説明

光ディスク装置

【課題】優れた耐静電気性を有し、信頼性が向上した光ディスク装置を提供する。
【解決手段】光ディスクを載置するトレイ10と、トレイ10を出し入れ可能に収容する筐体50と、導電性材料で形成され、トレイ10に配設され且つトレイ10の外形よりも内側に位置するアースプレート30とを備え、アースプレート30は、アースプレート本体31と、アースプレート本体31から延出する延出部32と、延出部32の延出端部からトレイ挿入方向側に向けて屈曲された屈曲端部33とを有し、筐体50は、トレイ10が筐体50に収容された際に屈曲端部33を受領する空間を形成するようトレイ挿入方向に退避されると共に、トレイ排出方向からトレイ挿入方向に向けて徐々に傾斜する傾斜面71を有し、アースプレート30は、トレイ10が筐体50に収容された際に、屈曲端部33が傾斜面71に当接する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、静電気対策がなされた光ディスク装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、光ディスク装置では、軽量化、薄型化が進んでおり、特にノートパソコンに搭載され、厚みが12.7mmや9.5mm等に代表される薄型光ディスク装置では、静電気対策として通常、イジェクトスイッチの周辺に避雷針の役割を果たすアースプレートを搭載し、このアースプレートをボトムケースと接触させることでアースをとっている。
【0003】
このような従来の光ディスク装置は、アースプレートがドライブの外形から外側に突出しているため、取り扱い等によっては、前記アースプレートを変形させてしまうことがある。そして、アースプレートの変形状態によっては、当該アースプレートとボトムケースとの接触が十分に行なわれず、静電気を外部に効率よく放電することができなくなる虞がある。
【0004】
また、アースプレートが変形することを防止する光ディスク装置として、トレイの前面基部にアースプレート(アース部材)を配設し、このアースプレートは、トレイ排出方向と略直交する方向に延びると共に、トレイ排出方向に撓み可能な舌片状のアース延出部を有し、さらに前記トレイの前面基部に、前記アース延出部が撓むときの該アース延出部先端の移動奇跡上に前側突出部を配設し、当該アース延出部がケースに配設されたケース側アース接触部に接触することで静電気を外部に放電すると共に、指先が前記アース延出部に接触してトレイ排出方向に変形した場合は、当該アース延出部の先端と前記前側突出部とを接触させることで当該アース延出部の過剰な変形を規制する光ディスク装置が紹介されている。(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】WO2009/130768 A1公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に係る光ディスク装置を製造するには、アース延出部の過剰な変形を規制する前側突出部を配設するための工程が必要となる。また、アース延出部とケース側アース接触部との間の導通性を向上するために、アース延出部の基端(基板カバー部との境界部分)とアース延出部の略中央部の両位置に曲げ加工を施し、両者の接触面積を大きくしているため製造が複雑となる。そして、このように複数の位置で曲げ加工を施しても、アース延出部とケース側アース接触部との接触面積を十分に大きくすることは困難であり、さらなる導通性の向上が期待される。
【0007】
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、優れた耐静電気性を有し、信頼性が向上した光ディスク装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的を達成するため、本発明は、装着した光ディスクの情報記録面に対し情報の記録、再生の少なくとも一方を行う光ディスク装置であって、前記光ディスクを載置するトレイと、前記トレイを出し入れ可能に収容する筐体と、導電性材料で形成され、前記トレイに配設され且つ当該トレイの外形よりも内側に位置するアースプレートと、を備え、前記アースプレートは、アースプレート本体と、当該アースプレート本体から延出する延出部と、当該延出部の延出端部からトレイ挿入方向側に向けて屈曲された屈曲端部と、を有し、前記筐体は、前記トレイが筐体に収容された際に前記屈曲端部を受領する空間を形成するようトレイ挿入方向に退避されると共に、トレイ排出方向からトレイ挿入方向に向けて徐々に傾斜する傾斜面を有し、前記アースプレートは、前記トレイが筐体に収容された際に、前記屈曲端部が前記傾斜面に当接する光ディスク装置を提供するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、優れた耐静電気性を有し、信頼性が向上した光ディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施形態に係る光ディスク装置の斜視図であり、筐体からトレイ全体を排出させた状態を示す図である。
【図2】図1に示す光ディスク装置を背面から見た斜視図である。
