説明

包装具

【課題】麺類容器の搬送における麺類に対する具材の悪影響を防止し、かつ麺類容器の搬送に手間がかからないようにすることが可能な包装具を提供する。
【解決手段】麺用容器200が載置される底面板100と、底面板100の側縁に折線110a及び折線120aを介してそれぞれ連設され、麺用容器200及び具材用容器220の側面を覆う第1側面板110及び第2側面板120と、第1側面板110の側縁に折線130aを介して連設され、具材用容器220を覆う第1上面板130と、第2側面板120の側縁に折線140aを介して連設され、具材用容器220を覆う第2上面板140とを備え、第1側面板110及び第2側面板120のそれぞれには、麺用容器200の端部と嵌合可能な第1嵌合孔113と、具材用容器220の端部と嵌合可能な第2嵌合孔114とが設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装具に関し、特に麺類及び具材を搬送するための麺類容器の包装具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、ラーメン、パスタ及びそば等の麺類は、食堂やレストラン等の店舗で食される他、宅配や持ち帰りといった形態で家庭でも食されている。そして、家庭で麺類が食される場合には、麺類は麺類容器に入れられて家庭まで搬送される。
【0003】
ところで、麺類は、スープ等の具材と共に食されるのが一般的である。従って、家庭で麺類が食される場合には、麺類と具材とが麺類容器に入れられて家庭まで搬送される。しかしながら、麺類と具材とが同じ麺類容器に入れられた場合、麺類が具材の水分で延びてしまう。このような問題を解決する技術として、例えば特許文献1に記載の麺類容器がある。これは、細孔が形成され、麺類容器を上部と底部とに仕切る仕切り板を麺類容器内に配設するものである。この技術によれば、具材を麺類容器の底部に入れ、麺類を麺類容器の上部に入れることで、麺類容器内で麺類と具材とを分離することができるので、麺類の延びを防止することができる。
【特許文献1】特開2005−58100号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の麺類容器では、麺類容器が搬送される際に激しく揺らされた場合、仕切り板の細孔を介して具材が麺類容器の上部に侵入するため、具材が麺類についてしまう。また、麺類容器の搬送に長時間を要した場合、仕切り板の細孔を介して具材のにおいが麺類についてしまう。従って、特許文献1に記載の麺類容器では、麺類容器の搬送における麺類に対する具材の悪影響を防止することができない。
【0005】
このとき、上記問題を解決する方法として、麺類と具材とを別々の容器に入れることが考えられる。しかしながら、この場合には2つの容器を別々に搬送する必要があるため、搬送に手間がかかる。
【0006】
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、麺類容器の搬送における麺類に対する具材の悪影響を防止し、かつ麺類容器の搬送に手間がかからないようにすることが可能な包装具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る包装具は、第1容器と、前記第1容器上に積載された第2容器とからなる積載容器を包装する包装具であって、前記第1容器が載置される底面板と、前記底面板の第1側縁に折線を介して連設され、前記第1容器及び前記第2容器の側面を覆う第1側面板と、前記底面板の第2側縁に折線を介して連設され、前記第1容器及び前記第2容器の側面を覆う第2側面板と、前記第1側面板の側縁に折線を介して連設され、前記第2容器の上面を覆う第1上面板と、前記第2側面板の側縁に折線を介して連設され、前記第2容器の上面を覆う第2上面板とを備え、前記第1側面板及び第2側面板のそれぞれには、前記第1容器の端部と嵌合可能な第1嵌合孔と、前記第2容器の端部と嵌合可能な第2嵌合孔とが設けられていることを特徴とする。
【0008】
これによって、麺類と具材とを第1容器及び第2容器の別々の容器に収容することができ、麺類容器の搬送における麺類に対する具材の悪影響を防止することができる。また、第1容器及び第2容器を1つの積載容器として一体化して搬送することができるので、麺類容器の搬送に手間がかからないようにすることができる。
