説明

哺乳瓶ホルダー

【課題】乳幼児が泣いたとき等、両腕に抱いたままでの哺乳瓶での授乳は困難であった。本発明は、乳幼児を両腕に抱いたままでの、哺乳瓶での授乳を可能にする哺乳瓶ホルダーを提供する。
【解決手段】本体は、円筒形状の胴体部とお椀形状の先頭部とで形成され、先頭部の中央に円形の穴を設けており、その穴の開口部の周囲にシリコン等の柔軟素材を装着している。胴体部を包む円筒形状のカバーには、肩紐が分岐して3箇所に装着してある哺乳瓶ホルダー。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乳幼児を両腕に抱いたままでも、哺乳瓶での授乳が可能な哺乳瓶ホルダーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
乳幼児が泣いたとき等、両腕に抱いたまま哺乳瓶で授乳することは困難であった。乳幼児自らがミルク等の飲料の摂取が可能になるホルダーとしては、特許文献1、特許文献2及び文献3が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 特開2007−045437号公報
【特許文献2】 特開2005−312861号公報
【特許文献3】 実用新案登録第3069093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
乳幼児を両腕に抱いたままでの哺乳瓶での授乳は困難である。
本発明は、以上の問題点を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本体は、円筒形状の胴体部とお椀形状の先頭部とで形成され、先頭部の中央に円形の穴を設けており、その穴の開口部の周囲にシリコン等の柔軟素材を装着している。胴体部を包む円筒形状のカバーには、肩紐が分岐して3箇所に装着してある。
以上の構成よりなる哺乳瓶ホルダー。
【発明の効果】
【0006】
乳幼児を両腕に抱いたままでも、哺乳瓶での授乳が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の斜視図
【図3】本発明の使用状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)本体(1)は、無色透明な合成樹脂(プラスチック等)による円筒形状の胴体部(2)とお碗形状の先頭部(3)とで形成される。
(ロ)先頭部(3)のお碗形状の中央には円形の穴(4)を設けており、その穴の開口部の周囲(5)には、哺乳瓶のキャップ部より若干狭小な内径のシリコン等の柔軟な素材を装着してある。
(ハ)胴体部(2)を包む円筒形状の布素材のカバー(6)には、長さ調節具(7)を備えた帯状の肩紐(8)が、分岐して3箇所に装着してある。
(ニ)カバー(6)の後部(10)は巾着形状になっており、紐(9)により開閉を行う。
本発明は、以上のような構造である。
本発明を使用するときには、本体(1)にカバー(6)を装着した上で、授乳者は肩紐(8)を肩から脇の下へと回し、おおよその位置で先頭部(3)を決めておく。次にカバー(6)の後部(10)の紐(9)を開き、本体(1)の円筒形状の容器の中に哺乳瓶(11)を頭部から挿入する。挿入された哺乳瓶(11)はキャップの部分の直径が開口部の周囲(5)に装着された柔軟素材の内径より若干大きいため停止する。哺乳瓶(11)の底を軽く押してやると、キャップの部分が通過して、哺乳瓶(11)は丁度首が締まった状態で安定する。あとはカバー(6)の後部(10)の紐(9)を閉じ、乳頭部を乳幼児の口の位置へと微調整を行い授乳する。
【符号の説明】
【0009】
1 本体
2 胴体部
3 先頭部
4 穴
5 開口部の周囲
6 カバー
7 長さ調節具
8 肩紐
9 紐
10 後部
11 哺乳瓶

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体は、円筒形状の胴体部とお椀形状の先頭部とで形成され、先頭部の中央に円形の穴を設けており、その穴の開口部の周囲にシリコン等の柔軟素材を装着してあり、胴体部を包む円筒形状のカバーには、肩紐が分岐して3箇所に装着してある哺乳瓶ホルダー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−103118(P2013−103118A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−264081(P2011−264081)
【出願日】平成23年11月14日(2011.11.14)
【出願人】(511293353)
【Fターム(参考)】