説明

加湿器

【課題】気化フィルターの掃除や交換が不要で、長期に渡って、当初の加湿能力を維持することが出来る気化器を提供する。
【解決手段】吸水性の気化フィルター4と、前記気化フィルター4に供給される水を収納する水槽3と、前記気化フィルター4に風を送る送風ファン7と、前記気化フィルター4の上流側の表面に析出するカルキ、石灰質などの析出物の蓄積を防止する清掃部材10を備えたもので、使用に伴って気化フィルター4の上流側の表面にカルキ、石灰質などが析出するが、清掃部材10によりそれらの蓄積が防止されることにより、気化フィルター4の掃除や交換が不要となり、長期に渡って、当初の加湿能力を維持することが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、加湿器に関するもので、特に、吸水性の気化フィルターに風を通して気化させる気化式の加湿器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の一般的な加湿器として、水を超音波で振動させて霧状にして加湿する超音波式と、水をヒーターで加熱しスチーム化して加湿するスチーム式と、吸水性の気化フィルターに風を当てて気化させる気化式などいくつかの方式で提供されている。
【0003】
超音波式の加湿器は、霧状にした水分を空気中に放出する際に、水中の雑菌も放出するので非衛生的であり、スチーム式の加湿器は、ヒーターで水を加熱するため、ヒーターという部品が余分に必要になり、消費電力が大きくなって電気代が高くなると共に、コストアップになるなどの問題があり、近年は、吸水性の気化フィルターに風を当てて気化させる気化式の加湿器が主流になってきている(例えば、特許文献1及び2参照)。この気化式の加湿器は、水受けトレイから吸い上げた水を、吸水性の気化フィルターにかけたり、気化フィルターに設けた水かき部で、水受けトレイ内の水を掻き上げて、吸水性の気化フィルター自身にかけるようにし、その気化フィルターに風を当てて、吸水された水を気化するようにしている。
【特許文献1】特開2002−081702号公報
【特許文献2】特開2003−294277号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1、2に開示されたような従来の気化式の加湿器においては、加湿器の運転を停止し、放置すると、気化フィルターが次第に乾燥していくが、そのとき、表面にカルキが析出し、それが固まり、気化フィルターの目詰まりを引き起こし、これにより、ファンによる空気が気化フィルターを通過する際の通風抵抗が大きくなって、加湿能力が低下するといった課題があった。また、運転するうちに、気化フィルターに水を供給するトレイ内の水のカルキ濃度が高くなるため、カルキ成分がより析出しやすくなり、こまめなフィルター掃除が必要であったり、汚れがひどくなった場合には気化フィルターを交換しなければならない、といった課題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、気化フィルターの掃除や交換が不要でしかも長期に渡って、当初の加湿能力を維持することが出来る加湿器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記従来の課題を解決するために、本発明の加湿器は、吸水性の気化フィルターと、前記気化フィルターに供給される水を収納する水槽と、前記気化フィルターに風を送る送風手段と、前記気化フィルターの上流側の表面に析出するカルキ、石灰質などの析出物の蓄積を防止する清掃部材を備えたもので、使用に伴って気化フィルターの上流側の表面にカルキ、石灰質などが析出するが、清掃部材によりそれらの蓄積が防止されることにより、気化フィルターの掃除や交換が不要となり、長期に渡って、当初の加湿能力を維持することが出来る。
【発明の効果】
【0007】
本発明の加湿器は、気化フィルターの掃除や交換が不要で、長期に渡って、当初の加湿能力を維持することが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
第1の発明は、吸水性の気化フィルターと、前記気化フィルターに供給される水を収納する水槽と、前記気化フィルターに風を送る送風手段と、前記気化フィルターの上流側の表面に析出するカルキ、石灰質などの析出物の蓄積を防止する清掃部材を備えたもので、使用に伴って気化フィルターの上流側の表面にカルキ、石灰質などが析出するが、清掃部材によりそれらの蓄積が防止されることにより、気化フィルターの掃除や交換が不要となり、長期に渡って、当初の加湿能力を維持することが出来る。
【0009】
第2の発明は、特に、第1の発明の清掃部材を、軸体と、前記軸体の外周に取着されたブラシ部材で構成し、前記清掃部材を回転させて析出物の蓄積を防止するようにしたもので、気化フィルターの上流側の表面にこびりついた析出物を掻き落とすようにして、確実に析出物の蓄積を防止することが出来る
【0010】
