説明

印刷装置及び印刷方法

【課題】 印刷対象データのデータ容量や印刷対象データの更新に依存することなく印刷を行うことができるようにする。
【解決手段】 USBメモリ50にはURLを含んだ印刷ジョブデータ52が記憶されている。USBメモリ50をUSBインタフェース部140に接続すると、情報読み出し部112が印刷ジョブデータ52に含まれるURLを読み出す。データ取得部114がURLに基づいてネットワーク200上にあるサーバ300にアクセスし、印刷対象データを取得する。印刷処理部116は印刷ジョブデータに従ってプリンタエンジン150を制御し、印刷を実行させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタなどの印刷装置によって印刷対象データに基づき印刷を行う技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来においては、メモリカードスロットを備えたプリンタであって、そのスロットに、写真などの画像データの記憶されたメモリカードが挿入された場合に、そのメモリカードから画像データを読み出して、その画像データに基づき印刷を行う、いわゆるダイレクト印刷対応プリンタが開発されている。
【0003】
この種のプリンタとして、関連するものには、例えば、下記の特許文献1に記載したものが知られている。
【0004】
【特許文献1】特開2004−216559号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した従来のプリンタにおいて、メモリカードに記憶されるデータは、画像データなど、印刷対象データそのものであったため、印刷対象データのデータ容量がメモリカードの記憶容量より大きい場合には、その印刷対象データをメモリカードに記憶できず、結果的に、その印刷対象データを印刷できないという問題があった。
【0006】
また、印刷対象データ自体が、複数のユーザによってアクセスされて更新される可能性がある場合、その印刷対象データのコピーを上記メモリカードに記憶して印刷することになるが、その印刷は、コピーされてから印刷されるまでの間にオリジナルの印刷対象データが更新された場合、最新版ではなく、版の古いデータに基づいて行われてしまうという問題があった。
【0007】
従って、本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決し、印刷対象データのデータ容量や印刷対象データの更新に依存することなく印刷を行うことができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の印刷装置は、印刷対象データに基づいて印刷を行う印刷装置であって、
印刷部と、
前記印刷装置とは別体に構成された外部記憶部を接続することが可能な外部インタフェース部と、
ネットワークに接続されたネットワークインタフェース部と、
を備え、
前記外部記憶部として、前記印刷対象データの格納場所を示す格納場所情報を記憶した記憶部が、前記外部インタフェース部に接続された場合に、前記外部記憶部から前記格納場所情報を読み出す情報読み出し部と、
読み出した前記格納場所情報に基づいて、前記ネットワークインタフェース部を介して前記ネットワーク上における前記格納場所にアクセスして、前記印刷対象データを取得するデータ取得部と、
取得した前記印刷対象データに基づいて前記印刷部に印刷を実行させる印刷処理部と、
をさらに備えることを要旨とする。
【0009】
このように、本発明の印刷装置においては、印刷対象データ自体は、外部記憶部ではなく、ネットワーク上の所定の格納場所に格納されており、また、外部記憶部には、単に、その印刷対象データの格納場所を示す格納場所情報が記憶されている。そして、その格納場所情報に基づいて格納場所にアクセスし、その印刷対象データを取得して印刷する。
【0010】
従って、本発明の印刷装置によれば、印刷対象データそのものが外部記憶部に記憶されるわけではないので、印刷対象データのデータ容量が比較的大きくても、印刷を行うことができる。また、印刷対象データ自体が、複数のユーザによってアクセスされて更新される可能性があっても、印刷する際は、オリジナルの印刷対象データの格納されている格納場所にアクセスして、印刷対象データを取得するため、常に最新版の印刷対象データに基づいて印刷を行うことができる。よって、印刷対象データのデータ容量や印刷対象データの更新に依存することなく印刷を行うことができる。
【0011】
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「印刷対象データ」には、ドキュメントデータやイメージデータなど、印刷対象となり得るデータが含まれる。また、「外部記憶部」には、USBメモリなどの外部記憶装置やCD−ROMなどの外部記憶媒体が含まれる。さらに「接続」には、直接またはケーブルなどを介して有線で接続される場合や、電波や赤外線や光や超音波などを介して無線で接続される場合が含まれ、さらに、外部記憶媒体の場合には、装着や挿入や差し込みなどの概念も含まれる。
【0012】
本発明の印刷装置において、前記格納場所情報は、前記外部記憶部に、印刷ジョブデータのジョブ言語部分に含まれた形態で記憶されていることが好ましい。
このような形態で記憶されることにより、印刷装置は、格納場所情報を印刷要求の一部として取り込むことができる。
【0013】
本発明の印刷装置において、前記印刷部は、前記印刷対象データが、印刷ジョブデータの形態でない場合、印刷ジョブデータの形態に変換することが好ましい。
