説明

動的操作環境における、インスタントメッセージセッション状態の保持

インスタントメッセージセッションにおいて、インスタントメッセージセッションの参加の状態は、ネットワークへのデータ接続を介して設定され、ネットワークへの音声接続を介して変更される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、インスタントメッセージに関する。
【背景技術】
【0002】
出願番号60/588018、 出願日2004年7月11日、米国特許仮出願「MAINTAINING INSTANT MESSAGE SESSION STATUS IN DYNAMIC OPERATING ENVIRONMENTS」による優先権を主張する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
インスタントメッセージは、よく知られているネットワークアプリケーションである。一般に、インスタントメッセージセッションの1以上の参加者は、クライアントサーバ方式でメッセージを交換する。参加者は、インスタントメッセージのクライアントデバイス(無線電話、携帯情報端末(Personal Digital Assistant)、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ等)を操作して、インスタントメッセージサーバと通信する。インスタントメッセージ参加者の状態は、参加者のインスタントメッセージクライアントがこのインスタントメッセージサーバと接続を保持する場合、「オンライン」として示されるか、または同様のある表示となるかもしれない。インスタントメッセージ参加者の状態は、参加者のインスタントメッセージクライアントがこのインスタントメッセージサーバと接続されていない場合、「オフライン」として示されるか、または同様のある表示となるかもしれない。
【0004】
このような単一な状態表示は、インスタントメッセージクライアントがモバイルデバイス(無線電話、携帯情報端末、ラップトップコンピュータ等)である場合に、十分でないかもしれない。このおよび他の動的環境において、より詳細で有益なインスタントメッセージの状態情報が望まれるかもしれない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下の概要は、開示された実施形態のいくつかの態様を強調および紹介することを意図するが、発明の範囲を制限するものではない。以降、例証された実施形態の詳細な説明があり、これは当業者が本発明の態様を行い、使用するのを許可するだろう。当業者は、続く詳細な説明から本発明の態様のすべての利点を取得する事ができ、図面および特許請求の範囲(詳細の説明として続く)、と共に読まれる。
【0006】
インスタントメッセージセッションにおいて、インスタントメッセージIM(Instant messaging)セッションの参加者の状態は、ネットワークへのデータ接続を通して設定され、ネットワークへの音声接続を介して変更される。IMセッション内の参加者の参加状況は、データ接続終了後に保持される。インスタントメッセージセッションにおける参加の状態は、データ接続の終了に続く参加者の動作を反映して設定される。音声接続の終了の選択の結果として、インスタントメッセージセッション内の参加者の状態は、データ接続の終了に続く参加者の動作の終わりを反映して変更される。インスタントメッセージセッションへのデータ接続を再構築する選択の結果として、インスタントメッセージセッション内の参加者の状態は、データ接続の終了に続く参加者の動作の終わりを反映して変更される。インスタントメッセージセッション内の参加者の状態は、音声接続の参加者の使用を反映して変更されるかもしれない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
ここで提供される見出しは、便宜のためのみであり、特許請求の範囲の範囲または意味に作用する必要はない。
【0008】
図面において、同じ参照番号および略語は、理解の容易さと便宜のために、同じまたは同様の機能を持つ要素または動作を示す。任意の特有な要素または動作の議論を容易に示すために、参照番号のうち最上位の数字は、この要素が最初に紹介された図番号を表す。
【産業上の利用可能性】
【0009】
様々な実施形態に関して本発明を説明する。以下の記述は、本発明のこれらの実施形態の完全な理解のための特定の詳細を提供し、説明を可能にする。しかし、当業者は、本発明がこれらの詳細なしに実行できることを理解するだろう。他の例において、よく知られている構造および機能は、本発明の実施形態の説明を不必要に不明瞭にすることを避けるために詳細に示されまたは説明されてきていない。「一実施形態」または「実施形態」への参照は、たとえそれらが同じでも、同じ実施形態を参照する必要はない。
