変異誘発による抗体のFcRn結合親和力又は血清半減期の改変
【課題】新規な修飾抗体の提供。
【解決手段】本発明は、アミノ酸残基250、314及び428から成るグループの中から選択された重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸が未修飾抗体の中に存在するものと異なるもう1つのアミノ酸で置換され、かくして未修飾抗体に比べてFcRnに対する結合親和力及び/又は血清半減期を改変している、IgGクラスの修飾された抗体を提供している。
【解決手段】本発明は、アミノ酸残基250、314及び428から成るグループの中から選択された重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸が未修飾抗体の中に存在するものと異なるもう1つのアミノ酸で置換され、かくして未修飾抗体に比べてFcRnに対する結合親和力及び/又は血清半減期を改変している、IgGクラスの修飾された抗体を提供している。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アミノ酸残基250、314及び428から成るグループの中から選択された重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸残基が未修飾IgGクラス抗体の中に存在するものと異なっており、未修飾抗体のものとの関係において改変されたFcRn結合親和力及び/又は血清半減期を有する、IgGクラスの修飾された抗体。
【請求項2】
前記未修飾IgGクラス抗体がヒトIgG1、IgG2、IgG2M3、IgG3又はIgG4分子の重鎖定常領域を含んで成る、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項3】
前記未修飾IgGクラス抗体がヒトIgG1又はIgG2M3分子の重鎖定常領域を含んで成る、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項4】
前記未修飾IgGクラス抗体がキメラ抗体、霊長類型化抗体又はヒト型化抗体である、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項5】
前記未修飾IgGクラス抗体がヒト抗体である、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項6】
未修飾抗体がOST577-IgG2M3又はOST577-IgG1である、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項7】
未修飾抗体がHu1D10-IgG2M3又はHu1D10-IgG1である、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項8】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸又はグルタミンである; 又は
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がフェニルアラニン又はロイシンである;
請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項9】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基250がグルタミンである、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項10】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項11】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸であり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;又は
(c) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、
請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項12】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がロイシンである、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項13】
前記アミノ酸残基314が、アラニン、アルギニン、アスパラギン酸、アスパラギン、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン又はバリンである、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項14】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基314がアルギニンである、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項15】
(a)重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250が、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、リジン、フェルニアラニン、プロリン、トリプトファン又はチロシンから成るグループの中から選択されている;又は
(b)重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428が、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リジン、プロリン、セリン、トレオニン、チロシン、又はバリンから成るグループの中から選択されている、
請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項16】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がアスパラギン酸である、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項17】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がグリシンである、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項18】
修飾された抗体が、pH7.4の場合よりもpH6.0で、FcRnに対するより高い結合親和力を有する、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項19】
残基250、314及び428から成るグループの中から選択された重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸残基が天然に発生するIgGクラス抗体の中に存在するものと異なっており、天然に発生する抗体との関係において改変されたFcRn結合親和力及び/又は血清半減期を有する、天然に発生するIgGクラス抗体のものと実質的に同一の定常領域をもつ抗体。
【請求項20】
前記天然に発生するIgGクラス抗体がヒトIgG1、IgG2、IgG2M3、IgG3又はIgG4分子の重鎖定常領域を含んで成る、請求項19に記載の抗体。
【請求項21】
前記天然に発生するIgGクラス抗体がヒトIgG1又はIgG2M3分子の重鎖定常領域を含んで成る、請求項19に記載の抗体。
【請求項22】
前記天然に発生するIgGクラス抗体がキメラ抗体、霊長類型化抗体又はヒト型化抗体である、請求項19に記載の修飾された抗体。
【請求項23】
前記天然に発生するIgGクラス抗体がヒト抗体である、請求項19に記載の抗体。
【請求項24】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸又はグルタミンである;又は
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がフェニルアラニン又はロイシンである;
請求項19に記載の抗体。
【請求項25】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基250がグルタミンである、請求項19に記載の抗体。
【請求項26】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、請求項19に記載の抗体。
【請求項27】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸であり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;又は
