塗布具付き容器
【課題】取り外し可能な塗布具を収納する容器であって、衛生性、使用性に優れた塗布具付き容器を提供する。
【解決する手段】
タンパーエビデントケースと容器本体が破断部を介して一体成形され、筒状固定部材を容器本体に固定し、塗布具の嵌合部を筒状固定部材に嵌合すると共に、タンパーエビデントケース内に収納した塗布具付き容器。
【解決する手段】
タンパーエビデントケースと容器本体が破断部を介して一体成形され、筒状固定部材を容器本体に固定し、塗布具の嵌合部を筒状固定部材に嵌合すると共に、タンパーエビデントケース内に収納した塗布具付き容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、塗布具付き容器、特に歯科用、染毛用に用いられる塗布具付き容器に関する。
【背景技術】
【０００２】
通常、薬液等を患部に塗布する際に、塗布棒の先端に薬液等を含浸させて、患部へ塗布する方法が一般的に行われている。しかしながら、医療分野においては、近年の急速な技術進歩に伴い、用途や個別化医療によって各種さまざまな薬液等が用いられており、衛生性、医療事故防止の点から使い捨てタイプの塗布具が使用されている。
【０００３】
例えば、本出願人が提案した、容器本体、開封可能なシール部、貯留室及び保護ケースが順次一体成形され、塗布具の塗布部を容器本体側に位置するように保護ケース内に収納し、前記塗布具をシール部近傍の貯留室下方に固定し、前記貯留室と保護ケースの間に破断部を設け、前記塗布具を取り出し可能に収納した包装容器がある（特許文献１）。また、第１フォイルと第２フォイルにより形成され、チャンバ（収納室）と選択的に開放可能な通路領域と、分配手段（塗布具）が位置するパウチとを備える容器が提案されている（特許文献２）。
【０００４】
【特許文献１】特願２００７−２８３９８８
【特許文献２】特表２００３−５２５１８２
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載されている容器は、容器本体、開封可能なシール部、貯留室及び保護ケースが順次一体成形される容器であって、複雑な構造であり、使用時の利便性において充分満足するものでない。また、特許文献２に記載されている容器は、第一フォイルと第２フォイルにより形成され、チャンバ（収納室）と選択的に開放可能な通路領域と、分配手段（塗布具）が位置するパウチとを備えるものであって、塗布具の一部はフォイルから外部にはみ出して収納されているので、流通過程で塗布具が外れる恐れがある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
そこで、上記課題を解決するために、本発明の塗布具付き容器は、タンパーエビデントケースと容器本体が破断部を介して一体成形され、筒状固定部材を容器本体に固定し、塗布具の嵌合部を筒状固定部材に嵌合すると共に、タンパーエビデントケース内に収納した塗布具付き容器であって、
１．前記タンパーエビデントケースと、容器本体にそれぞれ翼部を設け、該翼部を破断部で切り離すこと、
２．前記塗布具の嵌合部を筒状固定部材の外面及び内面と接合させ、外面に接する長さを内面に接する長さよりも大きいこと、
３．前記筒状固定部材の下方をテーパー状であること、
４．前記塗布具の端部をブラシ状であること、
５．前記容器本体を多層構造とし、中間層をガスバリア性樹脂層である、
という特徴を有する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明の塗布具付き容器によれば、簡便な構造で、使用時の利便性に優れ、塗布具が流通過程等で容器本体から外れることがない。
また、タンパーエビデントケース内に塗布具を収納することにより、外部環境に暴露されず、タンパーエビデント性、衛生性、汚染防止性に優れる塗布具付き容器とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
本発明の一実施形態について、図面を用いて説明する。
