説明

光学フィルム、光学フィルムの製造方法、それを用いた偏光板、液晶表示装置及び化合物

【課題】スリッティング性に優れ、ヘイズが良好で、かつ膜強度に優れた光学フィルム、該光学フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される化合物を少なくとも1つ含有する光学フィルム。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(1)で表される化合物を少なくとも1つ含有することを特徴とする光学フィルム。
【化1】

[式中、R1〜R12は水素原子または置換基を表し、R1及びR2、またはR6及びR7は一緒になって二重結合によって結合されている置換基を表しても良い。なお、R1〜R12が置換基を表す時、該置換基は、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アシルアミノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルケニル基、ハロゲン原子、アルキニル基、複素環基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基、ホスホノ基、アシル基、カルバモイル基、スルファモイル基、スルホンアミド基、シアノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、複素環オキシ基、シロキシ基、アシルオキシ基、スルホン酸基、スルホン酸の塩、アミノカルボニルオキシ基、アミノ基、アニリノ基、イミド基、ウレイド基、アルコキシカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、複素環チオ基、チオウレイド基、カルボキシル基、カルボン酸の塩、ヒドロキシル基、メルカプト基、またはニトロ基を表す。]
【請求項2】
前記一般式(1)において、R11またはR12の少なくとも一つが置換基を表すことを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
【請求項3】
前記一般式(1)において、R11またはR12の少なくとも一つがアルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表すことを特徴とする請求項2に記載の光学フィルム。
【請求項4】
セルロースエステルを有してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学フィルム。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学フィルムが、溶融流延法によって製造されることを特徴とする光学フィルムの製造方法。
【請求項6】
請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学フィルムを偏光子の少なくとも一方の面に有することを特徴とする偏光板。
【請求項7】
請求項6に記載の偏光板を液晶セルの少なくとも一方の面に用いることを特徴とする液晶表示装置。
【請求項8】
下記一般式(2)で表される化合物。
【化2】

[式中、R3〜R5、R8〜R10、R13及びR14は水素原子または置換基を表し、R15はアルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表す。なお、R3〜R5、R8〜R10、R13及びR14が置換基を表す時、該置換基は、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アシルアミノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルケニル基、ハロゲン原子、アルキニル基、複素環基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基、ホスホノ基、アシル基、カルバモイル基、スルファモイル基、スルホンアミド基、シアノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、複素環オキシ基、シロキシ基、アシルオキシ基、スルホン酸基、スルホン酸の塩、アミノカルボニルオキシ基、アミノ基、アニリノ基、イミド基、ウレイド基、アルコキシカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、複素環チオ基、チオウレイド基、カルボキシル基、カルボン酸の塩、ヒドロキシル基、メルカプト基、またはニトロ基を表す。]

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−163028(P2009−163028A)
【公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−1065(P2008−1065)
【出願日】平成20年1月8日(2008.1.8)
【出願人】(303000408)コニカミノルタオプト株式会社 (3,255)
【Fターム(参考)】