説明

内視鏡システム

【課題】可燃性の気体または粉塵がある雰囲気中で急速充電を行うことができるバッテリを用いた場合でも、本体部を小型化することができる内視鏡システムを提供する。
【解決手段】内視鏡システム1は、挿入部2が接続される本体部3と、本体部3と接続され本体部3内の電気回路に対して電源供給を行うバッテリ4とを備える。本体部3は、バッテリ4と接続するための正極端子E1〜E3及び負極端子E5〜E7を有し、バッテリ4は、本体部3よりも多い数の、複数の正極端子A1〜A4及び負極端子A5〜A8を有する。そして、バッテリ4が本体部3へ接続された場合、本体部3に備えられた正極端子E1〜E3が、それぞれバッテリ4の正極端子A1〜A3に接続される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内視鏡システムに関し、特に、可燃性の気体または粉塵がある雰囲気中での使用が可能な内視鏡システムに関する。
【背景技術】
【0002】
工業用の内視鏡装置は、本体部と、この本体部に装着される挿入部とからなり、挿入部には可撓性の挿入チューブからなる挿入部が設けられ、この挿入部の先端にはCCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子が取り付けられる。このような内視鏡装置を用いて被検体の状態をモニタする場合には、挿入部を先端から被検体内に挿入し、被検体の状態を挿入部の先端の撮像素子で撮像する。
【0003】
撮像素子からの画像信号は、本体部に送信され、本体部の表示部等を構成するLCD(Liquid Crystal Display)モニタに撮像された被検体の撮像画像が表示される。このような工業用の内視鏡装置は、プラントの各種の検査や調査、あるいは、パイプのメンテナンス等に広く使用されている。
【0004】
ところで、このような工業の内視鏡装置は、可燃性の気体または粉塵がある雰囲気中で使用する場合もあるため、装置の構造を防爆構造とすることが好ましい。
【0005】
従来、爆発性ガス雰囲気で使用される電子機器は、国際規格(IEC60079-11)の火花点火に関する制限要求に基づき、爆発性ガス雰囲気に触れる可能性がある端子や配線等の部品に対してエネルギ制限を行うことが求められる。このエネルギ制限を行う手法としては、例えば、特許文献1に開示されているように、爆発性ガス雰囲気に触れる可能性のある端子に接続される回路に電流制限抵抗等により構成されるバリア回路を挿入し、端子に流れる電流値を制限する手法がある。
【0006】
また、本体部に電源を供給するバッテリやバッテリを充電する充電器を備える内視鏡システムでは、爆発性ガス雰囲気でバッテリと充電器とを着脱、あるいは、バッテリと本体部とを着脱することがある。この場合、本体部、バッテリ及び充電器の正極端子に電流制限抵抗を接続し、正極端子に流れる電流を制限することで本質安全防爆を満たすことが可能になる。
【0007】
このようなバッテリは、例えば、特許文献2に開示されているように、1対の正極端子と負極端子とを有して構成されている。そして、このようなバッテリを充電する場合、大電流を正極端子に流すことで急速充電を行うようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2007−152020号公報
【特許文献2】特開平9−200951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
爆発性ガス雰囲気で使用される内視鏡システムは、上述したように、バッテリの正極端子に電流制限抵抗が接続されており、この電流制限抵抗により電圧降下が発生するため、急速充電を行うことができない。この場合、バッテリの正極端子と負極端子とを複数設けることで急速充電を行うこともできる。
【0010】
しかしながら、バッテリに複数の正極端子と負極端子とを設けると、本体部側でも、バッテリに対応して複数の正極端子と負極端子とを設ける必要があり、本体部が大型化してしまうという問題がある。
【0011】
本発明は、可燃性の気体または粉塵がある雰囲気中で急速充電を行うことができるバッテリを用いた場合でも、本体部を小型化することができる内視鏡システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の一態様の内視鏡システムは、挿入部が接続される本体部と、前記本体部と接続され前記本体部内の電気回路に対して電源供給を行うバッテリとを備えた内視鏡システムであって、前記本体部は、前記バッテリと接続するための正極端子及び負極端子を有し、前記バッテリは、前記本体部よりも多い数の、複数の正極端子及び負極端子を有し、前記バッテリが前記本体部へ接続された場合、前記本体部に備えられた前記正極端子が、前記バッテリの前記複数の正極端子のいずれかに接続される。
【発明の効果】
【0013】
本発明の内視鏡システムによれば、可燃性の気体または粉塵がある雰囲気中で急速充電を行うことができるバッテリを用いた場合でも、本体部を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】一実施の形態に係る内視鏡システムの構成を示す図である。
