説明

塗工用ロッドの製造方法

【課題】 ウェブへのスリキズや塗布ムラを解消することができる塗工用ロッドの製造方法を提供する。
【解決手段】
ロッド素材20を準備し、複数の凸条を有する一対の転造ダイス120,130を、ロッド素材20の軸方向に対して転造ダイス120,130の主軸の水平方向の閉じ角が実質的に0.25°以上0.35°以下となるよう配置し、ロッド素材20を軸方向に沿って送り出し、一対の転造ダイス120,130によりロッド素材20を挟圧しながら、主軸を中心に一対の転造ダイス120,130を回転させて塗工用ロッドを製造する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は塗工用ロッドの製造方法に関して、連続走行する薄い金属板、紙、フィルムなどのシート状または帯状の支持体(以下、ウェブという)に各種の液状物質(塗布液)を塗布したり、塗布後に液状物質を平滑化したりするための塗工用ロッドの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
薄い金属板、紙、プラスチックフィルム等のウェブに各種の塗布液を塗布する塗布装置としては、ロールコータ、エアーナイフコータ、ダイを用いたコータ、及びロッドコータ等の各種の装置が知られている。
【0003】
これらの塗布装置の中でロッドコータは、簡易な塗布装置であり、各種の塗布液を各種のウェブに塗布することができるので、広く利用されている。ロッドコータは、ウェブに塗布された塗布液の過剰分を塗工用ロッド(バーともいう)で掻き落とすタイプのものと、ウェブへの塗布と塗布液量の調整の両方を1つの塗工用ロッドで行うタイプのものとがある。いずれのタイプのロッドコータにおいても、塗工用ロッドの表面の周方向には多数の溝が形成されている。この溝の深さ及び幅を調整することにより、ウェブに塗布する塗布液量や掻き落とす塗布液量が調整される。
【0004】
塗工用ロッドの表面に溝を形成する方法として、転造により溝を形成する方法が知られている。この方法は、溝が形成された2つの転造ダイスでロッド素材を挟み込み、2つの転造ダイスを回転させながら、ロッド素材を軸方向に前進し、ロッド素材の表面に溝を形成する。しかしながら、転造ムラによりロッド素材の表面に形成された溝の深さが不均一となった場合、最も高い部分が局所的にウェブに接触して擦り傷が発生する問題がある。
【0005】
この問題を解決するため、特許文献1は、転造後に塗工用ロッドの表面(山部)を研磨することにより山部同士の軸方向直交断面の重なりを99.5%以上とすることを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許第4460257号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の方法では、谷部の形状を考慮しないで、転造後に山部を研磨する。そのため、溝の断面積が研磨により変化し、塗布ムラを引き起こす場合がある。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、上記ウェブへのスリキズや塗布ムラを解消できる塗工用ロッドの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様の塗工用ロッドの製造方法によると、ロッド素材を準備する工程と、複数の凸条を有する一対の転造ダイスを、前記ロッド素材の軸方向に対して各々の前記転造ダイスの主軸の水平方向の閉じ角が実質的に0.25°以上0.35°以下となるよう配置する工程と、前記ロッド素材を軸方向に沿って送り出し、前記一対の転造ダイスにより前記ロッド素材を挟圧しながら、主軸を中心に前記一対の転造ダイスを回転させて転造加工する工程と、を備える。
【0010】
本発明の他の態様によると、好ましくは、前記転造加工工程の後に、さらに前記ロッド素材を表面研磨する工程を備える。
【0011】
本発明の他の態様によると、好ましくは、前記転造加工工程において、前記ロッド素材を基台で支持することを含む。
【0012】
本発明の他の態様によると、好ましくは、前記一対の転造ダイス間の距離、及び前記転造ダイスの主軸と前記ロッド素材の中心軸の高さ方向の間隔を調整することを含む。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、ウェブへのスリキズや塗布ムラを防止できる塗工用ロッドが得られる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】塗工用ロッドを備えるロッドコータを示す概略図。
【図2】塗工用ロッドの一部を示す斜視図。
【図3】ロッド素材を示す斜視図。
【図4】転造加工装置を示す概略図。