【0010】
図1は、インスタントメッセージシステムの実施形態のブロック図である。インスタントメッセージシステムは、インスタントメッセージ(IM)クライアント102、103、104、およびインスタントメッセージサーバ108を備えたネットワーク101を備える。インスタントメッセージクライアント102−104は、インスタントメッセージセッションを実行するために、インスタントメッセージサーバ108と通信、および/または経由をする。
【0011】
インスタントメッセージサーバ108は、インスタントメッセージサービスを実行するネットワーク101内に1以上の要素を備える。位置実施形態において、インスタントメッセージサーバ108は、インスタントメッセージセッションを可能にするために、複数のインスタントメッセージクライアント102−104と対話する少なくとも1つのネットワークデバイスを備える。ネットワーク101は、情報の交換を容易および/または統合するデバイスの集まりである。例は、有線および無線電話、ネットワーク、インターネット、衛星、ならびにケーブルネットワークである。ネットワーク101は、ここで説明される処理の動作を行うための少なくとも1つのプロセッサおよびロジックを備える。プロセッサは、中央演算処理装置、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、または情報および/または命令を表す信号を処理できる任意の電気回路である。ロジックは、データ処理(たとえばロジックゲーおよび他のデータ処理電気回路)に作用するよう操作可能な電気回路、および/または、データ処理電気回路(たとえばソフトウエア)に作用するように適用されうるマシンのメモリに格納された信号である。
【0012】
IMクライアント102−104は、ここに説明された処理の動作を行う少なくとも1つのプロセッサおよびロジックを含むデバイスであり、デバイスのユーザがインスタントメッセージセッションに参加できるよう操作可能である。IMクライアントデバイス102−104の例は、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、ラップトップコンピュータ、ならびにパーソナルおよびビジネス用デスクトップコンピュータなどの無線デバイスである。一実施形態において、IMクライアントの少なくとも1つ−たとえば1以上の−は、モバイルデバイスであり、これは様々な場所から操作しうるポータブルに設計されたデバイスである。モバイルデバイスは、無線デバイスであることが多く、つまり、ネットワークでおよびネットワークを介して、実体のある送信メディア(ワイヤー、ケーブル、ファイバー)なしで対話しうるデバイスである。
【0013】
インスタントメッセージサービスは、IMクライアントデバイスを採用するインスタントメッセージ参加者が、メッセージ交換に参加する機能などのIMサービスに機能的にアクセスするために、インスタントメッセージセッションを確立および保持(たとえばアクティブを維持する)する。IMセッションにおいて、少なくとも1つのIMクライアント参加者についての状態情報は、IMサービスによって保持される。参加者の状態は、参加者の存在および/または動作の状態の表現である。
【0014】
図2は、インスタントメッセージクライアントの実施形態のブロック図である。IMクライアントは、アンテナ204、音声通話起動制御206、音声通話ドロップ制御207、音声通話検知ロジック208、ンスタントメッセージクライアントロジック210、音声通信ロジック212、および近接検知ロジック214を備える無線デバイス202である。
【0015】
音声通信ロジック212は、無線デバイス202とネットワーク間の音声情報の通信を可能にする。近接検知ロジック214は、無線デバイス202の近接を検知し、無線通信可能な他のデバイス(たとえば、Bluetooth可能デバイス)などのデバイスを分離する。音声通話検知ロジック212は、着呼の存在を検知する。インスタントメッセージクライアントロジック210は、無線デバイス202のユーザが、インスタントメッセージセッションに参加できるようにする。
【0016】
制御は、デバイス内のロジックを活性化するための任意のメカニズムである。例は、キー、ボタン、レバー、選択可能な表示エリア、音声起動メカニズム、タッチセンサーエリアを含む。
【0017】
