説明

塵芥収集車

【課題】塵芥重量計測のためのロードセルの取付構造を複雑化、大型化することない簡単な構成として車高の増加を抑えつつ実現する。
【解決手段】本発明に係る塵芥収集車2は、荷箱フレーム10に両端部が略水平方向に突出するように支持され、その両端部がサブフレーム12に支持されて塵芥収容箱3に収容される塵芥の重量を検出可能に装備された剪断型ロードセル7を備える。さらに、荷箱フレームに設けられた孔11cに剪断型ロードセル7による重量計測を妨げないように隙間を設けて両端部が略水平方向に突出するように通され、その両端部がサブフレームに保持されて2つのフレーム10,12を連結する連結ピン8を備える。サブフレームは左右に対で設けられ、クロスメンバ13で連結されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、塵芥収集車に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1〜5にも記載されるように塵芥収集車において、その荷箱に投入された塵芥重量を計測するために、荷箱をシャシフレームに対してロードセルを介して支持することが知られている。
特許文献1には、車体に塵芥収容箱の荷重を検出する複数の荷重検出器を設け、その荷重検出器を、ブラケットを介して塵芥収容箱に連結し、容器の荷重を検出する塵芥収集車が記載されている。
特許文献2には、バー型の剪断型ロードセルをシャシフレームの上面に固定し、塵芥収容箱下面をロードセルの撓み部の中央上面に固定し、ロードセルを介して塵芥収容箱をシャシフレームに支持した塵芥収集車が記載されている。
特許文献3には、ビーム型のロードセルを横向きに片持ち状態で車体に取付けて、自由端側の軸周りに球面軸受を介して塵芥収容箱を接続した塵芥収集車が記載されている。
また同文献には、前方ロードセルをその軸方向が車体の長さ方向に平行になるように配置し、後方ロードセルをその軸方向が前方ロードセルと直交するように配置した塵芥収集車が記載されている。
特許文献4には、荷箱がロードセルを介してシャシフレームに支持された塵芥収集車であって、荷箱フレームの下面にクロスメンバが固定される一方、シャシフレームに貫通孔を有するブラケットが固定され、クロスメンバがその貫通孔に隙間を存して通した状態にされ、ロードセルの破損等を生じたときはクロスメンバをブラケットに係合させて荷箱の脱落を防止する塵芥収集車が記載されている。
特許文献5では、塵芥収集車の後端が塵芥収集車の車体後部に軸支されており、その上部に塵芥収容箱が載置されるダンプフレームを有し、このダンプフレームの前方下方に切欠部が形成され、この切欠部下方の車体にロードセルが固設されている塵芥収集車が記載されている。
【特許文献1】実公平6−49524号公報
【特許文献2】特開2004−224502号公報
【特許文献3】特開2004−299847号公報
【特許文献4】特開2004−224503号公報
【特許文献5】特開2007−99490号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、塵芥重量計測のためのロードセルの取付構造を複雑化、大型化することない簡単な構成として車高の増加を抑えつつ実現することができる塵芥収集車を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以上の課題を解決するための請求項1記載の発明は、車体と、
前記車体に搭載される塵芥収容箱と、
前記塵芥収容箱に固定されたフレームと、
前記車体に固定されたフレームと、
前記2つのフレームのうちいずれか一方のフレームに両端部が略水平方向に突出するように支持され、前記両端部が他方のフレームに支持されて、前記塵芥収容箱に収容される塵芥の重量を検出可能に装備された剪断型ロードセルとを備える塵芥収集車である。
【0005】
請求項2記載の発明は、前記一方のフレームは前記剪断型ロードセルを保持する保持孔を有する請求項1に記載の塵芥収集車である。
【0006】
請求項3記載の発明は、前記他方のフレームは前記剪断型ロードセルを保持する保持孔を有する請求項1に記載の塵芥収集車である。
【0007】
請求項4記載の発明は、前記一方のフレームに設けられた孔に前記剪断型ロードセルによる重量計測を妨げないように隙間を設けて両端部が略水平方向に突出するように通され、前記両端部が前記他方のフレームに保持されて前記2つのフレームを連結する連結部材を備える請求項1に記載の塵芥収集車である。
【0008】
請求項5記載の発明は、前記他方のフレームは前記連結部材を保持する保持孔を有する請求項1に記載の塵芥収集車である。
【0009】
請求項6記載の発明は、前記他方のフレームが形成するU字断面構造に、前記一方のフレームが挿入状態に配置されてなる請求項1に記載の塵芥収集車である。
【0010】
請求項7記載の発明は、前記2つのフレームが前記車体の前後方向に延設され、前記剪断型ロードセルの軸方向が前記車体の幅方向に配置されてなる請求項1に記載の塵芥収集車である。
【0011】
