説明

印字装置、印字方法、及び、印字制御プログラム

【課題】 印字テープの余白部分を有効活用してラベルを作成する印字装置と、該印字装置においてラベルを作成する印字方法と、ラベルを作成する印字方法を印字装置に実現させるための印字制御プログラムとを提供する。
【解決手段】 印字テープ31aに印字してラベルを作成する印字装置において、印字テープ31aに印字する印字部と、上記印字部により印字された印字テープ31aを搬送させる搬送部と、上記搬送部により搬送させた印字テープ31aを切断させる切断部と、を備える印字装置であって、上記印字部、上記搬送部、及び、上記切断部を制御して、印字テープ31aの先端側に位置する前余白エリア100を設定し、前記前余白エリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置する見出しエリア103を設定し、前記見出しエリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置するラベル印字領域110を設定する制御部を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベルを作成する印字装置と、該印字装置においてラベルを作成する印字方法と、この印字装置にラベルを作成させる印字方法を実現させるための印字制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
テープ部材を収納したテープカセットを装置内にセットし、そのテープ部材の印字テープに対して、キーボード等の入力部から入力された或いは他の機器から出力された文字等を任意に印字することで、固有のラベルを作成できる装置として印字装置がある。
【0003】
このような印字装置として、下記に示す特許文献1には、手に把持した状態で使用する場合であっても容易に作動させることができる切断機構と、切断機構を作動させた後に自動で可動刃を復帰させることができる可動刃復帰機構と、を備えることにより小型で軽量なテープ印字装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2011−62986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の特許文献1の印字装置では、切断位置と印字位置との物理的な間隔を設ける必要があることから、切断されて装置内に残るロール状の印字テープの先端位置と印字開始位置との間に空間が生じ、次のラベル作成時に余白部分を生成してしまうことから印字テープを無駄に消費するという課題があった。
【0006】
本発明は、上述したような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、印字テープの余白部分を有効活用してラベルを作成する印字装置と、該印字装置においてラベルを作成する印字方法と、ラベルを作成する印字方法を印字装置に実現させるための印字制御プログラムとを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る印字装置は、印字テープに印字してラベルを作成する印字装置において、前記印字テープに印字する印字部と、前記印字部により印字された前記印字テープを搬送させる搬送部と、前記搬送部により搬送させた前記印字テープを切断させる切断部と、前記印字部、前記搬送部、及び、前記切断部を制御して、前記印字テープの先端側に位置する前余白エリアを設定し、前記前余白エリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置する見出しエリアを設定し、前記見出しエリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置するラベル印字領域を設定する制御部を有することを特徴とする。
【0008】
本発明に係る印字装置の印字方法は、印字テープに印字してラベルを作成する印字装置の印字方法において、前記印字テープに印字する印字処理と、前記印字処理により印字された前記印字テープを搬送させる搬送処理と、前記搬送処理により搬送させた前記印字テープを切断させる切断処理と、前記印字テープの先端側に位置する前余白エリアを設定し、前記前余白エリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置する見出しエリアを設定し、前記見出しエリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置するラベル印字領域を設定する制御処理を実行することを特徴とする。
【0009】