(c) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、
請求項19に記載の抗体。
【請求項28】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がロイシンである、請求項19に記載の抗体。
【請求項29】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基314が、アラニン、アルギニン、アスパラギン酸、アスパラギン、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン又はバリンである、請求項19に記載の抗体。
【請求項30】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基314がアルギニンである、請求項19に記載の抗体。
【請求項31】
(a)重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250が、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、リジン、フェルニアラニン、プロリン、トリプトファン又はチロシンから成るグループの中から選択されている、又は
(b)重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428が、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リジン、プロリン、セリン、トレオニン、チロシン、又はバリンから成るグループの中から選択されている、
請求項19に記載の抗体。
【請求項32】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がアスパラギン酸である、請求項19に記載の抗体。
【請求項33】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がグリシンである、請求項19に記載の抗体。
【請求項34】
対応する未修飾IgGクラス抗体のものよりも少なくとも約1.3倍長いin vivo除去半減期をもつIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項35】
残基250、314及び428から成るグループの中から選択された重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸残基が、未修飾抗体の中に存在するものと異なっている、請求項34に記載のIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項36】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸であり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;又は
(c) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、
請求項34に記載のIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項37】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がロイシンである、請求項34に記載の修飾された抗体。
【請求項38】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである請求項34に記載の修飾された抗体。
【請求項39】
対応する未修飾IgGクラス抗体のものよりも少なくとも約1.3倍低いin vivoクリアランス期をもつIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項40】
残基250、314及び428から成るグループの中から選択された重鎖定常領域由来のアミノ酸残基の少なくとも1つが、未修飾IgGクラス抗体の中に存在するものと異なっている、請求項39に記載のIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項41】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸であり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;又は
(c) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、
請求項39に記載のIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項42】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がロイシンである、請求項39に記載の修飾された抗体。
【請求項43】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、請求項39に記載の修飾された抗体。
【請求項44】
対応する未修飾IgGクラス抗体のものよりも少なくとも約1.3倍高い濃度-時間曲線下のin vivo面積をもつIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項45】
残基250、314及び428から成るグループの中から選択された重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸残基が、未修飾IgGクラス抗体の中に存在するものと異なっている、請求項44に記載のIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項46】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸であり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;又は
(c) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、
請求項44に記載のIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項47】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がロイシンである、請求項44に記載の修飾された抗体。
【請求項48】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである請求項44に記載の修飾された抗体。
【請求項49】
重鎖定常領域由来の残基250が、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トリプトファン、チロシン又はバリンである、IgGクラスの未修飾抗体から誘導されたIgGクラスの修飾された抗体。
【請求項50】
重鎖定常領域由来の残基314が、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン又はバリンである、IgGクラスの未修飾抗体から誘導されたIgGクラスの修飾された抗体。
【請求項51】
重鎖定常領域由来の残基428が、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン又はバリンである、IgGクラスの未修飾抗体から誘導されたIgGクラスの修飾された抗体。
【請求項52】
請求項1に記載の修飾された抗体の定常領域又は重鎖Fc領域。
【請求項53】
請求項19に記載の天然に発生するIgGクラス抗体のものと実質的に同一の定常領域を有する抗体の重鎖定常領域又は重鎖Fc領域。
【請求項54】
配列番号10〜76のいずれか1つのアミノ酸配列を含むポリペプチド。
【請求項55】
請求項54に記載のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド分子。
【請求項56】
請求項54に記載のポリニクレオチド分子を含むベクターを含んで成る宿主細胞。
【請求項57】
残基250、314及び428から成るグループの中から、重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸残基を選択する段階及び選択された残基(単複)を未修飾抗体の中に存在するものとは異なるアミノ酸で置換し、かくして抗体のFcRn結合親和力及び/又は血清半減期を改変させる段階を含んで成る、IgGクラスの抗体のFcRn結合親和力及び/又は血清半減期を改変する方法。
【請求項58】