請求項8記載の発明は、前記2つのフレームが前記車体の左右に対で構成され、前記車体に固定されたフレームがシャシフレームに固定されるサブフレームとされ、左右の前記サブフレームがクロスメンバを介して連結されてなる請求項7に記載の塵芥収集車である。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、略水平方向に配置した剪断型ロードセルが両持ちの支持構造で装備される。
これにより、塵芥収容箱に固定されたフレームと、車体に固定されたフレームとを略水平方向に配置して連結することができ、上下に配置した連結構造によることなく、車高の増加を抑えることができる。
したがって本発明によれば、塵芥重量計測のためのロードセルの取付構造を複雑化、大型化することない簡単な構成として車高の増加を抑えつつ実現することができるという効果がある。
【0013】
また、2つのフレームを連結する連結部材を剪断型ロードセルと同様の配置を採用して車高の増加を生じさせること無く並設することができる。この連結部材により破損等でロードセルによる連結が効かない場合にも塵芥収容箱の脱落を防止することができる。
【0014】
車体に固定されたフレームは、シャシフレーム又はシャシフレームに固定されるサブフレームとすれば足りる。サブフレームとする場合にも、左右のサブフレームがクロスメンバを介して連結された構造とすることが好ましい。この場合、剪断型ロードセルの取付構造をサブフレームに形成しても、クロスメンバにより十分な強度を確保することができ、別々にする場合に比較して簡単な構造によりシャシフレーム上に強固にずれなく固定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
【0016】
〔第1実施形態〕
本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る塵芥収集車の左側面図を図1に、平面図を図2に、フレーム部左側面図を図3に示す。図3におけるA−A線についての断面図を図4に、図3におけるB−B線についての断面図を図5に示す。
【0017】
図1に示すように本実施形態の塵芥収集車2は、車体1と、車体1に搭載される塵芥収容箱3とを備える。塵芥収容箱3の後端には積込装置(図示せず)を内装し後面に塵芥投入口6を有した塵芥投入箱5が連結されている。
塵芥収容箱3の下面には、荷箱フレーム10が固定されている。荷箱フレーム10は車体1の前後方向に延設され、左右に対で備えられる。
図2に示すように荷箱フレーム10は、4つの剪断型ロードセル7,7,7,7及び4つのサブフレーム12,12,12,12を介して車体1のシャシフレーム4に支持されている。
【0018】
すなわち、塵芥収容箱3は、前後2つの支点、計4支点で支持されている。各支点にロードセル7が配備され、各ロードセルにこれを支持するサブフレーム12が配備されている。サブフレーム12は車体1の前後方向に延設され、前後にそれぞれ左右に対で備えられる。前後それぞれの一対のサブフレーム12,12が2本のクロスメンバ13,13を介して連結されている。サブフレーム12及びシャシフレーム4の外側面にマウンティングブラケット9が設けられている。このマウンティングブラケット9を介して各サブフレーム12がシャシフレーム4にボルトで締結固定されている。
ピン型の剪断型ロードセル7及び連結ピン8の軸方向は、車体1の幅方向に配置されている。
【0019】
図4及び図5に示すように、サブフレーム12はU字断面構造に形成され、荷箱フレーム10の下端を挿入可能に構成されており、サブフレーム12のU字断面構造に荷箱フレーム10が挿入された状態で以下のように連結構造が構成される。荷箱フレーム10とサブフレーム12とが水平方向に重なる分だけ車高を低くすることができる。
図4に示すように、荷箱フレーム10に略水平方向に開口して保持孔11aが設けられている。サブフレーム12に略水平方向に開口して保持孔11bが設けられている。剪断型ロードセル7は保持孔11aに嵌入されて保持され、両端部がそのまま略水平方向に突出するように荷箱フレーム10に支持されている。その剪断型ロードセル7の両端部は、保持孔11bに嵌入されて保持され、サブフレーム12に支持されている。
【0020】
図3に示すように、連結ピン8は、剪断型ロードセル7に対して車体1の前方又は後方に配置される。車高の増加を防ぐためである。図5に示すように、荷箱フレーム10に略水平方向に開口して挿通孔11cが設けられている。サブフレーム12に略水平方向に開口して保持孔11dが設けられている。連結ピン8が挿通孔11cに両端部が略水平方向に突出するように通されている。連結ピン8の両端部は保持孔11dに嵌入されて保持されている。挿通孔11cの内径は連結ピン8の外径より大きくされており、両者間に隙間が形成される。
サブフレーム12に両持ちで支持された剪断型ロードセル7に荷箱フレーム10から荷重が負荷され、塵芥収容箱3に収容される塵芥の重量変化に応じてサブフレーム12に対し荷箱フレーム10が上下に変位し、剪断型ロードセル7を撓ませる。このとき負荷された剪断荷重に応じた値を剪断型ロードセル7は検出し、その検出値に基づき塵芥の重量が計測される。
【0021】
