説明

回転継手を含む膜ガスドライヤー

膜ガスドライヤーは、上流継手アッセンブリと、下流継手アッセンブリと、パージチューブと、サンプル要素とを備える。上流継手アッセンブリ及び下流継手アッセンブリは、継手本体と、バリヤースリーブとを有する。継手本体及びバリヤースリーブは、パージチューブと流体連通するパージプレナムを形成する。継手本体のシールインターフェースは、バリヤースリーブが継手本体を中心にして回転するときにパージプレナムの回りに液密シールを維持する。サンプル要素は、水透過性の膜を有し、パージチューブの内部を通過し、下流継手本体まで継手本体間のサンプル要素を通じて下流方向に流れるサンプルガスの水分は、水透過性の膜を通り、パージプレナム間で上流方向又は下流方向の一方向に流れるパージガスの中に流れる水分を通過する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概ね、膜ガスドライヤーに関し、特に、回転可能なアタッチメント継手を有する膜ガスドライヤーに関する。
【背景技術】
【0002】
膜ガスドライヤーは、サンプルガスが測定機器に導入される前にサンプルガスの湿度を調整するために様々な産業や用途に使用される。測定機器によって読み取られた測定値は、高い湿度を有するサンプルガスが導入されたときに変動する傾向がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従前のガスドライヤーは、乾燥パージガスから湿ったサンプルガスを分離するために水透過性の膜を使用している。水透過性の膜は、サンプルガスから水分を吸収し、パージガスへの水を拒絶し、従って、サンプルガスの湿度を減少させる。しかしながら、水透過性の膜は、一般的に壊れやすく、従って、ガスドライヤーの構成要素の再配置が、水透過性の膜への損傷を引き起こす傾向がある。従って、回転継手を含む膜ガスドライヤーが必要とされる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
一実施形態では、膜ガスドライヤーは、上流継手アッセンブリと、下流継手アッセンブリと、パージチューブと、サンプル要素とを備える。上流継手アッセンブリは、上流継手本体と、上流シールインターフェースと、上流バリヤースリーブとを有する。上流継手本体は、上流継手本体の中心軸線に沿って延びる上流軸方向通路と、上流軸方向通路の端部から延びる上流カウンタボアと、上流継手本体の周りで円周方向に配置された上流全方向性チャンネルとを有する。上流バリヤースリーブと上流継手本体の上流全方向性チャンネルは、上流軸方向通路と流体連通する上流パージプレナムを形成する。上流シールインターフェースは、上流バリヤースリーブが上流継手本体の中心軸線を中心にして回転するときに上流バリヤースリーブと上流継手本体との間に液密シールを維持する。下流継手アッセンブリは、下流継手本体と、下流シールインターフェースと、下流バリヤースリーブとを有する。下流継手本体は、下流継手本体の中心軸線に沿って延びる下流軸方向通路と、下流軸方向通路の端部から延びる下流カウンタボアと、下流継手本体の周りで円周方向に配置された下流全方向性チャンネルとを有する。下流バリヤースリーブと下流継手本体の下流全方向性チャンネルは、下流軸方向通路と流体連通する下流パージプレナムを形成する。下流シールインターフェースは、下流バリヤースリーブが下流継手本体の中心軸線を中心にして回転するときに下流バリヤースリーブと下流継手本体との間に液密シールを維持する。パージチューブの上流部分は、上流継手本体の上流カウンタボア内に固定され、パージチューブの下流部分は、下流継手本体の下流カウンタボア内に固定され、パージチューブは、上流継手本体の上流軸方向通路及び下流継手本体の下流軸方向通路と流体連通する。サンプル要素は、水透過性の膜を有し、パージチューブの内部を通過し、上流継手本体から下流継手本体までサンプル要素を通じて下流方向に流れるサンプルガスの水分は、水透過性の膜を通り、上流パージプレナムと下流パージプレナムとの間で上流方向又は下流方向の一方向に流れるパージガスの中に流れる水分を通過する。
【0005】
他の実施形態では、継手アッセンブリは、継手本体と、シールインターフェースと、バリヤースリーブとを備える。継手本体は、継手本体の中心軸線に沿って延びる軸方向通路と、軸方向通路の端部から延びるカウンタボアと、継手本体の周りで円周方向に配置された全方向性チャンネルとを有する。バリヤースリーブと継手本体の全方向性チャンネルは、軸方向通路と流体連通するパージプレナムを形成する。シールインターフェースは、バリヤースリーブが継手本体の中心軸線を中心にして回転するときにバリヤースリーブと継手本体との間に液密シールを維持する。
【0006】
本発明の特定の実施形態の以下の詳細な説明は、添付の図面と関連して読まれるときによく理解されることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】図1は、本明細書中に示され記載された一つ以上の実施形態にかかる膜ガスドライヤーの概略図を示す。