このような構成を採ることによって、印刷対象データとして、印刷ジョブデータの形態でないデータを取得した場合でも、印刷部において印刷の実行が可能となる。
【0014】
本発明の印刷装置において、前記データ取得部は、前記印刷対象データを、印刷ジョブデータの形態で取得してもよい。
このような形態で取得することにより、取得した印刷対象データに基づいて直ちに印刷部において印刷を実行することができる。
【0015】
なお、本発明は、上記した印刷装置などの装置発明の態様に限ることなく、印刷方法などの方法発明としての態様で実現することも可能である。さらには、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施例の構成:
B.実施例の動作:
C.実施例の効果:
D.変形例:
【0017】
A.実施例の構成:
図1は本発明の一実施例としてのプリンタの要部構成を示すブロック図である。本実施例では、プリンタ100は、ファームウェアなどのコンピュータプログラムに従って種々の処理や制御を行うためのCPU110と、上記コンピュータプログラムや種々のデータを記憶するためのメモリ120と、ネットワーク200に接続され、そのネットワーク200上にある他の装置との間でデータなどのやり取りを行うためのネットワークインタフェース部130と、USB(Universal Serial Bus)によって他の装置との間でデータなどのやりとりを行うためのUSBインタフェース部140と、実際に印刷を行う機構部分であるプリンタエンジン150と、を備えており、これら構成要素はバスなどで互いに接続されている。
【0018】
このうち、CPU110は、メモリ120から、上記コンピュータプログラムを読み出して実行することにより、情報読み出し部112,データ取得部114,印刷処理部116などの各機能ブロックとして機能する。なお、各機能ブロックをハードウェア的に構築しても構わない。
【0019】
以上がプリンタ100の要部構成である。その他、本実施例では、USBインタフェース部140に直接接続可能なUSBメモリ50が用意されている。このUSBメモリ50には、予め、後述するようなURL(Uniform Resource Locator)を含んだ印刷ジョブデータ52が記憶されている。
【0020】
さらに、上記ネットワークインタフェース部130に接続されるネットワーク200は、ローカルエリアネットワーク(LAN)や、イントラネットや、インターネットなどで構成されている。また、このネットワーク200上には、印刷リソースとしてのドキュメントデータ310やイメージデータ320を格納するサーバ300などが存在している。
【0021】
図2は図1のUSBメモリ50に記憶されている印刷ジョブデータ52の構成を概念的に示す説明図である。一般に、印刷ジョブデータは、ジョブ制御言語の部分と、印刷コマンドと、に分かれているが、本実施例において、USBメモリ50に格納されている印刷ジョブデータ52は、図2に示すように、印刷コマンドはなく、ジョブ制御言語の部分のみで構成されている。そして、このジョブ制御言語部分にはURLが記載されている。
【0022】
図3は図2におけるジョブ制御言語部分のうち、URLの記載されている部分を抽出して示した説明図である。かかる部分には、図3に示すように、ジョブ制御言語によって、印刷命令と共にURLが記載されている。本実施例では、このURLは、ユーザが印刷を希望する印刷対象データ(印刷リソース)の、ネットワーク200上における格納場所を示している。URLには、例えば、格納されている情報の種類やサーバ名、ポート番号、フォルダ名、ファイル名などが含まれる。図3に示す例では、URLは、"http://abc/doc2.doc"と記載されているので、ユーザは、"abc"サーバに格納されている"doc2.doc"というドキュメントデータについて、印刷を希望していることがわかる。
【0023】
なお、本実施例において、図1に示すプリンタ100が、請求項における印刷装置に、プリンタエンジン150が印刷部に、USBメモリ50が外部記憶部に、USBインタフェース部140が外部インタフェース部に、ネットワークインタフェース部130がネットワークインタフェース部に、情報読み出し部112が情報読み出し部に、データ取得部114がデータ取得部に、印刷処理部116が印刷処理部に、それぞれ相当する。
【0024】
B.実施例の動作:
図4は図1のプリンタ100における印刷処理手順を示すフローチャートである。図4に示す印刷処理が開始され、ユーザが、図1に示すUSBメモリ50をプリンタ100のUSBポート(図示せず)に差し込んでUSBインタフェース部140に接続すると(ステップS102)、CPU110によって機能される情報読み出し部112が、その接続を検知して、USBメモリ50にアクセスし(ステップS104)、USBメモリ50に記憶されている印刷ジョブデータ52を読み出して、メモリ120に格納する。そして、図2に示す印刷ジョブデータ52のジョブ制御言語部分を解析して、図3に示す印刷命令とURLを解釈する(ステップS106)。即ち、"abc"サーバに格納されているドキュメントデータ"doc2.doc"について印刷を実行せよとの命令が入力されたものと解釈する。
【0025】
次に、データ取得部114が、その読み出したURLに基づいて、ネットワークインタフェース部130から、ネットワーク200上にある所望のサーバ300、即ち、"abc"サーバにアクセスし、そのサーバ300に格納されている所望のドキュメントデータ310、即ち、ドキュメントデータ"doc2.doc"を、サーバ300から取得して、メモリ120に格納する(ステップS108)。このとき、格納したドキュメントデータ"doc2.doc"は、アプリケーションソフトなどに依存したデータである。
