説明

図柄表示具およびスクリーン部付き容器

【課題】 従来にない形態で図柄を変化させることのできる図柄表示具およびスクリーン部付き容器を提供する。
【解決手段】 缶容器3の外周面の表面に、所定の幅を有する描画線41a〜eが所定の間隔をもって複数平行に、かつ缶容器3の軸方向に対して傾斜するように形成されてなる図柄40a〜eを、描画線2の幅に対応する間隔で相互に位置をずらして複数設ける。一方、筒状の熱収縮性フィルム1に、所定の幅を有する線状の不透明部21と所定の幅を有する線状の透明部22とが交互に平行に、かつ缶容器3における描画線41a〜eの傾斜に対応して傾斜するようにそれぞれ複数設けられたスクリーン部2を設ける。そして、その筒状の熱収縮性フィルム1を缶容器3の外周面に装着する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、図柄を変化させて表示することのできる図柄表示具および図柄を変化させて表示することのできるスクリーン部付きの容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、上部フィルムを摺動させることにより、上部フィルムの線状透明部から線状パターン図柄を構成する何れかの線状描写部を順次表出させて、容器表面で視認される図柄を変化させることができるようにした包装容器が開示されている。包装容器の形状としては、矩形状に形成された容器本体と容器本体の上端開口部に着脱可能に嵌着される蓋体とを備えたもの、および有底円筒状の容器本体を備えたものがあり、前者の場合には、線状描写部および上部フィルムは蓋体の平面部に設けられ、後者の場合には、線状描写部および上部フィルムは容器本体の外周面に設けられている。
【特許文献1】実用新案登録第3095265号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1に記載の包装容器では、上部フィルムは、容器表面に対して線状描写部の線方向と直交する方向のみに摺動可能になっている。
【0004】
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、従来にない形態で図柄を変化させることのできる図柄表示具およびスクリーン部付き容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、第1に本発明は、基部と、前記基部の表面上において縦方向および/または横方向に移動可能なスクリーン部とを備えた図柄表示具であって、前記基部の表面には、所定の幅を有する描画線が所定の間隔をもって複数平行に、かつ前記スクリーン部の移動方向(縦方向および/または横方向)に対して傾斜するように形成されてなる図柄が、前記描画線の幅に対応する間隔で相互に位置をずらして複数設けられており、前記スクリーン部には、所定の幅を有する線状の遮蔽部と所定の幅を有する線状の可視部とが交互に平行に、かつ前記基部における描画線の傾斜に対応して傾斜するようにそれぞれ複数設けられていることを特徴とする図柄表示具を提供する(請求項1)。
【0006】
上記発明(請求項1)に係る図柄表示具においては、図柄の描画線ならびにスクリーン部の遮蔽部および可視部が、スクリーン部の移動方向(縦方向および/または横方向)に対して傾斜していることにより、基部の表面上においてスクリーン部を縦方向および横方向のいずれに移動させても、スクリーン部の可視部から複数の図柄が順次表示され得る。かかる図柄表示具は、図柄を変化させるにあたって面白みがあり、娯楽性が高いものとなっている。
【0007】
上記発明(請求項1)において、前記基部は、円筒状または円柱状となっており、前記スクリーン部は、前記基部の周方向および/または軸方向に移動可能に前記基部の外周面に取り付けられた円筒状部材に設けられていてもよい(請求項2)。
【0008】
上記発明(請求項2)によれば、簡単な構造で、スクリーン部を基部の表面上において縦方向および/または横方向に移動させることが可能である。
【0009】
上記発明(請求項2)において、前記円筒状部材は、フィルムから構成されており、前記基部の外周面に接触して摺動可能となっていてもよい(請求項3)。
【0010】
上記発明(請求項3)によれば、さらに簡単な構造で、スクリーン部を基部の表面上において縦方向および/または横方向に移動させることが可能である。
【0011】
上記発明(請求項1〜3)において、前記スクリーン部の移動方向のいずれか一方(縦方向または横方向)に対する前記基部における描画線の傾斜角度は、10〜80°であることが好ましい(請求項4)。描画線の傾斜角度が上記範囲にあることにより、基部の表面上においてスクリーン部を縦方向および横方向のいずれに移動させても、図柄の変化が明確に表れ得る。
【0012】