【図5】転造加工装置の上面図。
【図6】塗工用ロッドの製造方法を示す概略図。
【図7】転造加工装置の平面図。
【図8】研磨装置の断面図。
【図9】塗工用ロッドの外周面の拡大図。
【図10】閉じ角と転造ムラの関係を示すグラフ。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について説明する。本発明は以下の好ましい実施の形態により説明されるが、本発明の範囲を逸脱すること無く、多くの手法により変更を行うことができ、本実施の形態以外の他の実施の形態を利用することができる。従って、本発明の範囲内における全ての変更が特許請求の範囲に含まれる。また、本明細書において「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を含む範囲を意味する。
【0016】
図1は塗工用ロッドを備えるロッドコータを示す。ロッドコータ10は、塗工用ロッド12、塗工用ロッド12を回転自在に支持するロッド支持ブロック13、ロッド支持ブロック13に近接する堰部材16を備える。ロッド支持ブロック13と堰部材16とで形成された塗布液供給路17に塗布液15が供給される。走行するウェブ11に接触した状態で、ウェブ11の幅方向に塗工用ロッド12が配置される。ロッドコータ10において、1つの塗工用ロッド12が、ウェブ11への塗布液の供給と塗布液量の調整の両方を行なう。塗工用ロッド12は、ウェブ走行方向と同方向に回転させても、或いは静止状態にしても、逆方向に回転させてもよい。
【0017】
ロッドコータ10を用いた塗布方法を説明する。連続走行するウェブ11と塗工用ロッド12の接触部に塗布液15の液溜り18が形成される。回転する塗工用ロッド12により液溜り18の塗布液15がウェブ11に計量塗布される。
【0018】
図2は、塗工用ロッドの概略構成図である。図2に示すように、塗工用ロッド12は円柱状のロッド素材20から構成されている。ロッド素材20はSUS等の材料で構成される。ロッド素材20の周面の周方向に、ロッド素材20の略全長に渡って溝(凹部21)が形成される。溝21が形成される幅は、塗布幅Wより大きい。溝(凹部21)の深さ、幅、ピッチにより塗布液量が調節される。
【0019】
次に、塗工用ロッドの製造方法について説明する。図3に示すように、塗工用ロッドを構成するロッド素材20が準備される。ロッド素材20は、例えばSUSで構成され、3〜70mmの外径(R)とする円柱状の形状を有する。
【0020】
図4は、ロッド素材に溝を形成するための転造加工装置の概略構成図を示す。図5は、転造加工装置の上面図である。転造加工装置100は、ロッド素材を挟圧し転造加工するための第1転造ダイス120と第2転造ダイス130、ロッド素材を支持する基台140を備える。第1転造ダイス120と第2転造ダイス130は、略円柱状の形状を有しており、それぞれの主軸122、132を回転中心として回転する。主軸の長さは、一般的に100〜500mmである。第1転造ダイス120と第2転造ダイス130は、ロッド素材に溝を形成するため、溝形状を反転した複数の凸条の外周面を有する。第1転造ダイス120と第2転造ダイス130には、ロッド素材の進入側から退出側に向けて、食い付き部、平行部、逃げ部が形成される。食い付き部では、転造ダイスの端部から平行部に向けて、転造ダイスの外径が漸増する。平行部では、転造ダイスの外径は実質的に等しい。逃げ部では、平行部から転造ダイスの端部に向けて、転造ダイスの外径が漸減する。
【0021】
第1転造ダイス120は、ロッド素材の軸方向150に対して主軸122の水平方向の閉じ角α1が実質的に0.25°以上0.35°以下となるように配置される。第1転造ダイス120と同様に、第2転造ダイス130は、ロッド素材の軸方向150に対して主軸132の水平方向の閉じ角α2が実質的に0.25°以上0.35°以下となるように配置される。閉じ角α1と閉じ角α2は、好ましくは同じ角度である。ロッド素材の軸方向に対する転造ダイスの主軸の水平方向の閉じ角とは、ロッド素材の進入側で、(1)主軸と、(2)ロッド素材の中心軸と平行で主軸と実質同じ高さの直線とで成す角を意味する。
【0022】
次に、塗工用ロッドの製造方法について図6を参考に説明する。図6(a)に示されるように、第1転造ダイス120と第2転造ダイス130は、軸方向に対し、転造ダイスのそれぞれの主軸の閉じ角が0.25°以上0.35°以下となるように配置される。第1転造ダイス120と第2転造ダイス130の進入側での距離Lは、ロッド素材20の外径Rより小さい。第1転造ダイス120と第2転造ダイス130は、図示しない駆動装置により、5〜100rpmの回転速度で回転し、ロッド素材20はそれに同期して回転しながら進行する。
【0023】