【0026】
印刷処理部116は、そのアプリケーションソフトに対応した機能とプリンタドライバ機能とを有しており、それらの機能を用いて、そのドキュメントデータ"doc2.doc"を、アプリケーション依存のデータから印刷ジョブデータに変換する(ステップS110)。そして、その印刷ジョブデータに従ってプリンタエンジン150を制御し、印刷を実行させる(ステップS112)。
【0027】
こうして、プリンタ100では、ユーザの希望した印刷対象データに基づいて、印刷を行うことができる。
【0028】
C.実施例の効果:
以上説明したように、本実施例では、ユーザが印刷を希望する印刷対象データ(即ち、ドキュメントデータ"doc2.doc")自体は、USBメモリ50ではなく、ネットワーク200上のサーバ300内に格納されており、USBメモリ50には、単に、その印刷対象データの格納場所を示すURLが記憶されているにすぎない。そして、プリンタ100は、USBメモリ50からそのURLを読み出して、そのURLに基づきサーバ300にアクセスし、その印刷対象データを取得して印刷する。
【0029】
従って、本実施例によれば、印刷対象データそのものがUSBメモリ50に記憶されるわけではないので、その印刷対象データのデータ容量が比較的大きくても、印刷を行うことができる。
【0030】
また、本実施例によれば、印刷対象データ(即ち、ドキュメントデータ"doc2.doc")自体が、複数のユーザによってアクセスされて更新される可能性があっても、印刷する際は、プリンタ100が、オリジナルの印刷対象データの格納されているサーバ300にアクセスして、その印刷対象データを取得するため、常に最新版の印刷対象データに基づいて印刷を行うことができる。従って、ユーザは印刷対象データの更新を何ら意識することなく、印刷を行うことにより、常に最新版の印刷結果を得ることができる。
【0031】
さらに、本実施例では、USBメモリ50において、URLは、印刷ジョブデータ52のジョブ制御言語部分に、印刷命令と共に記載されているため、USBメモリ50をプリンタ100のUSBポートに差し込むだけで、所望の印刷を実行することができる。
【0032】
D.変形例:
なお、本発明は上記した実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
【0033】
上記した実施例では、プリンタ100は、サーバ300から印刷対象データをアプリケーションソフトなどに依存したデータの形態で取得したが、本発明はこれに限定されるものではなく、印刷ジョブデータの形態で取得するようにしてもよい。この場合、例えば、プリンタ100がURLに基づきサーバ300にアクセスした場合に、サーバ300が、格納されている印刷対象データ(即ち、ドキュメントデータ"doc2.doc")を読み出し、アプリケーションソフトに対応した機能やプリンタドライバ機能を用いて、アプリケーション依存のデータから印刷ジョブデータに変換し、その後、その印刷ジョブデータに変換した印刷対象データをプリンタ100に送信するようにする。あるいは、上記したアプリケーション依存のデータから印刷ジョブデータへの変換を、印刷対象データを格納していたサーバ300ではなく、別のサーバなどで行った上で、プリンタ100に送信するようにしてもよい。
【0034】
このように構成することにより、プリンタ100において、データ取得部114は、印刷対象データを印刷ジョブデータの形態で取得することができるため、印刷処理部116は、印刷対象データについてアプリケーション依存のデータから印刷ジョブデータへの変換を行わなくて済む。従って、印刷処理部116は、アプリケーションソフトに対応した機能やプリンタドライバ機能を備えなくてよいため、構成を簡素化することができる。また、印刷処理部116は、取得した印刷ジョブデータに従って、プリンタエンジン150に直ちに印刷を実行させることができる。
【0035】
上記した実施例では、ユーザが印刷を希望する印刷対象データがドキュメントデータである場合を、例として説明したが、イメージデータであってもよく、また、ドキュメントとイメージの複合データであってもよい。このように印刷対象データ(即ち、印刷リソース)としては、印刷対象となり得るデータであれば、何でもよい。
【0036】
上記した実施例では、外部記憶部として、USBメモリ50を用いる場合を例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。USBメモリ50に代えて、例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標)などのメモリカードや、CD−ROM,CD−Rや、DVD−ROM,DVD−RAMや、光磁気ディスクや、ハードディスクや、フレキシブルディスク等を用いるようにしてもよい。さらに、ICカードや、ICタグや、携帯電話や、ディジタルカメラや、携帯情報端末などを用いるようにしてもよい。
【0037】
上記した実施例では、外部記憶部であるUSBメモリ50をプリンタ100に直接接続するようにしたが、外部記憶部の種類によって、ケーブルなどを介して接続するようにしてもよい。また、その場合、USBに代えて、IEEE1394バスや、シリアルバス,パラレルバスなどを用いることもできる。さらに、このような有線による接続に限らず、外部記憶部の種類によっては、電波や赤外線や光や超音波などを介して、無線で接続するようにしてもよい。その場合、Bluetoothや無線LANなどを用いることもできる。
