説明

加湿装置

【課題】従来の加湿装置では、加湿の効果を高めることが困難である。
【解決手段】導入された空気を排気する排気孔19を有する筐体3と、筐体3内に設けられた水蒸気発生部と、筐体3内で排気孔19に対面し、加湿された空気を排気孔19に向けて送風する送風ファン10と、送風ファン10と排気孔19との間で送風ファン10に重なる位置に設けられた仕切板31と、仕切板31と内壁35との間に設けられたガイド板33と、排気孔19を塞いだ状態で設けられたヘパフィルター25と、を有する、ことを特徴とする加湿装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、加湿装置等に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、吐出口(排気口)を有するケース(容器)内に、加湿された空気を吐出口に向けて送風する送風ファンが設けられた加湿装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−196959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載された加湿装置によれば、ケース内の送風ファンが吐出口に向けて送風するので、加湿された空気が吐出口からケースの外に吐出される。
この特許文献1では、送風ファンとしてプロペラ様の送風ファン(以下、プロペラファンと呼ぶ)が描かれている。プロペラファンによる送風では、プロペラファンの回転中心部と回転縁部とで風量に差異が発生しやすい。このため、従来の加湿装置では、排気口において、プロペラファンの回転中心部に対面する部位と、プロペラファンの回転縁部に対面する部位とで風量の差異が発生しやすい。このため、従来の加湿装置では、排気口の部位によって排出される空気の湿度に差異が発生しやすい。
このように、従来の加湿装置では、加湿の効果を高めることが困難であるという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現され得る。
【0006】
[適用例1]空気を導入する導入口、及び導入された前記空気を排出する排出口を有する容器と、前記容器内に設けられ、水蒸気を発生させる水蒸気発生部と、前記容器内で前記排出口に対面する位置に設けられ、加湿された前記空気を前記排出口に向けて送風するプロペラファンと、前記プロペラファンと前記排出口との間に設けられ、前記排出口側から前記プロペラファンを見たときに、前記プロペラファンに重なり、且つ、前記容器の内壁との間に隙間を有した状態で設けられた受け部材と、前記排出口と前記受け部材との間、且つ、前記受け部材と前記容器の前記内壁との間に設けられたガイド部材と、前記排出口を塞いだ状態で設けられたフィルターと、を有する、ことを特徴とする加湿装置。
【0007】
この適用例の加湿装置は、容器と、水蒸気発生部と、プロペラファンと、受け部材と、ガイド部材と、フィルターと、を有する。
容器は、空気を導入する導入口と、導入された空気を排出する排出口と、を有する。
水蒸気発生部は、容器内に設けられており、水蒸気を発生させる。
プロペラファンは、容器内で排出口に対面する位置に設けられている。プロペラファンは、加湿された空気を排出口に向けて送風する。
受け部材は、プロペラファンと排出口との間に設けられており、排出口側からプロペラファンを見たときに、プロペラファンに重なっている。受け部材は、容器の内壁との間に隙間を有した状態で設けられている。
ガイド部材は、排出口と受け部材との間、且つ、受け部材と容器の内壁との間に設けられている。
フィルターは、排出口を塞いだ状態で設けられている。
この加湿装置では、プロペラファンからの送風の少なくとも一部は、受け部材に当たる。受け部材に当たった送風の少なくとも一部は、容器の内壁に向かう。受け部材から内壁に向かう送風の少なくとも一部は、ガイド部材に当たる。そして、ガイド部材に当たった空気は、フィルターを介して排出口から排出される。つまり、この加湿装置では、プロペラファンからの送風が、受け部材や、ガイド部材、フィルターを介して排出口から排出される。
これにより、プロペラファンからの送風が直接的に排出口から容器の外に出ることを避けやすくすることができる。このため、排出口において、プロペラファンの回転中心部に対面する部位と、プロペラファンの回転縁部に対面する部位との間の風量の差異を軽減することができる。この結果、排出口にわたって排出される風量を均一にしやすくすることができる。これにより、排出口から排出される空気の湿度を、排出口の全体にわたって均一にしやすくすることができる。よって、加湿の効果を高めやすくすることができる。
【0008】
[適用例2]上記の加湿装置であって、前記排出口側から前記プロペラファンを見たとき、前記受け部材は、前記プロペラファンを覆う大きさを有している、ことを特徴とする加湿装置。
【0009】
この適用例では、受け部材がプロペラファンを覆う大きさを有しているので、プロペラファンからの送風が直接的に排出口から容器の外に出ることを一層避けやすくすることができる。この結果、排出口にわたって排出される風量を一層均一にしやすくすることができる。これにより、排出口から排出される空気の湿度を、排出口にわたって一層均一にしやすくすることができる。
【0010】
