動的データ配信装置およびその方法
強化したラジオコンテンツを、遠隔ユーザに提供するためのシステムを開示する。システムは、非ラジオ入力を受け取る少なくとも一つの入力;および、ハブを経由して少なくとも一つのその入力に相互接続される少なくとも一つの出力を含み、少なくとも一つの出力は、強化したラジオコンテンツを形成するようハブによる非ラジオ入力の少なくとも一つの操作の後、機能強化したラジオコンテンツをハブを経由して受け取り、少なくとも一つの操作は、少なくとも一つの非ラジオ入力に基づく。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、情報およびデータの配信に関し、より詳細には、動的なデータ配信装置および動的なデータ配信のための方法に関する。
関連出願の相互参照
本出願は、2004年3月9日出願の米国仮特許出願第60/551,673号への優先権を主張する。
【背景技術】
【0002】
当該技術に普通に習熟する者には言うまでもなく、広告等を目的として、全人口の内のセグメント化した部分に情報を配信したいという願望がある。例えば、企業が新製品を開発した場合、そのような製品を使用する必要があるか、または使用したいという個人にその製品の存在に関するニュースを配信するのは有益である。歴史を通じて、消費者等の、全人口の内の所望するセグメントにそのような情報を伝達するメカニズムが開発されてきた。例えば、印刷メディアは、大規模な配送メカニズムを提供し、ラジオ放送は地域的にローカライズされたメディアを提供し、テレビ放送は、世界中に届く視聴覚メディアを提供し、そしてインターネットは世界中に届くメカニズムを提供している。これらのメカニズムの内、ラジオ放送は、消費者が通勤の行き帰りに、自動車を運転したり、高速道路で渋滞に巻き込まれている時に、気分が散漫になりがちな人口セグメントへの、消費者に到達する機会を提供する等により、最良の配信メカニズムを提供する。
【0003】
このように、マスメディアは、例えば、カバー範囲、コンテンツ、臨場感、メンテナンス性、順応性突出性、ビューア操作、および費用に基づいて分類できるのが一般的である。適切な人口セグメントに特定情報を広告または伝達する最良の方法を決定する際に、これらの分類のそれぞれに重み付けをすることができ、配信メカニズムを選択するとそれぞれの分類を操作できる。この重み付けおよびそれに続く操作によれば、カバー範囲は媒体が到達する範囲と定義し、コンテンツは搬送する情報の量および質を指し、臨場感は情報のアクセス性を指し、メンテナンス性はメッセージを全時間に亘って利用可能に保てるかの評価を指し、順応性は情報の変更が容易に起きるかどうかに基づく品質を指し、突出性は情報が特定セグメントにうまく配信または表示されるかを指し、ビューアつまり視聴者の制御は情報伝送のコンテンツおよびタイミングの評価を指し、そして費用は情報の生成および伝送に関係付けられる価格である。
【0004】
消費者に情報を配布しようとする場合、配布方法が技術的に実現可能なものに限定されるのは言うまでもない。当然ながら、情報配信の新しい方法の導入は、一般に歓迎すべき追加であり、消費者に情報を提供するために利用される。しかしながら、新技術の進展は、歴史的にみて、全体の配信システムを整備して、新配信メカニズムを適合させるということが必要であった。
【0005】
当該技術に普通に習熟している者には言うまでもないが、FM放送帯域は88MHz〜108MHzの無線周波数スペクトル部分からなる。その帯域は200kHz毎の100チャンネルに分割される。テレビ放送帯域は、54MHz〜806MHzの無線周波数スペクトル部分からなる。テレビ放送は、6MHz毎の68チャンネルに分割されるのが普通であり、チャンネル間に幾つかのギャップが存在する。AM放送帯域は、535〜1705kHzの無線周波数スペクトル部分からなる。AM放送帯域は、10kHzステップで割り当てられた117のキャリア周波数からなる。これらの放送領域は代表的な例であり、他のスペクトル伝送、例えば、携帯電話、コードレス電話、ショートメッセージサービス(SMS)、衛星放送、およびベビーモニタ等のために指定された他の領域の無線周波数スペクトルがある。
【0006】
加えて、多くの人口セグメントが、通勤車両等の屋外で多くの時間を過ごしている。都市のドーナツ化現象により人口は拡散し、個々人は職場または学校のある場所から更に遠くに移り、より多くの時間を通勤通学に費やしている。従って、家から離れて、特に車両内に居る時間が増加すると、所望の人口セグメントに情報を配信する機会が増加する。多くの州では、運転中の携帯電話の使用が禁止されようとしているか、または禁止され始めているので、車両内にいる間に使用できるリソースが更に限定されることになり、従って、禁止されない配信方法に対する配信機会が増加する。
【0007】
従って、複数のリソースの内の一つ以上から、ユーザ/消費者に情報を配信および/または表示して、それによりリソースおよび情報への高い接続性を達成して、それによりマーケティングを改良し、接続性を増大させることができる装置、システム、および方法に対する必要性が存在する。
【発明の開示】
【0008】
強化したラジオコンテンツを、遠隔ユーザに提供するためのシステムを開示する。システムは、非ラジオ入力を受け取る少なくとも一つの入力;および、ハブを経由して少なくとも一つのその入力に相互接続される少なくとも一つの出力を含み、少なくとも一つの出力は、強化したラジオコンテンツを形成するようハブによる非ラジオ入力の少なくとも一つの操作の後、強化したラジオコンテンツをハブを経由して受け取り、少なくとも一つの操作は、少なくとも一つの非ラジオ入力に基づく。
【0009】
更に、ラジオ表示を利用する放送により、少なくとも一つの挨拶を提供するためのシステムを開示する。システムは、入力データフィードと;入力データフィードを組み込んで組み込み信号を形成するのに適している生成信号であって、入力データフィードと互換性があるフォーマットにハブによってフォーマットされる少なくとも一つの挨拶を含むとともに、組み込み信号のフォーマットで少なくとも一つの挨拶を表示できるラジオディスプレイを利用する少なくとも一つの選択した受信器に、組み込み信号を向けるための方向性を含む、生成信号と;少なくとも生成信号を少なくとも一つの選択した受信器に指向的に出力すること、を含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な説明を添付の図面と併せて考えると、本発明が容易に理解できる。図面では、同じ参照符号は同じ部品を参照する。
【0011】
理解すべきは、本発明の図および説明は、本発明を明瞭に理解できるように、関連する要素を簡略化して示す一方で、典型的なデータ配信構成要素およびそれを実行する方法に見られる多くの他の要素を、明解にするために省く。当該技術に普通に精通する者には理解されるであろうが、他の要素および/またはステップは、本発明を実施するのに所望されるか、または必要とされる。しかしながら、かかる要素およびステップは、当該技術で周知であり、かつそれらが本発明の理解を助けることはないので、かかる要素およびステップを本明細書では説明しない。本明細書の開示は、当該技術に習熟する者に周知のかかる要素および方法に対する全てのかかる改変および修正に向けられる。
【0012】
本発明の態様によれば、音声スポット、テキストおよびデータキャンペーン等のスポットは、中央ハブネットワークから動的に、ターゲット別にされ、そして報告される。当該技術に普通に精通する者には明らかであるように、中央ハブアーキテクチャを本明細書で説明するが、当該技術に普通に精通する者には周知の他のアーキテクチャも用いる。
【0013】
本発明により、中小企業のラジオ放送グループが、他の局とともに広告在庫を集めて、全国規模の広告ネットワークを作成できるであろう。この技術により、知的で費用効果の高い全国規模の広告ネットワークが可能になるであろう。ネットワークに加わる企業は、現在は全く獲得されていないか、またはその企業が獲得していない全国規模のラジオ広告マーケットの大部分を獲得できるであろう。全国規模の広告購入をより効率的に獲得することによって増える収益利益により、ラジオ局は、付加的なバーター在庫を企業に提供できる。本発明の態様により、かつインストールした基盤に基づいて、3500局へのアクセスを有する全国規模の広告を提供して全国規模のラジオ広告キャンペーンを実施するオプションが存在する。
【0014】
本発明の技術は、広告主および放送事業者にとって更に大きな柔軟性および管理を可能とする強化したラジオ自動化ソフトウエアソリューションを提供できる。本発明は、企業が全国規模および地域的な広告支出のシェアを獲得できる各種の改良した特長および機能を提供する。
【0015】
かかる特長および機能には、広告キャンペーンのリアルタイム報告、演奏リスト、ターゲット化する広告機会等の新製品を発売する能力を含めてもよい。強化した報告は、現在最良と言える週間報告をリアルタイム報告に改良することも実現できる。このような改良により、局の管理およびより効果的な広告を改良することができる。加えて、広告主は、これまで利用できなかった広告実行の検証、および報告を得ることができる。
【0016】
別の特長には、広告主がリアルタイムで広告スポットをOFFにできるので、使った広告費に対する収益率を最適化できるリアルタイム性を含めることができる。
更に、機能には、消費者飲料に対する気象等の製品販促に影響を与える外部要素、歌の演奏リストと結びついたコンサート宣伝、および競合他社が打った広告キャンペーンへの対抗応答、と結びつけることができる条件付き広告スポットの使用を含めることができる。
【0017】
更に、本発明の態様によれば、テキストメッセージ製品、RadioGreetings.com、交通状況や気象状況の更新、新しいヘッドラインニュース、および株式市場の実況更新等の、地上放送を経由するデータサービスを提供できる。
【0018】
本発明の態様によれば、改良した機能は、地理的、時刻、およびイベント駆動型広告等のターゲット化する広告機会を提供できる。限定しない実施例を示すだけであるが、コールセンターのトリガーは、広告主のコールセンターと結びつけることができ、広告主のコールセンターが、合意した利用率を越える場合、直接応答スポットを実行させないよう設定することができる。
【0019】
一態様では、本発明を利用して、アウトソースのデータワークフロー管理、ならびに、ラジオやテレビの放送事業者、コンテンツやデータのサービス提供者、およびハードウエアおよび装着メーカー、および同様に位置するグループのために無線データ配信ソリューションを提供することができる。
【0020】
別の態様では、本発明を利用して、放送事業者およびマーケット調査会社は、音声および/またはテキストベースの番組を、ラジオデータシステム(RDS)が受信できる車載受信器等の、かかる情報をサポートするか受信する装置、およびDABまたはHDラジオ等のデータ放送を利用する装置をターゲット化して配信できる。
【0021】
別の態様では、本発明は、歌やアーティスト情報、ニュース、気象、交通、局コンテンツ、誘拐事件速報システム(AMBER Alerts)、および広告を含むが、これに限定されない音声および/またはテキスト番組を提供できるので、テキスト番組を放送し、RDSが受信できる受信器等の受信器上に表示できる。
【0022】
本発明の態様によるテキスト配信の例示の実施の形態では、例えば、一台以上のラジオに挨拶が配信できる。そのような配信により、特定の時間間隔で、消費者は、完全にカスタムなテキストメッセージを作成し、放送することができ、そのメッセージは、完全に自動化したユーザが使い易いインターフェースを通じて管理できる。
【0023】
本発明の配信には、ラジオに視覚的な成分を提供することを含めることができる。この視覚的成分により、地上FM放送事業者等の放送事業者、およびそれに続くコンテンツおよびサービス提供者は、テキストの番組および広告上で、動的にスケジュール化し、ターゲット化し、放送し、そして報告することが可能になる。かかるスケジュール化、ターゲット化、放送、および報告は、RadioDataSystem(RDS)プロトコルを利用する等、要求されるプロトコルを利用して、かかる番組および広告を配信するのが好ましく、配信は、少なくとも一つの放送局を経由するか、または多数の局を経由して、同期または非同期のいずれかで行うことができる。このように、本発明は、コンテンツおよびデータサービス提供者に、新規の消費者配信伝達手段を提供することができる。
【0024】
本発明は、新規配信伝達手段の提供を介して、基本的なコンテンツやデータの管理、およびデータフォーマット統合、データ変換、キャンペーンスケジュール、データ(テキスト)配信、音声配信、およびリアルタイム報告や分析等のビジネスサポートサービスを提供できる。従って、本発明により、コンテンツおよびデータサービス提供者は、例えば、1500万人を超える人々に到達するカバー領域にわたりシームレスにデータおよびコンテンツのファイルを、計画し、ターゲット化し、そして配信できる。本発明は、広範囲な到達、単一冗長性、およびピンポイントターゲット化を提供する多数の局のネットワーク等を通じて、かかるカバー領域のネットワークへの直接アクセスを提供できる。従って、本発明は、FMおよびAM局両方のためのDAB(HDラジオ)データ放送等のラジオ配信方法を含む無数の配信方法をシームレスにサポートできる。本説明は、特に、テキストまたはデータメッセージの配信について説明するが、本発明はまた、音声メッセージを提供することにも向けられる。これに関しては、テキストまたはデータメッセージへの言及には、音声メッセージへの言及をその中に含むであろう。
【0025】
本発明の使用により、マーケット調査会社および広告事業者等の一部の人々に、ラジオ受信器のテキスト表示等を通じて、大衆消費者と直接通信する能力が提供される。例えば、広告主は、上位のFMラジオ局の強みを活用して聴衆を獲得できるので、テキストベースのラジオ伝達手段等を通じて、広告主のメッセージを送信できる。広告主は、ターゲット化した、フォーマット特定の消費者の大集合に、企業、または一つ以上の製品またはサービスを宣伝できる。広告主は、例えば、選択した装置上で放送され、表示されるテキストメッセージキャンペーンを作成できる。
【0026】
本発明は、かかるメッセージキャンペーンを可能にするために、パケットベースの集中化したラジオデータサービス(RDS)管理およびデータ放送を、より特定化して提供することができる。本システムにより、FMラジオ放送事業者およびマーケット調査会社等の放送事業者は、ユーザが使い易いデスクトップソフトウエアを通じて、ラジオ局等の一つまたは多数のメカニズムにわたって、RDSデータ放送上で動的にスケジュール化、ターゲット化、配信、および報告することができる。本発明により、放送事業者およびマーケット調査会社は、RDSが受信できる車載受信器にサブキャリアのコンテンツをターゲット化して配信することができる。RDS方法により提供される情報には、限定するためではなく実施例を示すだけであるが:歌のタイトル、アーティスト、アルバム、レーベル等の演奏リスト情報;広告;気象;交通;ニュース;株式;スポーツ得点;局コンテンツ;コンサート情報;および個人向け挨拶等のカスタムコンテンツが含まれる。
【0027】
本発明は、コンテンツ提供の統合、利用可能なテキスト在庫、スケジュール、キャンペーン、ターゲット装置、およびターゲットグループの予測および管理、テキスト放送を含む放送配信、および全てのパーソナルコンピュータからの報告書や請求書の効率的な取扱いを可能とする、本明細書ではソフトウエアまたはインテグレータと呼ぶ、ユーザが使い易いデスクトップソフトウエアを組み込む。
【0028】
本明細書全体を通じて説明するように、放送局またはネットワーク等の単一放送ポイントを利用して、適切または所望のグループまたは個人をターゲットにすることができ、かかる配信はインテグレータ内で操作できる。更に、スケジュール化を利用して、適切または所望の宛先に到達しそうなデータ量を増加させることができる。追跡を利用して、テキストメッセージが配信されたかを決定でき、更にそれを用いて所望の結果が達成できたかどうかを決定できる。これらの記録はチェック可能で、リアルタイムでモニタでき、分単位等のタイムスタンプによりモニタできる。ユーザは、インテグレータを通じて、配信されるスケジュール、利用可能なもの、および配信処理中のものを知ることができる。これにより、ユーザは、局、時間、演奏リスト、歌、音声スポット、および他のターゲット変数のホストによるターゲット化等により、最大効率および最大値を達成するよう計画し、管理することができる。キャンペーンを実施する場合、ユーザはタイムリーな報告から得た識見を利用して、例えば、スケジュールを調整し、基準をターゲット化し、数分間未満にする等の短時間のウィンドウ内で広告を回すか、または異なる広告に入れ替えて、それによって、各キャンペーンが最大効率になることを確実にできる。これは更に、単一キャリア帯域上で多数のクライアントをサポートすることにより、かつキャンペーンスケジュール、および例えば、テキスト、イメージ、ソフトウエア、生データ、メタデータ、および音声等のデータ形式のサポートを提供することにより、更に配信、追跡、および報告を提供することにより、サービスを強化する。
【0029】
本発明はまた、収集したデータやコンテンツ、キャンペーンスケジュール、ターゲット化および報告機能管理を提供する等により、および、一実施の形態では、放送局毎に配置できるデータ配信管理ソフトウエアおよびサーバを提供することにより、個々の局および放送ネットワークがサブキャリア帯域を管理できるようにする。多数のサブキャリア帯域を活用する分散システムアーキテクチャにより、本発明は、拡張性、信頼性、ならびに任意の量のデータキャンペーンおよびサービスを、任意の到達可能なユーザーグループに配信するのに必要なパワーを提供できる。
【0030】
図1を参照して、本発明の態様によるシステムの図的表現を示す。図1から判るように、無数のソースから入力を受け付け、無数のソースへ情報を出力することのできるハブが、ほぼ中央に配置されている。情報は、入力情報を提供したのと同じソースに出力できるか、または新しい出力セット、またはそれらの何らかの組合せに出力できる。容易に判るように、出力には、限定するためではなく実施例を示すだけであるが、ラジオ、テレビ、衛星放送、インターネットプロトコル上のプロキシを経由する衛星放送、および携帯電話等の放送メディアを含むことができる。入力には、例えば、ニュース、スポーツ、個人情報、および演奏リストを含むことができ、入力は、電話線またはコンピュータ経由等の無数のソースから来る。更に、最初の入力を提供した出力に順に影響を与えるフィードバックループ内等の出力の内の一つからのフィードが入力には含まれる。例えば、入力には、ラジオ局入力が含まれるので、ハブは、この入力フィードに関連する、例えばラジオ局入力で演奏しているアーティスト情報および歌の情報等の情報を提供できる。ハブは、少なくとも一つの入力または同時か全時間にわたって受信できる一連の入力を操作するよう構成できるとともに、ハブは、入力情報に基づいて少なくとも一つの出力を出力しながら、必要情報を構文解析し、各アクションは、最初のユーザ命令によって起きる。
【0031】
図2を参照して、本発明の態様による要素の図的表現を示す。詳細には、入力部および出力部を備えるハブを示す。かかる入力には、配信すべき情報、ニュース、現在起きている出来事、演奏リスト、検索リクエスト等のリクエスト、広告、および学習的な、つまりフィードバックの情報を含めることができる。かかる出力には、玩具、ラジオ、衛星通信、ウェブブラウザ、および携帯電話等の装置に、当該技術に普通に精通する者には周知の有線または無線の標準規格を用いて、通信結合する接続を含めることができる。
【0032】
ハブから要求される通信は、通信を受信する装置の型式に基づくか、または入力部を経由してハブに入力される命令により、決定することができる。例えば、外部通信は、ヘッダを伴うCDMA放送の形式をとることができる。放送が所望の装置に到達すると、装置は、それを受信し、一部はヘッダに従って、放送に基づくアクションを行う。従って、ハブは、出力部を経由して通信を送信する時、所望のアクションに受信装置を連動させるよう要求するのに必要なヘッダ情報を認識している。更に、ハブは、応答しない装置に、出力により2回または所定の回数、再照会できること、または肯定応答が入力として受信されるまで、連続的に照会できることを入力部を経由して知らされる。このように、ハブは出力部から入力部にフィードバックループを提供できる。更に、本実施例に示すように、ハブには、応答を予測するとともに、受信した応答および予測した応答の両方に基づいて、それ自体が応答してハブから出力する柔軟なロジックの上位セットが含まれる。
【0033】
入力部を経由する入力には、命令およびリクエストが含まれる。入力は、例えば、ネットワークインターフェース等のネットワークノードフィードであってもよいソースから来る。入力はユーザ操作されるか、または自動化されるか、またはその混合であってもよい。例えば、ユーザは、入力部に検索する基準を入力してもよく、その入力が、所定のインターネット検索エンジンインターフェースを介する等して、検索するための入力間隔で、入力検索基準に対して自動的に検索してもよい。
【0034】
出力部を経由する送信は、当該技術に普通に精通する者には周知のように、必要に応じて、ターゲット装置または装置まで主キャリア上で、またはターゲット装置までサブキャリア上で生じる。主キャリアおよびサブキャリア帯域の両方を利用する場合、同一の情報をそれぞれの上に載せて、ターゲット装置または複数の装置により受信する確率の冗長性およびロバスト性を提供するか、または代替として、異なる情報を主キャリアおよびサブキャリア帯域それぞれに重ね合わせしてもよい。
