説明

圧力変化検出装置

【課題】誘電体素子10を用いた圧力変化検出装置において、誘電体素子10が経年劣化することを抑制する。
【解決手段】センシング部を構成する誘電体素子10と、内部に検出室20を備え、検出室20に誘電体素子10を収容する容器21と、誘電体素子10と電気的に接続され、容器21の外部に引き出される導体12と、を有し、容器21によって、検出室20を気密封止し、容器21の少なくとも一部を外気の圧力変動に伴って変位することにより検出室20の体積を変化させるダイヤフラム23aで構成し、誘電体素子10に、検出室20の体積変化に伴って変化する検出室20における気体の圧力変化、または、温度変化に応じた電気的信号を出力させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、気密封止された容器の内部に誘電体素子を備え、容器の内部における物理量の変化に基づいて外気の圧力変化を検出する圧力変化検出装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、温度変化を検出する焦電素子を用いて圧力変化検出装置を構成することが知られている。例えば、特許文献1には、基板と、基板上に配置される焦電素子と、焦電素子を覆うように基板上に配置される容器とを有する圧力変化検出装置が開示されている。この圧力変化検出装置では、容器を、底部、側壁および中空部にて構成し、側壁に通気孔を形成すると共に、中空部に焦電素子を収容した構成としている。
【0003】
上記のような圧力変化検出装置では、外気の圧力が変化すると、通気孔を通じて中空部と外気との間で気体が流動するため焦電素子の周囲の温度が変化し、焦電素子から温度変化に応じた電気信号を出力させることにより外気の圧力変化を検出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−260098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような圧力変化検出装置では、焦電素子が通気孔から容器の中空部に侵入した外気に直接曝されることになるため経年劣化しやすいという問題がある。なお、このような問題は、焦電素子を用いた圧力変化検出装置にのみ起こり得るものではなく、例えば、圧電素子を用いた圧力変化検出装置においても同様の問題となる。
【0006】
本発明は上記点に鑑みて、誘電体素子を用いた圧力変化検出装置において、誘電体素子が経年劣化することを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、センシング部を構成する誘電体素子(10)と、内部に検出室(20)を備え、検出室(20)に誘電体素子(10)を収容する容器(21)と、誘電体素子(10)と電気的に接続され、容器(21)の外部に引き出される導体(12)と、を有し、容器(21)によって、検出室(20)は気密封止されており、容器(21)の少なくとも一部が外気の圧力変動に伴って変位することにより検出室(20)の体積を変化させるダイヤフラム(23a)で構成されており、誘電体素子(10)は、検出室(20)の体積変化に伴って変化する検出室(20)における気体の圧力変化、または、温度変化に応じた電気的信号を出力することを特徴としている。
【0008】
このような圧力変化検出装置では、誘電体素子(10)を気密封止した検出室(20)に収容し、検出室(20)における気体の圧力変化、または、温度変化に基づいて外気の圧力変化を検出しており、誘電体素子(10)が外気に曝されることはない。このため、誘電体素子(10)が経年劣化することを抑制することができる。
【0009】
例えば、請求項2に記載の発明のように、容器(21)に、ダイヤフラム(23a)を覆いつつ、容器(21)の外壁面と共に所定の空間(40)を形成し、かつ、この空間(40)に外気の流動を許容する貫通孔(31)が形成されている保護部材(30)を備えることができる。
【0010】
また、請求項3に記載の発明のように、容器(21)のうち、ダイヤフラム(23a)を構成する部分を絶縁材料を用いて構成し、ダイヤフラム(23a)を構成する部分を除く部分、および保護部材(30)を導体材料を用いて構成することができる。
【0011】
そして、請求項4に記載の発明のように、誘電体素子(10)を焦電素子とし、容器(21)を、検出室(20)と外気との伝熱を遮断する断熱材料を含んで構成することができる。
【0012】
さらに、請求項5に記載の発明のように、誘電体素子(10)を焦電素子とし、容器(21)のうち容器(21)の外部と接触する部分に、検出室(20)と外気との伝熱を遮断する断熱材料を塗布することもできる。
【0013】
請求項4および5に記載の圧力変化検出装置によれば、外気の温度変化が検出室(20)に伝熱されることを抑制することができ、外気の圧力変動に伴う検出室(20)の温度変化のみを焦電素子にて検出することができるため、外気の圧力変化の検出精度を向上させることができる。
【0014】
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の第1実施形態における圧力変化検出装置の断面構成を示す図である。