本発明に係る印字装置の印字制御プログラムは、印字テープに印字してラベルを作成する印字装置の印字方法を実現するための印字制御プログラムにおいて、前記印字テープに印字する印字処理と、前記印字処理により印字された前記印字テープを搬送させる搬送処理と、前記搬送処理により搬送させた前記印字テープを切断させる切断処理と、前記印字テープの先端側に位置する前余白エリアを設定し、前記前余白エリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置する見出しエリアを設定し、前記見出しエリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置するラベル印字領域を設定する制御処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、印字テープの余白部分を有効活用してラベルを作成する印字装置と、該印字装置においてラベルを作成する印字方法と、ラベルを作成する印字方法を印字装置に実現させるための印字制御プログラムとを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態に係る印字装置の平面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る印字装置の内部拡大図及びテープカセットの斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係る印字装置の機能ブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係る印字装置に交換可能なテープカセットを組み込んだ状態を示す模式図である。
【図5】本発明の実施形態に係る印字装置で作成される付箋紙用ラベルの作成例である。
【図6】本発明の実施形態に係る印字装置で作成される付箋紙用ラベルの作成例である。
【図7】本発明の実施形態に係る印字装置で作成される付箋紙用ラベルの作成例である。
【図8】本発明の実施形態に係る印字装置で作成される左頁貼付用の付箋紙用ラベルの使用例である。
【図9】本発明の実施形態に係る印字装置で作成される右頁貼付用の付箋紙用ラベルの作成例である。
【図10】本発明の実施形態に係る印字装置で作成される右頁貼付用の付箋紙用ラベルの使用例である。
【図11】本発明の実施形態に係る印字装置で作成される付箋紙用ラベルの作成の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて詳説する。図1は、本発明の実施形態に係る印字装置1の平面図であり、図2は、この印字装置1に使用するテープカセット21の外観及び印字装置1の内部構造の一部を示す斜視図である。印字装置1は、表面に印字面を備え裏面が粘着面とされた印刷テープ層と、粘着面に貼付される剥離テープ層と、が積層されて形成されたテープ部材31からなる印字テープに文字等を印字する装置である。
【0013】
なお、テープ部材31は、剥離テープ層を有さず、裏面に粘着層を有する印字用感熱ロールテープとすることもある。
【0014】
印字装置1は、図1に示すように、筐体2の上面に液晶表示装置から構成されてソフトウェアキーボード機能により仮想のキーボードを表示するタッチパネル表示部3を備える。また、タッチパネル表示部3には、文字入力装置として液晶表示装置の表示画面の上面に透明な加圧スイッチであるタッチパネル入力部4が重ねて配設されている。
【0015】
そして、タッチパネル表示部3の表示画面には、アルファベット文字キー、数字キー、記号キー等の文字・記号入力キー(以下、これら総じて文字キーと呼称)や、漢字への変換キー、無変換キー及び実行キー等々の制御キーを備える仮想のキーボードを表示するキーボード領域3a及びそのキーボード領域3aから入力された文字を表示する文字編集領域3bが設けられる。キーボード領域3aは、タッチパネル入力部4の各キーを画像として表示するとともに、タッチパネル入力部4として表示画面上に表示される各キーの位置を押圧することにより、各キーの座標位置のデータを入力するようになっており、これらタッチパネル表示部3とタッチパネル入力部4からソフトウェアキーボードを構成する。
【0016】
そして、テープカセット21を装填させるために装置の背面に用意される開閉蓋の内側には、図2に示すように、テープ部材31及びインクリボン35を収容したテープカセット21を装填するためのカセット装填部8が形成されている。カセット装填部8内には、テープ印字機構45と、テープカセット21を所定の位置に支持するためのカセット受部15と、が形成されている。
【0017】
このテープ印字機構45は、縦方向に配列された印字素子と、印字ヘッドとされるサーマルヘッド11と、サーマルヘッド11との間でテープ部材31及びインクリボン35を挟み込んでこれを搬送するプラテンローラ12と、印字に使用したインクリボン35をテープカセット21内に巻取るリボン巻取軸と、を備える。
【0018】
また、カセット装填部8の一端部に筐体2の外に通じるテープ繰出部7が形成されており、このテープ繰出部7には、テープ部材31の印刷テープ層及び剥離テープ層を幅方向に切断するフルカット部としてのフルカット機構17と、テープ部材31の印刷テープ層のみを切断するハーフカット部としてのハーフカット機構18が組み込まれている。
【0019】
さらに、テープカセット21は、カセットケース22を備え、このカセットケース22の内部には、テープ部材31が巻装されたテープコア23、未使用のインクリボン35が巻装されたリボン供給コア24、使用済みのインクリボン35を巻取るリボン巻取コア25が夫々収納されている。また、テープカセット21のカセットケース22には、カセット装填部8内にテープカセット21を装填した場合にサーマルヘッド11が位置するヘッド配置部27が形成されている。
【0020】
