説明

倒立顕微鏡用ステージおよび倒立顕微鏡

【課題】倒立顕微鏡用ステージ上の適切位置に試料を容易に設置できるようにする。
【解決手段】倒立顕微鏡用ステージ20は、倒立顕微鏡に固定された下板21と、下板21に対して少なくとも2方向に移動可能な上板23と、上板23に着脱可能な試料ホルダ41とを備えている。試料ホルダ41の上面には、試料60の配置位置の指標となるガイド41aが形成されている。例えばこの例では、ガイド41aは、定形の凹部として構成されている。本発明は、倒立型顕微鏡に適用可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、倒立顕微鏡用ステージ上の適切位置に試料を容易に設置できるようにした倒立顕微鏡用ステージおよび倒立顕微鏡に関する。
【背景技術】
【0002】
倒立顕微鏡(例えば特許文献1参照)では、倒立顕微鏡用ステージ(以下、ステージと略記する)に試料が載せられ、ステージ下方に配設された対物レンズにより試料が観察される。より正確には、多くの場合、ピント面はステージの上面と一致していることから、試料のうちのステージとの接触面が観察されることになる。さらに詳細には、ステージには試料よりも小さな穴が開いており、試料とステージとの接触面のうちの、その穴の上に配置された部位が観察されることになる。
【0003】
倒立顕微鏡は、工業用の試料、例えば金属組織や鉱物などの観察に多く使用されている。このような工業用の試料は、多くの場合、前処理が必要となる。即ち、次のような試料作製が必要となる。ただし、以下、説明を明確なものとすべく、試料作製後の状態、即ち、ステージに載せられる状態になったものを、特に試料と称する。よって、試料作製前の金属組織や鉱物そのものについては、観察対象物と称する。即ち、試料作製とは、観察対象物を切断して、樹脂中に埋め込み成形をした後研磨を行うことで、観察可能な試料表面を有する試料を作成することをいう。
【0004】
観察部位を樹脂中に埋め込むためには、専用の樹脂埋め込み用カップの中に観察部位を置き、樹脂を注入し硬化させた後、観察部位が埋め込まれた樹脂外形を取り出すという手順が必要になる。従って、この樹脂外形に対する観察部位の位置は、切り出された大きさやカップに置かれた時の位置によってまちまちであり、必ずしも定位置(例えば真中)になるとは限らない。
【特許文献1】実開平7−39012号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような試料作製の手順により作成された試料を、ユーザが倒立顕微鏡で観察する場合、従来、次のような非常に困難な作業が必要であった。
【0006】
即ち、ユーザは、試料のうち観察部位をステージ上面に設けられた穴の上に載せ、その穴を通して対物レンズで観察することになる。この穴は当然ながら試料(樹脂外形)よりも小さく、かつ見えにくいため、ユーザにとっては、観察部位を穴の上に正確に載せることは非常に困難な作業であった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、倒立顕微鏡用ステージ上の適切位置に試料を容易に設置することができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の倒立顕微鏡用ステージは、倒立顕微鏡用ステージと、前記ステージの試料載置面に着脱可能な試料ホルダとを備え、前記試料ホルダの試料載置側には、試料の配置位置の指標となるガイドが形成されていることを特徴とする。
【0009】
本発明の倒立顕微鏡は、倒立顕微鏡用ステージと、前記ステージの試料載置面に着脱可能な試料ホルダとを有し、前記試料ホルダの試料載置側には、試料の配置位置の指標となるガイドが形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、倒立顕微鏡用ステージ上の適切位置に試料を容易に設置することができるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0012】
図1は、本発明を適用した顕微鏡10の一実施の形態に係る構成例を示す図である。この顕微鏡10は、いわゆる倒立型顕微鏡として構成されており、例えば、工業用の試料などを観察するために用いられる。
【0013】
図1に示される顕微鏡10は、照明11によりステージ20上に載置される試料に、図中下側から光を照射し、試料を、ステージ20の図中下側に位置する対物レンズ13により観察するようになされている。
【0014】
ステージ20は、後述するように、上板、中板、および下板で構成される、いわゆる3枚板ステージとして構成されている。観察者は、ハンドルユニット14のハンドルを操作することで、顕微鏡10に固定されている下板に対して中板を移動させ、また、中板に対して上板を移動させて試料の位置を移動させることができるようになされている。
【0015】