少なくとも計測範囲において測定値に影響を与えないため連結ピン8と挿通孔11cとの間に上記の隙間が設けられている。同様の目的で、荷箱フレーム10とサブフレーム12と間にも隙間14が設けられている。すなわち、重量計測のための剪断型ロードセル7の変形による可動範囲内においては、荷箱フレーム10は、サブフレーム12にも連結ピン8にも接触せず、剪断型ロードセル7のみによって直接支持される。
剪断型ロードセル7が破損し荷箱フレーム10が移動しても、荷箱フレーム10は連結ピン8によって規制されサブフレーム12から抜け出すことができず、塵芥収容箱3を車体1から脱落させない。
【0022】
以上の実施形態によれば、サブフレーム12はシャシフレーム4に支持され、通常は、塵芥収容箱3はピン型の剪断型ロードセル7を介してサブフレーム12に支持されており、ピン型の剪断型ロードセル7による塵芥収容箱3の重量計量の計測には支障がない。
衝突事故等により、ピン型の剪断型ロードセル7がサブフレーム12又は荷箱フレーム10から外れたり、ピン型の剪断型ロードセル7が破損したりして、ピン型の剪断型ロードセル7を介した支持構造が壊れた場合、サブフレーム12が連結ピン8と係合することによって、サブフレーム12と荷箱フレーム10との連結状態は保持され、塵芥収容箱3の脱落が防止される。
【0023】
シャシフレーム4上に左右に配置されたサブフレーム12,12はクロスメンバ13によって連結しているから、シャシフレーム4とサブフレーム12がマウンティングブラケット9のボルト締結力によるサブフレームの転がりを防止するばかりか、クロスメンバ13がサブフレーム12の横移動を阻止するとともに、構造の補強になる。強度確保に有利になることから、部品点数が少なく構造が簡単になり、コスト低減にも有利になる。
剪断型ロードセルの採用により、塵芥収容箱3の車高が高くなることが避けられる。
また、塵芥投入口6も高くならず、塵芥投入の作業性確保にも有利になる。
【0024】
〔第2実施形態〕
次に、本発明の他の一実施形態(第2実施形態)に係る塵芥収集車につき説明する。本実施形態に係る塵芥収集車のフレーム部左側面図を図6に示す。図6におけるA−A線についての断面図は図4に、図6におけるB−B線についての断面図は図5に同じである。図6におけるC−C線についての断面図を図7に、図6におけるD−D線についての断面図を図8に示す。また図9に本実施形態に係る塵芥収集車のフレーム部斜視図を示す。
【0025】
上述したように、荷箱フレーム10とサブフレーム12とが接触すると、測定値に影響を与えて計量精度が悪くなる。本実施形態は、荷箱フレーム10とサブフレーム12と間の隙間15(図4に図示)を確保するための構造である。
図7に示すように、前方左右のサブフレーム12,12の外側壁部をそれぞれ外方に引張保持する2つのテンションボルト16a,16bが取り付けられている。テンションボルト16a,16bはサブフレーム12,12の外側壁部と、塵芥収容箱3とを連結する。テンションボルト16a,16bに引張応力が付与されて、テンションボルト16a,16bはサブフレーム12,12の外側壁部を外側に撓ませて拘束し、荷箱フレーム10との接触から回避させる。
テンションボルト16a,16bを左右のサブフレーム12,12の内側に配置すると、中央部17にはトランスミッション等が配置されていてテンションボルト16a,16bの調整作業が困難となるため、テンションボルト16a,16bを左右のサブフレーム12,12の外側に配置することとした。
【0026】
図8に示すように、後方左右のサブフレーム12,12の内側壁部をそれぞれ内方に引張保持する2つのテンションボルト16c,16dが取り付けられている。テンションボルト16c,16dはサブフレーム12,12の内側壁部と、塵芥収容箱3とを連結する。テンションボルト16c,16dに引張応力が付与されて、テンションボルト16c,16dはサブフレーム12,12の内側壁部を内側に撓ませて拘束し、荷箱フレーム10との接触から回避させる。
なお、図9にサブフレーム12は、図1〜3,6に示したものと若干ことなるものと例示している。図9に示す後部のサブフレーム12は、3本のクロスメンバ13,13,13を備えている。
【0027】
〔第3実施形態〕
次に、本発明の他の一実施形態(第3実施形態)に係る塵芥収集車につき説明する。本実施形態に係る塵芥収集車のフレーム部左側面図を図10に示す。図10におけるE−E線についての断面図を図11に示す。
【0028】
左右のサブフレーム12,12をクロスメンバ13によって連結している場合は、シャシフレーム4とサブフレーム12との固定は、サブフレーム12の外側に配置されたマウンティングブラケット9でのボルト締結でおこなった。
クロスメンバ13を廃止した場合、本実施形態の固定構造を採用することが有効である。本実施形態の固定構造は、シャシフレーム4の外側及び内側においてボルト締結する構造である。図11に示すように、上端がサブフレーム12に固着された2つのボルト18,19を設ける。ボルト18をシャシフレーム4の外側に配置し、ボルト19をシャシフレーム4の内側に配置し、ボルト18,19の下端部をシャシフレーム4の下端より下方に延出させる。両端に孔を有したプレート20をシャシフレーム4の下端に渡して、その孔にボルト18,19をそれぞれ挿入して、ナット21で締め上げてサブフレーム12をシャシフレーム4に固定する。図10に示すように、1つのサブフレーム12に対して2箇所に本固定構造を設けることが好ましい。
