは、それぞれの液体マニホールド部分162に関連しているけれども、単一のノズル12a、又は、代わりに、3つ以上のモジュール12aがそれぞれの液体マニホールド部分に関連してもよいことを認識されたい。
【0043】
ディスペンスシステム160はさらに、複数の空気マニホールド部分166を具備し、それぞれの液体マニホールド部分162と関連し、それぞれの液体ディスペンスモジュール12aについてひとつずつになっている。空気源168からのプロセス空気は、複数の制御170によって調整され、制御は、空気源168と、それぞれの空気マニホールド部分166との間に配置され、それにより、それぞれのモジュール12aに提供されるプロセス空気の流量及び/又は圧力は、個々に制御される。液体ディスペンスシステム160は、それぞれのモジュール12aに関連する個々の空気マニホールド部分166を有するものとして示して説明したけれども、液体ディスペンスシステム160は、代わりに、2以上のモジュール12aに関連した空気マニホールド部分、又は、すべてのモジュール12aに関連した単一の空気マニホールドでもよいことを認識されたい。
【0044】
図9Aは、図9の液体ディスペンスシステム160と類似した、別の実施形態を示しており、それぞれのモジュール12は制御52を具備し、図3に関して示して説明したのと同様なやり方で、プロセス空気の流量及び/又は圧力をモジュール12にて直接、調整する。制御52は、モジュール12の一部分であるか、又は、制御は、モジュール12とそれらのそれぞれに関連するノズル又はダイの間の流路中にある。図示の実施形態においては、液体ディスペンスシステム160aは、液体源164からの液体材料を加熱するための、及び、加熱された液体材料をそれぞれの液体マニホールド部分162に関連した液体ディスペンスモジュール12のグループに供給するための複数の液体マニホールド部分162を具備している。ディスペンスシステム160aは、空気マニホールドを具備していない。むしろ、空気源168からのプロセス空気は、外部ヒータ172によって加熱され、モジュール12に直接提供されて、ここで、制御52によって調整される。
【0045】
様々な例示的な実施形態に関して、個別化されたプロセス空気の制御が上述され、液体ディスペンスシステムは、モジュールを具備し、それぞれの関連するノズル又はダイから小出しにされた液体材料の個々の制御を容易にする。しかしながら、プロセス空気は、マニホールドに直接結合された1以上のノズル又はダイを有する、連続的な液体材料ディスペンスシステムにおいて個々に制御してもよいことを認識されたい。図10は、例示的な液体ディスペンスシステム180を示した模式図であって、液体材料を小出しにするための、複数のノズル又はダイ184を備えたマニホールド182を有している。複数のダイは同時に制御されて、当業者に公知のように、液体材料の流れを開始及び停止させる。液体材料及びプロセス空気は、それぞれの液体源及び空気源186,188からマニホールド182に供給され、そこで、加熱され、ノズル又はダイ184に分配される。マニホールド182はさらに、ノズル又はダイ184と関連した、複数の制御190を具備し、上述したのと同様なやり方にて、それぞれのノズル又はダイ184に提供されたプロセス空気の流量及び/又は圧力を調整する。制御190は、マニホールド182の一部分であるか、又は、制御は、マニホールド182とノズル又はダイ184との間の流路中にある。
【0046】
図10Aは、別の例示的な実施形態による液体ディスペンスシステム180aを示した模式図であって、液体源及び空気源186,188から液体材料及びプロセス空気を受けて、任意的に加熱する、マニホールド182aを有し、液体材料及びプロセス空気をそれぞれのノズル又はダイ184に分配する。マニホールドの制御190に代えて、液体ディスペンスシステム180aは、空気源188とマニホールド182aとの間に設けられた制御192を具備している。マニホールド182aがプロセス空気を受けて加熱するように構成されていないならば、液体ディスペンスシステムは、任意的要素として、空気源188からの空気を加熱するための外部ヒータ194を具備するとよい。
【0047】
図10Bは、さらに別の実施形態による液体ディスペンスシステム180bを示した模式図であって、図10に関して示して説明した実施形態と同様なやり方にて、液体源及び空気源186,188から液体材料及びプロセス空気を受けて、任意的に加熱する、マニホールド182bを有している。しかしながら、この実施形態では、ノズル又はダイ184にて直接、プロセス空気の流量及び/又は圧力を調整するための制御196を具備している。
【0048】
上述した液体ディスペンスシステムは、個々のモジュール又はノズルに提供されたプロセス空気の流量及び/又は流量を調整する制御を用いていたけれども、1以上の制御を代わりに2以上のモジュール又はノズルと関連させて、モジュール又はノズルのグループへのプロセス空気が同時に制御されるようにしてもよいことを認識されたい。例えば、図11は、液体ディスペンスシステム200を示した模式図であって、マニホールド202は、液体源及び空気源204,206から液体材料及びプロセス空気を受ける。液体材料及びプロセス空気は、マニホールド内で加熱され、マニホールド202に結合された複数のディスペンスモジュール又はノズル208a,208bに分配される。液体ディスペンスシステム200はさらに、空気源206とマニホールド202との間に制御210a,210bを具備している。制御210aは、第1の複数のモジュール又はノズル208aと関連し、制御210bは、第2の複数のモジュール又はノズル208bと関連しており、複数のモジュール又はノズル208a,208bに提供されるプロセス空気の流量及び/又は圧力は、それぞれに関連する制御210a,210bによって同時に調整できる。マニホールド202が、プロセス空気を加熱するように構成されていないならば、液体ディスペンスシステム200は、任意的要素として、空気を加熱するために、外部熱源207を具備してもよい。
【0049】
図11Aは、図11の液体ディスペンスシステム200と類似した、液体ディスペンスシステム200aを示した模式図である。液体源及び空気源204,206からの液体材料及びプロセス空気は、マニホールド202a内にて加熱されて、モジュール又はノズル208a,208bに分配される。空気源206とマニホールド202aとの間の制御210a,210bに代えて、マニホールド202aは、制御212a,212bを具備し、モジュール又はノズル208a,208bに分配されたプロセス空気の流量及び/又は圧力を調整する。制御212aは、第1の複数のモジュール又はノズル208aと関連し、制御212bは、第2の複数のモジュール又はノズル208bと関連しており、複数のモジュール又はノズル208a,208bに提供されるプロセス空気の流量及び/又は圧力は、それぞれに関連する制御212a,212bによって同時に調整できる。制御212a,212bは、マニホールド202aの一部分であるか、又は、制御は、マニホールド202aと、それらにそれぞれ関連するモジュール208a,208bとの間の流路中にある。
【0050】
図12は、本発明の原理に従った、別の液体ディスペンスシステム220を示した模式図である。液体ディスペンスシステム220は、それぞれの液体材料源及び空気源224,226から液体とプロセス空気とを受け、任意的に加熱する、マニホールド222を具備し、液体及びプロセス空気を、マニホールドに結合されたそれぞれのモジュール228に分配する。それぞれのモジュールは、ノズル又はダイ230を具備し、ノズル又はダイ232にて直接、プロセス空気の流量及び/又は圧力を調整する。
【0051】
マニホールド222は、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態でもよく、図1、図2、及び図2Aに関して示して説明したように、液体材料及びプロセス空気が共通のマニホールドを通してそれぞれのモジュール228に分配される。共通のマニホールドは、統合され、図2に示すように、液体及び空気のマニホールドの両方の機能を実行し、又は、図2A及び図2Bに示すように、マニホールドは、別々の液体及び空気のマニホールド部分を備える。代わりに、マニホールド222は、係属中の特許文献3及び特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備えてもよく、それぞれの部分は、個々のモジュール228への液体材料及びプロセス空気を計量する。これらの部分は、統合されて、係属中の特許文献4に開示されているように、空気及び液体のマニホールド機能がそれぞれの部分によって実行され、又は、係属中の特許文献3に開示されているように、部分は、別々の空気及び液体のマニホールド部分を備える。
【0052】
図12Aは、図12の液体ディスペンスシステム220に類似した、例示的な液体ディスペンスシステム220aを示した模式図であるが、液体ディスペンスシステム220aは空気マニホールドを具備していない。むしろ、空気源226からのプロセス空気は、外部熱源227によって加熱され、上述したように、ディスペンスモジュール228に直接提供される。それぞれのモジュールは、ノズル又はダイ230を具備し、ノズル又はダイ232にて直接、プロセス空気の流量及び/又は圧力を調整する。
【0053】
液体マニホールド222aは、係属中の特許文献3及び特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備え、又は、液体マニホールド222aは、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態であり、図2Aの液体マニホールド部分14aと類似して、液体マニホールドは、共通のマニホールド222aを通して、それぞれのモジュール228に分配される。
【0054】
本発明について、その1以上の実施形態の説明によって例示し、実施形態は詳細であると考えられるように説明したけれども、それらは、特許請求の範囲の範囲をそうした詳細に制限又は何らかの限定することを意図していない。追加的な利点及び変形例は、当業者にとって明らかである。従って、本発明はその広義の観点によれば、特定の詳細、代表的な装置及び方法、及び図示されて説明された例示的な実施形態に限定されない。従って、出願人の一般的な発明の概念の範囲及び精神から逸脱せずに、そうした詳細から逸脱してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の原理に従った、例示的な液体ディスペンスシステムを示した斜視図である。
【図2】図1の液体ディスペンスシステムを示した断面図である。
【図2A】図2と同様な断面図であって、図1の液体ディスペンスシステムの代替的な実施形態を示している。
【図2B】図2Aと同様な断面図であって、本発明の原理に従った、第2の例示的な液体ディスペンスシステムを示している。
【図3】本発明の原理に従った、例示的な液体ディスペンスモジュールを部分的に示した斜視図である。
【図4】本発明の原理に従った、液体ディスペンスシステムの様々な追加的な例示的な実施形態を示した模式図である。
【図5】本発明の原理に従った、液体ディスペンスシステムの様々な追加的な例示的な実施形態を示した模式図である。
【図6】本発明の原理に従った、液体ディスペンスシステムの様々な追加的な例示的な実施形態を示した模式図である。