【図3】図1に示す光ディスク装置からアッパーカバーを取外した状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係る光ディスク装置からアッパーカバーを取外した状態を示す斜視図であり、筐体にトレイを収容した状態を示す図である。
【図5】図4に示す光ディスク装置のトレイ排出方向側の一部を拡大して示す斜視図である。
【図6】図4に示す光ディスク装置のトレイ排出方向側の一部を拡大して示す正面図である。
【図7】図1に示す光ディスク装置のボトムケースを示す斜視図である。
【図8】図7に示すボトムケースのトレイ排出方向側の一部を拡大して示す斜視図である。
【図9】図1に示す光ディスク装置のアースプレートを示す斜視図である。
【図10】図1に示す光ディスク装置のボトムケースとアースプレートとが接触している状態を示す斜視図である。
【図11】図10に示すボトムケースとアースプレートとの接続状態をトレイ挿入方向側から見た斜視図である。
【図12】図11に示すボトムケースとアースプレートとの接続状態の一部を拡大して示す斜視図である。
【図13】図12示すボトムケースとアースプレートとの接続状態を背面から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、本発明の実施形態に係る光ディスク装置について図面を参照して説明する。なお、以下に記載される実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。また、各図では、説明を判り易くするため、各部材の厚さやサイズ、拡大・縮小率等は、実際のものとは一致させずに記載した。また、本実施形態では、光ディスクが搭載される側を「上」、その反対側を「下」とし、トレイ排出方向側を「前側」、トレイ挿入側を「後側」として説明する。
【0012】
図1は、本発明の実施形態に係る光ディスク装置の斜視図であり、筐体からトレイ全体を排出させた状態を示す図、図2は、図1に示す光ディスク装置を背面から見た斜視図、図3は、図1に示す光ディスク装置からアッパーカバーを取外した状態を示す斜視図、図4は、本発明の実施形態に係る光ディスク装置からアッパーカバーを取外した状態を示す斜視図であり、筐体にトレイを収容した状態を示す図、図5は、図4に示す光ディスク装置のトレイ排出方向側の一部を拡大して示す斜視図、図6は、図4に示す光ディスク装置のトレイ排出方向側の一部を拡大して示す正面図である。
【0013】
図1〜図6に示すように本実施の形態にかかる光ディスク装置1は、光ディスクを載置するトレイ10と、光ディスクを載置したトレイ10を出し入れ可能に収容する筐体50とを備えている。
【0014】
トレイ10は、トレイ出入方向(前後方向)と平行な両側部に、トレイ10の出し入れをガイドするためのガイドレール11A及び11Bが各々配設されている。これらのガイドレール11A及び11Bは、後に詳述する筐体50に形成されたレールガイド52A及び52Bによって、前後方向に移動可能に支持されている。トレイ10の前側先端面は、筐体50の前面に形成された開口を塞ぐベゼル19となっており、このベゼル19には、静電気を外部に放電させるためのアースプレート30と、トレイ10を筐体50内から排出するためのイジェクトボタン20と、インジケータ28が配設されている。
【0015】
また、トレイ10は、ガイドレール11A及び11Bに対し移動可能に各々配設されており、筐体50に対し挿入される際、ガイドレール11A及び11Bを筐体50の外側に残した状態で先に筐体50内に進入し、トレイ10のベゼル19がガイドレール11A及び11Bに当接することで、ガイドレール11A及び11Bが筐体50内に進入するようになっている。
【0016】
ベゼル19には、後に詳述するアースプレート30を収容する収容部18が凹設されている。この収容部18は、アースプレート30を常にトレイ10の外形よりも内側に位置可能な深さで形成されている。したがって、アースプレート30が何かに引っかかる、あるいは外部から負荷がかかる等して変形することを防止でき、取り扱いを容易にすることができる。
【0017】
トレイ10の上面には、光ディスクが装着される光ディスク装着部12が形成されており、この光ディスク装着部12の外周の一部は、光ディスクの形状に合わせた略円形状となっている。この光ディスク装着部12には開口13が設けられており、この開口13には、後述するユニットメカ15が固定されている。さらに、このトレイ10には、筐体50への収納状態を保持する図示しないロック機構が配設されている。
【0018】
ユニットメカ15は、光ディスク装着部12に搭載された光ディスクを回転駆動させるためのスピンドルモータ16と、光ディスクの情報記録面に情報の記録を行う及び/または光ディスクの情報記録面に記録された情報の再生を行う光ピックアップ17と、搭載された光ディスクの径方向に光ピックアップ17を移動可能に支持する一対のガイドシャフト(図示せず)を有している。
【0019】
スピンドルモータ16の回転軸の光ディスク装着部12側の先端には、光ディスクの中心孔に挿入され、光ディスクの径方向の移動を規制するクランパ29が配設されており、光ディスク装着部12に搭載された光ディスクは、このクランパ29によってチャッキングされ、回転駆動される。なお、光ピックアップ17のスピンドルモータ16から離れた側の端部には、フレキシブルケーブル27の一端が電気的に接続された状態で固定されており、このフレキシブルケーブル27の他端は、トレイ10に配設されているプリント配線基板(図示せず)に電気的に接続されている。