【図2】図2は、本明細書中に示され記載された一つ以上の実施形態にかかる膜ガスドライヤーの端面図を示す。
【図3A】図3Aは、図2の膜ガスドライヤーの断面図を示す。
【図3B】図3Bは、図2の膜ガスドライヤーの断面図を示す。
【図4】図4は、図2の膜ガスドライヤーの断面図を示す。
【図5】図5は、本明細書中に示され記載された一つ以上の実施形態にかかる膜ガスドライヤーの断面図を示す。
【図6】図6は、本明細書中に示され記載された一つ以上の実施形態にかかる膜ガスドライヤーの断面図を示す。
【図7】図7は、本明細書中に示され記載された一つ以上の実施形態にかかる膜ガスドライヤーの断面図を示す。
【図8】図8は、本明細書中に示され記載された一つ以上の実施形態にかかる膜ガスドライヤーの断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図面に記載する実施形態は、本質的に例示であり、特許請求の範囲によって定義された発明を限定するものではない。さらに、図面の個々の特徴及び本発明は、詳細な説明を考慮してより完全に明らかになり理解されるであろう。
以下の本文は、本発明の多数の異なる実施形態の広い説明を述べる。説明は、単に例示として解釈されるべきであり、不可能でないとしても全ての可能な実施形態を説明するのは現実的ではないため、すべての可能な実施形態を説明せず、そして、本明細書中に記載されたあらゆる機能、特性、構成要素、組成物、成分、製品、工程又は方法は、削除されることができ、本明細書中に記載された他のあらゆる機能、特性、構成要素、組成物、成分、製品、工程又は方法の全て又は一部と組み合わされることができ、あるいはその全て又は一部と入れ替えることができることを理解されるであろう。多くの代替的な実施形態は、本発明の特許請求の範囲内にある現在の技術またはこの特許の出願日以降に開発された技術のいずれかを使用して、実行されることができる。
本発明の実施形態は、継手本体と液密シールを維持しながら、継手本体を中心にして回転する流体処理構成要素を有する膜ガスドライヤーに関する。本開示に係る膜ガスドライヤーは、サンプルガスが上流継手から水透過膜の内部を通じて下流継手まで流れるのを許容する。パージガスは、パージチューブの中で水透過膜の周りを流れる。サンプルガス及びパージガスは、それぞれ、サンプルガス及びパージガスが互いに混合しないように液密流路を流れる。膜ガスドライヤーの回転構成要素は、そこを通じてパージエアが膜ガスドライヤーの中に導入される継手が、サンプルガス及びパージガスの双方に対して流れの液密通路を維持しながら継手本体を中心にして回転するのを許容する。
本明細書中に使用される“上流”及び“下流”は、サンプルガスが膜ガスドライヤーを流れる方向を指す。膜ガスドライヤーの中に導入されるパージガスは、サンプルガスと同じ方向に流れる(すなわち、並行流)又はパージガスは、サンプルガスとは反対の方向に流れる(すなわち、逆流)。
図1に示されるように、膜ガスドライヤー90は、上流継手アッセンブリ100a、下流継手アッセンブリ100b及びパージチューブ110を含む。上流継手アッセンブリ100a及び下流継手アッセンブリ100bは、パージチューブ110の両端に配置され、サンプル要素(図示せず)は、上流継手アッセンブリ100aから下流継手アッセンブリ100bまでパージチューブ110を通過する。膜ガスドライヤー90の一実施形態では、上流継手アッセンブリ100a及び下流継手アッセンブリ100bは、上流継手アッセンブリ100a及び下流継手アッセンブリ100bが交換可能であるように同じサブ構成要素を含む。
図3に示されるように、上流継手アッセンブリ100aは、上流継手本体130aと、上流継手本体130aの周りに配置された上流シールインターフェース131aと、上流継手本体130aの一部分を囲む上流バリヤースリーブ140aとを含む。上流継手本体130aは、上流継手本体130aの中心がその長さに沿って開口するように上流継手本体130aの中心軸線に沿って延びる上流軸方向通路134aを含む。上流カウンタボア132aが上流軸方向通路134aの一端から延びる。上流カウンタボア132aは、上流軸方向通路134aよりも大きい。上流継手本体130aは、さらに、上流継手本体130aの周りで円周方向に配置された上流全方向性チャンネル133aを含む。
上流バリヤースリーブ140aは、上流全方向性チャンネル133aに対応する軸方向の位置で上流継手本体130aの周りに配置される。上流バリヤースリーブ140a及び上流継手本体130aの上流全方向性チャンネル133aは、上流軸方向通路134aと流体連通する上流パージプレナム145aを形成する。図4に示され、図5の大きな詳細で示されるように、複数の上流パージベント穴136aが、上流全方向性チャンネル133a内に配置され、上流継手本体130aを貫通し、上流全方向性チャンネル133a従って上流パージプレナム145aは上流軸方向通路134aと流体連通する。
