説明

回転部品からデータを送信するためのシステム及び方法

【課題】回転部品からデータを送信するためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】データスリップリングが、回転部品13上に配置されかつその各々が回転部品13の少なくとも1つの特性を検出すると共に特性を反映した信号24を送信するセンサ12と連通しており、またセンサ12及びデータスリップリング間に配置された信号処理回路14が、センサ12からの信号24の各々をデジタル信号に変換する。信号処理回路14は次に、複数タイプのセンサ12からの複数のデジタル化信号をデータスリップリングを通して送信するための交互データフォーマットの単一ストリームとして多重化することができる。このようにして、単一のデータスリップリングを通して送信された単一のデータストリームは、複数の位置における複数のセンサ12からの情報を含むことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、総括的には回転部品からデータを送信するためのシステム及び方法に関係する。具体的な実施形態では、本システム及び方法は、回転部品上のセンサに電力を供給することができる。
【背景技術】
【0002】
多くの機械が、回転部品を含む。例えば、風力タービン、ガスタービン、蒸気タービン、ポンプ、ファン、発電機、モータ及びその他の形式の業務用設備は多くの場合に、シャフト、ブレード及びその他の回転部品を含む。回転部品の作動を制御し、監視しかつ/又は強化するために、該回転部品上に1以上のセンサを据付けて該回転部品の様々な特性を測定することが、当技術分野では知られている。例えば、回転部品の温度、速度、応力、歪み、振動及び/又はその他の特性を測定するセンサは、異常の早期検出、修理又は保守整備予定に対する調整、並びに/或いは作動を強化するためのその他の措置を可能にすることができる。
【0003】
当技術分野では、更なる分析を行なうためにセンサデータを回転部品から固定部品に送信する様々なスリップリング及び遠隔測定システムが、知られている。例えば、スリップリングシステムでは、アナログセンサデータは、スリップリングを通して固定データ収集回路に送信することができる。しかしながら、各スリップリングを通して転送することができるアナログデータのボリュームは、各回転部品上に存在させることができる多数のセンサと比較して相対的に制限される。一方、遠隔測定システムは、回転部品上に配置されかつセンサデータを圧縮データストリームとしてパッケージ化する回路を含むことができる。回転部品上に配置された送信機は次に、圧縮データストリームを回転部品から近くの固定ループアンテナに送信することができる。このようにして、遠隔測定システム内における各送信機は、スリップリングを通して送信することができるよりも大量のセンサデータを送信することができる。
【0004】
遠隔測定システムにより一般的に、従来型のスリップリングシステムに比較して大きなデータ送信能力が得られるが、遠隔測定システムもまた、その限界を有している。個々の送信機は一般的に、各タイプのセンサを必要とし、また送信機及びループアンテナ部品は一般的に、スリップリングシステムで使用する部品よりも高価である。ループアンテナを通してセンサに供給することができる電力の量は、該ループアンテナ及び送信機間の誘導結合と関連する固有の問題により幾分制限される。加えて、信頼性がある通信を保証するためには、ループアンテナ及び送信機間に特定の幾何学形状が必要である。回転部品に固有に存在する振動、電磁障害及び他の作用により、特定の幾何学形状が阻害されかつ送信機及びループアンテナ間でデータの脱落が生じる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許第7079619号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
その結果、回転部品からデータを転送するためのシステム及び方法における継続的改良が有用であると言える。
【0007】
本発明の態様及び利点は、次の説明において以下に記載しており、或いはそれら説明から自明なものとして理解することができ、或いは本発明の実施により学ぶことができる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の1つの実施形態は、回転部品からデータを送信するためのシステムである。本システムは、回転部品上に配置されかつその各々が回転部品の少なくとも1つの特性を検出すると共に該特性を反映した信号を送信する複数のセンサを含む。複数のデータスリップリングが、複数のセンサと連通しており、また複数のセンサ及び複数のデータスリップリング間に配置された信号処理回路が、該複数のセンサからの信号の各々をデジタル信号に変換する。
