説明

医療デバイスと通信するための方法及び装置

本発明は、医療デバイス(10)と通信する方法に関する。この方法において、測定手段(14)又は外部デバイス(16)の一方がそれに接続されると共に、これを介して前記測定手段(14)又は前記外部デバイス(16)から医療デバイス(10)へ、測定された信号又はデータが送信されるインタフェース(12)が設けられる。本発明に従って、1つのインタフェースだけで測定モード及び通信モードの両方に前記医療デバイスを使用する必要がある。このインタフェースにおいて、例えばソフトウェアの更新が前記インタフェースを介して医療デバイスにおいて行うことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前提部分に記載の医療デバイスと通信する方法と、請求項8の前提部分に記載の対応する装置とに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば身体的な機能を記録するための測定装置のような医療デバイスはしばしば、測定するため及び測定されたデータを記録するための電子機器装置を有する。この測定されたデータは、1つ以上の測定手段、特にセンサから得られる。例として、英国特許公開公報GB 2 368 127 Aから知られるように、ここでは心電図検査のためのポータブルな心電計に言及する。
【0003】
上記デバイスは特に、記録されたデータを評価することができるように、例えば生命にかかわる状態である場合、直ちに警報を作動させるように、マイクロプロセッサ及びソフトウェアも有する。殆どのデバイスにおいて、ソフトウェアは不揮発性のリライタブルなメモリ、例えばEEPROMに記憶される。このタイプの多くのデバイスは、例えばパーソナルコンピュータのようなホストシステムに記録されたデータを送信するための通信インタフェースも有する。
【0004】
図3は、ホストシステム52及び医療測定デバイス54を有する従来の医療デバイス50のブロック図を示す。通信インタフェース56及び電線58を介してホストシステム52と通信するための医療測定デバイス54が接続されている。センサインタフェース60及びそれに接続される電線62を介して、医療測定デバイス54は、患者の身体に装着されたセンサ64から電気測定信号を入力することもできる。
【0005】
動作中、測定デバイス54は、センサ64から例えばアナログの電気測定信号を入力し、この入力された測定信号をデジタルデータに変換し、変換されたデータをホストシステム52によりさらに処理するための準備をする。この準備されたデータを、通信インタフェース56及び電線58を介して、コンピュータを有するホストシステム52へ送信する。このシステムは、入力されたデータを記憶及び表示するためのメモリ並びにディスプレイ、及びプリンターを有する。
【0006】
時々、医療測定デバイス54において、不揮発性及びリライタブルなメモリ、例えばフラッシュEEPROMに記憶されるソフトウェアのアイテムを更新する必要がある。これは特に、欠点を解消するため又は測定デバイス54の新しい機能を可能にするために、ソフトウェアが修正(re-work)される場合である。現在まで、このようなソフトウェアの更新は、通信インタフェース56を介して実行されてきた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、このソフトウェアの更新、すなわち測定デバイスに転送し、そのデバイスにあるソフトウェアを更新することは、ホストシステム52によって本質的には制御されているので、このホストシステム52はソフトウェアを更新するように構成されなければならない。これは、ホストシステム52において追加の技術的複雑さを必要とする。特に、このソフトウェアの更新に対し、特別なプロトコルが必要とされ、このプロトコルは、ホストシステム52において実施されなければならない。しかしながら、ソフトウェアの更新は、非常に不定期であると共にしばしば非常に稀に実行されるだけしか必要とされないので、これに必要な実施の複雑さは使用に比例しない。
【0008】
この実施は、医療測定デバイスが1つのホストシステムだけとではなく、むしろ多数の異なるホストシステムと共に使用される場合、例えば、測定デバイスが多くの異なる医療デバイスに組み込まれるOEMボードである場合、特に高価となる。このような場合、異なるホストシステムの全ては、ソフトウェアの更新に対し完璧な機能を実施しなければならない。代替手段、すなわち医療デバイスからソフトウェアを更新するための測定デバイスを構成することは、それが可能だとしても、コスト上の理由で実用的ではない。
【0009】