図１は、本発明の塗布具付き容器の斜視図を示す。塗布具付き容器１は、タンパーエビデントケース２、容器本体３及び塗布具５から構成され、タンパーエビデントケース２内に塗布具５が収納されており、前記タンパーエビデントケース２と容器本体３にはそれぞれ翼部４が設けられている。そして、タンパーエビデントケース２の翼部４’と、容器本体３の翼４との間には、使用時に前記タンパーエビデントケース２と容器本体３を切り離す破断部７が設けられている。
【０００９】
図２は、本発明の塗布具付き容器の断面図、及び部分拡大断面図（ａ）を示す。塗布具付き容器１のタンパーエビデントケース２に収納された塗布具５は、容器本体３の上方の開口部に固定された筒状固定部材６に嵌合され、前記筒状固定部材６を容器本体３に固定することにより、前記塗布具５を容器本体３に固定すると共に容器本体３の内容物充填室９を封止している。塗布具５と筒状固定部材６との接合構造は、図２（ａ）に示すように、塗布具５の嵌合部１３を筒状固定部材６の外面及び内面と接合させ、前記嵌合部１３の外嵌合部１４と筒状固定部材６の外面の接する長さ（ｉ）を、内嵌合部１５と内面の接する長さ（ｉｉ）よりも大きくしている。このような構造とすることにより、使用時に塗布具５の嵌合部１３を持った際に、嵌合部内に内容物が付着していても飛散することがなく、手指等の汚染が防止される。
なお、前述した塗布具５と固定部材６の嵌合は、螺着構造等でもよい。
また、筒状固定部材６の下方には、内方に縮径のテーパー壁１０が設けられ、このような構造とすることにより、後述する図４（Ｄ）に示すように、塗布具先端部１１による容器本体３内の内容物８の取り出しに際し、塗布具先端部１１に付着する内容物８の付着量を調整、或いは筒状固定部材６内に残留した過剰な内容物を容器本体３内へ戻すことができる。
【００１０】
本発明の塗布具付き容器１の塗布具５の材料としては、種々選択することができるが、熱可塑性樹脂、特に、ポリエチレン、ポリプロピレンが成形性、使用性の点から好ましい。塗布具５の先端部は、ブラシ、ハケ、ヘラ、クシ目ゴテ、ローラー等を採用することができる。特にブラシが内容物を含浸、塗布しやすいので好ましい。ブラシの材質としては、ナイロンや綿等の繊維状のものが好ましい。また、塗布具５の塗布部（Ａ）の長さは特に制限はないが、歯科用或いは染毛用であれば５〜３００ｍｍ、特に５〜１００ｍｍが好ましい。
【００１１】
一方、本発明の塗布具付き容器１のタンパーエビデントケース２、容器本体３の材料としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ナイロン等が挙げられ、単層または中間層をガスバリア性樹脂層とした多層構成とすることもでき、ガスバリア性樹脂としては、ナイロン、エチレン−ビニルアルコール共重合体（ＥＶＯＨ）等が挙げられる。
中間層にガスバリア性樹脂層１２を有する場合は、図３の左側に示すように、翼部４においては中間層（ガスバリア性樹脂層）１２が欠落するが、前記翼部４においては、塗布具付き容器１内への外部から透過するガス径路が長く、ガスバリア性を向上させることができる。尚、図３の右側は、翼部４を設けていない場合であり、外部から透過するガス経路が短く、ガスバリア性が低下する。
また、固定部材６の材料としては、容器本体３と接着、或いは溶着可能な材料が好ましく、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等が挙げられる。
【００１２】
次に、本発明の塗布具付き容器の使用方法につき、図４を用いて説明する。
塗布具付き容器１の使用に当たっては、容器本体３を保持すると共に、タンパーエビデントケース２に形成された翼部４’を回転させて破断部７を破断させ、タンパーエビデントケース２と容器本体３とを切り離す（Ｂ）。次いで、塗布具５を筒状固定部材６から取り外し（Ｃ）、塗布具５の先端部１１を容器本体３の内容物充填室９内に入れ（Ｄ）、塗布具５の先端部１１に内容物８を付着させて使用する。
【００１３】
本発明の塗布具付き容器の使用用途としては、特に歯科用接着剤容器キット等の医療分野の使い切りタイプ容器として好適に使用され、内容物としてはこれに限定されるものではないが、例えば、歯科用としてはリン酸系、カルボン酸系等が挙げられる。
【００１４】
