説明

収容容器

【課題】 収容容器の蓋部が簡単に開かないようにして、収容容器内に収容された商品が勝手にこぼれ出したり、商品が収容容器内から勝手に取り出されたりするのを簡単に防止できるようにする。
【解決手段】 容器本体10の開口部13における一つの口縁に、この開口部の開閉を行う蓋部20が回動可能に設けられると共に、蓋部が設けられた口縁とは異なる容器本体の開口部の口縁側から外方に突出部30が延出された収容容器において、上記の突出部が延出される開口部の口縁側に係止部32,32a,32bを形成する一方、上記の蓋部に上記の係止部に挿入させて係止させる係止片23を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、各種の商品を収容させる収容容器に係り、特に、容器本体の開口部における一つの口縁に、この開口部の開閉を行う蓋部が回動可能に設けられると共に、蓋部が設けられた口縁とは異なる容器本体の開口部の口縁側から外方に突出部が延出された収容容器において、上記の蓋部が簡単に開かないようにし、収容容器内に収容された商品が勝手にこぼれ出したり、商品が収容容器内から勝手に取り出されたりするのを簡単に防止できるようにした点に特徴を有するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、商品を収容させる収容容器として様々な種類のものが用いられており、一般には、商品を取り出す開口部における一つの口縁に、この開口部の開閉を行う蓋部を回動可能を設け、この蓋部によって開口部を閉塞させるようにしたものが使用されている。
【0003】
また、近年においては、商品を収容させた収容容器を効率よく展示するために、上記のような収容容器において、その蓋部が設けられた開口部の口縁とは異なる容器本体の開口部の口縁側から外方に突出部を延出させると共に、この突出部に穴を設け、この穴の部分をフックなどに引っ掛けて、商品を収容させた収容容器を展示させるようにしたものが使用されている。
【0004】
しかし、上記のような収容容器の場合、容器本体の開口部を閉塞させている蓋部が簡単に開いてしまい、収容容器内に収容された商品が勝手にこぼれ出したり、また商品が収容容器内から簡単に取り出されたりするという問題があった。
【0005】
このため、近年においては、上記のような収容容器の底部における底板を上記の突出部まで延長させ、このように延長された部分を突出部と重ね合わせて係止させるようにしたもの(例えば、特許文献1参照。)や、蓋部が設けられた開口部の口縁の両側における口縁から開口部側に折り曲げられるフラップを長くし、このフラップにさらに折り曲げ部を設け、このフラップによって容器本体内に収容された商品を押えるようにしたもの(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。
【0006】
しかし、上記のように収容容器の底部における底板を突出部まで延長させ、突出部と重ね合わせて係止させるようにした収容容器や、蓋部が設けられた開口部の口縁の両側における口縁から開口部側に折り曲げられるフラップを長くし、このフラップにより容器本体内に収容された商品を押えるようにした収容容器においては、その製造が面倒でコストが高くつくと共に、収容容器内に商品を収容させる作業が面倒になる等の問題があった。
【特許文献1】特開平9−156634号公報
【特許文献2】特開2003−11958号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この発明は、商品を収容させる収容容器における上記のような問題を解決することを課題とするものであり、特に、容器本体の開口部における一つの口縁に、この開口部の開閉を行う蓋部が回動可能に設けられると共に、蓋部が設けられた口縁とは異なる容器本体の開口部の口縁側から外方に突出部が延出された収容容器において、蓋部が簡単に開かないようにして、収容容器内に収容された商品が勝手にこぼれ出したり、商品が収容容器内から勝手に取り出されたりするのを簡単に防止できるようにすると共に、商品を収容容器内に収容させる作業が困難になるということもない収容容器を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明においては、上記のような課題を解決するため、容器本体の開口部における一つの口縁に、この開口部の開閉を行う蓋部が回動可能に設けられると共に、蓋部が設けられた口縁とは異なる容器本体の開口部の口縁側から外方に突出部が延出された収容容器において、上記の突出部が延出される開口部の口縁側に係止部を形成する一方、上記の蓋部に上記の係止部に挿入させて係止させる係止片を設けた。