ソフトウェアを更新する他の可能性は、PCをソフトウェア更新デバイスとして使用することである。図4に示されるように、PC66はこの目的のために、電線70を用いて、医療デバイス72の外部インタフェース68に接続される。この外部インタフェース68は、医療デバイス72においてデータをPC66から当該外部インタフェースを介して入力するホストシステムに割り当てられる。例として、この外部インタフェースは、RS232C規格に従うシリアルインタフェース又はUSBインタフェースでもよい。しかしながら、この場合、かなりの技術的複雑さも、外部インタフェース68の形式であるホストシステムに対して必要とされる。加えて、ホストシステムは同様に、特別なプロトコルを用いて、ソフトウェアの更新を医療デバイス72の医療測定デバイスに送信しなければならない。その上、ソフトウェアを更新している間、センサ64を介して医療デバイス72に電気的に接続される患者は、ソフトウェアの更新のためのデバイス72の如何なる障害から守られることを保証する予防策が行われなければならない。この目的のために、PC66又はソフトウェア更新デバイスは、医療デバイス72が動作中にソフトウェアの更新を実行するのに使用可能であるように、認証及び試験される必要があるか、PC66又はソフトウェア更新デバイス及びセンサ64は、同時に医療デバイス72に接続されないことを保証すべきであるかのどちらかである。
【0010】
これにより、本発明の目的は、医療デバイスと通信するための方法及び装置を提供することであり、一方では、上述した既知の方法よりも低い技術的複雑さを必要とし、他方では、患者が特に医療デバイスのソフトウェアの更新に関して通信中に危険にさらされないことを保証する。
【0011】
本目的は、請求項1に記載の特徴を持つ方法及び請求項8に記載の特徴を持つ装置により達成される。本発明の好ましい実施例は、従属する請求項から明らかである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の本質的な概念は、1つ以上のセンサ、電極又は患者の信号を測定するための同様な測定手段を備える、医療デバイスのインタフェースを使用することであり、医療デバイスと外部デバイスとの間を通信することでもある。通信とはこの場合、他の外部デバイス、特にPCとの通信を意味すると理解される。この概念の利点は、医療デバイスが測定モード及び通信モードに対し本質的にたった1つのインタフェースだけを必要とすることである。技術的複雑さは、これにより、2つの異なる使用に対し設けられる1つのインタフェースにより単に規定される。従来用いられるような少なくとも1つの特別な通信インタフェースに関して、節約が行われる。加えて、現在まで1つのセンサインタフェースだけしか持たない医療デバイスは、通信インタフェースを本発明に従って装備されることができる。その上、現在まで、測定手段のために設けられたプラグは本発明に従って前記インタフェースと接続するのに用いられる。本発明により、同じインタフェースが異なる2つの目的のために用いられる事実の結果として、通信するために、測定手段が、通信ラインを接続することを可能にするために、インタフェースから分離されなければならないので、患者の安全性も自動的に保証される。上述したように、これは、ソフトウェアの更新の場合、特に重要である。特に、医療デバイスは、上記更新中に、それ自身の目的のため、例えば測定に必然的に用いられることができない。加えて、ラップトップコンピュータは、医療デバイスの診断又はソフトウェアの更新を実行可能にするために、インタフェースに接続される。
【0013】
特に、本発明は、医療デバイスと通信する方法にも関し、この方法において測定手段又は外部デバイスがそれに接続され、それを介して測定信号又はデータがこれら測定手段又は外部デバイスから医療デバイスへ送信されるインタフェースが設けられる。
【0014】
このインタフェースは、2つのモード、すなわち、測定モードと通信モードとで動作することができる。測定手段が接続される場合、このインタフェースは測定モードで動作し、外部デバイスが接続される場合、通信モードで動作する。測定モードにおいて、信号は患者から電極又はセンサにより、インタフェースを介し医療デバイスにより入力される一方、通信モードにおいて、インタフェースは外部デバイスと、単一方向又は双方向のデータ交換を行うために用いられる。
【0015】
好ましくは、通信モード時、ソフトウェアの更新が、接続される外部デバイスからインタフェースを介して医療デバイスに転送される。しかしながら、通信モードにおいて、データは、例えばハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、リライタブルなDE−ROM又は磁気テープのような大容量メモリに、外部デバイスにある転送されるデータを記憶するために、医療デバイスからこの外部デバイスに転送されることも可能である。
