説明

反射ミラーおよび反射ミラーの製造方法

【課題】 本発明は、太陽光を採光する樹脂ミラーから構成される反射ミラーおよび反射ミラーの製造方法に関するものである。
【解決手段】 本発明の反射ミラーは、樹脂ミラーと、第1の金属板と、発泡材料と、第2の金属板とが積層構造に構成されている。前記反射ミラーは、太陽が当たる面と反対側の面とで大きな温度差が生ずる。前記反射ミラーは、熱の伝達を遮断する発泡材料が第1の金属板と第2の金属板の間にあるため、前記温度変化に強いものとなる。また、前記反射ミラーは、第1の金属板と第2の金属板を必要な厚さとすることにより、軽量化を図ることができる。さらに、前記反射ミラーの積層構造は、太陽光の集光し易い場所に設置した際に、強風等に耐える剛性も有し、かつ、安価に作製することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂ミラーから構成される反射ミラーおよび反射ミラーの製造方法に関するものである。また、本発明の反射ミラーは、たとえば、太陽光を反射させる太陽光採光装置、太陽熱温泉、太陽電池パネル等へ集光する集光板等に使用する反射ミラー、あるいは、屋内外で結像を目的とするミラーに使用する反射ミラーおよび反射ミラーの製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の反射ミラーは、ガラス鏡あるいはステンレス鏡により、平面度および鏡としての剛性を確保しているものがある。特開平09−230115号公報における樹脂ミラーは、反射膜を有する一方のガラスと、他方のガラスの間に樹脂部材を接合している。また、剛性を必要とする反射ミラーは、たとえば、特開平09−145906号公報に示されているように、補強および精度確保のために裏面にハニカム材を使用している。さらに、特開2001−91711号公報に示された樹脂ミラーは、透明樹脂板の前面にダイヤモンド状炭素薄膜を設けて表面が傷付き難くしている。
【特許文献1】特開平09−230115号公報
【特許文献2】特開平09−145906号公報
【特許文献3】特開2001−91711号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特開平09−230115号公報に記載されているようなガラスを使用した反射ミラーは、重量が重く、割れ易いという危険性がある。ステンレスを使用した反射ミラーは、重量が重く、反射率がガラスミラーよりも劣るという欠点がある。樹脂に反射膜をメッキした樹脂ミラーは、重量および割れるという危険性を同時に解決できる。しかし、前記樹脂ミラーは、単独では剛性に欠けるとともに、反射面の精度を維持することが困難であった。
【0004】
また、前記樹脂ミラーは、特開平09−145906号公報に記載されているように剛性を持たせるために金属性ハニカム材を設けている。前記金属性ハニカム材は、重量を軽くし、反射面の精度を向上させることができるが、価格が非常に高価になるという欠点を有する。さらに、特開2001−91711号公報に記載されている樹脂ミラーは、ダイヤモンド状炭素薄膜を低温条件のプラズマCVD法で形成しているため、非常に高価なものとなっている。
【0005】
太陽光を集光するためのミラーは、日当たりの良い高い所に設置され、太陽の移動とともに追尾する必要がある。前記太陽光に追尾するための制御装置は、太陽電池により効率的に供給されるものが近年多くなってきた。しかし、太陽電池パネルは、大きな電力を得るためには大きさが大きくなり高価なものとなる。そこで、太陽光の集光に使用するミラーは、軽量な樹脂ミラーを採用するとともに、小さい太陽電池によっても太陽光に追尾できる必要がある。
【0006】
そこで、太陽光用反射ミラーは、小さい太陽電池により太陽光に追尾できる軽量なものであり、かつ、強風や温度差に耐える剛性を備えた樹脂ミラーが要望されるようになった。本発明は、以上の課題を解決するためのもので、精度が高く、軽量、温度変化に強く、かつ、安価である反射ミラーおよび反射ミラーの製造方法を提供することを目的とする。また、前記太陽光用反射ミラーは、太陽光の当たる面と反対側が熱膨張により収縮が異なると、凹面鏡または凸面鏡になり、所望の位置に集光することができない。本発明は、以上の課題を解決するために、熱の収縮率の小さい反射ミラーおよび反射ミラーの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(第1発明)
第1発明の反射ミラーは、鏡面を形成する樹脂ミラーと、前記樹脂ミラーを補強する第1の金属板と、前記第1の金属板に発泡材料を介して接合されている第2の金属板とから少なくとも構成されていることを特徴とする。
【0008】
(第2発明)
第2発明の反射ミラーの製造方法は、平面または曲面から構成されているとともに、多数の吸引孔を備えた定盤上に成形された樹脂ミラーの反射面を載置し、前記樹脂ミラーの裏面に第1の金属板、発泡材料、第2の金属板をそれぞれ接合するように積層し、前記多数の吸引孔から真空引きを行なうことを特徴とする。