【図2】バッテリ4が充電器5に装着された充電時について説明するための図である。
【図3】バッテリ4の端子間の距離について説明するための図である。
【図4】バッテリ4が本体部3に装着された放電時について説明するための図である。
【図5】本体部3の他の構成例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
【0016】
まず、図1を用いて、一実施の形態の内視鏡システムの構成について説明する。
【0017】
図1は、一実施の形態に係る内視鏡システムの構成を示す図である。
【0018】
図1に示すように、内視鏡システム1は、航空機用エンジンや配管等の被検体に挿入される細長の挿入部2と、挿入部2の基端側が接続される本体部3と、本体部3に着脱自在なバッテリ4と、バッテリ4を充電するための充電器5とを備えて構成される。
【0019】
挿入部2は、可撓性のチューブ部材により構成され、先端側に設けられた先端部には、レンズ部6と、CCDまたはCMOS等の撮像素子7が内蔵されている。
【0020】
レンズ部6は、図示しない照明装置等から出射された照明光により照明された被写体像を結像する。
【0021】
撮像素子7は、レンズ部6の結像位置に配置され、結像された被写体像を光電変換して撮像信号を生成する。
【0022】
本体部3は、撮像素子駆動部11と、信号処理部12と、グラフィック重畳部13と、表示部14と、メモリ部15と、入力部16と、制御部17と、電源部18と、バリア回路19とを有して構成されている。
【0023】
撮像素子駆動部11は、制御部17からの制御に基づき、撮像素子7を駆動するための駆動信号を生成し、撮像素子7に出力する。撮像素子7は、この駆動信号に基づき、上述した撮像信号を生成し、信号処理部12に出力する。
【0024】
信号処理部12は、撮像素子7から出力された撮像信号に所定の信号処理を施し、内視鏡画像(被写体像)を生成する。生成された内視鏡画像は、制御部17を介してグラフィック重畳部13に入力される。
【0025】
グラフィック重畳部13は、入力された内視鏡画像に、所定のグラフィック、例えば、制御部17の制御により生成された挿入部2の重力方向を示すインジケータ等を重畳する。そして、グラフィック重畳部13は、所定のグラフィックを重畳した内視鏡画像を表示部14に出力する。
【0026】
表示部14は、例えば、LCDモニタであり、グラフィック重畳部13からの内視鏡画像を表示する。
【0027】
メモリ部15には、内視鏡システム1を制御する各種プログラム等が記憶されている。メモリ部15に記憶されている各種プログラムは、制御部17に読み出されて実行される。また、メモリ部15は、制御部17が各種プログラムを実行して生成された各種データ等を一時的に保持する。
【0028】
入力部16は、内視鏡システム1を各種操作する、例えば、挿入部2の先端部の湾曲操作を行うためのボタン等である。ユーザが入力部16を操作すると、その操作指示が入力部16から制御部17に供給される。
【0029】
制御部17は、入力部16からの操作指示に応じて、メモリ部15から対応するプログラムを読み出して実行する。これにより、制御部17は、内視鏡システム1全体の制御を行う。
【0030】
電源部18は、バッテリ4からの電源の供給を受けて、制御部17を含む本体部3の各部に電源を供給する。
【0031】
バッテリ4と電源部18との間には、バリア回路19が設けられており、バリア回路19は、バッテリ4からの電源に対してエネルギ制限を行い、電源部18に供給する。なお、後述するように、バッテリ4及び充電器5にもバリア回路が設けられており、本質安全防爆を満たすようになっている。
【0032】
バッテリ4は、本体部3から着脱自在であり、充電が行われる場合、本体部3から取り外され、充電器5に装着される。
【0033】
ここで、バッテリ4が充電器5に装着された充電時について図2を用いて説明する。
【0034】
図2は、バッテリ4が充電器5に装着された充電時について説明するための図である。
【0035】
バッテリ4は、4つの正極端子A1〜A4と、4つの負極端子A5〜A8と、正極端子A1〜A4及び負極端子A5〜A8との間に設けられた2つのコンデンサC1,C2と、正極端子A1〜A4及びコンデンサC1との間に設けられたバリア回路20とを有して構成される。このバリア回路20は、正極端子A1〜A4にそれぞれ接続された電流制限抵抗R1〜R4により構成される。なお、バッテリ4は、それぞれ4つの正極端子A1〜A4及び負極端子A5〜A8を有する構成であるが、4つに限定されることなく、それぞれ2つ以上の正極端子及び負極端子を有する構成であればよい。
【0036】
充電器5は、4つの正極端子B1〜B4と、4つの負極端子B5〜B8と、正極端子B1〜B4及び負極端子B5〜B8との間に設けられた電源回路21と、正極端子B1〜B4及び電源回路21との間に設けられたバリア回路22とを有して構成される。このバリア回路22は、正極端子B1〜B4にそれぞれ接続された電流制限抵抗R5〜R8により構成される。