図3は、IMクライアントデバイス202のインスタントメッセージ環境の実施形態のブロック図である。インスタントメッセージ環境は、テレビ302、ゲームコンソール304、ビジネスコンピュータ306、およびパーソナル使用コンピュータ308を備える。これらの分離したデバイス302、304、306、および308は、IMクライアントデバイス202を独立して操作できる。IMクライアントデバイス202は、この環境において他のデバイス302、304、306、および308の少なくとも1つを検知する。(つまり、これらの存在を特定する。)IMクライアント202に対応するIMセッション参加者の状態は、検知されたデバイスの近接さ(つまり近さ)、および/または特定されたデバイス302、304、306、308の少なくとも1つとしての利用状態(たとえば、利用可能または使用中または利用可能でない)を反映するために設定される。
【0018】
図4は、音声セッションによって作用されるインスタントメッセージセッションの実施形態のタイミング図である。T0において、人は、IMセッションに参加するために、IMクライアントデバイスを使用し始める。T2において、たとえば、音声着呼に応答することによって、または音声発呼に置き換えることによって、参加者は音声セッションに参加するためにIMクライアントデバイスを使用することを決定する。この実施形態において、IMクライアントデバイスは、音声およびIMセッションの同時はサポートしないかもしれない。このように、IMセッションはT3で中断するかもしれなく、音声セッションはT4において初期化される。音声セッションは時刻T7まで持続してもよい。時刻T8において、IMセッションは再開する。
【0019】
IM参加者の状態は、IMセッションと音声セッション様々な間で設定されてもよい。404において、T3においてIMセッションを中断する前に、参加者が音声セッションに参加していることを示す状態指示が、IMサーバに通信されてもよい。参加者が音声セッションに参加していることを示す指示は、T4において音声通信が初期化された後、406においてIMサーバに通信されてもよい。音声セッションの間、このような音声通信を提供する一方式は、SMS(Short Messaging Service)、EMS(Enhanced Messaging Service)、および/またはMMS(Multimedia Messaging Service)を使用している。参加者が音声セッションに参加するのを止めていることを示す指示は、T7において音声セッションを中断する前に、410においてIMサーバと通信しているかもしれない。参加者がIMセッションを再開している指示は、408においてIMサーバと通信してもよい。
【0020】
このように、この実施形態において、インスタントメッセージセッション参加者の状態は、データ接続および音声接続の両方を介して、ネットワークへ設定されてもよい。IMクライアントデバイスがモバイルデバイスである場合、モバイルデバイスユーザがネットワークへの音声接続を確立することを選択した(つまり、選択を行うよう動作した)結果として、ネットワークへのモバイルデバイスのIMデータ接続は終了、つまり中断またはドロップする。データ接続は音声でない情報が効率的に交換される接続である。音声接続は、音声情報が効率的に交換される接続である。したがって、インスタントメッセージセッションのデータ接続は、着呼/発呼に応答する/置き換えるIMクライアントデバイスの選択の結果として、終了してもよい。着呼は、インスタントメッセージクライアント以外のソースから初期化された音声コールである。発呼は、インスタントメッセージクライアントから初期化される。IMサーバは、参加者のIMクライアントデバイスとIMサーバのデータ接続が終了した後、インスタントメッセージセッション参加者のために、存在すること、つまり存在および/または動作の表現を保持してもよい。IMセッション参加者の状態は、音声接続を介して変更されてもよい。
【0021】
図5は、音声セッションによって作用されるインスタントメッセージセッションの実施形態の動作図である。
【0022】
502において、IMクライアント1は、IMセッションに加わる。504および506において、IMサーバは、IMクライアント1がセッションに参加した状態指示を、IMクライアント2および3のそれぞれに提供する。
【0023】
514において、ネットワークは、クライアント1への音声通話を提供する。516において、クライアントは音声通話の応答を選択し、このように音声接続を確立する。518において、クライアント1は、IMサーバに「電話中」状態を提供する。520と522において、IMサーバはクライアント2と3それぞれに「電話中」状態を提供する。524において、IMクライアント1は、IMセッションの参加を中断してきた指示をIMサーバへ通信してもよい。いくつかのシナリオにおいて、IMサーバとクライアント1の接続がドロップされるとき、またはクライアント1によるIMセッションの非アクティブの期間後、IMクライアント1はもはや参加していないことを、IMサーバは推定してもよい。
【0024】