図2は、図1のステージ20の一実施の形態を拡大した図である。図3は、図2の例のステージ20を図2中上側の矢印の方向から見た図である。
【0016】
図2に示されるように、ステージ20は、下板21、中板22、および上板23により構成されている。
【0017】
下板21は、顕微鏡10に固定されており、移動できない。中板22は、下板21に対して図3中上下方向であるY方向に所定の量だけ移動可能となるように構成されている。なお、図3においては、中板22は図示できぬ位置に移動された状態となっている。
【0018】
図2に示されるように、下板21と中板22が接合される部分に、コロレース22a―1、22a−2などが設けられており、例えば、ハンドルユニット14のY軸ハンドル14aを回転させることにより、下板21に対して中板22がY方向に移動するようになされている。即ち、本実施形態でのハンドルユニット14は、中板22に固定されており、Y軸ハンドル14aを回転させると、ピニオン31が回転し、下板21に固定されたラック32を介して中板22を、図2の紙面と垂直方向である、図3のY方向に移動させるようになされている。なお、このとき、ハンドルユニット14も中板22とともに移動することになる。
【0019】
上板23は、中板22に対して図3中の左右方向であるX方向に所定の量だけ移動可能となるように構成されている。
【0020】
図示はしないが、上板23と中板22とが接合される部分にコロレースなどが設けられており、例えば、図2のハンドルユニット14のX軸ハンドル14bを回転させることにより、中板22に対して上板23がX方向に移動するようになされている。即ち、本実施形態でのハンドルユニット14は、中板22に固定されており、図2のX軸ハンドル14bを回転させると、ピニオン33が回転し、上板23に固定されたラック34を、上板23とともに、図2中左右方向である、図3のX方向に移動させるようになされている。
【0021】
また、上板23には、図2に示されるように、円形の凹部23Aが設けられている。この凹部23Aに試料ホルダ41が嵌合される。
【0022】
試料ホルダ41は、試料60を載置して保持する。このため、試料ホルダ41には、試料60の配置位置の指標となるガイド41aが設けられている。この例のガイド41aは、所定の直径を有する円形の穴として形成されている。換言すると、ガイド41aは、試料ホルダ41の上面に設けられた定型の凹部として構成されている。試料60は、ガイド41aに落とし込まれることにより、試料ホルダ41に保持される。即ち、ガイド41aを形成する円の直径は、試料60の外形よりも若干大きめに製作されている。
【0023】
なお、前の段落において「この例のガイド41a」と記述したのは、ガイド41aは、後述する図9や図10に示されるように、必ずしも凹部として構成する必要はないからである。ただし、以下、図9の説明をするまでの間、ガイド41aは凹部として構成されているとして説明していく。
【0024】
また、試料ホルダ41には、図2や図3に示されるように、試料60の外形よりも小さな開口部41bが設けられている。即ち、試料60は、この開口部41bを通して対物レンズ13により観察される。
【0025】
ここで、試料60は、例えば、図4に示されるように円筒形で構成することができる。試料60は、例えば[背景技術]の欄で上述した樹脂による成形物である。
【0026】
また、試料60を製作する際に用いられるカップは、その口径が1インチ、1.25インチ、1.5インチ、2インチなどの円筒形のものが一般的である。従って、試料60の断面60aの直径も、通常、1インチ、1.25インチ、1.5インチ、2インチのいずれかとなる。なお、以下、断面60aの直径がKインチ(Kは、上の例では、1,1.25,1.5,2のうちの何れかの値)の試料60を、Kインチの試料60と称する。
【0027】
そこで、本実施の形態の顕微鏡10では、これらの円筒形の試料60の各直径に応じて、適切な試料ホルダ41を選択することができるようになされている。
【0028】
具体的には例えば本実施の形態では、1インチ、1.25インチ、1.5インチ、2インチの各試料60のそれぞれに対して、図5乃至図8に示される各試料ホルダ41をそれぞれ選択できるようになされている。
【0029】
図5は、1インチの試料60用の試料ホルダ41の例を示している。即ち、図5の例のガイド41aの直径(2×R1)は、試料60用の試料ホルダ41への設置後の安定性を考慮し、1インチより若干大きめに構成されている。以下同様に、図6は、1.25インチの試料60用の試料ホルダ41の例を示している。即ち、図6の例のガイド41aの直径(2×R2)は、1.25インチより若干大きめに構成されている。図7は、1.5インチの試料60用の試料ホルダ41の例を示している。即ち、図7の例のガイド41aの直径(2×R3)は、1.5インチより若干大きめに構成されている。図8は、2インチの試料60用の試料ホルダ41の例を示している。即ち、図8の例のガイド41aの直径(2×R4)は、2インチより若干大きめに構成されている。