【0037】
バッテリ4が充電器5に取り付けられると、バッテリ4の正極端子A1〜A4がそれぞれ充電器5の正極端子B1〜B4に接続され、バッテリ4の負極端子A5〜A8がそれぞれ充電器5の負極端子B5〜B8に接続される。
【0038】
電源回路21には、図示しないACアダプタが接続されており、そのACアダプタがAC電源に接続されることにより、電源回路21に電源が供給される。電源回路21に供給された電源は、バリア回路22の電流制限抵抗R5〜R8によりエネルギ制限が行われ、正極端子B1〜B4に供給される。充電器5の正極端子B1〜B4に供給された電源は、バッテリ4の正極端子A1〜A4を介して、バリア回路20の電流制限抵抗R1〜R4によりエネルギ制限が行われ、コンデンサC1及びC2に充電される。
【0039】
このように、バッテリ4が充電器5に接続されている充電時は、バッテリ4の複数の正極端子A1〜A4と対になる複数の負極端子A5〜A8と、充電器5の複数の正極端子B1〜B4と対になる複数の負極端子B5〜B8とを用いて、並列で充電を行う構成とすることにより、バッテリ4のバリア回路20及び充電器5のバリア回路22が設けられている場合でも急速充電を実現する。
【0040】
また、バッテリ4の各端子は、端子部分を本質安全防爆とする空間距離と沿面距離とを確保する構成となっている。なお、充電器5の各端子及び後述する本体部3の各端子についても同様である。
【0041】
図3は、バッテリ4の端子間の距離について説明するための図である。図3の例では、バッテリ4の正極端子A1及びA2を用いて説明するが、他の端子についても同様である。
【0042】
図3に示すように、バッテリ4の正極端子A1及びA2は、端子部分を本質安全防爆とするような空間距離D1と沿面距離D2を有している。空間距離D1は、2つの導電性部材である正極端子A1及びA2間の空間を通る最短距離を示し、沿面距離D2は、2つの導電性部材である正極端子A1及びA2間の、絶縁物の表面に沿った最短距離を示す。このような構成により、バッテリ4の各端子は、端子部分を本質安全防爆とすることができる。
【0043】
次に、バッテリ4が本体部3に装着された放電時について図4を用いて説明する。
【0044】
図4は、バッテリ4が本体部3に装着された放電時について説明するための図である。
【0045】
図4に示すように、本体部3は、バッテリ4と接続するための、3つの正極端子E1〜E3と、3つの負極端子E5〜E7とを有する。正極端子E1〜E3には、バッテリ4が取り付けられた際に、バッテリ4の正極端子A1〜A3が接続され、負極端子E5〜E7には、バッテリ4が取り付けられた際に、バッテリ4の負極端子A5〜A7が接続される。
【0046】
このように、本体部3は、バッテリ4のそれぞれ4つの正極端子A1〜A4及び負極端子A5〜A8より少ない、それぞれ3つの正極端子E1〜E3及び負極端子E5〜E7を有する構成となっている。換言すると、バッテリ4は、本体部3のそれぞれ3つの正極端子E1〜E3及び負極端子E5〜E7よりも多い、それぞれ4つの正極端子A1〜A4及び負極端子A5〜A8を有する構成となっている。このように、本体部3の正極端子E1〜E3及び負極端子E5〜E7の数を、バッテリ4の正極端子A1〜A4及び負極端子A5〜A8の数より少なくすることで、本体部3の小型化を図っている。
【0047】
なお、本体部3は、それぞれ3つの正極端子E1〜E3及び負極端子E5〜E7を有する構成であるが、3つに限定されることなく、それぞれバッテリ4の正極端子A1〜A4及び負極端子A5〜A8より少なければよい。すなわち、本実施の形態では、本体部3は、それぞれ1つまたは2つの正極端子及び負極端子を有する構成であってもよい。
【0048】
バリア回路19は、電流制限抵抗R9〜R11により構成され、電流制限抵抗R9〜R11は、それぞれ正極端子E1〜E3に接続されている。バッテリ4からの電源は、バリア回路20の電流制限抵抗R1〜R4によりエネルギ制限が行われ、正極端子A1〜A3に供給される。バッテリ4の正極端子A1〜A3に供給された電源は、本体部3の正極端子E1〜E3に供給された後、バリア回路19の電流制限抵抗R9〜R11によりエネルギ制限が行われ、電源部18に供給される。そして、電源部18から本体部3の各部に電源が供給される。
【0049】
このように、バッテリ4が本体部3に接続されている充電時(バッテリ4から本体部3への電源供給時)は、バッテリ4の正極端子A1〜A4及び負極端子A5〜A8の数より少ない本体部3の正極端子E1〜E3及び負極端子E5〜E7を用いる構成とし、本体部3の小型化を実現する。
【0050】
また、バッテリ4の正極端子A4及び負極端子A8の対に端子が本体部3にない場合、本体部3は、バッテリ4の正極端子A4及び負極端子A8が接触する位置に、金属以外の部材を用いるようにする。これにより、バッテリ4の正極端子A4及び負極端子A8からの放電量を減らすようにする。
【0051】
