動画生成システム、画像形成装置、動画生成方法及びプログラム
【課題】コンピュータ上の操作などを極力必要とせず、簡単かつ直感的な操作によって動画を生成する。
【解決手段】動画を構成する背景画31、画像パーツ32〜34及び画像パーツの移動経路が記載された専用用紙20の画像を保存し、該画像から背景画像41、画像パーツ42〜44及び移動経路画像45を分離し、移動経路画像45に示された画像パーツ42〜44の移動経路を移動経路解析手段によって解析し、解析された移動経路に従って画像パーツ42〜44が移動するように各コマの画像を合成し、合成画像から合成動画を生成する。
【解決手段】動画を構成する背景画31、画像パーツ32〜34及び画像パーツの移動経路が記載された専用用紙20の画像を保存し、該画像から背景画像41、画像パーツ42〜44及び移動経路画像45を分離し、移動経路画像45に示された画像パーツ42〜44の移動経路を移動経路解析手段によって解析し、解析された移動経路に従って画像パーツ42〜44が移動するように各コマの画像を合成し、合成画像から合成動画を生成する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡単な方法を用いて入力された静止像から、動画を生成する動画生成システムに関する。
【背景技術】
【0002】
プレゼンテーションや商品の説明などでは、その内容を理解しやすくし、また記憶に残りやすくするために、視聴覚に訴えることが多い。近年では視覚的効果を高めるために、図表のみならず動画が頻繁に用いられる。例えば、画像などのオブジェクトの移動や出現、消滅をプレゼンテーションソフトで制御して見せたりする。
このように動画を作成するニーズは高く、例えば特許文献1には、動画に対して任意の画像を簡単に合成する発明が記載されている。
【特許文献1】特開2001−197366公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、プレゼンテーションソフトによる動画の作成は簡単なものではない。また、特許文献1に記載の方法では、動画上に合成する画像の軌跡をポインティングデバイスで指定する等、コンピュータの操作が要求されるため、ある程度の専門的知識が必要とされる。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、簡単かつ直観的な操作から動画を作成するための動画生成システムであり、具体的にはコンピュータ上の操作などが極力必要とされず、コンピュータ等に対する専門的知識がない人でも、容易に操作が可能な動画生成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、動画を構成する画像パーツと前記画像パーツの移動経路とが視認可能な静止画として記録された記録媒体から前記静止画を読み取るための読み取り手段と、前記静止画から移動経路を解析する移動経路解析手段と、前記移動経路解析手段によって解析された移動経路に従って前記画像パーツが移動するように合成動画を生成する動画生成手段と、を備えた動画生成システムを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段は、前記画像パーツと対応づけられたシンボルと、前記移動経路を示す符号と、に基づいて前記画像パーツの移動経路を解析することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の動画生成システムにおいて、移動経路解析手段が夫々異なる色で示された前記シンボルを認識する認識手段を備えたことを特徴とする。
【0005】
請求項4に記載の発明は、請求項2の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段が二次元コードで示された前記シンボルを認識する認識手段を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段が手書き文字で示された前記シンボルを認識する認識手段を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5の何れか一項の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段が解析した前記移動経路を示す符号の種類に応じて、前記動画生成手段が前記シンボルの移動態様を変化させて合成動画を生成することを特徴とする。
【0006】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか一項の動画生成システムにおいて、前記合成動画をコマ毎に出力する出力手段を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか一項の動画生成システムを備えた画像形成装置を特徴とする。