528において、クライアント1は音声通話に応答し、したがって534において通話がドロップされるまで、音声セッションは生成される。536において、クライアント1は、IMセッションに再度加わる。(IMセッションの一部として利用可能なサービスに参加できるように、再度加わることによって、IMサーバと通信するためにクライアントがデータ接続を使用することを意味する。)538と540において、IMサーバは、クライアント2と3それぞれに、「電話中でない」状態指示を提供する。
【0025】
したがってこの実施形態において、IMクライアント参加者の状態は、IMセッションに加わるクライアント上で設定され、その後、他のクライアント動作が生ずるのに応じて修正される。したがって、IMクライアント参加者の状態は、以下のそれぞれを反映して変更される、データ接続の終了、この終了に続く音声接続の参加者の使用、音声接続の参加者の終了(そしてしたがって音声接続の使用の動作の終わり)、およびIMセッションへのデータ接続を再構築するための参加者の選択。構築された接続が、ユーザが前に参加者であったインスタントメッセージセッション付きなので、データ接続は「再構築」されたものとみなされる。IMセッションを再構築することによって、IMクライアントは、データ接続を使用して、セッションに関連する通信を送信および/または受信することができる。
【0026】
図6は、音声接続によって作用されるようなインスタントメッセージセッションの別の実施形態である。602において、クライアント1は、IMセッションに加わる。604および606において、IMサーバは、最初のクライアントが加わったという指示を他のIMクライアント2と3のそれぞれへ提供する。608において、ネットワークはクライアント1へ通話を提供する。610において、クライアントは通話に応答することを選択し、これは612において、クライアント1がIMサーバへの接続をドロップすることを引き起こす。
【0027】
614において、クライアント1は、音声通話に応答し、616において、「電話中」状態のSMS指示をネットワークへ提供する。617において、ネットワークは、クライアント1についての「電話中」状態指示をIMサーバへ提供する。618と620において、IMサーバは、他のIMクライアント2と3のそれぞれに、クライアント1についての「電話中」状態を提供する。622において、クライアント1は音声通話を中断し(たとえば、電話を切る)、624において、クライアント1はIMセッションに再度加わる。626と628において、IMサーバは、クライアント1が「電話中でない」状態指示を、他のクライアント2と3それぞれに提供する。
【0028】
図7は、音声セッションによって作用されるようなインスタントメッセージセッションの別の実施形態の動作図である。702において、クライアント1はIMセッショに加わる。704と706において、IMサーバは、クライアント1が加わったという状態指示を、クライアント2と3それぞれに提供する。
【0029】
708において、音声通話はクライアント1に提供され、クライアント1は、710で応答することを選択し、712でドロップするためにIMセッション接続を引き起こす。通話は714で応答し、したがって音声セッションを開始する。716においてクライアント1は、参加者が「電話中」であることを示すSMS(および/またはEMSおよび/またはMMS)状態指示をネットワークへ提供する。717において、ネットワークは、クライアント1の「電話中」状態であることをIMサーバに通知する。IMサーバは718と720のそれぞれにおいて、他のクライアント2と3へこのような通知を提供する。
【0030】
724において、音声接続を切断する前に、クライアント1は、SMS(および/またはEMS、MMS、あるいは他の音声帯域通信メカニズム)の「電話中でない」状態指示をネットワークへ提供する。726において、ネットワークはクライアント1が「電話中でない」という指示をIMサーバへ提供する。728と730において、IMサーバは最初のクライアントについての「電話中でない」状態指示を、クライアント2と3へ提供する。732において、最初のクライアントは、音声セッションを完結するか(たとえば、電話を切ることによって)、または通話者によって電話を切ることによる。
【0031】
図8は、インスタントメッセージ参加者の状態を設定する処理の実施形態のフローチャートである。802において、デバイスの使用は検知される。804において、IM参加者の状態はデバイス使用を反映して設定される。806において処理は完結する。
【0032】