また、カセットケース22の隅部には、カセット装填部8のカセット受部15と係合し、このカセット受部15によって支持される被係合部29が形成されている。そして、このカセットケース22の被係合部29には、図示しないがテープカセット21の種類に応じた所定の凹凸が形成されており、カセット装填部8のカセット受部15には、テープカセット21が装填された場合にカセットケース22の被係合部29に形成された凹凸を判別するテープ幅検出スイッチ16が形成されている。
【0021】
そして、印字装置1は、カセットケース22がカセット装填部8に装填されると、カセットケース22の被係合部29とカセット装填部8のカセット受部15に形成されたテープ幅検出スイッチ16の幾つか或いは全部が係合し、係合したテープ幅検出スイッチ16が押下されて、このオン状態となったテープ幅検出スイッチ16の組み合わせによって印字テープのテープ幅等の種類を判別できるようになっている。
【0022】
つまり、この印字装置1は、テープカセット21の種類が内蔵するテープ部材31の幅等によって異なるため、このテープカセット21の種類を判別することによって、印字テープの幅等を識別することができ、制御部40がテープ幅に適合した印字データを作成することができるようになっている。
【0023】
この印字装置1は、印字の指示がされると、テープ部材31及びインクリボン35がテープカセット21から繰り出され、プラテンローラ12とサーマルヘッド11との間にこれらのテープ部材31及びインクリボン35が重ね合わされた状態で挟み込まれて搬送される。
【0024】
そして、サーマルヘッド11が印字データに基づいて発熱駆動され、インクリボン35のインクがテープ部材31の印字テープに熱転写されて印字テープに印字が行われ、印字が終了すると設定によりフルカット機構17又はハーフカット機構18が作動してテープ部材31が幅方向に切断され、1枚のテープ状のラベルが作成される。
【0025】
次に、印字装置1の回路構成について述べる。この印字装置1は、図3に示すように、制御部40を備える。そして、この制御部40には、記憶部としてのROM41及びRAM42が接続されている。また、制御部40には、使用者のキー操作を受けて文字データやフォントサイズ等を入力したり、付箋紙用ラベルの分類マークを選択したり、付箋紙用ラベルの貼る方向を選択する入力部としてタッチパネル入力部4が接続されている。そして、制御部40には、入力された情報などの種々の情報を表示する表示部であるタッチパネル表示部3を駆動させるタッチパネル表示部駆動回路63が接続されている。
【0026】
さらに、制御部40には、サーマルヘッド11を駆動するヘッド駆動回路51と、搬送用モータ46を駆動する搬送用モータ駆動回路52と、カッターモータ48を駆動するカッターモータ駆動回路53と、が接続されている。
【0027】
そして、制御部40には、カートリッジの種別を判別するカートリッジ判別部であるテープ幅検出スイッチ16が接続されている。
【0028】
制御部40はCPUであって、タッチパネル入力部4からのキー入力信号、又は、自動でROM41に予め記憶されているシステムプログラム、メモリーカードに記憶された制御プログラム、外部機器から読み込まれた制御プログラムなどを起動させ、RAM42をワークメモリとして回路各部の動作を制御する。
【0029】
ROM41には、設定された文字列データ等を表示し印字するためのプログラムや印刷フォント、塗り潰しに使用される斜線や網目、ドット模様等が記憶され、制御部40で読み取り可能なプログラムが記憶された記憶媒体としても機能する。
【0030】
そして、ROM41は、表示用のフォントのパターンデータを記憶する表示用CG(キャラクタージェネレータ)41aを有する。また、ROM41は、印字用のパターンデータを記憶する印字用CG(キャラクタージェネレータ)41bを有する。
【0031】
RAM42には、入力された印刷情報が展開された印刷パターンデータが記憶される印字データメモリ領域42aやタッチパネル表示部3に表示させるパターンデータが記憶される表示データメモリ領域42bなどが確保されており、印字処理などに必要なデータを一時的に記憶するレジスタやカウンタなどのワークエリア42cも設けられている。
【0032】
ヘッド駆動回路51は、印刷情報や書式設定の情報に従って印字部であるサーマルヘッド11を制御し、テープ部材31に印刷を実行させる。搬送用モータ駆動回路52は、搬送部を駆動させる回路であって、プラテンローラ12やリボン巻取軸を回転させるステッピングモータ等の搬送用モータ46を制御し、所定の速度で長手方向にテープ部材31を搬送する。カッターモータ駆動回路53は、フルカット部及びハーフカット部等の切断部を制御する駆動回路であり、フルカット機構17で使用されるカッターモータ48としてのステッピングモータやハーフカット機構18で使用されるカッターモータ48としてのDCモータ等を制御する。
【0033】
そして、印字装置1は、制御部40が、制御処理として、印字部であるヘッド駆動回路51、搬送部である搬送用モータ駆動回路52、及び、切断部であるカッターモータ駆動回路53等を制御することにより、文字列をテープ部材31に印字し、その印字部分を切断することでラベルを作成することができる。
【0034】
また、制御部40は、付箋紙用ラベルとして印字させるテキスト及び分類分け用の分類マーク104を、付箋紙用ラベルをノート等の対象物への貼る方向に応じて、正画像又は180度回転させて印字させる。なお、分類分け用の分類マーク104は、180度回転させても同一なマーク形状とされていれば、回転させずに済ませることができる。