図6(b)に示されるように、ロッド素材20が第1転造ダイス120と第2転造ダイス130との間に送り込まれる。第1転造ダイス120と第2転造ダイス130により、ロッド素材20が挟圧される。ダイスの回転中、主軸は油圧その他の方法により保持されている。油圧の大きさは0.6〜100トンである。
【0024】
図6(c)に示されるように、ロッド素材20が第1転造ダイス120と第2転造ダイス130との間を通過する。ロッド素材20の外周面には、第1転造ダイス120と第2転造ダイス130により溝が形成される。閉じ角α1と閉じ角α2とを実質的に0.25°以上0.35°以下とすることにより、ロッド素材20を転造加工する間、第1転造ダイス120と第2転造ダイス130が実質的に平行となる。第1転造ダイス120と第2転造ダイス130が実質的に平行となるので、転造ムラを防止することができる。これは、転造工程が塑性変形を伴うものであるために転造前後でロッド素材20の外径が異なることに起因する。すなわち、転造前のロッド素材20の外径Rは、転造後のロッド素材20の外径rに比べ大きい。
【0025】
このため、閉じ角が0.25°を下回ると、実際に転造している時、入口ではロッド素材が転造ダイスを外側に押し出す状態となる。つまり、一対の転造ダイスが入口で開いた状態、出口で閉じた状態で、ロッド素材に転造加工が行われる。その結果として、転造ダイスの出口側でのみロッド素材に転造が行なわれることになる。
【0026】
一方、閉じ角が0.35°を上回ると、転造時も一対の転造ダイスが入口で閉じた状態、出口で開いた状態となる。そのため、転造ダイスの入口側のみでロッド素材に転造加工が行われることになる。
【0027】
図7は、転造加工装置の平面図を示す。ロッド素材20を挟圧する圧力を調整するため、第1転造ダイス120と第2転造ダイス130の間の距離(間隔)X、及び第1転造ダイス120と第2転造ダイス130の主軸とロッド素材20の中心軸22の高さ方向の距離(間隔)Yが調整される。距離Xを調整することにより、一対の転造ダイスのロッド素材への押し込み量(転造圧)が調整される。距離Yを調整することにより、ワーク高さが調整される。ここでワーク高さとはダイスの中心を基準とした、ワークの鉛直方向の位置を意味する。
【0028】
転造加工された塗工用ロッドの表面を研磨装置により、研磨することができる。なお、転造した後に表面を研磨するまでの間に、鍍金その他の表面処理工程が入ってもかまわない。鍍金とは、クロム鍍金やニッケル鍍金、その他複合金属鍍金やダイヤモンドライクカーボン処理などを指し、化学気相成長法やスパッタリング法などによって実施される。図8は研磨装置の断面図を示す。研磨部31、ロッド回転部32、ロッドシフト部33を備える。研磨部31は、塗工用ロッド12を上下方向から挟むように保持する多数のラッパ35と、これらラッパ35を保持する保持台36と、ラッパ35と塗工用ロッド12との接触面に研磨剤37を供給する研磨剤供給部38とを備える。
【0029】
ラッパ35は、上下方向で2分割されており、上部ラッパ本体35a及び下部ラッパ本体35bから構成される。ラッパ35は、塗工用ロッド12の軸方向に多数並べて保持台36内に配置される。ラッパ本体35a,35bには、塗工用ロッド12の直径とほぼ同じ直径の内周面からなる研磨面40が形成される。ラッパ35はロッド軸方向長さが、例えば80mmであり、これが例えば25個並べて設けられる。ラッパ35の個数は塗工用ロッド12の塗布幅または凸部エリアのロッド軸方向長さに応じて決定される。
【0030】
上部ラッパ本体35aは上部支持台36aに保持される。上部ラッパ本体35aが、その自重によって塗工用ロッド12に向けて付勢される。下部ラッパ本体35bは下部支持台36bに保持される。ラッパ35は例えば鋳鉄、銅合金の他に、樹脂性化合物などの材料で構成される。
【0031】
ラッパ35の研磨面40に対して研磨剤37を供給するため、研磨剤供給部38は供給パイプ41及びポンプ42を有する。研磨剤供給タンク43からの研磨剤37がラッパ35の研磨面40に供給される。研磨剤37としては、例えば酸化鉄、酸化アルミ、パミスなどが用いられる。
【0032】
研磨方法について説明する。最初にラッパ35内の研磨面40に塗工用ロッド12をセットした後に、塗工用ロッド12の一端部をチャックにより保持する。次に、研磨剤供給部38を駆動して、各ラッパ35の研磨面40に対して研磨剤(ラップ剤)37を供給する。そして、塗工用ロッド12を回転しながら、塗工用ロッド12の軸方向に往復運動させる。これにより、塗工用ロッド12の凸部がほぼ平坦に研磨される。
【0033】
[実施例]
以下、本発明の具体的実施例を挙げ、本発明を、より詳細に説明する。但し、これらに限定されるものではない。
【0034】
