説明

医薬品及び医薬品治療

変形性関節症又は関節リウマチの治療用薬剤の調製におけるパラセタモール及びイブプロフェンの使用であって、この薬剤は:約125mgないし約150mgのイブプロフェンと;約475mgないし約500mgのパラセタモールと;を有する組合せの組成物を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は変形性関節症又は関節リウマチの治療のためのパラセタモール及びイブプロフェンの使用に関する。
【背景技術】
【0002】
パラセタモール(約475mgないし約500mg)とイブプロフェン(約125mgないし約150mg)との組合せを有する錠剤は公表済のエイエフティ ファーマスーティカルズ社の特許明細書である国際公開第2006/004449号によって既知である。その国際公開公報の明細書は歯科口腔外科手術後の疼痛を低減するためのこのような組合せの使用を開示する。パラセタモールとイブプロフェンとの組合せが変形性関節症と関節リウマチとに付随する不快感を低減するために用いられる場合、驚くべき相乗的な結果を十分に与えうることが発見されている。
【0003】
変形性関節症は、関節をクッションで覆うように作用し、結合とともに関節を潤滑する滑液のレベルを低減させる軟骨の異常な摩耗で生じる関節の炎症に関連する。関節での骨表面は徐々に保護されなくなるため、発症した関節が正規の体重を支える場合、例えば直立時又は歩行時に患者は疼痛を受ける。これによって、筋が萎縮を受け、靱帯が弛緩する段階に進展する。関節リウマチは、1の関節を攻撃し、更に炎症を生じさせる免疫系に関連しうる自己免疫障害である。関節リウマチは損傷及び疼痛の状態であり、疼痛のために運動性の喪失を引き起こす。
【0004】
1日につき4,000mgで、1,000mgごとに4回の用量で摂取されるパラセタモールは、低レベルの疼痛又は鎮痛の軽減に十分であると考えられるが、多くの患者に対して、中程度ないし重度の変形性関節症、又は中程度ないし重度の関節リウマチに要求されるタイプの軽減を生成するほど有効ではない。中程度ないし重度の変形性関節症を1日につき最大2,400mg(すなわち、800mgごとに3回の用量)のイブプロフェンで治療することが知られている。そのレベルでのイブプロフェンの取り込みは単なる鎮痛治療ではなく抗炎症治療であると考えられる(イブプロフェンでの鎮痛治療については、患者は通常400mgごとに3回の用量で、1日につき最大1,200mgしか摂取しない)。しかしながら、3回の用量による、1日につき2,400mgでのイブプロフェンでの抗炎症治療は所望されない副作用、例えば有害な心腎臓状態、血栓症の危険、及び胃腸出血を引き起こす。イブプロフェンの毎日の用量を低減することによって、このような副作用の危険は低減するが、同時に疼痛及び/又は抗炎症の軽減が実質的に少なくなる。
【0005】
変形性関節症又は関節リウマチを受ける多くの患者については、イブプロフェンとパラセタモールとの組合せでの治療は、そうでない場合に好適な軽減を得るのに必要な毎日のイブプロフェンの用量を有意に低減する。従って、高レベルのイブプロフェンに通常起因する副作用の危険は、同時に患者の快適性を損なうことなく、少なくとも任意の有意な範囲まで一部の患者で実質的に低減できる。
【発明の概要】
【0006】
本発明の一態様によると、変形性関節症又は関節リウマチの治療用薬剤の調製におけるパラセタモール及びイブプロフェンの使用が提供され、薬剤は約125mgないし約150mgのイブプロフェンと、約475mgないし約500mgのパラセタモールとを有する組合せの組成物を含む。
【0007】
好適には、薬剤は変形性関節症の治療用である。
【0008】
好適には、組成物は約150mgのイブプロフェンと約500mgのパラセタモールとを含む。
【0009】
好適には、組成物が150mgのイブプロフェンと500mgのパラセタモールとを含む。
【0010】
好適には、薬剤は毎日最大4回、2の用量単位で摂取すべきである。
【0011】
好適には、薬剤は毎日4回、2の用量単位で摂取すべきである。
【0012】
好適には、その用量単位は錠剤又はカプセルである。
【0013】