【0009】
ここで、前記包装具は、さらに、前記第1上面板の側縁に折線を介して連設された舌片を備え、前記舌片には、第1突出片が設けられ、前記第2上面板には、前記第1突出片と嵌合可能な突出片嵌合孔が複数設けられていてもよい。
【0010】
これによって、第1容器及び第2容器の大きさが異なる場合でも、第1突出片と嵌合させる突出片嵌合孔を変えることで、第1容器及び第2容器を強固に一体化することができるので、包装具の汎用性を高くすることができる。
【0011】
また、前記第1上面板には、前記第1上面板及び前記舌片の間の折線から前記第1上面板側にコの字状に膨らむ切り込みが設けられ、前記切り込みは、前記舌片が前記第1上面板及び前記舌片の間の折線で折り曲げられた状態において前記第1上面板側に突出し、前記突出片嵌合孔と嵌合可能な第2突出片を形成してもよい。
【0012】
これによって、第1上面板と第2条面板とは、第1突出片と突出片嵌合孔との嵌合に加えて、第2突出片と突出片嵌合孔との嵌合により接続されるので、第1容器及び第2容器を更に強固に一体化することができる。また、第2突出片と嵌合される孔を新たに設ける必要がないので、包装具の構造を簡素にし、包装具を低コスト化することができる。
【0013】
また、前記第1側面板及び第2側面板のそれぞれには、複数の前記第1嵌合孔と、複数の前記第2嵌合孔とが設けられていてもよい。
【0014】
これによって、第1容器及び第2容器の高さが異なる場合でも、容器の端部と嵌合させる麺嵌合孔及び具材嵌合孔を変えることで、第1容器及び第2容器を包装具に固定できるので、包装具の汎用性を高くすることができる。
【発明の効果】
【0015】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る包装具によれば、麺類容器の搬送における麺類に対する具材の悪影響を防止し、かつ麺類容器の搬送に手間がかからないようにすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態における麺類容器及びその包装具について、図面を参照しながら説明する。
【0017】
図1は本実施の形態における麺類容器の斜視図であり、図2は同麺類容器の断面図(図1のAA’線における断面図)である。
【0018】
この麺類容器は、宅配用の食材を収容する容器であって、麺用容器200と、麺用容器200上に積載された具材用容器220とから構成される。なお、麺用容器200は本発明の第1容器の一例であり、具材用容器220は本発明の第2容器の一例である。
【0019】
麺用容器200は、プラススチック及び合成樹脂等からなり、ラーメン、パスタ及びそば等の麺類200aを収容するディスポーサブルの容器である。麺用容器200は、断面が略円錐台形形状をなす椀形の容器であり、その周壁には、麺用容器200外部に向かって(径方向外方に向かって)突き出た凸部である鍔部201が形成されている。
【0020】
ここで、麺用容器200は、麺用容器本体202及び麺用蓋体210から構成される。麺用蓋体210は、麺用容器本体202の開口部を蓋する略円盤状の蓋体であり、鍔部201において着脱可能な状態で麺用容器本体202に嵌合される。麺用蓋体210の表面には、円環状の凸部211が形成されている。
【0021】
具材用容器220は、プラススチック及び合成樹脂等からなり、スープ等の液状の具材220aを収容するディスポーサブルの容器である。具材用容器220は、断面が略円錐台形形状をなす椀形の容器であり、その周壁には、具材用容器220外部に向かって(径方向外方に向かって)突き出た凸部である鍔部221が形成されている。
【0022】
ここで、具材用容器220は、具材用容器本体222及び具材用蓋体230から構成される。具材用容器本体222の底面は、麺用蓋体210表面における円環状の凸部211で囲まれた領域の面積、つまり麺用蓋体210表面の凹部212の面積よりも小さく。具材用容器本体222は、この凹部212上に載置される。具材用蓋体230は、具材用容器本体222の開口部を蓋する略円盤状の蓋体であり、鍔部221において着脱可能な状態で具材用容器本体222に嵌合される。
【0023】
図3(a)、(b)は、上記構造を有する麺類容器を包装する包装具の斜視図であり、図4は、同包装具の展開平面図である。