【0009】
本発明の別の実施形態は、回転部品からデータを送信するためのシステムである。本システムは、回転部品上に配置されかつ該回転部品の複数の特性を検出すると共に該複数の特性を反映した複数の信号を送信する複数のセンサを含む。複数のデータスリップリングが、複数のセンサと連通しており、また複数のセンサ及び複数のデータスリップリング間に配置された信号処理回路が、複数の信号を複数のデジタル信号に変換する。
【0010】
本発明はまた、回転部品からデータを送信する方法を含む。本方法は、複数のセンサを使用して回転部品の特性を検知するステップと、複数のセンサの各々により回転部品の特性を反映した信号を発生させるステップとを含む。本方法はさらに、信号の各々をデジタル信号に変換するステップと、デジタル信号の各々を回転部品から複数のデータスリップリングを通して転送するステップとを含む。
【0011】
本明細書を精査することにより、当業者には、そのような実施形態の特徴及び態様並びにその他がより良好に理解されるであろう。
【0012】
添付図面の図を参照することを含む本明細書の以下の残り部分において、当業者に対する本発明の最良の形態を含む本発明の完全かつ有効な開示をより具体的に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の1つの実施形態によるシステムの一部分の斜視図。
【図2】図1に示したシステムの別の部分の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、その1以上の実施例を添付図面に示している本発明の現時点での実施形態を詳細に説明する。詳細な説明では、図面中の特徴要素を示すために参照符号及び文字表示を使用している。本発明の同様な又は類似した部品を示すために、図面及び説明において同様な又は類似した表示を使用している。
【0015】
各実施例は、本発明の限定ではなくて本発明の説明として示している。実際には、本発明においてその技術的範囲及び技術思想から逸脱せずに修正及び変更を加えることができることは、当業者には明らかであろう。例えば、1つの実施形態の一部として例示し又は説明した特徴要素は、別の実施形態で使用してさらに別の実施形態を生成することができる。従って、本発明は、そのような修正及び変更を特許請求の範囲及びその均等物の技術的範囲内に属するものとして保護することを意図している。
【0016】
本発明の実施形態は、回転部品からデータを送信するためのシステム及び方法を提供する。本システム及び方法は、複数のセンサからスリップリングを通してデータ収集回路への複数のデータ信号をデジタル化し、多重化しかつ/又は流すための1以上の調整回路を用いる。調整回路は、実質的に回転部品の特性を測定するように選択されたあらゆるセンサからデータ信号を受信するようにプログラミングすることができる。特定の実施形態はさらに、センサの相互接続、置換、交換又は互換性を可能にする回路基板コネクタを含むことができる。データ収集回路は、回転部品から遠隔して設置して、該回転部品の試験、制御運転、補修及び/又は保守整備における次の使用のためにデータ信号をさらに処理し、記録しかつ分析することができる。加えて、スリップリングは、センサに電力を供給するための都合のよいかつ信頼性がある方法を提供することができる。
【0017】
図1及び図2は、本発明の1つの実施形態によるシステム10の簡略斜視図を示している。本システム10は一般的に、複数のセンサ12、1以上の信号処理回路14、並びに複数のデータスリップリング16を含む。特定の実施形態はさらに、回路基板コネクタ18、データ収集回路20、及び複数の電力スリップリング22を含むことができる。
【0018】