第2に本発明は、容器本体と、前記容器本体の表面上において縦方向および/または横方向に移動可能なスクリーン部とを備えたスクリーン部付き容器であって、前記容器本体の表面には、所定の幅を有する描画線が所定の間隔をもって複数平行に、かつ前記スクリーン部の移動方向(縦方向および/または横方向)に対して傾斜するように形成されてなる図柄が、前記描画線の幅に対応する間隔で相互に位置をずらして複数設けられており、前記スクリーン部には、所定の幅を有する線状の遮蔽部と所定の幅を有する線状の可視部とが交互に平行に、かつ前記容器本体における描画線の傾斜に対応して傾斜するようにそれぞれ複数設けられていることを特徴とするスクリーン部付き容器を提供する(請求項5)。
【0013】
上記発明(請求項5)に係るスクリーン部付き容器においては、図柄の描画線ならびにスクリーン部の遮蔽部および可視部が、スクリーン部の移動方向(縦方向および/または横方向)に対して傾斜していることにより、容器本体の表面上においてスクリーン部を縦方向および横方向のいずれに移動させても、スクリーン部の可視部から複数の図柄が順次表示され得る。かかるスクリーン部付き容器は、図柄を変化させるにあたって面白みがあり、娯楽性が高いものとなっている。
【0014】
上記発明(請求項5)において、前記容器本体は、円筒部を備えており、前記スクリーン部は、前記容器本体の円筒部の周方向および/または軸方向に移動可能に前記容器本体の円筒部の外周面に取り付けられた円筒状部材に設けられていてもよい(請求項6)。
【0015】
上記発明(請求項6)によれば、簡単な構造で、スクリーン部を容器本体の表面上において縦方向および/または横方向に移動させることが可能である。また、円筒部を備えている容器は飲料容器等において多く採用されているため、本発明の適当対象が広くなって好ましい。
【0016】
上記発明(請求項6)において、前記円筒状部材は、熱収縮性フィルムから構成されており、前記容器本体の円筒部の外周面に接触して摺動可能となっていてもよい(請求項7)。
【0017】
上記発明(請求項7)によれば、さらに簡単な構造で、スクリーン部を容器本体の表面上において縦方向および/または横方向に移動させることが可能であり、また、加熱処理を行うだけで、円筒状部材を容易に容器本体に装着することが可能である。
【0018】
上記発明(請求項5〜7)において、前記スクリーン部の移動方向のいずれか一方(縦方向または横方向)に対する前記容器本体における描画線の傾斜角度は、10〜80°であることが好ましい(請求項8)。描画線の傾斜角度が上記範囲にあることにより、容器本体の表面上においてスクリーン部を縦方向および横方向のいずれに移動させても、図柄の変化が明確に表れ得る。
【発明の効果】
【0019】
本発明の図柄表示具およびスクリーン部付き容器は、従来にない形態で図柄を変化させることができ、したがって、図柄を変化させるにあたって面白みがあり、娯楽性が高いものとなっている。特に、本発明のスクリーン部付き容器によれば、容器の内容物に対する需要者の購買意欲を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るスクリーン部付き容器の側面図であり、図2は、同実施形態における熱収縮性フィルムの展開図であり、図3は、同実施形態における缶容器の外周面に設けられた図柄部を示す図であり、図4(a)〜(e)は、同実施形態のスクリーン部付き容器における図柄の変遷を示す図である。
【0021】
図1に示すように、本実施形態に係るスクリーン部付き容器Cは、容器本体としての缶容器3と、缶容器3の円筒状の胴部の外周面に装着された、円筒状部材としての熱収縮性フィルム1とから構成される。本実施形態における缶容器3は、飲料用の缶容器であるが、円筒状の部分を有する限り、容器の種類(用途・材料)は特に限定されるものではない。
【0022】
缶容器3の外周面には、後述する図柄部4が設けられており、熱収縮性フィルム1には、後述するスクリーン部2が設けられている。
【0023】
熱収縮性フィルム1を上記のように缶容器3に装着するには、熱収縮性フィルム1を筒状に形成するとともに、所定の高さを有するように形成した後、缶容器3の図柄部4と熱収縮性フィルム1のスクリーン部2との位置合わせをしつつ、熱収縮性フィルム1を缶容器3の胴部に被せ、スチームトンネルや熱風トンネル等の加熱エリアで加熱することにより、熱収縮性フィルム1を熱収縮させればよい。
【0024】
熱収縮性フィルム1の材料としては、上記のように缶容器3に装着することができ、後述するスクリーン部2の機能を発揮することができるものであれば特に限定されず、例えば、ニ軸延伸ポリスチレン(OPS)フィルム等のポリスチレン系樹脂を使用したフィルム、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等のポリエステル系樹脂を使用したフィルムなどを使用することができる。
【0025】
熱収縮性フィルム1に設けられたスクリーン部2には、図2に示すように、幅W1の線状の不透明部21(本発明の遮蔽部に該当)と幅W2の線状の透明部22(本発明の可視部に該当)とが交互に平行に、かつ筒状の熱収縮性フィルム1の軸方向(=缶容器3の軸方向)に対して傾斜するようにそれぞれ複数設けられている。このようなスクリーン部2は、透明な熱収縮性フィルム1に対して不透明部21を印刷することによって設けることができる。