【0009】
(第3発明)
第3発明の反射ミラーの製造方法は、鏡面を内側にして平面または曲面からなる樹脂ミラーを保持し、前記樹脂ミラーの裏面に第1の金属板を接合し、前記第1の金属板から離れた位置に第2の金属板を保持し、前記第1の金属板と第2の金属板との間で、発泡材料を発泡させることにより一体構造とすることを特徴とする。
【0010】
(第4発明)
第4発明の反射ミラーの製造方法は、鏡面を内側にして平面または曲面からなる樹脂ミラーを第1の金型の凹部に保持し、前記樹脂ミラーの裏面に接合された第1の金属板を接合し、前記第1の金型と対向して第2の金型の凹部に第2の金属板を保持し、前記第1の金属板と第2の金属板との間で、発泡材料を発泡させ、前記少なくとも一方の金型を加圧することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、太陽光を集光するために高い場所に設置した場合、小型の太陽電池により制御できるように消費電力を少なくするために軽量化されていると同時に強風に耐える剛性を有する反射ミラーである。
【0012】
本発明によれば、第1の金属板と第2の金属板の間に発泡材料をサンドイッチにしているため、太陽光を集光する面と、その反対面における大きな温度差に基づく収縮等の諸問題を解決することができる。
【0013】
本発明によれば、ガラス、ステンレス、ハニカム構造のものと比較して、太陽光を集光するために適度の強度を有すると同時に安価なものを製造することができた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
(第1発明)
第1発明の反射ミラーは、たとえば、樹脂ミラーと、第1の金属板と、発泡材料と、第2の金属板とが積層構造に構成されている。前記樹脂ミラーは、平面または曲面から構成され、一方の面に第1の金属板が補強されている。また、前記樹脂ミラーは、一方の面に鏡面となる反射膜が設けられている。前記第1の金属板は、前記発泡材料を介して第2の金属板が接合されている。前記積層構造からなる反射ミラーは、必要に応じて、アルミニウム等の枠部材によって囲まれている。
【0015】
たとえば、太陽光を反射する反射ミラーは、太陽の当たる面と当たらない面との間に温度勾配が生じても、金属板と樹脂との線膨張係数が十分の1程度であるため、第1金属板と第2金属板の形状が平行を保持することができ、所望の平面を保つことができる。第1発明の反射ミラーは、熱の伝達を遮断する発泡材料が第1の金属板と第2の金属板の間にあるため、前記温度変化に強いものとなる。
【0016】
また、第1発明の反射ミラーは、第1の金属板と第2の金属板を必要な薄さとすることにより、軽量化を図ることができる。特に、前記反射ミラーは、太陽光を反射して、光の入らない領域を明るくする場合、太陽電池で太陽に追尾する場合があり、前記太陽電池の電力で追尾が可能な重さにすることができる。さらに、第1発明の積層構造は、太陽光の集光し易い場所に設置した際に、強風等に耐える剛性も有している。
【0017】
(第2発明)
第2発明の反射ミラーの製造方法は、平面または曲面から構成されているとともに、真空引きを行なうための多数の吸引孔を備えた定盤上に成形された樹脂ミラーの反射面が載置される。前記多数の吸引孔は、その数および配置位置を任意にすることができる。前記樹脂ミラーは、その裏面に第1の金属板、発泡材料、第2の金属板の順に、それぞれが接合され、積層構造にする。前記定盤は、前記多数の吸引孔から真空引きを行なうことにより、前記樹脂ミラー、第1の金属板、発泡材料、第2の金属板を強固に接合させることができる。たとえば、前記反射ミラーが凹面鏡の場合、凸面を有する定盤は、中央部より、その両端部に多くの吸引孔を設けておく必要がある。
【0018】
第2発明の反射ミラーの製造方法は、多数の吸引孔がマトリクス状に配置されているとともに、定盤の裏側または側部から真空引きを行なっている。前記マトリクス状の吸引孔は、面積に対する適度の数を設けることにより、各部材の前面を平均的な力により強固に接合することができる。前記定盤の裏側または側部からの真空引きの力は、吸引孔の数および反射ミラーの面積によってきめられる。
【0019】
(第3発明)
第3発明の反射ミラーの製造方法は、まず、鏡面を内側にして平面または曲面からなる樹脂ミラーが、たとえば、垂直に保持される。つぎに、前記樹脂ミラーの裏面には、第1の金属板が接合される。一方、第2の金属板は、前記第1の金属板から所定距離離れた位置に保持される。その後、前記第1の金属板と第2の金属板との間には、発泡材料を加圧するとともに発泡させて、一体構造にする。
【0020】
第3発明の反射ミラーの製造方法は、第1の金属板と第2の金属板との間において、発泡材料を発泡させるため、前記発泡材料に接着剤等を混入させておくだけで、前記各金属板に接着することができ、工数を少なくすることができるだけでなく、前記発泡材料を加圧することで、密度が均一になるとともに、接着強度を向上させることができる。