サンプル要素120は、商品名ナフィオン(登録商標)で知られているスルホン化テトラフルオロエチレン系フッ素樹脂共重合から形成される水透過性の膜を含む。他の特性のうち、ナフィオン(登録商標)は、水に対して透過性であり、互いにガスを混合しないで水が水透過性の膜に隣接するガスのストリームと交換されることができる。サンプルガスが膜ガスドライヤー90の中に導入されると、サンプルガスがサンプル要素120を通って上流継手アッセンブリ100aから下流継手アッセンブリ100bの方に下流方向に流れ、乾燥パージガスは、上流パージプレナム145aと下流パージプレナム145bとの間で上流方向又は下流方向の一方方向にパージチューブ110を流れ、水分は、サンプルガスからサンプル要素120の水透過性膜を通ってパージガスの中に通過する。
図3A及び図3Bを参照すると、パージチューブ110の上流部分は、上流継手本体130aの上流カウンタボア132a内に固定され、パージチューブ110の下流部分は、下流継手本体130bの下流カウンタボア132b内に固定される。図4に示されるように、パージチューブ110は、パージチューブ110の一部分に沿って延びる上流補強部材114aを含む。パージチューブ110は、上流継手本体130aの凹部137aと接合する上流押し込みタイプ継手116aによって軸方向に保持される。保持ねじ119は、パージチューブ110に抗して締結され、保持ねじ119は、パージチューブ110が上流継手本体130aに対して回転するのを防止する。上流補強部材114aは、保持ねじ119がパージチューブ110を壊すのを防止する。
図3Bに示されるように、同様の接続がパージチューブ110と下流継手本体130bとの間に使用され、下流継手本体130bの凹部137bと接合する下流押し込みタイプ継手116bを含む。保持ネジは、パージチューブ110に抗して締結され、保持ねじは、パージチューブ110が上流継手本体130aに対して回転するのを防止する。下流補強部材114bは、保持ねじがパージチューブ110を壊すのを防止する。
パージチューブ110の内部は、上流継手本体130aの中心軸線及び下流継手本体130bの中心軸線と整合され、パージチューブ110は、上流継手本体130aの上流軸方向通路134a及び下流継手本体130bの下流軸方向通路134bと流体連通する。
【0009】
図3Aを参照すると、上流シールインターフェース131aは、上流バリヤースリーブ140aと上流継手本体130aとの間に液密シールを形成する。上流バリヤースリーブ140aが上流継手本体130aを中心にして自由に回転するために、上流シールインターフェース131aは、上流バリヤースリーブ140aが上流継手本体130aの中心軸線を中心にして回転するときに液密シールを維持する。上流パージポート147aは上流バリヤースリーブ140aを通過し、上流パージ継手160aは上流パージポート147a内に固定される。上流バリヤースリーブ140aは、上流継手本体130aの中心軸線を中心にして上流バリヤースリーブ140aを回転することによって上流継手本体130aの周りのあらゆる向きに配置されることができる。この回転は、膜ガスドライヤー90の他の構成要素の位置又は向きに影響を与えないため、上流パージ継手160aは、膜ガスドライヤー90を分解することなく外部のパージ流体処理ラインと接合するように回転されることができ、従って、膜ガスドライヤー90の他の構成要素に損傷を引き起こす可能性を最小限にする。
【0010】
図3Bに示されるように、下流継手アッセンブリ100bは、下流継手本体130bと、下流継手本体130bの周りに配置された下流シールインターフェース131bと、下流継手本体130bの一部分を囲む下流バリヤースリーブ140bとを含む。下流継手本体130bは、下流継手本体130bの中心がその長さに沿って開口するように下流継手本体130bの中心軸線に沿って延びる下流軸方向通路134bを含む。下流カウンタボア132bが下流軸方向通路134bの一端から延びる。下流カウンタボア132bは、下流軸方向通路134bよりも大きい。下流継手本体130bは、さらに、下流継手本体130bの周りで円周方向に配置された下流全方向性チャンネル133bを含む。
【0011】
下流バリヤースリーブ140bは、下流全方向性チャンネル133bに対応する軸方向の位置で下流継手本体130bの周りに配置される。下流バリヤースリーブ140b及び下流継手本体130bの下流全方向性チャンネル133bは、下流軸方向通路134bと流体連通する下流パージプレナム145bを形成する。
【0012】
下流シールインターフェース131bは、下流バリヤースリーブ140bと下流継手本体130bとの間に液密シールを形成する。下流バリヤースリーブ140bが下流継手本体130bを中心にして自由に回転するために、下流シールインターフェース131bは、下流バリヤースリーブ140bが下流継手本体130bの中心軸線を中心にして回転するときに液密シールを維持する。下流パージポート147bは下流バリヤースリーブ140bを通過し、下流パージ継手160bは下流パージポート147b内に固定される。下流バリヤースリーブ140bは、下流継手本体130bの中心軸線を中心にして下流バリヤースリーブ140bを回転することによって下流継手本体130bの周りのあらゆる向きに配置されることができる。この回転は、膜ガスドライヤー90の他の構成要素の位置又は向きに影響を与えないため、下流パージ継手160bは、膜ガスドライヤー90を分解することなく外部のパージ流体処理ラインと接合するように回転されることができ、従って、膜ガスドライヤー90の他の構成要素に損傷を引き起こす可能性を最小限にする。