【0026】
一方、缶容器3の外周面における熱収縮性フィルム1のスクリーン部2に対応する位置には、図3に示すように、図柄部4が形成されている。図柄部4は、複数(本実施形態では5つ)の図柄40a〜40eを備えており、各図柄40a〜40eは、幅W4のスペース42を介して複数平行に、かつ缶容器3の軸方向に対して傾斜するように配された幅W3の描画線41a〜41eから構成されている。そして、図柄40aと図柄40b、図柄40bと図柄40c、図柄40cと図柄40d、図柄40dと図柄40eとは、それぞれ幅W3の描画線41a〜41eに対応する間隔で相互に位置をずらして設けられている。
【0027】
スクリーン部2の不透明部21の幅W1と、図柄部4のスペース42の幅W4とは、実質的に同一であるのが好ましく、スクリーン部2の透明部22の幅W2は、図柄部4の描画線41a〜41eの幅W3と同一かそれよりわずかに小さいのが好ましく、また、スクリーン部2の不透明部21の幅W1および図柄部4のスペース42の幅W4は、図柄部4の描画線41a〜41eの幅W3と、図柄の数から1を引いた値(本実施形態では5−1=4)とを掛け合わせた値であることが好ましい。
【0028】
図柄部4の描画線41a〜41eの幅W3は、具体的には、0.1〜1.0mmであることが好ましく、特に0.3〜0.7mmであることが好ましい。図柄部4の描画線41a〜41eの幅W3がこの範囲にあることにより、各図柄40a〜40eを明確に、しかも躍動感をもって表示することができる。
【0029】
さらに、スクリーン部2における不透明部21および透明部22の傾斜角度(缶容器3の軸に対する角度。以下同じ。)と、図柄部4における描画線41a〜41eの傾斜角度とは実質的に同一であり、その傾斜角度の大きさは、10〜80°であることが好ましく、特に20〜70°であることが好ましい。
【0030】
スクリーン部2および図柄部4が上記のような構成を有することにより、スクリーン部2の透明部22は、図柄部4のいずれか一つの図柄40a〜40eの描画線41a〜41eを表示し、スクリーン部2の不透明部21は、図柄部4の残りの4つの図柄40a〜40eの描画線41a〜41eを隠すことができる。そして、熱収縮性フィルム1を図柄部4の描画線41a〜41eの幅W3に対応する間隔で缶容器3の周方向に摺動させると、スクリーン部2の透明部22から、図柄部4の複数の図柄40a〜40eが順次表出する。同様に、熱収縮性フィルム1を図柄部4の描画線41a〜41eの幅W3に対応する間隔で缶容器3の軸方向に摺動させると、スクリーン部2の透明部22から、図柄部4の複数の図柄40a〜40eが順次表出する。
【0031】
具体的には、缶容器3に対して熱収縮性フィルム1を図柄部4の描画線41a〜41eの幅W3に対応する間隔で缶容器3の周方向、時計回りに摺動させると、または、缶容器3に対して熱収縮性フィルム1を図柄部4の描画線41a〜41eの幅W3に対応する間隔で缶容器3の軸方向、下から上に摺動させると、図4(a)〜(e)に示すように、スクリーン部2の透明部22から5つの図柄40a〜40eが順次表出し、それによってバッターがスウィングする様子が動的に表される。
【0032】
なお、スクリーン部2における不透明部21および透明部22の傾斜角度ならびに図柄部4における描画線41a〜41eの傾斜角度が10°未満であると、熱収縮性フィルム1を缶容器3の軸方向に摺動させたときに、図柄の変化が明確に表れ難く、上記傾斜角度が80°を超えると、熱収縮性フィルム1を缶容器3の周方向に摺動させたときに、図柄の変化が明確に表れ難い。
【0033】
上記のようなスクリーン部付き容器Cにおいては、熱収縮性フィルム1を缶容器3の周方向に摺動させることによっても、熱収縮性フィルム1を缶容器3の軸方向に摺動させることによっても、スクリーン部2に表わされる図柄を変化させることができるため、図柄を変化させる方法として面白みがあり、娯楽性の高いものとなっている。かかるスクリーン部付き容器Cによれば、缶容器3の内容物(本実施形態では飲料)に対する需要者の購買意欲を向上させることができる。
【0034】
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【0035】
例えば、上記缶容器3の替わりに、円筒状の部分を有する瓶容器やPETボトル等が使用されてもよいし、容器ではなく、円筒状または円柱状の部分を有する基材が使用されてもよい(本発明の図柄表示具に該当する)。また、上記熱収縮性フィルム1の替わりに、円筒状のプラスチック部材や、スクリーン部2の透明部22に該当する部分が開口している円筒状の金属部材等が使用されてもよい。
【0036】
さらに、別途作製した、スクリーン部を有する円筒状部材を備えた円筒状または円柱状の基材を上記缶容器3に被せたり、または嵌め込んだりしてもよく、このように、図柄表示具を缶容器3と別体構造としてもよい。
【0037】
さらに、本発明は、例えば、平面部を有する容器等の当該平面部に上記図柄部4を設けるとともに、上記スクリーン部2を所定のフレームに固定し、そのフレームを、上記平面部上にて縦方向および横方向に移動可能なように、コイルばねやゴム等の弾性部材によってフローティング状態で支持したものであってもよい。