なお、図5に示すように、バッテリ4の正極端子A4及び負極端子A8が接触する位置に、絶縁部材を設けるようにしてもよい。
【0052】
図5は、本体部3の他の構成例を説明するための図である。
【0053】
図5に示すように、バッテリ4の正極端子A4及び負極端子A8の対に端子が本体部3にない場合、本体部3は、正極端子A4及び負極端子A8の対向する位置に絶縁部材23及び24を設け、正極端子A4及び負極端子A8を保護する。例えば、バッテリ4から突出するように正極端子A4及び負極端子A8が設けられている場合、正極端子A4及び負極端子A8に嵌合するように、それぞれ絶縁部材23及び24を設けるようにする。このような構成により、バッテリ4の正極端子A4及び負極端子A8からの放電量をより減らすことができるため、バッテリ4を長持ちさせることができる。
【0054】
以上のように、内視鏡システム1は、バッテリ4が充電器5に接続されている充電時には、バッテリ4の複数の正極端子A1〜A4及び負極端子A5〜A8と、充電器5の複数の正極端子B1〜B4及び負極端子B5〜B8とを用いて並列に充電を行うことで急速充電を行う。また、内視鏡システム1は、バッテリ4が本体部3に接続されている放電時には、バッテリ4の正極端子A1〜A4及び負極端子A5〜A8よりも少ない数の本体部3の正極端子E1〜E3及び負極端子E5〜E7を用いてバッテリ4からの電源を本体部3に供給する。
【0055】
そして、内視鏡システム1は、本体部3の正極端子E1〜E3と電源部18との間にバリア回路19を設け、バッテリ4の正極端子A1〜A4とコンデンサC1との間にバリア回路20を設け、充電器5の正極端子B1〜B4と電源回路21との間にバリア回路22を設けることで、本質安全防爆を満たすようになっている。
【0056】
よって、本実施の形態の内視鏡システムによれば、可燃性の気体または粉塵がある雰囲気中で急速充電を行うことができるバッテリを用いた場合でも、本体部を小型化することができる。
【0057】
本発明は、上述した実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
【符号の説明】
【0058】
1…内視鏡システム、2…挿入部、3…本体部、4…バッテリ、5…充電器、6…レンズ部、7…撮像素子、11…撮像素子駆動部、12…信号処理部、13…グラフィック重畳部、14…表示部、15…メモリ部、16…入力部、17…制御部、18…電源部、19,20,22…バリア回路、21…電源回路、23,24…絶縁部材。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
挿入部が接続される本体部と、前記本体部と接続され前記本体部内の電気回路に対して電源供給を行うバッテリとを備えた内視鏡システムであって、
前記本体部は、前記バッテリと接続するための正極端子及び負極端子を有し、
前記バッテリは、前記本体部よりも多い数の、複数の正極端子及び負極端子を有し、
前記バッテリが前記本体部へ接続された場合、前記本体部に備えられた前記正極端子が、前記バッテリの前記複数の正極端子のいずれかに接続されることを特徴とする内視鏡システム。
【請求項2】
前記バッテリに備えられた前記複数の正極端子には、それぞれ通過するエネルギを制限するエネルギ制限素子が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
【請求項3】
前記本体部に備えられた前記正極端子には、通過するエネルギを制限するエネルギ制限素子が接続されていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡システム。
【請求項4】
前記バッテリの前記複数の正極端子及び負極端子と同じ数の、複数の正極端子及び負極端子を有する、前記バッテリを充電するための充電器を備え、
前記バッテリが前記充電器に接続された場合、前記バッテリに備えられた前記複数の正極端子及び負極端子のそれぞれが、前記充電器に備えられた前記複数の正極端子及び負極端子に接続されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の内視鏡システム。
【請求項5】
前記本体部は、前記バッテリが前記本体部に接続される際、前記バッテリの前記複数の正極端子及び負極端子のうち、前記本体部の前記正極端子及び負極端子に接続されない正極端子及び負極端子の対向する位置に、絶縁部材を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の内視鏡システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2013−80179(P2013−80179A)
【公開日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−221212(P2011−221212)
【出願日】平成23年10月5日(2011.10.5)
【出願人】(000000376)オリンパス株式会社 (11,466)
【Fターム(参考)】