【0013】
図3Aに示されるように、上流シールインターフェース131aは、上流継手本体130aと上流バリヤースリーブ140aとの間に液密シールを形成する。上流バリヤースリーブ140aは、上流シールインターフェース131aが共に密閉する円筒内部ランド142aを含む。図5により詳細に説明されるように、上流シールインターフェース131aは、上流継手本体130aの中心軸線の周りの上流継手本体130aに形成された外側上流グランド138aに保持される外側上流パージシール144aを含む。また、上流シールインターフェース131aは、上流継手本体130aの中心軸線の周りの上流継手本体130aに形成された内側上流グランド139aに保持される内側上流パージシール146aを含む。図5に示されるように、円筒内部ランド142aは、一方の円筒面が外側上流パージシール144aと接合し、他方の円筒面が内側上流パージシール146aと接合する、互いに同軸である二つの円筒面を含む。他の実施形態では、円筒内部ランド142aは、単一の均一な円筒面を含む。外側上流パージシール144a及び内側上流パージシール146aの双方は、上流バリヤースリーブ140aの円筒内部ランド142aに対して保持され、液密シールを形成する。
【0014】
図3Bに示されるように、下流シールインターフェース131bは、下流継手本体130bと下流バリヤースリーブ140bとの間に液密シールを形成する。下流バリヤースリーブ140bは、下流シールインターフェース131bが共に密閉する円筒内部ランド142bを含む。
【0015】
外側上流パージシール144a、内側上流パージシール146a、外側下流パージシール144b及び内側下流パージシール146bは、O−リング、X−リング、正方形リング又はピストンリングを含むがこれらに限定されない様々な従順シールから選択されることができる。
【0016】
上流先細り穴135aが上流カウンタボア132aと反対にある上流軸方向通路134aの一端から延びるように上流継手本体130aに形成される。上流フランジシール200aは、上流継手本体130aの上流先細り穴135aに対して密閉され、それによって、上流フランジシール200aと上流先細り穴135aとの間に液密シールを形成する。膜ガスドライヤー90のサンプル要素120は、上流継手本体130a及び下流継手本体130bで保持され、サンプル要素は、パージチューブ110の内側を通過する。図3Aに示されるように、上流フランジシール200aは、サンプル要素120の周りを通過する。さらに、上流フランジシール200aは、サンプル要素の上を延びるので、上流フランジシール200aは、上流継手本体130aとサンプル要素120との間に液密シールを形成する。従って、上流軸方向通路134aのサンプル要素120を囲むパージガスは、上流継手本体130aの上流先細り穴135aを超えて流れることができない。
【0017】
同様に、図3Bに示されるように、下流フランジシール200bは、サンプル要素120の周りを通過する。下流先細り穴135bが下流カウンタボア132bと反対にある下流軸方向通路134bの一端から延びるように下流継手本体130bに形成される。下流フランジシール200bは、下流継手本体130bの下流先細り穴135bに対して密閉され、それによって、下流フランジシール200bと下流先細り穴135bとの間に液密シールを形成する。さらに、下流フランジシール200bは、サンプル要素の上を延びるので、下流フランジシール200bは、下流継手本体130bとサンプル要素120との間に液密シールを形成する。従って、下流軸方向通路134bのサンプル要素120を囲むパージガスは、下流継手本体130bの下流先細り穴135bを超えて流れることができない。
【0018】
上流フランジシール200aの一実施形態が図6及び図7に詳細に示される。この実施形態では、上流フランジシール200aは、円錐台外面212と、上流先細りシール210aの中心線に沿って延びる円筒スルー穴214とを含む上流先細りシール210aである。上流先細りシール210aは、サンプル要素120に沿って摺動する。上流フランジシール200aの円錐台外面212は、上流継手本体130aの上流先細り穴135aと接する。上流先細りシール210aは、例えば、バイトン(登録商標)又は他のポリマーのエラストマーから作られ、上流フランジシール200aが上流継手本体130aの上流先細り穴135aと共に液密シールを形成するように力に基づいて従順である。
【0019】