図9は、インスタントメッセージ参加者の状態を設定する処理の別の実施形態のフローチャートである。902において、無線IMクライアントにとってのデバイスの近接は検知される。904において検知されたデバイスがアクティブでない、たとえばアクティブ化されるかアクティブ使用でないならば、処理は910で完結する。904において検知されたデバイスがアクティブならば、906において、他のデバイスが検知された近接デバイスより近いかどうかが決定される。906において検知されたデバイスが、他の検知された近接デバイスより近くないならば、処理は910で完結する。906において検知されたデバイスが他の検知された近接デバイスより近いと決定されたならば、無線クライアント参加者のためのIM状態は、908において参加者のデバイスの使用を反映するよう設定される。
【0033】
デバイスがアクティブであるかどうかの決定は、多くの要素、たとえばデバイスの制御が操作される範囲、デバイスが参加者直接の処理を実行する範囲などの様々な要素に依存する。
【0034】
図10は、インスタントメッセージ参加者の状態を設定する処理の別の実施形態のフローチャートである。1002において、デバイス使用の種類は検知される。1004においてインスタントメッセージ参加者の状態は、デバイス使用を反映して設定される。1006において処理は完結する。
【0035】
たとえば、IMクライアントデバイスと近接のテレビがつくと、チャンネルはしばしば変更され、IM参加者の状態は、変更され、「チャンネルサーフィン」を示してもよい。
【0036】
図11は、IMクライアントとして採用されうる情報処理デバイスの実施形態のブロック図である。情報処理デバイス1100は、処理1 1104、処理2 1105、および処理3 1106を備え、各処理は関連する処理id(処理1id、処理2id、処理3idそれぞれ)を有する。各処理および/または処理idは、ドキュメント書き込み、インターネットサーフィンをすること、ゲームをすることなどのIM状態に関連付けられる。情報処理デバイス1100は、アクティブ処理検知ロジック1115を備える。処理検知ロジックは、処理1、2、または3のうちのどれが、もしあればその複数が、IMクライアントユーザによって現在使用されているか、または今や最初の使用であるかを検知してもよく、メッセージセッションのIM参加者の状態に、最前面の処理を反映させる。情報処理デバイス1100は、IMクライアントロジック1102を備える。
【0037】
最初の使用の処理を決定することは、処理のユーザインターフェースがディスプレイの最前面かどうか、処理がキーボード、マウス、または他のインターフェースデバイス入力信号などの対象となるかどうかを検知することを伴う。
【0038】
文脈が明らかに必要とするのでなければ、本記述および特許請求の範囲を通して、「備えた」、「備える」、および同様の語は、排他的または網羅的な意味とは逆に、含める意味で解釈され、すなわち「含むが限られない」の意味である。単数または複数を使用する語もまた、それぞれ複数または単数を含む。さらに、「ここで」、「上記」、「以下の」、および同様の取り込みの語は、この明細書で使用されるとき、この明細書全体として指し、この明細書の特定の部分を指すべきである。特許請求の範囲が2以上の事項のリストを参照して「または」という語を使用するとき、この語は、以下の言葉の解釈、リスト内の任意の事項、リスト内のすべての事項、およびリスト内の事項の任意の組合せのすべてをカバーする。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】インスタントメッセージシステムの一実施形態のブロック図である。
【図2】インスタントメッセージクライアントの一実施形態のブロック図である。
【図3】インスタントメッセージ環境の一実施形態のブロック図である。
【図4】インスタントメッセージ環境の一実施形態のブロック図である。
【図5】音声セッションによって作用されるインスタントメッセージセッションの実施形態の動作図である。
【図6】音声セッションによって作用されるインスタントメッセージセッションの別の実施形態の動作図である。
【図7】音声セッションによって作用されるインスタントメッセージセッションの別の実施形態の動作図である。
【図8】インスタントメッセージ参加者の状態を設定する処理の実施形態のフローチャートである。
【図9】インスタントメッセージ参加者の状態を設定する処理の別の実施形態のフローチャートである。
【図10】インスタントメッセージ参加者の状態を設定する処理の別の実施形態のフローチャートである。
【図11】IMクライアントに採用されるであろう情報処理装置の実施形態のブロック図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
インスタントメッセージセッションにおいて、
ネットワークへのデータ接続を介する前記インスタントメッセージセッションの特有の状態を設定することと、
前記ネットワークへの音声接続を介する前記インスタントメッセージセッション内の前記特有の前記状態を変えることと
を備えることを特徴とする方法。