【0020】
筐体50は、ボトムケース55と、アッパーカバー56とを有している。この筐体50の前側端面は、トレイ10を出し入れするための開口となっている。また、ボトムケース55の前後方向と平行な両側部53A及び53Bには、トレイ10に形成されたガイドレール11A及び11Bを移動可能に各々支持するレールガイド52A及び52Bが形成されている。
【0021】
図7は、ボトムケース55を示す斜視図、図8は、ボトムケース55の前側の一部を拡大して示す斜視図である。図7及び図8に示すように、ボトムケース55の側部53Aの前側先端には、側部53Aの高さが低くなる(筐体50の厚さ方向の長さが短くなる)段部73が形成されており、段部73の上部には、側部53Aから内側に向けて、前側から後側に徐々に傾斜する傾斜面71が形成され、さらにこの傾斜面71の側部53Aから離れた側の先端には、ボトムケース55の内側に突出した凸部72が形成されている。この傾斜面71は前側を向いた端面となっており、後に詳述するアースプレート30の屈曲端部33の端面39が当接可能となっている。なお、本実施形態では、この段部73、傾斜面71、凸部72によって、後に詳述するアースプレート30の屈曲端部33を受領して導通させる導通受領部70を形成している。
【0022】
なお、筐体50には、トレイ10の排出を行うための図示しない排出機構が配設されている。また、トレイ10と筐体50は、フレキシブルケーブル40によって電気的に接続され、両者間で制御・信号処理の情報が受け渡しされるようになっている。
【0023】
図9は、アースプレート30を示す斜視図である。アースプレート30は、導電性材料(例えば、金属等)から形成されており、図9に示すように、板状のアースプレート本体31と、アースプレート本体31から同一平面上に延出する延出部32と、延出部32の演出端部から後側に向けて屈曲された屈曲端部33とを有している。なお、アースプレート30は、アースプレート本体31と延出部32とが、同一平面上にある構成を有しているため、この部分に曲げ加工を行う必要がない。
【0024】
アースプレート本体31の延出部32が形成されている側の端部と、この端部とは反対側の端部には、アースプレート30をベゼル19に形成された係合部(図示せず)に係合し、アースプレート30をベゼル19に固定する係合部37及び38が各々形成されている。また、アースプレート本体31の延出部32側の上部には、アースプレート30が収容部18に収容された際に収容部18の内壁に当接する当接部36が形成されている。そしてまた、アースプレート本体31には、イジェクトボタン20をベゼル19の前面に露出させる穴34と、インジケータ28をベゼル19の前面に露出させる穴35が開口されている。
【0025】
延出部32は、通常の状態では、アースプレート本体31と同一平面上に延出しているが、前後方向に力が加えられた際には、その方向に変形(撓み)し、この力から解放された際には、元の状態に復元可能となっている。
【0026】
屈曲端部33は、後側の端面39が導通受領部70の傾斜面71と面接触が可能となる所定の角度で屈曲されている。なお、端面39と傾斜面71とを面接触させる、即ち、屈曲端部33の端面39と傾斜面71とがほぼ平行となるようにするためには、傾斜面71の傾斜角度を調整してもよく、屈曲端部33の屈曲角度を調整してもよく、両者の角度を調整してもよい。
【0027】
次に、アースプレート30と、ボトムケース55に形成された導通受領部70との関係について詳述する。図10は、アースプレート30と導通受領部70とが接触している状態を前側から見た状態を示す斜視図、図11は、アースプレート30と導通受領部70とが接触している状態を後側から見た斜視図、図12は、アースプレート30と導通受領部70との接続状態を拡大して示す斜視図、図13は、アースプレート30と導通受領部70とが接触している状態を背面から見た平面図である。
【0028】
先ず、光ディスクを載置したトレイ10を筐体50に向けて押し込むと、トレイ10は、光ディスクの情報記録面に対し情報の記録、再生の少なくとも一方を行う通常位置で停止する。このとき、図10〜図13に示すように、ボトムケース55の導通受領部70の傾斜面71にアースプレート30の屈曲端部33の端面39が当接し、屈曲端部33が傾斜面71に押圧される。この押圧力により、屈曲端部33の端面39と、傾斜面71とが確実に接触して両者が導通する。この導通は、屈曲端部33の端面39と傾斜面71との面接触により行われるため、面と線(例えば、部材の角部等)との接触に比べ、両者の接触面積を大きくとることができる。したがって、両者の導通性を大幅に向上することができるため、優れた耐静電気性が得られ、信頼性が向上した光ディスク装置を提供することができる。
【0029】