センサ12は、回転部品13上に設置されかつ該回転部品13についての1以上の特性を監視する。回転部品13は実質的に、回転する又は往復動するあらゆるもの含むことができる。例えば、回転部品13は、回転するか又は往復するロータ、シャフト、インペラ、圧縮機ブレード、タービンブレード或いはあらゆるその他の部品とすることができる。センサ12には、圧縮機ブレード、タービンブレード又はその他の回転部品による振動或いは運動を反映した1以上の信号24を発生させる圧力検出器、歪みゲージ或いは加速度計を含むことができる。このようにして、センサ12によって検出された特性は、所望の通りブレード又は回転部品における振動を最少化させる又は増加させる最適な流れ或いはやや最適な流れを求めるために使用することができる。他の実施形態では、センサ12は、様々な回転部品の温度を反映した1以上の信号24を発生させる熱電対或いは抵抗温度検出器を含むことができる。このようにして、センサ12によって検出された特性は、効率を高め、異常を検出し、かつ/又は回転部品13の作動を監視するために使用することができる。本発明の実施形態は、特許請求の範囲に特に記載していない限りあらゆる特定のセンサに限定されるものではないことが、当業者には容易に解るであろう。
【0019】
信号処理回路14は一般的に、センサ12及びデータスリップリング16間に設置される。特定の実施形態は、各タイプ(例えば、歪みゲージ、熱電対など)のセンサのための個々の信号処理回路を含むことができる。信号処理回路14は、センサ12が発生させた信号24を受信しかつデータスリップリング16を通して送信を行なうために信号24を処理するか又はフォーマットする。例えば、信号処理回路14は、センサ12から複数のアナログ信号24を受信しかつ該アナログ信号24をデジタル信号、二進信号又はその他のベースシステムフォーマット信号に変換することができる。信号処理回路14はさらに、複数のデジタル化信号をデジタルデータの単一ストリームとして多重化することができる。例えば、信号処理装置は、熱電対信号24を0〜2.3ボルトのデジタル値に、また歪みゲージ信号24を2.6〜5ボルトのデジタル値に変換することができる。信号処理回路14は次に、複数タイプのセンサ12からの複数のデジタル化信号をデータスリップリング16を通して送信するための交互データフォーマットの単一ストリームとして多重化することができる。このようにして、単一のデータスリップリングを通して送信された単一のデータストリームは、複数の位置における複数のセンサ12からの情報を含むことができる。
【0020】
信号処理回路14はさらに、各特定のセンサ12のサンプル量を決定するようにプログラミングすることができる。例えば、温度は一般的に、圧力又は振動に比較して相対的に緩やかに変化する特性である。その結果、信号処理回路14は、圧力センサ12からの信号24のサンプル量よりも非常に緩やかな頻度で温度センサ12からの信号24をサンプルするようにプログラミングすることができる。加えて、回転部品13の特定の領域におけるセンサ12は、異なるサンプル量を必要とする可能性がある。例えば、より短い圧縮機又はタービンブレードは、より長い圧縮機又はタービンブレードよりも大幅により高い周波数で振動する。従って、信号処理回路14は、長い圧縮機又はタービンブレードに取り付けられたものよりも多い頻度で短い圧縮機又はタービンブレードに取り付けられた圧力センサ12からの信号24をサンプルするようにプログラミングすることができる。
【0021】
本明細書に説明するように、信号処理回路14には、あらゆる好適な方法で用いて所望の機能性を得る配線ロジック、プロセッサ、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ又はその他の埋込み式回路を含むことができる。例えば、1以上のプロセッサは、制御ソフトウェアにより使用者が送信した命令に応答させることによって、記載の機能を行なうようにすることができる。しかしながら、本明細書に開示した信号処理回路14は、あらゆる特定のハードウェア又はソフトウェアアーキテクチャ或いは構成に限定されるものではなく、また使用される各タイプのセンサ12に対して異なる信号処理回路14を用いることができる。例えば、付加的な詳細な説明を必要としないで当業者には解るように、本明細書に記載しかつ開示した幾つかのシステム又は方法はまた、それに限定されないが特定用途向け回路を含む配線ロジック又はその他の回路によって実施することができる。言うまでもなく、コンピュータ実行ソフトウェア並びに実配線ロジック又はその他の回路もまた、同様に好適なものとすることができる。
【0022】