最初に、10mmの外径、1000mmの長さを有し、SUS304で構成された、円柱形状のロッド素材を準備した。転造加工装置を用いて、転造ダイスの閉じ角αを変化させながら、ロッド素材に溝を形成した。表1は閉じ角、ロッドの形状、表面研磨の有無、塗布面の面状評価結果を示す。
【0035】
転造ムラについて、その評価を説明する。図9は塗工用ロッドの外周面の拡大図である。まず、外周表面の山部同士の軸方向に直交する高さの最大値Zと最小値Zを求め、最大値Zと最小値Zとの差Z12を求める。同様に、外周表面の谷部同士の軸方向に直交する高さの最大値Zと最小値Zを求め、最大値Zと最小値Zとの差Z34を求める。差Z12と差Z34の何れか大きい値を転造ムラZ(μmm)とした。基準線は、例えば定盤の上に置くことで設定される。この場合、Z=0となる。
【0036】
スリキズの評価は、塗布膜の面状を目視にて確認したのち、塗布膜を剥離して基板に傷がないかを目視にて確認することで行う。塗布膜と基板共に傷がない場合を◎、基板に傷があるが塗布膜には傷がない場合を○、塗布膜と基板ともに傷がある場合を×とした。塗布ムラの評価は塗布直後および乾燥終了後の面状を目視にて確認することで行う。塗布直後と乾燥終了後ともに良好な面状である場合を◎、塗布直後はムラが見られるが乾燥終了後は良好な面状である場合を○、塗布直後と乾燥終了後ともにムラである場合を×とした。
【0037】
【表1】

塗工用ロッドの外周面の研磨前に関して、表1によれば、閉じ角を0.25°以上0.35°以下することにより、転造ムラが0.3〜0.5(μm)の範囲であった。その結果、スリキズ評価、及び塗布ムラについて、○以上の評価を得た。
【0038】
一方、閉じ角が0.25°以上0.35°以下の範囲外であると、転造ムラが2(μm)の範囲であった。その結果、スリキズ評価が×であった。
【0039】
図10は、外周面の研磨前に関して、閉じ角α(°)と転造ムラ(μm)の関係を示す。グラフを図10に示すように、閉じ角を変化させることで、Zの値が極小値を持つことが理解できる。
【0040】
転造後に研磨処理を行なうことで、条件1及び2ではスリキズ評価が1段階向上した。同様に条件4及び5でもスリキズ評価は向上した。しかしながら、条件4及び5について、研磨処理により局所的に溝部の形状が変化することで溝部の断面積のバラつきが増大した。その結果、条件4及び5では塗布ムラが発生した。
【0041】
以上から次のことが分かった。
【0042】
(1)研磨処理量が一定量を超えると溝部の断面積にバラつきが生じ塗布ムラの発生につながる。良好な塗布面を得るためには、転造加工において転造ムラ(Z)の値を一定以内に抑えることが重要であることが理解できる。
【0043】
(2)転造加工において転造ムラZの値を一定以内に抑えることができれば、研磨による溝部の断面積への影響が小さくなる。したがって、研磨処理によって更に広い条件で良好な塗布面状を得ることが可能となることが理解できる。
【符号の説明】
【0044】
100…転造加工装置、120…第1転造ダイス、130…第2転造ダイス、122,132…主軸、140…基台

【特許請求の範囲】
【請求項1】
塗工用ロッドの製造方法であって、
ロッド素材を準備する工程と、
複数の凸条を有する一対の転造ダイスを、前記ロッド素材の軸方向に対して各々の前記転造ダイスの主軸の水平方向の閉じ角が実質的に0.25°以上0.35°以下となるよう配置する工程と、
前記ロッド素材を軸方向に沿って送り出し、前記一対の転造ダイスにより前記ロッド素材を挟圧しながら、主軸を中心に前記一対の転造ダイスを回転させて転造加工する工程と、
を備える塗工用ロッドの製造方法。
【請求項2】
請求項1記載の塗工用ロッドの製造方法であって、前記転造加工工程の後に、さらに前記ロッド素材を表面研磨する工程を備える塗工用ロッドの製造方法。
【請求項3】
請求項1又は2記載の塗工用ロッドの製造方法であって、前記転造加工工程において、前記ロッド素材を基台で支持することを含む塗工用ロッドの製造方法。
【請求項4】
請求項1〜3の何れか記載の塗工用ロッドの製造方法であって、前記一対の転造ダイス間の距離、及び前記転造ダイスの主軸と前記ロッド素材の中心軸の高さ方向の間隔を調整することを含む塗工用ロッドの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−45614(P2012−45614A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−192751(P2010−192751)
【出願日】平成22年8月30日(2010.8.30)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】