【0009】
ここで、上記の収容容器においては、上記の蓋部が設けられた開口部の口縁と対向する開口部の口縁側から突出部を延出させ、この突出部が延出される開口部の口縁側に係止部を形成する一方、上記の蓋部の先端部に容器本体内に挿入させる差し込み部を設けると共に、この差し込み部が設けられた蓋部の先端部に切込みにより上記の係止片を形成することが好ましい。
【0010】
また、上記の収容容器において、上記の係止部を設けるにあたっては、例えば、突出部が延出される開口部における口縁側の中央部やその両端部に設けることができる。
【0011】
また、上記の収容容器においては、容器本体における開口部の口縁側から延出される上記の突出部を折り返し状に形成し、この突出部における折り返し部に係止部を形成すると共に、この折り返し部の端部を容器本体内に挿入させるようにすることができる。また、上記の係止部は、開口部の口縁側から延出された突出部及びその折り返し部の両方に設けることがより好ましい。
【0012】
また、上記の収容容器においては、上記の突出部が延出される開口部の口縁側に突出部を切離すためのミシン目等の切離し線を形成することが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
この発明における収容容器においては、容器本体内に商品を収容させ、上記のように容器本体の開口部の口縁に設けられた蓋部を回動させて、この蓋部により容器本体の開口部を閉塞させると共に、この蓋部に設けられた係止片を、突出部が外方に延出された開口部の口縁側に形成された係止部内に挿入させて係止させるようにする。
【0014】
このようにすると、蓋部に設けられた係止片が上記の係止部に係止されて、容器本体の開口部を閉塞させた状態にある蓋部が簡単に開くのが防止されるようになり、収容容器内に収容された商品が勝手にこぼれ出したり、商品が収容容器内から簡単に取り出されたりするのが防止されるようになる。
【0015】
また、この発明における収容容器においては、上記のように蓋部に係止片を設けると共に、この蓋部が設けられた容器本体の外方に延出される突出部が設けられた開口部の口縁側に係止部を形成し、蓋部に設けられた上記の係止片をこの係止部内に挿入させて係止させるだけであるため、この収容容器の製造が簡単でコストが安くて済むと共に、収容容器内に商品を収容させる作業等が面倒になるということもない。
【0016】
また、この発明における収容容器において、上記の突出部を蓋部が設けられた開口部の口縁と対向する開口部の口縁側から延出させる一方、蓋部の先端部に容器本体内に挿入させる差し込み部を設けると共に、この差し込み部が設けられた蓋部の先端部に切込みにより係止片を形成し、この蓋部の差し込み部を容器本体内に挿入させるようにして、容器本体の開口部を蓋部によって閉塞させると共に、この蓋部に設けられた係止片を、蓋部と対向する開口部の口縁側に設けられた係止部に係止させると、上記の差し込み部が容器本体に抑止されて蓋部が勝手に開くのが抑制されるようになると共に、開閉される蓋部の先端部が係止されるようになるため、蓋部が簡単に開くのがより一層防止されるようになる。
【0017】
また、上記の収容容器において、上記の突出部を折り返し状に形成し、この突出部における折り返し部に係止部を形成すると共に、この折り返し部の端部を容器本体内に挿入させると、このように折り返された折り返し部が蓋部側に押されて、この折り返し部により蓋部が押えられると共に、蓋部に設けられた係止片が上記の係止部内に圧入された状態で係止されるようになり、蓋部が勝手に開くのがより一層防止されるようになる。特に、係止部を開口部の口縁側から延出された突出部及びその折り返し部の両方に設けると、上記の係止片が2つの係止部によって係止されるようになり、蓋部が簡単に開くのがさらに防止されるようになる。
【0018】
