説明

分化抑制ポリペプチド

【課題】再生医療に重要な、未分化細胞の分化を抑制する活性を持つ新規な因子と、それを利用して組織再生、未分化細胞の増殖維持に有効な薬剤を提供すること。
【解決手段】脳神経・筋肉・血液細胞系の分化を制御するノッチタンパク質の、ヒトホモログに対するリガンドであり、特定のアミノ酸配列を有する、ヒトデルタ−1及びセレイト−1ペプチドを、動物細胞による遺伝子組換えにより作製し、それを用いた未分化細胞の分化抑制剤、細胞培養培地を得る。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列表の配列番号5に記載のアミノ酸配列を含有するポリペプチド。
【請求項2】
配列表の配列番号6に記載のアミノ酸配列を含有する請求項1に記載のポリペプチド。
【請求項3】
配列表の配列番号7に記載のアミノ酸配列を含有する請求項1に記載のポリペプチド。
【請求項4】
配列表の配列番号1に記載のアミノ酸配列を含有する請求項1乃至3に記載のポリペプチド。
【請求項5】
請求項1乃至4に記載のポリペプチドを用いて未分化細胞の分化をin vitroで抑制する方法。
【請求項6】
未分化細胞が脳神経、筋肉系未分化細胞以外の未分化細胞である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
未分化細胞が血液未分化細胞である請求項5に記載の方法。
【請求項8】
請求項1乃至4に記載のポリペプチドを含有する分化抑制剤。
【請求項9】
請求項1乃至4に記載のポリペプチドを含有する細胞培養培地。
【請求項10】
細胞が血液未分化細胞である請求項9に記載の細胞培養培地。
【請求項11】
請求項1乃至3に記載のポリペプチドをコードするDNA。
【請求項12】
配列表の配列番号9に記載の502番から1095番のDNA配列を含有する請求項11に記載のDNA。
【請求項13】
配列表の配列番号9に記載の502番から3609番のDNA配列を含有する請求項11に記載のDNA。
【請求項14】
配列表の配列番号9に記載の502番から4062番のDNA配列を含有する請求項11に記載のDNA。
【請求項15】
請求項11乃至14に記載のDNA群から選ばれるDNAと、宿主細胞中で発現可能なベクターDNAとを連結してなる組み換えDNA。
【請求項16】
請求項15に記載した組み換えDNAによって形質転換された細胞。
【請求項17】
請求項16に記載の細胞を培養し、該培養物より生産された化合物を採取することを特徴とする請求項1乃至4に記載のポリペプチドの製造方法。
【請求項18】
配列表の配列番号7に記載のアミノ酸配列を有するポリペプチドを特異的に認識する抗体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−212033(P2006−212033A)
【公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−59729(P2006−59729)
【出願日】平成18年3月6日(2006.3.6)
【分割の表示】特願平9−519584の分割
【原出願日】平成8年11月15日(1996.11.15)
【出願人】(000000033)旭化成株式会社 (901)
【Fターム(参考)】