好適には、薬剤は錠剤又はカプセルを有する医薬品のパックとして提供され、パックは24時間ごとに最大4回、又は最大6時間間隔で2の錠剤又はカプセルを摂取するための使用者への説明書を含む。
【0014】
本発明の更なる態様によると、変形性関節症又は関節リウマチの治療用薬剤の調製におけるパラセタモール及びイブプロフェンの使用が提供され、薬剤は一用量につき:約250mgないし約300mgのイブプロフェンと;約950mgないし約1,000mgのパラセタモールと;を送達するのに好適な用量単位での投与のためのイブプロフェンとパラセタモールとを含有する組合せの組成物を含む。
【0015】
好適には、組成物は一用量につき約300mgのイブプロフェン及び約1,000mgのパラセタモールの送達用である。
【0016】
好適には、組成物は一用量につき300mgのイブプロフェン及び1,000mgのパラセタモールの送達用である。
【0017】
好適には、組成物は、300mgのイブプロフェン及び1,000mgのパラセタモールが毎日最大4回、各々の用量で摂取される効果に対する説明書とともに提供される。
【0018】
選択的には、組成物は1以上の固体の用量単位の形態である。
【0019】
選択的には、組成物は液体の形態である。
【0020】
本発明の更なる態様によると、変形性関節症又は関節リウマチを治療する方法が提供され、単回投与で約250mgないし約300mgのイブプロフェンと、約975mgないし約1,000mgのパラセタモールとを:消費用に患者に提供するステップ;あるいは摂取するステップ;を具える。
【0021】
好適には、一投与につき:イブプロフェンの量は約300mgであり;前記パラセタモールの量が約1,000mgである。
【0022】
好適には、一投与につき:イブプロフェンの量は300mgであり;前記パラセタモールの量が1,000mgである。
【0023】
好適には、イブプロフェン及びパラセタモールは1以上の組合せの錠剤又はカプセルの形態である。
【0024】
好適には、イブプロフェン及びパラセタモールは約6時間の間隔で同一方法において投与又は摂取される。
【0025】
本発明の更なる態様によると、変形性関節症又は関節リウマチの治療用薬剤の調製におけるパラセタモール及びイブプロフェンの使用が提供され、薬剤は医療上有効な量のイブプロフェン及びパラセタモールを有する組合せの組成物を含む。
【0026】
本発明の更なる態様によると、変形性関節症又は関節リウマチを治療する方法が提供され、医療上有効な量のパラセタモール及びイブプロフェンを実質的に同時に投与又は受容するステップを具える。
【図面の簡単な説明】
【0027】
本発明のいくつかの好適な実施形態は実施例によって、及び添付の図面によって記載される。
【0028】
【図1】図1は、WOMAC疼痛スコアに関連づけられた、本発明の好適な形態の有効性を例示する。
【図2】図2は更に、Global Pain Ratingスコアに関連づけられた、本発明の好適な形態の有効性を例示する。
【発明を実施するための形態】
【0029】
本発明の好適な形態においては、錠剤は組合せで約125mgないし約150mgのイブプロフェンと、約475mgないし約500mgのパラセタモールとを有する。より好適には、錠剤のイブプロフェン及びパラセタモールの成分はそれぞれ、約150mg及び約500mgである。6時間ごとに2の錠剤を摂取することによって、患者は24時間にわたって、全部で1,200mgのイブプロフェン及び4,000mgのパラセタモールを受容できる。代替的には、組合せで250mgないし約300mgのイブプロフェンと約950mgないし約1,000mgのパラセタモールとを一の錠剤のみで送達することが要求されるため、錠剤は2倍の強度であってもよい。
【0030】