[適用例3]上記の加湿装置であって、前記ガイド部材が、複数の箇所に設けられている、ことを特徴とする加湿装置。
【0011】
この適用例では、ガイド部材が複数の箇所に設けられているので、排出口の全体にわたって排出される風量を一層均一にしやすくすることができる。これにより、排出口から排出される空気の湿度を、排出口の全体にわたって一層均一にしやすくすることができる。
【0012】
[適用例4]上記の加湿装置であって、前記ガイド部材が、前記容器の内周にわたって設けられている、ことを特徴とする加湿装置。
【0013】
この適用例では、ガイド部材が容器の内周にわたって設けられているので、排出口の全体にわたって排出される風量を一層均一にしやすくすることができる。これにより、排出口から排出される空気の湿度を、排出口の全体にわたって一層均一にしやすくすることができる。
【0014】
[適用例5]上記の加湿装置であって、前記フィルターは、ヘパフィルターである、ことを特徴とする加湿装置。
【0015】
この適用例では、フィルターがヘパフィルターであるので、排出口から排出される空気の清浄度を向上させやすくすることができる。
【0016】
[適用例6]上記の加湿装置であって、前記水蒸気発生部と前記プロペラファンとの間に、フィルターが設けられている、ことを特徴とする加湿装置。
【0017】
この適用例では、水蒸気発生部とプロペラファンとの間にフィルターが設けられているので、排出口から排出される空気の清浄度を向上させやすくすることができる。
【0018】
[適用例7]上記の加湿装置であって、前記導入口にフィルターが設けられている、ことを特徴とする加湿装置。
【0019】
この適用例では、導入口にフィルターが設けられているので、排出口から排出される空気の清浄度を向上させやすくすることができる。
【0020】
[適用例8]上記の加湿装置であって、前記受け部材は、前記プロペラファンからの送風を受ける、ことを特徴とする加湿装置。
【0021】
[適用例9]上記の加湿装置であって、前記ガイド部材は、前記受け部材から前記内壁に向かう送風の少なくとも一部を、前記受け部材と前記排出口との間、且つ、前記プロペラファンの回転中心側に向けてガイドする、ことを特徴とする加湿装置。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本実施形態における加湿装置の概略の構成を説明する図。
【図2】図1中のA−A線における断面図。
【図3】本実施形態における加湿装置の効果を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図面を参照しながら、実施形態について説明する。
本実施形態における加湿装置1は、図1に示すように、筐体3と、給水タンク5と、加湿ユニット7と、送風機9と、を有している。給水タンク5と、加湿ユニット7と、送風機9とは、それぞれ、筐体3内に収容されている。
給水タンク5には、水6が蓄えられる。給水タンク5に蓄えられた水6は、加湿ユニット7に供給される。
加湿ユニット7は、給水タンク5から供給される水6を蒸気8に変換する。
送風機9は、送風ファン10を有している。送風機9は、送風ファン10を回転駆動することによって、送風することができる。なお、本実施形態では、送風ファン10として、プロペラファンが採用されている。
【0024】
筐体3内は、加湿室11と、送風室13との2つの部屋に仕切られている。加湿室11と送風室13との間は、通気孔15を介して連通している。加湿室11には、吸気孔17が設けられている。加湿室11は、吸気孔17を介して筐体3の外に連通している。また、送風室13には、排気孔19が設けられている。送風室13は、排気孔19を介して筐体3の外に連通している。
給水タンク5及び加湿ユニット7は、加湿室11に収容されている。送風機9は、送風室13に収容されている。
【0025】
吸気孔17には、プレフィルター21が設けられている。吸気孔17は、プレフィルター21によって覆われている。
通気孔15には、プレフィルター23が設けられている。通気孔15は、プレフィルター23によって覆われている。
排気孔19には、ヘパフィルター25が設けられている。排気孔19は、ヘパフィルター25によって覆われている。
加湿装置1では、送風機9は、送風室13内から排気孔19に向けて送風する。これにより、送風室13内の気体(本実施形態では、空気)が、ヘパ(HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルター25を通して排気孔19から筐体3の外に排気される。
【0026】
このとき、排気孔19からの排気にともなって、送風室13内の気圧が、筐体3の外の気圧よりも低くなる。このため、排気孔19からの排気にともなって、加湿室11内の気体が、プレフィルター23を通して通気孔15から送風室13内に流入する。
加湿室11から送風室13への気体の流入にともなって、加湿室11内の気圧が、筐体3の外の気圧よりも低くなる。このため、加湿室11から送風室13への気体の流入にともなって、筐体3の外の気体が、プレフィルター21を通して吸気孔17から加湿室11内に流入する。
つまり、加湿装置1では、送風機9を駆動すると、筐体3外の気体が吸気孔17から加湿室11内に吸気され、加湿室11内に吸気された気体が通気孔15及び送風室13をこの順に経て排気孔19から筐体3外に排気される。