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の気化フィルターを回転駆動する駆動手段を設け、前記気化フィルターの回転動作で清掃部材を回転駆動するようにしたもので、清掃部材を回転駆動させるための専用の駆動手段が不要になるので、加湿器を安価に構成することが出来る。
【0011】
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の少なくとも加湿器本体の運転時に、清掃部材を水で濡らすようにしたもので、清掃部材が水で濡れているので、清掃部材自体にカルキ、石灰質などが析出するのが抑制され、気化フィルターへの析出物の蓄積をより確実に防止することができる。
【0012】
第5の発明は、特に、第4の発明の清掃部材に水を供給する水供給手段を設けたもので、水供給手段で清掃部材を確実に濡らすことができるので、清掃部材自体にカルキ、石灰質などが析出するのを確実に抑制することができる。
【0013】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施例によって本発明が限定されるものではない。
(実施例1)
図1は、本発明の第1の実施例における加湿器の縦断面図、図2は、同加湿器の横断面図、図3は、図1のA−A断面図である。
【0014】
図1〜3において、本実施例における加湿器の外郭を形成する本体ケース1には、水を収納すると共に、倒立状態で着脱自在に装着される有底筒状の水タンク2と、水タンク2からの水を受ける水槽3と、円盤状で、下部が、水槽3内の水に没した気化フィルター4と、回転軸5を介して気化フィルター4を回転駆動する第1の駆動手段6と、気化フィルター4に風を吹きつける送風手段としての送風ファン7と、送風ファン7を回転駆動する第2の駆動手段8と、気化フィルター4と送風ファン7との間に位置し、送風ファン7から送られてくる空気を加熱する加熱手段9と、気化フィルター4の上流側の表面に析出するカルキ、石灰質などの析出物の蓄積を防止する清掃部材10が内蔵されている。
【0015】
本体ケース1の上面には、水タンク2を出し入れするために開口部12と、開口部12を開閉する回動自在の蓋13が設けられ、本体ケース1の前面には、加湿された空気を吹き出すための吹き出し口14が設けられ、本体ケース1の側面の、第2の駆動手段8の背後に位置する部分には、室内の空気を取り入れるための吸引口15を備えている。
【0016】
16は、本体ケース1内の水タンク2を収納する部分と、他の部分を区画するとともに、送風ファン7からの風を気化フィルター4に導くための隔壁である。
【0017】
気化フィルター4は、外形が円盤状で、不織布を貼り合せて1〜3mm程度のピッチでハニカム状の小孔を形成したものや、不織布をプリーツ状に折ったものや、あるいは、内径が2〜5mm程度の孔を無数に有する多孔質セラミック材などからなる吸水性に優れたフィルター部材4aと、フィルター部材4aの外周を保持すると共に、外周に第1のギア4bを有するフィルター枠4cから構成され、図示しない保持手段により本体ケース1に回転自在に取着されている。
【0018】
第1の駆動手段6の回転軸5には、気化フィルター4のフィルター枠4cに設けた第1のギア4bと噛み合う第2のギヤ5aが固着されており、第1の駆動手段6を駆動することにより、気化フィルター4を回転駆動することが出来るようになっている。
【0019】
清掃部材10は、回転軸10aと、回転軸10aの外周に固着されると共に、気化フィルター4のフィルター部材4aの上流側表面に摺接して、カルキ、石灰質などの析出物を除去するブラシ部材10bと、回転軸10aの端部に固着又は嵌着されると共に、フィルター枠4cに設けた第1のギア4bと噛み合う第3のギヤ10cから構成され、更に、回転軸の5aの両端は、清掃部材10を水平に位置させながら、本体ケース1の天井から垂下形成された支持壁1aで回転自在に支持されている。
【0020】
水タンク2の下部には、着脱自在の給水キャップ18が設けられ、その吸水キャップ18は、開口18aと、上下動自在で開口18aを開閉する弁体18bと、弁体18bを、開口18aを閉じるように下方に付勢するバネ体18cと、弁体18bと一体に形成されるともに弁体18bを押し上げるための突起18dが設けられ、水タンク2を本体ケース1に装着すると、突起18dの下端が水槽3の底面に当接し、それが押し上げられることにより、弁体18bが押し上げられ、開口18aが開成し、水タンク2内の水が水槽3内に流れ落ちるようになっている。
【0021】
水槽3内の水の水位が上昇し、それが開口18aに達すると、開口18aが塞がれ、水タンク2内の水の流出が自動的に停止する。
【0022】
27は、清掃部材10の下方に着脱自在に配され、清掃部材10により、気化フィルター4から除去され落下してくるカルキ、石灰質などの析出物を受ける受け皿である。
【0023】
以上のように構成された本実施例における加湿器の動作、作用は、以下の通りである。