【0035】
ハブには、一連のレイヤを含めることができ、そのレイヤには、上記のようにインテグレータを含めることができ、そのインテグレータ内またはそれと関係付けてビジネスレイヤを、そのビジネスレイヤ内またはそれと関係付けてトランスポートレイヤを含めることができる。インテグレータは、ユーザ等による入力部における入力としての全ての機能性を、実行するよう所望されるアクションおよび出力と統合することが好ましい。
【0036】
ビジネスレイヤは、インテグレータにより、入力からリクエストされるデータ等のデータを処理することが好ましい。ビジネスレイヤは、ハブからアクセス可能な、または一つ以上の入力部を経由してハブに入ってくる一つ以上のスクリプトから成り、そのスクリプトは、一つ以上の到来データ項目上で動作して、トランスポートレイヤ内の一つ以上のデータトランスポートメカニズムに渡すために、これらの一つ以上のデータ項目を操作して、一つ以上の出力部から出力する。このように、ビジネスレイヤは、少なくとも一つの入力からの単一または多数の出力リクエストを、一つまたは多数のプロトコルを有する一つまたは多数の終端を経由して配信可能な、多数の配信可能なデータセットにアルゴリズム的に処理できる。ビジネスレイヤが、データ処理を完了すると、データおよび処理した情報の両方を組み込んだ情報を、例えば、XML等のトランスポートレイヤの選択トランスポートメカニズムに提供することができる。次いで、所望のメッセージ等の所望情報を、ラジオ局等の出力に配信でき、ターゲット化した関係者に局を経由する等して配信できる。更に、例えば、トランスポートレイヤからの特定出力に対する出力周波数を、入力からの命令に基づいて、ビジネスレイヤ内のロジックのアプリケーションに従って選択できる。
【0037】
このように、図2に関連する例示の実施の形態では、局は放送ポイントであってもよく、従って、トランスポートレイヤ内から利用可能であってもよい。局は、このように、放送へのゲートウエイとすることができ、局の定義では、トランスポートレイヤ内の出力としてゲートウエイを含めることができる。局の定義には、例えば、FM、AM、インターネット、SMS、および衛星放送等のゲートウエイを経由する一つまたは数多くの配信メカニズムを含めることができる。これらメカニズムのそれぞれは、当該技術に普通に精通する者には周知の、特定の配信要件を有し、ハブはその要件を知っている。例えば、インターネットを経由する配信を利用する場合、インターネットプロトコルに従わなければならず、メッセージはプロキシすることができる。更に、インターネット伝送は、ドメインを規定する等により、アナログかつ高分解能で規定されている。情報は、当該技術に普通に精通する者には周知のように、冗長な配信メカニズムにより配信の成功率が確実に増加するように、二つ以上のゲートウエイを通じて同時に送信できる。ゲートウエイはインターネットベースとすることができるが、ゲートウエイはそうでなくてもよい。ゲートウエイは、プライベートまたはパブリックとしてもよく、従って、多様なセキュリティレベルをもつハブと関係付けることができる。データは、全ての規定した基準に基づくゲートウエイを経由して配信でき、受信者は基準に対するプロキシである。
【0038】
例えば、ラジオベースの送信を選択した場合、送信信号の様々なカバー範囲の程度を考慮することがハブ内に必要である。加えて、使用するよう命令される配信メカニズムがラジオ送信なので、配信データは、選択、または所望された場合、サブキャリアチャンネル上に発信される。これは、例えば、1kb/sの伝送速度で出力を通過するデータを設定し、放送に対してターゲット化するラジオ局帯域の中心周波数から57kHzオフセットするチャンネル信号上で信号を符号化することにより実行される。例えば、データは、ゲートウエイからのFM放送チャンネルの中心から57kHzオフセットして変調されてもよい。
【0039】
出力部を経由するゲートウエイからのトランスポートレイヤを介するこの例示の送信メカニズムは、米国では利用できるが、他の国では単純に利用できるとは言えない。例えば、欧州のラジオ局の出力ワット数が著しく小さいことは周知である。従って、多数の放送ポイントを経由して送信をエコーさせて、送受信の成功を確実にすることが必要であり、その必要性は、外部への通信に対してターゲット位置または時間をモニタする等により、ハブが予測する。このエコーは米国内でも実行して、配信を確実に成功させる頻度をより高くすることができ、従って、ターゲットの成功確率に基づいてハブにより変更することができる。かかる限界をクリアするために、多数同時放送ポイントとするように、トランスポートレイヤ内にリピータが必要なことがある。かかる実施の形態では、リピータは、TCP/IPが可能となるようにして、ハブおよびターゲット装置と、より簡単に通信できるようにするのが好ましい。
【0040】
例えば、多数同時放送環境では、受信者が複数環境を通過して移動する時に、チャンネルの頻繁な変更が必要なことがある。当該技術に普通に精通する者には周知のように、ラジオキャリアは、主バンドのサブチャンネル上のドーターバンドを頻繁に発信する。本発明の態様によりデータを送信する場合、所望の受信者が多数環境を通過して移動する時に、ドーターバンド信号の方が強いかどうかを繰り返し決定することが望ましい。ドーターバンドの方が強い場合、データは、従来の主バンド信号の代わりにドーターバンド上で配信できる。更に、受信者が移動する時、ハブのトランスポートレイヤからの放送は、多数同時放送局の内の異なる局だけ利用でき、主バンドまたはそのドーターバンド上ではもはや利用できない。かかる実施の形態では、例えば、RDSラジオは、受信している局の周波数ではなく、受信している局に基づいてテキストを表示する8文字のRDSディスプレイをハブから受信できる。かかる実施の形態では、多数同時放送局それぞれと対応する全ての主バンドおよびドーターバンドは、同じ8文字メッセージを表示する。従って、このような実施の形態では、ラジオは、追跡用に放送されるメッセージを追跡することにより、サブキャリアチャンネル上等で、所望の放送の受信を維持するためにRDSラジオが切り換えなければならない周波数を追跡できるとともに、ドーターバンドまたは別の多数同時放送バンドにラジオが切り換えられる場合でも、同じ8文字テキストが表示されるので、ラジオの聴取者は、頻繁に変化する周波数の表示に困惑しないで済むことになる。従って、8文字テキストデータは、同じ多数同時放送により、全ての伝送路上で同時に送信できるので、データ受信を維持するよう希望しないチャンネル変更の必要性または自動的に変更されるチャンネルの頻繁に変化する表示の必要性がなくなる。
【0041】
このように、RDSラジオの例示の実施の形態では、本発明は、サブチャンネルまたは多数同時放送ポイントを特定使用できる。例えば、各主バンドは、そのサブバンドそれぞれと関係付けられるRDSラジオにより受信されるデータグループを有する。AMおよびFMラジオのサブバンドについては本明細書で先に説明した。例えば、任意の所与の局に対するサブバンド15は、受信しているRDSラジオ上に64バイトのスクロールテキストのデータを提供できる。従って、所望のメッセージは、入力部を経由してハブに入力され、放送用出力部を経由して送信し、スクロールテキストとして特定局のサブバンド15上で受信するために放送され、従って、その局上のサブバンド15の全てのRDS可能な聴取者は、RDSラジオ上で所望のスクロールメッセージを受信できる。
【0042】
代替として、ハブが、ハブへのターゲット入力を特定ラジオ識別に転換するアクセスを有する実施の形態では、各ラジオ内に常駐する識別チップを介する等の、RDSラジオの一意の識別可能性により、出力により入力メッセージを用いて特定の伝達手段のみをターゲットとしてもよい。例えば、サブバンド8のデータグループが、典型的なRDS実施で未使用の場合、サブバンド8上でターゲット識別を放送することができ、そのターゲットに対する所望のメッセージがサブバンド15上に放送される。その結果、識別されたラジオがサブバンド8上でメッセージを受信すると、サブバンド8のメッセージがそのラジオに命令して、サブバンド15上で受信しているメッセージを表示できる。当該技術に精通する者には言うまでもないが、かかる例示の実施の形態は、複数の周波数上の信号を受信可能な任意の装置を用いて、任意の受信者に対して利用できる。すなわち、何れかのこのような装置を用いる受信者は、一意に向けられたメッセージを受信して、ハブから出ていく他の特定メッセージをモニタでき、一意に向けられたメッセージによりそのように命令されない全ての受信者は、メッセージを両方とも無視できる。かかる実施の形態では、ユーザは、入力部の内の一つを経由して、所望のメッセージ、繰り返し放送の時間、出力方法および/または特定受信者をハブに入力できる。次いで、ビジネスレイヤ内等のハブは、サブバンド8上の特定ユーザをターゲットとし、上記実施例で入力した地理的領域内の入力したラジオ局のサブバンド15上にメッセージを放送する等の放送をフォーマットする方法を決定し、トランスポートレイヤを経由して、出力部を通じて必要情報を外部に送信する。
【0043】
従って、ハブは、システムのワークフローを定義する。ハブを提示する多くの実施の形態が可能であり、本明細書では詳細を説明しない。本発明は、ハブ内部に、例えば、ハブの一部として統合した管理ソフトウエアの形のインテグレータを含めることができ、その管理ソフトウエアは、テキストキャンペーンの簡便なスケジュール化および管理、強力なテキストプログラミングの作成、利用可能在庫の管理、および報告書および請求書の効率的な取扱いが可能になる。ユーザが使い易いデスクトッププログラムに基づいてもよい。かかる管理の仕組みは、パーソナルコンピュータまたは携帯型装置上に常駐させることができるか、有線または無線方法等によるネットワーク接続を経由して遠隔操作で利用できる。
【0044】
当該技術に普通に精通する者には言うまでもなく、ブラウザまたは他の入力装置等から入力部が受信したリクエストは、ハブをアクティブにする。ハブがアクティブになると、例えば、出力部からターゲット化した関係者への放送のためにハブから出力されているウェブページ上で、広告を選択し、挿入すべき、一実施の形態では60msという厳しい制限時間内に数多くのタスクを実行しなければならない。多数レイヤのバックアップ計算に対するこの速度の必要性および要件は、ハブの必要な計算を実行するために常駐する数多くのサーバを要求することになる。
【0045】
図3を参照して、図1、および図2のシステムの実施の形態の説明を示す。本実施の形態は、本発明の態様に基づいてハブがシステムを制御する際に実行するステップを説明している。図3で判るように、ハブは、無数の入力の内の少なくとも一つから情報を受信できる。ハブは、ハブのレイヤの内の一つ以上で、この受信した情報を操作または処理できる。次いで、ハブは、処理した情報を無数の出力部の内の少なくとも一つに出力できる。更に、ハブのレイヤ内に常駐するロジックが、入力メッセージおよび所望の配信メカニズムに基づいて、例えば、メッセージおよび送信のフォーマット、繰り返し、およびタイミングを決定できる。ハブが実行する操作、または処理については、以下で更に説明する。
【0046】
本明細書全体を通しての図の説明に関して、当該技術に精通する者には言うまでもないが、図示の数多くの選択メカニズムおよび利用するスクリーンデザインは、例示のためだけであって、従って、相互交換可能である。例えば、用語の選択、クリック、ダブルクリック等は、ユーザ選択の方法に関連する相互交換可能な用語である。更に、用語のボタン、タブ、メニュー、ツリー等は、ユーザによる選択のための情報表示法に関連する相互交換可能な用語である。
【0047】
次に、図4を参照して、本発明の態様による入力部を経由してアクセス可能な、本発明の態様によるハブのソフトウエア実施形態のスクリーンショットを示す。図4に示すように、分割スクリーンを利用することができる。かかる分割スクリーンは、ハブレイヤの最高レベルを表現する仮想ネットワークを示している。図から判るように、ハブの最高レベル内から、キャンペーン、装置、局、コンテンツ、ユーザ、および報告書等の各種の選択を行うことができる。注目すべきは、特定ユーザは、例えば、ユーザ名およびパスワード等のユーザ関連情報を記入することにより、ハブの最高レベルを入力でき、そのユーザ関連情報は、ハブと関係付けられるデータベースに恒久的に格納することができるとともに、そのデータベース内でセキュリティアクセスレベルと対応させることができる。そのセキュリティレベルで利用可能なこれらの最高レベルオプションだけが、ログインするとそのユーザに表示される。言い換えると、それぞれの登録されたシステムユーザによりアクセス可能なアクションは、データベース内で、アクセスレベルを各ユーザと対応させて、ハブと関係付けられるデータベースに格納される。それにより、ハブ管理者または外部関係者である管理者は、最高レベルの各仮想ネットワークにアクセスできるか、および/または各最高レベルのネットワーク内の各サブネットワークにアクセスできる等の異なるアクセス許可レベルをもつユーザの作成が可能になる。同様に、図4に関して、および本明細書全体を通して示すように、好ましい実施の形態では、本発明は、「ウィザード」駆動であり、ユーザは、特定の外部通信形式の作成に経験を必要とせず、どのメッセージを送るのが要望されているのか、その頻度は、どのメカニズムを経由するのか、および誰に、ということを知っているだけでよい。
【0048】
図5を参照して、本発明の態様に基づくキャンペーン作成への入力のスクリーンショットを示す。図5で判るように、キャンペーンは、例えば、コンテンツ配信、基本的なRDS配信、簡単なメッセージ、アーティスト照合、広告照合、および/またはラジオ挨拶が選択できる。ユーザは、配信メカニズムの内の一つ以上を選択でき、次いで、次のボタンをクリックして次のウィンドウに移動できる。
【0049】
トランザクションは、例えば、e−BayまたはGoogle等の、別の環境に構築またはアクセスでき、それにより本発明のユーザの速度依存性および多数の相互作用ポイント従属性を低減できる。例えば、ユーザは、ハブの入力部を経由して、特定対象に関するオークション品目または記事等の特定通信項目に対するインターネットのモニタをリクエストできる。ハブは、eBayまたはGoogle等の、外部エンジンを経由して、ユーザが入力で命令した特定通信項目をモニタでき、特定情報項目を配置すると、ハブは、出力部を経由してアクションを取ることができる。例えば、ハブは、オークションの際、所定の価格または時間で入札することができるか、または記事にコメントを送るか、またはダウンロードできる。更にハブは、第1のユーザが情報をリクエストし、それが配置されると、その情報を第2の関係者に送ることができる等の非同期のリクエストに関与できる。
【0050】
ビジネスレイヤは、本明細書で先に説明したように、一つのフェーズまたは多数のフェーズの形をとることができ、配信のための情報の準備を受託する。品目AAのオークションの際に、残り1分未満で入札するオークション場所X、Y、またはZでのオークション品目AAに対して$250未満のオークション入札をリクエストする、本明細書で直前に記載した実施例の情報は、ビジネスレイヤへの入力から記入することができ、スクリプトは、「オークションの残り時間が1分未満となるまで入札するな」(ユーザには、例えば、限定数のこのような選択オプションが提供される)というユーザークリックオプションを選択する等の所定の時間制約内の所望の価格での所望のオークションに対するモニタを実行でき、かかるオークションの場所で、この情報を、オークションサイトに配信するために、ビジネスレイヤから配信メカニズムに出力することができる。スクリプトは、適切な配信を達成するのに必要なデータ配信ポイントおよびプロトコルを規定できる。例えば、多数の異なるオークションサイト等への多数のプロトコルを介する、多数の終端への多数のデータを、単一リクエストに応答するよう決定できる。更に、ビジネスレイヤに関する追加のフィードバックループを、配信が処理の終端となるのを防ぐために作成することができる。それにより、配信メカニズムにより生成されるデータまたは情報を、再処理するためにビジネスレイヤにそれを送り返すことにより、更に利用できる。例えば、上記実施例の出力による入札により、ユーザが高値を付けたことを報せるオークションサイトからの「高値通知」が生成される。このような場合、入札通知の入力は、入力部で受信され、その入力に適用されるビジネスレイヤのスクリプトを有するので、それにより、元の入札の提起等の新規出力をもたらすことができる。
【0051】
ビジネスレイヤからのキャンペーンは例えば、RDSラジオ等の、ラジオチャンネルが所与のアーティストまたは特定の歌を放送する第1チャンネルの放送を受信しているラジオ上に、特定スクリプトを表示する形式とすることができる。ユーザは、ウィザードを介して入力部でユーザに提供されるテンプレートから所定の要素を選択してキャンペーンを展開できるので、特定の配信メカニズムに関するユーザの特定知識は要求されない。更にキャンペーンは、例えば、メッセージコンテンツがラジオのコンテンツと関連している選択コンテンツに基づくことができるか、またはキャンペーンには、例えば、受信者の場所に基づくコンテンツを含めることができる。キャンペーンは、例えば、周波数にわたって、またはネットワークにわたって、またはその両方で、ターゲット化することができ、キャンペーンのコンテンツは、例えば、配信ネットワーク間で所望の程度に変更することができる。加えて、例えば、単一の広告主のキャンペーンに基づいて、多数のネットワークを配信できる。それにより、広告主等の決定者は、特定キャンペーン内の宣伝に重み付けすることによって送信を選択でき、またはその決定者が多数のキャンペーン間で送信を選択できるので、これらの宣伝の配信を活用して所望する最大効果が得られる。
【0052】
追加した実施例のように、キャンペーンは、単一ソースから入力でき、出力部を経由して、キャンペーンを受信できる任意の装置の形式をした多数のソースに送信できる。例えば、本明細書では「フラッフィー(Fluffy)」と呼ぶ子供達のテレビキャラクタは、当該技術に精通する者には言うまでもなく、例えば、ビロードの人形、ポーズをとる立像、遊具セット、書籍等を含む複数の玩具と関係付けられている。更に、これらの玩具はそれぞれ、フラッフィーの声で子供に話しかける能力等の相互作用能力を有する。更に、これらの玩具にはそれぞれ、例えば、ラジオ放送または携帯電話放送を受信する能力を含めることができる。このような例示の実施の形態では、ユーザは、入力部を経由して、ハブにキャンペーンを入力することができ、そのキャンペーンには、新しい映画の主役を演じているフラッフィーに関するメッセージを含めることができる。次いで、そのキャンペーン、つまり玩具へのラジオ放送または携帯電話放送を所望の配信メカニズムを介してハブの出力部から送信できる。それにより、それぞれの玩具は、適切な受信メカニズムを経由してキャンペーンメッセージを受信でき、キャンペーンは、全ての必要な多数同時放送ポイント、およびメカニズムから、必要な、または所望する繰り返し回数で、または冗長レベルで出力して、全ての所望の装置への配信を確実にできる。
【0053】
キャンペーンウィザードの各ステップ内に、例えば、ラジオ局により演奏される音楽の種類に基づいて聴取者の人口統計データを評価する等の、キャンペーンの計測法が作成できる。計測には、評価した放送の信号強度、およびそれにより得られるカバー人口を含めることもできる。従って、これらの計測を用いて、マーケットへの浸透を決定できる。更に、これらの計測は、計測の計算を可能にするアクセス可能なインターネットサイトから、情報格納に自動的にアクセスする等により、追加の必要な情報を導き出して、その計測を計算することができる。それにより、ユーザ入力情報および自動的にアクセスした情報を、合成して必要な計測を提供する。重み付けをした広告キャンペーンは、キャンペーン計測を用いて、特定マーケットへの浸透をうまく達成できる。
【0054】
かかるキャンペーン計測により、例えば、最大利益を可能にする価格の変更が可能になる。例えば、ハブに入力される広告または個人の挨拶キャンペーンは、時刻、各局の評価したターゲットマーケットセグメントの好ましさ、日付等により、局毎の人気に従って課金できる。これにより、例えば、広告主は、広告主からの単一入力を介する異なる局上または異なる時刻での同一広告ブロックに対して異なる料率で入札が可能になり、これらの入札したものを、キャンペーンに従ってハブからの多数の所望の出力から発信することが可能になる。更に、広告を消費者に販売または提供する局は、例えば、時刻または聴取者の種類に対して許容できる最低価格の変更可能な価格入力を記入できる。従って、本発明を介して企業の収入情報を、広告取引等の取引の全ての当事者に対してリアルタイムで提供できる。より詳細には、例えば、広告主は、送信すべきキャンペーンに対するキャンペーン入力で変数を記入でき、それには、例えば、キャンペーンを通じて、14日間にわたって特定の4つのラジオ局について演奏リストを評価し、キャンペーンの追加局面にその情報を送り返し、そしてそのキャンペーンの追加局面に、これら4つの局がアーティストを演奏する場合、14日間での演奏リストに最も高い頻度で見られる3人のアーティストのそれぞれの名前を携帯電話またはRDSラジオ等の上に挿入させ、そして、携帯電話またはRDSラジオにそのアーティスト名が表示されると、そのアーティストに対してその広告主が後援する今後のコンサート情報をスクロールさせる。ハブへの入力にキャンペーンを記入した時には、広告主は、キャンペーンのためのターゲット装置およびアーティストや局を選択するために所望される計測を入力してある。更に計測に基づいて、コンサート情報を表示する回数に基づいて4つの局に$10,000の購入を目標にする等、広告主は限られたリソースを最良に割り当てる。それにより、企業収入は、リアルタイムで追跡され、単一のキャンペーンが自動的に他のキャンペーンおよび/またはキャンペーンの局面を構築できる。