【0027】
筐体3外の気体が吸気孔17から加湿室11内に吸気されるとき、筐体3外の気体は、プレフィルター21によって浄化されてから加湿室11内に吸気される。
また、加湿室11内の気体が通気孔15から送風室13内に流入するとき、加湿室11内の気体は、プレフィルター23によって浄化されてから送風室13内に流入する。
同様に、送風室13内の気体が排気孔19から筐体3外に排気されるとき、送風室13内の気体は、ヘパフィルター25によって浄化されてから筐体3外に排気される。
上記により、加湿装置1では、清浄な気体を筐体3の外に送り出すことができる。このため、加湿装置1は、所謂ファンフィルターユニット(FFU)としての機能を有する。
【0028】
ここで、加湿装置1では、加湿室11内に加湿ユニット7が設けられている。
加湿ユニット7は、ヒーター27を有している。このヒーター27は、電力の供給を受けて発熱する。加湿ユニット7は、ヒーター27の熱によって、水6から蒸気8を生成する。
加湿ユニット7によって生成された蒸気8は、加湿室11内において、筐体3外から加湿室11内に吸気された気体に混合する。つまり、加湿装置1では、加湿室11内において、気体が加湿される。加湿室11内で加湿された気体は、通気孔15を介して送風室13内に流入してから、排気孔19から筐体3外に排気される。
上記により、加湿装置1では、加湿された清浄な気体を筐体3の外に送り出すことができる。このため、加湿装置1は、周囲環境における静電気の発生を軽減する機能も有する。
【0029】
ここで、本実施形態では、図1に示すように、送風室13内に、仕切板31と、複数のガイド板33と、が設けられている。
仕切板31は、送風機9と排気孔19との間に設けられている。仕切板31と送風機9との間には、隙間が設けられている。
複数のガイド板33は、それぞれ、筐体3の内壁35に設けられている。各ガイド板33は、内壁35から内側、すなわち送風ファン10の回転中心37側に向かって延在している。各ガイド板33は、内壁35から内側に向かうに従って排気孔19に近づく方向に傾斜した状態で設けられている。このため、複数のガイド板33は、それぞれ、仕切板31と排気孔19との間に位置しているとみなされ得る。なお、各ガイド板33と仕切板31との間には、隙間が設けられている。
【0030】
仕切板31は、図1中のA−A線における断面図である図2に示すように、送風機9の送風ファン10を覆う大きさを有している。仕切板31は、平面視で、送風ファン10に重なる位置に設けられており、且つ送風ファン10を覆う領域に設けられている。
仕切板31と筐体3の内壁35との間には、隙間が設けられている。このため、送風機9から仕切板31に向けて送風された気体は、仕切板31と内壁35との間の隙間を通って、仕切板31の排気孔19(図1)側に流れ得る。
本実施形態では、複数のガイド板33として、2つのガイド板33が採用されている。2つのガイド板33は、図2に示すように、送風ファン10を挟んで互いに対峙する位置に設けられている。なお、本実施形態では、平面視で各ガイド板33と仕切板31との間に、隙間が設けられている。
【0031】
上記の構成を有する加湿装置1では、送風機9の送風ファン10を駆動すると、送風ファン10からの送風の少なくとも一部は、仕切板31に当たる。仕切板31に当たった送風は、図1に示すように、送風ファン10の回転中心37から外側に、すなわち仕切板31から内壁35に向かう。仕切板31から内壁35に向かう送風の少なくとも一部は、2つのガイド板33によって、仕切板31の排気孔19側に、且つ送風ファン10の回転中心37側に向かってガイドされる。
このように、加湿装置1では、送風ファン10からの送風が、仕切板31や、ガイド板33、ヘパフィルター25を介して排気孔19から排出される。これにより、送風ファン10からの送風が直接的に排気孔19から筐体3の外に出ることを避けやすくすることができる。
【0032】
ここで、送風ファン10からの送風が直接的に排気孔19から筐体3の外に出る構成では、図3(a)に示すように、排気孔19の部位によって風圧38に差異が発生しやすい。図3では、風圧38の高さが矢印の長さで表現されている。図3では、風圧38が高い部位ほど、矢印の長さが長くなっている。
送風ファン10からの送風が直接的に排気孔19から筐体3の外に出る構成では、送風ファン10の回転中心37に対面する部位と、送風ファン10の回転縁部39に対面する部位、すなわち回転中心37よりも内壁35側とで風圧38に差異が発生しやすい。送風ファン10からの送風が直接的に排気孔19から筐体3の外に出る構成では、内壁35側から送風ファン10の回転中心37側に近づくほど、風圧38が低くなっていく傾向にある。
【0033】
これに対し、本実施形態では、送風ファン10からの送風が、仕切板31や、ガイド板33、ヘパフィルター25を介して排気孔19から排出されるので、送風ファン10からの送風が直接的に排気孔19から筐体3の外に出ることを避けやすくすることができる。この結果、本実施形態では、図3(b)に示すように、排気孔19において、送風ファン10の回転中心37に対面する部位と、送風ファン10の回転縁部39に対面する部位との間の風圧38の差異を軽減することができる。これにより、排気孔19から排気される風量を、排気孔19にわたって均一にしやすくすることができる。このため、排気孔19から排気される気体の湿度を、排気孔19にわたって均一にしやすくすることができる。よって、加湿の効果を高めやすくすることができる。