【0016】
特に好ましい実施例において、測定モードと通信モードとの間の切り替えは、測定手段又は外部デバイスのどちらがインタフェースに接続されているかに依存して、自動的に行われる。
【0017】
特に、この自動切り替えは、医療デバイスのソフトウェア、インタフェースにあるスイッチを用いる又は医療デバイスにある動作モード回路により自動的に行われることができる。
【0018】
特に経済的な実施例において、インタフェースは、測定モード及び通信モードの両方で使用可能である端子を有する。極端な場合には、これにより、通信モードに対し排他的に必要とされる特別な端子を設けない。これら端子のデュアル機能により、従って、端子が全体的に節約されることが可能であり、この結果として、インタフェース及びこのインタフェースに接続するためのプラグは、経済的な方法で実施されることができる。この実施例において、現在、測定手段をインタフェースに接続するために設けられるプラグは、原則として、外部デバイスとの通信にも用いられる。これにより、通信接続のための新しいプラグ又は電線を設ける必要は無い。
【0019】
他の態様によれば、本発明は、医療デバイスと通信するための装置と、通信するための装置を有する医療デバイスとに関し、この装置は、測定手段又は外部デバイスの一方が接続されるように構成されるインタフェースを有し、測定される信号又はデータは、これら測定手段又は外部デバイスからこのインタフェースを介し、医療デバイスへ送信される。このような装置は、外部デバイスと通信する可能性の無い既存の医療デバイスを装備するのに特に適している。測定手段のための存在するインタフェースを本発明による装置に置き換えることにより、医療デバイスは、通信機能を経済的な方法で含むように拡張される。とりわけ、現在使用される測定手段はさらに、これらが本発明による装置のインタフェースと互換性があるならば、本発明による装置と共に使用されることができる。
【0020】
特に、インタフェースは、測定手段が接続される場合、測定モードで、外部デバイスが接続される場合、通信モードで動作するように構成される。
【0021】
好ましい実施例において、インタフェースはさらに、通信モード時に、ソフトウェアの更新が接続される外部デバイスから、インタフェースを介して医療デバイスへ送信されるように構成される。図3によれば、医療測定デバイス54は、例えばソフトウェアの更新用のプロトコルを実施し、その結果として、インタフェース56に接続されるホストシステム52、例えばPCは、このソフトウェアの更新用の前記プロトコルを持つ必要は無い。
【0022】
好ましくは、インタフェースは、測定モードと通信モードとの間の切り替えが自動的に行われるように構成される。
【0023】
この自動的な切り替えは、例えば医療デバイスのソフトウェアが自動的な切り替える、若しくはインタフェースにおけるスイッチ、又は医療デバイスにおける動作モード回路が自動的な切り替えを備えるように構成されることで達成される。
【0024】
最後に、特に経済的な実施例において、インタフェースは、通信モードにのみ使用可能である如何なる追加の端子を持たない。
【0025】
本発明の他の利点及び利用可能性は、図に示される実施例と連係して以下の記載から明らかとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
明細書、特許請求の範囲、要約書及び図面において、符号の説明に示される用語及び関連する参照番号が用いられる。
【0027】
以下において、同一、機能的に同一及び類似の要素は、同じ参照番号を備えている。図3及び図4の説明に関しては、この説明の概説に言及されている。
【0028】
図1は、センサ14が測定手段として接続されるインタフェース12を持つ、例えばポータブルな心電計のような医療デバイス10を示し、前記センサ14は例えば心電図を記録するための多数の電極を有する。このデバイス10は測定モード時、この構成で動作する。これは、前記デバイス10が電極によりピックアップされるアナログの電気信号をセンサ14から前記インタフェース12を介して入力することを意味している。
【0029】
測定モード時、インタフェース12は、前記入力されたアナログ信号が前記デバイス10に設けられる処理ユニット(図示せず)に転送されるように構成され、この処理ユニットは特に前記アナログ信号をデジタル信号に変換し、これらデジタル信号をさらに処理するための準備、例えばこれらデジタル信号をPCで処理するための既定のフォーマットに変換する。
【0030】