【0035】
次に、本実施形態の印字装置1で、印字テープの余白部分を有効活用して付箋紙用に活用できる付箋紙用ラベルの作成について図を用いて説明する。図4は、本発明の実施形態に係る印字装置1に交換可能なテープカセット21を組み込んだ状態を示す模式図である。図5は、本発明の実施形態に係る印字装置1で作成される付箋紙用ラベル120の作成例である。
【0036】
ロール状のテープからなるテープ部材31である印字テープ31aには、図4に示すように前回ラベル作成時に生成される、先述のサーマルヘッド11と切断部であるフルカット機構17におけるカッターとの間の空間により、印字テープ先端からサーマルヘッド11までの距離Lからなる余白部分(前余白)100が生成されている。そこで、付箋紙用ラベル120には、先ず、図5に示すように、その余白部分100から印字テープ31aを180度折り返すための目印とする印字テープ31aの幅方向に一点鎖線や破線からなる折り返し線102を印字させる。
【0037】
次に、付箋紙用ラベル120には、余白部分100から折り返し線102までの印字テープ長と略同じ長さで形成され、印字テープ31aの分類分け用の分類マーク104を印字させる見出しエリア103が形成される。分類分け用の分類マーク104は、例えば、会議予定を示すものであれば、図5に示したように、会議室をイメージさせて一目で会議と理解させる分類マーク104を印字させる。
【0038】
さらに、付箋紙用ラベル120には、見出しエリア103と、ラベルとして使用するテキスト文字等を印字させるテキスト印字エリア110と、の境界を示し印字テープ31aの幅方向に一点鎖線や破線からなる境界線106を印字させる。境界線106は、付箋紙用ラベル120をノート等の対象物に貼る場合に、ノートの周縁先端で合せて貼るための目印となる。
【0039】
そして、付箋紙用ラベル120には、ラベル印字領域であるテキスト印字エリア110に付箋の目的を示す、例えば、会議予定、外出予定、出張予定、休暇予定、イベント予定、又は、伝言等を示すメッセージ115からなるテキストを印字させる。具体的には、テキスト印字エリア110に図5に示したように、会議予定として「15:00〜 大会議室A」としたメッセージ115を印字させる。
【0040】
付箋紙用ラベル120は、先述のとおり、例えば、会議予定、外出予定、出張予定、休暇予定、イベント予定、又は、伝言等を示すメッセージ115のメモに用いられる。そこで、見出しエリア103には、使用者が一目で付箋紙の目的を理解できる分類マーク104を印字させる。
【0041】
なお、分類マーク104は、上記以外にも例えば、ノート整理に活用できる「参考資料」、「引例、文献」、又は、「アドレス帳」等を想起させるマークを用いても構わない。また、見出しエリア103には、必ずしも分類マーク104が印字されなければならないというわけではなく、その他の文字、絵、文章が印字されても良く、また、何も印字されない場合があっても良い。
【0042】
次に、外出予定、出張予定、休暇予定等を示すメッセージ115のメモに使う付箋紙用ラベル120の作成例について図を用いて説明する。図6、図7は、本発明の実施形態に係る印字装置1で作成させる各種の付箋紙用ラベル120の作成例である。
【0043】
外出予定に使用する付箋紙用ラベル120は、例えば、図6に示すように、分類分け用の分類マーク104として、鞄を持って外出訪問することを想起させる鞄の分類マーク104を印字させ、テキスト印字エリア110には、その行き先、日時等のメモを示す「8月10日(AM10:00〜) B社訪問」とするメッセージ115を印字させる。
【0044】
出張予定に使用する付箋紙用ラベル120は、例えば、分類分け用の分類マーク104として、遠距離の出張を想起させる飛行機の分類マーク104を印字させ、テキスト印字エリア110には、「1月8日 C社出張」とするメッセージ115を印字させる。
【0045】
休暇予定に使用する付箋紙用ラベル120は、例えば、図7に示すように、分類分け用の分類マーク104として、休暇を想起させる釣りの分類マーク104を印字させ、テキスト印字エリア110には、「12月24日 有給休暇」とするメッセージ115を印字させる。
【0046】
次に、本実施形態の印字装置1で作成するラベルを貼付させる対象物の左頁用又は右頁用に貼付させるときに、メッセージ115のテキスト及び分類分け用の分類マーク104を正画像又は180度回転させて印字させることにより付箋紙用ラベル120を作成する場合について図を用いて説明する。図8は、付箋紙用ラベル120を対象物200の左頁に貼付させたときの使用例である。図9は、本発明の実施形態に係る印字装置1で作成される対象物200の右頁に貼付させる付箋紙用ラベル120の作成例であり、図10は、付箋紙用ラベル120を対象物200の右頁に貼付させたときの使用例である。
【0047】
付箋紙用ラベル120は、先述のとおり、余白部分100、折り返し線102、見出しエリア103における分類分け用の分類マーク104、境界線106、及び、テキスト印字エリア110におけるメッセージ115を印字させて生成される。
【0048】