請求項9に記載の発明は、動画を構成する画像パーツと前記画像パーツの移動経路とが視認可能な静止画として記録された記録媒体から前記静止画を読み取るための読み取りステップと、前記静止画から移動経路を解析する移動経路解析ステップと、前記移動経路解析ステップによって解析された移動経路に従って前記画像パーツが移動するように合成動画を生成する動画生成ステップと、を有する動画生成方法を特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9の動画生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、専用用紙に背景、画像パーツの絵を記入するか又は写真を貼付し、さらに画像パーツの移動経路を記入するだけで、簡単に合成動画を作成できる。また、読み取り手段を用意すれば、動画作成に必要なデータを紙媒体で持ち運ぶことも可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[専用用紙]
図1は、動画を生成するために必要な情報を記入する専用用紙20(記録媒体)を示す図である。専用用紙20は、動画の背景を記入する背景枠21と、動画に登場する画像パーツ(キャラクター等)を記入する画像パーツ枠22と、画像パーツの移動経路を記入する移動経路枠23とを備える。画像パーツ枠22には、複数の画像パーツが記入できるように、複数の画像パーツ枠22a、22b、22c…が用意されている。移動経路枠23には、動画の複数の場面が記入できるように、複数の移動経路枠23a、23b、23c、23dが用意されている。
図1に示すように、背景枠21には背景画31を記入する。各画像パーツ枠22a、22b、22cには、例えば画像パーツである太陽マーク32、雷マーク33、笑顔マーク34を左上の画像パーツ枠22aから順に記入する。移動経路枠23には画像パーツの移動経路を最上の移動経路枠23aから順に記入する。本実施形態では、太陽マーク32、雷マーク33、笑顔マーク34をそれぞれ青シール35、黄シール38、赤シール36というシンボルに置き換えて記入している。各画像パーツとシンボルとの対応関係は、画像パーツが記入された画像パーツ枠の位置によって予め定められている。
【0009】
本実施形態では、シンボルとして色付きシールを貼付しているが、シンボルは、QRコード等の二次元コードや手書き数字など、画像認識に適したシンボルであれば何を用いてもかまわない。この場合、後述する移動経路解析手段に、シンボルの種類に応じた認識手段(例えば二次元コード認識手段、手書き文字認識手段)を備えて、シンボルを認識可能にする必要がある。
移動経路枠23に記入された各シールの位置は、合成動画における画像パーツの出現位置を表している。例えば、移動経路枠23aにおける青シール35aの位置座標が(5,5)であるとすると、合成動画では背景画31の相当する位置に太陽マーク32が出現する。
移動経路枠23には各シンボルの移動経路を示す符号も記入する。例えば、移動経路枠23bには赤シール36bの移動経路が、始点の位置座標(6,10)、終点の位置座標(10,10)、画素数4の黒色の矢印37として記入されている。
【0010】
本実施形態では、移動経路を示す符号として黒色の矢印を用いたが、移動方向、移動態様等が示されるものであれば、矢印以外の符号を用いることも可能である。また、点線矢印や破線矢印、赤矢印や青矢印といった矢印の種類に応じて、画像パーツの移動速度を変更したり、画像パーツが回転しながら移動するようにしたりする等、移動態様の制御を行うようにしても良い。
また、専用用紙20へは、必ずしも手書きで記入しなければならないわけではなく、写真や絵を貼付して動画生成に必要な情報を記すようにしてもよい。
【0011】
[動画生成システムの構成]
上述のように必要な情報が記入された専用用紙20を用いて動画を生成する動画生成システムについて説明する。図2は、第一の実施形態に係る動画生成システム10のハードウェア構成図である。
動画生成システム10は、動画生成システム10全体の動作を制御するCPU11と、動画生成プログラムや読み取り画像等を記憶する主記憶装置12と、生成された動画を記憶する外部記憶装置13と、動画生成システム10の動作を外部より指示するための操作部14と、操作部14による指示内容や生成された動画を表示する表示装置15と、動画を生成するための情報が記録された専用用紙20の内容を読み取る読み取り装置16と、専用用紙20等を印刷する印刷装置17と、を備える。また、これらはバス18によって接続されている。
読み取り装置16としては、例えばフラットヘッドスキャナが挙げられるが、この他にもデジタルカメラ、MFPのスキャナなどを用いることも可能である。ただし、各機器に合わせた前処理が必要である。
【0012】
[動画生成方法]
上述の動画生成システム10により動画を生成する方法について説明する。動画の生成は、主記憶装置12に記憶された動画生成プログラムが行う。
まず、図1に示すように、動画生成に必要な情報が記入された専用用紙20を読み取り装置16によって読み取り、画像として主記憶装置12に保存する。
動画生成システム10の画像分割手段が、保存された画像から、背景画像、画像パーツ及び移動経路画像を分割する。図3は分割画像を示す図である。画像は読み取り装置16及び読み取り解像度などを固定して、画像の座標に基づいて切り離して分割する。例えば、読み取られた画像の左上の位置座標を(x,y)=(0,0)と設定する。太陽画像42の場合、左上の位置座標が(x,y)=(5,5)、右下の位置座標が(x,y)=(50,50)となるような矩形として切り離す。このように、予め定められた位置座標に基づいて画像を切り離す方法以外にも、タイミングマークを用いて画像を切り離す方法や、各枠の枠線を認識して切り離す方法もある。このようにして、背景画像41、画像パーツである太陽画像42、雷画像43、笑顔画像44、移動経路画像45a〜45dを切り離す。