【0030】
これらの図5乃至図8の例の試料ホルダ41は何れも、上板23の凹部23Aに着脱自在に構成されている。
【0031】
さらに、試料60としては、上述した図4の円筒形状のみならず、別の形状、例えば、四角形状のものも存在する。四角形状の試料60は、例えばICなどの試料を製作するときに採用される。
【0032】
そこで、本実施の形態の顕微鏡10では、さらに、各種各様の試料60の大きさや形状のそれぞれに応じて、適切な大きさと形状を有する試料ホルダ41をそれぞれ選択できる構成とされている。即ち、図示はしないが、これらの各種各様の試料ホルダ41は何れも、保持対象の試料60の外形よりも若干大きいガイド41aを有しており、保持対象の試料60の外形よりも小さい開口部41bを有している。
【0033】
このような構成を顕微鏡10が取ることで、ユーザは、観察を所望する試料60をステージ20に載せる際に、各種各様の試料ホルダ41の中から、所望の試料60の大きさや形状に適した試料ホルダ41を選択し、ステージ20に設置することができる。その結果、ユーザは、観察部位と試料ホルダ41の開口部41bとを目視で合わせこむ必要がなくなるため、所望の試料60を極めて簡単にステージ20上の決められた位置に搭載することができるという効果を奏することが可能になる。さらには、ユーザは、観察位置への位置決めのために、ステージ20上での試料60の移動を繰り返すことがないので、誤って観察部位を、開口部41b以外の場所に当ててしまい、せっかく製作した試料60の観察部位を傷つけてしまうことがなくなるという効果を奏することも可能になる。
【0034】
ところで、上述した効果を奏するためには、ユーザが、所望の試料60を試料ホルダ41の適切な位置に配設させる作業を行うことが可能な構成を顕微鏡10が取ればよい。ここで、適切な位置とは、例えば、試料60の観察部位が、試料ホルダ41の中央付近、例えば開口部41bの中心に配置される位置をいう。かかる作業のための指標として、試料ホルダ41にはガイド41aが設けられている。従って、ガイド41aは、試料60の配置位置の指標としての機能を果たす形態であれば足り、上述のごとく凹部として構成する必要は特にない。
【0035】
具体的には例えば、1インチ、1.25インチ、1.5インチ、2インチのいずれかの試料60が採用される場合には、図9に示されるガイド41a―1乃至41a−4からなるガイド41aを有する試料ホルダ41を採用することができる。ここに、ガイド41a―1とは、開口部41bの中心から長さR1を半径とする円周上に描画された閉曲線である。以下同様に、ガイド41a―2とは、開口部41bの中心から長さR2を半径とする円周上に描画された閉曲線である。ガイド41a―3とは、開口部41bの中心から長さR3を半径とする円周上に描画された閉曲線である。ガイド41a―4とは、開口部41bの中心から長さR4を半径とする円周上に描画された閉曲線である。即ち、ガイド41aは、同心円状の複数の閉曲線として構成されている。
【0036】
そこで、ユーザは、円筒形状の試料60を、ガイド41aに対して同心となるように配置することで、上述した効果を奏することが可能になる。
【0037】
なお、閉曲線自体は、図9の例に限定されず、試料60の形状や大きさに応じて様々な形状や大きさとなることは言うまでもない。さらに言えば、閉曲線である必要も特になく、複数の線分の集合体(点線や破線等含む)であってもよい。また、線(線分含む)の形成手法も、図9の例のように印刷等によって線を形成させる手法のみならず、例えば図10に示されるように、凹部を設けることで線を形成させる手法を採用してもよい。
【0038】
即ち、図10の例では、ガイド41a―1は、開口部41bの中心から長さR1を半径とする円周上に設けられた凹部として構成されている。以下同様に、ガイド41a―2は、開口部41bの中心から長さR2を半径とする円周上に設けられた凹部として構成されている。ガイド41a―3は、開口部41bの中心から長さR3を半径とする円周上に設けられた凹部として構成されている。ガイド41a―4は、開口部41bの中心から長さR4を半径とする円周上に設けられた凹部として構成されている。即ち、ガイド41aは、複数の同心円を形成する各凹部として構成されている。
【0039】
図10の例のように、凹部により線を形成させる理由は次の通りである。即ち、印刷などで線を描画した場合には、試料ホルダ41の搭載面に塗料などの厚みが加わるため、ユーザは、試料60の下面、即ち、観察部位を、試料ホルダ41の上面に一致させることができないおそれがある。これに対して、凹部により線を形成させることにより、ユーザは、試料60の下面、即ち、観察部位を、試料ホルダ41の上面に確実に一致させることができるようになるからである。
【0040】
