説明

吐出容器

【課題】混合の有無や混合の程度を容易に切り替えること。
【解決手段】ノズル筒45を有するジョイント部材10に、複数の容器本体51の各吐出部52が接続され、これらの吐出部52がノズル筒45内に連通され、ノズル筒45には着脱自在にミキシング部材60が装着され、該ミキシング部材60は、ノズル筒45内に挿入されるとともに、複数の容器本体51からノズル筒45内に流入した各液剤の流動方向を変化させて混ぜ合わせるミキシング部61と、複数の容器本体51からの各液剤がミキシング部61を通過して混合されてなる混合剤が吐出される吐出筒62と、を備える吐出容器1を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、この種の吐出容器として、例えば下記特許文献1に示されるような、ノズル筒を有するジョイント部材に、複数の容器本体の各吐出部が接続され、これらの吐出部がノズル筒内に連通される構成が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3859869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この種の吐出容器を採用する製品の種類は多岐にわたっており、製品の種類に応じて、あるいは製品によっては使用の態様に応じて、容器本体内の各液剤を混ぜ合わせたり、あるいは混ぜ合わせなかったりすることが適切な場合がある。
【0005】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、混合の有無や混合の程度を容易に切り替えることができる吐出容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る吐出容器は、ノズル筒を有するジョイント部材に、複数の容器本体の各吐出部が接続され、これらの吐出部が前記ノズル筒内に連通される吐出容器であって、ノズル筒には着脱自在にミキシング部材が装着され、該ミキシング部材は、ノズル筒内に挿入されるとともに、前記複数の容器本体からノズル筒内に流入した各液剤の流動方向を変化させて混ぜ合わせるミキシング部と、前記複数の容器本体からの各液剤が前記ミキシング部を通過して混合されてなる混合剤が吐出される吐出筒と、を備えていることを特徴とする。
【0007】
この発明においては、ミキシング部材をノズル筒から離脱させた状態で使用すると、複数の容器本体の各吐出部から吐出された各液剤が、並列状態を保ちつつノズル筒に向けて流動し、混合されずにノズル筒から吐出される。
一方、ミキシング部材をノズル筒に装着させた状態で使用すると、ノズル筒に向けて流動した各液剤が、ノズル筒内に位置するミキシング部で混ぜ合わされ、各液剤の混合剤が吐出筒から吐出される。
以上より、単にミキシング部材をノズル筒に着脱させるだけの簡便な操作で、混合の有無を切り替えることができる。
また、例えばミキシング部の形状が異なるミキシング部材を複数準備し、ノズル筒に装着するミキシング部材を選択することで、混合の程度を容易に切り替えることもできる。この場合、目的とする混合の程度に応じた最適な混合剤を吐出することができる。
【0008】
また、前記ミキシング部は、吐出筒の軸方向に沿って延びる軸部と、この軸部をその径方向に挟んで配置されるとともに前記軸方向に沿って互いに反対向きに傾斜する一対の螺旋板を有する羽体と、を備え、該羽体が前記軸方向に沿って複数配置されていても良い。
【0009】
この場合、ミキシング部が、前記一対の螺旋板を有する羽体を備えているので、各液剤が羽体を通過するときに各液剤の流動方向を効果的に変化させて混ぜ合わせることができる。これにより、ミキシング部を通過する各液剤を確実に混合することができる。
なお、一対の螺旋板の外周縁で構成される各羽体の外周縁が、ノズル筒の内周面に当接している場合、各液剤が羽体を通過するときに、ミキシング部がノズル筒に対してぐらつき難く、しかもミキシング部を通過する各液剤が、羽体の外周縁とノズル筒の内周面との間を通り抜けて羽体を通過せずに吐出筒内に至ることが防止され、各液剤をより確実に混合することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る吐出容器によれば、混合の有無や混合の程度を容易に切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の一実施形態に係る吐出容器の斜視図である。
【図2】図1に示す吐出容器を構成するジョイント部材の分解斜視図である。
【図3】図1に示す吐出容器の縦断面図である。
【図4】図1に示す吐出容器の縦断面図である。