毎日最大4回摂取される2の錠剤から得られた軽減のレベルは、変形性関節症又は関節リウマチ、特に中程度ないし重度のそれらの状態の形態を受ける少なくとも一部の患者に適する。これは、中程度ないし重度の変形性関節症及び関節リウマチが炎症状態であり、各用量で2の錠剤によって送達されるイブプロフェン及びパラセタモールのレベルはこのような炎症によって引き起こされる不快感を有意に軽減すると予想されないから驚くべきことである。しかしながら、イブプロフェン及びパラセタモールがそれぞれ約250ないし300mg及び950ないし1,000mgのレベルで組合わされる(例えば、1又は2の錠剤で)場合、6時間間隔でこのような治療が反復される場合に特に顕著な利点が得られる。少なくとも変形性関節症では、有意に高いレベルのイブプロフェンが要求されるという予測、例えば少なくとも中程度ないし重度の場合の治療については24時間にわたって3回、800mgが摂取される(すなわち、1日につき2,400mg)という予測が存在する。本明細書中に記載の組合せの治療は軽度、中程度又は重度の変形性関節症を受ける少なくとも一部の患者に軽減を与えるのに十分であり、中程度ないし重度の変形性関節症の場合の一部の患者に特に有用である。
【0031】
[臨床研究]
本発明の好適な実施形態の効果を例示するために、予測的で無作為な二重盲検試験が、変形性関節症を受ける人の患者での効果を測定べく実行した。4群の患者が選択され、各群は4週間にわたって以下の処方のいずれかで与えられた。
【0032】
【表1】

【0033】
総ての患者は45ないし80歳であり、少なくとも6ヶ月間変形性関節症のために慢性膝痛を受けていた。患者は現存する変形性関節症の治療の休薬期間を経ていた。最初の3群はそれぞれ8の患者を有し、第4の群は9の患者で開始した。第4の群の患者のうちの1人は研究を完了しなかった。研究の開始時に、更に以降の各週の終わりに、患者に医師を訪問し、WOMAC質問票とGlobal Pain Rating Assessmentとを仕上げるように要求した。
【0034】
WOMAC質問票は、患者が受ける疼痛のレベルに関する一連の質問を含んだ。患者は定量的な方法で別個に各々の質問に対する答えをマークするように要求され、100mm長のアナログ尺度を用いた。研究の開始と終了との間の評点の差異が比較された。WOMAC疼痛スコアの平均的な減少は図1にグラフで示す。組合せ群における患者は、パラセタモール群及び低イブプロフェン群における患者よりも有意に良好な疼痛の低減を得たことが示されている。実際には、組合せ群における患者は高イブプロフェン群と実質的に等しい軽減を受容したが、高イブプロフェン群と同様の所望されない副作用の危険はなかった。
【0035】
Global Pain Rating Assessmentは4の評点分類、すなわち:
・無(Nil:疼痛は認知されない);
・軽度(Mild:疼痛は認知されるが、通常の日常活動の混乱はない);
・中程度(Moderate:日常活動を低減するか、あるいは影響を与えるほどに疼痛が認知される);
・重度(Severe:働くか、あるいは日常活動を行うのが不可能);
を含む。患者は研究の開始時に、更に以降の各週の終わりにこれらの分類のいずれかによって疼痛のレベルを評点した。患者の評点において改善が評価された。例えば、「中程度」の疼痛評点で開始し、研究の最後に「軽度」の疼痛評点のみを有する患者は、評点群を「1」改善した。更なる例によると、重度の疼痛評点で開始し、「軽度」の疼痛評点で研究を終了した患者は、評点群を「2」改善した。評点群の数値による各群の患者の改善の平均値は図2に示したように評価され、グラフ化された。グラフは組合せ群における患者がパラセタモール群及び低イブプロフェン群よりも顕著に優れた疼痛の軽減を受容したことを示す。更に、組合せ群における患者は高イブプロフェン群よりも良好な疼痛の軽減を受容したことを示し、更に高イブプロフェン群と同様の有害な副作用の危険はなかった。
【0036】
有害な副作用については、患者は副作用があった場合にこれらの記録を保持するように依頼された。組合せ群について、パラセタモール群について、あるいは低イブプロフェン群について記録された有害な副作用は確認できないか、あるいはほぼなかった。しかしながら、高イブプロフェン群においては、2の有害と推定される作用が記録され、双方とも胃腸の不快感に関するものであった。
【0037】