【0055】
図6を参照して、キャンペーン作成に用いる一般的な情報スクリーンのスクリーンショットを示す。キャンペーン名称、キャンペーン説明、およびキャンペーンクラス等の基本的な情報は、ユーザが入力できる。この情報を記入すると、ユーザは「次」ボタンをクリックしてその情報を入力、保存し、次のウィンドウに移動する。
【0056】
図7を参照して、キャンペーンを作成する間に用いるスケジュールスクリーンのスクリーンショットを示す。図7で判るように、キャンペーンの開始および終了日を記入できる。詳細には、キャンペーンの配信希望曜日、配信開始日、および停止日を確認できる。これらのパラメータを記入すると、ユーザは、情報を入力するために「次」タブを選択し、配信コンテンツを選択する次のレイヤに移動できる。
【0057】
次に図8を参照して、コンテンツ選択スクリーンのスクリーンショットを示す。このウィンドウは、配信のための選択すべき利用可能コンテンツのオプションを提供できる。このコンテンツは、以下に説明するように、例えば、図4のコンテンツ選択タブを利用することにより作成できる。
【0058】
次に図9を参照して、図4の装置タブと関係付けられる装置作成スクリーンのスクリーンショットを示す。この選択により、ユーザは、本発明の態様に従ってターゲットする装置の識別を経て進むことができる。詳細には、ユーザは、例えば、装置の所有権を定義し、装置を説明し、サポートするデータ形式を含む装置のパラメータをターゲット化し、そして装置に対する許可を決定できる。ターゲット化したそれぞれの装置は、特定のソフトウエアまたはハードウエア通信局面と関係付けられている。その内のあるものは、図9のものと同様のスクリーンから選択できる。例えば、適切な装置へのメッセージ配信を確実にするために、リピータがハブと通信する。従って、例えば、TCP/IP接続をもつリピータボックスをハブと関係付けることができる。
【0059】
例えば、ユーザがラジオ放送にメッセージを配信するよう選定した場合、ユーザは所望の局情報を選択できる。メッセージの長さによって、ハブは、適切な量の情報を搬送するのに必要なブロックの時間を決定できる。例えば、60秒のデータブロックと対応するメッセージがある場合、ラジオ放送は、それと関係付けられたレートとすることができ、適切なデータブロックに影響する情報を送る方法に関する決定を行うことができる。これは更に、図9のようなスクリーン内、またはスクリーンと関係付けられるような、相互作用レートカードを含めることにより達成される。かかるカードは、完全に、または部分的に相互作用とすることができ、当該技術に精通する者には明らかなように、PCを介して利用可能か、または物理的なカードとすることができる。
【0060】
図9のものと類似のスクリーンを介して選択可能で、従って本発明で利用できる装置の型式には、限定するためではなく実施例を示すだけであるが、携帯電話、テレビ、ラジオ、衛星放送、インターネット、PDA、およびこれらの組合せ等の装置を含めることができる。これらの装置には、限定するためではなく実施例を示すだけであるが、例えば、IBIQUITY RADIOのようなHDチップセットを含む装置、パームパイロット等のオペレーティングシステム、iBizおよびPocket Radio等のDDA、およびRDSラジオチップセットを含めるか、収納することができる。これらの装置のあるものには、装置またはハブ出力が、自動走査メカニズムによって確定するという利点がある。例えば装置は、連続的にまたは所定の間隔でキャンペーン情報のためのハブ出力をモニタできる。RDS側帯波に対するより具体的な類似の実施の形態では、装置が、自動走査により確定されるという利点があり、それにより、多数の装置を同一局にラッチすることができる。
【0061】
図9〜図13の例示の実施の形態に、本発明による幾つかのこれら例示の装置の使用を示す。本明細書に提供される例示の図により可能な装置設定は、ユーザからの要望があるか、または必要があれば、限定はしないが、ネットワーク識別はもとより、チップセット種類およびチップセット識別等の装置に関する情報を入力する機会をユーザに提供する。しかしながら、加えて既定値が、未経験のユーザに直ちに利用可能であり、または代替として、インターネット等を介して、必要な情報にアクセスし、必要な情報を入力に戻し、そしてハブでユーザが展開するキャンペーンの必要操作を可能にする、一つ以上のキャンペーンを自動的に生成できる。
【0062】
必要情報のかかる迅速な評価により、開発したキャンペーンの簡単な再評価が可能になる。例えば、キャンペーンを入力した時には、局KAAAはネットワーク5、7、および9であるが、KAAAがネットワーク9を販売した等で、ネットワーク9が削除された場合、本発明は、KAAAとしてのネットワーク9の状態に依存するキャンペーンの調整をしかるべく行う。
【0063】
更に、本発明がサービスを行う複数の装置に対する通信フォーマットの評価およびこれらのフォーマットへの変更および更新を含む本発明の使用により、キャンペーンのターゲット化成功率が向上する。例えば、情報を装置に送信する場合、装置が受け取り、利用できるフォーマットに情報を組み込む必要がある。当該技術に普通に精通する者には周知のように、多くの異なる装置により多くのフォーマットが利用されているが、以下に装置と伝送系と間のハンドシェイクの例示の実施の形態を挙げる。例えば、装置は、更なる情報聴取の開始をトリガーするプレフィックスを受信するよう予測つまり待機する。ヘッダがプレフィックスに続く。このヘッダは、残りの送信がどの形式をとるのかを装置が決定するのに使用できる情報を装置に提供する。その装置とのインターフェース、例えば、気象受信器インターフェースのための情報データがヘッダに続き、それにより、続く特定データを受信するための適切な設定に装置を設定する。表示または送信する装置のための実際の情報が設定に続く。プレフィックス、ヘッダ、インターフェース、またはメッセージ情報は、間欠的に更新、変更、または変化する。このような変更は本発明を用いて直ちに処理される。
【0064】
図9の「次」タブを選択すると、ユーザは、図10に示すスクリーンショットに達する。図10を参照して、記入すべき装置データに関する情報の記入場所を確保する一般情報ウィンドウを示す。図から分かるように、装置の型式の他に、名前、説明、およびキーワードの記入場所が提供されている。適切なデータをフィールド毎に記入してから、「次」タブを選択する。
【0065】
図11を次に参照して、図10に示すウィンドウの「次」タブを選択することにより到達するチップ選択ウィンドウを示す。図11から判るように、装置の型式を選択し、チップコードを記入すると、記載された装置への直接通信が可能となる。この情報の記入に対する代替のメカニズムは、例えば、RDSチップセット識別番号およびチップセットが置かれている車両番号、車両販売情報と購入者名とのリンク等の情報を記録することにより提供される。このような実施の形態では、キャンペーンは、ハブが自動的に実行して、所定の間隔でこの車両販売情報を評価し、更新できる。例えば、所与のシリアル番号をもつチップが特定車両に置かれていることが既知の場合、販売記録を監視してその車を誰に販売したかを決定できる。販売時点で、その情報をシステムに入力できるので、ユーザは、ユーザがキャンペーンをターゲットしたいと思う関係者の名前以外を何も記入しなくてもよい。
【0066】
図12を参照して、図11の「次」タブを選択することにより、到達するデータインターフェースウィンドウを示す。このウィンドウは、能力およびプロトコル情報、および特に、どのデータ形式を装置が受け取るか等の装置に関する情報を受け取ることができる。更に、図13を参照して、チップセット情報の統合を選択するウィンドウのスクリーンショットを示す。これは、チップのサードパーティアプリケーション統合を可能にする情報をユーザに提供する。
【0067】
次に図14を参照して、局タブへの記入スクリーンを示す。図から判るように、アナログおよびHDフォーマット両方のFMラジオ、AMラジオ、インターネット、およびSMS等の多数の放送形式が展開されている。図15〜図17で判るように、放送は、これら各種の装置の内の特定装置に展開されるよう開発されている。次に図15を特に参照して、図14の「次」タブを選択した後に見えるスクリーンショットを示す。図15は、名前、説明、およびキーワード等の放送に関連する情報の記入のためのフィールドを提供する。「次」タブを選択すると、図16が現れる。
【0068】
次に図16を参照して、放送として選択した局に関する情報を受け取るためのスクリーンショットを示す。呼出し文字、周波数、PS、プログラム形式、およびプログラム形式名等のデータを記入する。これらのフィールドにデータを記入して、「次」タブを選択すると、図17のウィンドウが現れる。
【0069】
次に図17を参照して、図16の局と関係付けられる料金表を示す。ユーザは、このチャンネルに関連する情報の配信に対する料金の構造を決定する。このような料金には、例えば、一時的な配信および専用料金が含まれる。
【0070】
次に図18を参照して、図4のコンテンツタブの入口スクリーンを示す。図18から判るように、コンテンツウィザードを用いて、例えば、所有権、説明、有効期限、データ形式、価格および特定コンテンツの許可を定義できる。容易に判るように、コンテンツレイヤは、ウィザードベースとするのが好ましく、情報を請求および収入の追跡と共有でき、ユーザが選択すれば、収入追跡のために外部アプリケーションへのエクスポートを含む。図18に示す例示の実施の形態は、自動車へのラジオ送信のために設計されているが、代替の実施の形態が当該技術に普通に精通する者には明らかなことは言うまでもない。
【0071】
ネットワーク上をプッシュされるデータ形式は、本明細書で先に説明したように、スクリーン内で決定される。例えば、この決定は、送信が配信されている装置の型式に基づいて、または当該技術に普通に精通する者には明らかな他の理由に基づいてなされる。データは、例えば、利用している宛先が、可能なファイルサイズまたは他の制約のために、これらの宛先にプッシュされるデータ量をやむを得ず制限しているという警告を伴って、URLアドレスまたは電子メールアカウントにプッシュされる。
【0072】
本発明の態様によれば、ハブへの入力としてデータフィードを用いて、例えば、ラジオ局で何時、何が演奏されているかを識別できる。このようなデータフィードを用いて、限定するためではなく実施例を示すだけであるが、アーティスト、アルバム情報、および歌のタイトルを含む歌を識別できる。更に、これらのデータフィードは、広告が表示されていること、および広告と関連する何らかの関係情報を識別する等して広告を識別する。他の種類のデータは、当該技術に普通に精通する者には言うまでもなく、データフィードを用いることにより識別できる。
【0073】
外部データフィードを組み込んで、ラジオ局のウェブサイトを見て演奏リストを評価したり、局のウェブサイトにより演奏されているアーティストの評価に関するサードパーティのウェブサイトからアルバム情報を組み込むために、本発明は、正規化エンジンを含んでいることが好ましい。例えば、本発明の例示の実施の形態では、着信したり創出する全てのデータは、XML等の一様なフォーマットにビジネスレイヤ内で正規化できる。従って、音声、インターネットプロトコル、テキスト等を含む任意のソースからの全ての入力データはXMLに変換できる。更に、ビジネスロジックが実行された後、ハブから出力にキャンペーンとして出力される全てのデータは、XMLとして出力され、出力インターフェースにより外部装置フォーマットに変換される。従って、任意のデータは、編集、アクション用スクリプト、テストスクリプトおよびキャンペーンの評価、またはサードパーティアプリケーションソフトウエアで閲覧等のためにエクスポートできる。このように、ハブ内からの入力および出力はともに、XML等の一様なデータフォーマットの文字列として簡単に見ることができる。
【0074】
次に図19を参照して、コンテンツ一般情報と関係付けられる記入可能ファイルを提供するために用いられるスクリーンのスクリーンショットを示す。
【0075】
次に図20を参照して、記入すべきコンテンツの種類と関係付けられる選択メニューを示す。これは、例えば、XML、またはバイナリ等のデータ形式を選択するオプションを提供する。更に、図21A〜図21Fにそれぞれ見られるように、ファイルアップロード、ファイルプル、ファイルプッシュ、配布リスト作成、キーに基づくコンテンツ検索クエリ、またはデータベースログ定義作成の選択がある。
【0076】
本明細書全体を通じて説明したように、図20により詳細に見られるように、本発明は、多数のソースからのデータを受信し、受け入れるよう設計されている。システムは、受け入れ可能な複数のフォーマットのどれかでデータを受け入れ、次いで、上記したように、その受け入れ可能なフォーマットをビジネスレイヤのアプリケーションのために正規化する。例えば、ネットワークを、情報の伝達のために作成できる。このネットワーク内では、インターフェースを作成してユーザが情報を記入できるようにする。このインターフェースには、例えば、電子メールが含まれ、データは、例えば、カンマ区切り変数(CSV)フォーマットとすることができる。当該技術に普通に精通する者には周知のように、CSVは、カンマで区切られたフォーマットのデータである。システムは、確立したネットワークによりデータを共有でき、ユーザからのデータは、例えば、電子メールにより返送できる。
【0077】
このように、異なるフォーマットの多数のソースから受信したデータは、各ソースおよび標準化から独立して解釈できる。例えば、システムは、HTMLウェブページにアクセスし、所望のデータを集め、そしてビジネスレイヤのロジックに入力するためにXMLフォーマットに変換できる。更に、正規化の過程では、データをフィルタ処理できる。このデータの解釈およびインポートに対する手法により、より広いユーザ基盤が可能になる。例えば、警察署は、派遣プログラム管理ソフトウエアを変更または操作せずにデータを送ることができる。それぞれの異なる警察のフォーマットを受信し、標準化し、そして操作するために下処理する。当該技術に精通する者には明らかなように、それにより本発明は、最初のフォーマットでの単一ソース入力、そのフォーマットの正規化、およびキャンペーンの受信者が要求するフォーマットとは無関係の多数の放送ポイントへの緊急応答キャンペーンの出力に対する能力を提供して、それにより、最初の単一ソース応答リクエストに応答する直ちに利用可能な応答人員の派遣が可能になることにより、例えば911番の応答を著しく改良する。更にこのような実施の形態は、ビジネスロジックの仲介業務の実施例を提供できる。例えば、第1ユーザが、第1データセットを受け取り、その第1データセットを操作し、そしてコンテンツを作成し、そのコンテンツを第2ユーザに送る。次いで、第2ユーザは、第1コンテンツを追加コンテンツにより操作し、新しいコンテンツを出力できる。特定の911番の実施例では、第1ユーザは第1データを入力し、そのキャンペーンは、正規化され、操作され、そして警察、消防、および救急人員に送られる。次に消防人員は、受信したコンテンツに、「火災場所に有害な薬品がある」等の新しいコンテンツを追加し、その新しいコンテンツを警察および救急隊に再放送し、化学対処チームに放送できる。
【0078】
変換したデータに関するアクションは、ワークフローマークアップ言語(WFML)等のワークフローに組み込むことができる。本発明の態様によれば、例えば、文書または入力を構文解析し、アプリケーションウィザードは、構文解析スクリプトを定義でき、またはユーザ定義できる。更に、他の定義した情報局面を受信し、または定義できる。例えば、データを同期または非同期式で受信できる。同期式は、例えば、ソケット等の通信方法が開放されたままでソースから受信したデータとして定義できる。このオープン通信は、データをこのソースへ、およびこのソースからから直接配信できる。
【0079】
次に図21A〜図21Fを参照して、図20の各種オプションを選択することにより到達できるウィンドウのスクリーンショットを示す。図21Aでは、静的ファイルアップロードを図20のメニューから選択した場合に到達するスクリーンのスクリーンショットが示されている。図から判るように、これは、ネットワーク、ローカル、またはさもなければコンピュータのアクセス可能なドライブからファイルを検索し、選択することにより、データをシステム収納庫にアップロードするのに必要なインターフェースを提供する。
【0080】
図21Bに、図20のファイルプルのためのスクリーンショットを示す。図示するような、このスクリーンは、オプションおよびパラメータを提供して、URL、プロトコル、または認証情報を規定し、規定場所に対してシステムが情報を自動的に検索できるようにする。データをプルする場合、システムは、データにアクセスしプルする時間およびそれを行う場所、およびデータをプルする頻度を定義または決定できる。
【0081】
図21Cに、図20のプッシュ選択を選択した場合に到達するウィンドウのスクリーンショットを示す。図21Cに見られるように、プロトコル、URL、および他のアクセス情報等のファイルをプッシュするためにシステムに情報を提供する記入可能なフィールドがある。これらのフィールドへの情報の入力により、システムはこの場所に情報をプッシュできる。
【0082】
図21Dに、図20の適切な選択を選択することにより到達できる配布リストスクリーンを示す。ユーザは、例えば、インターネットを介して人々のグループにメッセージを送るために、インターネット配布リストとして、このウィンドウに情報を入力する。本明細書全体を通じて説明したように、任意のリストフォーマットが許容される。
【0083】
図21Eに、図20の適切な選択を選択することにより到達できる質問定義リストスクリーンを示す。ユーザは、システムが利用する質問定義リストとして、このウィンドウに情報を入力する。
【0084】
図21Fに、図20の適切な選択を選択することにより到達できるデータベースログ定義スクリーンを示す。ユーザは、適切な接触情報をもつ常駐データベースへのアクセスをシステムに与えるために、データベースログ定義として、このウィンドウに情報を入力する。
【0085】
図23のウィンドウを経由して、それぞれ図21Aおよび図21Bに示すプッシュまたはプルのウィンドウを経由して到達できるコンテンツスクリプトウィンドウのスクリーンショットを示す図22を次に参照する。このウィンドウは、装置に配信する前に、システムデータ、すなわちキャンペーン情報を変換する方法を規定する機会をユーザに提供する。図22に見られるように、XSL、Python、およびVSA VBを選択できる。当該技術で周知のように、XSLは拡張可能スタイル言語を指し、HTMLまたはXMLページを作成する場合、コンテンツからスタイルを分離するための仕様である。仕様はテンプレートとして働き、デザイナが単一スタイル文書を多数ページに適用できる。他のスタイル仕様には、カスケードスタイルシート(CSS)が含まれ、XSLと類似しているが、2つのXSLの特長、すなわち開発者がウェブページをプリントする方法を記述できること、および異なるアプリケーション間のXML文書の転送を可能とする仕様を含んでいない。Pythonは、インタプリータ型のオブジェクト指向プログラム言語である。Pythonは、GNUに類似しており、Pythonインタプリータは、大部分のオペレーティングシステムプラットフォームで利用可能なので非常にポータブル性が高い。VSA VBは、RADとも呼ばれ、マイクロソフトが開発したプログラム言語および環境を指し、BASIC言語に基づいている。VisualBasicは、グラフ型プログラミング環境およびユーザーインターフェースを開発するためのペイントメタファを提供した最初の製品の一つである。VisualBasicプログラマは、ボタンおよびダイアログボックス等のコントロールをドラッグアンドドロップし、次いで、その外観や振る舞いを定義するだけでかなりの量のコードを追加できる。厳密な意味でのオブジェクト指向プログラム言語ではないが、それにもかかわらず、VisualBasicは、オブジェクト指向の哲学を有する。各オブジェクトは、マウスクリック等の異なるイベントに反応するのでイベント駆動型言語である。他のプログラム言語には、例えば、C、C++、Pascal、およびJava(商標)が含まれる。
【0086】
次に図23を参照して、図21Bのウィンドウから到達したウィンドウのスクリーンショットを示す。図23から判るように、ユーザは、リフレッシュおよび利用可能日を入力できるので、適切にデータを掘り下げるのにシステムが必要とする情報をシステムに提供する。
【0087】
次に図24を参照して、図4のタブからユーザ作成への入力のスクリーンショットを示す。図24に示すように、このウィザードを利用して、アプリケーションを使用するユーザを作成し、ユーザ使用のパラメータを規定する。ハブへのユーザのアクセスは、本明細書で上記したように、必須のこれらネットワークにだけ制限される。ユーザのアクセスは、定義したように制限される。ユーザは、また、様々な許可レベルを有する。