そして、生成された付箋紙用ラベル120は、剥離テープ層を剥がして印刷テープ層のみとされると、印刷テープ層の裏面の粘着剤により、対象物へと貼ることができる。
【0049】
そして、剥離テープ層を剥がした付箋紙用ラベル120は、先ず、テープ先端の余白部分100を折り返し線102で180度折り返して、見出しエリア103の裏面側で重なるように貼り合わせる。
【0050】
これにより、見出しエリア103の裏面と余白部分100とが重なって夫々の粘着剤が対向するようにして貼り合わされることにより、付箋紙用ラベル120の見出しエリア103裏面を把持可能とすることができる。従って、見出しエリア103のテープ送り方向に対する長さは、テープ先端の余白部分100の長さと等しいか、もしくは、それ以上の長さに設定することが好ましい。
【0051】
そして、見出しエリア103裏面を把持可能とした付箋紙用ラベル120において、粘着剤が塗布されたテキスト印字エリア110の裏面を、対象物であるノートやメモ帳等の左頁の最外端部で境界線106が重なるようにして貼り合わせれば、例えば、図8に示すように、外出を意味する鞄の分類分け用の分類マーク104が印字された見出しエリア103を対象物200の左頁の最外端部から突出させて付箋紙用ラベル120を対象物200に貼ることができる。
【0052】
また、付箋紙用ラベル120を対象物200の右頁に貼付させるときには、図9に示すように、余白部分100を形成するように折り返し線102や境界線106と合せて、180度回転させた分類分け用の分類マーク104、及び、180度回転させたメッセージ115を印字させる。
【0053】
そして、対象物200であるノートやメモ帳等の右頁の最外端部で境界線106が重なるようにして貼り合わせれば、例えば、図10に示すように、外出を意味する鞄の分類分け用の分類マーク104が印字された見出しエリア103を対象物200の右頁の最外端部から突出させて付箋紙用ラベル120を対象物200に貼ることができる。
【0054】
ここで、本実施形態の印字装置1で作成する付箋紙用に活用できる付箋紙用ラベル120の作成に関する流れについて図を用いて説明する。図11は、本発明の実施形態に係る印字装置1で作成される付箋紙用ラベル120の作成の流れを示すフローチャートである。
【0055】
先ず、ユーザにより印字装置1を付箋紙用ラベル作成モードとされると制御部40は、付箋紙用ラベル120の目的を示すメッセージ115を入力させる付箋紙用文字入力処理(ステップS10)を実行する。
【0056】
制御部40は、ユーザにより文字入力されると、次に、付箋紙用ラベル120の用途が何れかを入力させるために、会議予定、外出予定、出張予定、休暇予定、イベント予定、又は、伝言用等を示す分類分け用の分類マーク104をタッチパネル表示部3に表示させて入力選択させる付箋紙用途設定処理(ステップS20)を実行する。
【0057】
制御部40は、ユーザにより付箋紙の用途が設定されると、次に、付箋紙用ラベル120を対象物200の右頁側又は左頁側へ貼付するのかをユーザに設定させる付箋紙向き設定処理(ステップS30)を実行する。
【0058】
制御部40は、ユーザにより付箋紙用ラベル120を右頁側又は左頁側へ貼付するのかを設定されると、テープ部材31への印字を開始させる印字開始処理(ステップS40)を実行する。
【0059】
制御部40は、印字開始処理(ステップS40)として、先ず、余白部分100から印字テープ31aを180度折り返すための目印となる印字テープ31aの幅方向に一点鎖線や破線からなる折り返し線102を印字させる折り返し線印字処理(ステップS50)を実行する。
【0060】
次に、制御部40は、余白部分100から折り返し線102までの印字テープ長と略同じ長さで見出しエリア103を形成させ、予めユーザにより選択された付箋紙用ラベル120の用途を示す分類分け用の分類マーク104をこの見出し印字エリア103に印字させる分類分けマーク印字処理(ステップS60)を実行する。
【0061】
次に、制御部40は、見出しエリア103と、ラベルとして使用するテキスト文字等を印字させるテキスト印字エリア110と、の境界を示し印字テープ31aの幅方向に一点鎖線や破線からなる境界線106を印字させる境界線印字処理(ステップS70)を実行する。
【0062】
次に、制御部40は、テキスト印字エリア110に予めユーザにより文字入力された付箋の目的を示すメッセージ115からなるテキストを印字させるテキスト文字印字処理(ステップS80)を実行する。これにより制御部40は、印字部であるヘッド駆動回路51、搬送部である搬送用モータ駆動回路52、及び、切断部であるカッターモータ駆動回路53等を制御することにより、文字列をテープ部材31に印字し、その印字テープを切断することで付箋紙用ラベル120を作成し処理を終了する。
【0063】
以上のように、本発明の実施形態によれば、印字不能な印字テープ先端余白を用いてラベルを作成する印字装置1と、印字装置1においてラベルを作成する印字方法と、ラベルを作成する印字方法を印字装置1に実現させるための印字制御プログラムとを提供することができる。
【0064】
さらに、本発明の実施形態によれば、見出しエリア103を印字テープ先端から折り返し線102までの長さと同じ長さで形成させることにより、印字テープ31aの余白部分を有効活用して、付箋紙用ラベル120の見出し部分として利用できる。