なお、線で形成されたガイド41aを有する試料ホルダ41を採用する場合、その開口部41bの大きさは、上述した図9や図10の例では、試料60の形状によらず同一とされているが、試料60の形状に応じて変化させてもよい。換言すると、上述した図9や図10の例の試料ホルダ41は、説明の簡略上、1インチ、1.25インチ、1.5インチ、2インチの各試料60の兼用ホルダとなっている。しかしながら、兼用ホルダを用意する必要は特になく、各試料ホルダ41毎に、その試料ホルダ41の外形よりも小さな開口部41bを有し、かつ同心円状のガイド41aを有する試料ホルダ41をそれぞれ用意するようにしてもよい。
【0041】
なお、ここでいう各試料ホルダ41には、接触面が円形状のみならず、四角等の別の形状も含む。ガイド41aが同心円上であれば、ユーザは、円形状以外の接触面を有する試料ホルダ41であっても、ステージ20上の適切位置に試料を容易に設置できるからである。
【0042】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、様々な実施の形態を取ることが可能である。例えば、上述した図2等の例では、試料ホルダ41における試料60の搭載面、即ち図4の例の断面60a等との接触面は、上板23の上面と同面になるようにステージ20等が構成されている。これに対して、例えば、図11や図12に示されるように、試料ホルダ41における試料60の搭載面が上板23の上面よりも下方となるように、ステージ20等を構成することもできる。
【0043】
このような構成の試料ホルダ41では、その上面が例えば上板23の上面とほぼ一致し、すっきりとした印象をユーザ等に与えるので、見た目上優れている、即ちデザイン面で優れているという利点を有する。
【0044】
なお、図12には、半径R2の凹部として構成されるガイド41aを有する試料ホルダ41、即ち、1.25インチの試料60用の試料ホルダ41の一例のみが図示されている。しかしながら、試料ホルダ41は、図12の例に限定されず、試料60の大きさや形状に応じた各種各様の試料ホルダ41が採用可能であることは言うまでもない。
【0045】
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明を適用した顕微鏡の一実施の形態に係る構成例を示す図である。
【図2】図1のステージの構成例を示す図である。
【図3】図2の図中上方向から見たステージの図である。
【図4】試料の構成例を示す図である。
【図5】図2のステージに嵌合される試料ホルダの構成の第1の例を示す図である。
【図6】図2のステージに嵌合される試料ホルダの構成の第2の例を示す図である。
【図7】図2のステージに嵌合される試料ホルダの構成の第3の例を示す図である。
【図8】図2のステージに嵌合される試料ホルダの構成の第4の例を示す図である。
【図9】図2のステージに嵌合される試料ホルダの構成の第1の例を示す図である。
【図10】図2のステージに嵌合される試料ホルダの構成の第1の例を示す図である。
【図11】図1のステージの構成例であって、図2とは異なる例を示す図である。
【図12】図11のステージに嵌合される試料ホルダの構成例を示す図である。
【符号の説明】
【0047】
10 顕微鏡,
13 対物レンズ,
20 ステージ,
21 下板,
22 中板,
23 上板,
41 試料ホルダ,
41a ガイド,
41b 開口部,
60 試料

【特許請求の範囲】
【請求項1】
倒立顕微鏡用ステージと、
前記ステージの試料載置面に着脱可能な試料ホルダと
を備え、
前記試料ホルダの試料載置側には、試料の配置位置の指標となるガイドが形成されている
ことを特徴とする倒立顕微鏡用ステージ。
【請求項2】
前記ガイドは、凹部として構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の倒立顕微鏡用ステージ。
【請求項3】
前記ガイドは、前記試料ホルダの上面に印刷された線である
ことを特徴とする請求項1に記載の倒立顕微鏡用ステージ。
【請求項4】
前記試料ホルダは複数存在し、
前記複数の試料ホルダのそれぞれに形成されたガイドは、各試料に応じた形状と大きさをそれぞれ有している
ことを特徴とする請求項1に記載の倒立顕微鏡用ステージ。
【請求項5】
倒立顕微鏡用ステージと、
前記ステージの試料載置面に着脱可能な試料ホルダと
を有し、
前記試料ホルダの試料載置側には、試料の配置位置の指標となるガイドが形成されている
ことを特徴とする倒立顕微鏡。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2009−128850(P2009−128850A)
【公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−306882(P2007−306882)
【出願日】平成19年11月28日(2007.11.28)
【出願人】(000004112)株式会社ニコン (12,601)
【Fターム(参考)】