最初に、加湿器の運転に当たり、給水キャップ18を取外して、水タンク2に所定量の水を投入し、再度給水キャップ18を水タンク2を取付けた後に、この水タンク2を本体ケース1に倒立状態で装着する。このとき、吸水キャップ18の突起18dが、水槽3の底面に当接し、バネ体18cの付勢力に抗して押し上げられ、弁体18bも同時に押し上げられて開口18aが開成し、水タンク2内の水が水槽3内に流れて、底に貯留する。水槽3内の水位は、吸水キャップ18の開口18aと一致し、これが水槽3の定常水位面となる。
【0024】
そして図示しない本体スイッチをONすると、第1の駆動手段6、加熱手段9、第2の駆動手段8に通電され、気化フィルター4が回転すると共に、送風ファン7の駆動により、室内の空気が吸引口15から吸引され、加熱手段9で暖められた空気が、気化フィルター4に吹き付けられる。
【0025】
気化フィルター4は、吸水性に優れているので、水槽3内の水が、気化フィルター4の下部から中心に向かって、徐々に上昇すると共に、気化フィルター4が回転しているので、気化フィルター4の全体が水で濡れていく。そして、水で濡れた気化フィルター4の無数の孔を、温風が通りぬけるときに、水が気化され、加湿空気となって、吹き出し口14から室内に放出される。
【0026】
本実施例では、清掃部材10の回転軸10aに設けた第3のギア10cが、気化フィルター4の外周の設けた第1のギア4bに噛み合っているので、気化フィルター4が回転している間、清掃部材10も回転する。
【0027】
加湿器の運転時には、気化フィルター4の上流側は、常に温風が吹きつけられるので、水の気化量が、下流側に較べ大きい。このため、気化フィルター4の上流側の表面に、水に含まれていたカルキ、石灰質などの析出物が析出しやすくなるが、本実施例では、気化フィルター4の上流側の表面が、常に、清掃部材10のブラシ部材10bで清掃されるので、気化フィルター4の上流側の表面に、析出物が付着したまま残るということがない。
【0028】
又、受け皿27が着脱自在に設けられているので、受け皿27に堆積した析出物の廃棄が容易である。
【0029】
以上のように、本実施例における加湿器によれば、清掃部材10により、気化フィルター4の表面に析出物が堆積することが無いので、気化フィルター10の掃除や交換が不要となり、長期に渡って、当初の加湿能力を維持することが出来る。
【0030】
又、清掃部材10を回転させながら、析出物の蓄積を防止するようにしているので、気化フィルター4の上流側の表面にこびりついた析出物を掻き落とす作用が働き、確実に析出物の蓄積を防止することが出来る。
【0031】
さらに、気化フィルター4の外周に設けた第1のギア4bに、清掃部材10の第3のギア10cを噛み合わせて、気化フィルター4の回転動作で清掃部材10を回転駆動するようにしているので、清掃部材10を回転駆動させるための専用の駆動手段が不要になり、加湿器を安価に構成することが出来る。
【0032】
又、本実施例においては、気化フィルター4の外周に設けた第1のギア4bと、清掃部材10の第3のギア10cを直接噛み合せて、清掃部材10を回転駆動するようにしているが、第1のギア4bと第3のギア10cの間に中間ギヤ(図示せず)を設ける構造としてもよい。中間ギヤ(図示せず)を加えた構造にすることで、清掃部材10の回転方向が上記実施例とは逆方向になり、気化フィルター4の進行方向に対して、清掃部材10が逆らう方向に回転することになるので、気化フィルター4の表面をより強く掻くことが出来、よりいっそう析出物の蓄積防止に効果を発揮する。
【0033】
(実施例2)
図4は、本発明の第2の実施例における加湿器の縦断面図、図5は、図4のB−B断面図である。尚、上記第1の実施例における加湿器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
【0034】
図4、5において、本実施例における加湿器の気化フィルター21は、フィルター部材4aと、フィルター部材4aの外周を保持すると共に、上流側の外周側面に円環状に配置された第1のギア21aを有するフィルター枠21bと、フィルター枠21bの外周に設けられ、水を汲み上げ、その水を清掃部材10に供給する水供給手段として複数の水汲み上げ体22とから構成されている。24は、回転軸23を介して気化フィルター21を回転駆動する第1の駆動手段である。
【0035】
本実施例においては、清掃部材10は、図5に示すように、気化フィルター21の回転中心Oを通る垂直線上に配置されると共に、清掃部材10の第3のギア10cが、フィルター枠21bに設けた第1のギア21aに噛み合うように配置されている。これにより、気化フィルター21が回転するときに、上記第1の実施例と同様に、清掃部材10が回転するようになっている。
【0036】
本実施例では、4個の水汲み上げ体22が、フィルター枠21bに均等に配置され、図5に示すように、各水汲み上げ体22は、略コップ状の形状をしており、気化フィルター21の回転に伴い、それが水槽3内の水に没すると、水を汲み取り、気化フィルター21の回転に伴い、上死点付近に差し掛かると、水汲み上げ体22が傾き、中の水が、水供給ガイド25でガイドされながら、清掃部材10の上端から供給され、清掃部材10全体を濡らすようになっている。