上流先細りシール210aの円筒スルー穴214の内径は、サンプル要素120の外径よりも名目的に大きい。上流先細りシール210aが上流継手本体130aの上流先細り穴135aの中に押し付けられると、上流先細り穴135aは、円錐台外面212に内方の力を加える。この内方の力は、上流先細りシール210aの円筒スルー穴214にサンプル要素120に内方の力を収縮させてかけさせ、上流先細りシール210aは、サンプル要素120を上流継手本体130aに結合し、上流先細りシール210aは、サンプル要素120と上流継手本体130aとの間に液密シールを維持する。従って、上流継手本体130aの上流先細り穴135aの中に上流先細りシール210aを押し付けることは、サンプル要素120が上流先細りシール210aの円筒スルー穴214を通って摺動するのを防止する。
【0020】
上流フランジシール200a及び下流フランジシール200bに隣接する局部領域のサンプル要素120の強度を高めるために、内部補強管124及び外部補強管126は、膜チューブ122の周りに配置される。内部補強管124及び外部補強管126は、膜チューブ122の強度を増加するが、膜チューブ122がサンプル要素120の長さの大部分に沿ったガスの隣接する流れの間に水を交流するのを防止できない。膜ガスドライヤー90に取り付けられると、上流フランジシール200a及び下流フランジシール200bは、上流フランジシール200aが上流継手本体130aの上流先細り穴135aと接すると共に下流フランジシール200bが下流継手本体130bの下流先細り穴135bと接するまで外部補強管126に沿って、上流継手本体130a及び下流継手本体130bの方に内方にそれぞれ移動される。
【0021】
サンプル要素120の膜チューブ122はナフィオン(登録商標)から作られ、濡れた(すなわち高湿度)環境に配置されている場合に膨張する傾向を有し、乾燥した(すなわち低湿度)環境に配置されている場合に収縮する傾向を有する。サンプルガス及びパージガスが乾燥している膜ガスドライヤー90の特定のアプリケーションに対し、膜チューブ122は、長さが収縮する。膜チューブ122が上流フランジシール200aの円筒形の中心に沿って自由に摺動された場合、サンプル要素120は、上流フランジシール200aの外側に自身を引き出す傾向があり、従って、サンプル要素120と上流継手本体130aとの間に液密シールを危険にさらす。この液密シールが膜ガスドライヤー90の動作中に危険になった場合、サンプルガスは、パージガスと混合され、それは、サンプルガスの誤った測定値につながり、測定機器を破損する恐れがある。サンプル要素120に増加した内方の力を適用することにより、上流フランジシール200aは、膜チューブ122が接するときにサンプル要素120と上流継手本体130aとの間に液密シールを維持する。
【0022】
図7は、膜チューブ122の長さの収縮に関する上流先細りシール210aとサンプル要素120の相対的な動きの誇張した表示(すなわち、スケールではない)を示す。サンプル要素120は、膜チューブ122が長さ方向に収縮するときにどちらかの端部を上流継手本体130a及び下流継手本体130bに結合されるので、上流フランジシール200a及び下流フランジシール200bをサンプル要素120の中心に向かって内方に引っ張る傾向がある。膜チューブ122が収縮すると、内部補強管124及び外部補強管126は、サンプル要素120の中心に向かって(本明細書で示されように右側に)引っ張られる。上流先細りシール210aの円筒スルー穴214は、サンプル要素120を把持するため、上流先細りシール210aは、サンプル要素120の動きに追従し、サンプル要素120の中心に向かって上流継手本体130aの上流先細り穴135aの中に摺動する。上流先細りシール210aは、この方向において上流先細り穴135aの内側に移動するので、上流フランジシール200aは、上流先細り穴135aによって半径方向内方に更に圧縮される。この付加的な半径方向内方の圧縮は、上流先細りシール210aの円筒スルー穴214にサンプル要素120に増加した内方の力をかけさせ、上流先細りシール210aとサンプル要素120との間にインターフェースを締結する。従って、膜チューブ122が低湿度のせいで長さが収縮すると、上流先細りシール210aは、サンプル要素120に増加した内方の力をかけ、サンプル要素120が上流先細りシール210aの円筒スルー穴214の外方に自身を引っ張るのを防止し、サンプル要素120と上流継手本体130aとの間の液密シールが危険にさらされるのを防止する。
【0023】