(a) アミノ酸残基250、314及び428から成るグループの中から選択された、重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸残基が、未修飾抗体の中に存在するものとは異なる残基で置換されている、免疫グロブリン重鎖の定常領域を少なくともコードするDNAに操作可能な形でリンクされた適切なプロモータを含んで成る発現ベクターを調製する段階;
(b) 宿主細胞を前記ベクターで形質転換する段階;及び
(c) 前記修飾された抗体を産生するべく前記形質転換済み宿主細胞を培養する段階、
を含んで成る、未修飾抗体と比べた場合に改変されたFcRnに対する結合親和力及び/又は改変された血清半減期を有するIgGクラスの修飾された抗体を生産する方法。
【請求項59】
相補的免疫グロブリン軽鎖をコードするDNAに対し操作可能な形でリンクされたプロモータを含む第2の発現ベクターを調製する段階及びさらに前記第2の発現ベクターで前記宿主細胞を形質転換させる段階、をさらに含んで成る、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸又はグルタミンで置換される;又は
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がフェニルアラニン又はロイシンで置換される;
請求項58に記載の方法。
【請求項61】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンで置換される、請求項58に記載の方法。
【請求項62】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンで置換される、請求項58に記載の方法。
【請求項63】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸で置換され、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンで置換される;
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンで置換され、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンで置換される;又は
(c) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンで置換され、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンで置換される、
請求項58に記載の方法。
【請求項64】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンで置換され、重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がロイシンで置換される、請求項58に記載の方法。
【請求項65】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基314が、アラニン、アルギニン、アスパラギン酸、アスパラギン、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン又はバリンから成るグループの中から選択された残基で置換される、請求項58に記載の方法。
【請求項66】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基314がアルギニンで置換される、請求項58に記載の方法。
【請求項67】
(a)重鎖定常領域由来のアミノ酸残基250が、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、リジン、フェルニアラニン、プロリン、トリプトファン又はチロシンから成るグループの中から選択された残基で置換される、又は
(b)アミノ酸残基428が、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リジン、プロリン、セリン、トレオニン、チロシン、又はバリンから成るグループの中から選択された残基で置換される、
請求項58に記載の方法。
【請求項68】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がアスパラギン酸で置換される、請求項58に記載の方法。
【請求項69】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がグリシンで置換される、請求項58に記載の方法。
【請求項1】
アミノ酸残基250、314及び428から成るグループの中から選択された重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸残基が未修飾IgGクラス抗体の中に存在するものと異なっており、未修飾抗体のものとの関係において改変されたFcRn結合親和力及び/又は血清半減期を有する、IgGクラスの修飾された抗体。
【請求項2】
前記未修飾IgGクラス抗体がヒトIgG1、IgG2、IgG2M3、IgG3又はIgG4分子の重鎖定常領域を含んで成る、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項3】
前記未修飾IgGクラス抗体がヒトIgG1又はIgG2M3分子の重鎖定常領域を含んで成る、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項4】
前記未修飾IgGクラス抗体がキメラ抗体、霊長類型化抗体又はヒト型化抗体である、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項5】
前記未修飾IgGクラス抗体がヒト抗体である、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項6】
未修飾抗体がOST577-IgG2M3又はOST577-IgG1である、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項7】
未修飾抗体がHu1D10-IgG2M3又はHu1D10-IgG1である、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項8】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸又はグルタミンである; 又は
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がフェニルアラニン又はロイシンである;
請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項9】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基250がグルタミンである、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項10】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項11】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸であり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;又は
(c) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、
請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項12】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がロイシンである、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項13】
前記アミノ酸残基314が、アラニン、アルギニン、アスパラギン酸、アスパラギン、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン又はバリンである、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項14】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基314がアルギニンである、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項15】