【0088】
図24に示すウィンドウの次のタブをクリックした後、図25に示すウィンドウに到達する。図25を参照すると、基本的なユーザ情報を入力するための記入可能なフィールドをもつ一般情報ウィンドウが示されている。図25に見られるように、名前、ユーザ、パスワード、および説明を記入する。
【0089】
次に図26を参照して、図25の、次のタブをクリックすることにより到達するウィンドウを示す。このウィンドウには、ユーザは、新規に作成したユーザの許可情報を入力できる。利用不可能な許可は、排除される許可セクションで見ることができ、要望に応じて、選択し、含まれる許可に移動する。
【0090】
次に図27を参照して、図4のタブにより到達できる報告書を作成するためのウィンドウを示す。このウィンドウは、報告書生成ウィザードへのゲートウエイである。ハブおよび関係付けられるソフトウエアは、本明細書全体で説明したように、報告書を生成できる。報告書は、キャンペーンに基づいて生成されるか、または多数のキャンペーンのために生成される。これらの報告書は、ワークフローと見なされ、警告および通知を有する。警告は、例えば、完了している報告書および特定のフラグが立っている情報を説明する報告書と関係付けられる文書を提供する。更にこれらの報告書および警告を、ハブおよびキャンペーンに戻して入力することができ、それにより、報告書および警告は、本発明使用の効果を決定または増加させるために、後続のキャンペーンを修正する情報を提供する。
【0091】
次に図28を参照して、報告書生成ウィザード内の報告書を選択するためのウィンドウを示す。このウィンドウは、生成すべき利用可能な報告書から選択するオプションをユーザに提供する。報告書を選択すると、システムは、必要なステップを実行して報告書を生成する。報告書は、自動的に生成するか、または例えば、キャンペーンの条件に従って生成することもできる。例えば、キャンペーン内の全てのメカニズムと同様に、報告書は「トリガーイベント」によりトリガーされ、そのためにハブの入力部または出力部で実行しているスクリプトが監視されている。
【0092】
例えば、本発明により開発された動的なラジオデータシステムにより、例えば、アナログFMラジオ局等のラジオ局は、本明細書で先に説明したように、新しい自動車産業で広まっている標準フィーチャである具体的にはRDS受信ができる受信器上に表示すべきテキストを動的に放送できる。受信者は、それぞれのラジオディスプレイ上で動的、かつターゲットされたテキスト放送を受信し、見ることができ、その放送には、例えば、歌およびアーティスト情報、ニュース、交通、気象、局イベント、カスタムコンテンツ、および広告等のデータが含まれ、それにより、消費者にリッチかつ魅力的なコンテンツおよびラジオ放送グループに対してマージンの高い収入源を提供できる。次に図29を参照して、このようなラジオシステムの特定の実施の形態を示す。特に、RDSを経由する等して、ラジオディスプレイを介してそれぞれの自動車内の受信者に挨拶を配信するよう設計された本発明の関係システムつまりサブシステムがある。本発明は、ニュース、気象、および広告等のスペクトル在庫により所与のマーケット内の利用可能なRDSラジオそれぞれに各ラジオ局を相互接続する。更に、リアルタイムでシステムに追加される、局演奏リストを含む利用可能な追加のデータフィードのホストも存在する。同様に、本明細書で先に説明したように、広告主またはプロモータ、局またはグループ、またはコンテンツ提供者は、RDSキャンペーンをターゲット化でき、ラジオ受信者に送信すべきコンテンツを挿入できる。全ての情報を収集し、必要な信号を適切に重ね合わせた後、適切なFM局へのデータフィード配布を含むキャンペーンを作成できる。データ情報のコンテンツ、選択した局、および局のコンテンツに基づいて、システムは、適切な時間にコンテンツを放送して、FM信号と重ねる。
【0093】
本発明の本実施の形態では、聴取者は、例えば、局を選択できる。その局に関連するメッセージをハブに入力できる。このメッセージは、例えば、視覚的、音声、またはテキスト等の多くの形式をとることができる。簡単にするために、テキストメッセージを以下に説明するが、当該技術に精通する者ならば思いつくように、他のフォーマットのメッセージを用いて配信してもよい。テキストメッセージフォーマットでは、ユーザは、配信すべきメッセージでタイプし、一回のサービス、またはパッケージ形態、または何回かの繰り返しを購入するかの選択等の関連する購入選択をする。メッセージを記入した後、ユーザは、時間と地域を選択して、メッセージを表示し、名前等の関連する受信者情報を記入する。当該技術に普通に精通する者には言うまでもなく、聴取者、選択者、および受信者は、同じ個人でもよく、または多数の個人でもよい。次いで、メッセージを本明細書で上記したように、ユーザがメッセージを放送するよう選択した一つ、または複数の局を、選択した聴取者に配信する。
【0094】
より詳細には、個人的な挨拶、広告等に対して、ユーザは、繰り返し回数、繰り返し時間等を選択できる。更にユーザは、メッセージまたは広告と調和させるようユーザが望む重み付けに応じて支払いをする等により、メッセージまたは広告に重み付けをすることができる。代替として、例えば、先着順サービスベースで重み付けを割り当ててもよい。他のメッセージまたは広告より大きな重み付けをしたメッセージまたは広告は、同一装置を同一時間にターゲット化した他のメッセージより重要であり、従って、これらの重み付けが少ないメッセージまたは広告を越える優先的な配信が受信される。
【0095】
本発明の追加の例示の実施の形態は、例えば、歌がラジオ局で演奏されている時に、またはビデオがテレビを経由して再生されている時に、それらの歌またはアルバムの購入を提供する。聴取者が自動車内か、または聴取または視聴する何らかの場所でラジオを聴いている時、受信者は、聴取または視聴した特定の歌に特に好感をもつことがある。受信者がその歌またはアルバムを、ビニール盤、コンパクトディスク、またはmpeg等の何らかの形で購入しようと決心した場合、またはその歌が映画からであり、例えば、DVDまたはVHSの映画を購入したいと決心した場合、受信者は、コンピュータ、携帯電話、または他のデータ伝達装置を用いてハブにダイヤルし、局名または呼出番号を記入し、今放送している歌を購入しようと試みる。受信者は、例えば、所望の歌の放送の直ぐ後に呼出しをしなかった場合、最近の幾つかの歌をスクロールできる。所望の歌が放送された適切な地理的位置は、例えば、呼出しの放射位置を決定することによりハブが決定できる。例えば、入力されたラジオ局に基づくか、または呼出しがなされた番号に基づいて、ロスアンゼルス地区が受信者の位置であると決定できる。位置決定のエラーを防ぐために、例えば、携帯電話のGPS等の位置決定メカニズムを用いることができる。代替として、当該技術に普通に精通する者には周知のように、受信者が、送信するためにそれをキー入力することにより情報を記入してもよい。最初の起動の後、最初の使用で割り当てたログイン等により、経験のあるユーザとして受信者を識別でき、従って、注文および/または支払い処理を簡略化できる。
【0096】
本発明の態様によれば、本発明のシステムは、OnStarシステムまたは本明細書で上記したような911番緊急システムと併せて追加利用できる。例えば、OnStarとともに使用する場合は、ユーザは、動けなくなった車両のために牽引トラックを必要としているかもしれないので、OnStar等の入力を経由してハブに連絡することになる。ハブは、ビジネスロジックをユーザーリクエストに適用し、出力を経由して、例えば5社等の一連の牽引トラックに、呼出し、または他の種類の連絡を生成し、何れかが特定位置、すなわち動けない車両のアドレスから、例えば、20分等の割り当て時間内に、牽引できるかどうかを照会する。トラックがリクエストに応じることができる場合、トラックまたは派遣者は、ハブの入力等に入札するために「1」を入力する。加えて、OnStarは、ドライバの怪我の程度と関連する車両の破損程度および緊急応答人員の必要性等の車両および事故に関するより詳細なまたは追加の情報の入力を提供できる。システムは、事故の速度に基づく破損程度、事故位置等をデータとして追加して受け取ることができる。更に、システムは、ハブへの入力およびハブのロジック決定に基づいて、人々がどれ位怪我をしていると考えられるか、救急車はどれ位速く必要か、そして近くにあるどの病院が予想される怪我に最良の手当てを提供するかの比較を、インターネット等からプルすることができる。
【0097】
本発明の追加の例示の実施の形態では、宝くじおよび景品を本発明により提供できる。例えば、全ての呼出人、または100人目、1000人目等のX人目毎の呼出人に、ラジオ局が賞を与えてもよい。ラジオ局は、このように、ラジオ局のウェブサイトの追跡情報を、ハブへの入力として提供するか、またはハブへの入力としてラジオ局の電話システムにアクセスを提供する等により、ラジオ局が受信した各呼出しに関する情報を入力を経由して入力する。次いでハブは、フラグ付きの数字に達するまで、呼出数を追跡する等により、入力ビジネスロジックを適用し、フラグ付きの数字に達すると、ハブは、現在または次の呼出人が勝者であるという通知およびどの賞を獲得したかの通知を局に出力できる。代替として、当該技術に精通する者には言うまでもなく、局は、3回目毎に気象をアナウンスするが、これはスポンサーが聴取者にもたらすものである。このような資金提供は、直前に説明した景品の実施の形態と同様に追跡される。
【0098】
当該技術に普通に精通する者には言うまでもないが、本発明の多くの改変および変形が本発明の精神または範囲から逸脱することなく実施できる。従って、本発明の改変および変形が、添付のクレームおよびその等価物の範囲内に入る場合、本発明はそれらをカバーすることを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0099】
【図1】本発明の図的表現を示す図。
【図2】本発明の図的表現を示す図。
【図3】図1および図2のシステムの実施の形態の説明を示す図。
【図4】本発明の態様によるハブのソフトウエア実施のスクリーンショットを示す図。
【図5】本発明の態様によるキャンペーン作成ガイドへの入口のスクリーンショットを示す図。
【図6】キャンペーン作成に用いる一般情報のスクリーンショットを示す図。
【図7】キャンペーン作成中に用いるスケジュールスクリーンのスクリーンショットを示す図。
【図8】コンテンツ選択スクリーンのスクリーンショットを示す図。
【図9】図4の装置タブと関係付けられる装置作成スクリーンのスクリーンショットを示す図。
【図10】入力される装置データに関する情報入力のための場所を提供する一般情報ウィンドウを示す図。
【図11】図10に示すウィンドウの次のタブを選択することにより到達できるチップ選択ウィンドウを示す図。
【図12】図11の、次のタブを選択することにより到達するデータインターフェースウィンドウを示す図。
【図13】チップセット情報の統合を選択するためのウィンドウのスクリーンショットを示す図。
【図14】局タブへの入力スクリーンを示す図。
【図15】図14の、次のタブを選択した後に現れるスクリーンショットを示す図。
【図16】放送として選択した局に関する情報を受け入れるのに適したスクリーンショットを示す図。
【図17】図16の局と関係付けられる料金シートを示す図。
【図18】図4のコンテンツタブの入口スクリーンショットを示す図。
【図19】コンテンツ一般情報と関係付けられる記入フィールドを提供するために用いられるスクリーンのスクリーンショットを示す図。
【図20】入力するコンテンツの種類と関係付けられる選択メニューを示す図。
【図21A】図20のメニューから静的ファイルアップロードを選択した場合に到達するスクリーンのスクリーンショットを示す図。
【図21B】図20のファイルプルのためのスクリーンショットを示す図。
【図21C】図20のプッシュ選択を選択した場合に到達するウィンドウのスクリーンショットを示す図。
【図21D】図20の適切な選択を選択することにより到達できる配布リストスクリーンを示す図。
【図21E】図20の適切な選択を選択することにより到達できる質問定義リストスクリーンを示す図。
【図21F】図20の適切な選択を選択することにより到達できるデータベースログ定義スクリーンを示す図。
【図22】図23のウィンドウを経由してそれぞれ図21A、および図21Bに示すプッシュまたはプルのウィンドウを経由して到達できるコンテンツスクリプトウィンドウのスクリーンショットを示す図。
【図23】図21Bのウィンドウから到達したウィンドウのスクリーンショットを示す図。
【図24】図4のタブからユーザ作成への入力のスクリーンショットを示す図。
【図25】ユーザ基本情報を入力するための記入フィールドをもつ一般情報ウィンドウウィンドウを示す図。
【図26】図25の次のタブをクリックすることにより到達するウィンドウを示す図。
【図27】図4のタブにより到達できる報告書を作成するためのウィンドウを示す図。
【図28】図27のウィンドウを通じて入力した報告書生成ウィザード内の報告書を選択するためのウィンドウを示す図。
【図29】図1に関して説明したシステムの特定の実施の形態を示す図。
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、情報およびデータの配信に関し、より詳細には、動的なデータ配信装置および動的なデータ配信のための方法に関する。
関連出願の相互参照
本出願は、2004年3月9日出願の米国仮特許出願第60/551,673号への優先権を主張する。
【背景技術】
【0002】
当該技術に普通に習熟する者には言うまでもなく、広告等を目的として、全人口の内のセグメント化した部分に情報を配信したいという願望がある。例えば、企業が新製品を開発した場合、そのような製品を使用する必要があるか、または使用したいという個人にその製品の存在に関するニュースを配信するのは有益である。歴史を通じて、消費者等の、全人口の内の所望するセグメントにそのような情報を伝達するメカニズムが開発されてきた。例えば、印刷メディアは、大規模な配送メカニズムを提供し、ラジオ放送は地域的にローカライズされたメディアを提供し、テレビ放送は、世界中に届く視聴覚メディアを提供し、そしてインターネットは世界中に届くメカニズムを提供している。これらのメカニズムの内、ラジオ放送は、消費者が通勤の行き帰りに、自動車を運転したり、高速道路で渋滞に巻き込まれている時に、気分が散漫になりがちな人口セグメントへの、消費者に到達する機会を提供する等により、最良の配信メカニズムを提供する。
【0003】
このように、マスメディアは、例えば、カバー範囲、コンテンツ、臨場感、メンテナンス性、順応性突出性、ビューア操作、および費用に基づいて分類できるのが一般的である。適切な人口セグメントに特定情報を広告または伝達する最良の方法を決定する際に、これらの分類のそれぞれに重み付けをすることができ、配信メカニズムを選択するとそれぞれの分類を操作できる。この重み付けおよびそれに続く操作によれば、カバー範囲は媒体が到達する範囲と定義し、コンテンツは搬送する情報の量および質を指し、臨場感は情報のアクセス性を指し、メンテナンス性はメッセージを全時間に亘って利用可能に保てるかの評価を指し、順応性は情報の変更が容易に起きるかどうかに基づく品質を指し、突出性は情報が特定セグメントにうまく配信または表示されるかを指し、ビューアつまり視聴者の制御は情報伝送のコンテンツおよびタイミングの評価を指し、そして費用は情報の生成および伝送に関係付けられる価格である。
【0004】
消費者に情報を配布しようとする場合、配布方法が技術的に実現可能なものに限定されるのは言うまでもない。当然ながら、情報配信の新しい方法の導入は、一般に歓迎すべき追加であり、消費者に情報を提供するために利用される。しかしながら、新技術の進展は、歴史的にみて、全体の配信システムを整備して、新配信メカニズムを適合させるということが必要であった。
【0005】
当該技術に普通に習熟している者には言うまでもないが、FM放送帯域は88MHz〜108MHzの無線周波数スペクトル部分からなる。その帯域は200kHz毎の100チャンネルに分割される。テレビ放送帯域は、54MHz〜806MHzの無線周波数スペクトル部分からなる。テレビ放送は、6MHz毎の68チャンネルに分割されるのが普通であり、チャンネル間に幾つかのギャップが存在する。AM放送帯域は、535〜1705kHzの無線周波数スペクトル部分からなる。AM放送帯域は、10kHzステップで割り当てられた117のキャリア周波数からなる。これらの放送領域は代表的な例であり、他のスペクトル伝送、例えば、携帯電話、コードレス電話、ショートメッセージサービス(SMS)、衛星放送、およびベビーモニタ等のために指定された他の領域の無線周波数スペクトルがある。
【0006】
加えて、多くの人口セグメントが、通勤車両等の屋外で多くの時間を過ごしている。都市のドーナツ化現象により人口は拡散し、個々人は職場または学校のある場所から更に遠くに移り、より多くの時間を通勤通学に費やしている。従って、家から離れて、特に車両内に居る時間が増加すると、所望の人口セグメントに情報を配信する機会が増加する。多くの州では、運転中の携帯電話の使用が禁止されようとしているか、または禁止され始めているので、車両内にいる間に使用できるリソースが更に限定されることになり、従って、禁止されない配信方法に対する配信機会が増加する。
【0007】
従って、複数のリソースの内の一つ以上から、ユーザ/消費者に情報を配信および/または表示して、それによりリソースおよび情報への高い接続性を達成して、それによりマーケティングを改良し、接続性を増大させることができる装置、システム、および方法に対する必要性が存在する。
【発明の開示】
【0008】
強化したラジオコンテンツを、遠隔ユーザに提供するためのシステムを開示する。システムは、非ラジオ入力を受け取る少なくとも一つの入力;および、ハブを経由して少なくとも一つのその入力に相互接続される少なくとも一つの出力を含み、少なくとも一つの出力は、強化したラジオコンテンツを形成するようハブによる非ラジオ入力の少なくとも一つの操作の後、強化したラジオコンテンツをハブを経由して受け取り、少なくとも一つの操作は、少なくとも一つの非ラジオ入力に基づく。
【0009】
更に、ラジオ表示を利用する放送により、少なくとも一つの挨拶を提供するためのシステムを開示する。システムは、入力データフィードと;入力データフィードを組み込んで組み込み信号を形成するのに適している生成信号であって、入力データフィードと互換性があるフォーマットにハブによってフォーマットされる少なくとも一つの挨拶を含むとともに、組み込み信号のフォーマットで少なくとも一つの挨拶を表示できるラジオディスプレイを利用する少なくとも一つの選択した受信器に、組み込み信号を向けるための方向性を含む、生成信号と;少なくとも生成信号を少なくとも一つの選択した受信器に指向的に出力すること、を含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な説明を添付の図面と併せて考えると、本発明が容易に理解できる。図面では、同じ参照符号は同じ部品を参照する。
【0011】
理解すべきは、本発明の図および説明は、本発明を明瞭に理解できるように、関連する要素を簡略化して示す一方で、典型的なデータ配信構成要素およびそれを実行する方法に見られる多くの他の要素を、明解にするために省く。当該技術に普通に精通する者には理解されるであろうが、他の要素および/またはステップは、本発明を実施するのに所望されるか、または必要とされる。しかしながら、かかる要素およびステップは、当該技術で周知であり、かつそれらが本発明の理解を助けることはないので、かかる要素およびステップを本明細書では説明しない。本明細書の開示は、当該技術に習熟する者に周知のかかる要素および方法に対する全てのかかる改変および修正に向けられる。
【0012】
本発明の態様によれば、音声スポット、テキストおよびデータキャンペーン等のスポットは、中央ハブネットワークから動的に、ターゲット別にされ、そして報告される。当該技術に普通に精通する者には明らかであるように、中央ハブアーキテクチャを本明細書で説明するが、当該技術に普通に精通する者には周知の他のアーキテクチャも用いる。
【0013】
本発明により、中小企業のラジオ放送グループが、他の局とともに広告在庫を集めて、全国規模の広告ネットワークを作成できるであろう。この技術により、知的で費用効果の高い全国規模の広告ネットワークが可能になるであろう。ネットワークに加わる企業は、現在は全く獲得されていないか、またはその企業が獲得していない全国規模のラジオ広告マーケットの大部分を獲得できるであろう。全国規模の広告購入をより効率的に獲得することによって増える収益利益により、ラジオ局は、付加的なバーター在庫を企業に提供できる。本発明の態様により、かつインストールした基盤に基づいて、3500局へのアクセスを有する全国規模の広告を提供して全国規模のラジオ広告キャンペーンを実施するオプションが存在する。
【0014】
本発明の技術は、広告主および放送事業者にとって更に大きな柔軟性および管理を可能とする強化したラジオ自動化ソフトウエアソリューションを提供できる。本発明は、企業が全国規模および地域的な広告支出のシェアを獲得できる各種の改良した特長および機能を提供する。
【0015】
かかる特長および機能には、広告キャンペーンのリアルタイム報告、演奏リスト、ターゲット化する広告機会等の新製品を発売する能力を含めてもよい。強化した報告は、現在最良と言える週間報告をリアルタイム報告に改良することも実現できる。このような改良により、局の管理およびより効果的な広告を改良することができる。加えて、広告主は、これまで利用できなかった広告実行の検証、および報告を得ることができる。
