説明

健康機能性食品

【課題】免疫細胞を活性化し、癌を予防、治療、完治することのできる植物由来の医薬品組成物の提供。
【解決手段】ガゴメ昆布、モロヘイヤ、ヤーコンの塊根と葉をフリーズドライ又はスプレードライの製法で粉末にして、これらの成分をブレンドし、打錠した組成物。これらの植物は水溶性食物繊維を豊富に含み、それを構成する水溶性多糖体が免疫細胞の活性化に有効に作用する。飲食用の機能性食品として広く成人病、生活習慣病の予防、治療に用いることができる。

【発明の詳細な説明】
【請求項1】
ガゴメ昆布、モロヘイヤ、ヤーコン塊根と葉は水溶性食物繊維で水溶性多糖体(糖とタンパク質の複合体)をフリーズドライ又はスプレードライの製法で粉末にし、ブレンドして打錠にした成人病、生活習慣病を予防治療、完治する機能性食品である。
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
水溶性食物繊維は水溶性多糖体(糖とタンパク質の複合体)です。成人病、生活習慣病を予防治療、完治出来る。人間の自然治癒能力を高める、免疫細胞を活性化できる機能性食品の製造方法。
【0002】
非特許文献1、癌ウイルスをたたけ知道出版久郷晴彦監修 第三章の文献全般参考資料
非特許文献2、心筋梗塞、脳梗塞、ボケ、糖尿病を防ぐ、治す、文星出版 須見洋行監修 P31、文献参考資料
非特許文献3、奇跡の健康野菜ヤーコン、廣済堂出版 月橋輝男監修 全般文献参考資料
非特許文献4、ビタミン&ミネラルバイブル女子栄養大学出版 辻村卓監修 全般文献参考資料
非特許文献5、奇跡の一滴が脳に効く ぶんぶん書房出版 濱野吉秀監修
【背景技術】
【0003】
癌の病気は従来の治療完治の方法として、外科的手術放射線抗癌剤の三大治療が行われてきたが、身体を傷つけて臓器を摘出するために体力が消耗し放射線、抗癌剤などの治療をするために副作用を起こし、苦しい思いをしなければならない。
そのため人間の持つ自然治癒能力が低下して免疫細胞が弱まってしまい、弱い病原菌に勝てず死に追い込まれてしまう例が多いのです。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
癌の病気は従来の治療完治の方法は、身体を傷つけ臓器を摘出し、放射線や抗癌剤の副作用のため正常な細胞を駄目にしている従来の治療をやめて人間の持っている自然治癒能力を高める免疫細胞を活性化することが大事である。
【発明の課題を解決するための手段】
【0005】
人間には自然治癒能力である免疫細胞がありますが手術や放射線抗癌剤の副作用で免疫細胞を弱めてしまっているのです。免疫細胞が正常な活動をしていれば癌の病気にはならないのです。免疫細胞を活性化できれば癌の発病、増殖、又癌細胞の転移など阻止することが出来のです。
【0006】
癌に克カギは、免疫細胞を活性化することが大切です。それには自然界に存在する物質で姫マツタケに含まれている食物繊維である高分子多糖体β−D−グルガン「アガリスク、学名アガリスクブラゼイムリル」という多糖体が免疫細胞を活性化する成分なのです。糖質には結びつきの形態によって性質の異なる物質に変わりますが、何千個という微細な糖が、びっしり結びついた分子量の大きな物質を高文子多糖体と言います。きのこ類には、この高分子多糖体の1つである。β−D−グルガンをはじめ様々な多糖体が含まれており、どのような構造の多糖体がどれだけ含まれているかによって、この免疫活動作用や抗癌作用が違ってきます。もっとも効果を発揮するのが、タンパクと結合した「タンパク多糖体」でこれらが体内に吸収されると癌の細胞増殖をとらえたり転移を阻止する事が出来る。β−D−グルガンの構造は、鎖状に伸びた結合にたくさんの手を持っています。この手が何を掴んでいるかで作用が異なります。アミノ酸を掴んでいるものタンパク複合体「糖とタンパク質の複合体」と言います。これが一番免疫細胞を活性化して、癌細胞の増殖を捕らえたり転移を阻止することが出来るのです。
【0007】