(a)重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250が、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、リジン、フェルニアラニン、プロリン、トリプトファン又はチロシンから成るグループの中から選択されている;又は
(b)重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428が、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リジン、プロリン、セリン、トレオニン、チロシン、又はバリンから成るグループの中から選択されている、
請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項16】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がアスパラギン酸である、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項17】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がグリシンである、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項18】
修飾された抗体が、pH7.4の場合よりもpH6.0で、FcRnに対するより高い結合親和力を有する、請求項1に記載の修飾された抗体。
【請求項19】
残基250、314及び428から成るグループの中から選択された重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸残基が天然に発生するIgGクラス抗体の中に存在するものと異なっており、天然に発生する抗体との関係において改変されたFcRn結合親和力及び/又は血清半減期を有する、天然に発生するIgGクラス抗体のものと実質的に同一の定常領域をもつ抗体。
【請求項20】
前記天然に発生するIgGクラス抗体がヒトIgG1、IgG2、IgG2M3、IgG3又はIgG4分子の重鎖定常領域を含んで成る、請求項19に記載の抗体。
【請求項21】
前記天然に発生するIgGクラス抗体がヒトIgG1又はIgG2M3分子の重鎖定常領域を含んで成る、請求項19に記載の抗体。
【請求項22】
前記天然に発生するIgGクラス抗体がキメラ抗体、霊長類型化抗体又はヒト型化抗体である、請求項19に記載の修飾された抗体。
【請求項23】
前記天然に発生するIgGクラス抗体がヒト抗体である、請求項19に記載の抗体。
【請求項24】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸又はグルタミンである;又は
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がフェニルアラニン又はロイシンである;
請求項19に記載の抗体。
【請求項25】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基250がグルタミンである、請求項19に記載の抗体。
【請求項26】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、請求項19に記載の抗体。
【請求項27】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸であり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;又は
(c) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、
請求項19に記載の抗体。
【請求項28】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がロイシンである、請求項19に記載の抗体。
【請求項29】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基314が、アラニン、アルギニン、アスパラギン酸、アスパラギン、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン又はバリンである、請求項19に記載の抗体。
【請求項30】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基314がアルギニンである、請求項19に記載の抗体。
【請求項31】
(a)重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250が、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、リジン、フェルニアラニン、プロリン、トリプトファン又はチロシンから成るグループの中から選択されている、又は
(b)重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428が、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リジン、プロリン、セリン、トレオニン、チロシン、又はバリンから成るグループの中から選択されている、
請求項19に記載の抗体。
【請求項32】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がアスパラギン酸である、請求項19に記載の抗体。
【請求項33】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がグリシンである、請求項19に記載の抗体。
【請求項34】
対応する未修飾IgGクラス抗体のものよりも少なくとも約1.3倍長いin vivo除去半減期をもつIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項35】
残基250、314及び428から成るグループの中から選択された重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸残基が、未修飾抗体の中に存在するものと異なっている、請求項34に記載のIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項36】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸であり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;又は
(c) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、
請求項34に記載のIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項37】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がロイシンである、請求項34に記載の修飾された抗体。
【請求項38】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである請求項34に記載の修飾された抗体。
【請求項39】
対応する未修飾IgGクラス抗体のものよりも少なくとも約1.3倍低いin vivoクリアランス期をもつIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項40】
残基250、314及び428から成るグループの中から選択された重鎖定常領域由来のアミノ酸残基の少なくとも1つが、未修飾IgGクラス抗体の中に存在するものと異なっている、請求項39に記載のIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項41】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸であり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;又は
(c) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、
請求項39に記載のIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項42】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がロイシンである、請求項39に記載の修飾された抗体。
【請求項43】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、請求項39に記載の修飾された抗体。
【請求項44】