【0016】
別の特長には、広告主がリアルタイムで広告スポットをOFFにできるので、使った広告費に対する収益率を最適化できるリアルタイム性を含めることができる。
更に、機能には、消費者飲料に対する気象等の製品販促に影響を与える外部要素、歌の演奏リストと結びついたコンサート宣伝、および競合他社が打った広告キャンペーンへの対抗応答、と結びつけることができる条件付き広告スポットの使用を含めることができる。
【0017】
更に、本発明の態様によれば、テキストメッセージ製品、RadioGreetings.com、交通状況や気象状況の更新、新しいヘッドラインニュース、および株式市場の実況更新等の、地上放送を経由するデータサービスを提供できる。
【0018】
本発明の態様によれば、改良した機能は、地理的、時刻、およびイベント駆動型広告等のターゲット化する広告機会を提供できる。限定しない実施例を示すだけであるが、コールセンターのトリガーは、広告主のコールセンターと結びつけることができ、広告主のコールセンターが、合意した利用率を越える場合、直接応答スポットを実行させないよう設定することができる。
【0019】
一態様では、本発明を利用して、アウトソースのデータワークフロー管理、ならびに、ラジオやテレビの放送事業者、コンテンツやデータのサービス提供者、およびハードウエアおよび装着メーカー、および同様に位置するグループのために無線データ配信ソリューションを提供することができる。
【0020】
別の態様では、本発明を利用して、放送事業者およびマーケット調査会社は、音声および/またはテキストベースの番組を、ラジオデータシステム(RDS)が受信できる車載受信器等の、かかる情報をサポートするか受信する装置、およびDABまたはHDラジオ等のデータ放送を利用する装置をターゲット化して配信できる。
【0021】
別の態様では、本発明は、歌やアーティスト情報、ニュース、気象、交通、局コンテンツ、誘拐事件速報システム(AMBER Alerts)、および広告を含むが、これに限定されない音声および/またはテキスト番組を提供できるので、テキスト番組を放送し、RDSが受信できる受信器等の受信器上に表示できる。
【0022】
本発明の態様によるテキスト配信の例示の実施の形態では、例えば、一台以上のラジオに挨拶が配信できる。そのような配信により、特定の時間間隔で、消費者は、完全にカスタムなテキストメッセージを作成し、放送することができ、そのメッセージは、完全に自動化したユーザが使い易いインターフェースを通じて管理できる。
【0023】
本発明の配信には、ラジオに視覚的な成分を提供することを含めることができる。この視覚的成分により、地上FM放送事業者等の放送事業者、およびそれに続くコンテンツおよびサービス提供者は、テキストの番組および広告上で、動的にスケジュール化し、ターゲット化し、放送し、そして報告することが可能になる。かかるスケジュール化、ターゲット化、放送、および報告は、RadioDataSystem(RDS)プロトコルを利用する等、要求されるプロトコルを利用して、かかる番組および広告を配信するのが好ましく、配信は、少なくとも一つの放送局を経由するか、または多数の局を経由して、同期または非同期のいずれかで行うことができる。このように、本発明は、コンテンツおよびデータサービス提供者に、新規の消費者配信伝達手段を提供することができる。
【0024】
本発明は、新規配信伝達手段の提供を介して、基本的なコンテンツやデータの管理、およびデータフォーマット統合、データ変換、キャンペーンスケジュール、データ(テキスト)配信、音声配信、およびリアルタイム報告や分析等のビジネスサポートサービスを提供できる。従って、本発明により、コンテンツおよびデータサービス提供者は、例えば、1500万人を超える人々に到達するカバー領域にわたりシームレスにデータおよびコンテンツのファイルを、計画し、ターゲット化し、そして配信できる。本発明は、広範囲な到達、単一冗長性、およびピンポイントターゲット化を提供する多数の局のネットワーク等を通じて、かかるカバー領域のネットワークへの直接アクセスを提供できる。従って、本発明は、FMおよびAM局両方のためのDAB(HDラジオ)データ放送等のラジオ配信方法を含む無数の配信方法をシームレスにサポートできる。本説明は、特に、テキストまたはデータメッセージの配信について説明するが、本発明はまた、音声メッセージを提供することにも向けられる。これに関しては、テキストまたはデータメッセージへの言及には、音声メッセージへの言及をその中に含むであろう。
【0025】
本発明の使用により、マーケット調査会社および広告事業者等の一部の人々に、ラジオ受信器のテキスト表示等を通じて、大衆消費者と直接通信する能力が提供される。例えば、広告主は、上位のFMラジオ局の強みを活用して聴衆を獲得できるので、テキストベースのラジオ伝達手段等を通じて、広告主のメッセージを送信できる。広告主は、ターゲット化した、フォーマット特定の消費者の大集合に、企業、または一つ以上の製品またはサービスを宣伝できる。広告主は、例えば、選択した装置上で放送され、表示されるテキストメッセージキャンペーンを作成できる。
【0026】
本発明は、かかるメッセージキャンペーンを可能にするために、パケットベースの集中化したラジオデータサービス(RDS)管理およびデータ放送を、より特定化して提供することができる。本システムにより、FMラジオ放送事業者およびマーケット調査会社等の放送事業者は、ユーザが使い易いデスクトップソフトウエアを通じて、ラジオ局等の一つまたは多数のメカニズムにわたって、RDSデータ放送上で動的にスケジュール化、ターゲット化、配信、および報告することができる。本発明により、放送事業者およびマーケット調査会社は、RDSが受信できる車載受信器にサブキャリアのコンテンツをターゲット化して配信することができる。RDS方法により提供される情報には、限定するためではなく実施例を示すだけであるが:歌のタイトル、アーティスト、アルバム、レーベル等の演奏リスト情報;広告;気象;交通;ニュース;株式;スポーツ得点;局コンテンツ;コンサート情報;および個人向け挨拶等のカスタムコンテンツが含まれる。
【0027】
本発明は、コンテンツ提供の統合、利用可能なテキスト在庫、スケジュール、キャンペーン、ターゲット装置、およびターゲットグループの予測および管理、テキスト放送を含む放送配信、および全てのパーソナルコンピュータからの報告書や請求書の効率的な取扱いを可能とする、本明細書ではソフトウエアまたはインテグレータと呼ぶ、ユーザが使い易いデスクトップソフトウエアを組み込む。
【0028】
本明細書全体を通じて説明するように、放送局またはネットワーク等の単一放送ポイントを利用して、適切または所望のグループまたは個人をターゲットにすることができ、かかる配信はインテグレータ内で操作できる。更に、スケジュール化を利用して、適切または所望の宛先に到達しそうなデータ量を増加させることができる。追跡を利用して、テキストメッセージが配信されたかを決定でき、更にそれを用いて所望の結果が達成できたかどうかを決定できる。これらの記録はチェック可能で、リアルタイムでモニタでき、分単位等のタイムスタンプによりモニタできる。ユーザは、インテグレータを通じて、配信されるスケジュール、利用可能なもの、および配信処理中のものを知ることができる。これにより、ユーザは、局、時間、演奏リスト、歌、音声スポット、および他のターゲット変数のホストによるターゲット化等により、最大効率および最大値を達成するよう計画し、管理することができる。キャンペーンを実施する場合、ユーザはタイムリーな報告から得た識見を利用して、例えば、スケジュールを調整し、基準をターゲット化し、数分間未満にする等の短時間のウィンドウ内で広告を回すか、または異なる広告に入れ替えて、それによって、各キャンペーンが最大効率になることを確実にできる。これは更に、単一キャリア帯域上で多数のクライアントをサポートすることにより、かつキャンペーンスケジュール、および例えば、テキスト、イメージ、ソフトウエア、生データ、メタデータ、および音声等のデータ形式のサポートを提供することにより、更に配信、追跡、および報告を提供することにより、サービスを強化する。
【0029】
本発明はまた、収集したデータやコンテンツ、キャンペーンスケジュール、ターゲット化および報告機能管理を提供する等により、および、一実施の形態では、放送局毎に配置できるデータ配信管理ソフトウエアおよびサーバを提供することにより、個々の局および放送ネットワークがサブキャリア帯域を管理できるようにする。多数のサブキャリア帯域を活用する分散システムアーキテクチャにより、本発明は、拡張性、信頼性、ならびに任意の量のデータキャンペーンおよびサービスを、任意の到達可能なユーザーグループに配信するのに必要なパワーを提供できる。
【0030】
図1を参照して、本発明の態様によるシステムの図的表現を示す。図1から判るように、無数のソースから入力を受け付け、無数のソースへ情報を出力することのできるハブが、ほぼ中央に配置されている。情報は、入力情報を提供したのと同じソースに出力できるか、または新しい出力セット、またはそれらの何らかの組合せに出力できる。容易に判るように、出力には、限定するためではなく実施例を示すだけであるが、ラジオ、テレビ、衛星放送、インターネットプロトコル上のプロキシを経由する衛星放送、および携帯電話等の放送メディアを含むことができる。入力には、例えば、ニュース、スポーツ、個人情報、および演奏リストを含むことができ、入力は、電話線またはコンピュータ経由等の無数のソースから来る。更に、最初の入力を提供した出力に順に影響を与えるフィードバックループ内等の出力の内の一つからのフィードが入力には含まれる。例えば、入力には、ラジオ局入力が含まれるので、ハブは、この入力フィードに関連する、例えばラジオ局入力で演奏しているアーティスト情報および歌の情報等の情報を提供できる。ハブは、少なくとも一つの入力または同時か全時間にわたって受信できる一連の入力を操作するよう構成できるとともに、ハブは、入力情報に基づいて少なくとも一つの出力を出力しながら、必要情報を構文解析し、各アクションは、最初のユーザ命令によって起きる。
【0031】
図2を参照して、本発明の態様による要素の図的表現を示す。詳細には、入力部および出力部を備えるハブを示す。かかる入力には、配信すべき情報、ニュース、現在起きている出来事、演奏リスト、検索リクエスト等のリクエスト、広告、および学習的な、つまりフィードバックの情報を含めることができる。かかる出力には、玩具、ラジオ、衛星通信、ウェブブラウザ、および携帯電話等の装置に、当該技術に普通に精通する者には周知の有線または無線の標準規格を用いて、通信結合する接続を含めることができる。
【0032】
ハブから要求される通信は、通信を受信する装置の型式に基づくか、または入力部を経由してハブに入力される命令により、決定することができる。例えば、外部通信は、ヘッダを伴うCDMA放送の形式をとることができる。放送が所望の装置に到達すると、装置は、それを受信し、一部はヘッダに従って、放送に基づくアクションを行う。従って、ハブは、出力部を経由して通信を送信する時、所望のアクションに受信装置を連動させるよう要求するのに必要なヘッダ情報を認識している。更に、ハブは、応答しない装置に、出力により2回または所定の回数、再照会できること、または肯定応答が入力として受信されるまで、連続的に照会できることを入力部を経由して知らされる。このように、ハブは出力部から入力部にフィードバックループを提供できる。更に、本実施例に示すように、ハブには、応答を予測するとともに、受信した応答および予測した応答の両方に基づいて、それ自体が応答してハブから出力する柔軟なロジックの上位セットが含まれる。
【0033】
入力部を経由する入力には、命令およびリクエストが含まれる。入力は、例えば、ネットワークインターフェース等のネットワークノードフィードであってもよいソースから来る。入力はユーザ操作されるか、または自動化されるか、またはその混合であってもよい。例えば、ユーザは、入力部に検索する基準を入力してもよく、その入力が、所定のインターネット検索エンジンインターフェースを介する等して、検索するための入力間隔で、入力検索基準に対して自動的に検索してもよい。
【0034】
出力部を経由する送信は、当該技術に普通に精通する者には周知のように、必要に応じて、ターゲット装置または装置まで主キャリア上で、またはターゲット装置までサブキャリア上で生じる。主キャリアおよびサブキャリア帯域の両方を利用する場合、同一の情報をそれぞれの上に載せて、ターゲット装置または複数の装置により受信する確率の冗長性およびロバスト性を提供するか、または代替として、異なる情報を主キャリアおよびサブキャリア帯域それぞれに重ね合わせしてもよい。
【0035】
ハブには、一連のレイヤを含めることができ、そのレイヤには、上記のようにインテグレータを含めることができ、そのインテグレータ内またはそれと関係付けてビジネスレイヤを、そのビジネスレイヤ内またはそれと関係付けてトランスポートレイヤを含めることができる。インテグレータは、ユーザ等による入力部における入力としての全ての機能性を、実行するよう所望されるアクションおよび出力と統合することが好ましい。
【0036】
ビジネスレイヤは、インテグレータにより、入力からリクエストされるデータ等のデータを処理することが好ましい。ビジネスレイヤは、ハブからアクセス可能な、または一つ以上の入力部を経由してハブに入ってくる一つ以上のスクリプトから成り、そのスクリプトは、一つ以上の到来データ項目上で動作して、トランスポートレイヤ内の一つ以上のデータトランスポートメカニズムに渡すために、これらの一つ以上のデータ項目を操作して、一つ以上の出力部から出力する。このように、ビジネスレイヤは、少なくとも一つの入力からの単一または多数の出力リクエストを、一つまたは多数のプロトコルを有する一つまたは多数の終端を経由して配信可能な、多数の配信可能なデータセットにアルゴリズム的に処理できる。ビジネスレイヤが、データ処理を完了すると、データおよび処理した情報の両方を組み込んだ情報を、例えば、XML等のトランスポートレイヤの選択トランスポートメカニズムに提供することができる。次いで、所望のメッセージ等の所望情報を、ラジオ局等の出力に配信でき、ターゲット化した関係者に局を経由する等して配信できる。更に、例えば、トランスポートレイヤからの特定出力に対する出力周波数を、入力からの命令に基づいて、ビジネスレイヤ内のロジックのアプリケーションに従って選択できる。
【0037】
このように、図2に関連する例示の実施の形態では、局は放送ポイントであってもよく、従って、トランスポートレイヤ内から利用可能であってもよい。局は、このように、放送へのゲートウエイとすることができ、局の定義では、トランスポートレイヤ内の出力としてゲートウエイを含めることができる。局の定義には、例えば、FM、AM、インターネット、SMS、および衛星放送等のゲートウエイを経由する一つまたは数多くの配信メカニズムを含めることができる。これらメカニズムのそれぞれは、当該技術に普通に精通する者には周知の、特定の配信要件を有し、ハブはその要件を知っている。例えば、インターネットを経由する配信を利用する場合、インターネットプロトコルに従わなければならず、メッセージはプロキシすることができる。更に、インターネット伝送は、ドメインを規定する等により、アナログかつ高分解能で規定されている。情報は、当該技術に普通に精通する者には周知のように、冗長な配信メカニズムにより配信の成功率が確実に増加するように、二つ以上のゲートウエイを通じて同時に送信できる。ゲートウエイはインターネットベースとすることができるが、ゲートウエイはそうでなくてもよい。ゲートウエイは、プライベートまたはパブリックとしてもよく、従って、多様なセキュリティレベルをもつハブと関係付けることができる。データは、全ての規定した基準に基づくゲートウエイを経由して配信でき、受信者は基準に対するプロキシである。
【0038】
例えば、ラジオベースの送信を選択した場合、送信信号の様々なカバー範囲の程度を考慮することがハブ内に必要である。加えて、使用するよう命令される配信メカニズムがラジオ送信なので、配信データは、選択、または所望された場合、サブキャリアチャンネル上に発信される。これは、例えば、1kb/sの伝送速度で出力を通過するデータを設定し、放送に対してターゲット化するラジオ局帯域の中心周波数から57kHzオフセットするチャンネル信号上で信号を符号化することにより実行される。例えば、データは、ゲートウエイからのFM放送チャンネルの中心から57kHzオフセットして変調されてもよい。
【0039】
出力部を経由するゲートウエイからのトランスポートレイヤを介するこの例示の送信メカニズムは、米国では利用できるが、他の国では単純に利用できるとは言えない。例えば、欧州のラジオ局の出力ワット数が著しく小さいことは周知である。従って、多数の放送ポイントを経由して送信をエコーさせて、送受信の成功を確実にすることが必要であり、その必要性は、外部への通信に対してターゲット位置または時間をモニタする等により、ハブが予測する。このエコーは米国内でも実行して、配信を確実に成功させる頻度をより高くすることができ、従って、ターゲットの成功確率に基づいてハブにより変更することができる。かかる限界をクリアするために、多数同時放送ポイントとするように、トランスポートレイヤ内にリピータが必要なことがある。かかる実施の形態では、リピータは、TCP/IPが可能となるようにして、ハブおよびターゲット装置と、より簡単に通信できるようにするのが好ましい。
【0040】
例えば、多数同時放送環境では、受信者が複数環境を通過して移動する時に、チャンネルの頻繁な変更が必要なことがある。当該技術に普通に精通する者には周知のように、ラジオキャリアは、主バンドのサブチャンネル上のドーターバンドを頻繁に発信する。本発明の態様によりデータを送信する場合、所望の受信者が多数環境を通過して移動する時に、ドーターバンド信号の方が強いかどうかを繰り返し決定することが望ましい。ドーターバンドの方が強い場合、データは、従来の主バンド信号の代わりにドーターバンド上で配信できる。更に、受信者が移動する時、ハブのトランスポートレイヤからの放送は、多数同時放送局の内の異なる局だけ利用でき、主バンドまたはそのドーターバンド上ではもはや利用できない。かかる実施の形態では、例えば、RDSラジオは、受信している局の周波数ではなく、受信している局に基づいてテキストを表示する8文字のRDSディスプレイをハブから受信できる。かかる実施の形態では、多数同時放送局それぞれと対応する全ての主バンドおよびドーターバンドは、同じ8文字メッセージを表示する。従って、このような実施の形態では、ラジオは、追跡用に放送されるメッセージを追跡することにより、サブキャリアチャンネル上等で、所望の放送の受信を維持するためにRDSラジオが切り換えなければならない周波数を追跡できるとともに、ドーターバンドまたは別の多数同時放送バンドにラジオが切り換えられる場合でも、同じ8文字テキストが表示されるので、ラジオの聴取者は、頻繁に変化する周波数の表示に困惑しないで済むことになる。従って、8文字テキストデータは、同じ多数同時放送により、全ての伝送路上で同時に送信できるので、データ受信を維持するよう希望しないチャンネル変更の必要性または自動的に変更されるチャンネルの頻繁に変化する表示の必要性がなくなる。
【0041】
このように、RDSラジオの例示の実施の形態では、本発明は、サブチャンネルまたは多数同時放送ポイントを特定使用できる。例えば、各主バンドは、そのサブバンドそれぞれと関係付けられるRDSラジオにより受信されるデータグループを有する。AMおよびFMラジオのサブバンドについては本明細書で先に説明した。例えば、任意の所与の局に対するサブバンド15は、受信しているRDSラジオ上に64バイトのスクロールテキストのデータを提供できる。従って、所望のメッセージは、入力部を経由してハブに入力され、放送用出力部を経由して送信し、スクロールテキストとして特定局のサブバンド15上で受信するために放送され、従って、その局上のサブバンド15の全てのRDS可能な聴取者は、RDSラジオ上で所望のスクロールメッセージを受信できる。
【0042】
代替として、ハブが、ハブへのターゲット入力を特定ラジオ識別に転換するアクセスを有する実施の形態では、各ラジオ内に常駐する識別チップを介する等の、RDSラジオの一意の識別可能性により、出力により入力メッセージを用いて特定の伝達手段のみをターゲットとしてもよい。例えば、サブバンド8のデータグループが、典型的なRDS実施で未使用の場合、サブバンド8上でターゲット識別を放送することができ、そのターゲットに対する所望のメッセージがサブバンド15上に放送される。その結果、識別されたラジオがサブバンド8上でメッセージを受信すると、サブバンド8のメッセージがそのラジオに命令して、サブバンド15上で受信しているメッセージを表示できる。当該技術に精通する者には言うまでもないが、かかる例示の実施の形態は、複数の周波数上の信号を受信可能な任意の装置を用いて、任意の受信者に対して利用できる。すなわち、何れかのこのような装置を用いる受信者は、一意に向けられたメッセージを受信して、ハブから出ていく他の特定メッセージをモニタでき、一意に向けられたメッセージによりそのように命令されない全ての受信者は、メッセージを両方とも無視できる。かかる実施の形態では、ユーザは、入力部の内の一つを経由して、所望のメッセージ、繰り返し放送の時間、出力方法および/または特定受信者をハブに入力できる。次いで、ビジネスレイヤ内等のハブは、サブバンド8上の特定ユーザをターゲットとし、上記実施例で入力した地理的領域内の入力したラジオ局のサブバンド15上にメッセージを放送する等の放送をフォーマットする方法を決定し、トランスポートレイヤを経由して、出力部を通じて必要情報を外部に送信する。