【図5】図1に示す吐出容器のミキシング部材におけるミキシング部を構成する羽体の拡大斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る吐出容器を構成するミキシング部材の変形例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る吐出容器を説明する。
図1に示すように、吐出容器1は、ノズル筒45を有するジョイント部材10に、複数の容器本体51の各ステム(吐出部)52(図3参照)が接続され、これらのステム52がノズル筒45内に連通されている。
【0013】
なお図2に示すように、ジョイント部材10は、内部に容器本体51が嵌合された短筒部12を有する連結部材11と、下端部内に連結部材11が嵌合された周壁22を有する主筒部材21と、周壁22の上端部内に配設された押下げヘッド41と、を備えており、前記短筒部12および前記周壁22は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置された状態で配設されている。以下、この共通軸を容器軸Oと称し、容器軸Oに沿う方向を上下方向といい、上面視においてノズル筒45が延在する方向を前後方向といい、上下方向および前後方向に直交する方向を左右方向という。また、上下方向に沿った押下ヘッド41側を上側、容器本体51側を下側といい、前後方向に沿ってノズル筒45が主筒部材21の周壁22から突出する方向を前側といい、その反対側を後側という。
【0014】
図1に示すように、容器本体51は、例えばエアゾール式容器体とされ、左右に一対並立されるとともに、互いに同形同大となっている。これらの容器本体51内にはそれぞれ異なる液剤が充填されている。
図4に示すように、容器本体51の頂壁の中央部には、上方付勢状態で起立するとともに下端に図示しない吐出弁を有するステム52が貫設されている。このステム52は、上方付勢力に抗して下方に向けて押し下げられると、前記吐出弁が開いて容器本体51内の液剤を吐出する。またその後、下方に向けた押し下げが解除され上方付勢力により上昇させられると、前記吐出弁が閉じて液剤の吐出を停止する。なおステム52は、例えば、液剤を泡状にして吐出しても良く、また前記吐出弁は、傾倒式を採用しても良い。
【0015】
図2に示すように、連結部材11の短筒部12内には、左右方向の中央部に仕切板13が配設されており、短筒部12の内部において仕切板13によって仕切られた左右の両部分内には、一対の容器本体51の上部が各別に嵌合されている。短筒部12の外周面において左右方向を向く各部分には、左右方向の外側に向けて突出するとともに前後方向に延びる係合突部15が配設されている。
【0016】
主筒部材21の周壁22において左右方向を向く各部分には、この周壁22を貫通するとともに前記係合突部15が嵌合される横孔31が形成されている。この横孔31内に係合突部15が嵌合されることで、主筒部材21からの連結部材11の抜出しが不能となっている。なお、横孔31は溝状であっても良く、また、前記周壁22に係合突部が設けられ、短筒部12に横孔が設けられていても良い。
【0017】
前記周壁22の上端部において、前後方向を向く各部分には、上方に向けて開口する凹部23が形成されている。また、前記周壁22の上端部内には、左右方向に長い横壁25が配設されている。横壁25の中央部には、上方に隆起するとともに左右方向に間隔をあけて2つの透孔27aが穿設された隆起部26が形成されている。なお図示の例では、隆起部26の左右方向の中央部には、前後方向に延びる溝28が形成されている。
【0018】
図4に示すように、前記透孔27aの下端開口の周縁には、下端部内にステム52の上部が嵌合された連結筒27が垂下されている。なお図示の例では、横壁25は、前記周壁22において前側に位置する部分の内周面に形成され左右方向に延びる肉薄ヒンジ24を介して、周壁22に連結されている。
【0019】
図3に示すように、押下げヘッド41は、前記周壁22の上端部内に遊嵌された天板42と、この天板42の下面から垂下されるとともに下端部内に前記隆起部26が水密に嵌合されたシール筒43と、を備えている。天板42と隆起部26との間には、間隙が設けられている。なお、押下げヘッド41と横壁25とは、一体に連結されていても良く、例えば、シール筒43の下端部と隆起部26とは、互いに溶着されていても良い。
【0020】
天板42には、前記周壁22に形成された後側の凹部23を通して後方に向けて突出する張出し板47が突設されている。この張出し板47の後端部には、下前方へ押込むことでシール筒43を介してステム52を押下げ可能な押下げレバー48が、後方斜め下方に向けて突設されている。
シール筒43には、前側の前記凹部23を通して前方に向けて突出するとともに該シール筒43内に連通するノズル筒45が突設されている。ノズル筒45は、左右方向に長い楕円筒状に形成されている。
【0021】