【0013】
続いて、動画生成システム10の移動経路解析手段が、移動経路画像45a〜45dを順に解析する。まず、色によるシンボルの位置座標解析を行う。移動経路画像45a〜45dから、青シール画像46、赤シール画像47、黄シール画像49を認識し、それらの位置座標を各画像パーツの表示位置として保存する。
例えば、青シール画像46の位置座標を移動経路画像45aから45dまで順番に、
(x,y)=(5,5),(5,5),なし,なし
赤シール画像47の位置座標を移動経路画像45aから45dまで順番に、
(x,y)=なし,(5,10),(10,10),(10,10)
黄シール画像49の位置座標を移動経路画像45aから45dまで順番に、
(x,y)=なし,なし,(20,5),(20,5)
のように認識して、主記憶装置12に保存する。
各シンボルの位置座標を保存した後、各移動経路画像45の青シール画像46、赤シール画像47、黄シール画像49の画素を白画素に置き換える。
【0014】
次に矢印画像48、50の解析を行う。本実施形態の移動経路画像45b、45dには黒画素の矢印画像のみが存在するので、黒画素の連結成分を解析して、矢印画像の始点と終点の位置座標と始点から終点までの画素数を主記憶装置12に保存する。
例えば、移動経路画像45bの矢印画像48については、始点(6,10)、終点(10,10)、画素数4、というように、移動経路画像45dの矢印画像50については、始点(20,6)、終点(15,10)、画素数4、というように認識して保存する。
ここで、2以上の矢印画像の黒画素が互いに接触したり交差したりしている場合は、接触画素の前2画素における矢印画像の進行方向と同様の方向に矢印が進むと仮定して解析を続ける。また、矢印画像が直線的でない場合には、例えば始点から終点まで1画素毎に位置座標を保存するようにすればよい。
【0015】
矢印画像に対し、同一の移動経路画像内に存在するシール画像の関連付けを行う。具体的には、矢印画像の始点座標とシール画像の位置座標とを比較して、座標が最も近いもの同士を組み合わせ、それら組み合わせを保存する。本実施形態では、移動経路画像45bの矢印画像48と赤シール画像47b、移動経路画像45dの矢印画像50と黄シール画像49dのそれぞれの座標情報及び画素数を対応づけて保存する。
続いて動画生成システム10の画像合成手段が、主記憶装置12に保存された位置座標等の情報と画像パーツ、背景画像を使って合成画像を作成する。図4〜図13は画像合成手段により合成された画像を示す図である。
まず、移動経路画像45aに関する保存情報から合成画像61を作成する。主記憶装置12に保存された青シール画像46aの位置座標を読み出し、該位置座標に相当する背景画像41上に太陽画像42を合成して合成画像61を作成する(図4)。
次に、移動経路画像45bに関する保存情報から合成画像62を作成する。主記憶装置12に保存された青シール画像46b、赤シール画像47bの位置座標を読み出し、該位置座標に相当する背景画像41上に太陽画像42、笑顔画像44を合成して合成画像62を作成する(図5)。
【0016】
ここで、移動経路画像45bには矢印画像48があるため、矢印画像48と組み合わせられた赤シール画像47bに対応する笑顔画像44の移動を表現する画像も作成する。移動経路画像45bに関する保存情報から矢印画像48の座標情報と画素数を読み出し、笑顔画像44を始点から終点まで移動するように、合計4枚の合成画像62〜65を作成する(図5〜8)。
移動経路画像45cに関する保存情報、移動経路画像45dに関する保存情報からも同様に合成画像66〜70を作成する(図9〜13)。
最後にこれらの画像を動画またはアニメーションgifなどに変換して、動画を生成する。
【0017】
[動画生成方法(フローチャート)]
以上説明した動画生成システム10の動作について、図14、図15に基づいて説明する。図14は動画生成システム10の動作を説明するためのフローチャート図である。図15は、動画生成システム10中の移動経路解析処理のフローチャート図である。
動画を生成するにあたり必要な情報が記入された専用用紙20を読み取り装置16で読み込み、画像として主記憶装置12に保存する(ステップS1)。画像分割手段が、保存された画像から背景画像41と、画像パーツ(太陽画像42、雷画像43、笑顔画像44)と、移動経路画像45a〜45dを分割する(ステップS2)。
移動経路解析手段が画像パーツの移動経路を解析する(ステップS3)。具体的には、図15に示すように移動経路画像からシンボル(青シール画像46、赤シール画像47、黄シール画像49)の位置座標を解析して、その結果を保存する(ステップS31)。さらに、移動経路画像のシンボルを白画素に置き換える(ステップS32)。移動経路画像45b、45dに残された矢印画像48、50の始点・終点の位置座標及び画素数を解析して、その結果を保存する(ステップS33)。矢印画像の始点に最も近いシンボルと矢印画像とを対応づける(ステップS34)。移動経路画像に関する保存情報から合成画像を作成する(ステップS4)。矢印画像のない移動経路画像からは1枚の合成画像を作成する。矢印画像のある移動経路画像からは、矢印画像の画素数に応じた枚数の合成画像を作成する。作成した複数の合成画像から、動画を生成する(ステップS5)。