高分子多糖体は食物繊維です。あまりにも強固な結合しているため水もとうしません。つまり水には溶けにくい性質をもっているため人間の体内には吸収されません人間の体内に吸収されるためには細胞壁破製法という特殊な方法で破砕して、しかも単に細胞壁を破砕しただけでは不十分で、そこから有効成分をきちんと抽出し更に成分を定量化しなければ免疫細胞を活性化できないのです。
【0008】
それに比べてガゴメ昆布(函館の特産品)、モロヘイヤも水溶性の食物繊維で、水溶性の多糖体「糖とタンパク質の複合体」という成分をもっているので高分子多糖体のように細胞壁破製法など特殊な製法を用いなくても糖とタンパク質の複合体を食するだけで体内に吸収することが出来るので免疫細胞を活性化できるのです。ガゴメ昆布、モロヘイヤをフリーズドライ又は、スプレードライの製法で粉末にする。
【0009】
これらの水溶性多糖体(糖とタンパク質の複合体)は免疫細胞を活性化するだけでなく次の効果もあります。胃の粘膜を保護して肝臓や腎臓の機能を高める働きが優れています。この多糖体はタンパク質を効率よく活用させる働きがあり精力がつきスタミナの増強効果もめざましいものです。これらの機能で細胞を活性化できるのです。
モロヘイヤには「ニコチンアミノ」という有効成分が含まれていてこの成分は本態性高血圧を根本的に改善する働きがあります。ガゴメ昆布もモロヘイヤもビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
【0010】
さらに細胞を活性化できるのは、ヤーコンの塊根と葉・ヤ−コンの野菜は無農薬野菜で、肥料は牛糞が一番良いとされています。ヤーコンの成分は、フラクトオリゴ糖・食物繊維(水溶性食物繊維が80%・難用性食物繊維が20%)ポリフェノール、ミネラル、ビタミン、カテキン、テルペン、フラボノイド配糖体などの有効成分が含まれています。ヤーコン塊根のフラクトオリゴ糖は次の効果が確認されています。
(1)腸のビフィズス菌の増加(2)血糖値の改善(3)ミネラルの吸収促進(4)整腸機能(5)難消化性〔低カロリーなので糖尿の人も食せる〕(6)虫歯になりにくい(7)血中脂肪の改善 これらの効果が確認されています。腸のビフィズス菌が増加すると免疫力は高まります。
【0011】
ヤーコンにはポリフェノールが多く含まれています。ポリフェノールは抗酸化物質としてよく知られていますが、ポリフェノールの成分はオリーブリーフ「オーレユロペン」の一種である。オリーブリーフ「オーレユロペン」は天然の抗生物質であることを発見したのはアメリカミシガン州のアメジョー社研究チームで1969年にこのときのテストによって、全てのウイルス、バクテリア、真菌類寄生虫の成長を抑えることが判明し、更に単独有効成分が「エレノール酸カルシウム塩」であることを突き止めたのは1995年です。つまりポリフェノールはオリーブリーフ「オーレユロペン」と同等の働きがあり、天然の抗生物質の役目をする次の作用があります。
(1)ウイルスが生存に必要なある種のアミノ酸の生成を抑える
(2)ウイルスを不活性化したり、散らばって分芽し細胞膜上に集まるという動きを封じて、ウイルス感染や増加を防ぐ
(3)感染した宿主の細胞に直接浸入して微生物など複製するのを抑える
(4)レトロウイルスが逆転写酵素やタンパク質分解酵素のプロテアーゼを作るのを抑える、これらの酵素はHIV(エーズ)ウイルスのようなレトロウイルスが健康のRNAを変化させるときに必要である。
(5)免疫細胞であるマクロファージを直接刺激して免疫反応を促進する。これらの作用するポリフィノール成分は恐らく免疫細胞が活性化して「サイトカイン」の一種であるインターフェロンの分泌が促進されてウイルスへの攻撃力増したのではないか。ウイルスが原因である癌・HIV(エーズ)謎の難病と言われているものに有効であることが、多くの研究者が次々と明らかにしている。ポリフィノールには次の効果もあります。脳内の血流をスムーズにして血中コレストロールや中性脂肪を除去する効果があります。無症候性脳卒中、動脈硬化、などの血管障害やボケ、痴呆症、多発性脳梗塞、物忘れなどの脳血管の老化防止、眼精疲労にも効果が大である。ヤーコンのポリフェノールは、ヤーコンの皮の部分に多く含まれているので皮を剥かないでそのまま使用する事が良い。
【0012】