【0065】
また、本発明の実施形態によれば、見出しエリア103に分類分け用の分類マークを印字させることにより、作成した付箋紙用ラベル120の用途を明確とすることができる。
【0066】
さらに、本発明の実施形態によれば、分類分け用の分類マーク104を会議マーク、外出マーク、出張マーク、休暇マーク、イベントマーク、又は、伝言用等のマークから選択可能なことから、付箋紙用ラベル120の作成を容易とすることができる。
【0067】
また、本発明の実施形態によれば、テキスト印字エリア110に印字させるテキストを正画像又は180度回転させて印字させることにより、付箋紙用ラベル120を対象物200の右頁用又は左頁用に貼付させるための付箋紙用ラベル120を作成することができる。
【0068】
そして、本発明の実施形態によれば、折り返し線102を一点鎖線や破線で印字させることにより、テープ先端の余白部分100を折り返し線102で180度折り返して、見出しエリア103の裏面側で重なるように位置合わせをしながら貼り合わせることにより、粘着剤の露出を防いでゴミの付着を防止し、しかも、貼付させるノート等の対象物200に付箋紙用ラベル120をインデックスシールのように貼り付けることができる。
【0069】
また、本発明の実施形態によれば、テープ部材31である印字テープ31aが、印刷テープ層及び剥離テープ層からなるものであれば、付箋紙用ラベル120として、即座に対象物200に貼り付ける必要がなく、連続して付箋紙用ラベル120を作成して付箋紙用ラベル120の作り置きを可能とする。
【0070】
さらに、本発明の実施形態によれば、テープ部材31である印字テープ31aが、印字用感熱ロールテープであって、剥離テープ層を有さないものであれば、印字テープ等の部品コスト等を低減させることができる。
【0071】
さらに、本発明の実施形態におけるフローチャートに示した処理は、コンピュータに実現させることのできる印字制御プログラムとして、例えば磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記憶媒体に書き込んだ状態で各種装置に適用する、或いは、通信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。このように所望の記憶媒体に本実施形態で述べた各処理を記憶させ、他のコンピュータ等で印字制御プログラムを実行させることにより、本実施形態の装置を用いた場合と同様の作用効果が得られる。なお、コンピュータは、本実施形態で述べた装置に内蔵されたコンピュータに限定されるわけではなく、記憶媒体に記憶された印字制御プログラムを読み取り可能であって、読み取った印字制御プログラムに従って制御動作を行うCPU等の演算装置を備えているあらゆるコンピュータを含む。
【0072】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【0073】
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 印字テープに印字してラベルを作成する印字装置において、
前記印字テープに印字する印字部と、
前記印字部により印字された前記印字テープを搬送させる搬送部と、
前記搬送部により搬送させた前記印字テープを切断させる切断部と、
前記印字部、前記搬送部、及び、前記切断部を制御して、前記印字テープの先端側に位置する前余白エリアを設定し、前記前余白エリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置する見出しエリアを設定し、前記見出しエリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置するラベル印字領域を設定する制御部を有することを特徴とする印字装置。
[2] 前記制御部は、前記前余白エリアと前記見出しエリアとの境に、前記印字テープの幅方向に沿って折り返し線を印字することを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
[3] 前記制御部は、前記見出しエリアを前記印字テープ先端から前記折り返し線までの長さと等しいかまたはそれを越える長さで形成させることを特徴とする請求項2に記載の印字装置。
[4] 前記制御部は、前記印字部を制御して前記見出しエリアに分類分け用の分類マークを印字させることを特徴とする請求項1、2又は請求項3に記載の印字装置。
[5] 前記分類マークを選択可能な入力部を備えることを特徴とする請求項4に記載の印字装置。
[6] 前記制御部が、前記印字部を制御して前記ラベル印字領域に印字させるテキストを正画像又は180度回転させて印字させることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の印字装置。
[7] 印字テープに印字してラベルを作成する印字装置の印字方法において、
前記印字テープに印字する印字処理と、
前記印字処理により印字された前記印字テープを搬送させる搬送処理と、
前記搬送処理により搬送させた前記印字テープを切断させる切断処理と、