【0029】
〔第4実施形態〕
次に、本発明の他の一実施形態(第4実施形態)に係る塵芥収集車につき説明する。本実施形態に係るA−A線についての断面図を図12に示す。
【0030】
図12に示すように本実施形態においては、荷箱フレーム10が逆U字断面構造に形成され、サブフレーム12aから略水平方向に突出する剪断型ロードセル7の両端部が荷箱フレーム10aの両側壁部で両持ち支持される。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の第1実施形態に係る塵芥収集車の左側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る塵芥収集車の平面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る塵芥収集車のフレーム部左側面図である。
【図4】図3におけるA−A線についての断面図である。
【図5】図3におけるB−B線についての断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る塵芥収集車のフレーム部左側面図である。
【図7】図6におけるC−C線についての断面図である。
【図8】図6におけるD−D線についての断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る塵芥収集車のフレーム部斜視図である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る塵芥収集車のフレーム部左側面図である。
【図11】図10におけるE−E線についての断面図である。
【図12】本発明の第4実施形態に係るA−A線についての断面図である。
【符号の説明】
【0032】
1 車体
2 塵芥収集車
3 塵芥収容箱
4 シャシフレーム
5 塵芥投入箱
6 塵芥投入口
7 剪断型ロードセル
8 連結ピン
9 マウンティングブラケット
10 荷箱フレーム
11a 保持孔
11b 保持孔
11d 保持孔
11c 挿通孔
12 サブフレーム
13 クロスメンバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体と、
前記車体に搭載される塵芥収容箱と、
前記塵芥収容箱に固定されたフレームと、
前記車体に固定されたフレームと、
前記2つのフレームのうちいずれか一方のフレームに両端部が略水平方向に突出するように支持され、前記両端部が他方のフレームに支持されて、前記塵芥収容箱に収容される塵芥の重量を検出可能に装備された剪断型ロードセルとを備える塵芥収集車。
【請求項2】
前記一方のフレームは前記剪断型ロードセルを保持する保持孔を有する請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項3】
前記他方のフレームは前記剪断型ロードセルを保持する保持孔を有する請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項4】
前記一方のフレームに設けられた孔に前記剪断型ロードセルによる重量計測を妨げないように隙間を設けて両端部が略水平方向に突出するように通され、前記両端部が前記他方のフレームに保持されて前記2つのフレームを連結する連結部材を備える請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項5】
前記他方のフレームは前記連結部材を保持する保持孔を有する請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項6】
前記他方のフレームが形成するU字断面構造に、前記一方のフレームが挿入状態に配置されてなる請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項7】
前記2つのフレームが前記車体の前後方向に延設され、前記剪断型ロードセルの軸方向が前記車体の幅方向に配置されてなる請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項8】
前記2つのフレームが前記車体の左右に対で構成され、前記車体に固定されたフレームがシャシフレームに固定されるサブフレームとされ、左右の前記サブフレームがクロスメンバを介して連結されてなる請求項7に記載の塵芥収集車。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2009−35426(P2009−35426A)
【公開日】平成21年2月19日(2009.2.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−140462(P2008−140462)
【出願日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【出願人】(000005348)富士重工業株式会社 (3,010)
【Fターム(参考)】