【図7】本発明の原理に従った、液体ディスペンスシステムの様々な追加的な例示的な実施形態を示した模式図である。
【図8】本発明の原理に従った、液体ディスペンスシステムの様々な追加的な例示的な実施形態を示した模式図である。
【図9】液体マニホールドに関連した複数のモジュールを有する、液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図である。
【図9A】液体マニホールドに関連した複数のモジュールを有する、液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図である。
【図10】本発明の原理に従った、連続液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図である。
【図10A】本発明の原理に従った、連続液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図である。
【図10B】本発明の原理に従った、連続液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図である。
【図11】液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図であって、複数のモジュール又はノズルへのプロセス空気が同時に制御される。
【図11A】液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図であって、複数のモジュール又はノズルへのプロセス空気が同時に制御される。
【図12】液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図であって、プロセス空気はダイ又はノズルにて制御される。
【図12A】液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図であって、プロセス空気はダイ又はノズルにて制御される。
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的に、プロセス空気を用いて、連続的及び間欠的に液体材料を小出しにするシステムであって、基板上に液体を小出しにする複数のノズル又はモジュールを有し、特に、個々のノズル又はモジュールへのプロセス空気が別々に制御されるようなシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
ホットメルト接着剤などの熱可塑性材料は、おしめ、生理用ナプキン、外科用ドレープ生地、及び様々なその他の製品を含む、様々な用途に使用されている。技術は、直線ビーズ又は材料の繊維及びその他の噴霧パターンの用途から、繊維材料の螺旋状及び溶融吹付堆積などの空気援助用途に発展した。
【0003】
1つのタイプの公知の間欠的に動作可能な液体ディスペンスシステムは、それぞれの関連するモジュールから、意図する堆積パターンにおいて、液体材料を適用するために、1以上のディスペンスモジュールを具備している。これらのモジュールは、個々のモジュールをオン/オフ式に動作させる、バルブ要素を具備している。1つの例によるこのタイプのディスペンスモジュールは、本発明の譲受人に譲渡された、特許文献1に開示されている。モジュールは、バルブ構造を具備し、モジュールをオン及びオフの状態に変化させる。オフ状態においては、モジュールは再循環モードに入る。これらのモジュールにおける三方向のバージョンは、再循環モードを有し、モジュールの液体材料入口からの加圧材料を、再循環出口にリダイレクトし、再循環出口は、例えば、供給マニホールドにつながり、材料が停留するのを防止する。他の二方向のモジュールは、再循環がなく、選択的な計量及び/又は材料堆積のオン/オフ制御を提供するために使用されてきた。別のタイプの液体ディスペンスシステムは、連続式塗布器と称され、液体材料を基板上に小出しにするために複数の液体ディスペンスノズル又はダイを具備し、すべてのノズルはオン又はオフのいずれかに、すべてのノズルは同時的に制御される。
【特許文献1】米国特許第6,089,413号明細書
【0004】
様々な数のモジュールに適応できる、様々な液体ディスペンスシステムが開発された。異なるタイプのディスペンスモジュール、又は、異なるダイ又はノズルを有する同様なモジュールは、これらのシステムと共に使用され、様々な堆積パターンが塗布器を横切って基板に塗布される。最も一般的なタイプの空気援助ダイ又はノズルは、溶融吹付ノズル及びダイ及び螺旋ノズルを具備している。加圧空気は、溶融吹付用途における繊維の直径を引き下ろし又は減衰させ、又は、螺旋ノズルを使用するときなど、他の用途における特定の堆積パターンを生み出す。ホットメルト接着剤又はその他の加熱された熱可塑性材料を使用するとき、プロセス空気又は“パターン”空気は加熱され、空気は、基板上に堆積する前に、熱可塑性材料を実質的に冷却しない。
【0005】
ユーザが塗布器を特定のニーズに仕立てられる例示的な塗布器は、本発明の譲受人に譲渡され、ここで参照によって全体を引用される、特許文献2に示されて開示されている。この塗布器は、複数のマニホールド部分と、マニホールド部分に固定された関連する液体ディスペンスモジュールとを備えている。マニホールド部分は、塗布器に、選択的に、加えられ又は取り除かれ、それぞれの液体ディスペンスモジュールから小出しにされる液体材料の噴霧性能を最適化する。
【特許文献2】米国特許第6,422,428号明細書
【0006】
異なるタイプの液体ディスペンスモジュールが単一のディスペンサに使用されるとき、又は、異なるタイプのノズル又はダイが複数モジュールのディスペンサのモジュールに使用されるとき、それぞれのモジュール又はモジュール/ノズルの組合せの性能が最適化されるように、個々のモジュール又はノズルに提供されるプロセス空気を制御することが望ましい。係属中の特許文献3及び係属中の特許文献4は、それぞれ本発明の譲受人に譲渡され、液体材料を小出しにするための複数の液体ディスペンスモジュールを有してなる様々な実施形態による液体ディスペンサシステムを開示している。これらのシステムは、空気供給と液体ディスペンサシステムとの間に制御を具備し、流量を制御し、及び/又は、個々のモジュールに提供されるプロセス空気の流量を制御する。いくつかの用途においては、個々のノズル又はダイをプロセス空気が出る箇所の近くの、システムの箇所にプロセス空気を制御することが望ましい。本願は、液体ディスペンサシステムの様々な実施形態を開示しており、1以上のモジュール又はノズルに提供されるプロセス空気は、空気供給と液体ディスペンサシステムとの間以外の箇所に配置された制御手段によって、独立に調整される。
【特許文献3】米国特許出願第10/282,573号明細書
【特許文献4】米国特許出願第10/836,765号明細書
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明が提供する液体材料ディスペンサは、加圧されたプロセス空気又はパターン空気を用いて、小出しにされる液体材料を減衰させ、又は、小出しにされる液体材料のパターンを操作する。液体材料ディスペンサは、加圧空気を受けるように適合した第1のマニホールドと、液体材料を受けるように適合した第2のマニホールドとを備えている。第1のマニホールドは、第1の空気流を供給するための第1の空気通路と、第2の空気流を供給するための第2の空気通路とを有する。第2のマニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路とを有する。第1のノズルは、第1の空気通路と、第1の液体材料通路とに結合される。第2のノズルは、第2の空気通路と、第2の液体材料通路とに結合される。第1の制御は、第1のマニホールドにおける第1の空気通路と連通し、第2の制御は、第1のマニホールドにおける第2の空気通路と連通する。第1の制御は、第2の空気通路の第2の流量とは独立して、第1の空気通路の第1の流量を調整するように動作する。
【0008】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、加圧空気を受け入れるように適合した第1のマニホールドと、液体材料を受け入れるように適合した第2のマニホールドとを備えている。第1のマニホールドは、第1の空気流を供給するための第1の空気通路と、第2の空気流を供給するための第2の空気通路とを有している。第2のマニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流を供給するための液体材料通路とを有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気通路に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路と連通した第1の制御とを有している。第2のディスペンス装置は、第2の空気通路に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有している。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
【0009】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受容するようになっているマニホールドと、加圧空気源から第1の空気流を供給するのに適合した第1の空気配管と、加圧空気源から第2の空気流を供給するのに適合した第2の空気配管とを備えている。液体マニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路とを有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気配管に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路に連通した第1の制御とを有している。第2のディスペンス装置は、第2の空気配管に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有している。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
【0010】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受容するようになっているマニホールドを備えている。液体マニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路とを有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気通路を有し、第2のディスペンス装置は、第2の空気通路を有している第1の空気配管は、加圧空気源から、第1のディスペンス装置における第1の空気通路へ、第1の空気流を供給するように適合している。第2の空気配管は、加圧空気源から、第2のディスペンス装置における第2の空気通路へ、第2の空気流を供給するように適合している。第1の制御は、第1の空気配管における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気配管の第1の流量とは独立して、第2の空気配管における第2の流量を調整するように動作する。