【0043】
従って、ハブは、システムのワークフローを定義する。ハブを提示する多くの実施の形態が可能であり、本明細書では詳細を説明しない。本発明は、ハブ内部に、例えば、ハブの一部として統合した管理ソフトウエアの形のインテグレータを含めることができ、その管理ソフトウエアは、テキストキャンペーンの簡便なスケジュール化および管理、強力なテキストプログラミングの作成、利用可能在庫の管理、および報告書および請求書の効率的な取扱いが可能になる。ユーザが使い易いデスクトッププログラムに基づいてもよい。かかる管理の仕組みは、パーソナルコンピュータまたは携帯型装置上に常駐させることができるか、有線または無線方法等によるネットワーク接続を経由して遠隔操作で利用できる。
【0044】
当該技術に普通に精通する者には言うまでもなく、ブラウザまたは他の入力装置等から入力部が受信したリクエストは、ハブをアクティブにする。ハブがアクティブになると、例えば、出力部からターゲット化した関係者への放送のためにハブから出力されているウェブページ上で、広告を選択し、挿入すべき、一実施の形態では60msという厳しい制限時間内に数多くのタスクを実行しなければならない。多数レイヤのバックアップ計算に対するこの速度の必要性および要件は、ハブの必要な計算を実行するために常駐する数多くのサーバを要求することになる。
【0045】
図3を参照して、図1、および図2のシステムの実施の形態の説明を示す。本実施の形態は、本発明の態様に基づいてハブがシステムを制御する際に実行するステップを説明している。図3で判るように、ハブは、無数の入力の内の少なくとも一つから情報を受信できる。ハブは、ハブのレイヤの内の一つ以上で、この受信した情報を操作または処理できる。次いで、ハブは、処理した情報を無数の出力部の内の少なくとも一つに出力できる。更に、ハブのレイヤ内に常駐するロジックが、入力メッセージおよび所望の配信メカニズムに基づいて、例えば、メッセージおよび送信のフォーマット、繰り返し、およびタイミングを決定できる。ハブが実行する操作、または処理については、以下で更に説明する。
【0046】
本明細書全体を通しての図の説明に関して、当該技術に精通する者には言うまでもないが、図示の数多くの選択メカニズムおよび利用するスクリーンデザインは、例示のためだけであって、従って、相互交換可能である。例えば、用語の選択、クリック、ダブルクリック等は、ユーザ選択の方法に関連する相互交換可能な用語である。更に、用語のボタン、タブ、メニュー、ツリー等は、ユーザによる選択のための情報表示法に関連する相互交換可能な用語である。
【0047】
次に、図4を参照して、本発明の態様による入力部を経由してアクセス可能な、本発明の態様によるハブのソフトウエア実施形態のスクリーンショットを示す。図4に示すように、分割スクリーンを利用することができる。かかる分割スクリーンは、ハブレイヤの最高レベルを表現する仮想ネットワークを示している。図から判るように、ハブの最高レベル内から、キャンペーン、装置、局、コンテンツ、ユーザ、および報告書等の各種の選択を行うことができる。注目すべきは、特定ユーザは、例えば、ユーザ名およびパスワード等のユーザ関連情報を記入することにより、ハブの最高レベルを入力でき、そのユーザ関連情報は、ハブと関係付けられるデータベースに恒久的に格納することができるとともに、そのデータベース内でセキュリティアクセスレベルと対応させることができる。そのセキュリティレベルで利用可能なこれらの最高レベルオプションだけが、ログインするとそのユーザに表示される。言い換えると、それぞれの登録されたシステムユーザによりアクセス可能なアクションは、データベース内で、アクセスレベルを各ユーザと対応させて、ハブと関係付けられるデータベースに格納される。それにより、ハブ管理者または外部関係者である管理者は、最高レベルの各仮想ネットワークにアクセスできるか、および/または各最高レベルのネットワーク内の各サブネットワークにアクセスできる等の異なるアクセス許可レベルをもつユーザの作成が可能になる。同様に、図4に関して、および本明細書全体を通して示すように、好ましい実施の形態では、本発明は、「ウィザード」駆動であり、ユーザは、特定の外部通信形式の作成に経験を必要とせず、どのメッセージを送るのが要望されているのか、その頻度は、どのメカニズムを経由するのか、および誰に、ということを知っているだけでよい。
【0048】
図5を参照して、本発明の態様に基づくキャンペーン作成への入力のスクリーンショットを示す。図5で判るように、キャンペーンは、例えば、コンテンツ配信、基本的なRDS配信、簡単なメッセージ、アーティスト照合、広告照合、および/またはラジオ挨拶が選択できる。ユーザは、配信メカニズムの内の一つ以上を選択でき、次いで、次のボタンをクリックして次のウィンドウに移動できる。
【0049】
トランザクションは、例えば、e−BayまたはGoogle等の、別の環境に構築またはアクセスでき、それにより本発明のユーザの速度依存性および多数の相互作用ポイント従属性を低減できる。例えば、ユーザは、ハブの入力部を経由して、特定対象に関するオークション品目または記事等の特定通信項目に対するインターネットのモニタをリクエストできる。ハブは、eBayまたはGoogle等の、外部エンジンを経由して、ユーザが入力で命令した特定通信項目をモニタでき、特定情報項目を配置すると、ハブは、出力部を経由してアクションを取ることができる。例えば、ハブは、オークションの際、所定の価格または時間で入札することができるか、または記事にコメントを送るか、またはダウンロードできる。更にハブは、第1のユーザが情報をリクエストし、それが配置されると、その情報を第2の関係者に送ることができる等の非同期のリクエストに関与できる。
【0050】
ビジネスレイヤは、本明細書で先に説明したように、一つのフェーズまたは多数のフェーズの形をとることができ、配信のための情報の準備を受託する。品目AAのオークションの際に、残り1分未満で入札するオークション場所X、Y、またはZでのオークション品目AAに対して$250未満のオークション入札をリクエストする、本明細書で直前に記載した実施例の情報は、ビジネスレイヤへの入力から記入することができ、スクリプトは、「オークションの残り時間が1分未満となるまで入札するな」(ユーザには、例えば、限定数のこのような選択オプションが提供される)というユーザークリックオプションを選択する等の所定の時間制約内の所望の価格での所望のオークションに対するモニタを実行でき、かかるオークションの場所で、この情報を、オークションサイトに配信するために、ビジネスレイヤから配信メカニズムに出力することができる。スクリプトは、適切な配信を達成するのに必要なデータ配信ポイントおよびプロトコルを規定できる。例えば、多数の異なるオークションサイト等への多数のプロトコルを介する、多数の終端への多数のデータを、単一リクエストに応答するよう決定できる。更に、ビジネスレイヤに関する追加のフィードバックループを、配信が処理の終端となるのを防ぐために作成することができる。それにより、配信メカニズムにより生成されるデータまたは情報を、再処理するためにビジネスレイヤにそれを送り返すことにより、更に利用できる。例えば、上記実施例の出力による入札により、ユーザが高値を付けたことを報せるオークションサイトからの「高値通知」が生成される。このような場合、入札通知の入力は、入力部で受信され、その入力に適用されるビジネスレイヤのスクリプトを有するので、それにより、元の入札の提起等の新規出力をもたらすことができる。
【0051】
ビジネスレイヤからのキャンペーンは例えば、RDSラジオ等の、ラジオチャンネルが所与のアーティストまたは特定の歌を放送する第1チャンネルの放送を受信しているラジオ上に、特定スクリプトを表示する形式とすることができる。ユーザは、ウィザードを介して入力部でユーザに提供されるテンプレートから所定の要素を選択してキャンペーンを展開できるので、特定の配信メカニズムに関するユーザの特定知識は要求されない。更にキャンペーンは、例えば、メッセージコンテンツがラジオのコンテンツと関連している選択コンテンツに基づくことができるか、またはキャンペーンには、例えば、受信者の場所に基づくコンテンツを含めることができる。キャンペーンは、例えば、周波数にわたって、またはネットワークにわたって、またはその両方で、ターゲット化することができ、キャンペーンのコンテンツは、例えば、配信ネットワーク間で所望の程度に変更することができる。加えて、例えば、単一の広告主のキャンペーンに基づいて、多数のネットワークを配信できる。それにより、広告主等の決定者は、特定キャンペーン内の宣伝に重み付けすることによって送信を選択でき、またはその決定者が多数のキャンペーン間で送信を選択できるので、これらの宣伝の配信を活用して所望する最大効果が得られる。
【0052】
追加した実施例のように、キャンペーンは、単一ソースから入力でき、出力部を経由して、キャンペーンを受信できる任意の装置の形式をした多数のソースに送信できる。例えば、本明細書では「フラッフィー(Fluffy)」と呼ぶ子供達のテレビキャラクタは、当該技術に精通する者には言うまでもなく、例えば、ビロードの人形、ポーズをとる立像、遊具セット、書籍等を含む複数の玩具と関係付けられている。更に、これらの玩具はそれぞれ、フラッフィーの声で子供に話しかける能力等の相互作用能力を有する。更に、これらの玩具にはそれぞれ、例えば、ラジオ放送または携帯電話放送を受信する能力を含めることができる。このような例示の実施の形態では、ユーザは、入力部を経由して、ハブにキャンペーンを入力することができ、そのキャンペーンには、新しい映画の主役を演じているフラッフィーに関するメッセージを含めることができる。次いで、そのキャンペーン、つまり玩具へのラジオ放送または携帯電話放送を所望の配信メカニズムを介してハブの出力部から送信できる。それにより、それぞれの玩具は、適切な受信メカニズムを経由してキャンペーンメッセージを受信でき、キャンペーンは、全ての必要な多数同時放送ポイント、およびメカニズムから、必要な、または所望する繰り返し回数で、または冗長レベルで出力して、全ての所望の装置への配信を確実にできる。
【0053】
キャンペーンウィザードの各ステップ内に、例えば、ラジオ局により演奏される音楽の種類に基づいて聴取者の人口統計データを評価する等の、キャンペーンの計測法が作成できる。計測には、評価した放送の信号強度、およびそれにより得られるカバー人口を含めることもできる。従って、これらの計測を用いて、マーケットへの浸透を決定できる。更に、これらの計測は、計測の計算を可能にするアクセス可能なインターネットサイトから、情報格納に自動的にアクセスする等により、追加の必要な情報を導き出して、その計測を計算することができる。それにより、ユーザ入力情報および自動的にアクセスした情報を、合成して必要な計測を提供する。重み付けをした広告キャンペーンは、キャンペーン計測を用いて、特定マーケットへの浸透をうまく達成できる。
【0054】
かかるキャンペーン計測により、例えば、最大利益を可能にする価格の変更が可能になる。例えば、ハブに入力される広告または個人の挨拶キャンペーンは、時刻、各局の評価したターゲットマーケットセグメントの好ましさ、日付等により、局毎の人気に従って課金できる。これにより、例えば、広告主は、広告主からの単一入力を介する異なる局上または異なる時刻での同一広告ブロックに対して異なる料率で入札が可能になり、これらの入札したものを、キャンペーンに従ってハブからの多数の所望の出力から発信することが可能になる。更に、広告を消費者に販売または提供する局は、例えば、時刻または聴取者の種類に対して許容できる最低価格の変更可能な価格入力を記入できる。従って、本発明を介して企業の収入情報を、広告取引等の取引の全ての当事者に対してリアルタイムで提供できる。より詳細には、例えば、広告主は、送信すべきキャンペーンに対するキャンペーン入力で変数を記入でき、それには、例えば、キャンペーンを通じて、14日間にわたって特定の4つのラジオ局について演奏リストを評価し、キャンペーンの追加局面にその情報を送り返し、そしてそのキャンペーンの追加局面に、これら4つの局がアーティストを演奏する場合、14日間での演奏リストに最も高い頻度で見られる3人のアーティストのそれぞれの名前を携帯電話またはRDSラジオ等の上に挿入させ、そして、携帯電話またはRDSラジオにそのアーティスト名が表示されると、そのアーティストに対してその広告主が後援する今後のコンサート情報をスクロールさせる。ハブへの入力にキャンペーンを記入した時には、広告主は、キャンペーンのためのターゲット装置およびアーティストや局を選択するために所望される計測を入力してある。更に計測に基づいて、コンサート情報を表示する回数に基づいて4つの局に$10,000の購入を目標にする等、広告主は限られたリソースを最良に割り当てる。それにより、企業収入は、リアルタイムで追跡され、単一のキャンペーンが自動的に他のキャンペーンおよび/またはキャンペーンの局面を構築できる。
【0055】
図6を参照して、キャンペーン作成に用いる一般的な情報スクリーンのスクリーンショットを示す。キャンペーン名称、キャンペーン説明、およびキャンペーンクラス等の基本的な情報は、ユーザが入力できる。この情報を記入すると、ユーザは「次」ボタンをクリックしてその情報を入力、保存し、次のウィンドウに移動する。
【0056】
図7を参照して、キャンペーンを作成する間に用いるスケジュールスクリーンのスクリーンショットを示す。図7で判るように、キャンペーンの開始および終了日を記入できる。詳細には、キャンペーンの配信希望曜日、配信開始日、および停止日を確認できる。これらのパラメータを記入すると、ユーザは、情報を入力するために「次」タブを選択し、配信コンテンツを選択する次のレイヤに移動できる。
【0057】
次に図8を参照して、コンテンツ選択スクリーンのスクリーンショットを示す。このウィンドウは、配信のための選択すべき利用可能コンテンツのオプションを提供できる。このコンテンツは、以下に説明するように、例えば、図4のコンテンツ選択タブを利用することにより作成できる。
【0058】
次に図9を参照して、図4の装置タブと関係付けられる装置作成スクリーンのスクリーンショットを示す。この選択により、ユーザは、本発明の態様に従ってターゲットする装置の識別を経て進むことができる。詳細には、ユーザは、例えば、装置の所有権を定義し、装置を説明し、サポートするデータ形式を含む装置のパラメータをターゲット化し、そして装置に対する許可を決定できる。ターゲット化したそれぞれの装置は、特定のソフトウエアまたはハードウエア通信局面と関係付けられている。その内のあるものは、図9のものと同様のスクリーンから選択できる。例えば、適切な装置へのメッセージ配信を確実にするために、リピータがハブと通信する。従って、例えば、TCP/IP接続をもつリピータボックスをハブと関係付けることができる。
【0059】
例えば、ユーザがラジオ放送にメッセージを配信するよう選定した場合、ユーザは所望の局情報を選択できる。メッセージの長さによって、ハブは、適切な量の情報を搬送するのに必要なブロックの時間を決定できる。例えば、60秒のデータブロックと対応するメッセージがある場合、ラジオ放送は、それと関係付けられたレートとすることができ、適切なデータブロックに影響する情報を送る方法に関する決定を行うことができる。これは更に、図9のようなスクリーン内、またはスクリーンと関係付けられるような、相互作用レートカードを含めることにより達成される。かかるカードは、完全に、または部分的に相互作用とすることができ、当該技術に精通する者には明らかなように、PCを介して利用可能か、または物理的なカードとすることができる。
【0060】
図9のものと類似のスクリーンを介して選択可能で、従って本発明で利用できる装置の型式には、限定するためではなく実施例を示すだけであるが、携帯電話、テレビ、ラジオ、衛星放送、インターネット、PDA、およびこれらの組合せ等の装置を含めることができる。これらの装置には、限定するためではなく実施例を示すだけであるが、例えば、IBIQUITY RADIOのようなHDチップセットを含む装置、パームパイロット等のオペレーティングシステム、iBizおよびPocket Radio等のDDA、およびRDSラジオチップセットを含めるか、収納することができる。これらの装置のあるものには、装置またはハブ出力が、自動走査メカニズムによって確定するという利点がある。例えば装置は、連続的にまたは所定の間隔でキャンペーン情報のためのハブ出力をモニタできる。RDS側帯波に対するより具体的な類似の実施の形態では、装置が、自動走査により確定されるという利点があり、それにより、多数の装置を同一局にラッチすることができる。
【0061】
図9〜図13の例示の実施の形態に、本発明による幾つかのこれら例示の装置の使用を示す。本明細書に提供される例示の図により可能な装置設定は、ユーザからの要望があるか、または必要があれば、限定はしないが、ネットワーク識別はもとより、チップセット種類およびチップセット識別等の装置に関する情報を入力する機会をユーザに提供する。しかしながら、加えて既定値が、未経験のユーザに直ちに利用可能であり、または代替として、インターネット等を介して、必要な情報にアクセスし、必要な情報を入力に戻し、そしてハブでユーザが展開するキャンペーンの必要操作を可能にする、一つ以上のキャンペーンを自動的に生成できる。
【0062】
必要情報のかかる迅速な評価により、開発したキャンペーンの簡単な再評価が可能になる。例えば、キャンペーンを入力した時には、局KAAAはネットワーク5、7、および9であるが、KAAAがネットワーク9を販売した等で、ネットワーク9が削除された場合、本発明は、KAAAとしてのネットワーク9の状態に依存するキャンペーンの調整をしかるべく行う。
【0063】
更に、本発明がサービスを行う複数の装置に対する通信フォーマットの評価およびこれらのフォーマットへの変更および更新を含む本発明の使用により、キャンペーンのターゲット化成功率が向上する。例えば、情報を装置に送信する場合、装置が受け取り、利用できるフォーマットに情報を組み込む必要がある。当該技術に普通に精通する者には周知のように、多くの異なる装置により多くのフォーマットが利用されているが、以下に装置と伝送系と間のハンドシェイクの例示の実施の形態を挙げる。例えば、装置は、更なる情報聴取の開始をトリガーするプレフィックスを受信するよう予測つまり待機する。ヘッダがプレフィックスに続く。このヘッダは、残りの送信がどの形式をとるのかを装置が決定するのに使用できる情報を装置に提供する。その装置とのインターフェース、例えば、気象受信器インターフェースのための情報データがヘッダに続き、それにより、続く特定データを受信するための適切な設定に装置を設定する。表示または送信する装置のための実際の情報が設定に続く。プレフィックス、ヘッダ、インターフェース、またはメッセージ情報は、間欠的に更新、変更、または変化する。このような変更は本発明を用いて直ちに処理される。
【0064】
図9の「次」タブを選択すると、ユーザは、図10に示すスクリーンショットに達する。図10を参照して、記入すべき装置データに関する情報の記入場所を確保する一般情報ウィンドウを示す。図から分かるように、装置の型式の他に、名前、説明、およびキーワードの記入場所が提供されている。適切なデータをフィールド毎に記入してから、「次」タブを選択する。
【0065】
図11を次に参照して、図10に示すウィンドウの「次」タブを選択することにより到達するチップ選択ウィンドウを示す。図11から判るように、装置の型式を選択し、チップコードを記入すると、記載された装置への直接通信が可能となる。この情報の記入に対する代替のメカニズムは、例えば、RDSチップセット識別番号およびチップセットが置かれている車両番号、車両販売情報と購入者名とのリンク等の情報を記録することにより提供される。このような実施の形態では、キャンペーンは、ハブが自動的に実行して、所定の間隔でこの車両販売情報を評価し、更新できる。例えば、所与のシリアル番号をもつチップが特定車両に置かれていることが既知の場合、販売記録を監視してその車を誰に販売したかを決定できる。販売時点で、その情報をシステムに入力できるので、ユーザは、ユーザがキャンペーンをターゲットしたいと思う関係者の名前以外を何も記入しなくてもよい。
【0066】
図12を参照して、図11の「次」タブを選択することにより、到達するデータインターフェースウィンドウを示す。このウィンドウは、能力およびプロトコル情報、および特に、どのデータ形式を装置が受け取るか等の装置に関する情報を受け取ることができる。更に、図13を参照して、チップセット情報の統合を選択するウィンドウのスクリーンショットを示す。これは、チップのサードパーティアプリケーション統合を可能にする情報をユーザに提供する。
【0067】
次に図14を参照して、局タブへの記入スクリーンを示す。図から判るように、アナログおよびHDフォーマット両方のFMラジオ、AMラジオ、インターネット、およびSMS等の多数の放送形式が展開されている。図15〜図17で判るように、放送は、これら各種の装置の内の特定装置に展開されるよう開発されている。次に図15を特に参照して、図14の「次」タブを選択した後に見えるスクリーンショットを示す。図15は、名前、説明、およびキーワード等の放送に関連する情報の記入のためのフィールドを提供する。「次」タブを選択すると、図16が現れる。