また、アースプレート30は、図13に示すように、前記押圧力によりアースプレート本体31と延出部32との境界部分で外側に変形(撓み)するが、このように変形した際も通常状態と同様に、アースプレート30は、収容部18内に収まっており、トレイ10の外形よりも内側に位置している。したがって、アースプレート30と導通受領部70(ボトムケース55)との導通をとっている状態であっても、アースプレート30が何かに引っかかる、あるいは外部から負荷がかかる等して変形することを防止でき、取り扱いを容易にすることができる。
【0030】
なお、この状態においてトレイ10は、トレイ10に配設されている図示しないロック機構により、トレイ10の筐体50へのこの収容状態が保持される。そして、光ディスク装置1に対し所定の操作を行うことにより、光ディスクの情報記録面に対し情報の記録、再生の少なくとも一方が行なわれる。
【0031】
一方、トレイ10を筐体50から排出させる際は、イジェクトボタン20を押すと、前記図示しないロック機構によるトレイ10のロックが解除され、筐体50に配設されている図示しない排出機構によりトレイ10が筐体50から排出される。
【0032】
なお、本実施形態では、アースプレート30の屈曲端部33の端面39と、ボトムケース55の導通受領部70の傾斜面71とが面接触する場合について説明したが、これに限らず、筐体50側の屈曲端部33が接触する部分が傾斜面であれば、屈曲端部33の傾斜面71との接触部分は、必ずしも傾斜面71に対し平行な面でなくてもよい。また、屈曲端部33の傾斜面71との接触部分は、端面に限定されるものではない。
【0033】
また、本実施形態では、通常の状態(アースプレート30に筐体50側から負荷がかかっていない状態)の際に、アースプレート本体31と延出部32とが同一平面上となる構成としたが、これに限らず、アースプレート30は、トレイの外形よりも内側に位置可能であり、トレイ10が筐体50に収容された際に、屈曲端部33が筐体50の傾斜面71に当接する構成であれば、特に限定されるものではない。
【0034】
そしてまた、本発明では、屈曲端部33の端面39は、傾斜面71に対し平行な面となるように傾斜した傾斜面であってもよい。このようにすることで、傾斜面71との接触面積をさらに大きくとることができ、両者間の導通性をより向上させることができる。
【0035】
さらにまた、トレイ10に対するアースプレート30の配設位置、筐体50に対する傾斜面71の形成位置は、アースプレート30がトレイの外形よりも内側に位置し、トレイ10が筐体50に収容された際に、屈曲端部33が筐体50の傾斜面71に当接する構成であれば、特に限定されるものではない。
【符号の説明】
【0036】
1…光ディスク装置、10…トレイ、18…収容部、19…ベゼル、30…アースプレート、31…アースプレート本体、32…延出部、33…屈曲端部、39…端面、50…筐体、55…ボトムケース、56…アッパーカバー、70…導通受領部、71…傾斜面、72…凸部、73…段部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装着した光ディスクの情報記録面に対し情報の記録、再生の少なくとも一方を行う光ディスク装置であって、
前記光ディスクを載置するトレイと、
前記トレイを出し入れ可能に収容する筐体と、
導電性材料で形成され、前記トレイに配設され且つ当該トレイの外形よりも内側に位置するアースプレートと、
を備え、
前記アースプレートは、アースプレート本体と、当該アースプレート本体から延出する延出部と、当該延出部の延出端部からトレイ挿入方向側に向けて屈曲された屈曲端部と、を有し、
前記筐体は、前記トレイが筐体に収容された際に前記屈曲端部を受領する空間を形成するようトレイ挿入方向に退避されると共に、トレイ排出方向からトレイ挿入方向に向けて徐々に傾斜する傾斜面を有し、
前記アースプレートは、前記トレイが筐体に収容された際に、前記屈曲端部が前記傾斜面に当接する光ディスク装置。
【請求項2】
前記アースプレートは、前記トレイのトレイ排出方向端面に配設され、
前記筐体は、ボトムケースとアッパーカバーとを有し、前記傾斜面は、前記ボトムケースのトレイ排出方向上部端面に形成されてなる請求項1記載の光ディスク装置。
【請求項3】
前記アースプレートは、前記トレイが筐体に収容された際に、前記屈曲端部のトレイ挿入方向端面が前記傾斜面に面接触する請求項2記載の光ディスク装置。
【請求項4】
前記アースプレート本体と前記延出部は、同一平面上に位置する請求項1記載の光ディスク装置。
【請求項5】
前記アースプレートは、前記トレイが筐体に収容された際に、前記屈曲端部が前記傾斜面に押圧され、当該押圧力は、前記屈曲端部と前記傾斜面との当接を保持すると共に、前記アースプレートを前記トレイの外形よりも内側に保持可能である請求項1記載の光ディスク装置。
【請求項6】
前記屈曲端部のトレイ挿入方向端面が、前記傾斜面に面接触する傾斜面からなる請求項3記載の光ディスク装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2012−252753(P2012−252753A)
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−125845(P2011−125845)
【出願日】平成23年6月3日(2011.6.3)
【出願人】(501009849)株式会社日立エルジーデータストレージ (646)
【Fターム(参考)】