【0011】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、加圧空気と液体材料とを受容するようになっているマニホールドを備えている。マニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路と、第1の空気流を供給するための第1の空気通路と、第2の空気流を供給するための第2の空気通路とを有している。第1のノズルは、第1の空気流を受けるための第1の空気通路と、第1の液体材料流を受けるための第1の液体材料通路とに結合されている。第2のノズルは、第2の空気流を受けるための第2の空気通路と、第2の液体材料流を受けるための第2の液体材料通路とに結合されている。第1の制御は、マニホールドにおける第1の空気通路に連通し、第2の制御は、マニホールドにおける第2の空気通路と連通している。第1の制御は、第2の空気通路の第2の流量とは独立して、第1の空気通路の第1の流量を調整するように動作する。
【0012】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、加圧空気と液体材料とを受容するようになっているマニホールドを備えている。マニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路と、第1の空気流を供給するための第1の空気通路と、第2の空気流を供給するための第2の空気通路とを有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気通路に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路と連通した第1の制御とを有している。第2のディスペンス装置は、第2の空気通路に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有している。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
【0013】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受けるための第1のマニホールドと、液体材料を受けるための第2のマニホールドと、加圧空気源から第1の空気流を供給するのに適合した第1の空気配管と、加圧空気源から第2の空気流を供給するのに適合した第2の空気配管とを備えている。第1のマニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路を有し、第2のマニホールドは、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路を有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気配管によって加圧空気源に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路に連通した第1の制御とを有する。第2のディスペンス装置は、第2の空気配管によって加圧空気源に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有する。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受容するようになっている第1のマニホールドと、液体材料を受容するようになっている第2の液体材料通路を有してなる第2のマニホールドとを有している。第1のマニホールドは、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路を有し、第2のマニホールドは、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路を有している。第1の空気配管は、加圧空気源から第1の空気流を供給するように適合し、第2の空気配管は、加圧空気源から第2の空気流を供給するように適合している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気配管に結合された第1の空気通路を有し、第2のディスペンス装置は、第2の空気配管に結合された第2の空気通路を有する。第1の制御は、第1の空気配管における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気配管の第1の流量とは独立して、第2の空気配管における第2の流量を調整するように動作する。
【0014】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、加圧空気と液体材料とを受容するようになっている第1のマニホールドと、加圧空気と液体材料とを受容するようになっている第2のマニホールドとを備えている。第1のマニホールドは、第1の空気流を供給するための第1の空気通路と、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路とを備えている。第2のマニホールドは、第2の空気流を供給するための第2の空気通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路とを備えている。第1のノズルは、第1の空気通路と、第1の液体材料通路とに結合される。第1のノズルは、第1の空気流と、第1の液体材料流とを受ける。第2のノズルは、第2の空気通路と、第2の液体材料通路とに結合される。第2のノズルは、第2の空気流と、第2の液体材料流とを受ける。第1の制御は、第1のマニホールドにおける第1の空気通路と連通し、第2の制御は、第2のマニホールドにおける第2の空気通路と連通する。第1の制御は、第2の空気通路の第2の流量とは独立して、第1の空気通路の第1の流量を調整するように動作する。
【0015】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、加圧空気と液体材料とを受容するようになっている第1のマニホールドと、加圧空気と液体材料とを受容するようになっている第2のマニホールドとを備えている。第1のマニホールドは、第1の空気流を供給するための第1の空気通路と、第1の液体材料流を供給するための第1の液体材料通路とを備えている。第2のマニホールドは、第2の空気流を供給するための第2の空気通路と、第2の液体材料流を供給するための第2の液体材料通路とを備えている。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気通路に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路と連通した第1の制御とを有している。第2のディスペンス装置は、第2の空気通路に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有している。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
【0016】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受容するようになっている第1の液体マニホールドと、液体材料を受容するようになっている第2の液体マニホールドとを備えている。第1の液体マニホールドは、液体材料の第1の流れを供給するための第1の液体材料通路と、液体材料の第2の流れを供給するための第2の液体材料通路とを有している。第1の空気マニホールドは、加圧空気を受けるように適合し、第1の空気流を供給するための第1の空気通路を有している。第2の空気マニホールドは、加圧空気を受けるように適合し、第2の空気流を供給するための第2の空気通路を有している。第1のノズルは、第1の空気通路と、第1の液体材料通路とに結合される。第2のノズルは、第2の空気通路と、第2の液体材料通路とに結合される。第1の制御は、第1のマニホールドにおける第1の空気通路に連通している。第2の制御は、第1のマニホールドにおける第2の空気通路と連通している。第1の制御は、第2の空気通路の第2の流量とは独立して、第1の空気通路の第1の流量を調整するように動作する。
【0017】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受けるために適合した第1の液体マニホールドと、液体材料を受けるために適合した第2の液体マニホールドとを備えている。第1の液体マニホールドは、液体材料の第1の流れを供給するための第1の液体材料通路を有する。第2の液体マニホールドは、液体材料の第2の流れを供給するための第2の液体材料通路を有する。第1の空気マニホールドは、加圧空気を受けるように適合し、第1の空気流を供給するための第1の空気通路を有している。第2の空気マニホールドは、加圧空気を受けるように適合し、第2の空気流を供給するための第2の空気通路を有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合され、第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気通路に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路と連通した第1の制御とを有している。第2のディスペンス装置は、第2の空気通路に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有している。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
【0018】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受容するようになっている第1の液体マニホールドと、加圧空気を受容するようになっている第1の空気マニホールドと、加圧空気を受容するようになっている第2の空気マニホールドとを備えている。第1の液体マニホールドは、液体材料の第1の流れを供給するための第1の液体材料通路と、液体材料の第3の流れを供給するための第2の液体材料通路とを有している。第1の空気マニホールドは、第1の空気流を供給するための第1の空気通路を有し、第2の空気マニホールドは、第2の空気流を供給するための第2の空気通路を有している。第1のノズルは、第1の空気通路と、第1の液体材料通路とに結合される。第2のノズルは、第2の空気通路と、第2の液体材料通路とに結合される。第1の制御は、第1の空気マニホールドにおける第1の空気通路に連通している。第2の制御は、第2の空気マニホールドにおける第2の空気通路と連通している。第1の制御は、第2の空気通路の第2の流量とは独立して、第1の空気通路の第1の流量を調整するように動作する。
【0019】
本発明の別の実施形態においては、液体材料ディスペンサは、液体材料を受容するようになっている第1の液体マニホールドと、加圧空気を受容するようになっている第1の空気マニホールドと、加圧空気を受容するようになっている第2の空気マニホールドとを備えている。第1の液体マニホールドは、液体材料の第1の流れを供給するための第1の液体材料通路と、液体材料の第2の流れを供給するための第2の液体材料通路とを有している。第1の空気マニホールドは、第1の空気流を供給するための第1の空気通路を有し、第2の空気マニホールドは、第2の空気流を供給するための第2の空気通路を有している。第1のディスペンス装置は、第1の液体材料通路に結合されている。第1のディスペンス装置は、第1の空気通路に結合された第1の空気通路と、第1の空気通路と連通した第1の制御とを有している。第2のディスペンス装置は、第2の液体材料通路に結合されている。第2のディスペンス装置は、第2の空気通路に結合された第2の空気通路と、第2の空気通路に連通した第2の制御とを有している。第1の制御は、第1の空気通路における第1の流量を調整するように動作する。第2の制御は、第1の空気通路の第1の流量とは独立して、第2の空気通路における第2の流量を調整するように動作する。