【0068】
次に図16を参照して、放送として選択した局に関する情報を受け取るためのスクリーンショットを示す。呼出し文字、周波数、PS、プログラム形式、およびプログラム形式名等のデータを記入する。これらのフィールドにデータを記入して、「次」タブを選択すると、図17のウィンドウが現れる。
【0069】
次に図17を参照して、図16の局と関係付けられる料金表を示す。ユーザは、このチャンネルに関連する情報の配信に対する料金の構造を決定する。このような料金には、例えば、一時的な配信および専用料金が含まれる。
【0070】
次に図18を参照して、図4のコンテンツタブの入口スクリーンを示す。図18から判るように、コンテンツウィザードを用いて、例えば、所有権、説明、有効期限、データ形式、価格および特定コンテンツの許可を定義できる。容易に判るように、コンテンツレイヤは、ウィザードベースとするのが好ましく、情報を請求および収入の追跡と共有でき、ユーザが選択すれば、収入追跡のために外部アプリケーションへのエクスポートを含む。図18に示す例示の実施の形態は、自動車へのラジオ送信のために設計されているが、代替の実施の形態が当該技術に普通に精通する者には明らかなことは言うまでもない。
【0071】
ネットワーク上をプッシュされるデータ形式は、本明細書で先に説明したように、スクリーン内で決定される。例えば、この決定は、送信が配信されている装置の型式に基づいて、または当該技術に普通に精通する者には明らかな他の理由に基づいてなされる。データは、例えば、利用している宛先が、可能なファイルサイズまたは他の制約のために、これらの宛先にプッシュされるデータ量をやむを得ず制限しているという警告を伴って、URLアドレスまたは電子メールアカウントにプッシュされる。
【0072】
本発明の態様によれば、ハブへの入力としてデータフィードを用いて、例えば、ラジオ局で何時、何が演奏されているかを識別できる。このようなデータフィードを用いて、限定するためではなく実施例を示すだけであるが、アーティスト、アルバム情報、および歌のタイトルを含む歌を識別できる。更に、これらのデータフィードは、広告が表示されていること、および広告と関連する何らかの関係情報を識別する等して広告を識別する。他の種類のデータは、当該技術に普通に精通する者には言うまでもなく、データフィードを用いることにより識別できる。
【0073】
外部データフィードを組み込んで、ラジオ局のウェブサイトを見て演奏リストを評価したり、局のウェブサイトにより演奏されているアーティストの評価に関するサードパーティのウェブサイトからアルバム情報を組み込むために、本発明は、正規化エンジンを含んでいることが好ましい。例えば、本発明の例示の実施の形態では、着信したり創出する全てのデータは、XML等の一様なフォーマットにビジネスレイヤ内で正規化できる。従って、音声、インターネットプロトコル、テキスト等を含む任意のソースからの全ての入力データはXMLに変換できる。更に、ビジネスロジックが実行された後、ハブから出力にキャンペーンとして出力される全てのデータは、XMLとして出力され、出力インターフェースにより外部装置フォーマットに変換される。従って、任意のデータは、編集、アクション用スクリプト、テストスクリプトおよびキャンペーンの評価、またはサードパーティアプリケーションソフトウエアで閲覧等のためにエクスポートできる。このように、ハブ内からの入力および出力はともに、XML等の一様なデータフォーマットの文字列として簡単に見ることができる。
【0074】
次に図19を参照して、コンテンツ一般情報と関係付けられる記入可能ファイルを提供するために用いられるスクリーンのスクリーンショットを示す。
【0075】
次に図20を参照して、記入すべきコンテンツの種類と関係付けられる選択メニューを示す。これは、例えば、XML、またはバイナリ等のデータ形式を選択するオプションを提供する。更に、図21A〜図21Fにそれぞれ見られるように、ファイルアップロード、ファイルプル、ファイルプッシュ、配布リスト作成、キーに基づくコンテンツ検索クエリ、またはデータベースログ定義作成の選択がある。
【0076】
本明細書全体を通じて説明したように、図20により詳細に見られるように、本発明は、多数のソースからのデータを受信し、受け入れるよう設計されている。システムは、受け入れ可能な複数のフォーマットのどれかでデータを受け入れ、次いで、上記したように、その受け入れ可能なフォーマットをビジネスレイヤのアプリケーションのために正規化する。例えば、ネットワークを、情報の伝達のために作成できる。このネットワーク内では、インターフェースを作成してユーザが情報を記入できるようにする。このインターフェースには、例えば、電子メールが含まれ、データは、例えば、カンマ区切り変数(CSV)フォーマットとすることができる。当該技術に普通に精通する者には周知のように、CSVは、カンマで区切られたフォーマットのデータである。システムは、確立したネットワークによりデータを共有でき、ユーザからのデータは、例えば、電子メールにより返送できる。
【0077】
このように、異なるフォーマットの多数のソースから受信したデータは、各ソースおよび標準化から独立して解釈できる。例えば、システムは、HTMLウェブページにアクセスし、所望のデータを集め、そしてビジネスレイヤのロジックに入力するためにXMLフォーマットに変換できる。更に、正規化の過程では、データをフィルタ処理できる。このデータの解釈およびインポートに対する手法により、より広いユーザ基盤が可能になる。例えば、警察署は、派遣プログラム管理ソフトウエアを変更または操作せずにデータを送ることができる。それぞれの異なる警察のフォーマットを受信し、標準化し、そして操作するために下処理する。当該技術に精通する者には明らかなように、それにより本発明は、最初のフォーマットでの単一ソース入力、そのフォーマットの正規化、およびキャンペーンの受信者が要求するフォーマットとは無関係の多数の放送ポイントへの緊急応答キャンペーンの出力に対する能力を提供して、それにより、最初の単一ソース応答リクエストに応答する直ちに利用可能な応答人員の派遣が可能になることにより、例えば911番の応答を著しく改良する。更にこのような実施の形態は、ビジネスロジックの仲介業務の実施例を提供できる。例えば、第1ユーザが、第1データセットを受け取り、その第1データセットを操作し、そしてコンテンツを作成し、そのコンテンツを第2ユーザに送る。次いで、第2ユーザは、第1コンテンツを追加コンテンツにより操作し、新しいコンテンツを出力できる。特定の911番の実施例では、第1ユーザは第1データを入力し、そのキャンペーンは、正規化され、操作され、そして警察、消防、および救急人員に送られる。次に消防人員は、受信したコンテンツに、「火災場所に有害な薬品がある」等の新しいコンテンツを追加し、その新しいコンテンツを警察および救急隊に再放送し、化学対処チームに放送できる。
【0078】
変換したデータに関するアクションは、ワークフローマークアップ言語(WFML)等のワークフローに組み込むことができる。本発明の態様によれば、例えば、文書または入力を構文解析し、アプリケーションウィザードは、構文解析スクリプトを定義でき、またはユーザ定義できる。更に、他の定義した情報局面を受信し、または定義できる。例えば、データを同期または非同期式で受信できる。同期式は、例えば、ソケット等の通信方法が開放されたままでソースから受信したデータとして定義できる。このオープン通信は、データをこのソースへ、およびこのソースからから直接配信できる。
【0079】
次に図21A〜図21Fを参照して、図20の各種オプションを選択することにより到達できるウィンドウのスクリーンショットを示す。図21Aでは、静的ファイルアップロードを図20のメニューから選択した場合に到達するスクリーンのスクリーンショットが示されている。図から判るように、これは、ネットワーク、ローカル、またはさもなければコンピュータのアクセス可能なドライブからファイルを検索し、選択することにより、データをシステム収納庫にアップロードするのに必要なインターフェースを提供する。
【0080】
図21Bに、図20のファイルプルのためのスクリーンショットを示す。図示するような、このスクリーンは、オプションおよびパラメータを提供して、URL、プロトコル、または認証情報を規定し、規定場所に対してシステムが情報を自動的に検索できるようにする。データをプルする場合、システムは、データにアクセスしプルする時間およびそれを行う場所、およびデータをプルする頻度を定義または決定できる。
【0081】
図21Cに、図20のプッシュ選択を選択した場合に到達するウィンドウのスクリーンショットを示す。図21Cに見られるように、プロトコル、URL、および他のアクセス情報等のファイルをプッシュするためにシステムに情報を提供する記入可能なフィールドがある。これらのフィールドへの情報の入力により、システムはこの場所に情報をプッシュできる。
【0082】
図21Dに、図20の適切な選択を選択することにより到達できる配布リストスクリーンを示す。ユーザは、例えば、インターネットを介して人々のグループにメッセージを送るために、インターネット配布リストとして、このウィンドウに情報を入力する。本明細書全体を通じて説明したように、任意のリストフォーマットが許容される。
【0083】
図21Eに、図20の適切な選択を選択することにより到達できる質問定義リストスクリーンを示す。ユーザは、システムが利用する質問定義リストとして、このウィンドウに情報を入力する。
【0084】
図21Fに、図20の適切な選択を選択することにより到達できるデータベースログ定義スクリーンを示す。ユーザは、適切な接触情報をもつ常駐データベースへのアクセスをシステムに与えるために、データベースログ定義として、このウィンドウに情報を入力する。
【0085】
図23のウィンドウを経由して、それぞれ図21Aおよび図21Bに示すプッシュまたはプルのウィンドウを経由して到達できるコンテンツスクリプトウィンドウのスクリーンショットを示す図22を次に参照する。このウィンドウは、装置に配信する前に、システムデータ、すなわちキャンペーン情報を変換する方法を規定する機会をユーザに提供する。図22に見られるように、XSL、Python、およびVSA VBを選択できる。当該技術で周知のように、XSLは拡張可能スタイル言語を指し、HTMLまたはXMLページを作成する場合、コンテンツからスタイルを分離するための仕様である。仕様はテンプレートとして働き、デザイナが単一スタイル文書を多数ページに適用できる。他のスタイル仕様には、カスケードスタイルシート(CSS)が含まれ、XSLと類似しているが、2つのXSLの特長、すなわち開発者がウェブページをプリントする方法を記述できること、および異なるアプリケーション間のXML文書の転送を可能とする仕様を含んでいない。Pythonは、インタプリータ型のオブジェクト指向プログラム言語である。Pythonは、GNUに類似しており、Pythonインタプリータは、大部分のオペレーティングシステムプラットフォームで利用可能なので非常にポータブル性が高い。VSA VBは、RADとも呼ばれ、マイクロソフトが開発したプログラム言語および環境を指し、BASIC言語に基づいている。VisualBasicは、グラフ型プログラミング環境およびユーザーインターフェースを開発するためのペイントメタファを提供した最初の製品の一つである。VisualBasicプログラマは、ボタンおよびダイアログボックス等のコントロールをドラッグアンドドロップし、次いで、その外観や振る舞いを定義するだけでかなりの量のコードを追加できる。厳密な意味でのオブジェクト指向プログラム言語ではないが、それにもかかわらず、VisualBasicは、オブジェクト指向の哲学を有する。各オブジェクトは、マウスクリック等の異なるイベントに反応するのでイベント駆動型言語である。他のプログラム言語には、例えば、C、C++、Pascal、およびJava(商標)が含まれる。
【0086】
次に図23を参照して、図21Bのウィンドウから到達したウィンドウのスクリーンショットを示す。図23から判るように、ユーザは、リフレッシュおよび利用可能日を入力できるので、適切にデータを掘り下げるのにシステムが必要とする情報をシステムに提供する。
【0087】
次に図24を参照して、図4のタブからユーザ作成への入力のスクリーンショットを示す。図24に示すように、このウィザードを利用して、アプリケーションを使用するユーザを作成し、ユーザ使用のパラメータを規定する。ハブへのユーザのアクセスは、本明細書で上記したように、必須のこれらネットワークにだけ制限される。ユーザのアクセスは、定義したように制限される。ユーザは、また、様々な許可レベルを有する。
【0088】
図24に示すウィンドウの次のタブをクリックした後、図25に示すウィンドウに到達する。図25を参照すると、基本的なユーザ情報を入力するための記入可能なフィールドをもつ一般情報ウィンドウが示されている。図25に見られるように、名前、ユーザ、パスワード、および説明を記入する。
【0089】
次に図26を参照して、図25の、次のタブをクリックすることにより到達するウィンドウを示す。このウィンドウには、ユーザは、新規に作成したユーザの許可情報を入力できる。利用不可能な許可は、排除される許可セクションで見ることができ、要望に応じて、選択し、含まれる許可に移動する。
【0090】
次に図27を参照して、図4のタブにより到達できる報告書を作成するためのウィンドウを示す。このウィンドウは、報告書生成ウィザードへのゲートウエイである。ハブおよび関係付けられるソフトウエアは、本明細書全体で説明したように、報告書を生成できる。報告書は、キャンペーンに基づいて生成されるか、または多数のキャンペーンのために生成される。これらの報告書は、ワークフローと見なされ、警告および通知を有する。警告は、例えば、完了している報告書および特定のフラグが立っている情報を説明する報告書と関係付けられる文書を提供する。更にこれらの報告書および警告を、ハブおよびキャンペーンに戻して入力することができ、それにより、報告書および警告は、本発明使用の効果を決定または増加させるために、後続のキャンペーンを修正する情報を提供する。
【0091】
次に図28を参照して、報告書生成ウィザード内の報告書を選択するためのウィンドウを示す。このウィンドウは、生成すべき利用可能な報告書から選択するオプションをユーザに提供する。報告書を選択すると、システムは、必要なステップを実行して報告書を生成する。報告書は、自動的に生成するか、または例えば、キャンペーンの条件に従って生成することもできる。例えば、キャンペーン内の全てのメカニズムと同様に、報告書は「トリガーイベント」によりトリガーされ、そのためにハブの入力部または出力部で実行しているスクリプトが監視されている。
【0092】
例えば、本発明により開発された動的なラジオデータシステムにより、例えば、アナログFMラジオ局等のラジオ局は、本明細書で先に説明したように、新しい自動車産業で広まっている標準フィーチャである具体的にはRDS受信ができる受信器上に表示すべきテキストを動的に放送できる。受信者は、それぞれのラジオディスプレイ上で動的、かつターゲットされたテキスト放送を受信し、見ることができ、その放送には、例えば、歌およびアーティスト情報、ニュース、交通、気象、局イベント、カスタムコンテンツ、および広告等のデータが含まれ、それにより、消費者にリッチかつ魅力的なコンテンツおよびラジオ放送グループに対してマージンの高い収入源を提供できる。次に図29を参照して、このようなラジオシステムの特定の実施の形態を示す。特に、RDSを経由する等して、ラジオディスプレイを介してそれぞれの自動車内の受信者に挨拶を配信するよう設計された本発明の関係システムつまりサブシステムがある。本発明は、ニュース、気象、および広告等のスペクトル在庫により所与のマーケット内の利用可能なRDSラジオそれぞれに各ラジオ局を相互接続する。更に、リアルタイムでシステムに追加される、局演奏リストを含む利用可能な追加のデータフィードのホストも存在する。同様に、本明細書で先に説明したように、広告主またはプロモータ、局またはグループ、またはコンテンツ提供者は、RDSキャンペーンをターゲット化でき、ラジオ受信者に送信すべきコンテンツを挿入できる。全ての情報を収集し、必要な信号を適切に重ね合わせた後、適切なFM局へのデータフィード配布を含むキャンペーンを作成できる。データ情報のコンテンツ、選択した局、および局のコンテンツに基づいて、システムは、適切な時間にコンテンツを放送して、FM信号と重ねる。
【0093】
本発明の本実施の形態では、聴取者は、例えば、局を選択できる。その局に関連するメッセージをハブに入力できる。このメッセージは、例えば、視覚的、音声、またはテキスト等の多くの形式をとることができる。簡単にするために、テキストメッセージを以下に説明するが、当該技術に精通する者ならば思いつくように、他のフォーマットのメッセージを用いて配信してもよい。テキストメッセージフォーマットでは、ユーザは、配信すべきメッセージでタイプし、一回のサービス、またはパッケージ形態、または何回かの繰り返しを購入するかの選択等の関連する購入選択をする。メッセージを記入した後、ユーザは、時間と地域を選択して、メッセージを表示し、名前等の関連する受信者情報を記入する。当該技術に普通に精通する者には言うまでもなく、聴取者、選択者、および受信者は、同じ個人でもよく、または多数の個人でもよい。次いで、メッセージを本明細書で上記したように、ユーザがメッセージを放送するよう選択した一つ、または複数の局を、選択した聴取者に配信する。
【0094】
より詳細には、個人的な挨拶、広告等に対して、ユーザは、繰り返し回数、繰り返し時間等を選択できる。更にユーザは、メッセージまたは広告と調和させるようユーザが望む重み付けに応じて支払いをする等により、メッセージまたは広告に重み付けをすることができる。代替として、例えば、先着順サービスベースで重み付けを割り当ててもよい。他のメッセージまたは広告より大きな重み付けをしたメッセージまたは広告は、同一装置を同一時間にターゲット化した他のメッセージより重要であり、従って、これらの重み付けが少ないメッセージまたは広告を越える優先的な配信が受信される。
【0095】
本発明の追加の例示の実施の形態は、例えば、歌がラジオ局で演奏されている時に、またはビデオがテレビを経由して再生されている時に、それらの歌またはアルバムの購入を提供する。聴取者が自動車内か、または聴取または視聴する何らかの場所でラジオを聴いている時、受信者は、聴取または視聴した特定の歌に特に好感をもつことがある。受信者がその歌またはアルバムを、ビニール盤、コンパクトディスク、またはmpeg等の何らかの形で購入しようと決心した場合、またはその歌が映画からであり、例えば、DVDまたはVHSの映画を購入したいと決心した場合、受信者は、コンピュータ、携帯電話、または他のデータ伝達装置を用いてハブにダイヤルし、局名または呼出番号を記入し、今放送している歌を購入しようと試みる。受信者は、例えば、所望の歌の放送の直ぐ後に呼出しをしなかった場合、最近の幾つかの歌をスクロールできる。所望の歌が放送された適切な地理的位置は、例えば、呼出しの放射位置を決定することによりハブが決定できる。例えば、入力されたラジオ局に基づくか、または呼出しがなされた番号に基づいて、ロスアンゼルス地区が受信者の位置であると決定できる。位置決定のエラーを防ぐために、例えば、携帯電話のGPS等の位置決定メカニズムを用いることができる。代替として、当該技術に普通に精通する者には周知のように、受信者が、送信するためにそれをキー入力することにより情報を記入してもよい。最初の起動の後、最初の使用で割り当てたログイン等により、経験のあるユーザとして受信者を識別でき、従って、注文および/または支払い処理を簡略化できる。
【0096】
本発明の態様によれば、本発明のシステムは、OnStarシステムまたは本明細書で上記したような911番緊急システムと併せて追加利用できる。例えば、OnStarとともに使用する場合は、ユーザは、動けなくなった車両のために牽引トラックを必要としているかもしれないので、OnStar等の入力を経由してハブに連絡することになる。ハブは、ビジネスロジックをユーザーリクエストに適用し、出力を経由して、例えば5社等の一連の牽引トラックに、呼出し、または他の種類の連絡を生成し、何れかが特定位置、すなわち動けない車両のアドレスから、例えば、20分等の割り当て時間内に、牽引できるかどうかを照会する。トラックがリクエストに応じることができる場合、トラックまたは派遣者は、ハブの入力等に入札するために「1」を入力する。加えて、OnStarは、ドライバの怪我の程度と関連する車両の破損程度および緊急応答人員の必要性等の車両および事故に関するより詳細なまたは追加の情報の入力を提供できる。システムは、事故の速度に基づく破損程度、事故位置等をデータとして追加して受け取ることができる。更に、システムは、ハブへの入力およびハブのロジック決定に基づいて、人々がどれ位怪我をしていると考えられるか、救急車はどれ位速く必要か、そして近くにあるどの病院が予想される怪我に最良の手当てを提供するかの比較を、インターネット等からプルすることができる。
【0097】