【0021】
(第4発明)
第4発明の反射ミラーの製造方法は、鏡面を内側(光の反射する方向は、外側である)にして平面または曲面からなる樹脂ミラーの保持を第1の金型の凹部によって行なっている。また、第2の金属板の保持は、前記第1の金型と対向して設けられた第2の金型の凹部により保持される。前記第1の金属板および第2の金属板の間に挿入される発泡材料は、両金属板の間で発泡させるとともに、少なくとも一方の金型を移動して、加圧することにより前記各金属板に接着させることができる。前記第1の金型および第2の金型は、垂直および水平のいずれの方向にも設置することができる。
【実施例1】
【0022】
図1は本発明の第1実施例で、樹脂ミラーから構成された反射ミラーを説明するための図である。図1において、反射ミラー1は、樹脂ミラー11、接着層12、第1の金属板13、接着層14、発泡材料15、接着層16、第2の金属板17がそれぞれ積層構造に構成されている。前記樹脂ミラー11は、透光性樹脂111と、前記透光性樹脂111の一方の面に反射部材からなるメッキ層112が設けられている。前記発泡材料15は、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリスチロール等の樹脂部材を発泡させるためのものである。
【0023】
前記反射ミラー1は、両側から第1の金属板13および第2の金属板17により、前記発泡材料15をサンドイッチにしているため、両側に温度差があっても、伸び縮みが小さく、太陽光を所望の領域に集光することができる。たとえば、前記反射ミラー1は、必要に応じて、枠に組み込み、900mm×500mmの大きさとする。前記反射ミラー1は、三枚組として、少しずつ角度を変えることにより、効率の良い集光板となり、入射光18が透光性樹脂111を透過し、反射層(メッキ層、蒸着膜等)112から反射光18′が反射する。
【実施例2】
【0024】
図2は本発明の第2実施例で、反射ミラーの製造方法の一例を説明するための斜視図である。図2において、定盤21は、表面が平らな平面211と、前記平面211にマトリクス状吸引孔212と、前記マトリクス状吸引孔212に接続され、前記定盤21の側部に連なる複数の真空引き口213とから構成されている。前記樹脂ミラー11前記マトリクス状吸引孔212は、たとえば、10mmピッチ程度にし、前記複数の真空引き口213から吸引することにより、定盤21上の樹脂ミラー11を平らにする。
【0025】
前記定盤21の面は、凸面または凹面とすることができる。図示されていない、前記凸面を有する定盤は、前記マトリクス状吸引孔212の数を頂部より下部に多く設けるようにすることができる。また、前記凹面を有する定盤は、前記マトリクス状吸引孔212の数を側部より中央部に多く設けることができる。
【0026】
前記定盤21の上には、必要に応じて、L字型位置決め部材22を置き、前記L字型位置決め部材22に沿って、樹脂ミラー11を裏側(図において、反射層を上側)にして載置する。前記樹脂ミラー11の裏面には、両面接着テープまたは接着剤等により、第1の金属板13が貼り付けられる。次に、前記第1の金属板13の上に、前記同様に、両面接着テープまたは接着剤等により発泡材料15を貼り付ける。その後、前記発泡材料15の上には、前記同様にして、第2の金属板17が貼り付けられる。
【0027】
前記第1の金属板13および第2の金属板17は、たとえば、軽量で、かつ、剛性のあるアルミニウムが優れているが、他の金属、たとえば、ステンレス板であっても問題がない。また、前記各金属板の厚さは、たとえば、0.2mm以下の金属箔(たとえば、アルミニウム箔)として、反射ミラー1の軽量化を図ることができる。さらに、前記発泡材料15は、前述以外に、発泡スチロール、スチレンボード、発泡ポリエチレン、発泡フェノール樹脂、硬質スポンジ等の樹脂材料や、発泡気泡コンクリート等の無機物、高分子化合物等、ある程度の硬度を確保でき、かつ軽量化のできる材料を両面テープまたは接着剤で貼り付ける。
【0028】
前記積層された反射ミラー1は、前記真空引きを停止することにより、固定を開放する。前記真空引きによる固定は、反射ミラー1の基準面の面精度を正確に維持できる。前記金属板および発泡材料の接着は、両面テープあるいは接着剤を使用せずに、超音波あるいは溶剤を使用して溶着することもできる。前記反射ミラー1は、樹脂ミラー11、各金属板13、17、発泡材料15との間に入った空気を追い出しながら接着することができる。また、平面からなる反射ミラー1は、各部材を接着後に、ローラーによって加圧することもできる。
【実施例3】
【0029】
図3は本発明の第3実施例で、金属板の間に発泡材料を注入した後、発泡させる例を説明するための断面図である。図3において、第1の金型31は、側部に第1の凹部311を備えている。また、第2の金型31′は、側部で前記第1の凹部311と対向する位置に第2の凹部312を備えている。前記第1の金型31と第2の金型31′は、互いに合わせ面313において対向して位置し、上部に発泡材料を注入する導入孔314が設けられている。