【0020】
本発明の特徴及び目的については、添付図面と関連させた、以下の詳細な説明から容易に明らかになるだろう。
【0021】
添付図面は、この明細書に組み込まれてその一部分を構成するものであって、本発明の実施形態を図示し、上述した本発明の一般的な説明及び以下の詳細な説明と併せて、本発明を説明するのに役立つものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
係属中の特許文献3、及び係属中の特許文献4は、本発明の譲受人に譲渡され、ここで参照によって全体を引用されるもので、液体材料を小出しにする複数の液体ディスペンスモジュールを有してなる、様々な実施形態による液体ディスペンスシステムを開示している。空気供給源と液体ディスペンスシステムとの間の制御は、流量を制御し、及び/又は、個々のモジュールに提供されるプロセス空気の流量を制御する。この出願は、液体ディスペンスシステムの様々な他の実施形態に関し、それらは、1以上の他のモジュールに提供されたプロセス空気とは独立して、1以上のモジュールに提供されたプロセス空気を制御することができる。個々のダイ又はノズルから小出しにされる液体のオン/オフ制御のために、1以上のモジュールを有する液体ディスペンスシステムに関して、ある種の実施形態が本願に開示されるけれども、プロセス空気の個々の制御も、すべてのモジュールが同時にターンオン又はオフされる、連続タイプのディスペンスシステムに適用できることを認識されたい。
【0023】
図1及び図2は、本発明の原理に従った、例示的な液体ディスペンスシステム10を示しており、複数のディスペンスモジュール12が共通の(セグメント化されていない)マニホールド本体14に結合され、マニホールド本体は、複数のモジュール12を受けるように適合し、これは液体マニホールド機能と空気マニホールド機能とを、単一の統合されたユニットに組み込んでいるが、これについては、係属中の米国特許出願第10/830,613号に開示されており、この出願は、本発明の譲受人に譲渡され、ここで参照によって全体を引用する。複数の液体ディスペンスモジュール12は、例えば、取付具16によって、マニホールド本体14に固定され、当業者に公知のように、それぞれの液体ディスペンスノズル又はダイ18に結合されている。図2に示すように、液体材料は、液体源から、液体材料入口ポート20を通して、マニホールド本体14に供給される。液体材料入口ポート20は、マニホールド本体14に形成された、垂直に向けられたフィルタキャビティ22につながっており、フィルタキャビティは、入って来る液体材料から汚染物を除去するためのフィルタ24を受け入れるサイズになっている。液体材料は、フィルタ24から出て、フィルタキャビティ22の底部26へ向かい、マニホールド本体14に沿った長手方向に延びる液体分配通路28へと入る。複数の液体出口通路30は、マニホールド本体14に形成され、液体分配通路28と交差しており、それにより、液体分配通路28から流れる液体材料は、液体出口通路30を通って、それぞれのモジュール12に設けられた対応する液体入口通路32へ向かう。
【0024】
プロセス空気は、外部源から、マニホールド本体14の背面に形成された、空気入口ポート40を通して、ディスペンサ10に入る。源からのプロセス空気は、一般的に、高い圧力にて提供される。この空気は、所望の「圧力」を維持するように調整されるけれども、そうした圧力調整は、一般的には、個々のモジュール又はノズルの要求条件に、圧力及び/又は流量を調整することを意図していない。プロセス空気は、空気入口ポート40から、垂直通路42を通り、分配通路46と交差している空気供給通路44に連通する。空気分配通路46は、マニホールド本体14に沿って長手方向に延び、複数の空気出口通路48と連通し、プロセス空気を、それぞれのモジュール12に形成された対応する空気入口50に提供する。
【0025】
図1及び図2に示した実施形態においては、個々のモジュール12に提供されたプロセス空気は、それぞれのモジュールにて直接制御される。それぞれのモジュール12は、ニードルバルブなどの制御52を具備し、空気入口通路50を通してモジュール12に供給された、空気の圧力及び/又は流量の個々の調整及び制御を容易にする。制御52は、ニードルバルブとして示して説明したけれども、制御は、代わりに、プロセス空気の圧力及び/又は流量を制御するのに適した、様々な他の装置でもよいことを認識されたい。さらに、制御52は、それぞれのモジュール12の一部分として示したけれども、制御52は、代わりに、モジュール12とそれぞれに関連したノズル又はダイ18との間の流路中に配置してもよいことを理解されたい。
【0026】
マニホールド本体14は、液体及び空気のマニホールド機能を一体的に組み合わされて単一の一元的なマニホールド本体を有するものとして、図2に示して説明したけれども、マニホールド本体は、代わりに、図2Aに示すように、別々の液体マニホールド部分14aと空気マニホールド部分14bとを接合してディスペンサ10aを形成してもよいことを認識されたい。図2Aのマニホールドは、2つの別々の部分14a,14bから形成されているけれども、液体ディスペンスシステム10aの動作は、別の点では、図1及び図2の液体ディスペンスシステム10に関して説明したのと同様である。
【0027】
図2Bは、別の例の液体ディスペンスシステム10bを示しており、図2Aの液体ディスペンスシステム10aと類似しており、マニホールド本体は別々の液体及び空気のマニホールド部分14a,14bを備えている。しかしながら、この実施形態においては、それぞれのモジュール12aに提供されるプロセス空気の圧力及び/又は流量は、液体ディスペンスシステム10bと空気源との間に配置された制御54によって調整され、そのやり方は、係属中の特許文献3に開示されたやり方と同様である。
【0028】
図1、図2、図2A、及び図2Bに示して説明した液体ディスペンスシステム10、10a,10bは、一元的な非セグメント化されたマニホールド本体14,14a,14bを示しているけれども、本発明の原理に従ったディスペンスシステムのためのマニホールド本体は、代わりに、セグメント化されていてもよいことを理解されたい。これらのセグメント化されたマニホールドは、係属中の特許文献3に開示されているように、別々の液体及び空気のマニホールド部分を備え、又は、係属中の特許文献4に開示されているように、液体及び空気のマニホールド機能を実行するように統合されたマニホールドを備えている。
【0029】
図3は、例示的なディスペンスモジュール12の詳細を示しており、空気マニホールドを通してモジュールに提供される空気の流量及び/又は圧力を選択的に調整するためのニードルバルブ52aを有している。プロセス空気は、空気入口50に入り、傾斜した通路60に沿って流れ、実質的に水平な通路62を通って、バルブ本体64の入口ボア(図示せず)に入る。ニードルバルブ52aの軸66は、バルブ本体64の入口ボアに対して、完全に閉じた位置と、完全に開いた位置と、複数の中間的な位置との間にて調整することができ、そのために、制御ノブ68を操作して、それにより、バルブ本体64を通って流れるプロセス空気を調整する。調整されたプロセス空気は、その後、バルブ本体64から、垂直通路70と水平通路72とを通って、空気分配チャネル74へと通り抜ける。第1及び第2の空気分配通路76,78は、分配チャネル74と連通し、調整されたプロセス空気は、空気分配通路76,78に沿って流れて、空気分配通路76と連通した空気出口通路80a,80bへ、及び、空気分配通路78と連通した空気出口通路82a,82bへと流れる。プロセス空気は、空気出口通路80a,80b,82a,82bに沿って流れ、当業者に知られているように、ディスペンスノズル又はダイ18(図2)の対応する入口に向かう。
【0030】
マニホールドからの液体材料は、垂直ボア90に連通した液体入口通路を通して、マニホールド12に入る。バルブ軸92は、垂直ボア90の内部に配置され、液体ディスペンスバルブ本体94と選択的に係合するために可動であり、当業者に知られているように、液体出口通路96からノズル18へ通る、液体材料の小出しを選択的に制御する。
【0031】
図4は、例示的な液体ディスペンスシステム100を示した模式図であって、図1、図2、及び図2Aについて上述した、液体ディスペンスシステム10,10aの特定の例示的な実施形態に関して図示して説明したものである。液体ディスペンスシステム100は、それぞれの液体材料源及び空気源104,106から液体材料とプロセス空気とを受け、任意的に加熱する、マニホールド102を具備し、液体及びプロセス空気を、マニホールド102に結合された1以上の液体ディスペンスモジュール12に分配する。共通する空気源106からの空気は、マニホールド102に入る前には、個々に制御されない。代わりに、プロセス空気は、ニードルバルブ又はその他の装置などの制御52を具備している個々のモジュール12に分配され、例えば、図3に関して上述したように、モジュール12にて直接に、プロセス空気の圧力及び/又は流量を個々に制御する。制御52は、モジュール12の一部分であるか、又は、前述したように、制御は、モジュール12とそれらにそれぞれ関連するノズル又はダイとの間の流路に配置される。
【0032】
マニホールド102は、係属中の特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備えていてもよい。これらの部分は、統合されて、係属中の特許文献4に開示されているように、空気及び液体のマニホールド分配機能がそれぞれの部分によって実行され、又は、係属中の特許文献3に開示されているように、部分は、別々の空気及び液体のマニホールド部分を備える。代わりに、マニホールド102は、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態でもよく、図1、図2、及び図2Aに関して示して説明したように、液体材料及びプロセス空気が共通のマニホールドを通してそれぞれのモジュール12に分配される。共通のマニホールドは、統合され、図2に示すように、液体及び空気のマニホールドの両方の機能を実行し、又は、図2Aに示すように、マニホールドは、別々の液体及び空気のマニホールド部分を備える。
【0033】
図5は、例示的な液体ディスペンスシステム110を示した模式図であって、図2Bについて上述した、液体ディスペンスシステムの特定の例示的な実施形態に関して図示して説明したものである。液体ディスペンスシステム110は、それぞれの液体材料源及び空気源114,116から液体材料とプロセス空気とを受ける、マニホールド112を具備し、液体及びプロセス空気を、マニホールド112に結合された1以上の液体ディスペンスモジュール12aに分配する。共通する空気源116からのプロセス空気は、マニホールド112に入る前に、それぞれのモジュール12aに関連した個々の制御118によって調整され、ここで、加熱されてそれぞれのモジュール12aに分配される。
【0034】