【請求項2】
前記データ接続を終了した後、前記インスタントメッセージセッション内の前記参加者の存在を保持することをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記データ接続の終了した後で、前記参加者の動作を反映して、前記インスタントメッセージセッション内の前記参加者の前記状態を設定することをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記音声接続を終了する選択の結果として、データ接続の終了した後、前記参加者の動作の終わりを反映して、前記インスタントメッセージセッション内の前記参加者の前記状態を変更することをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記インスタントメッセージセッションの前記データ接続の再構築の選択の結果として、データ接続が終了した後、前記参加者の動作の終わりを反映して、前記インスタントメッセージセッション内の前記参加者の前記状態を変更することをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記音声接続の前記参加者の使用を反映して、インスタントメッセージセッション内の前記参加者の前記状態を変更することをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項7】
ネットワークへの音声接続を構築することを選択する前記モバイル装置のユーザの結果として、前記ネットワークへのモバイル装置インスタントメッセージデータ接続を終了することと、
前記音声接続の前記ユーザの使用を反映して、インスタントメッセージセッション内の前記ユーザの状態を変更することと
を備えることを特徴とする方法。
【請求項8】
前記音声接続を介して前記インスタントメッセージセッション内の前記ユーザの前記状態を変更することをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
ショートメッセージサービス、エンハンストメッセージサービス、またはマルチメディアの少なくとも1つを使用する前記音声通信を介して、前記参加者の前記状態を変更することをさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記データ接続を終了した後、前記インスタントメッセージセッション内の前記ユーザの存在を保持することをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項11】
データ接続の終了の後、前記ユーザの動作を反映して、前記インスタントメッセージセッション内の前記ユーザの状態を設定することをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記音声接続を終了するためのユーザの選択の結果として、前記音声接続の前記ユーザの使用の終わりを反映して、前記インスタントメッセージセッション内の前記ユーザの前記状態を変更することをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに適用されるとき、着呼に応答するための選択の結果として、前記モバイル装置が、インスタントメッセージセッションへのデータ接続を終了することになるロジックと、
前記呼び出しの前記ユーザの参加を反映して、前記インスタントメッセージセッション内の前記ユーザの状態を変更することと
を備えたことを特徴とするモバイル装置。
【請求項14】
前記少なくとも1つのプロセッサに適用されるとき、前記モバイル装置が、前記呼び出し接続を介して前記インスタントメッセージセッション内の前記ユーザの前記状態を変更することになるロジック
をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載のモバイル装置。
【請求項15】
前記少なくとも1つのプロセッサに適用されるとき、前記モバイル装置が、前記ショートメッセージサービス、前記エンハンストメッセージサービス、または前記マルチメディアの少なくとも1つを使用する前記呼び出し接続を介して、前記ユーザの前記状態を変更することになるロジック
をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載のモバイル装置。
【請求項16】
前記少なくとも1つのプロセッサに適用されるとき、前記モバイル装置が、前記呼び出し接続を終了する選択の結果として、前記呼び出し内の前記ユーザの参加の終わりを反映するために前記インスタントメッセージセッション内の前記ユーザの前記状態を変更することになるロジック
を備えることを特徴とする特徴とする請求項13に記載のモバイル装置。
【請求項17】