他方では、通信モード時、外部デバイス16、特にPCは、インタフェース12に接続されている。この動作モード時、デジタルデータは、インタフェース12を介して医療デバイス10と外部デバイス16との間で交換される。好ましくは、この動作モードは、医療デバイス10におけるソフトウェアの更新を外部デバイス16から実行するために用いられる。このソフトウェアの更新は、外部デバイス16から、インタフェース12を介して、医療デバイス10へソフトウェアを送信することを含むと共に、この更新処理の制御も含んでいる。
【0031】
測定モード及び通信モードの両方において、インタフェース12の同じ端子が用いられる。これは、インタフェース12が通信モードのためだけに設けられる如何なる特別な端子も持つ必要は無いことを意味している。インタフェース12及び関連する構成要素、例えば接続プラグ又はジャックは、これにより測定モードに必要なのと同数の端子が単に設けられる必要があるので、経済的な方法で実施される。
【0032】
前記端子の機能は、機械的なスイッチにより、測定モードから通信モードへ及びその逆へ切り替えることができる。このスイッチは例えば、センサ14に接続される電線が接続されるとき、始動しない一方、外部デバイス16に接続されている電線が接続されるとき、始動するように、インタフェースに組み込まれてもよい。本目的のためのインタフェース12の1つの可能な実施例は、このインタフェース12に接続されるプラグ上にある、通常はセンサ14に永久に接続される電線が、プラグとインタフェース12とが一緒に結合される場合、インタフェースに取り付けられるスイッチがこのスイッチが始動することなく、挿入される窪みを有する。医療デバイス10を外部デバイス16に接続するための電線は、この電線がインタフェース12に接続されるとき、スイッチを確実に閉じるために、上記窪みを持たなくてもよく、その結果として、通信モードへの切り替えが起こる。このスイッチは超小型スイッチでもよい。
【0033】
センサ14に接続される電線のプラグに内蔵される磁石により始動することができる磁石スイッチも考えられる。それに応じて、外部デバイス16を接続するための電線のプラグが磁石を持たないため、この磁石スイッチは始動しない。
【0034】
このスイッチは、ソフトウェアにおいて実行することも可能である。例として、インタフェース12を連続的に監視するソフトウェアのルーチンが医療デバイス10に設けられる。このルーチンは、デジタルデータがインタフェース12を介して送信されていることを検出すると直ちに、デジタル信号ではなく、むしろアナログ信号がセンサを用いて送信されるので、インタフェースは通信モードに切り替わる。この場合、外部デバイス16がインタフェース12に接続されている。しかしながら、アナログ信号がインタフェース12を介して入力される場合、このとき、前記ルーチンは、センサ14がインタフェース12に接続されていることをわかっていて、これにより測定モードを始動させる。
【0035】
最後に、測定モードと通信モードとの間の切り替えは、医療デバイスに設けられる動作モード回路により電気的に起こすことも可能である。この動作モード回路は、インタフェースを介して送信される信号のある電気パラメタを測定し、そのパラメタに依存して、様々な動作モード間を切り替える。特に、動作モード回路は、送信信号のレベルを監視すると共に、これらを評価することも可能である。これらレベルがデジタル信号のレベルに対応する場合、通信モードへの切り替えが起こる。そうでなければ、動作モード回路はインタフェース12を測定モードに切り替える。
【符号の説明】
【0036】
10 医療デバイス
12 インタフェース
14 センサ
16 外部デバイス
50 医療デバイス
52 ホストシステム
54 医療測定デバイス
56 通信インタフェース
58 電線
60 センサインタフェース
62 電線
64 センサ
66 PC
68 外部インタフェース
70 電線
72 医療デバイス
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】センサが医療デバイスに接続されている本発明の実施例のブロック図。
【図2】外部デバイスが医療デバイスに接続されている本発明の実施例のブロック図。
【図3】センサが特別なインタフェースを介して医療デバイスに接続されている従来の医療デバイスのブロック図。
【図4】センサが第1の特別なインタフェースを介して医療デバイスに接続され、ソフトウェア更新デバイスが第2の特別なインタフェースを介して医療デバイスに接続される従来の医療デバイスのブロック図。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