【図2】本発明の第2実施形態における圧力変化検出装置の断面構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態の圧力変化検出装置の断面構成を示す図であり、この図に基づいて説明する。なお、本実施形態の圧力変化検出装置は、例えば、車室内に搭載され、車内侵入検出装置等の防犯装置として用いられると好適である。
【0017】
図1に示されるように、本実施形態の圧力変化検出装置は、焦電素子10と、焦電素子を搭載する基板11と、内部に検出室20を備え、検出室20に焦電素子10および基板11を収容する容器21と、焦電素子10と電気的に接続され、容器21の外部に引き出されるリード12とを備えた構成とされている。なお、本実施形態では、焦電素子10が本発明のセンシング部を構成する誘電体素子に相当し、リード12が本発明の導体に相当している。
【0018】
焦電素子10は、例えば、PZT、BaTiO3 、PbTiO3 、LiNbO2 、LiTaO3 、SBN、BaSrNbO6 、Pb5Ge3O等の焦電効果を有する材料の表裏に電極を配設することにより構成された周知のものを用いることができ、基板11上に搭載されている。
【0019】
そして、基板11には、焦電素子10の他に、例えば、図示しない電界効果型トランジスタとリーク抵抗器から成り、焦電素子10に焦電効果が発生した際に電荷を電圧に変換するインピーダンス変換回路、フィルタ機能および増幅機能を備えるバンドパスフィルタ、バンドパスフィルタにて増幅された出力信号から外気の圧力変化を検出する比較器等が搭載されている。比較器は、例えば、予め閾値が設定されており、バンドパスフィルタにて増幅された出力信号と閾値とを比較して、増幅された出力信号が閾値より大きい場合にこの出力信号を出力するものである。さらに、基板11には、焦電素子10と電気的に接続されるリード12が備えられている。
【0020】
容器21は、検出室20を備えていると共に、検出室20を気密封止しており、一部が外気の圧力変動に伴って変位することにより検出室20の体積を変化させるダイヤフラム23aで構成されている。本実施形態では、容器21は、収容部材22と薄肉部材23とを有した構成とされており、後述するように薄肉部材23の一部がダイヤフラム23aを構成している。
【0021】
収容部材22は、底部、側壁および中空部を有した有底円筒状とされ、底部と反対側の端部に開口部22aを備えていると共に、底部には貫通孔22bが形成されている。そして、収容部材22の底部には、基板11に備えられているリード12が貫通孔22bを通じて収容部材22の外部に引き出され、かつ貫通孔22bが閉塞されるように、焦電素子10等を搭載した基板11が図示しない絶縁性接着剤等を介して配置されている。
【0022】
薄肉部材23は、開口部22aを覆うように収容部材22に備えられており、収容部材22の中空部を気密封止している。すなわち、容器21に備えられている検出室20は、収容部材22と薄肉部材23とにより囲まれる部分にて構成されている。本実施形態では、薄肉部材23のうち中空部を閉塞する部分が本発明の外部の圧力変動に伴って変位することにより検出室20の体積を変化させるダイヤフラム23aに相当している。また、本実施形態では、検出室20に充填されている気体の圧力は大気圧とされている。
【0023】
なお、収容部材22および薄肉部材23を構成する材料は特に限定されるものではなく、例えば、金属等の導体材料や樹脂等の絶縁材料を用いて構成することができるが、本実施形態では金属等の導体材料を用いることが好ましい。すなわち、焦電素子10やインピーダンス回路等は外部の電磁ノイズに弱いため、収容部材22および薄肉部材23を金属等の導体材料を用いて構成することにより、容器21に電磁シールド効果を備えることができ、外部の電磁ノイズが焦電素子10やインピーダンス回路等に影響することを防止することができる。
【0024】
次に、このような圧力変化検出装置の作動について説明する。
【0025】
このような圧力変化検出装置では、圧力変化検出装置の外気の圧力が検出室20よりも高くなると、ダイヤフラム23aは検出室20側に変位し(撓み)、検出室20の体積が変化することに伴って検出室20における気体の温度も変化する。同様に、圧力変化検出装置の外気の圧力が検出室20よりも低くなると、ダイヤフラム23aは検出室20側と反対側に変位し(撓み)、検出室20の体積が変化することに伴って検出室20における気体の温度も変化する。これらのとき、焦電素子10には検出室20の温度変化によって焦電効果が起こり、発生した電荷に基づく電気的信号が焦電素子10から出力される。
【0026】
そして、上記のように、基板11上に、インピーダンス変換回路、バンドパスフィルタおよび比較器が搭載されている場合には、例えば、次のように焦電素子10から出力された信号が処理される。まず、インピーダンス変換回路にて焦電素子10に発生した電荷が電圧信号に変換され、バンドパスフィルタにてこの電圧信号のうち所望の周波数帯域の信号が増幅される。そして、増幅された信号が比較器で予め設定された閾値と比較され、増幅された信号が閾値を超えている場合には検出信号が出力される。以上のようにして、圧力変化検出装置の外気の圧力変化が検出される。