【0018】
以上のように本発明によれば、専用用紙に、背景、画像パーツの絵を記入するか又は写真を貼付し、さらに画像パーツの移動経路を記入するだけで、簡単に合成動画を作成できる。また、読み取り手段を用意すれば、動画作成に必要なデータを紙媒体として持ち運ぶことができる。また、本発明の動画生成システムは画像形成装置に組み込むことができる。また、本発明の動画生成プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することによって、プログラムの再配布が可能となる。
また、印刷装置17により、動画生成前の合成画像、あるいは生成された動画をコマ毎に印刷するようにすれば、合成画像をコマ毎に確認することが可能となるとともに、いわゆるパラパラ漫画を簡単に作成することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】専用用紙を示す図である。
【図2】動画生成システムのハードウェア構成図である。
【図3】分割画像を示す図である。
【図4】合成された画像を示す図である。
【図5】合成された画像を示す図である。
【図6】合成された画像を示す図である。
【図7】合成された画像を示す図である。
【図8】合成された画像を示す図である。
【図9】合成された画像を示す図である。
【図10】合成された画像を示す図である。
【図11】合成された画像を示す図である。
【図12】合成された画像を示す図である。
【図13】合成された画像を示す図である。
【図14】動画生成システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】移動経路解析処理のフローチャートである。
【符号の説明】
【0020】
10…動画生成システム、11…CPU、12…主記憶装置、13…外部記憶装置、14…操作部、15…表示装置、16…装置、17…印刷装置、18…バス、20…専用用紙、21…背景枠、22…画像パーツ枠、23…移動経路枠、31…背景画、32…太陽マーク、33…雷マーク、34…笑顔マーク、35…青シール、36…赤シール、37…矢印、38…黄シール、39…矢印、41…背景画像、42…太陽画像、43…雷画像、44…笑顔画像、45…移動経路画像、46…青シール画像、47…赤シール画像、48…矢印画像、49…黄シール画像、50…矢印画像、61〜70…合成画像
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡単な方法を用いて入力された静止像から、動画を生成する動画生成システムに関する。
【背景技術】
【0002】
プレゼンテーションや商品の説明などでは、その内容を理解しやすくし、また記憶に残りやすくするために、視聴覚に訴えることが多い。近年では視覚的効果を高めるために、図表のみならず動画が頻繁に用いられる。例えば、画像などのオブジェクトの移動や出現、消滅をプレゼンテーションソフトで制御して見せたりする。
このように動画を作成するニーズは高く、例えば特許文献1には、動画に対して任意の画像を簡単に合成する発明が記載されている。
【特許文献1】特開2001−197366公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、プレゼンテーションソフトによる動画の作成は簡単なものではない。また、特許文献1に記載の方法では、動画上に合成する画像の軌跡をポインティングデバイスで指定する等、コンピュータの操作が要求されるため、ある程度の専門的知識が必要とされる。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、簡単かつ直観的な操作から動画を作成するための動画生成システムであり、具体的にはコンピュータ上の操作などが極力必要とされず、コンピュータ等に対する専門的知識がない人でも、容易に操作が可能な動画生成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、動画を構成する画像パーツと前記画像パーツの移動経路とが視認可能な静止画として記録された記録媒体から前記静止画を読み取るための読み取り手段と、前記静止画から移動経路を解析する移動経路解析手段と、前記移動経路解析手段によって解析された移動経路に従って前記画像パーツが移動するように合成動画を生成する動画生成手段と、を備えた動画生成システムを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段は、前記画像パーツと対応づけられたシンボルと、前記移動経路を示す符号と、に基づいて前記画像パーツの移動経路を解析することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の動画生成システムにおいて、移動経路解析手段が夫々異なる色で示された前記シンボルを認識する認識手段を備えたことを特徴とする。