尚、図示しないが、前述した本発明の塗布具付き容器の製造に際しては、例えば、本出願人が提案した国際公開公報ＷＯ２００６／０８５４８０が挙げられ、ブロー成形、充填、筒状固定部材の固定、タンパーエビデントケースの成形を連続的に行うことで、高度な無菌状態の内容物を充填した塗布具付き容器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１５】
【図１】本発明の塗布具付き容器の射視図を示す。
【図２】本発明の塗布具付き容器の断面図、及び部分拡大断面図（ａ）を示す。
【図３】塗布具付き容器の横断面図を示す。
【図４】本発明の塗布具付き容器の使用方法の図を示す。
【符号の説明】
【００１６】
１ 塗布具付き容器
２ タンパーエビデントケース
３ 容器本体
４ 翼部
５ 塗布具
６ 筒状固定部材
７ 破断部
８ 内容物
９ 充填室
１０ テーパー壁
１１ 塗布具先端部
１２ 中間層（ガスバリア性樹脂層）
１３ 嵌合部
１４ 外嵌合部
１５ 内嵌合部
【技術分野】
【０００１】
本発明は、塗布具付き容器、特に歯科用、染毛用に用いられる塗布具付き容器に関する。
【背景技術】
【０００２】
通常、薬液等を患部に塗布する際に、塗布棒の先端に薬液等を含浸させて、患部へ塗布する方法が一般的に行われている。しかしながら、医療分野においては、近年の急速な技術進歩に伴い、用途や個別化医療によって各種さまざまな薬液等が用いられており、衛生性、医療事故防止の点から使い捨てタイプの塗布具が使用されている。
【０００３】
例えば、本出願人が提案した、容器本体、開封可能なシール部、貯留室及び保護ケースが順次一体成形され、塗布具の塗布部を容器本体側に位置するように保護ケース内に収納し、前記塗布具をシール部近傍の貯留室下方に固定し、前記貯留室と保護ケースの間に破断部を設け、前記塗布具を取り出し可能に収納した包装容器がある（特許文献１）。また、第１フォイルと第２フォイルにより形成され、チャンバ（収納室）と選択的に開放可能な通路領域と、分配手段（塗布具）が位置するパウチとを備える容器が提案されている（特許文献２）。
【０００４】
【特許文献１】特願２００７−２８３９８８
【特許文献２】特表２００３−５２５１８２
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載されている容器は、容器本体、開封可能なシール部、貯留室及び保護ケースが順次一体成形される容器であって、複雑な構造であり、使用時の利便性において充分満足するものでない。また、特許文献２に記載されている容器は、第一フォイルと第２フォイルにより形成され、チャンバ（収納室）と選択的に開放可能な通路領域と、分配手段（塗布具）が位置するパウチとを備えるものであって、塗布具の一部はフォイルから外部にはみ出して収納されているので、流通過程で塗布具が外れる恐れがある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
そこで、上記課題を解決するために、本発明の塗布具付き容器は、タンパーエビデントケースと容器本体が破断部を介して一体成形され、筒状固定部材を容器本体に固定し、塗布具の嵌合部を筒状固定部材に嵌合すると共に、タンパーエビデントケース内に収納した塗布具付き容器であって、
１．前記タンパーエビデントケースと、容器本体にそれぞれ翼部を設け、該翼部を破断部で切り離すこと、
２．前記塗布具の嵌合部を筒状固定部材の外面及び内面と接合させ、外面に接する長さを内面に接する長さよりも大きいこと、
３．前記筒状固定部材の下方をテーパー状であること、
４．前記塗布具の端部をブラシ状であること、
５．前記容器本体を多層構造とし、中間層をガスバリア性樹脂層である、
という特徴を有する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明の塗布具付き容器によれば、簡便な構造で、使用時の利便性に優れ、塗布具が流通過程等で容器本体から外れることがない。
また、タンパーエビデントケース内に塗布具を収納することにより、外部環境に暴露されず、タンパーエビデント性、衛生性、汚染防止性に優れる塗布具付き容器とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