前記印字テープの先端側に位置する前余白エリアを設定し、前記前余白エリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置する見出しエリアを設定し、前記見出しエリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置するラベル印字領域を設定する制御処理を実行することを特徴とする印字方法。
[8] 前記制御処理は、前記前余白エリアと前記見出しエリアとの境に、前記印字テープの幅方向に沿って折り返し線を印字する処理を実行することを特徴とする請求項7に記載の印字方法。
[9] 前記見出しエリアを前記印字テープ先端から前記折り返し線までの長さと等しいかまたはそれを越える長さで形成させる処理を実行することを特徴とする請求項8に記載の印字方法。
[10] 前記印字処理は前記見出しエリアに分類分け用の分類マークを印字させる処理を実行することを特徴とする請求項7、8又は請求項9に記載の印字方法。
[11] 前記分類マークを選択可能な入力処理を実行することを特徴とする請求項10に記載の印字方法。
[12] 前記印字処理は前記ラベル印字領域に印字させるテキストを正画像又は180度回転させて印字させる処理を実行することを特徴とする請求項7乃至請求項11の何れかに記載の印字方法。
[13] 印字テープに印字してラベルを作成する印字装置の印字方法を実現するための印字制御プログラムにおいて、
前記印字テープに印字する印字処理と、
前記印字処理により印字された前記印字テープを搬送させる搬送処理と、
前記搬送処理により搬送させた前記印字テープを切断させる切断処理と、
前記印字テープの先端側に位置する前余白エリアを設定し、前記前余白エリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置する見出しエリアを設定し、前記見出しエリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置するラベル印字領域を設定する制御処理をコンピュータに実行させることを特徴とする印字装置の印字制御プログラム。
[14] 前記制御処理は、前記前余白エリアと前記見出しエリアとの境に、前記印字テープの幅方向に沿って折り返し線を印字する処理を実行することを特徴とする請求項13に記載の印字装置の印字制御プログラム。
[15] 前記見出しエリアを前記印字テープ先端から前記折り返し線までの長さと等しいかまたはそれを越える長さで形成させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項14に記載の印字装置の印字制御プログラム。
[16] 前記印字処理は前記見出しエリアに分類分け用の分類マークを印字させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13、14又は請求項15に記載の印字装置の印字制御プログラム。
[17] 前記分類マークを選択可能な入力処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項16に記載の印字装置の印字制御プログラム。
[18] 前記印字処理は前記ラベル印字領域に印字させるテキストを正画像又は180度回転させて印字させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13乃至請求項17の何れかに記載の印字装置の印字制御プログラム。
【符号の説明】
【0074】
1 印字装置 2 筐体
3 タッチパネル表示部 3a キーボード領域
3b 文字編集領域
4 タッチパネル入力部 7 テープ繰出部
8 カセット装填部 11 サーマルヘッド
12 プラテンローラ
15 カセット受部 16 テープ幅検出スイッチ
17 フルカット機構 18 ハーフカット機構
21 テープカセット 22 カセットケース
23 テープコア 24 リボン供給コア
25 リボン巻取コア 27 ヘッド配置部
29 被係合部 31 テープ部材
31a 印字テープ
35 インクリボン 40 制御部
41 ROM 41a 表示用CG
41b 印字用CG
42 RAM
42a 印字データメモリ領域 42b 表示データメモリ領域
42c ワークエリア
45 テープ印字機構
46 搬送用モータ 48 カッターモータ
51 ヘッド駆動回路 52 搬送用モータ駆動回路
53 カッターモータ駆動回路 63 タッチパネル表示部駆動回路
100 余白部分 102 折り返し線
103 見出しエリア 104 分類マーク
106 境界線 110 テキスト印字エリア
115 メッセージ 120 付箋紙用ラベル
200 対象物


【特許請求の範囲】
【請求項1】
印字テープに印字してラベルを作成する印字装置において、
前記印字テープに印字する印字部と、
前記印字部により印字された前記印字テープを搬送させる搬送部と、
前記搬送部により搬送させた前記印字テープを切断させる切断部と、
前記印字部、前記搬送部、及び、前記切断部を制御して、前記印字テープの先端側に位置する前余白エリアを設定し、前記前余白エリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置する見出しエリアを設定し、前記見出しエリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置するラベル印字領域を設定する制御部を有することを特徴とする印字装置。
【請求項2】