【0005】
請求項4に記載の発明は、請求項2の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段が二次元コードで示された前記シンボルを認識する認識手段を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段が手書き文字で示された前記シンボルを認識する認識手段を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5の何れか一項の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段が解析した前記移動経路を示す符号の種類に応じて、前記動画生成手段が前記シンボルの移動態様を変化させて合成動画を生成することを特徴とする。
【0006】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか一項の動画生成システムにおいて、前記合成動画をコマ毎に出力する出力手段を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか一項の動画生成システムを備えた画像形成装置を特徴とする。
請求項9に記載の発明は、動画を構成する画像パーツと前記画像パーツの移動経路とが視認可能な静止画として記録された記録媒体から前記静止画を読み取るための読み取りステップと、前記静止画から移動経路を解析する移動経路解析ステップと、前記移動経路解析ステップによって解析された移動経路に従って前記画像パーツが移動するように合成動画を生成する動画生成ステップと、を有する動画生成方法を特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9の動画生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、専用用紙に背景、画像パーツの絵を記入するか又は写真を貼付し、さらに画像パーツの移動経路を記入するだけで、簡単に合成動画を作成できる。また、読み取り手段を用意すれば、動画作成に必要なデータを紙媒体で持ち運ぶことも可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[専用用紙]
図1は、動画を生成するために必要な情報を記入する専用用紙20(記録媒体)を示す図である。専用用紙20は、動画の背景を記入する背景枠21と、動画に登場する画像パーツ(キャラクター等)を記入する画像パーツ枠22と、画像パーツの移動経路を記入する移動経路枠23とを備える。画像パーツ枠22には、複数の画像パーツが記入できるように、複数の画像パーツ枠22a、22b、22c…が用意されている。移動経路枠23には、動画の複数の場面が記入できるように、複数の移動経路枠23a、23b、23c、23dが用意されている。
図1に示すように、背景枠21には背景画31を記入する。各画像パーツ枠22a、22b、22cには、例えば画像パーツである太陽マーク32、雷マーク33、笑顔マーク34を左上の画像パーツ枠22aから順に記入する。移動経路枠23には画像パーツの移動経路を最上の移動経路枠23aから順に記入する。本実施形態では、太陽マーク32、雷マーク33、笑顔マーク34をそれぞれ青シール35、黄シール38、赤シール36というシンボルに置き換えて記入している。各画像パーツとシンボルとの対応関係は、画像パーツが記入された画像パーツ枠の位置によって予め定められている。
【0009】
本実施形態では、シンボルとして色付きシールを貼付しているが、シンボルは、QRコード等の二次元コードや手書き数字など、画像認識に適したシンボルであれば何を用いてもかまわない。この場合、後述する移動経路解析手段に、シンボルの種類に応じた認識手段(例えば二次元コード認識手段、手書き文字認識手段)を備えて、シンボルを認識可能にする必要がある。
移動経路枠23に記入された各シールの位置は、合成動画における画像パーツの出現位置を表している。例えば、移動経路枠23aにおける青シール35aの位置座標が(5,5)であるとすると、合成動画では背景画31の相当する位置に太陽マーク32が出現する。
移動経路枠23には各シンボルの移動経路を示す符号も記入する。例えば、移動経路枠23bには赤シール36bの移動経路が、始点の位置座標(6,10)、終点の位置座標(10,10)、画素数4の黒色の矢印37として記入されている。
【0010】
本実施形態では、移動経路を示す符号として黒色の矢印を用いたが、移動方向、移動態様等が示されるものであれば、矢印以外の符号を用いることも可能である。また、点線矢印や破線矢印、赤矢印や青矢印といった矢印の種類に応じて、画像パーツの移動速度を変更したり、画像パーツが回転しながら移動するようにしたりする等、移動態様の制御を行うようにしても良い。
また、専用用紙20へは、必ずしも手書きで記入しなければならないわけではなく、写真や絵を貼付して動画生成に必要な情報を記すようにしてもよい。
【0011】
[動画生成システムの構成]