前記少なくとも1つのプロセッサに適用されるとき、前記モバイル装置が、前記インスタントメッセージセッションのデータ接続を再構築する選択の結果として、前記呼び出し内の前記ユーザの参加の終わりを反映するために前記インスタントメッセージセッション内の前記ユーザの前記状態を変更することになるロジック
を備えたことを特徴とする請求項13に記載のモバイル装置。
【請求項18】
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに適用されるとき、前記モバイル装置が、発信を作る選択の結果として、インスタントメッセージセッションへのデータ接続を終了することになるロジックと、
前記呼び出し内の前記参加者の参加を反映して、前記インスタントメッセージセッション内の参加者の状態を変更することと
を備えたことを特徴とするモバイル装置。
【請求項19】
前記少なくとも1つのプロセッサに適用されるとき、前記モバイル装置が、前記呼び出しの接続を介して、前記インスタントメッセージセッション内の前記参加者の前記状態を変更することになるロジック
をさらに備えたことを特徴とする請求項18に記載のモバイル装置。
【請求項20】
前記少なくとも1つのプロセッサに適用されるとき、前記モバイル装置が、前記ショートメッセージサービス、前記エンハンストメッセージサービス、または前記マルチメディアの少なくとも1つを使用する前記呼び出し接続を介して、前記参加者の前記状態を変更することになるロジック
をさらに備えたことを特徴とする請求項18に記載のモバイル装置。
【請求項21】
前記少なくとも1つのプロセッサに適用されるとき、前記モバイル装置が、前記呼び出し接続を終了する選択の結果として、前記呼び出し内の前記参加者の参加の終わりを反映するために前記インスタントメッセージセッション内の前記参加者の前記状態を変更することになるロジック
をさらに備えたことを特徴とする請求項18に記載のモバイル装置。
【請求項22】
前記少なくとも1つのプロセッサに適用されるとき、前記モバイル装置が、前記インスタントメッセージセッションのデータ接続を再構築する選択の結果として、前記呼び出し内の前記参加者の参加を反映して、前記インスタントメッセージセッション内の前記参加者の前記状態を変更することになるロジック
をさらに備えたことを特徴とする請求項18に記載のモバイル装置。
【請求項23】
モバイル装置が、分離した装置の使用を検知することと、
前記モバイル装置が、前記分離した装置の使用を反映して、インスタントメッセージセッション内のインスタントメッセージ参加者の状態を設定することと
を備えることを特徴とする方法。
【請求項24】
前記分離した装置の使用の種類を検知することと、
前記分離した装置の使用の前記種類を反映して、前記インスタントメッセージセッション内の前記インスタントメッセージ参加者の前記状態を設定することと
をさらに備えることを特徴とする請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記モバイル装置が、前記分離した装置の近接を検知することと、
前記分離した装置の前記近接を反映して、前記インスタントメッセージセッション内の前記インスタントメッセージ参加者の前記状態を設定することと
をさらに備えることを特徴とする請求項23に記載の方法。
【請求項26】
分離した使用中の複数の装置のより近接の使用を反映して、インスタントメッセージセッション内のインスタントメッセージ参加者の前記状態を設定することと
をさらに備えることを特徴とする請求項25に記載の方法。
【請求項27】
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに適用されるとき、前記モバイル装置が、最前面の処理を検知することになるロジックと、
前記最前面の処理の使用を反映して、インスタントメッセージセッション内のインスタントメッセージ参加者の状態を設定することと
を備えたことを特徴とするデバイス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公表番号】特表2008−506207(P2008−506207A)
【公表日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−521546(P2007−521546)
【出願日】平成17年7月11日(2005.7.11)
【国際出願番号】PCT/US2005/024589
【国際公開番号】WO2006/017242
【国際公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(506217379)エイ ティ アンド ティ モビリティー ザ セカンド リミテッド ライアビリティ カンパニー (11)
【Fターム(参考)】