また、上記の収容容器において、上記の突出部が延出される開口部の口縁側に突出部を切離すためのミシン目等の切離し線を形成すると、商品の購入後において、この切離し線により上記の突出部を収容容器から切離すことができ、突出部が邪魔になるということがなくなると共に、蓋部の開閉も容易に行えるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、この発明の実施形態に係る収容容器を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、この発明に係る収容容器は下記の実施形態に示したものに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
【0020】
この実施形態における収容容器においては、図1〜図3に示すように、四角形状になった底部11から四角筒状になった胴部12が立設された容器本体10において、その上面の開口部13における一つの口縁に、この開口部13の開閉を行う蓋部20が回動可能に設けられると共に、この蓋部20と対向する開口部13の口縁側から突出部30が外方(上方)に延出され、また上記の蓋部20と突出部30との間における両側の開口部13の口縁にはそれぞれフラップ14が回動可能に取り付けられている。
【0021】
ここで、この実施形態における収容容器においては、上記の蓋部20の先端部に容器本体10内に挿入させる差し込み部21が設けられると共に、この差し込み部21が設けられた蓋部20の先端中央部に切込み22により円弧状に突出した係止片23が形成されている。
【0022】
一方、蓋部20と対向する開口部13の口縁側から延出される上記の突出部30は折り返し状に形成されており、この突出部30における折り返し部31が前面の蓋部20側に位置するようにして、この折り返し部31の端部が容器本体10内に挿入されている。また、この突出部30が延出される口縁側の中央部及びこれに対応する折り返し部31の部位にそれぞれ貫通溝からなる係止部32a,32bが形成されると共に、上記の突出部30の延出側及び折り返し部31の適当な位置にそれぞれフック(図示せず)などに引っ掛けるための穴33a,33bが設けられている。さらに、この突出部30が延出される開口部13の口縁側には、図3に示すように、この突出部30を切離すための切離し線としてミシン目34が上記の突出部30の延出側における係止部32aと連続するようにして形成されている。
【0023】
そして、この実施形態の収容容器に商品を収容させて陳列させる場合においては、上記の容器本体10内に商品(図示せず)を収容させた後、上記の蓋部20を回動させ、その差し込み部21を容器本体10内に挿入させるようにして、この容器本体10の開口部13を蓋部20によって閉塞させると共に、この蓋部20に設けられた上記の係止片23を、上記の突出部30の折り返し部31に設けられた係止部32bを通して突出部30の延出側に設けられた係止部32a内に挿入させて係止させるようにする。
【0024】
このようにすると、前記のように蓋部20に設けられた係止片23が突出部30の延出側及び折り返し部31に設けられたそれぞれの係止部32a,32bに確実に係止されて、容器本体10の開口部13を閉塞させた上記の蓋部20が固定されるようになり、この蓋部20が簡単に開くのが防止され、収容容器内に収容された商品が勝手にこぼれ出したり、商品が収容容器内から簡単に取り出されたりするのが防止されるようになる。
【0025】
また、この収容容器に収容された商品を購入した後は、突出部30の延出側における係止部32bと連続するようにして形成した上記のミシン目34の位置において、この突出部30を容器本体10から切離すことができ、突出部30が邪魔になるということがなくなると共に、蓋部20に設けられた係止片23が突出部30の延出側及び折り返し部31に設けられた各係止部32a,32bに係止されることがなくなり、蓋部20の開閉が容易に行えるようになる。
【0026】
そして、上記のような収容容器を製造するにあたっては、例えば、厚紙やプラスチックシート等のシート材を所定形状に打ち抜き、図4に示すように、所定位置にそれぞれ折り曲げ線41を設けた一枚のシート基材40を用いることができる。
【0027】
ここで、上記のシート基材40においては、容器本体10の四角筒状になった胴部12を構成する4枚の側面板12a〜12d及び糊代部12eがそれぞれ折り曲げ線41によって区画されており、各側面板12a〜12dの下縁には底部11を構成する嵌め合わせ式の各底板11a〜11dがそれぞれ折り曲げ線41を介して設けられている。
【0028】