図1及び図2に示すように、信号処理回路14及び複数のデータスリップリング16間に配置された回路基板コネクタ18は、信号処理回路14と共同して、データストリームを編制しかつ該データストリームを特定のデータスリップリング16に導くことができる。例えば、図1に示すように、信号処理回路14は、複数のデータストリーム28を発生させ、また各データストリーム28は次に、複数のセンサ12からの情報を含むことができる。各データストリーム28は、回路基板コネクタ18の第1の側面30に接続され、また単にワイヤハーネスとすることができる回路基板コネクタ18内の内部配線は、入力データストリーム28を回路基板コネクタ18の第2の側面32に向けて送り直しかつ編制する。図2に示すように、回路基板コネクタ18の第2の側面32は、ワイヤを集合させるか又は分離させて、該ワイヤを特定のデータスリップリング16に接続するのを可能にするピグテール、バンドル34又はその他の構造体を含むことができる。例えば、所望に応じて、回路基板コネクタ18は、センサ12のタイプ、回転部品13上における位置、又はオペレータが選択したあらゆるその他のディスクリミネータにより、データストリーム28を編制することができる。
【0023】
データスリップリング16は、回転部品13からデータを送信するための手段を提供する。各データスリップリング16は、回転部品13と共に回転する導電性サークル又はバンドを含む。センサ12及びデータスリップリング14間の電気的接続により、データをセンサ12からデータスリップリング16を通して連続的に通信することができる。データスリップリング16と接触した固定ブラシ又はワイヤが、データを回転部品13から離れるように送信するのできる回路を完成させる。データ量の転送は、各スリップリング16を複数の導電性セグメントに分割することによって倍数単位で増加させることができることは当業者には自明であろう。例えば、4つの独立したデータストリーム28は、4つの導電性セグメントを有するデータスリップリング16を通して送信することができ、8つの独立したデータストリーム28は、8つの導電性セグメントを有するデータスリップリング16を通して送信することができ、その他の場合も同様である。付加的な電力スリップリング22は、回転部品13内に電力を供給するか又は伝達するために使用することができる。このようにして、電力スリップリング22は、電力を信号処理回路14を通してセンサ12に供給するために使用することができる。ブラシ並びにデータ及び電力スリップリング16、22間の電気的接続により、ノイズ、幾何学形状における変化、並びに遠隔測定システムの信頼性及び電力伝達を制限するその他の要因に対して大幅により信頼性がありかつより影響を受けないものとなることは当業者には自明であろう。
【0024】
図2に示すように、データ収集回路20は、複数のデータ及び電力スリップリング16、22に接続されて、信号処理回路14からデータストリーム28を受信する。データ収集回路20は一般的に、デマルチプレクサ又はデコーダとして機能して、信号処理回路14で発生されたデータストリーム28から個々のセンサ信号24を取出す。データ収集回路20は、回転部品上に設置されないので、データ収集回路20は、回転部品13から遠隔した固定部品上に容易に設置することができる。
【0025】
図1及び図2に関して説明しかつ図示したシステム10により、回転部品からデータを送信するための方法を得ることができることは当業者には自明であろう。本方法は一般的に、複数のセンサ12を使用して回転部品の特性を検知するステップと、複数のセンサ12の各々により回転部品の特性を反映した信号24を発生させるステップとを含む。本方法はさらに、信号24の各々をデジタル信号に変換するステップと、デジタル信号の各々を回転部品から複数のデータスリップリング16を通して転送するステップとを含む。特定の実施形態では、本方法はさらに、複数のセンサ12を使用して回転部品の複数の特性を検知するステップと、特性を反映した複数の信号24を発生させるステップとを含むことができる。加えて、信号処理回路14は、特性を反映した複数の信号24を多重化することができる。従って、複数の信号24は、回転部品から遠隔したデータ収集回路20にデータスリップリング16を通して転送することができる。
【0026】
本明細書は最良の形態を含む実施例を使用して、本発明を開示し、また当業者が、あらゆる装置又はシステムを製作しかつ使用しまたあらゆる組込み方法を実行することを含む本発明の実施を行なうことを可能にもする。本発明の特許性がある技術的範囲は、特許請求の範囲により定めており、また当業者が想到するその他の実施例を含むことができる。そのようなその他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文言と相違しない構造的要素を含むか又はそれらが特許請求の範囲の文言と本質的でない相違を有する均等な構造的要素を含む場合には、特許請求の範囲の技術的範囲内に属する。
【符号の説明】
【0027】
10 システム
12 センサ
13 回転部品
14 信号処理回路
16 データスリップリング