測定手段又は外部デバイスの一方がインタフェースに接続され、前記インタフェースを介して前記測定手段又は前記外部デバイスから前記医療デバイスへ、測定される信号又はデータが送信されるインタフェースを備える医療デバイスと通信する方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法において、前記インタフェースは、測定手段が接続される場合、測定モードで動作し、外部デバイスが接続される場合、通信モードで動作することを特徴とする方法。
【請求項3】
請求項2に記載の方法において、前記通信モード時、ソフトウェアの更新は、接続される外部デバイスから、前記インタフェースを介して前記医療デバイスへ送信されることを特徴とする方法。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の方法において、測定モードと通信モードとの間の切り替えは、測定手段又は外部デバイスのどちらが前記インタフェースに接続されているかに依存して自動的に行われることを特徴とする方法。
【請求項5】
請求項4に記載の方法において、前記自動的な切り替えは、前記医療デバイスのソフトウェア若しくは前記インタフェースにおけるスイッチにより、又は前記医療デバイスにおける動作モード回路により電気的に、起こることを特徴とする方法。
【請求項6】
請求項1乃至5の何れか一項に記載の方法において、前記インタフェースは、前記測定モード及び前記通信モードの両方に使用されることができる端子を有することを特徴とする方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法において、前記通信モードに必要とされる全ての端子は、前記測定モードにも使用されることができることを特徴とする方法。
【請求項8】
医療デバイスと通信する装置において、測定手段又は外部デバイスの一方がインタフェースに接続され、測定される信号又はデータが前記インタフェースを介して前記測定手段又は前記外部デバイスから前記医療デバイスへ送信されるように構成されるインタフェースを有する装置。
【請求項9】
通信するための装置を備える医療デバイスにおいて、測定手段又は外部デバイスの一方がインタフェースに接続され、前記インタフェースを介して前記測定手段又は前記外部デバイスから前記医療デバイスへ、測定される信号又はデータが送信されるように構成されるインタフェースを有する医療デバイス。
【請求項10】
前記インタフェースは、測定手段が接続される場合、測定モードで動作し、外部デバイスが接続される場合、通信モードで動作するように構成されることを特徴とする請求項8に記載の装置又は請求項9に記載の医療デバイス。
【請求項11】
前記インタフェースは、前記通信モード時、ソフトウェアの更新が接続される外部デバイスから、当該インタフェースを介して前記医療デバイスに送信されるように構成されることを特徴とする請求項10に記載の装置又は医療デバイス。
【請求項12】
前記インタフェースは、測定モードと通信モードとの間の切り替えが自動的に起こることが可能であるように構成されることを特徴とする請求項10又は11に記載の装置又は医療デバイス。
【請求項13】
前記医療デバイスのソフトウェアが前記自動的な切り替えに対し設計されるか、又は前記インタフェースにおけるスイッチ若しくは前記医療デバイスにおける動作モード回路が前記自動的な切り替えに対し設けられるかを特徴とする請求項12に記載の装置又は医療デバイス。
【請求項14】
前記インタフェースは、前記測定モード及び前記通信モードの両方に使用されることができる端子を有することを特徴とする請求項9乃至13の何れか一項に記載の装置又は医療デバイス。
【請求項15】
前記通信モードに必要とされる全ての端子は、前記測定モードにも使用されることができることを特徴とする請求項14に記載の装置又は医療デバイス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2006−512948(P2006−512948A)
【公表日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−564367(P2004−564367)
【出願日】平成15年12月15日(2003.12.15)
【国際出願番号】PCT/IB2003/006086
【国際公開番号】WO2004/060155
【国際公開日】平成16年7月22日(2004.7.22)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【氏名又は名称原語表記】Koninklijke Philips Electronics N.V.
【住所又は居所原語表記】Groenewoudseweg 1,5621 BA Eindhoven, The Netherlands
【Fターム(参考)】