上述のように必要な情報が記入された専用用紙20を用いて動画を生成する動画生成システムについて説明する。図2は、第一の実施形態に係る動画生成システム10のハードウェア構成図である。
動画生成システム10は、動画生成システム10全体の動作を制御するCPU11と、動画生成プログラムや読み取り画像等を記憶する主記憶装置12と、生成された動画を記憶する外部記憶装置13と、動画生成システム10の動作を外部より指示するための操作部14と、操作部14による指示内容や生成された動画を表示する表示装置15と、動画を生成するための情報が記録された専用用紙20の内容を読み取る読み取り装置16と、専用用紙20等を印刷する印刷装置17と、を備える。また、これらはバス18によって接続されている。
読み取り装置16としては、例えばフラットヘッドスキャナが挙げられるが、この他にもデジタルカメラ、MFPのスキャナなどを用いることも可能である。ただし、各機器に合わせた前処理が必要である。
【0012】
[動画生成方法]
上述の動画生成システム10により動画を生成する方法について説明する。動画の生成は、主記憶装置12に記憶された動画生成プログラムが行う。
まず、図1に示すように、動画生成に必要な情報が記入された専用用紙20を読み取り装置16によって読み取り、画像として主記憶装置12に保存する。
動画生成システム10の画像分割手段が、保存された画像から、背景画像、画像パーツ及び移動経路画像を分割する。図3は分割画像を示す図である。画像は読み取り装置16及び読み取り解像度などを固定して、画像の座標に基づいて切り離して分割する。例えば、読み取られた画像の左上の位置座標を(x,y)=(0,0)と設定する。太陽画像42の場合、左上の位置座標が(x,y)=(5,5)、右下の位置座標が(x,y)=(50,50)となるような矩形として切り離す。このように、予め定められた位置座標に基づいて画像を切り離す方法以外にも、タイミングマークを用いて画像を切り離す方法や、各枠の枠線を認識して切り離す方法もある。このようにして、背景画像41、画像パーツである太陽画像42、雷画像43、笑顔画像44、移動経路画像45a〜45dを切り離す。
【0013】
続いて、動画生成システム10の移動経路解析手段が、移動経路画像45a〜45dを順に解析する。まず、色によるシンボルの位置座標解析を行う。移動経路画像45a〜45dから、青シール画像46、赤シール画像47、黄シール画像49を認識し、それらの位置座標を各画像パーツの表示位置として保存する。
例えば、青シール画像46の位置座標を移動経路画像45aから45dまで順番に、
(x,y)=(5,5),(5,5),なし,なし
赤シール画像47の位置座標を移動経路画像45aから45dまで順番に、
(x,y)=なし,(5,10),(10,10),(10,10)
黄シール画像49の位置座標を移動経路画像45aから45dまで順番に、
(x,y)=なし,なし,(20,5),(20,5)
のように認識して、主記憶装置12に保存する。
各シンボルの位置座標を保存した後、各移動経路画像45の青シール画像46、赤シール画像47、黄シール画像49の画素を白画素に置き換える。
【0014】
次に矢印画像48、50の解析を行う。本実施形態の移動経路画像45b、45dには黒画素の矢印画像のみが存在するので、黒画素の連結成分を解析して、矢印画像の始点と終点の位置座標と始点から終点までの画素数を主記憶装置12に保存する。
例えば、移動経路画像45bの矢印画像48については、始点(6,10)、終点(10,10)、画素数4、というように、移動経路画像45dの矢印画像50については、始点(20,6)、終点(15,10)、画素数4、というように認識して保存する。
ここで、2以上の矢印画像の黒画素が互いに接触したり交差したりしている場合は、接触画素の前2画素における矢印画像の進行方向と同様の方向に矢印が進むと仮定して解析を続ける。また、矢印画像が直線的でない場合には、例えば始点から終点まで1画素毎に位置座標を保存するようにすればよい。
【0015】
矢印画像に対し、同一の移動経路画像内に存在するシール画像の関連付けを行う。具体的には、矢印画像の始点座標とシール画像の位置座標とを比較して、座標が最も近いもの同士を組み合わせ、それら組み合わせを保存する。本実施形態では、移動経路画像45bの矢印画像48と赤シール画像47b、移動経路画像45dの矢印画像50と黄シール画像49dのそれぞれの座標情報及び画素数を対応づけて保存する。
続いて動画生成システム10の画像合成手段が、主記憶装置12に保存された位置座標等の情報と画像パーツ、背景画像を使って合成画像を作成する。図4〜図13は画像合成手段により合成された画像を示す図である。
まず、移動経路画像45aに関する保存情報から合成画像61を作成する。主記憶装置12に保存された青シール画像46aの位置座標を読み出し、該位置座標に相当する背景画像41上に太陽画像42を合成して合成画像61を作成する(図4)。
次に、移動経路画像45bに関する保存情報から合成画像62を作成する。主記憶装置12に保存された青シール画像46b、赤シール画像47bの位置座標を読み出し、該位置座標に相当する背景画像41上に太陽画像42、笑顔画像44を合成して合成画像62を作成する(図5)。
【0016】