18 回路基板コネクタ
20 データ収集回路
22 電力スリップリング
24 信号
28 データストリーム
32 第2の側面
34 バンドル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転部品(13)からデータを送信するためのシステム(10)であって、
a.前記回転部品(13)上に配置されかつその各々が該回転部品(13)の少なくとも1つの特性を検出すると共に該特性を反映した信号(24)を送信する複数のセンサ(12)と、
b.前記複数のセンサ(12)と連通した複数のデータスリップリング(16)と、
c.前記複数のセンサ(12)及び複数のデータスリップリング(16)間に配置されかつ前記複数のセンサ(12)からの前記信号(24)の各々をデジタル信号に変換する信号処理回路(14)と
を備えるシステム(10)。
【請求項2】
前記複数のセンサ(12)が、熱電対、歪みゲージ、抵抗温度検出器、圧力ゲージ又は加速度計、並びにそれらの組合せの少なくとも1つを含む、請求項1記載のシステム(10)。
【請求項3】
前記複数のセンサ(12)が、前記回転部品(13)の複数の特性を検出すると共に該特性を反映した複数の信号(24)を送信する、請求項1又は請求項2記載のシステム(10)。
【請求項4】
前記信号処理回路(14)が、前記複数のセンサ(12)からの前記信号(24)の各々を多重化する、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のシステム(10)。
【請求項5】
前記信号処理回路(14)及び複数のデータスリップリング(16)間に回路基板コネクタ(18)をさらに含む、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のシステム(10)。
【請求項6】
前記複数のデータスリップリング(16)と連通したデータ収集回路(20)をさらに含み、前記データ収集回路(20)が、前記デジタル信号(24)を受信する、請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載のシステム(10)。
【請求項7】
前記データ収集回路(20)が、前記回転部品(13)から遠隔している、請求項6記載のシステム(10)。
【請求項8】
前記複数のセンサ(12)と連通した複数の電力スリップリング(22)をさらに含み、前記複数の電力スリップリング(22)が、前記複数のセンサ(12)に電力を供給する、請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載のシステム(10)。
【請求項9】
回転部品(13)からデータを送信する方法であって、
a.複数のセンサ(12)を使用して前記回転部品(13)の特性を検知するステップと、
b.前記複数のセンサ(12)の各々により前記回転部品(13)の特性を反映した信号(24)を発生させるステップと、
c.前記信号(24)の各々をデジタル信号に変換するステップと、
d.前記デジタル信号の各々を前記回転部品(13)から複数のデータスリップリング(16)を通して転送するステップと
を含む方法。
【請求項10】
前記複数のセンサ(12)を使用して前記回転部品(13)の複数の特性を検知するステップと、
前記特性を反映した複数の信号(24)を発生させるステップと
をさらに含む、請求項9記載の方法。
【請求項11】
前記特性を反映した前記複数の信号(24)を多重化するステップをさらに含む、請求項10記載の方法。
【請求項12】
前記複数のデータスリップリング(16)と連通しておりかつ前記回転部品(13)から遠隔したデータ収集回路(20)に前記デジタル信号の各々を転送するステップをさらに含む、請求項9乃至請求項11のいずれか1項記載の方法。
【請求項13】
複数の電力スリップリング(22)を通して前記複数のセンサ(12)に電力を伝達するステップをさらに含む、請求項9乃至請求項12のいずれか1項記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−104109(P2012−104109A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−240719(P2011−240719)
【出願日】平成23年11月2日(2011.11.2)
【出願人】(390041542)ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ (6,332)
【Fターム(参考)】