マニホールド112は、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態でもよく、図1、図2、及び図2Aに関して示して説明したように、液体材料及びプロセス空気が共通のマニホールドを通してそれぞれのモジュール12aに分配される。共通のマニホールドは、統合され、図2に示すように、液体及び空気のマニホールドの両方の機能を実行し、又は、図2A及び図2Bに示すように、マニホールドは、別々の液体及び空気のマニホールド部分を備える。
【0035】
代わりに、マニホールド112は、係属中の特許文献3及び特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備えてもよく、それぞれの部分は、個々のモジュール12aへの液体材料及びプロセス空気を計量する。これらの部分は、統合されて、係属中の特許文献4に開示されているように、空気及び液体のマニホールド機能がそれぞれの部分によって実行され、又は、係属中の特許文献3に開示されているように、部分は、別々の空気及び液体のマニホールド部分を備える。
【0036】
図6は、本発明の原理に従った、別の例示的な液体ディスペンスシステム120を示した模式図である。この実施形態においては、液体源124からの液体材料は、液体マニホールド122によって加熱され、マニホールド122に結合された1以上の液体ディスペンスモジュール12bに分配される。液体ディスペンスシステム120は、空気マニホールドを具備していない。むしろ、空気源126からのプロセス空気は、外部熱源128によって加熱され、それぞれの関連するモジュール12bに入るプロセス空気の圧力及び/又は流量を調整可能な外部制御130を通り抜けた後に、モジュール12bの入口ポート(図示せず)を通るなどして、ディスペンスモジュール12bに直接提供される。
【0037】
液体マニホールド122は、係属中の特許文献3及び特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備え、又は、液体マニホールド122は、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態であり、図2Aの液体マニホールド部分14aと類似して、液体マニホールドは、共通のマニホールド122を通して、それぞれのモジュール12bに分配される。
【0038】
図7は、本発明の原理に従った、さらに別の例示的な液体ディスペンスシステム140を示した模式図である。この実施形態においては、液体源144からの液体材料は、液体マニホールド142によって加熱され、マニホールド142に結合された1以上の液体ディスペンスモジュール12cに分配される。液体ディスペンスシステム140は、空気マニホールドを具備していない。むしろ、空気源146からの調整されていないプロセス空気は、外部熱源148によって加熱され、モジュール12cの入口ポート(図示せず)を通るなどして、ディスペンスモジュール12cに直接、提供される。モジュール12cは、ニードルバルブ又はその他の装置などの制御52を具備し、図3のモジュールに関して示して説明したのと同様なやり方にて、モジュール12cにて直接、プロセス空気の圧力及び/又は流量を個々に調整する。制御52は、モジュール12cの一部分であるか、又は、制御は、モジュール12cとそれらにそれぞれ関連するノズル又はダイとの間の流路中にある。
【0039】
液体マニホールド142は、係属中の特許文献3及び特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備えている。代わりに、液体マニホールド142は、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態でもよく、図2Aの液体マニホールド部分14aと類似しており、液体材料は共通のマニホールド142を通してそれぞれのモジュール12cに分配される。
【0040】
図8は、本発明の原理に従った、別の例示的な液体ディスペンスシステム150を示した模式図である。この実施形態においては、液体ディスペンスシステム150は、それぞれの液体材料源及び空気源154,156から液体材料及びプロセス空気を受け、任意的に加熱する、マニホールド152を具備し、液体及びプロセス空気を、マニホールド152に結合された1以上の液体ディスペンスモジュール12aに分配する。空気源からの空気は、マニホールド152に入る前には、個々に制御されない。代わりに、マニホールド152は、ニードルバルブ又はその他の装置であって、プロセス空気の圧力及び/又は流量を制御するのに適したものなど、制御158を具備し、それぞれのモジュール12aと関連し、それぞれのモジュール12aに分配されるプロセス空気の圧力及び/又は流量を個々に調整する。制御158は、マニホールド152の一部分であるか、又は、制御は、マニホールド152とモジュール12aとの間の流路中にある。
【0041】
マニホールド152は、係属中の特許文献3及び特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備えてもよい。これらの部分は、統合されて、係属中の特許文献4に開示されているように、空気及び液体のマニホールド分配機能がそれぞれの部分によって実行され、又は、係属中の特許文献3に開示されているように、部分は、別々の空気及び液体のマニホールド部分を備える。代わりに、マニホールド152は、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態でもよく、図1、図2、及び図2Aに関して示して説明したように、液体材料及びプロセス空気が共通のマニホールドを通してそれぞれのモジュール12aに分配される。共通のマニホールドは、統合され、図2に示すように、液体及び空気のマニホールドの両方の機能を実行し、又は、図2Aに示すように、マニホールドは、別々の液体及び空気のマニホールド部分を備える。
【0042】
液体材料が個々の液体ディスペンスモジュールに供給又は計量される、例示的な実施形態による液体ディスペンスシステムについて示して上述したけれども、液体材料は代わりに、液体ディスペンスモジュールのグループに供給又は計量してもよいことを認識されたい。例えば、図9は、それぞれの液体マニホールド部分162と関連した複数のモジュール12aを備えた、セグメント化されたマニホールドを有してなる、液体ディスペンスシステム160を示した模式図である。液体源164からの液体材料は、液体マニホールド部分162に供給され、ここで、加熱及び計量されて、それぞれの関連するモジュール12aへ向かう。図示の実施形態においては、2つのモジュール12aは、それぞれの液体マニホールド部分162に関連しているけれども、単一のノズル12a、又は、代わりに、3つ以上のモジュール12aがそれぞれの液体マニホールド部分に関連してもよいことを認識されたい。
【0043】
ディスペンスシステム160はさらに、複数の空気マニホールド部分166を具備し、それぞれの液体マニホールド部分162と関連し、それぞれの液体ディスペンスモジュール12aについてひとつずつになっている。空気源168からのプロセス空気は、複数の制御170によって調整され、制御は、空気源168と、それぞれの空気マニホールド部分166との間に配置され、それにより、それぞれのモジュール12aに提供されるプロセス空気の流量及び/又は圧力は、個々に制御される。液体ディスペンスシステム160は、それぞれのモジュール12aに関連する個々の空気マニホールド部分166を有するものとして示して説明したけれども、液体ディスペンスシステム160は、代わりに、2以上のモジュール12aに関連した空気マニホールド部分、又は、すべてのモジュール12aに関連した単一の空気マニホールドでもよいことを認識されたい。
【0044】
図9Aは、図9の液体ディスペンスシステム160と類似した、別の実施形態を示しており、それぞれのモジュール12は制御52を具備し、図3に関して示して説明したのと同様なやり方で、プロセス空気の流量及び/又は圧力をモジュール12にて直接、調整する。制御52は、モジュール12の一部分であるか、又は、制御は、モジュール12とそれらのそれぞれに関連するノズル又はダイの間の流路中にある。図示の実施形態においては、液体ディスペンスシステム160aは、液体源164からの液体材料を加熱するための、及び、加熱された液体材料をそれぞれの液体マニホールド部分162に関連した液体ディスペンスモジュール12のグループに供給するための複数の液体マニホールド部分162を具備している。ディスペンスシステム160aは、空気マニホールドを具備していない。むしろ、空気源168からのプロセス空気は、外部ヒータ172によって加熱され、モジュール12に直接提供されて、ここで、制御52によって調整される。
【0045】
様々な例示的な実施形態に関して、個別化されたプロセス空気の制御が上述され、液体ディスペンスシステムは、モジュールを具備し、それぞれの関連するノズル又はダイから小出しにされた液体材料の個々の制御を容易にする。しかしながら、プロセス空気は、マニホールドに直接結合された1以上のノズル又はダイを有する、連続的な液体材料ディスペンスシステムにおいて個々に制御してもよいことを認識されたい。図10は、例示的な液体ディスペンスシステム180を示した模式図であって、液体材料を小出しにするための、複数のノズル又はダイ184を備えたマニホールド182を有している。複数のダイは同時に制御されて、当業者に公知のように、液体材料の流れを開始及び停止させる。液体材料及びプロセス空気は、それぞれの液体源及び空気源186,188からマニホールド182に供給され、そこで、加熱され、ノズル又はダイ184に分配される。マニホールド182はさらに、ノズル又はダイ184と関連した、複数の制御190を具備し、上述したのと同様なやり方にて、それぞれのノズル又はダイ184に提供されたプロセス空気の流量及び/又は圧力を調整する。制御190は、マニホールド182の一部分であるか、又は、制御は、マニホールド182とノズル又はダイ184との間の流路中にある。
【0046】
図10Aは、別の例示的な実施形態による液体ディスペンスシステム180aを示した模式図であって、液体源及び空気源186,188から液体材料及びプロセス空気を受けて、任意的に加熱する、マニホールド182aを有し、液体材料及びプロセス空気をそれぞれのノズル又はダイ184に分配する。マニホールドの制御190に代えて、液体ディスペンスシステム180aは、空気源188とマニホールド182aとの間に設けられた制御192を具備している。マニホールド182aがプロセス空気を受けて加熱するように構成されていないならば、液体ディスペンスシステムは、任意的要素として、空気源188からの空気を加熱するための外部ヒータ194を具備するとよい。
【0047】
図10Bは、さらに別の実施形態による液体ディスペンスシステム180bを示した模式図であって、図10に関して示して説明した実施形態と同様なやり方にて、液体源及び空気源186,188から液体材料及びプロセス空気を受けて、任意的に加熱する、マニホールド182bを有している。しかしながら、この実施形態では、ノズル又はダイ184にて直接、プロセス空気の流量及び/又は圧力を調整するための制御196を具備している。
【0048】