本発明の一実施形態について、図面を用いて説明する。
図１は、本発明の塗布具付き容器の斜視図を示す。塗布具付き容器１は、タンパーエビデントケース２、容器本体３及び塗布具５から構成され、タンパーエビデントケース２内に塗布具５が収納されており、前記タンパーエビデントケース２と容器本体３にはそれぞれ翼部４が設けられている。そして、タンパーエビデントケース２の翼部４’と、容器本体３の翼４との間には、使用時に前記タンパーエビデントケース２と容器本体３を切り離す破断部７が設けられている。
【０００９】
図２は、本発明の塗布具付き容器の断面図、及び部分拡大断面図（ａ）を示す。塗布具付き容器１のタンパーエビデントケース２に収納された塗布具５は、容器本体３の上方の開口部に固定された筒状固定部材６に嵌合され、前記筒状固定部材６を容器本体３に固定することにより、前記塗布具５を容器本体３に固定すると共に容器本体３の内容物充填室９を封止している。塗布具５と筒状固定部材６との接合構造は、図２（ａ）に示すように、塗布具５の嵌合部１３を筒状固定部材６の外面及び内面と接合させ、前記嵌合部１３の外嵌合部１４と筒状固定部材６の外面の接する長さ（ｉ）を、内嵌合部１５と内面の接する長さ（ｉｉ）よりも大きくしている。このような構造とすることにより、使用時に塗布具５の嵌合部１３を持った際に、嵌合部内に内容物が付着していても飛散することがなく、手指等の汚染が防止される。
なお、前述した塗布具５と固定部材６の嵌合は、螺着構造等でもよい。
また、筒状固定部材６の下方には、内方に縮径のテーパー壁１０が設けられ、このような構造とすることにより、後述する図４（Ｄ）に示すように、塗布具先端部１１による容器本体３内の内容物８の取り出しに際し、塗布具先端部１１に付着する内容物８の付着量を調整、或いは筒状固定部材６内に残留した過剰な内容物を容器本体３内へ戻すことができる。
【００１０】
本発明の塗布具付き容器１の塗布具５の材料としては、種々選択することができるが、熱可塑性樹脂、特に、ポリエチレン、ポリプロピレンが成形性、使用性の点から好ましい。塗布具５の先端部は、ブラシ、ハケ、ヘラ、クシ目ゴテ、ローラー等を採用することができる。特にブラシが内容物を含浸、塗布しやすいので好ましい。ブラシの材質としては、ナイロンや綿等の繊維状のものが好ましい。また、塗布具５の塗布部（Ａ）の長さは特に制限はないが、歯科用或いは染毛用であれば５〜３００ｍｍ、特に５〜１００ｍｍが好ましい。
【００１１】
一方、本発明の塗布具付き容器１のタンパーエビデントケース２、容器本体３の材料としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ナイロン等が挙げられ、単層または中間層をガスバリア性樹脂層とした多層構成とすることもでき、ガスバリア性樹脂としては、ナイロン、エチレン−ビニルアルコール共重合体（ＥＶＯＨ）等が挙げられる。
中間層にガスバリア性樹脂層１２を有する場合は、図３の左側に示すように、翼部４においては中間層（ガスバリア性樹脂層）１２が欠落するが、前記翼部４においては、塗布具付き容器１内への外部から透過するガス径路が長く、ガスバリア性を向上させることができる。尚、図３の右側は、翼部４を設けていない場合であり、外部から透過するガス経路が短く、ガスバリア性が低下する。
また、固定部材６の材料としては、容器本体３と接着、或いは溶着可能な材料が好ましく、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等が挙げられる。
【００１２】
次に、本発明の塗布具付き容器の使用方法につき、図４を用いて説明する。
塗布具付き容器１の使用に当たっては、容器本体３を保持すると共に、タンパーエビデントケース２に形成された翼部４’を回転させて破断部７を破断させ、タンパーエビデントケース２と容器本体３とを切り離す（Ｂ）。次いで、塗布具５を筒状固定部材６から取り外し（Ｃ）、塗布具５の先端部１１を容器本体３の内容物充填室９内に入れ（Ｄ）、塗布具５の先端部１１に内容物８を付着させて使用する。
【００１３】