【0034】
本実施形態において、吸気孔17が導入口に対応し、排気孔19が排出口に対応し、筐体3が容器に対応し、加湿ユニット7が水蒸気発生部に対応し、送風ファン10がプロペラファンに対応し、仕切板31が受け部材に対応し、ガイド板33がガイド部材に対応している。
本実施形態では、排気孔19から排気される気体の湿度を、排気孔19の全体にわたって均一にしやすくすることができるので、加湿の効果を高めやすくすることができる。
ここで、加湿装置1は、局所的に帯電を防止するための装置として活用され得る。加湿装置1を局所的な帯電防止を図る装置として活用する場合、排気孔19から排気される気体の湿度が排気孔19の全体にわたって均一であることが、帯電防止の観点から、理想的である。加湿装置1によれば、排気される気体の湿度を排気孔19の全体にわたって均一にしやすくすることができるので、加湿装置1を局所的な帯電防止に使用するとき、帯電防止の効果を高めやすくすることができる。
【0035】
なお、本実施形態では、送風ファン10としてプロペラファンが採用されているが、送風ファン10はこれに限定されず、例えば、シロッコファンなども採用され得る。
また、本実施形態では、2つのガイド板33が採用されているが、ガイド板33の個数は2つに限定されず、1つや3つ以上の任意の個数も採用され得る。
また、本実施形態では、複数のガイド板33を内壁35の内周において局所的に設けた構成が採用されている。しかしながら、ガイド板33の構成は、これに限定されず、例えば、ガイド板33を内壁35の内周の全周にわたって設けた構成も採用され得る。
【符号の説明】
【0036】
1…加湿装置、3…筐体、5…給水タンク、6…水、7…加湿ユニット、8…蒸気、9…送風機、10…送風ファン、11…加湿室、13…送風室、15…通気孔、17…吸気孔、19…排気孔、21…プレフィルター、23…プレフィルター、25…ヘパフィルター、27…ヒーター、31…仕切板、33…ガイド板、35…内壁、37…回転中心、38…風圧、39…回転縁部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
空気を導入する導入口、及び導入された前記空気を排出する排出口を有する容器と、
前記容器内に設けられ、水蒸気を発生させる水蒸気発生部と、
前記容器内で前記排出口に対面する位置に設けられ、加湿された前記空気を前記排出口に向けて送風するプロペラファンと、
前記プロペラファンと前記排出口との間に設けられ、前記排出口側から前記プロペラファンを見たときに、前記プロペラファンに重なり、且つ、前記容器の内壁との間に隙間を有した状態で設けられた受け部材と、
前記排出口と前記受け部材との間、且つ、前記受け部材と前記容器の前記内壁との間に設けられたガイド部材と、
前記排出口を塞いだ状態で設けられたフィルターと、を有する、
ことを特徴とする加湿装置。
【請求項2】
前記排出口側から前記プロペラファンを見たとき、前記受け部材は、前記プロペラファンを覆う大きさを有している、
ことを特徴とする請求項1に記載の加湿装置。
【請求項3】
前記ガイド部材が、複数の箇所に設けられている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加湿装置。
【請求項4】
前記ガイド部材が、前記容器の内周にわたって設けられている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加湿装置。
【請求項5】
前記フィルターは、ヘパフィルターである、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の加湿装置。
【請求項6】
前記水蒸気発生部と前記プロペラファンとの間に、フィルターが設けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の加湿装置。
【請求項7】
前記導入口にフィルターが設けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の加湿装置。
【請求項8】
前記受け部材は、前記プロペラファンからの送風を受ける、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の加湿装置。
【請求項9】
前記ガイド部材は、前記受け部材から前記内壁に向かう送風の少なくとも一部を、前記受け部材と前記排出口との間、且つ、前記プロペラファンの回転中心側に向けてガイドする、
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の加湿装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2013−36633(P2013−36633A)
【公開日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−170780(P2011−170780)
【出願日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】