【0024】
この包装具は、底面板100、第1側面板110、第2側面板120、第1上面板130、第2上面板140、舌片150及び収納部160から構成される。
【0025】
底面板100には、麺用容器200が載置される。
第1側面板110は、麺類容器を包装した状態において、麺用容器200及び具材用容器220の側面を覆う。第1側面板110は、底面板100の第1側縁に折線110aを介して連設され、折線110aに沿って立ち上がる。第1側面板110は、底面板100の第1側縁に折線110aを介して連設された下部第1側面板111と、下部第1側面板111の側縁に折線112aを介して連設された上部第1側面板112とから構成される。上部第1側面板112には、折線130bが設けられている。
【0026】
第2側面板120は、麺類容器を包装した状態において、第1側面板110と対向して位置し、第1側面板110により覆われた麺用容器200及び具材用容器220の側面と反対側の側面を覆う。第2側面板120は、底面板100の第1側縁と対向する第2側縁に折線120aを介して連設され、折線120aに沿って立ち上がる。第2側面板120は、底面板100の第2側縁に折線120aを介して連設された下部第2側面板121と、下部第2側面板121の側縁に折線122aを介して連設された上部第2側面板122とから構成される。上部第2側面板122には、折線140bが設けられている。
【0027】
ここで、下部第1側面板111及び下部第2側面板121には、麺用容器200の端部としての鍔部201と嵌合可能な第1嵌合孔113が形成されている。また、上部第1側面板112及び上部第2側面板122には、具材用容器220の端部としての鍔部221と嵌合可能な複数の第2嵌合孔114が形成されている。さらに、下部第1側面板111及び下部第2側面板121には、第1嵌合孔113に向かって突き出た突出片115が形成されている。突出片115は、第1嵌合孔113と鍔部201とが嵌合した状態で麺用蓋体210(鍔部201)表面と接触し、麺用蓋体210を係止する。これによって、麺用容器200は、包装具に固定される。
【0028】
第1上面板130は、第1側面板110の側縁に折線130aを介して連設され、麺類容器を包装した状態において、具材用容器220の上面(具材用蓋体230の上面)を覆うように具材用容器220(具材用蓋体230)上方に位置する。第1上面板130には、第1上面板130及び舌片150の間の折線150aから第1上面板130側にコの字状に膨らむ切り込み152aが設けられている。この切り込み152aは、舌片150が第1上面板130と舌片150との間の折線150aで折り曲げられた状態において第1上面板130側に突出する第2突出片152を形成する。
【0029】
舌片150は、第1上面板130の側縁に折線150aを介して連設される。舌片150には、第1突出片151が設けられている。
【0030】
第2上面板140は、第2側面板120の側縁に折線140aを介して連設され、麺類容器を包装した状態において、具材用容器220の上面(具材用蓋体230の上面)を覆うように具材用容器220(具材用蓋体230)上方に位置する。第2上面板140には、第1突出片151及び第2突出片152と嵌合可能な突出片嵌合孔141が複数設けられている。
【0031】
収納部160は、第2上面板140の側縁に折線160aを介して連設され、折線160aに沿って立ち下がる。収納部160には、麺用容器200及び具材用容器220に収容された食材を食する際に必要となるディスポーサブルの食器等が収容される。
【0032】
図5(a)、(b)は、上記構造を有する麺類容器及び包装具の使用形態を示す麺類容器及び包装具の斜視図である。
【0033】
図5(a)、(b)から、麺用蓋体210表面と突出片115とが係合するまで、鍔部201が第1嵌合孔113に差し込まれることがわかる。すなわち、包装具は、鍔部201と第1嵌合孔113との嵌合と、麺用蓋体210表面と突出片115との係合とにより麺用容器200の横方向(麺用容器200の底面を含む面内での動き)への動きを制限していることがわかる。
【0034】
また、鍔部221が第2嵌合孔114に差し込まれることがわかる。すなわち、包装具は、鍔部221と第2嵌合孔114との嵌合により具材用容器220の横方向への動き(具材用容器220の底面を含む面内での動き)を制限していることがわかる。