上流フランジシール200aの他の実施形態が図8に示される。上流前O−リング220a及び上流後O−リング222aは、それぞれ、異なる断面寸法を有し、サンプル要素120上に取り付けられ、上流継手本体130aの上流先細り穴135aの中に摺動される。上流前O−リング220aは、上流継手本体130aの上流先細り穴135aの中において深く挿入され、上流後O−リング222aは、上流先細り穴135aの浅い位置に挿入される。上流前O−リング220a及び上流後O−リング222aは、サンプル要素120と上流継手本体130aとの間に液密シールを形成する。上流前O−リング220a及び上流後O−リング222aが上流先細り穴135aの中により深く動くと、上流先細り穴135aは、上流前O−リング220a及び上流後O−リング222aに内方の力をかける。この内方の力は、上流前O−リング220a及び上流後O−リング222aの内径に沿った表面にサンプル要素120に内方の力をかけさせ、上流前O−リング220aと上流後O−リング222aとの間にインターフェースを締結する。従って、図6及び図7に関して述べられた実施形態と同様に、膜チューブ122が低湿度のせいで長さが収縮すると、上流前O−リング220a及び上流後O−リング222aは、サンプル要素120に付加的な内方の力をかけ、サンプル要素120が上流前O−リング220a及び上流後O−リング222aの内径の外方に自身を引っ張るのを防止する。
【0024】
図3Aを参照すると、膜ガスドライヤー90は、上流継手本体130aに結合される上流エンドキャップ150aを含む。上流エンドキャップ150aは、上流ねじ付きアタッチメント152aによって上流継手本体130aに固定される。上流フランジシール200aは、上流エンドキャップ150aと上流継手本体130aの上流先細り穴135aとの間に軸方向に配置される。上流エンドキャップ150aが上流ねじ付きアタッチメント152aに沿って締結されると、上流エンドキャップ150aは、上流フランジシール200aと接し、上流フランジシール200aを上流継手本体130aの方に押し、上流継手本体130aの上流先細り穴135aに上流フランジシール200aを接する。上流エンドキャップ150aは、上流継手本体130aの上流先細り穴135aと共に上流フランジシール200aの移動を制限する。付加的に、前述したように、上流フランジシール200aは、サンプル要素120に内方の力を及ぼすので、上流フランジシール200aは、サンプル要素120を上流継手本体130aに結合する。
【0025】
上流エンドキャップ150aは、上流継手本体130aの上流シールインターフェース131aを超えて半径方向に延びる。上流シールインターフェース131aを超えて延びることにより、上流エンドキャップ150aは、上流バリヤースリーブ140aが軸方向の位置の外に移動されるのを防止する機械的なストップとして作用し、上流バリヤースリーブ140aと上流継手本体130aとの間の液密シールを危険にさらす。
【0026】
上流サンプル継手162aは、上流サンプル継手162aがサンプル要素120と流体連通するように上流エンドキャップ150aに固定される。上流サンプル継手162aは、ガス分析装置に乾燥したサンプルガスを供給する外部流体処理ラインに接続される。
【0027】
図3Bを再び参照すると、膜ガスドライヤー90は、下流継手本体130bに結合される下流エンドキャップ150bを含む。下流エンドキャップ150bは、下流ねじ付きアタッチメント152bによって下流継手本体130bに固定される。下流フランジシール200bは、下流エンドキャップ150bと下流継手本体130bの下流先細り穴135bとの間に軸方向に配置される。下流エンドキャップ150bが下流ねじ付きアタッチメント152bに沿って締結されると、下流エンドキャップ150bは、下流フランジシール200bと接し、下流フランジシール200bを下流継手本体130bの方に押し、下流継手本体130bの下流先細り穴135bに下流フランジシール200bを接する。下流エンドキャップ150bは、下流継手本体130bの下流先細り穴135bと共に下流フランジシール200bの移動を制限する。付加的に、前述したように、下流フランジシール200bは、サンプル要素120に内方の力を及ぼすので、下流フランジシール200bは、サンプル要素120を上流継手本体130bに結合する。
【0028】
下流エンドキャップ150bは、下流継手本体130bの下流シールインターフェース131bを超えて半径方向に延びる。下流シールインターフェース131bを超えて延びることにより、下流エンドキャップ150bは、下流バリヤースリーブ140bが軸方向の位置の外に移動されるのを防止する機械的なストップとして作用し、下流バリヤースリーブ140bと下流継手本体130bとの間の液密シールを危険にさらす。
【0029】
下流サンプル継手162bは、下流サンプル継手162bがサンプル要素120と流体連通するように下流エンドキャップ150bに固定される。下流サンプル継手162bは、ガス分析装置に乾燥したサンプルガスを供給する外部流体処理ラインに接続される。
【0030】