一方、第1の側面板12aの上縁には上記のミシン目34及び上記の係止部32aを介して突出部30が延出され、この突出部30の所定位置に折り返し部31を形成するための折り曲げ線41が形成されると共に、この突出部30における所定の位置に上記の穴33a,33bや、折り返し部31における係止部32bが設けられている。また、第3の側面板12cの上縁には折り曲げ線41を介して、この折り曲げ線41によって回動する蓋部20が設けられており、この蓋部20の先端部には折り曲げ線41によって折り曲げられる差し込み部21が形成されると共に、この差し込み部21側に円弧状に突出した切込み22が形成されて上記の係止片23が形成されている。また、第2及び第4の側面板12b,12dの上縁には折り曲げ線41を介してそれぞれ上記のフラップ14が形成されている。
【0029】
そして、上記のシート基材40を、上記の各折り曲げ線41に沿って所定方向に折り曲げると共に、上記の嵌め合わせ式の各底板11a〜11dを嵌め合わせて底部11を形成し、さらに上記の糊代部12eを接着させて4枚の側面板12a〜12dにより四角筒状になった胴部12を形成して、上記のような収容容器を製造することができる。
【0030】
なお、上記の実施形態における収容容器においては、上記のように突出部30を折り返し状に形成し、この突出部30が延出される口縁側の中央部及びこれに対応する折り返し部31の部位にそれぞれ係止部32a,32bを形成すると共に、この折り返し部31の端部を容器本体10内に挿入させるようにしたが、図5に示すように、突出部30を単に延出させるだけで折り返し状に形成せず、このように延出された突出部30に上記の貫通溝からなる係止部32及び穴33を形成すると共に、この突出部30を切離すためのミシン目34を設けるだけであってもよい。また、この実施形態においては、蓋部20から突出される係止片23を円弧状に形成するようにしたが、この係止片23の形状は特に限定されず、例えば、図6(A),(B)に示すような四角形状や三角形状に突出した係止片23を形成することも可能である。
【0031】
また、上記の実施形態における収容容器においては、上記のように折り返し状に形成された突出部30において、この突出部30が延出される口縁側の中央部及びこれに対応する折り返し部31の部位にそれぞれ貫通溝からなる係止部32a,32bを形成すると共に、差し込み部21が設けられた蓋部20の先端中央部に係止片23を形成するようにしたが、上記の係止部32,32a,32bや係止片23を形成する位置や数は特に限定されない。
【0032】
例えば、図7及び図8に示すように、差し込み部21が設けられた蓋部20の先端両側にそれぞれ切込み22により四角形状に突出した係止片23を形成する一方、蓋部20と対向する開口部13の口縁側から延出されて折り返し状に形成された突出部30において、この突出部30が延出される口縁側の両側部及びこれに対応する折り返し部31の両側部の部位にそれぞれ貫通溝からなる係止部32a,32bを形成し、上記の蓋部20の先端両側に設けられた各係止片23を、上記の突出部30における折り返し部31の両側部に設けられた各係止部32aを通して突出部30が延出される口縁側の両側部に設けられた各係止部32a内に挿入させて係止させるようにすることも可能である。また、このように突出部30が延出される口縁側の両側部及びこれに対応する折り返し部31の両側部の部位に係止部32a,32bを形成するにあたり、折り返し部31の両側部における係止部32bを、図9に示すように、折り返し部31の先端まで切り欠くようにして形成することも可能である。
【0033】
さらに、上記の実施形態における収容容器においては、蓋部20と対向する開口部13の口縁側から突出部30を延出させるようにしたが、突出部30を延出させる位置もこのような位置に限定されず、図10に示すように、蓋部20と隣接する開口部13の口縁側から突出部30を延出させることも可能である。なお、このように蓋部20と隣接する開口部13の口縁側から突出部30を延出させた場合においては、上記のようにこの突出部30が延出される口縁側の中央部及び及びこれに対応する折り返し部31の部位に形成された係止部32a,32bに係止させる係止片23を、この突出部30と隣接する蓋部20の縁部から突出させるようにし、この係止片23を突出部30に設けられた上記の係止部32a,32bに係止させるようにする。
【0034】