驚くべきことに、図1及び2のグラフは、その組合せが、特にイブプロフェンの半分の量だけを含むときに、高イブプロフェンと比較した場合に疼痛の軽減が実質的に等しいか、良好になることを示している。更に、組合せが低イブプロフェンよりも顕著に良好な疼痛の軽減を提供することをグラフが示していることは、双方の薬剤が同一量のイブプロフェンを含んでおり、組合せにおけるパラセタモールが、1日につき1,200mgのイブプロフェンを既に摂取した患者に軽減を与えると予測されないので驚くべきことである。
【0038】
変形性関節症による不快感の有効な軽減は初期の用量間隔(上述のような2の錠剤)で達成できるが、4回の投与体制でこれを継続することが好適である。1日に4回の2の錠剤又はカプセルは、使用者に合致した比較的容易な体制である。この量が増加すると、用量及び投与の問題が生じる。これは有害な副作用の低減に関する可能性以上の更なる利点である。
【0039】
上述で言及した錠剤又はカプセルは、公表済のエイエフティ ファーマスーティカルズ社の特許明細書であり、その内容が引用によって本明細書中に組み込まれる国際公開第2006/004449号の記載と同一の方法で調製及び提供できる。
【0040】
[代替的な化学形態]
イブプロフェン及びパラセタモールが特に本明細書中で言及されているが、他の好適な薬学的に許容可能な2の活性成分の形態(例えば、塩等)を更に用いてもよく、活性成分自体によって包含されるように意図されており、重量はそれに応じて調整される。例えば、塩形態が調剤で用いられる場合、所望の酸の含量に合致するように十分な量が含まれることが必要である(例えば、342mgのイブプロフェンリシナートは200mgのイブプロフェンに対応する)。従って、例えば150mgのイブプロフェンの言及は治療上等価な量のイブプロフェンリシナートの言及として解釈されうる。
【0041】
本発明のいくつかの好適な実施形態が実施例によって記載されてきたが、改良物及び改善物が添付の特許請求の範囲から離れることなく生じうることは理解されたい。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
変形性関節症又は関節リウマチの治療用薬剤の調製におけるパラセタモール及びイブプロフェンの使用であって、前記薬剤が:約125mgないし約150mgのイブプロフェンと;約475mgないし約500mgのパラセタモールと;を有する組合せの組成物を含むことを特徴とする使用。
【請求項2】
請求項1に記載の使用において、前記薬剤が中程度若しくは重度の変形性関節症、又は中程度若しくは重度の関節リウマチの治療用であることを特徴とする使用。
【請求項3】
請求項1に記載の使用において、前記薬剤が変形性関節症の治療用であることを特徴とする使用。
【請求項4】
請求項1、2又は3に記載の使用において、前記組成物が約150mgのイブプロフェンと約500mgのパラセタモールとを含むことを特徴とする使用。
【請求項5】
請求項1、2又は3に記載の使用において、前記組成物が150mgのイブプロフェンと500mgのパラセタモールとを含むことを特徴とする使用。
【請求項6】
請求項1ないし5のいずれか1項に記載の使用において、前記薬剤が毎日最大4回、2の用量単位での摂取用であることを特徴とする使用。
【請求項7】
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の使用において、前記薬剤が毎日4回、2の用量単位での摂取用であることを特徴とする使用。
【請求項8】
請求項1ないし7のいずれか1項に記載の使用において、前記用量単位が錠剤又はカプセルであることを特徴とする使用。
【請求項9】
請求項1ないし8のいずれか1項に記載の使用において、前記薬剤が錠剤又はカプセルを有する医薬品のパックとして提供され、前記パックが24時間ごとに最大4回、又は最大6時間間隔で2の錠剤又はカプセルを摂取するための使用者への説明書を含むことを特徴とする使用。
【請求項10】
変形性関節症又は関節リウマチの治療用薬剤の調製におけるパラセタモール及びイブプロフェンの使用であって、前記薬剤が、一用量につき:約250mgないし約300mgのイブプロフェンと;約950mgないし約1,000mgのパラセタモールと;を送達するのに好適な用量単位での投与のためのイブプロフェンとパラセタモールとを含有する組合せの組成物を含むことを特徴とする使用。
【請求項11】