そして本実施形態では、ノズル筒45には着脱自在にミキシング部材60が装着されている。ミキシング部材60は、ノズル筒45内に挿入されるとともに、複数の容器本体51からノズル筒45内に流入した各液剤の流動方向を変化させて混ぜ合わせるミキシング部61と、複数の容器本体51からの各液剤がミキシング部61を通過して混合されてなる混合剤が吐出される吐出筒62と、を備えている。
なお図示の例では、ノズル筒45および吐出筒62は、同軸に配置されており、これら両筒45、62の共通軸線は、前後方向に延在し容器軸Oに直交している。
【0022】
吐出筒62の後側部分は、ノズル筒45の前端部内に嵌合されている。
吐出筒62には、ノズル筒45に形成された係止突起49に係止することで、吐出筒62のノズル筒45からの離脱を規制する係止爪部65が設けられている。
係止突起49は、ノズル筒45においてその軸線を挟んで位置する各部分の外周面に一対配置されている。図示の例では、係止突起49は、ノズル筒45の外周面の上下両側に配置されている。
【0023】
係止爪部65は、吐出筒62においてその軸線を挟んで位置する各部分の外周面に一対配置されている。図示の例では、係止爪部65は、吐出筒62の外周面の上下両側に配置されている。
係止爪部65は、前後方向に延びる本体板66と、本体板66の後端部に形成され係止突起49に後方から係止する爪体67と、を備えており、本体板66の前後方向の中央部が、吐出筒62の前側部分の外周面に連結ヒンジ部68を介して連結されている。
【0024】
ミキシング部61は、吐出筒62の後端部に連結され後方に向けて延設されるとともにノズル筒45内に嵌合されている。ミキシング部61は、吐出筒62と同軸に配設され前後方向に延びる軸部63と、この軸部63をその径方向に挟んで配置されるとともに前後方向に沿って互いに反対向きに傾斜する一対の螺旋板64aを有する羽体64と、を備え、羽体64が、前後方向にそって複数配置されている。
【0025】
図5に示すように、一対の螺旋板64aはそれぞれ、前後方向から見た正面視が半楕円形状とされ、一対の螺旋板64a同士は、軸部63の軸線を基準に点対称に配置されている。一対の螺旋板64aの円弧部(外周縁)で構成される羽体64の外周縁は、ノズル筒45の内周面に当接している。
図3に示すように、前後方向で互いに隣り合う羽体64同士は、軸部63回りに90度、位相がずらされて配置されている。また、前後方向で互いに隣り合う羽体64同士における一対の螺旋板64aの螺旋方向は、逆向きになっている。
【0026】
なお、羽体64の形状は、これに限られるものではなく、例えば羽体が、前後方向に交差する方向に沿って延びるとともに前後方向に延びる貫通孔が形成された板状体であっても良い。また羽体は、錐体の底面同士が連結され、前後方向の中央部から両端部に向かうに従い漸次縮径する形状であっても良い。
【0027】
次に、以上のように構成された吐出容器1の作用について説明する。
まず、ミキシング部材60の離脱方法について説明する。はじめに、両係止爪部65の本体板66において、前記連結ヒンジ部68に連結された中央部よりも前側に位置する前側部分を、例えば指等で、吐出筒62の外周面側に向けて押し込むと、本体板66が、後方から前方に向かうに従い漸次、吐出筒62の外周面側に向けて傾いて爪体67と係止突起49との係止が解除される。その後、ミキシング部材60を、ノズル筒45から前方に向けて引き抜いて離脱させる。
【0028】
次に、ミキシング部材60をノズル筒45から離脱させた状態で、この吐出容器1を使用する場合について説明する。
この場合まず、例えば押下げレバー48を利用する等して押下げヘッド41を押し下げる。すると、シール筒43が横壁25を押し下げ、横壁25が肉薄ヒンジ24を中心として揺動することで下降し、連結筒27がステム52を押し下げることとなる。これにより、ステム52の下端の前記吐出弁が開き、複数の容器本体51の各ステム52から液剤が吐出される。吐出された各液剤は、連結筒27内、透孔27a、シール筒43内を、並列状態を保ちつつノズル筒45に向けて流動し、混合されずにノズル筒45から吐出される。
なおその後、押下げヘッド41を離すと、上方付勢力によりステム52が上昇して前記吐出弁が閉じられ、ステム52の上昇に伴って横壁25および押下げヘッド41が元の位置に復帰する。
【0029】
次に、ミキシング部材60をノズル筒45に装着させた状態で、この吐出容器1を使用する場合について説明する。
この場合、ミキシング部材60がノズル筒45から離脱された状態で使用する場合と同様に、押下げヘッド41を押し下げる。すると、前述のようにステム52から吐出されノズル筒45に向けて流動した各液剤が、ノズル筒45内に位置するミキシング部61の羽体64を通過することで混ぜ合わされ、各液剤の混合剤が吐出筒62から吐出される。
【0030】