上述した液体ディスペンスシステムは、個々のモジュール又はノズルに提供されたプロセス空気の流量及び/又は流量を調整する制御を用いていたけれども、1以上の制御を代わりに2以上のモジュール又はノズルと関連させて、モジュール又はノズルのグループへのプロセス空気が同時に制御されるようにしてもよいことを認識されたい。例えば、図11は、液体ディスペンスシステム200を示した模式図であって、マニホールド202は、液体源及び空気源204,206から液体材料及びプロセス空気を受ける。液体材料及びプロセス空気は、マニホールド内で加熱され、マニホールド202に結合された複数のディスペンスモジュール又はノズル208a,208bに分配される。液体ディスペンスシステム200はさらに、空気源206とマニホールド202との間に制御210a,210bを具備している。制御210aは、第1の複数のモジュール又はノズル208aと関連し、制御210bは、第2の複数のモジュール又はノズル208bと関連しており、複数のモジュール又はノズル208a,208bに提供されるプロセス空気の流量及び/又は圧力は、それぞれに関連する制御210a,210bによって同時に調整できる。マニホールド202が、プロセス空気を加熱するように構成されていないならば、液体ディスペンスシステム200は、任意的要素として、空気を加熱するために、外部熱源207を具備してもよい。
【0049】
図11Aは、図11の液体ディスペンスシステム200と類似した、液体ディスペンスシステム200aを示した模式図である。液体源及び空気源204,206からの液体材料及びプロセス空気は、マニホールド202a内にて加熱されて、モジュール又はノズル208a,208bに分配される。空気源206とマニホールド202aとの間の制御210a,210bに代えて、マニホールド202aは、制御212a,212bを具備し、モジュール又はノズル208a,208bに分配されたプロセス空気の流量及び/又は圧力を調整する。制御212aは、第1の複数のモジュール又はノズル208aと関連し、制御212bは、第2の複数のモジュール又はノズル208bと関連しており、複数のモジュール又はノズル208a,208bに提供されるプロセス空気の流量及び/又は圧力は、それぞれに関連する制御212a,212bによって同時に調整できる。制御212a,212bは、マニホールド202aの一部分であるか、又は、制御は、マニホールド202aと、それらにそれぞれ関連するモジュール208a,208bとの間の流路中にある。
【0050】
図12は、本発明の原理に従った、別の液体ディスペンスシステム220を示した模式図である。液体ディスペンスシステム220は、それぞれの液体材料源及び空気源224,226から液体とプロセス空気とを受け、任意的に加熱する、マニホールド222を具備し、液体及びプロセス空気を、マニホールドに結合されたそれぞれのモジュール228に分配する。それぞれのモジュールは、ノズル又はダイ230を具備し、ノズル又はダイ232にて直接、プロセス空気の流量及び/又は圧力を調整する。
【0051】
マニホールド222は、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態でもよく、図1、図2、及び図2Aに関して示して説明したように、液体材料及びプロセス空気が共通のマニホールドを通してそれぞれのモジュール228に分配される。共通のマニホールドは、統合され、図2に示すように、液体及び空気のマニホールドの両方の機能を実行し、又は、図2A及び図2Bに示すように、マニホールドは、別々の液体及び空気のマニホールド部分を備える。代わりに、マニホールド222は、係属中の特許文献3及び特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備えてもよく、それぞれの部分は、個々のモジュール228への液体材料及びプロセス空気を計量する。これらの部分は、統合されて、係属中の特許文献4に開示されているように、空気及び液体のマニホールド機能がそれぞれの部分によって実行され、又は、係属中の特許文献3に開示されているように、部分は、別々の空気及び液体のマニホールド部分を備える。
【0052】
図12Aは、図12の液体ディスペンスシステム220に類似した、例示的な液体ディスペンスシステム220aを示した模式図であるが、液体ディスペンスシステム220aは空気マニホールドを具備していない。むしろ、空気源226からのプロセス空気は、外部熱源227によって加熱され、上述したように、ディスペンスモジュール228に直接提供される。それぞれのモジュールは、ノズル又はダイ230を具備し、ノズル又はダイ232にて直接、プロセス空気の流量及び/又は圧力を調整する。
【0053】
液体マニホールド222aは、係属中の特許文献3及び特許文献4に開示されているように、複数のマニホールド部分を備え、又は、液体マニホールド222aは、一般的なマニホールド(セグメントがない)の形態であり、図2Aの液体マニホールド部分14aと類似して、液体マニホールドは、共通のマニホールド222aを通して、それぞれのモジュール228に分配される。
【0054】
本発明について、その1以上の実施形態の説明によって例示し、実施形態は詳細であると考えられるように説明したけれども、それらは、特許請求の範囲の範囲をそうした詳細に制限又は何らかの限定することを意図していない。追加的な利点及び変形例は、当業者にとって明らかである。従って、本発明はその広義の観点によれば、特定の詳細、代表的な装置及び方法、及び図示されて説明された例示的な実施形態に限定されない。従って、出願人の一般的な発明の概念の範囲及び精神から逸脱せずに、そうした詳細から逸脱してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の原理に従った、例示的な液体ディスペンスシステムを示した斜視図である。
【図2】図1の液体ディスペンスシステムを示した断面図である。
【図2A】図2と同様な断面図であって、図1の液体ディスペンスシステムの代替的な実施形態を示している。
【図2B】図2Aと同様な断面図であって、本発明の原理に従った、第2の例示的な液体ディスペンスシステムを示している。
【図3】本発明の原理に従った、例示的な液体ディスペンスモジュールを部分的に示した斜視図である。
【図4】本発明の原理に従った、液体ディスペンスシステムの様々な追加的な例示的な実施形態を示した模式図である。
【図5】本発明の原理に従った、液体ディスペンスシステムの様々な追加的な例示的な実施形態を示した模式図である。
【図6】本発明の原理に従った、液体ディスペンスシステムの様々な追加的な例示的な実施形態を示した模式図である。
【図7】本発明の原理に従った、液体ディスペンスシステムの様々な追加的な例示的な実施形態を示した模式図である。
【図8】本発明の原理に従った、液体ディスペンスシステムの様々な追加的な例示的な実施形態を示した模式図である。
【図9】液体マニホールドに関連した複数のモジュールを有する、液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図である。
【図9A】液体マニホールドに関連した複数のモジュールを有する、液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図である。
【図10】本発明の原理に従った、連続液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図である。
【図10A】本発明の原理に従った、連続液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図である。
【図10B】本発明の原理に従った、連続液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図である。
【図11】液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図であって、複数のモジュール又はノズルへのプロセス空気が同時に制御される。
【図11A】液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図であって、複数のモジュール又はノズルへのプロセス空気が同時に制御される。
【図12】液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図であって、プロセス空気はダイ又はノズルにて制御される。
【図12A】液体ディスペンスシステムの実施形態を示した模式図であって、プロセス空気はダイ又はノズルにて制御される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体材料のディスペンサであって、加圧空気源からの加圧空気を利用して、該液体材料を小出しにする該ディスペンサであって、
液体材料を受容するマニホールドであって、第1の液体材料流れを供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流れを供給するための第2の液体材料通路とを有するマニホールドと、
前記第1の液体材料通路に連通する第1のディスペンス装置であって、加圧空気源に連通するように適合した第1の空気通路と、前記第1の空気通路と連通する第1の制御とを有する前記第1のディスペンス装置と、
前記第2の液体材料通路に連通する第2のディスペンス装置であって、加圧空気源に連通するように適合した第2の空気通路と、前記第2の空気通路と連通している第2の制御とを有する前記第2のディスペンス装置とを備え、
前記第1の制御は前記第1の空気通路の第1の流量を調節するように動作し、前記第2の制御は前記第1の空気通路における前記第1の流量とは独立して、前記第2の空気通路の第2の流量を調節するように動作することを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項2】
請求項1に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記液体材料のディスペンサにおいて、前記マニホールドが、
液体マニホールド部分と、
前記液体マニホールド部分に結合された、別々の空気マニホールド部分と、を備え、
前記空気マニホールド部分は、第1及び第2の空気通路を具備し、加圧空気源と、前記それぞれの第1及び第2のディスペンス装置における前記それぞれの第1及び第2の空気通路との間に連通を提供することを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項3】
請求項2に記載の液体ディスペンサであって、
前記液体マニホールド部分は、第1及び第2の部分を具備し、前記第1の液体マニホールド部分は、前記第1の液体材料通路を具備し、前記第2の液体マニホールド部分は前記第2の液体材料通路を具備していることを特徴とする液体ディスペンサ。
【請求項4】
請求項2に記載の液体ディスペンサであって、
前記空気マニホールド部分は、第1及び第2の部分を具備し、前記第1の空気マニホールド部分は、前記第1の空気通路を具備し、前記第2の空気マニホールド部分は、前記第2の空気通路を具備していることを特徴とする液体ディスペンサ。
【請求項5】
請求項1に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記液体材料のディスペンサにおいて、前記マニホールドがさらに、
第1及び第2の空気通路と、
前記第1の空気通路は、加圧空気源と、前記第1のディスペンス装置における前記第1の空気通路との間に連通を提供し、