膜ガスドライヤー90の構成要素は、その構成要素を通るガスに不活性である材料から作られる。上述したように、膜チューブ122は、ナフィオン(登録商標)から作られる。一実施形態では、パージチューブ110は、テフロン(登録商標)FEPとして市販されたフッ素化エチレンプロピレン(FEP)樹脂から作られる。上流継手本体130a、下流継手本体130b、上流バリヤースリーブ140a、下流バリヤースリーブ140b、上流エンドキャップ150a及び下流エンドキャップ150bは、カイナー(登録商標)として市販されたポリフッ化ビニリデン(PVDF)から作られる。これらの材料の全ては、膜ガスドライヤー90を通じて搬送されるサンプルガス及びパージガスに非反応である。他の実施形態では、パージチューブ110、及び、上流継手アッセンブリ100a及び下流継手アッセンブリ110bの構成要素を含む、膜ガスドライヤーの構成要素のいくつか又は全ては、膜ガスドライヤー90を通じて搬送されるサンプルガス及びパージガスに非反応である金属、例えばステンレス鋼から作られることができる。
【0031】
膜ガスドライヤーは、サンプル継手間の液密シール又はパージ継手間の液密シールを危険にさらすことなくパージ継手が継手本体に対して再配置されるのを許容するチューブ継手アッセンブリを含むことを理解されるべきである。上述の膜ガスドライヤーの実施形態は、高湿度を有するサンプルガスが、サンプルガスがパージガスと混合しないで低湿度のパージガスの隣接する流れによって乾燥されるのを許容する。さらに、チューブ継手アッセンブリは、サンプル要素が長さ全体が減少する場合にサンプル要素に増加した内方の半径方向の力をかけるフランジシールを含む。この内方の半径方向の力は、サンプルガスがパージガスと混合するのを許容する、フランジシールの内径からサンプル要素が引っ張られるのを防止する。
【0032】
用語“実質的に”、“およそ”及び“約”は、あらゆる定量的な比較、値、測定又は他の表現に起因すると考えられる不確実性の固有の度合いを表すために本明細書中で使用されることに留意されたい。また、これらの用語は、定量的な表現が、問題となっている主題の基本的な機能の変更を伴うことなく述べた基準とは異なる度合いを表すために本明細書中で使用される。
【0033】
特定の実施形態が図示され本明細書中に記載されるが、様々な他の変更及び修正は特許請求の範囲に記載されている内容の精神及び範囲から逸脱しないでなされることができることを理解されるべきである。さらに、特許請求の範囲に記載されている内容の様々な態様は、本明細書中に記載されるが、そのような態様は組み合わせて利用される必要はない。従って、添付の特許請求の範囲は、特許請求の範囲に記載されている内容の範囲内にある全てのそのような変更及び修正を含むことが意図されている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上流継手アッセンブリと、下流継手アッセンブリと、パージチューブと、サンプル要素とを備える膜ガスドライヤーであって、
上流継手アッセンブリは、上流継手本体と、上流シールインターフェースと、上流バリヤースリーブとを有し、
上流継手本体は、上流継手本体の中心軸線に沿って延びる上流軸方向通路と、上流軸方向通路の端部から延びる上流カウンタボアと、上流継手本体の周りで円周方向に配置された上流全方向性チャンネルとを有し、
上流バリヤースリーブと上流継手本体の上流全方向性チャンネルは、上流軸方向通路と流体連通する上流パージプレナムを形成し、
上流シールインターフェースは、上流バリヤースリーブが上流継手本体の中心軸線を中心にして回転するときに上流バリヤースリーブと上流継手本体との間に液密シールを維持し、
下流継手アッセンブリは、下流継手本体と、下流シールインターフェースと、下流バリヤースリーブとを有し、
下流継手本体は、下流継手本体の中心軸線に沿って延びる下流軸方向通路と、下流軸方向通路の端部から延びる下流カウンタボアと、下流継手本体の周りで円周方向に配置された下流全方向性チャンネルとを有し、
下流バリヤースリーブと下流継手本体の下流全方向性チャンネルは、下流軸方向通路と流体連通する下流パージプレナムを形成し、
下流シールインターフェースは、下流バリヤースリーブが下流継手本体の中心軸線を中心にして回転するときに下流バリヤースリーブと下流継手本体との間に液密シールを維持し、
パージチューブの上流部分は、上流継手本体の上流カウンタボア内に固定され、パージチューブの下流部分は、下流継手本体の下流カウンタボア内に固定され、パージチューブは、上流継手本体の上流軸方向通路及び下流継手本体の下流軸方向通路と流体連通し、
サンプル要素は、水透過性の膜を有し、パージチューブの内部を通過し、上流継手本体から下流継手本体までサンプル要素を通じて下流方向に流れるサンプルガスの水分は、水透過性の膜を通り、上流パージプレナムと下流パージプレナムとの間で上流方向又は下流方向の一方向に流れるパージガスの中に流れる水分を通過する、膜ガスドライヤー。
【請求項2】
請求項1記載の膜ガスドライヤーにおいて、
上流継手アッセンブリの上流バリヤースリーブは、上流継手本体の上流シールインターフェースと接する上流円筒形内部ランドを備える、膜ガスドライヤー。
【請求項3】
請求項1記載の膜ガスドライヤーにおいて、
上流継手本体の上流シールインターフェースは、上流継手本体の中心軸線の周りの上流継手本体に形成された外側上流グランドに保持された外側上流パージシールと、上流継手本体の中心軸線の周りの上流継手本体に形成された内側上流グランドに保持された内側上流パージシールとを有する、膜ガスドライヤー。