なお、上記の実施形態に示す収容容器においては、容器本体10の底部11が正方形状になった例を示したが、容器本体10の底部11の形状は正方形状に限られず、例えば、長方形状や六角形状などの多角形状になっていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】この発明の実施形態に係る収容容器において、蓋部を開けた状態を示した概略斜視図である。
【図2】上記の実施形態に係る収容容器において、蓋部を閉じた状態を示した蓋部側からの概略斜視図である。
【図3】上記の実施形態に係る収容容器において、蓋部を閉じた状態を示した突出部側からの概略斜視図である。
【図4】上記の実施形態に係る収容容器を製造するのに使用するシート基材を示した概略平面図である。
【図5】上記の実施形態に係る収容容器の第1の変更例において、蓋部を開けた状態を示した概略斜視図である。において、蓋部を閉じた状態を示した蓋部側からの概略斜視図である。
【図6】同図(A),(B)は、それぞれ上記の実施形態に係る収容容器において、蓋部に形成する係止片の形状を変更させた例を示した部分平面図である。
【図7】上記の実施形態に係る収容容器の第2の変更例において、蓋部を開けた状態を示した概略斜視図である。
【図8】上記の第2の変更例に係る収容容器において、蓋部を閉じた状態を示した概略斜視図である。
【図9】上記の第2の変更例に係る収容容器において、折り返し部の両側に形成する係止部を変更させた例を示した概略斜視図である。
【図10】上記の実施形態に係る収容容器の第3の変更例において、蓋部を開けた状態を示した概略斜視図である。
【符号の説明】
【0036】
10 容器本体
11 底部
11a〜11d 底板
12 胴部
12a〜12d 側面板
12e 糊代部
13 開口部
14 フラップ
20 蓋部
21 差し込み部
22 切込み
23 係止片
30 突出部
31 折り返し部
32,32a,32b 係止部
33,33a,33b 穴
34 ミシン目(切離し線)
40 シート基材
41 折り曲げ線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器本体の開口部における一つの口縁に、この開口部の開閉を行う蓋部が回動可能に設けられると共に、蓋部が設けられた口縁とは異なる容器本体の開口部の口縁側から外方に突出部が延出された収容容器において、上記の突出部が延出される開口部の口縁側に係止部が形成される一方、上記の蓋部に上記の係止部に挿入させて係止させる係止片が設けられていることを特徴とする収容容器。
【請求項2】
請求項1に記載の収容容器において、上記の蓋部が設けられた開口部の口縁と対向する口縁側から突出部が延出され、この突出部が延出される開口部の口縁側に係止部が形成される一方、上記の蓋部の先端部に容器本体内に挿入させる差し込み部が設けられると共に、この差し込み部が設けられた蓋部の先端部に切込みにより上記の係止片が形成されていることを特徴とする収容容器。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の収容容器において、上記の突出部が延出される開口部の口縁側の中央部及び/又は両端部に上記の係止部が設けられていることを特徴とする収容容器。
【請求項4】
請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の収容容器において、上記の突出部が折り返し状に形成され、この突出部における折り返し部に係止部が形成されると共に、この折り返し部の端部が容器本体内に挿入されることを特徴とする収容容器。
【請求項5】
請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の収容容器において、上記の突出部が延出される開口部の口縁側に突出部を切離すための切離し線が形成されていることを特徴とする収容容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2007−76684(P2007−76684A)
【公開日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−266224(P2005−266224)
【出願日】平成17年9月14日(2005.9.14)
【出願人】(000205306)大阪シーリング印刷株式会社 (90)
【Fターム(参考)】