本発明の塗布具付き容器の使用用途としては、特に歯科用接着剤容器キット等の医療分野の使い切りタイプ容器として好適に使用され、内容物としてはこれに限定されるものではないが、例えば、歯科用としてはリン酸系、カルボン酸系等が挙げられる。
【００１４】
尚、図示しないが、前述した本発明の塗布具付き容器の製造に際しては、例えば、本出願人が提案した国際公開公報ＷＯ２００６／０８５４８０が挙げられ、ブロー成形、充填、筒状固定部材の固定、タンパーエビデントケースの成形を連続的に行うことで、高度な無菌状態の内容物を充填した塗布具付き容器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１５】
【図１】本発明の塗布具付き容器の射視図を示す。
【図２】本発明の塗布具付き容器の断面図、及び部分拡大断面図（ａ）を示す。
【図３】塗布具付き容器の横断面図を示す。
【図４】本発明の塗布具付き容器の使用方法の図を示す。
【符号の説明】
【００１６】
１ 塗布具付き容器
２ タンパーエビデントケース
３ 容器本体
４ 翼部
５ 塗布具
６ 筒状固定部材
７ 破断部
８ 内容物
９ 充填室
１０ テーパー壁
１１ 塗布具先端部
１２ 中間層（ガスバリア性樹脂層）
１３ 嵌合部
１４ 外嵌合部
１５ 内嵌合部
【特許請求の範囲】
【請求項１】
タンパーエビデントケースと容器本体が破断部を介して一体成形され、筒状固定部材を容器本体に固定し、塗布具の嵌合部を筒状固定部材に嵌合すると共に、タンパーエビデントケース内に収納したことを特徴とする塗布具付き容器。
【請求項２】
前記タンパーエビデントケースと、容器本体にそれぞれ翼部を設け、該翼部を破断部で切り離す請求項１に記載の塗布具付き容器。
【請求項３】
前記塗布具の嵌合部を筒状固定部材の外面及び内面と接合させ、外面に接する長さを内面に接する長さよりも大きくした請求項１又は２に記載の塗布具付き容器。
【請求項４】
前記筒状固定部材の下方をテーパー状とした請求項１乃至３の何れかに記載の塗布具付き容器。
【請求項５】
前記塗布具の端部をブラシ状とした請求項１乃至４の何れかに記載の塗布具付き容器。
【請求項６】
前記容器本体を多層構造とし、中間層をガスバリア性樹脂層とした請求項１乃至５の何れかに記載の塗布具付き容器。
【請求項１】
タンパーエビデントケースと容器本体が破断部を介して一体成形され、筒状固定部材を容器本体に固定し、塗布具の嵌合部を筒状固定部材に嵌合すると共に、タンパーエビデントケース内に収納したことを特徴とする塗布具付き容器。
【請求項２】
前記タンパーエビデントケースと、容器本体にそれぞれ翼部を設け、該翼部を破断部で切り離す請求項１に記載の塗布具付き容器。
【請求項３】
前記塗布具の嵌合部を筒状固定部材の外面及び内面と接合させ、外面に接する長さを内面に接する長さよりも大きくした請求項１又は２に記載の塗布具付き容器。
【請求項４】
前記筒状固定部材の下方をテーパー状とした請求項１乃至３の何れかに記載の塗布具付き容器。
【請求項５】
前記塗布具の端部をブラシ状とした請求項１乃至４の何れかに記載の塗布具付き容器。
【請求項６】
前記容器本体を多層構造とし、中間層をガスバリア性樹脂層とした請求項１乃至５の何れかに記載の塗布具付き容器。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【公開番号】特開２０１０−２２７２４（Ｐ２０１０−２２７２４Ａ）
【公開日】平成２２年２月４日（２０１０．２．４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００８−１９０３２７（Ｐ２００８−１９０３２７）
【出願日】平成２０年７月２３日（２００８．７．２３）
【出願人】（０００００３７６８）東洋製罐株式会社 (1,150)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２２年２月４日（２０１０．２．４）
【国際特許分類】
【出願日】平成２０年７月２３日（２００８．７．２３）
【出願人】（０００００３７６８）東洋製罐株式会社 (1,150)
【Ｆターム（参考）】
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