【請求項4】
請求項3記載の膜ガスドライヤーにおいて、
外側上流パージシール及び内側上流パージシールは、O−リング、X−リング、正方形リング又はピストンリングからなる、膜ガスドライヤー。
【請求項5】
請求項1記載の膜ガスドライヤーにおいて、
上流継手本体は、上流カウンタボアと反対にある上流軸方向通路の一端から延びる上流先細り穴をさらに備える、膜ガスドライヤー。
【請求項6】
請求項5記載の膜ガスドライヤーにおいて、
サンプル要素と、上流継手本体の上流軸方向通路の上流先細り穴との間に液密シールを形成する上流フランジシールをさらに備える、膜ガスドライヤー。
【請求項7】
請求項6記載の膜ガスドライヤーにおいて、
上流フランジシールは、上流継手本体の上流先細り穴に対して設置された円錐台外面と、サンプル要素に沿って延びる円筒スルー穴とを有する上流先細りシールを備える、膜ガスドライヤー。
【請求項8】
請求項6記載の膜ガスドライヤーにおいて、
上流フランジシールは、上流前O−リング及び上流後O−リングを備え、上流前O−リング及び上流後O−リングは、上流継手本体の上流先細り穴に取り付けられる、膜ガスドライヤー。
【請求項9】
請求項6記載の膜ガスドライヤーにおいて、
上流継手本体に連結された上流エンドキャップを更に備え、上流フランジシールは、上流エンドキャップと上流継手本体の上流先細り穴との間に軸方向に配置される、膜ガスドライヤー。
【請求項10】
請求項9記載の膜ガスドライヤーにおいて、
上流エンドキャップは、上流継手本体の上流シールインターフェースを超えて半径方向に延びる、膜ガスドライヤー。
【請求項11】
請求項10記載の膜ガスドライヤーにおいて、
上流エンドキャップに連結されると共にサンプル要素と流体連通する上流サンプル継手を更に備える、膜ガスドライヤー。
【請求項12】
請求項1記載の膜ガスドライヤーにおいて、
上流継手アッセンブリの上流バリヤースリーブは、上流バリヤースリーブの上流壁を通過する上流パージポートを備え、上流継手アッセンブリは、上流バリヤースリーブの外面に沿って配置されると共に上流パージポートに連結された上流パージ継手を更に備える、膜ガスドライヤー。
【請求項13】
請求項1記載の膜ガスドライヤーにおいて、
水透過性の膜は、ナフィオン(登録商標)チューブである、膜ガスドライヤー。
【請求項14】
請求項1記載の膜ガスドライヤーにおいて、
サンプル要素は、上流内部補強管及び上流外部補強管を更に備える、膜ガスドライヤー。
【請求項15】
継手本体と、シールインターフェースと、バリヤースリーブとを備える継手アッセンブリであって、
継手本体は、継手本体の中心軸線に沿って延びる軸方向通路と、軸方向通路の端部から延びるカウンタボアと、継手本体の周りで円周方向に配置された全方向性チャンネルとを有し、
バリヤースリーブと継手本体の全方向性チャンネルは、軸方向通路と流体連通するパージプレナムを形成し、
シールインターフェースは、バリヤースリーブが継手本体の中心軸線を中心にして回転するときにバリヤースリーブと継手本体との間に液密シールを維持する、継手アッセンブリ。
【請求項16】
請求項15記載の継手アッセンブリにおいて、
継手本体は、カウンタボアと反対にある軸方向通路の一端から延びる先細り穴をさらに備える、継手アッセンブリ。
【請求項17】
請求項16記載の継手アッセンブリにおいて、
継手本体の軸方向通路の先細り穴と液密シールを形成するフランジシールをさらに備える、継手アッセンブリ。
【請求項18】
請求項17記載の継手アッセンブリにおいて、
フランジシールは、先細りシールを備え、先細りシールは、継手本体の先細り穴に対して設置された円錐台外面と、先細りシールを延びる円筒スルー穴とを有する、継手アッセンブリ。
【請求項19】
請求項17記載の継手アッセンブリにおいて、
フランジシールは、前O−リング及び後O−リングを備え、前O−リング及び後O−リングは、継手本体の先細り穴に取り付けられる、継手アッセンブリ。
【請求項20】
請求項17記載の継手アッセンブリにおいて、
継手本体に連結されたエンドキャップを更に備え、フランジシールは、エンドキャップと継手本体の先細り穴との間に軸方向に配置される、継手アッセンブリ。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2013−520318(P2013−520318A)
【公表日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−555074(P2012−555074)
【出願日】平成23年2月22日(2011.2.22)
【国際出願番号】PCT/US2011/025665
【国際公開番号】WO2011/106305
【国際公開日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【出願人】(512212748)パーマ・ピュア・エルエルシー (1)
【Fターム(参考)】