【0035】
さらに、鍔部201と第1嵌合孔113とが嵌合し、麺用蓋体210表面と突出片115とが係合し、かつ鍔部221と第2嵌合孔114とが嵌合した状態で、第2上面板140の下面と具材用容器220の上面(具材用蓋体230の上面)とが接合し、かつ第1上面板130の下面と第2上面板140の上面とが略面一となって重なるように、第2突出片152及び第1突出片151が差し込まれる突出片嵌合孔141が選択され、その選択された突出片嵌合孔141に第2突出片152及び第1突出片151が差し込まれることがわかる。すなわち、包装具は、第2突出片152と突出片嵌合孔141との嵌合、及び第1突出片151と突出片嵌合孔141との嵌合により麺用容器200及び具材用容器220の高さ方向への動き(麺用容器200及び具材用容器220の積載方向への動き)を制限していることがわかる。
【0036】
さらにまた、収納部160には、フォーク300が収容されていることがわかる。
このとき、鍔部221が差し込まれる第2嵌合孔114は、具材用容器220の高さに応じて変えられる。よって、具材用容器220の高さが低い場合には、図6の麺類容器及び包装具の斜視図に示されるように、鍔部221は高さが低い位置にある第2嵌合孔114に差し込まれて、さらに折線130bで上部第1側面板112が折り曲げられ、かつ折線140bで上部第2側面板122が折り曲げられるため、上部第1側面板112及び上部第2側面板122の一部は具材用容器220の上面(具材用蓋体230の上面)を覆うように、具材用容器220(具材用蓋体230)上方に位置する。
【0037】
なお、下部第1側面板111及び下部第2側面板121には、複数の第1嵌合孔113が形成され、鍔部201が差し込まれる第1嵌合孔113は、麺用容器200の高さに応じて変えられてもよい。
【0038】
以上のように本実施の形態の麺類容器によれば、麺類200a及び具材220aがそれぞれ麺用容器200及び具材用容器220に収容される、つまり麺類200a及び具材220aが別々の容器に収容されるので、麺類容器の搬送における麺類に対する具材の悪影響を防止することが可能な麺類容器を実現できる。
【0039】
また、本実施の形態の包装具によれば、積載された麺用容器200及び具材用容器220を一体化する。よって、麺用容器200及び具材用容器220を1つの積載容器として搬送することができるので、麺類容器の搬送に手間がかからないようにすることができる。従って、本実施の形態の包装具によれば、麺類容器の搬送における麺類に対する具材の悪影響を防止し、かつ麺類容器の搬送に手間がかからないようにすることが可能な包装具を実現できる。
【0040】
また、本実施の形態の包装具によれば、麺用容器200及び具材用容器220の大きさが異なる場合でも、第1突出片151と嵌合させる突出片嵌合孔141を変えることで、麺用容器200及び具材用容器220を強固に一体化することができる。よって、汎用性の高い包装具を実現できる。
【0041】
また、本実施の形態の包装具によれば、第1上面板130と第2上面板140とは、第1突出片151と突出片嵌合孔141との嵌合に加えて、第2突出片152と突出片嵌合孔141との嵌合により接続される。よって、麺用容器200及び具材用容器220を更に強固に一体化することができる。また、第2突出片152と嵌合される孔を新たに設ける必要がないので、包装具の構造を簡素にし、低コストの包装具を実現できる。
【0042】
また、本実施の形態の包装具によれば、麺用容器200及び具材用容器220の高さが異なる場合でも、鍔部201、221と嵌合させる第1嵌合孔113及び第2嵌合孔114を変えることで、麺用容器200及び具材用容器220を包装具に固定できるので、更に汎用性の高い包装具を実現できる。
【0043】
以上、本発明の麺類容器及び包装具について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態の限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
【0044】