前記制御部は、前記前余白エリアと前記見出しエリアとの境に、前記印字テープの幅方向に沿って折り返し線を印字することを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記見出しエリアを前記印字テープ先端から前記折り返し線までの長さと等しいかまたはそれを越える長さで形成させることを特徴とする請求項2に記載の印字装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記印字部を制御して前記見出しエリアに分類分け用の分類マークを印字させることを特徴とする請求項1、2又は請求項3に記載の印字装置。
【請求項5】
前記分類マークを選択可能な入力部を備えることを特徴とする請求項4に記載の印字装置。
【請求項6】
前記制御部が、前記印字部を制御して前記ラベル印字領域に印字させるテキストを正画像又は180度回転させて印字させることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の印字装置。
【請求項7】
印字テープに印字してラベルを作成する印字装置の印字方法において、
前記印字テープに印字する印字処理と、
前記印字処理により印字された前記印字テープを搬送させる搬送処理と、
前記搬送処理により搬送させた前記印字テープを切断させる切断処理と、
前記印字テープの先端側に位置する前余白エリアを設定し、前記前余白エリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置する見出しエリアを設定し、前記見出しエリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置するラベル印字領域を設定する制御処理を実行することを特徴とする印字方法。
【請求項8】
前記制御処理は、前記前余白エリアと前記見出しエリアとの境に、前記印字テープの幅方向に沿って折り返し線を印字する処理を実行することを特徴とする請求項7に記載の印字方法。
【請求項9】
前記見出しエリアを前記印字テープ先端から前記折り返し線までの長さと等しいかまたはそれを越える長さで形成させる処理を実行することを特徴とする請求項8に記載の印字方法。
【請求項10】
前記印字処理は前記見出しエリアに分類分け用の分類マークを印字させる処理を実行することを特徴とする請求項7、8又は請求項9に記載の印字方法。
【請求項11】
前記分類マークを選択可能な入力処理を実行することを特徴とする請求項10に記載の印字方法。
【請求項12】
前記印字処理は前記ラベル印字領域に印字させるテキストを正画像又は180度回転させて印字させる処理を実行することを特徴とする請求項7乃至請求項11の何れかに記載の印字方法。
【請求項13】
印字テープに印字してラベルを作成する印字装置の印字方法を実現するための印字制御プログラムにおいて、
前記印字テープに印字する印字処理と、
前記印字処理により印字された前記印字テープを搬送させる搬送処理と、
前記搬送処理により搬送させた前記印字テープを切断させる切断処理と、
前記印字テープの先端側に位置する前余白エリアを設定し、前記前余白エリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置する見出しエリアを設定し、前記見出しエリアに対して前記印字テープの搬送方向の上流側に位置するラベル印字領域を設定する制御処理をコンピュータに実行させることを特徴とする印字装置の印字制御プログラム。
【請求項14】
前記制御処理は、前記前余白エリアと前記見出しエリアとの境に、前記印字テープの幅方向に沿って折り返し線を印字する処理を実行することを特徴とする請求項13に記載の印字装置の印字制御プログラム。
【請求項15】
前記見出しエリアを前記印字テープ先端から前記折り返し線までの長さと等しいかまたはそれを越える長さで形成させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項14に記載の印字装置の印字制御プログラム。
【請求項16】
前記印字処理は前記見出しエリアに分類分け用の分類マークを印字させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13、14又は請求項15に記載の印字装置の印字制御プログラム。
【請求項17】
前記分類マークを選択可能な入力処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項16に記載の印字装置の印字制御プログラム。
【請求項18】
前記印字処理は前記ラベル印字領域に印字させるテキストを正画像又は180度回転させて印字させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13乃至請求項17の何れかに記載の印字装置の印字制御プログラム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2013−67042(P2013−67042A)
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−205770(P2011−205770)
【出願日】平成23年9月21日(2011.9.21)
【出願人】(000001443)カシオ計算機株式会社 (8,748)
【Fターム(参考)】