【0038】
さらに、スクリーン部2に表わされる図柄は、熱収縮性フィルム1の摺動により、形状が変化するものに限定されることなく、色のみ、または形状および色が変化するものであってもよい。その場合、各図柄40a〜40eの色が異なることにより、表れる色が変化してもよいし、図柄部4の色とスクリーン部2の有色透明な透明部22とが合わさることにより、表れる色が変化してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明の図柄表示具は、玩具等として有用である。また、本発明のスクリーン部付き容器は、娯楽性によって容器の内容物に対する需要者の購買意欲を向上させることができるため、容器の内容物の販売促進に有用である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の一実施形態に係るスクリーン部付き容器の側面図である。
【図2】同実施形態における熱収縮性フィルムの展開図である。
【図3】同実施形態における缶容器の外周面に設けられた図柄部を示す図である。
【図4】同実施形態のスクリーン部付き容器における図柄の変遷を示す図である。
【符号の説明】
【0041】
1…熱収縮性フィルム(円筒状部材)
2…スクリーン部
21…不透明部(遮蔽部)
22…透明部(可視部)
3…缶容器(容器本体)
4…図柄部
40a,40b,40c,40d,40e…図柄
41a,41b,41c,41d,41e…描画線
42…スペース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基部と、前記基部の表面上において縦方向および/または横方向に移動可能なスクリーン部とを備えた図柄表示具であって、
前記基部の表面には、所定の幅を有する描画線が所定の間隔をもって複数平行に、かつ前記スクリーン部の移動方向に対して傾斜するように形成されてなる図柄が、前記描画線の幅に対応する間隔で相互に位置をずらして複数設けられており、
前記スクリーン部には、所定の幅を有する線状の遮蔽部と所定の幅を有する線状の可視部とが交互に平行に、かつ前記基部における描画線の傾斜に対応して傾斜するようにそれぞれ複数設けられている
ことを特徴とする図柄表示具。
【請求項2】
前記基部は、円筒状または円柱状となっており、
前記スクリーン部は、前記基部の周方向および/または軸方向に移動可能に前記基部の外周面に取り付けられた円筒状部材に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の図柄表示具。
【請求項3】
前記円筒状部材は、フィルムから構成されており、前記基部の外周面に接触して摺動可能となっていることを特徴とする請求項2に記載の図柄表示具。
【請求項4】
前記スクリーン部の移動方向のいずれか一方に対する前記基部における描画線の傾斜角度は、10〜80°であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の図柄表示具。
【請求項5】
容器本体と、前記容器本体の表面上において縦方向および/または横方向に移動可能なスクリーン部とを備えたスクリーン部付き容器であって、
前記容器本体の表面には、所定の幅を有する描画線が所定の間隔をもって複数平行に、かつ前記スクリーン部の移動方向に対して傾斜するように形成されてなる図柄が、前記描画線の幅に対応する間隔で相互に位置をずらして複数設けられており、
前記スクリーン部には、所定の幅を有する線状の遮蔽部と所定の幅を有する線状の可視部とが交互に平行に、かつ前記容器本体における描画線の傾斜に対応して傾斜するようにそれぞれ複数設けられている
ことを特徴とするスクリーン部付き容器。
【請求項6】
前記容器本体は、円筒部を備えており、
前記スクリーン部は、前記容器本体の円筒部の周方向および/または軸方向に移動可能に前記容器本体の円筒部の外周面に取り付けられた円筒状部材に設けられている
ことを特徴とする請求項5に記載のスクリーン部付き容器。
【請求項7】
前記円筒状部材は、熱収縮性フィルムから構成されており、前記容器本体の円筒部の外周面に接触して摺動可能となっていることを特徴とする請求項6に記載のスクリーン部付き容器。
【請求項8】
前記スクリーン部の移動方向のいずれか一方に対する前記容器本体における描画線の傾斜角度は、10〜80°であることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載のスクリーン部付き容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−154520(P2006−154520A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−347269(P2004−347269)
【出願日】平成16年11月30日(2004.11.30)
【出願人】(000001904)サントリー株式会社 (319)
【Fターム(参考)】