ここで、移動経路画像45bには矢印画像48があるため、矢印画像48と組み合わせられた赤シール画像47bに対応する笑顔画像44の移動を表現する画像も作成する。移動経路画像45bに関する保存情報から矢印画像48の座標情報と画素数を読み出し、笑顔画像44を始点から終点まで移動するように、合計4枚の合成画像62〜65を作成する(図5〜8)。
移動経路画像45cに関する保存情報、移動経路画像45dに関する保存情報からも同様に合成画像66〜70を作成する(図9〜13)。
最後にこれらの画像を動画またはアニメーションgifなどに変換して、動画を生成する。
【0017】
[動画生成方法(フローチャート)]
以上説明した動画生成システム10の動作について、図14、図15に基づいて説明する。図14は動画生成システム10の動作を説明するためのフローチャート図である。図15は、動画生成システム10中の移動経路解析処理のフローチャート図である。
動画を生成するにあたり必要な情報が記入された専用用紙20を読み取り装置16で読み込み、画像として主記憶装置12に保存する(ステップS1)。画像分割手段が、保存された画像から背景画像41と、画像パーツ(太陽画像42、雷画像43、笑顔画像44)と、移動経路画像45a〜45dを分割する(ステップS2)。
移動経路解析手段が画像パーツの移動経路を解析する(ステップS3)。具体的には、図15に示すように移動経路画像からシンボル(青シール画像46、赤シール画像47、黄シール画像49)の位置座標を解析して、その結果を保存する(ステップS31)。さらに、移動経路画像のシンボルを白画素に置き換える(ステップS32)。移動経路画像45b、45dに残された矢印画像48、50の始点・終点の位置座標及び画素数を解析して、その結果を保存する(ステップS33)。矢印画像の始点に最も近いシンボルと矢印画像とを対応づける(ステップS34)。移動経路画像に関する保存情報から合成画像を作成する(ステップS4)。矢印画像のない移動経路画像からは1枚の合成画像を作成する。矢印画像のある移動経路画像からは、矢印画像の画素数に応じた枚数の合成画像を作成する。作成した複数の合成画像から、動画を生成する(ステップS5)。
【0018】
以上のように本発明によれば、専用用紙に、背景、画像パーツの絵を記入するか又は写真を貼付し、さらに画像パーツの移動経路を記入するだけで、簡単に合成動画を作成できる。また、読み取り手段を用意すれば、動画作成に必要なデータを紙媒体として持ち運ぶことができる。また、本発明の動画生成システムは画像形成装置に組み込むことができる。また、本発明の動画生成プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することによって、プログラムの再配布が可能となる。
また、印刷装置17により、動画生成前の合成画像、あるいは生成された動画をコマ毎に印刷するようにすれば、合成画像をコマ毎に確認することが可能となるとともに、いわゆるパラパラ漫画を簡単に作成することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】専用用紙を示す図である。
【図2】動画生成システムのハードウェア構成図である。
【図3】分割画像を示す図である。
【図4】合成された画像を示す図である。
【図5】合成された画像を示す図である。
【図6】合成された画像を示す図である。
【図7】合成された画像を示す図である。
【図8】合成された画像を示す図である。
【図9】合成された画像を示す図である。
【図10】合成された画像を示す図である。
【図11】合成された画像を示す図である。
【図12】合成された画像を示す図である。
【図13】合成された画像を示す図である。
【図14】動画生成システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】移動経路解析処理のフローチャートである。
【符号の説明】
【0020】
10…動画生成システム、11…CPU、12…主記憶装置、13…外部記憶装置、14…操作部、15…表示装置、16…装置、17…印刷装置、18…バス、20…専用用紙、21…背景枠、22…画像パーツ枠、23…移動経路枠、31…背景画、32…太陽マーク、33…雷マーク、34…笑顔マーク、35…青シール、36…赤シール、37…矢印、38…黄シール、39…矢印、41…背景画像、42…太陽画像、43…雷画像、44…笑顔画像、45…移動経路画像、46…青シール画像、47…赤シール画像、48…矢印画像、49…黄シール画像、50…矢印画像、61〜70…合成画像
【特許請求の範囲】
【請求項1】
動画を構成する画像パーツと前記画像パーツの移動経路とが視認可能な静止画として記録された記録媒体から前記静止画を読み取るための読み取り手段と、前記静止画から移動経路を解析する移動経路解析手段と、前記移動経路解析手段によって解析された移動経路に従って前記画像パーツが移動するように合成動画を生成する動画生成手段と、を備えたことを特徴とする動画生成システム。
【請求項2】
請求項1の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段は、前記画像パーツと対応づけられたシンボルと、前記移動経路を示す符号と、に基づいて前記画像パーツの移動経路を解析することを特徴とする動画生成システム。