例えば、本発明の第1容器及び第2容器として麺用容器及び具材用容器を例示したが、異なる食材が収容される容器であればこれに限られない。同様に、本発明の包装具で包装される容器として麺類容器を例示したが、2つの容器が積載されてなる積載容器であればこれに限られない。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明は、包装具に有用であり、特に麺類の宅配用容器の包装具に有用である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の実施の形態における麺類容器の斜視図である。
【図2】同麺類容器の断面図(図1のAA’線における断面図)である。
【図3】本発明の実施の形態における包装具の斜視図である。
【図4】同包装具の展開平面図である。
【図5】本発明の実施の形態における麺類容器及び包装具の使用形態を示す麺類容器及び包装具の斜視図である。
【図6】同麺類容器及び包装具の斜視図である。
【符号の説明】
【0047】
100 底面板
110 第1側面板
111 下部第1側面板
112 上部第1側面板
110a、112a、120a、122a、130a、140a、140b、150a、160a 折線
113 第1嵌合孔
114 第2嵌合孔
115 突出片
120 第2側面板
121 下部第2側面板
122 上部第2側面板
130 第1上面板
140 第2上面板
141 突出片嵌合孔
150 舌片
151 第1突出片
152 第2突出片
152a 切り込み
160 収納部
200 麺用容器
200a 麺類
201、221 鍔部
202 麺用容器本体
210 麺用蓋体
211 凸部
212 凹部
220 具材用容器
220a 具材
222 具材用容器本体
230 具材用蓋体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1容器と、前記第1容器上に積載された第2容器とからなる積載容器を包装する包装具であって、
前記第1容器が載置される底面板と、
前記底面板の第1側縁に折線を介して連設され、前記第1容器及び前記第2容器の側面を覆う第1側面板と、
前記底面板の第2側縁に折線を介して連設され、前記第1容器及び前記第2容器の側面を覆う第2側面板と、
前記第1側面板の側縁に折線を介して連設され、前記第2容器の上面を覆う第1上面板と、
前記第2側面板の側縁に折線を介して連設され、前記第2容器の上面を覆う第2上面板とを備え、
前記第1側面板及び第2側面板のそれぞれには、前記第1容器の端部と嵌合可能な第1嵌合孔と、前記第2容器の端部と嵌合可能な第2嵌合孔とが設けられている
ことを特徴とする包装具。
【請求項2】
前記包装具は、さらに、前記第1上面板の側縁に折線を介して連設された舌片を備え、
前記舌片には、第1突出片が設けられ、
前記第2上面板には、前記第1突出片と嵌合可能な突出片嵌合孔が複数設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の包装具。
【請求項3】
前記第1上面板には、前記第1上面板及び前記舌片の間の折線から前記第1上面板側にコの字状に膨らむ切り込みが設けられ、
前記切り込みは、前記舌片が前記第1上面板及び前記舌片の間の折線で折り曲げられた状態において前記第1上面板側に突出し、前記突出片嵌合孔と嵌合可能な第2突出片を形成する
ことを特徴とする請求項2に記載の包装具。
【請求項4】
前記第1側面板及び第2側面板のそれぞれには、複数の前記第1嵌合孔と、複数の前記第2嵌合孔とが設けられている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装具。
【請求項5】
請求項1に記載の包装具により包装される積載容器に収納される宅配用食材であって、
前記第1容器に収納されるパスタと、
前記第2容器に収納されるソースとを含む
ことを特徴とする宅配用食材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−302257(P2007−302257A)
【公開日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−129539(P2006−129539)
【出願日】平成18年5月8日(2006.5.8)
【出願人】(505277587)株式会社プレックス (1)
【Fターム(参考)】