以上説明したように、本実施形態に係る吐出容器1によれば、単にミキシング部材60をノズル筒45に着脱させるだけの簡便な操作で、混合の有無を切り替えることができる。
また、例えばミキシング部61の羽体64の形状が異なるミキシング部材60を複数準備した場合、ノズル筒45に装着するミキシング部材60を選択することで、混合の程度を容易に切り替えることもできる。この場合、目的とする混合の程度に応じた最適な混合剤を吐出することができる。
【0031】
また、ミキシング部61が、前記一対の螺旋板64aを有する羽体64を備えているので、各液剤が羽体64を通過するときに各液剤の流動方向を効果的に変化させて混ぜ合わせることができる。これにより、ミキシング部61を通過する各液剤を確実に混合することができる。
また本実施形態のように、各羽体64の外周縁が、ノズル筒45の内周面に当接している場合には、各液剤が羽体64を通過するときに、ミキシング部61がノズル筒45に対してぐらつき難く、しかもミキシング部61を通過する各液剤が、羽体64の外周縁とノズル筒45の内周面との間を通り抜けて羽体64を通過せずに吐出筒62内に至ることが防止され、各液剤をより確実に混合することができる。
【0032】
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、容器本体51は、3つ以上備えられていても良い。
また、ジョイント部材10は、前記実施形態に示したものに限られず、例えば、押下げレバー48はなくても良い。
【0033】
また前記実施形態では、吐出筒62には、係止爪部65が設けられているものとしたが、これに限られるものではなく、係止爪部65および係止突起49はなくても良い。
また前記実施形態では、羽体64の外周縁は、ノズル筒45の内周面に当接しているものとしたが、当接していなくても良い。
【0034】
また、前記実施形態では、前記係止突起49は、ノズル筒45の外周面の上下両側に配置されるとともに、前記係止爪部65は、吐出筒62の外周面の上下両側に配置されるものとしたが、これに限られるものではない。
例えば、図6に示すミキシング部材70のように、係止突起49が、ノズル筒45の外周面の左右両側に配置されるとともに、係止爪部65が、吐出筒62の外周面の左右両側に配置されていても良い。なお図示の例では、係止爪部65は、吐出筒62の外周面の左右両側に連結されるとともに前後方向に沿って延びる連結板71、およびこの連結板71の後端に形成された前記連結ヒンジ部68を介して、吐出筒62の外周面に連結されている。
【0035】
さらに、各液剤をより確実に混ぜ合わせずに並列状態で吐出するために、ミキシング部材60に代えて、後側部分がノズル筒45内を左右方向に2分割するように、前後方向に延在する仕切り板部と、ノズル筒45に連通するとともに前記仕切り板部の前側部分によって前後方向の全長にわたって左右方向に2分割される吐出筒と、を備える並列吐出部材を、ノズル筒45に装着させても良い。
【0036】
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0037】
1 吐出容器
10 ジョイント部材
45 ノズル筒
51 容器本体
52 ステム(吐出部)
60、70 ミキシング部材
61 ミキシング部
62 吐出筒
63 軸部
64a 螺旋板
64 羽体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ノズル筒を有するジョイント部材に、複数の容器本体の各吐出部が接続され、これらの吐出部が前記ノズル筒内に連通される吐出容器であって、
ノズル筒には着脱自在にミキシング部材が装着され、
該ミキシング部材は、ノズル筒内に挿入されるとともに、前記複数の容器本体からノズル筒内に流入した各液剤の流動方向を変化させて混ぜ合わせるミキシング部と、前記複数の容器本体からの各液剤が前記ミキシング部を通過して混合されてなる混合剤が吐出される吐出筒と、を備えていることを特徴とする吐出容器。
【請求項2】
請求項1記載の吐出容器であって、
前記ミキシング部は、吐出筒の軸方向に沿って延びる軸部と、この軸部をその径方向に挟んで配置されるとともに前記軸方向に沿って互いに反対向きに傾斜する一対の螺旋板を有する羽体と、を備え、該羽体が前記軸方向に沿って複数配置されていることを特徴とする吐出容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−116377(P2011−116377A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−272898(P2009−272898)
【出願日】平成21年11月30日(2009.11.30)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】