ヤーコン塊根葉には多種類のミネラルが含まれています。五大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラル)これらのどの栄養素が欠けても人間は色々な病気にかかりやすいのです。特にミネラルは、人間の体内では作ることが出来ません。現在、我々人間の98%がミネラルを欠乏しているとアメリカの農林省は、発表しています。我が国にも同じことが言えます。ミネラルは人間の60兆個の細胞にビタミンと一緒に3000種類の酵素に何らかの形で細胞活動に関わっています。人間のミネラルの主の供給源は穀物や農作物それを飼料にしている畜産物から摂取しているのですが、戦後科学肥料や農薬使用するために土壌には大変ミネラルが不足して戦前の十分の一から二十分の一のミネラルしか含まれていないのです。それらを食している我々人間の細胞が正常な活動が出来なくなっているために癌や糖尿病など、そして子供たちのアレルギー症や糖尿病が増えているのです。ヤーコンは無農薬で牛糞の肥料で栽培されていますので、塊根にも葉にも多種類のミネラルが含まれます。分析表は別紙に記載されてます。
【0013】
ミネラルとは金属元素のことを言います。どのミネラルがどの病気に効果があると研究の結果分かっていますが人間の身体は複雑な構造の仕組みで構成されていますので色々な微量(金属元素)ミネラルが含まれていて初めて正常な細胞活動をするのです
【0014】
ガゴメ昆布、モロヘイヤ、ヤーコンの塊根と葉をフリーズドライ又はスプレードライの製法で粉末にして、これらをブレンドし、打錠にすれば飲食用として成人病生活習慣病を予防、治療、完治できる機能性食品を作ることが出来る。
【発明の効果】
【0015】
癌の病気は外科手術で臓器を摘出し放射線、抗癌剤などで副作用を起こし苦しい思いをしなければなりません。そのため免疫力が低下して弱い病原菌にも勝てづ死に追い込まれる例が多いのです。人間には自然治癒能力を持っています、それは免疫細胞を持っていることです免疫細胞を活性化できれば癌の病気を予防、治療、完治出来るのです。
【発明の実施するための最良の形態】
【0016】
ガゴメ昆布(函館の特産品)モロヘイヤ、ヤーコンの塊根と葉は自然の物質です。モロヘイヤは夏野菜、ヤーコンの塊根と葉は秋から冬に取れる野菜、ガゴメ昆布は夏から秋に収穫されるものです。これらの物質をそれぞれの季節に収穫してフリーズドライ又はスプレードライの製法で粉末にしてこれらの物質が揃えたらブレンドして打錠にして飲食用機能性食品にする。
【産業上の利用可能性】
【0017】
これらの物質はすべて身体に良いものです。健康な体を維持するためには必要なものばかりです。癌、糖尿病などの成人病、生活習慣病を予防、治療、完治することができ、自然界の物質ですから多量に摂取しても副作用は起こしません。
これらを機能性食品として飲食用にすれば利用価値は大である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガゴメ昆布、モロヘイヤ、ヤーコン塊根と葉は水溶性食物繊維で水溶性多糖体(糖とタンパク質の複合体)をフリーズドライ又はスプレードライの製法で粉末にし、ブレンドして打錠にした成人病、生活習慣病を予防治療、完治する機能性食品である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水溶性食物繊維で水溶性多糖体「糖とタンパク質の複合体」を含むガゴメ昆布・モロヘイヤ及びヤーコンの塊根と葉・茎をフリーズドライ又はスプレイドライの製法により粉末にし、それらを混ぜ合わせて錠剤に形成したことを特徴とする健康機能性食品

【公開番号】特開2006−151929(P2006−151929A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−378054(P2004−378054)
【出願日】平成16年11月29日(2004.11.29)
【出願人】(304036385)
【出願人】(504442665)
【出願人】(504442676)
【出願人】(504442687)
【Fターム(参考)】