【0027】
以上説明したように、本実施形態の圧力変化検出装置では、焦電素子10を気密封止した検出室20に収容し、検出室20における気体の温度変化に基づいて外気の圧力変化を検出しており、焦電素子10が外気に曝されることがない。このため、焦電素子10が経年劣化することを抑制することができる。
【0028】
また、収容部材22および薄肉部材23を金属等の導体材料で構成した場合には、容器21に電磁シールド効果を備えることができ、容器21の外部における電磁ノイズが焦電素子10等に影響することを防止することができるため、外気の圧力変化を高精度に検出することができる。
【0029】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態の圧力変化検出装置は、第1実施形態に対して薄肉部材23を樹脂等の絶縁材料で構成し、容器21に保護部材を備えたものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。図2は、本実施形態にかかる圧力変化検出装置の断面構成を示す図である。
【0030】
図2に示されるように、本実施形態の圧力変化検出装置では、容器21のうち、薄肉部材23が樹脂等の絶縁材料を用いて構成されていると共に、収容部材22が金属等の導体材料を用いて構成されている。また、収容部材22には、側壁のうち外壁に雄ネジ部24が形成されている。なお、本実施形態では、薄肉部材23が本発明の容器21のうちダイヤフラム23aを構成する部分に相当し、収容部材22が本発明の容器21のうちダイヤフラム23aを構成する部分を除く部分に相当する。
【0031】
そして、容器21には、薄肉部材23を覆いつつ、容器21の外壁面と共に所定の空間40を形成し、かつ、この空間40と外気の流動を許容する貫通孔31が形成されている保護部材30が備えられている。
【0032】
具体的には、この保護部材30は、電磁シールド効果を有する金属等の導体材料からなり、底部、側壁および中空部を有した有底円筒状とされている。そして保護部材30は、底部と反対側の端部が開口部32とされていると共に、側壁のうち内壁に、収容部材22に形成された雄ネジ部24と対応する形状の雌ネジ部33が形成されている。つまり、本実施形態では、収容部材22に形成された雄ネジ部24と保護部材30に形成された雌ネジ部33とが螺合されることにより、保護部材30が容器21に備えられている。また、本実施形態では、保護部材30に形成されている貫通孔31は、底部のうち、収容部材22の開口部22aと対向する領域と異なる領域に形成されている。
【0033】
かかる圧力変化検出装置では、圧力変化検出装置の外気の圧力が変化すると、外気と保護部材30の中空部との間で貫通孔31を通じて気体が流動し、上記第1実施形態と同様に、ダイヤフラム23aが変位して検出室20の体積が変化する。そして、検出室20の体積変化に伴って検出室20における気体の温度が変化するため、焦電素子10にて焦電効果が起こり、焦電素子10から発生した電荷に基づく電気的信号が出力されることで、外気の圧力変化の検出が行われる。
【0034】
このような圧力変化検出装置では、焦電素子10を気密封止した検出室20に収容し、検出室20における気体の温度変化に基づいて外気の圧力変化を検出しているため、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0035】
さらに、かかる圧力変化検出装置は、薄肉部材23が樹脂等の絶縁材料を用いて構成されているが、金属等の導体材料で構成されている保護部材30がダイヤフラム23aを覆うように容器21に備えられているため、外部の電磁ノイズが焦電素子10等に影響することを抑制することができる。すなわち、薄肉部材23を、金属等の導体材料より撓みやすい、例えば、樹脂を用いて構成することができる。そして、薄肉部材23を、例えば、樹脂を用いて構成した場合には、金属等の導体材料よりもダイヤフラム23aが変位しやすいため、外気の圧力変化に伴う検出室20の体積変化を高精度に発生させることができ、外気の圧力変化を高精度に検出することができる。
【0036】
また、本実施形態では、保護部材30の底部のうち、収容部材22の開口部22aに対向する領域と異なる領域に貫通孔31が形成されている。したがって、外気は貫通孔31を通過した後に、そのままダイヤフラム23aに印加されるのではなく、進行方向を変化した後にダイヤフラム23aに印加されることになる。このため、外気に異物が混入していた場合には、異物が進行方向を変えた後にダイヤフラム23aと接触することになり、異物が貫通孔31を通過した後にそのままダイヤフラム23aと接触する場合と比較してダイヤフラム23aに印加される衝撃を低減することができ、ダイヤフラム23aが破壊されることを抑制することができる。
【0037】
(他の実施形態)
上記各実施形態では、薄肉部材23が外気の圧力変動に伴って変位することにより検出室20の体積を変化させるダイヤフラム23aを構成する例について説明したが、さらに、収容部材22の全部または一部を外部の圧力変動により変位することができるダイヤフラム23aとすることもできる。