本発明の追加の例示の実施の形態では、宝くじおよび景品を本発明により提供できる。例えば、全ての呼出人、または100人目、1000人目等のX人目毎の呼出人に、ラジオ局が賞を与えてもよい。ラジオ局は、このように、ラジオ局のウェブサイトの追跡情報を、ハブへの入力として提供するか、またはハブへの入力としてラジオ局の電話システムにアクセスを提供する等により、ラジオ局が受信した各呼出しに関する情報を入力を経由して入力する。次いでハブは、フラグ付きの数字に達するまで、呼出数を追跡する等により、入力ビジネスロジックを適用し、フラグ付きの数字に達すると、ハブは、現在または次の呼出人が勝者であるという通知およびどの賞を獲得したかの通知を局に出力できる。代替として、当該技術に精通する者には言うまでもなく、局は、3回目毎に気象をアナウンスするが、これはスポンサーが聴取者にもたらすものである。このような資金提供は、直前に説明した景品の実施の形態と同様に追跡される。
【0098】
当該技術に普通に精通する者には言うまでもないが、本発明の多くの改変および変形が本発明の精神または範囲から逸脱することなく実施できる。従って、本発明の改変および変形が、添付のクレームおよびその等価物の範囲内に入る場合、本発明はそれらをカバーすることを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0099】
【図1】本発明の図的表現を示す図。
【図2】本発明の図的表現を示す図。
【図3】図1および図2のシステムの実施の形態の説明を示す図。
【図4】本発明の態様によるハブのソフトウエア実施のスクリーンショットを示す図。
【図5】本発明の態様によるキャンペーン作成ガイドへの入口のスクリーンショットを示す図。
【図6】キャンペーン作成に用いる一般情報のスクリーンショットを示す図。
【図7】キャンペーン作成中に用いるスケジュールスクリーンのスクリーンショットを示す図。
【図8】コンテンツ選択スクリーンのスクリーンショットを示す図。
【図9】図4の装置タブと関係付けられる装置作成スクリーンのスクリーンショットを示す図。
【図10】入力される装置データに関する情報入力のための場所を提供する一般情報ウィンドウを示す図。
【図11】図10に示すウィンドウの次のタブを選択することにより到達できるチップ選択ウィンドウを示す図。
【図12】図11の、次のタブを選択することにより到達するデータインターフェースウィンドウを示す図。
【図13】チップセット情報の統合を選択するためのウィンドウのスクリーンショットを示す図。
【図14】局タブへの入力スクリーンを示す図。
【図15】図14の、次のタブを選択した後に現れるスクリーンショットを示す図。
【図16】放送として選択した局に関する情報を受け入れるのに適したスクリーンショットを示す図。
【図17】図16の局と関係付けられる料金シートを示す図。
【図18】図4のコンテンツタブの入口スクリーンショットを示す図。
【図19】コンテンツ一般情報と関係付けられる記入フィールドを提供するために用いられるスクリーンのスクリーンショットを示す図。
【図20】入力するコンテンツの種類と関係付けられる選択メニューを示す図。
【図21A】図20のメニューから静的ファイルアップロードを選択した場合に到達するスクリーンのスクリーンショットを示す図。
【図21B】図20のファイルプルのためのスクリーンショットを示す図。
【図21C】図20のプッシュ選択を選択した場合に到達するウィンドウのスクリーンショットを示す図。
【図21D】図20の適切な選択を選択することにより到達できる配布リストスクリーンを示す図。
【図21E】図20の適切な選択を選択することにより到達できる質問定義リストスクリーンを示す図。
【図21F】図20の適切な選択を選択することにより到達できるデータベースログ定義スクリーンを示す図。
【図22】図23のウィンドウを経由してそれぞれ図21A、および図21Bに示すプッシュまたはプルのウィンドウを経由して到達できるコンテンツスクリプトウィンドウのスクリーンショットを示す図。
【図23】図21Bのウィンドウから到達したウィンドウのスクリーンショットを示す図。
【図24】図4のタブからユーザ作成への入力のスクリーンショットを示す図。
【図25】ユーザ基本情報を入力するための記入フィールドをもつ一般情報ウィンドウウィンドウを示す図。
【図26】図25の次のタブをクリックすることにより到達するウィンドウを示す図。
【図27】図4のタブにより到達できる報告書を作成するためのウィンドウを示す図。
【図28】図27のウィンドウを通じて入力した報告書生成ウィザード内の報告書を選択するためのウィンドウを示す図。
【図29】図1に関して説明したシステムの特定の実施の形態を示す図。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
強化したラジオコンテンツを、遠隔ユーザに提供するためのシステムであって、前記システムは、
非ラジオ入力を受け取る少なくとも一つの入力と、
ハブを経由して前記少なくとも一つの入力に相互接続される少なくとも一つの出力であって、前記少なくとも一つの出力は、前記強化したラジオコンテンツを形成するよう前記ハブによる前記非ラジオ入力の少なくとも一つの操作の後、前記強化したラジオコンテンツを前記ハブを経由して受け取り、前記少なくとも一つの操作は、前記少なくとも一つの非ラジオ入力に基づく、少なくとも1つの出力と、
を備えるシステム。
【請求項2】
前記少なくとも一つの入力は、歌およびアーティスト情報、ニュース、気象、交通、局コンテンツ、誘拐事件速報システム、および広告の内の少なくとも一つを含む請求項1のシステム。
【請求項3】
受信器が、前記少なくとも一つの出力を受信できる請求項1のシステム。
【請求項4】
前記受信器が、RDSを受信できる受信器である請求項3のシステム。
【請求項5】
前記少なくとも一つの入力が、ニュース、現在の出来事、演奏リスト、リクエスト、広告、および学習的情報からなるグループから選択される請求項1のシステム。
【請求項6】
前記少なくとも一つの出力が、受信装置と通信接続される請求項1のシステム。
【請求項7】
前記受信装置が、玩具、ラジオ、衛星通信、ウェブブラウザ、および携帯電話からなるグループから選択される請求項6のシステム。
【請求項8】
前記受信装置が、IBIQUITY RADIO、パームパイロット、DDA、およびRDSラジオからなるグループから選択される少なくとも一つの装置を含む請求項6のシステム。
【請求項9】
前記受信装置が、HDチップセットを含む請求項6のシステム。
【請求項10】
前記受信装置が、前記ハブからの情報を含む送信を受信する請求項6のシステム。
【請求項11】
前記送信は、主キャリア上の配信を備える請求項10のシステム。
【請求項12】
前記送信は、アナログFMラジオ、デジタルFMラジオ、AMラジオ、インターネット、衛星ラジオ、およびSMSからなるグループから選択される少なくとも一つの放送を備える請求項10のシステム。
【請求項13】
前記送信が、サブキャリア上の配信を備える請求項10のシステム。
【請求項14】
前記送信が、ドーターチャンネル上の配信を備える請求項10のシステム。
【請求項15】
前記ハブが、少なくとも一つのキャンペーンに従って、前記少なくとも一つの出力を提供するよう構成される請求項1のシステム。
【請求項16】
前記少なくとも一つのキャンペーンは、コンテンツ配布、基本的なRDS配信、簡単なメッセージ、アーティスト照合、広告照合、およびラジオ挨拶の内の一つを含む請求項15のシステム。
【請求項17】
前記ハブが、少なくとも一つの出力装置を識別する入力を受信する請求項1のシステム。
【請求項18】
前記システムは、前記識別した出力装置に出力する請求項17のシステム。
【請求項19】
前記識別した出力装置の識別は、所有権、説明、ターゲットパラメータ、および装置の許可からなるグループから選択される少なくとも一つを含む請求項18のシステム。
【請求項20】
前記ターゲットパラメータは、サポートされるデータ形式を含む請求項19のシステム。
【請求項21】
前記ハブは、少なくとも一つの出力局を識別する入力を受信する請求項1のシステム。
【請求項22】
前記少なくとも一つの出力局は、FMラジオ放送を備える請求項21のシステム。
【請求項23】
前記少なくとも一つの出力局は、テレビ放送を備える請求項21のシステム。
【請求項24】
前記ハブが、情報として提供される少なくとも一つのコンテンツを識別する入力を受信する請求項1のシステム。
【請求項25】
前記ハブが、少なくとも一人のユーザを識別する入力を受信する請求項1のシステム。
【請求項26】
前記強化したコンテンツは、前記出力とほぼ関連しているコンテンツを備える請求項1のシステム。
【請求項27】
前記出力は、ラジオ放送を備える請求項26のシステム。
【請求項28】
前記強化したコンテンツは、ユーザが実質的に選択したコンテンツを備える請求項1のシステム。
【請求項29】
前記少なくとも一つの入力が、コンテンツ配信のための時間フレームを含む請求項1のシステム。
【請求項30】
前記時間フレームは、開始、終了、および配信期間の内の少なくとも一つを含む請求項29のシステム。
【請求項31】
前記ハブがソフトウエアを含む請求項1のシステム。
【請求項32】
前記ソフトウエアが、所有権、説明、有効期限、データ形式、価格およびコンテンツの許可を定義する請求項31のシステム。
【請求項33】
前記ソフトウエアにより、前記ハブが前記少なくとも一つの入力を受信できる請求項31のシステム。
【請求項34】
前記少なくとも一つの入力は、前記ソフトウエアにより指定でき、前記入力が、ファイルアップロード、ファイルプル、ファイルプッシュ、配布リスト、キーに基づくコンテンツ検索クエリ、またはデータベースログ定義作成を含む請求項33のシステム。
【請求項35】
前記ソフトウエアが、報告書を生成するのに適している請求項31のシステム。
【請求項36】
前記報告書が、強化したコンテンツに関する情報を備える請求項35のシステム。
【請求項37】
ラジオディスプレイを利用する放送により、少なくとも一つの挨拶を提供するためのシステムであって、前記システムは:
入力データフィードと、
前記入力データフィードを組み込んで組み込み信号を形成するのに適している生成信号であって、前記入力データフィードと互換性があるフォーマットにハブによってフォーマットされる前記少なくとも一つの挨拶を含むとともに、組み込み信号のフォーマットで前記少なくとも一つの挨拶を表示できるラジオディスプレイを利用する少なくとも一つの選択した受信器に、前記組み込み信号を向けるための方向性を含む、生成信号と、
少なくとも前記生成信号を少なくとも一つの選択した受信器に指向的に出力することと、
を備えるシステム。
【請求項38】
前記入力データフィードが、演奏リストを含む請求項37のシステム。
【請求項39】
前記入力データフィードが、広告を含む請求項37のシステム。
【請求項40】
前記生成信号が、選択ラジオ局への同調により受信される信号を備える請求項37のシステム。
【請求項41】
前記少なくとも一つの挨拶が、視覚的表示を備える請求項37のシステム。
【請求項42】
前記少なくとも一つの挨拶が、テキストを備える請求項37のシステム。
【請求項43】
前記少なくとも一つの挨拶が、音声を備える請求項37のシステム。
【請求項44】
前記少なくとも一つの挨拶が、ユーザ入力メッセージを備える請求項37のシステム。
【請求項45】
前記少なくとも一つの挨拶が、メッセージグループの内の一つである請求項37のシステム。
【請求項46】
前記指向的に出力することが、予め選択した時間に発生する請求項37のシステム。
【請求項47】
前記指向的に出力することが、特定の受信装置に向けられる請求項37のシステム。
【請求項48】
前記指向的に出力することが、受信装置のランダムセットに向けられる請求項37のシステム。
【請求項49】
更に、前記生成信号に影響を与えるのに適した少なくとも一つの追加入力を備える請求項37のシステム。
【請求項50】
前記少なくとも一つの追加入力の内の少なくとも一つが、放送に関連する少なくとも一つの品目の購入に関連する情報を含む請求項49のシステム。
【請求項51】
前記少なくとも一つの品目が歌を備える請求項50のシステム。
【請求項52】
前記少なくとも一つの品目が、製品を備える請求項50のシステム。
【請求項53】
前記製品が広告した製品である請求項52のシステム。
【請求項1】
強化したラジオコンテンツを、遠隔ユーザに提供するためのシステムであって、前記システムは、
非ラジオ入力を受け取る少なくとも一つの入力と、
ハブを経由して前記少なくとも一つの入力に相互接続される少なくとも一つの出力であって、前記少なくとも一つの出力は、前記強化したラジオコンテンツを形成するよう前記ハブによる前記非ラジオ入力の少なくとも一つの操作の後、前記強化したラジオコンテンツを前記ハブを経由して受け取り、前記少なくとも一つの操作は、前記少なくとも一つの非ラジオ入力に基づく、少なくとも1つの出力と、
を備えるシステム。
【請求項2】
前記少なくとも一つの入力は、歌およびアーティスト情報、ニュース、気象、交通、局コンテンツ、誘拐事件速報システム、および広告の内の少なくとも一つを含む請求項1のシステム。
【請求項3】
受信器が、前記少なくとも一つの出力を受信できる請求項1のシステム。
【請求項4】
前記受信器が、RDSを受信できる受信器である請求項3のシステム。
【請求項5】
前記少なくとも一つの入力が、ニュース、現在の出来事、演奏リスト、リクエスト、広告、および学習的情報からなるグループから選択される請求項1のシステム。
【請求項6】
前記少なくとも一つの出力が、受信装置と通信接続される請求項1のシステム。
【請求項7】
前記受信装置が、玩具、ラジオ、衛星通信、ウェブブラウザ、および携帯電話からなるグループから選択される請求項6のシステム。
【請求項8】
前記受信装置が、IBIQUITY RADIO、パームパイロット、DDA、およびRDSラジオからなるグループから選択される少なくとも一つの装置を含む請求項6のシステム。
【請求項9】
前記受信装置が、HDチップセットを含む請求項6のシステム。
【請求項10】
前記受信装置が、前記ハブからの情報を含む送信を受信する請求項6のシステム。
【請求項11】
前記送信は、主キャリア上の配信を備える請求項10のシステム。
【請求項12】
前記送信は、アナログFMラジオ、デジタルFMラジオ、AMラジオ、インターネット、衛星ラジオ、およびSMSからなるグループから選択される少なくとも一つの放送を備える請求項10のシステム。
【請求項13】
前記送信が、サブキャリア上の配信を備える請求項10のシステム。
【請求項14】
前記送信が、ドーターチャンネル上の配信を備える請求項10のシステム。
【請求項15】
前記ハブが、少なくとも一つのキャンペーンに従って、前記少なくとも一つの出力を提供するよう構成される請求項1のシステム。
【請求項16】
前記少なくとも一つのキャンペーンは、コンテンツ配布、基本的なRDS配信、簡単なメッセージ、アーティスト照合、広告照合、およびラジオ挨拶の内の一つを含む請求項15のシステム。
【請求項17】
前記ハブが、少なくとも一つの出力装置を識別する入力を受信する請求項1のシステム。
【請求項18】
前記システムは、前記識別した出力装置に出力する請求項17のシステム。
【請求項19】
前記識別した出力装置の識別は、所有権、説明、ターゲットパラメータ、および装置の許可からなるグループから選択される少なくとも一つを含む請求項18のシステム。
【請求項20】
前記ターゲットパラメータは、サポートされるデータ形式を含む請求項19のシステム。
【請求項21】
前記ハブは、少なくとも一つの出力局を識別する入力を受信する請求項1のシステム。
【請求項22】
前記少なくとも一つの出力局は、FMラジオ放送を備える請求項21のシステム。
【請求項23】
前記少なくとも一つの出力局は、テレビ放送を備える請求項21のシステム。
【請求項24】
前記ハブが、情報として提供される少なくとも一つのコンテンツを識別する入力を受信する請求項1のシステム。
【請求項25】
前記ハブが、少なくとも一人のユーザを識別する入力を受信する請求項1のシステム。
【請求項26】
前記強化したコンテンツは、前記出力とほぼ関連しているコンテンツを備える請求項1のシステム。
【請求項27】
前記出力は、ラジオ放送を備える請求項26のシステム。
【請求項28】
前記強化したコンテンツは、ユーザが実質的に選択したコンテンツを備える請求項1のシステム。
【請求項29】
前記少なくとも一つの入力が、コンテンツ配信のための時間フレームを含む請求項1のシステム。
【請求項30】
前記時間フレームは、開始、終了、および配信期間の内の少なくとも一つを含む請求項29のシステム。
【請求項31】
前記ハブがソフトウエアを含む請求項1のシステム。
【請求項32】
前記ソフトウエアが、所有権、説明、有効期限、データ形式、価格およびコンテンツの許可を定義する請求項31のシステム。
【請求項33】
前記ソフトウエアにより、前記ハブが前記少なくとも一つの入力を受信できる請求項31のシステム。
【請求項34】
前記少なくとも一つの入力は、前記ソフトウエアにより指定でき、前記入力が、ファイルアップロード、ファイルプル、ファイルプッシュ、配布リスト、キーに基づくコンテンツ検索クエリ、またはデータベースログ定義作成を含む請求項33のシステム。
【請求項35】
前記ソフトウエアが、報告書を生成するのに適している請求項31のシステム。
【請求項36】
前記報告書が、強化したコンテンツに関する情報を備える請求項35のシステム。
【請求項37】
ラジオディスプレイを利用する放送により、少なくとも一つの挨拶を提供するためのシステムであって、前記システムは:
入力データフィードと、
前記入力データフィードを組み込んで組み込み信号を形成するのに適している生成信号であって、前記入力データフィードと互換性があるフォーマットにハブによってフォーマットされる前記少なくとも一つの挨拶を含むとともに、組み込み信号のフォーマットで前記少なくとも一つの挨拶を表示できるラジオディスプレイを利用する少なくとも一つの選択した受信器に、前記組み込み信号を向けるための方向性を含む、生成信号と、
少なくとも前記生成信号を少なくとも一つの選択した受信器に指向的に出力することと、
を備えるシステム。
【請求項38】
前記入力データフィードが、演奏リストを含む請求項37のシステム。
【請求項39】
前記入力データフィードが、広告を含む請求項37のシステム。
【請求項40】
前記生成信号が、選択ラジオ局への同調により受信される信号を備える請求項37のシステム。
【請求項41】
前記少なくとも一つの挨拶が、視覚的表示を備える請求項37のシステム。
【請求項42】
前記少なくとも一つの挨拶が、テキストを備える請求項37のシステム。
【請求項43】
前記少なくとも一つの挨拶が、音声を備える請求項37のシステム。
【請求項44】
前記少なくとも一つの挨拶が、ユーザ入力メッセージを備える請求項37のシステム。
【請求項45】
前記少なくとも一つの挨拶が、メッセージグループの内の一つである請求項37のシステム。
【請求項46】
前記指向的に出力することが、予め選択した時間に発生する請求項37のシステム。
【請求項47】
前記指向的に出力することが、特定の受信装置に向けられる請求項37のシステム。
【請求項48】
前記指向的に出力することが、受信装置のランダムセットに向けられる請求項37のシステム。
【請求項49】
更に、前記生成信号に影響を与えるのに適した少なくとも一つの追加入力を備える請求項37のシステム。
【請求項50】
前記少なくとも一つの追加入力の内の少なくとも一つが、放送に関連する少なくとも一つの品目の購入に関連する情報を含む請求項49のシステム。
【請求項51】
前記少なくとも一つの品目が歌を備える請求項50のシステム。
【請求項52】
前記少なくとも一つの品目が、製品を備える請求項50のシステム。
【請求項53】
前記製品が広告した製品である請求項52のシステム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21A】
【図21B】
【図21C】
【図21D】
【図21E】
【図21F】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21A】
【図21B】
【図21C】
【図21D】
【図21E】
【図21F】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【公表番号】特表2007−528676(P2007−528676A)
【公表日】平成19年10月11日(2007.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−502914(P2007−502914)
【出願日】平成17年3月8日(2005.3.8)
【国際出願番号】PCT/US2005/007482
【国際公開番号】WO2005/086790
【国際公開日】平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願人】(506304211)ディーマーク ブロードキャスティング,インク. (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年10月11日(2007.10.11)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年3月8日(2005.3.8)
【国際出願番号】PCT/US2005/007482
【国際公開番号】WO2005/086790
【国際公開日】平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願人】(506304211)ディーマーク ブロードキャスティング,インク. (1)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]