【請求項3】
請求項2の動画生成システムにおいて、移動経路解析手段が夫々異なる色で示された前記シンボルを認識する認識手段を備えたことを特徴とする動画生成システム。
【請求項4】
請求項2の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段が二次元コードで示された前記シンボルを認識する認識手段を備えたことを特徴とする動画生成システム。
【請求項5】
請求項2の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段が手書き文字で示された前記シンボルを認識する認識手段を備えたことを特徴とする動画生成システム。
【請求項6】
請求項2乃至5の何れか一項の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段が解析した前記移動経路を示す符号の種類に応じて、前記動画生成手段が前記シンボルの移動態様を変化させて合成動画を生成することを特徴とする動画生成システム。
【請求項7】
請求項1乃至6の何れか一項の動画生成システムにおいて、前記合成動画をコマ毎に出力する出力手段を備えたことを特徴とする動画生成システム。
【請求項8】
請求項1乃至7の何れか一項の動画生成システムを備えた画像形成装置。
【請求項9】
動画を構成する画像パーツと前記画像パーツの移動経路とが視認可能な静止画として記録された記録媒体から前記静止画を読み取るための読み取りステップと、前記静止画から移動経路を解析する移動経路解析ステップと、前記移動経路解析ステップによって解析された移動経路に従って前記画像パーツが移動するように合成動画を生成する動画生成ステップと、を有することを特徴とする動画生成方法。
【請求項10】
請求項9の動画生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項1】
動画を構成する画像パーツと前記画像パーツの移動経路とが視認可能な静止画として記録された記録媒体から前記静止画を読み取るための読み取り手段と、前記静止画から移動経路を解析する移動経路解析手段と、前記移動経路解析手段によって解析された移動経路に従って前記画像パーツが移動するように合成動画を生成する動画生成手段と、を備えたことを特徴とする動画生成システム。
【請求項2】
請求項1の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段は、前記画像パーツと対応づけられたシンボルと、前記移動経路を示す符号と、に基づいて前記画像パーツの移動経路を解析することを特徴とする動画生成システム。
【請求項3】
請求項2の動画生成システムにおいて、移動経路解析手段が夫々異なる色で示された前記シンボルを認識する認識手段を備えたことを特徴とする動画生成システム。
【請求項4】
請求項2の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段が二次元コードで示された前記シンボルを認識する認識手段を備えたことを特徴とする動画生成システム。
【請求項5】
請求項2の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段が手書き文字で示された前記シンボルを認識する認識手段を備えたことを特徴とする動画生成システム。
【請求項6】
請求項2乃至5の何れか一項の動画生成システムにおいて、前記移動経路解析手段が解析した前記移動経路を示す符号の種類に応じて、前記動画生成手段が前記シンボルの移動態様を変化させて合成動画を生成することを特徴とする動画生成システム。
【請求項7】
請求項1乃至6の何れか一項の動画生成システムにおいて、前記合成動画をコマ毎に出力する出力手段を備えたことを特徴とする動画生成システム。
【請求項8】
請求項1乃至7の何れか一項の動画生成システムを備えた画像形成装置。
【請求項9】
動画を構成する画像パーツと前記画像パーツの移動経路とが視認可能な静止画として記録された記録媒体から前記静止画を読み取るための読み取りステップと、前記静止画から移動経路を解析する移動経路解析ステップと、前記移動経路解析ステップによって解析された移動経路に従って前記画像パーツが移動するように合成動画を生成する動画生成ステップと、を有することを特徴とする動画生成方法。
【請求項10】
請求項9の動画生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公開番号】特開2010−124115(P2010−124115A)
【公開日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−294464(P2008−294464)
【出願日】平成20年11月18日(2008.11.18)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年11月18日(2008.11.18)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】
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