【0037】
尚、回転する気化フィルター21に温風を当てて、水を気化させ、それを室内に放出する気化動作は、上記第1の実施例と同じなので、その説明は省略する。
【0038】
以上のように、本実施例によれば、加湿器の運転時に、水汲み上げ体22で、水槽3内の水を汲み取り、その水を清掃部材10に供給し、清掃部材10を水で濡らすようしたので、清掃部材10自体に、カルキ、石灰質などが析出するのが抑制され、気化フィルター21での析出物の蓄積をより確実に防止することができる。
【0039】
又、気化フィルター21に取り付けた水汲み上げ体22で、清掃部材10に水を供給するようにしたので、ポンプなどの余分な部品を使用すること無く、清掃部材10を確実に濡らして、清掃部材10自体にカルキ、石灰質などが析出するのを確実に抑制することができる。
【0040】
尚、本実施例では、清掃部材10を、気化フィルター21の回転中心部から、上方に配置し、清掃部材10に、水汲み上げ体22で水をかけて、清掃部材10を濡らすようにしたが、清掃部材10を、気化フィルター21の回転中心部から下方に配置し、清掃部材10の下部が、常時、水槽3内の水に没するようにしても良い。このようにすることにより、水が、清掃部材10の上端に向かって徐々に浸透していくので、水汲み上げ体22やポンプなどの別部品を使用すること無く、清掃部材10全体を常時、濡らしておき、清掃部材10自体にカルキ、石灰質などが析出するのを確実に抑制することができる。
【0041】
尚、上記第1、第2の実施例のいずれにおいても、清掃部材10の位置を固定した例を示したが、本発明は、これに限定されるものでは無く、特に図示しないが、例えば、清掃部材10を、回転軸10aを中心に回転させながら、気化フィルター10(又は21)上で、清掃部材10の一端を中心に、清掃部材10を回転、すなわち清掃部材10を公転させるようにしても良い。
【0042】
又、清掃部材10のブラシ部材10bに付着した汚れや、埃などの付着物を除去するために樹脂や、金属等で作られた櫛歯状の除塵体(図示せず)を設けるようにすれば、清掃部材10を常時良好な状態に維持しておくことができ、気化フィルター4、21に汚れや、付着物が残ったり付着したりするのを防止することもできる。又、櫛歯状の除塵体(図示せず)を設けることで、ブラシ部材10bに付着した汚れや、埃などの付着物が清掃部材10のブラシ部材10bから分離落下するので、受け皿27への確実な捕集も可能になる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
以上のように、本発明にかかる加湿器は、気化フィルターの掃除や交換が不要で、長期に渡って、当初の加湿能力を維持することが出来るもので、吸水性に富む気化フィルターに水などの液体をしみこませそれに風を当てて気化させる機能を有する気化器、装置に広く利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の第1の実施例における加湿器の縦断面図
【図2】同加湿器の横断面図
【図3】図1のA−A断面図
【図4】本発明の第2の実施例における加湿器の縦断面図
【図5】図4のB−B断面図
【符号の説明】
【0045】
1 本体ケース
3 水槽
4、21 気化フィルター
6、24 第1の駆動手段(駆動手段)
7 送風ファン(送風手段)
10 清掃部材
22 水汲み上げ体(水供給手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸水性の気化フィルターと、前記気化フィルターに供給される水を収納する水槽と、前記気化フィルターに風を送る送風手段と、前記気化フィルターの上流側の表面に析出するカルキ、石灰質などの析出物の蓄積を防止する清掃部材を備えた加湿器。
【請求項2】
清掃部材を、軸体と、前記軸体の外周に取着されたブラシ部材で構成し、前記清掃部材を回転させて析出物の蓄積を防止するようにした請求項1に記載の加湿器。
【請求項3】
気化フィルターを回転駆動する駆動手段を設け、前記気化フィルターの回転動作で清掃部材を回転駆動するようにした請求項1又は2に記載の加湿器。
【請求項4】
少なくとも加湿器本体の運転時に、清掃部材を水で濡らすようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の加湿器。
【請求項5】
清掃部材に水を供給する水供給手段を設けた請求項4に記載の加湿器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−216273(P2009−216273A)
【公開日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−58807(P2008−58807)
【出願日】平成20年3月7日(2008.3.7)
【出願人】(391044797)株式会社コーワ (283)
【Fターム(参考)】