【0038】
また、上記各実施形態では、金属等の導体材料や樹脂等の絶縁材料にて容器21が構成されている例について説明したが、例えば、容器21を、検出室20と外気との伝熱を遮断する断熱材料を含んで構成することもできる。断熱材料を含んで容器21を構成した場合には、外気の温度変化が検出室20に伝熱されることを抑制することができ、外気の圧力変動に伴う検出室20の温度変化のみを検出することができるため、外気の圧力変化の検出精度を向上させることができる。また、容器21のうち容器21の外部と接触する部分に、検出室20と外気との伝熱を遮断する断熱材料を塗布することもできる。
【0039】
さらに、上記各実施形態では、センシング部を構成する誘電体素子として焦電素子10を用いた圧力変化検出装置について説明したが、例えば、誘電体素子として圧電素子を用いて圧力変化検出装置を構成することもできる。なお、誘電体素子として圧電素子を用いて圧力変化検出装置を構成した場合には、検出室20における気体の圧力変化に基づいて外気の圧力変化を検出することになる。
【0040】
また、上記各実施形態では、収容部材22のうち開口部22aを覆うように薄肉部材23を配置する例について説明したが、さらに、収容部材22に貫通孔を形成し、この貫通孔を覆うように薄肉部材23を配置してダイヤフラム23aとすることもできる。
【0041】
そして、上記各実施形態では、インピーダンス回路、バンドパスフィルタおよび比較器等が基板11上に搭載されている例を説明したが、これらを容器21の外部に備えることもできる。
【0042】
また、上記第2実施形態では、底部に貫通孔31が形成されている例を説明したが、例えば、側壁に貫通孔31が形成されている構成とすることもできる。
【0043】
さらに、上記第2実施形態では、収容部材22と保護部材30とを螺合することにより保護部材30が容器21に備えられている例を説明したが、例えば、圧入、溶接または接着剤等により保護部材30を容器21に備えることもできる。
【0044】
そして、上記第2実施形態では、薄肉部材23が樹脂等の絶縁材料を用いて構成されていると共に、収容部材22が金属等の導体材料を用いて構成されている容器21に保護部材30を備える例を説明したが、例えば、薄肉部材23および収容部材22が金属等の導体材料を用いて構成されている容器21に保護部材30を備えることもできる。
【符号の説明】
【0045】
10 焦電素子
11 基板
12 リード
20 検出室
21 容器
22 収容部材
23 薄肉部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
センシング部を構成する誘電体素子(10)と、
内部に検出室(20)を備え、前記検出室(20)に前記誘電体素子(10)を収容する容器(21)と、
前記誘電体素子(10)と電気的に接続され、前記容器(21)の外部に引き出される導体(12)と、を有し、
前記容器(21)によって、前記検出室(20)は気密封止されており、前記容器(21)の少なくとも一部が外気の圧力変動に伴って変位することにより前記検出室(20)の体積を変化させるダイヤフラム(23a)で構成されており、
前記誘電体素子(10)は、前記検出室(20)の体積変化に伴って変化する前記検出室(20)における気体の圧力変化、または、温度変化に応じた電気的信号を出力することを特徴とする圧力変化検出装置。
【請求項2】
前記容器(21)には、前記ダイヤフラム(23a)を覆いつつ、前記容器(21)の外壁面と共に所定の空間(40)を形成し、かつ、前記空間(40)に前記外気の流動を許容する貫通孔(31)が形成されている保護部材(30)が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の圧力変化検出装置。
【請求項3】
前記容器(21)のうち、前記ダイヤフラム(23a)を構成する部分が絶縁材料を用いて構成され、前記ダイヤフラム(23a)を構成する部分を除く部分、および前記保護部材(30)が導体材料を用いて構成されていることを特徴とする請求項2に記載の圧力変化検出装置。
【請求項4】
前記誘電体素子(10)は焦電素子であり、前記容器(21)は、前記検出室(20)と前記外気との伝熱を遮断する断熱材料を含んで構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の圧力変化検出装置。
【請求項5】
前記誘電体素子(10)は焦電素子であり、前記容器(21)のうち前記容器(21)の外部と接触する部分には、前記検出室(20)と前記外気との伝熱を遮断する断熱材料が塗布されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の圧力変化検出装置。


【図1】
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【図2】
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