前記第2の空気通路は、加圧空気源と、前記第2のディスペンス装置における前記第2の空気通路との間に連通を提供することを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項6】
請求項5に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記マニホールドは、第1及び第2の部分を備え、前記第1の部分は、前記第1の液体材料通路と、前記第1の空気通路とを備え、前記第2の部分は、前記第2の液体材料通路と、前記第2の空気通路とを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載の液体材料のディスペンサであって、
少なくとも1つの前記第1及び第2のディスペンス装置は、前記第1及び第2の液体材料通路のそれぞれ1つに連通しているノズルを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項8】
請求項7に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記少なくとも1つの前記第1及び第2のディスペンス装置はさらに、前記ノズルを前記それぞれ1つの前記第1及び第2の液体材料通路に結合する、ディスペンスモジュールを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項9】
請求項7または8に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記第1の制御又は前記第2の制御の1つは、前記ノズルにあることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項10】
請求項8に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記第1の制御又は前記第2の制御の1つは、前記ディスペンスモジュールにあることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項11】
請求項1または請求項7から10のいずれか一項に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記加圧空気源は、前記マニホールドの外部にある経路を通して、前記第1及び第2のディスペンス装置と連通していることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項12】
請求項1から11のいずれか一項に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記加圧空気源と前記第1及び第2の制御との間に、熱源をさらに備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項13】
液体材料のディスペンサであって、
加圧空気と液体材料とを受容するマニホールドであって、第1の液体材料流れを供給する第1の液体材料通路と、第2の液体材料流れを供給する第2の液体材料通路と、第1の空気流れを供給するための第1の空気通路と、第2の空気流れを供給するための第2の空気通路とを有する前記マニホールドと、
第1のディスペンス装置であって、前記マニホールドに結合され、前記第1の液体材料通路に連通している第1の液体通路と、前記第1の空気通路に連通している第1の空気通路とを具備する上記第1のディスペンス装置と、
第2のディスペンス装置であって、前記マニホールドに結合され、前記第2の液体材料通路に連通している第2の液体通路と、前記第2の空気通路に連通している第2の空気通路とを具備する上記第2のディスペンス装置と、
前記マニホールドの第1の制御であって、前記第1の空気通路内の第1の流量を調節するように動作する前記第1の制御と、
前記マニホールドの第2の制御であって、前記第1の空気通路内の前記第1の流量とは独立して、前記第2の空気通路内の第2の流量を調節するように動作する前記第2の制御とを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項14】
請求項13に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記液体材料のディスペンサにおいて、前記マニホールドが、
前記第1及び第2の液体材料通路を具備している液体マニホールド部分と、
前記液体マニホールド部分に結合された、別々の空気マニホールド部分であって、前記第1及び第2の空気通路を具備しているような前記空気マニホールド部分とを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項15】
請求項14に記載の液体ディスペンサであって、
前記液体マニホールド部分は、第1及び第2の部分を具備し、前記第1の液体マニホールド部分は、前記第1の液体材料通路を具備し、前記第2の液体マニホールド部分は、前記第2の液体材料通路を具備していることを特徴とする液体ディスペンサ。
【請求項16】
請求項14に記載の液体ディスペンサであって、
前記空気マニホールド部分は、第1及び第2の部分を具備し、前記第1の空気マニホールド部分は前記第1の空気通路を具備し、前記第2の空気マニホールド部分は前記第2の空気通路を具備していることを特徴とする液体ディスペンサ。
【請求項17】
請求項13乃至16のいずれか一項に記載の液体材料のディスペンサであって、
少なくとも1つの前記第1及び第2のディスペンス装置は、前記第1及び第2の液体材料通路のそれぞれ1つに連通したノズルを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項18】
請求項17に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記少なくとも1つの前記第1及び第2のディスペンス装置はさらに、前記ノズルを前記それぞれの液体材料通路に結合するディスペンスモジュールを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項19】
液体材料のディスペンサであって、加圧空気源からの加圧空気を用いるようになっているディスペンサが、
液体材料を受容するようになっているマニホールドであって、第1の液体材料流れを供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流れを供給するための第2の液体材料通路とを有している、前記マニホールドと、
前記第1の液体材料通路に連通してなる第1のディスペンス装置であって、前記マニホールドの外部の経路を通して、加圧空気源に連通するように適合した第1の空気通路を有している、前記第1のディスペンス装置と、
前記第2の液体材料通路に連通してなる第2のディスペンス装置であって、前記マニホールドの外部の経路を通して、加圧空気源に連通するように適合した第2の空気通路を有している、前記第2のディスペンス装置と、
加圧空気源と前記第1のディスペンス装置との間の第1の制御であって、前記第1の空気通路内の第1の流量を調節するように動作する、前記第1の制御と、
加圧空気源と第2の第2のディスペンス装置との間の第2の制御であって、前記第1の空気通路の前記第1の流量とは独立して、前記第2の空気通路内の第2の流量を調節するように動作する前記第2の制御とを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項20】
請求項19に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記マニホールドは、第1及び第2の部分を備え、前記第1の部分は前記第1の液体材料通路を具備し、前記第2の部分は前記第2の液体材料通路を具備していることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項21】
請求項19又は20に記載の液体材料のディスペンサであって、
少なくとも1つの前記第1及び第2のディスペンス装置は、前記第1及び第2の液体材料通路のそれぞれ1つと連通しているノズルを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項22】
請求項21に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記少なくとも1つの第1及び第2のディスペンス装置はさらに、前記ノズルを前記第1及び第2の液体材料通路のそれぞれ1つに結合するためのディスペンスモジュールを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項23】
請求項19乃至22のいずれか一項に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記加圧空気源と前記第1及び第2のディスペンス装置との間に熱源をさらに備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項1】
液体材料のディスペンサであって、加圧空気源からの加圧空気を利用して、該液体材料を小出しにする該ディスペンサであって、
液体材料を受容するマニホールドであって、第1の液体材料流れを供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流れを供給するための第2の液体材料通路とを有するマニホールドと、
前記第1の液体材料通路に連通する第1のディスペンス装置であって、加圧空気源に連通するように適合した第1の空気通路と、前記第1の空気通路と連通する第1の制御とを有する前記第1のディスペンス装置と、
前記第2の液体材料通路に連通する第2のディスペンス装置であって、加圧空気源に連通するように適合した第2の空気通路と、前記第2の空気通路と連通している第2の制御とを有する前記第2のディスペンス装置とを備え、
前記第1の制御は前記第1の空気通路の第1の流量を調節するように動作し、前記第2の制御は前記第1の空気通路における前記第1の流量とは独立して、前記第2の空気通路の第2の流量を調節するように動作することを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項2】
請求項1に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記液体材料のディスペンサにおいて、前記マニホールドが、
液体マニホールド部分と、
前記液体マニホールド部分に結合された、別々の空気マニホールド部分と、を備え、
前記空気マニホールド部分は、第1及び第2の空気通路を具備し、加圧空気源と、前記それぞれの第1及び第2のディスペンス装置における前記それぞれの第1及び第2の空気通路との間に連通を提供することを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項3】
請求項2に記載の液体ディスペンサであって、
前記液体マニホールド部分は、第1及び第2の部分を具備し、前記第1の液体マニホールド部分は、前記第1の液体材料通路を具備し、前記第2の液体マニホールド部分は前記第2の液体材料通路を具備していることを特徴とする液体ディスペンサ。
【請求項4】
請求項2に記載の液体ディスペンサであって、