請求項10に記載の使用において、前記薬剤が中程度若しくは重度の変形性関節症、又は中程度若しくは重度の関節リウマチの治療用であることを特徴とする使用。
【請求項12】
請求項10に記載の使用において、前記薬剤が変形性関節症の治療用であることを特徴とする使用。
【請求項13】
請求項10、11又は12に記載の使用において、前記組成物が一用量につき約300mgのイブプロフェン及び約1,000mgのパラセタモールの送達用であることを特徴とする使用。
【請求項14】
請求項10、11又は12に記載の使用において、前記組成物が一用量につき300mgのイブプロフェン及び1,000mgのパラセタモールの送達用であることを特徴とする使用。
【請求項15】
請求項10、11又は12に記載の使用において、300mgのイブプロフェン及び1,000mgのパラセタモールが毎日最大4回、各々の用量で摂取される効果に対する説明書とともに、前記組成物が提供されることを特徴とする使用。
【請求項16】
請求項10ないし15のいずれか1項に記載の使用において、前記組成物が1以上の固体の用量単位の形態であることを特徴とする使用。
【請求項17】
請求項10ないし15のいずれか1項に記載の使用において、前記組成物が液体の形態であることを特徴とする使用。
【請求項18】
変形性関節症又は関節リウマチを治療する方法であって、単回投与で約250mgないし約300mgのイブプロフェンと、約975mgないし約1,000mgのパラセタモールとを:消費用に患者に提供するステップ;あるいは摂取するステップ;を具えることを特徴とする方法。
【請求項19】
請求項18に記載の方法において、当該方法が変形性関節症の治療用であることを特徴とする方法。
【請求項20】
請求項18に記載の使用において、薬剤が中程度若しくは重度の変形性関節症、又は中程度若しくは重度の関節リウマチの治療用であることを特徴とする使用。
【請求項21】
請求項18、19又は20に記載の方法において、一投与につき:前記イブプロフェンの量が約300mgであり;前記パラセタモールの量が約1,000mgである;ことを特徴とする方法。
【請求項22】
請求項18、19又は20に記載の方法において、一投与につき:前記イブプロフェンの量が300mgであり;前記パラセタモールの量が1,000mgである;ことを特徴とする方法。
【請求項23】
請求項18ないし22のいずれか1項に記載の方法において、前記イブプロフェン及び前記パラセタモールが1以上の組合せの錠剤又はカプセルの形態であることを特徴とする方法。
【請求項24】
請求項18ないし23のいずれか1項に記載の方法において、前記イブプロフェン及び前記パラセタモールが約6時間の間隔で同一方法において投与又は摂取されることを特徴とする方法。
【請求項25】
変形性関節症又は関節リウマチの治療用薬剤の調製におけるパラセタモール及びイブプロフェンの使用であって、前記薬剤が、医療上有効な量のイブプロフェン及びパラセタモールを有する組合せの組成物を含むことを特徴とする使用。
【請求項26】
変形性関節症又は関節リウマチを治療する方法であって、医療上有効な量のパラセタモール及びイブプロフェンを実質的に同時に投与又は受容するステップを具えることを特徴とする方法。


【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2012−505830(P2012−505830A)
【公表日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−530978(P2011−530978)
【出願日】平成21年10月12日(2009.10.12)
【国際出願番号】PCT/NZ2009/000220
【国際公開番号】WO2010/044681
【国際公開日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【出願人】(511084935)エイエフティ ファーマスーティカルズ リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】AFT PHARMACEUTICALS LIMITED
【Fターム(参考)】