【0038】
上記した実施例では、外部記憶部であるUSBメモリ50に、URLを、印刷ジョブデータ52のジョブ言語部分に含まれる形態で記憶するようにしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、URLのみを記憶するようにてもよいし、また、HTML等など他の形態で記憶するようにしてもよい。
【0039】
上記した実施例では、印刷対象データの格納場所を示す格納場所情報として、URLを用いるようにしたが、印刷対象データの格納場所を特定できる情報であれば、別の種類の情報であってもよい。
【0040】
上記した実施例では、ユーザによる印刷条件の設定に関しては、特に言及しなかったが、印刷枚数や、印刷サイズや、印刷品質や、印刷速度などの印刷条件の設定は、プリンタ100に設けられた操作パネル(図示せず)を用いて行うようにしてもよい。あるいは、外部記憶部であるUSBメモリ50内に、URLと共に、印刷条件も予め記憶しておき、情報読み出し部112によって、URLを読み出す際に、印刷条件を併せて読み出すようにしてもよい。
【0041】
上記した実施例では、情報のセキュリティに関しては、特に言及しなかったが、例えば、印刷対象データへのアクセスをユーザによって制限するために、USBメモリ50にパスワード付き認証情報を予め記憶しておき、そのUSBメモリ50をプリンタ100に接続した際に、プリンタ100において、そのUSBメモリ50から認証情報を読み取って、ユーザ認証を行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の一実施例としてのプリンタの要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のUSBメモリ50に記憶されている印刷ジョブデータ52の構成を概念的に示す説明図である。
【図3】図2におけるジョブ制御言語部分のうち、URLの記載されている部分を抽出して示した説明図である。
【図4】図1のプリンタ100における印刷処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0043】
50...USBメモリ
52...印刷ジョブデータ
100...プリンタ
110...CPU
112...情報読み出し部
114...データ取得部
116...印刷処理部
120...メモリ
130...ネットワークインタフェース部
140...USBインタフェース部
150...プリンタエンジン
200...ネットワーク
300...サーバ
310...ドキュメントデータ
320...イメージデータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷対象データに基づいて印刷を行う印刷装置であって、
印刷部と、
前記印刷装置とは別体に構成された外部記憶部を接続することが可能な外部インタフェース部と、
ネットワークに接続されたネットワークインタフェース部と、
を備え、
前記外部記憶部として、前記印刷対象データの格納場所を示す格納場所情報を記憶した記憶部が、前記外部インタフェース部に接続された場合に、前記外部記憶部から前記格納場所情報を読み出す情報読み出し部と、
読み出した前記格納場所情報に基づいて、前記ネットワークインタフェース部を介して前記ネットワーク上における前記格納場所にアクセスして、前記印刷対象データを取得するデータ取得部と、
取得した前記印刷対象データに基づいて前記印刷部に印刷を実行させる印刷処理部と、
をさらに備える印刷装置。
【請求項2】
請求項1に記載の印刷装置において、
前記格納場所情報は、前記外部記憶部に、印刷ジョブデータのジョブ言語部分に含まれた形態で記憶されていることを特徴とする印刷装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の印刷装置において、
前記印刷部は、前記印刷対象データが、印刷ジョブデータの形態でない場合、印刷ジョブデータの形態に変換することを特徴とする印刷装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の印刷装置において、
前記データ取得部は、前記印刷対象データを、印刷ジョブデータの形態で取得することを特徴とする印刷装置。
【請求項5】
印刷装置によって印刷対象データに基づき印刷を行う印刷方法であって、
(a)前記印刷対象データの格納場所を示す格納場所情報を記憶した外部記憶部が、前記印刷装置に接続された場合に、前記印刷装置が、前記外部記憶部から前記格納場所情報を読み出す工程と、
(b)前記印刷装置が、読み出した前記格納場所情報に基づいて、前記ネットワーク上における前記格納場所にアクセスして、前記印刷対象データを取得する工程と、
データ取得部と、
(c)前記印刷装置が、取得した前記印刷対象データに基づいて印刷を行う工程と、
を備える印刷方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−88340(P2006−88340A)
【公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−272747(P2004−272747)
【出願日】平成16年9月21日(2004.9.21)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】