前記空気マニホールド部分は、第1及び第2の部分を具備し、前記第1の空気マニホールド部分は、前記第1の空気通路を具備し、前記第2の空気マニホールド部分は、前記第2の空気通路を具備していることを特徴とする液体ディスペンサ。
【請求項5】
請求項1に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記液体材料のディスペンサにおいて、前記マニホールドがさらに、
第1及び第2の空気通路と、
前記第1の空気通路は、加圧空気源と、前記第1のディスペンス装置における前記第1の空気通路との間に連通を提供し、
前記第2の空気通路は、加圧空気源と、前記第2のディスペンス装置における前記第2の空気通路との間に連通を提供することを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項6】
請求項5に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記マニホールドは、第1及び第2の部分を備え、前記第1の部分は、前記第1の液体材料通路と、前記第1の空気通路とを備え、前記第2の部分は、前記第2の液体材料通路と、前記第2の空気通路とを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載の液体材料のディスペンサであって、
少なくとも1つの前記第1及び第2のディスペンス装置は、前記第1及び第2の液体材料通路のそれぞれ1つに連通しているノズルを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項8】
請求項7に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記少なくとも1つの前記第1及び第2のディスペンス装置はさらに、前記ノズルを前記それぞれ1つの前記第1及び第2の液体材料通路に結合する、ディスペンスモジュールを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項9】
請求項7または8に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記第1の制御又は前記第2の制御の1つは、前記ノズルにあることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項10】
請求項8に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記第1の制御又は前記第2の制御の1つは、前記ディスペンスモジュールにあることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項11】
請求項1または請求項7から10のいずれか一項に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記加圧空気源は、前記マニホールドの外部にある経路を通して、前記第1及び第2のディスペンス装置と連通していることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項12】
請求項1から11のいずれか一項に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記加圧空気源と前記第1及び第2の制御との間に、熱源をさらに備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項13】
液体材料のディスペンサであって、
加圧空気と液体材料とを受容するマニホールドであって、第1の液体材料流れを供給する第1の液体材料通路と、第2の液体材料流れを供給する第2の液体材料通路と、第1の空気流れを供給するための第1の空気通路と、第2の空気流れを供給するための第2の空気通路とを有する前記マニホールドと、
第1のディスペンス装置であって、前記マニホールドに結合され、前記第1の液体材料通路に連通している第1の液体通路と、前記第1の空気通路に連通している第1の空気通路とを具備する上記第1のディスペンス装置と、
第2のディスペンス装置であって、前記マニホールドに結合され、前記第2の液体材料通路に連通している第2の液体通路と、前記第2の空気通路に連通している第2の空気通路とを具備する上記第2のディスペンス装置と、
前記マニホールドの第1の制御であって、前記第1の空気通路内の第1の流量を調節するように動作する前記第1の制御と、
前記マニホールドの第2の制御であって、前記第1の空気通路内の前記第1の流量とは独立して、前記第2の空気通路内の第2の流量を調節するように動作する前記第2の制御とを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項14】
請求項13に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記液体材料のディスペンサにおいて、前記マニホールドが、
前記第1及び第2の液体材料通路を具備している液体マニホールド部分と、
前記液体マニホールド部分に結合された、別々の空気マニホールド部分であって、前記第1及び第2の空気通路を具備しているような前記空気マニホールド部分とを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項15】
請求項14に記載の液体ディスペンサであって、
前記液体マニホールド部分は、第1及び第2の部分を具備し、前記第1の液体マニホールド部分は、前記第1の液体材料通路を具備し、前記第2の液体マニホールド部分は、前記第2の液体材料通路を具備していることを特徴とする液体ディスペンサ。
【請求項16】
請求項14に記載の液体ディスペンサであって、
前記空気マニホールド部分は、第1及び第2の部分を具備し、前記第1の空気マニホールド部分は前記第1の空気通路を具備し、前記第2の空気マニホールド部分は前記第2の空気通路を具備していることを特徴とする液体ディスペンサ。
【請求項17】
請求項13乃至16のいずれか一項に記載の液体材料のディスペンサであって、
少なくとも1つの前記第1及び第2のディスペンス装置は、前記第1及び第2の液体材料通路のそれぞれ1つに連通したノズルを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項18】
請求項17に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記少なくとも1つの前記第1及び第2のディスペンス装置はさらに、前記ノズルを前記それぞれの液体材料通路に結合するディスペンスモジュールを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項19】
液体材料のディスペンサであって、加圧空気源からの加圧空気を用いるようになっているディスペンサが、
液体材料を受容するようになっているマニホールドであって、第1の液体材料流れを供給するための第1の液体材料通路と、第2の液体材料流れを供給するための第2の液体材料通路とを有している、前記マニホールドと、
前記第1の液体材料通路に連通してなる第1のディスペンス装置であって、前記マニホールドの外部の経路を通して、加圧空気源に連通するように適合した第1の空気通路を有している、前記第1のディスペンス装置と、
前記第2の液体材料通路に連通してなる第2のディスペンス装置であって、前記マニホールドの外部の経路を通して、加圧空気源に連通するように適合した第2の空気通路を有している、前記第2のディスペンス装置と、
加圧空気源と前記第1のディスペンス装置との間の第1の制御であって、前記第1の空気通路内の第1の流量を調節するように動作する、前記第1の制御と、
加圧空気源と第2の第2のディスペンス装置との間の第2の制御であって、前記第1の空気通路の前記第1の流量とは独立して、前記第2の空気通路内の第2の流量を調節するように動作する前記第2の制御とを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項20】
請求項19に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記マニホールドは、第1及び第2の部分を備え、前記第1の部分は前記第1の液体材料通路を具備し、前記第2の部分は前記第2の液体材料通路を具備していることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項21】
請求項19又は20に記載の液体材料のディスペンサであって、
少なくとも1つの前記第1及び第2のディスペンス装置は、前記第1及び第2の液体材料通路のそれぞれ1つと連通しているノズルを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項22】
請求項21に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記少なくとも1つの第1及び第2のディスペンス装置はさらに、前記ノズルを前記第1及び第2の液体材料通路のそれぞれ1つに結合するためのディスペンスモジュールを備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【請求項23】
請求項19乃至22のいずれか一項に記載の液体材料のディスペンサであって、
前記加圧空気源と前記第1及び第2のディスペンス装置との間に熱源をさらに備えていることを特徴とする液体材料のディスペンサ。
【図1】
【図2】
【図2A】
【図2B】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図9A】
【図10】
【図10A】
【図10B】
【図11】
【図11A】
【図12】
【図12A】
【図2】
【図2A】
【図2B】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図9A】
【図10】
【図10A】
【図10B】
【図11】
【図11A】
【図12】
【図12A】
【公表番号】特表2009−522098(P2009−522098A)
【公表日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−549508(P2008−549508)
【出願日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【国際出願番号】PCT/US2006/049418
【国際公開番号】WO2007/081562
【国際公開日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【出願人】(391019120)ノードソン コーポレーション (150)
【氏名又は名称原語表記】NORDSON CORPORATION
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【国際出願番号】PCT/US2006/049418
【国際公開番号】WO2007/081562
【国際公開日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【出願人】(391019120)ノードソン コーポレーション (150)
【氏名又は名称原語表記】NORDSON CORPORATION
【Fターム(参考)】
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