説明

原子力発電及び夜間電力を使用した電気的二酸化炭素の分解・安定物質化による二酸化炭素排出量6億tの削減案

【課題】[0018]我が国における、年間二酸化炭素排出量6億tの削減。
[0019]原子力発電は原子炉安全確保の為、出力調整運転が禁止されており、原子力の発電電力は電力負荷変動サイクルの内のベース電力分(夜間電力使用量)しか発電できな。
[0020]原子力発電による発電量を2倍以上増加させる。
【解決手段】[0021]夜間電力を利用し、既存の技術を用いて電気的に二酸化炭素の分解・安定物質化させ二酸化炭素を削減する。
[0022]上記[0021]によりベース電力量が増加する為、発電電力のうちの原子力発電の発電量を増加させることができる。これにより火力発電所から排出される二酸化炭素を削減することができる。
[0023]上記[0021]により電力需要量を制御し、総発電電力の内の80%程度を原子力発電で賄い、残りは自然エネルギー発電方式で賄い負荷変動にも対応する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、原子力発電及び夜間電力を使用した電気的二酸化炭素の分解・安定物質化による二酸化炭素排出量6億tの削減案
【背景技術】
【0002】
近年二酸化炭素削減に各種の取組が行われているが、削減量が小さくあまり効果が出ているとは言い難く、排出量の増加にも抑制がかからない。
【0003】
二酸化炭素による温暖化は日々その度合いを増し各種災害の規模も大型化しているため、早急に抜本的打開案が必要とであり、二酸化炭素の排出量を削減するだけでなく、現在大気中に放出されている二酸化炭素自体の濃度を下げなければならない。本案は早急に効果を出すべく考えた方法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【非特許文献】
【非特許文献1】
【0004】
「資源エネルギー庁エネルギー白書」
【非特許文献2】
【0005】
「資源エネルギー庁原子力2003」
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
我が国における、年間二酸化炭素排出量6億tの削減。
【0007】
原子力発電は原子炉安全確保の為、出力調整運転が禁止されており、原子力の発電電力は電力負荷変動サイクルの内のベース電力分(夜間電力使用量)しか発電できな。
【0008】
原子力発電による発電量を2倍以上増加させる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
夜間電力を利用し、既存の技術を用いて電気的に二酸化炭素の分解・安定物質化させ二酸化炭素を削減する。
【0010】
上記[0009]によりベース電力量が増加する為、発電電力のうちの原子力発電の発電量を増加させることができる。これにより火力発電所から排出される二酸化炭素を削減することができる。
【0011】
上記[0009]により電力需要量を制御し、総発電電力の内の80%程度を原子力発電で賄い、残りは自然エネルギー発電方式で賄い負荷変動にも対応する。
【発明の効果】
【0012】
二酸化炭素を直接分解・安定物質化させる事が出来、火力発電所から排出される二酸化炭素を削減することが出来る。最大3億tの二酸化炭素の排出を低減できる。
【0013】
二酸化炭素を分解変化させることにより、有機化合物を精製し燃料として使用すれば新たな化石燃料を使用する必要がない。概3億tの二酸化炭素を大気中から削減出来る。
【図面の簡単な説明】
【0014】
特許案実施前と実施後の発電電力割合図。
【図1】発電電力割合
【発明を実施するための形態】
【0015】
政府主導により、電力業界及び化学プラント業界にて実施することが望ましい。
【実施例】
【0016】
政府及び化学プラント業界により、夜間電力を使用し電気的二酸化炭素の分解・安定物質化を行い、電力需要量を制御しベース電力量を増加させ、電力業界によりベース電力を原子力発電で賄う。コストについては、化石燃料から核燃料化に伴うコストダウンを税制でコントロールした分と、二酸化炭素の分解・安定物質、二酸化炭素排出権等に手で賄う。
【産業上の利用可能性】
【0017】
既存の発電及び化学プラント技術にて十分実現可能。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
夜間電力を利用し、既存の技術を用いて電気的に二酸化炭素の分解・安定物質化させ二酸化炭素を削減する。これによりベース電力量が増加する為、発電電力のうちの原子力発電の発電量を増加させることができる。これにより火力発電所から排出される二酸化炭素を削減することができる。これらににより電力需要量を制御し、総発電電力の内の80%程度を原子力発電で賄い、残りは自然エネルギー発電方式で賄い負荷変動にも対応する。これら一連のサイクル手法。

【図1】
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【公開番号】特開2011−50940(P2011−50940A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−223392(P2009−223392)
【出願日】平成21年9月2日(2009.9.2)
【出願人】(509268989)
【Fターム(参考)】