【0030】
前記導入孔314は、発泡材料加圧装置32に連通している。前記発泡材料加圧装置32は、シリンダー321およびピストン322から構成され、前記シリンダー321とピストン322の間に、たとえば、接着剤入りの発泡溶液33が入っている。なお、前記ピストン322の周囲には、前記発泡溶液33が逆流しないようにオーリング323が設けられている。
【0031】
まず、樹脂ミラー11は、第1の金型31の第1の凹部311に装着される、その後、第1の金属板13が前記樹脂ミラー11の反射膜側に貼り付けられる。一方、第2の金型31′の第2の凹部312には、第2の金属板17が装着される。前記第1の金型31と第2の金型31′は、合わせ面313において、当接される。
【0032】
そして、前記発泡材料加圧装置32は、発泡溶液33を前記ピストン322の加圧によって、前記第1の金属板13と第2の金属板17との間に注入するとともに、両者の間で発泡する。前記第1の凹部311および第2の凹部312の距離は、発泡材料の膨張により多少開く程度にしておき、前記第1の金型31および/または第2の金型31′を加圧することにより、所定の厚さの樹脂ミラー11を加圧成形する。図3において、第1の金型31および第2の金型31′は、垂直方向に設置されているが、水平方向に設置することもできる。
【産業上の利用可能性】
【0033】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記本実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。発泡材料、金属板、樹脂ミラーの樹脂または反射膜、定盤、金型等の材料は、公知または周知のものを使用することができる。また、各部材の接着は、両面テープ、これ以外の公知または周知の接着剤を使用することができる。前記反射ミラーの形状は、単独でまたは複数個組み合わせて使用用途または使用場所により任意の形状にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の第1実施例で、樹脂ミラーから構成された反射ミラーを説明するための図である。(実施例1)
【図2】本発明の第2実施例で、反射ミラーの製造方法の一例を説明するための斜視図である。(実施例2)
【図3】本発明の第3実施例で、金属板の間に発泡材料を注入した後、発泡させる例を説明するための断面図である。(実施例3)
【符号の説明】
【0035】
1・・・反射ミラー
11・・・樹脂ミラー
111・・・透光性樹脂
112・・・反射層(メッキ層、蒸着膜等)
12・・・接着層
13・・・第1の金属板
14・・・接着層
15・・・発泡材料
16・・・接着層
17・・・第2の金属板
18・・・入射光
18′・・・反射光
21・・・定盤
211・・・平面
212・・・マトリクス状吸引孔
213・・・真空引き口
22・・・L字型位置決め部材
31・・・第1の金型
31′・・・第2の金型
311・・・第1の凹部
312・・・第2の凹部
313・・・合わせ面
314・・・導入孔
32・・・発泡材料加圧装置
321・・・シリンダー
322・・・ピストン
323・・・オーリング
33・・・発泡溶液

【特許請求の範囲】
【請求項1】
鏡面を形成する樹脂ミラーと、
前記樹脂ミラーを補強する第1の金属板と、
前記第1の金属板に発泡材料を介して接合されている第2の金属板と、
から少なくとも構成されていることを特徴とする反射ミラー。
【請求項2】
平面または曲面から構成されているとともに、多数の吸引孔を備えた定盤上に成形された樹脂ミラーの反射面を載置し、
前記樹脂ミラーの裏面に第1の金属板、発泡材料、第2の金属板をそれぞれ接合するように積層し、
前記多数の吸引孔から真空引きを行なうことを特徴とする反射ミラーの製造方法。
【請求項3】
鏡面を内側にして平面または曲面からなる樹脂ミラーを保持し、
前記樹脂ミラーの裏面に第1の金属板を接合し、
前記第1の金属板から離れた位置に第2の金属板を保持し、
前記第1の金属板と第2の金属板との間で、発泡材料を発泡させることにより一体構造とすることを特徴とする反射ミラーの製造方法。
【請求項4】
鏡面を内側にして平面または曲面からなる樹脂ミラーを第1の金型の凹部に保持し、
前記樹脂ミラーの裏面に接合された第1の金属板を接合し、
前記第1の金型と対向して第2の金型の凹部に第2の金属板を保持し、
前記第1の金属板と第2の金属板との間で、発泡材料を発泡させ、前記少なくとも一方の金型を加圧することを特徴とする反射ミラーの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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