対応する未修飾IgGクラス抗体のものよりも少なくとも約1.3倍高い濃度-時間曲線下のin vivo面積をもつIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項45】
残基250、314及び428から成るグループの中から選択された重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸残基が、未修飾IgGクラス抗体の中に存在するものと異なっている、請求項44に記載のIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項46】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸であり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンである;又は
(c) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである、
請求項44に記載のIgGクラスの修飾された治療又は診断用抗体。
【請求項47】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンであり、重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がロイシンである、請求項44に記載の修飾された抗体。
【請求項48】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンである請求項44に記載の修飾された抗体。
【請求項49】
重鎖定常領域由来の残基250が、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トリプトファン、チロシン又はバリンである、IgGクラスの未修飾抗体から誘導されたIgGクラスの修飾された抗体。
【請求項50】
重鎖定常領域由来の残基314が、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン又はバリンである、IgGクラスの未修飾抗体から誘導されたIgGクラスの修飾された抗体。
【請求項51】
重鎖定常領域由来の残基428が、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン又はバリンである、IgGクラスの未修飾抗体から誘導されたIgGクラスの修飾された抗体。
【請求項52】
請求項1に記載の修飾された抗体の定常領域又は重鎖Fc領域。
【請求項53】
請求項19に記載の天然に発生するIgGクラス抗体のものと実質的に同一の定常領域を有する抗体の重鎖定常領域又は重鎖Fc領域。
【請求項54】
配列番号10〜76のいずれか1つのアミノ酸配列を含むポリペプチド。
【請求項55】
請求項54に記載のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド分子。
【請求項56】
請求項54に記載のポリニクレオチド分子を含むベクターを含んで成る宿主細胞。
【請求項57】
残基250、314及び428から成るグループの中から、重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸残基を選択する段階及び選択された残基(単複)を未修飾抗体の中に存在するものとは異なるアミノ酸で置換し、かくして抗体のFcRn結合親和力及び/又は血清半減期を改変させる段階を含んで成る、IgGクラスの抗体のFcRn結合親和力及び/又は血清半減期を改変する方法。
【請求項58】
(a) アミノ酸残基250、314及び428から成るグループの中から選択された、重鎖定常領域由来の少なくとも1つのアミノ酸残基が、未修飾抗体の中に存在するものとは異なる残基で置換されている、免疫グロブリン重鎖の定常領域を少なくともコードするDNAに操作可能な形でリンクされた適切なプロモータを含んで成る発現ベクターを調製する段階;
(b) 宿主細胞を前記ベクターで形質転換する段階;及び
(c) 前記修飾された抗体を産生するべく前記形質転換済み宿主細胞を培養する段階、
を含んで成る、未修飾抗体と比べた場合に改変されたFcRnに対する結合親和力及び/又は改変された血清半減期を有するIgGクラスの修飾された抗体を生産する方法。
【請求項59】
相補的免疫グロブリン軽鎖をコードするDNAに対し操作可能な形でリンクされたプロモータを含む第2の発現ベクターを調製する段階及びさらに前記第2の発現ベクターで前記宿主細胞を形質転換させる段階、をさらに含んで成る、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸又はグルタミンで置換される;又は
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がフェニルアラニン又はロイシンで置換される;
請求項58に記載の方法。
【請求項61】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンで置換される、請求項58に記載の方法。
【請求項62】
重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンで置換される、請求項58に記載の方法。
【請求項63】
(a) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミン酸で置換され、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンで置換される;
(b) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンで置換され、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がフェニルアラニンで置換される;又は
(c) 重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンで置換され、重鎖定常領域由来のアミノ酸残基428がロイシンで置換される、
請求項58に記載の方法。
【請求項64】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がグルタミンで置換され、重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がロイシンで置換される、請求項58に記載の方法。
【請求項65】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基314が、アラニン、アルギニン、アスパラギン酸、アスパラギン、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン又はバリンから成るグループの中から選択された残基で置換される、請求項58に記載の方法。
【請求項66】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基314がアルギニンで置換される、請求項58に記載の方法。
【請求項67】
(a)重鎖定常領域由来のアミノ酸残基250が、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、リジン、フェルニアラニン、プロリン、トリプトファン又はチロシンから成るグループの中から選択された残基で置換される、又は
(b)アミノ酸残基428が、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リジン、プロリン、セリン、トレオニン、チロシン、又はバリンから成るグループの中から選択された残基で置換される、
請求項58に記載の方法。
【請求項68】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基250がアスパラギン酸で置換される、請求項58に記載の方法。
【請求項69】
重鎖定常領域由来の前記アミノ酸残基428がグリシンで置換される、請求項58に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3A】
【図3B−1】
【図3B−2】
【図3B−3】
【図3B−4】
【図3B−5】
【図3B−6】
【図3C】
【図3D】
【図3E】
【図3F】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8】
【図9A】
【図9B】
【図10A】
【図10B】
【図11A】
【図11B】
【図11C】
【図12A】
【図12B】
【図13】
【図14】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図15D】
【図15E】
【図16A】
【図16B】
【図17A】
【図17B】
【図18A】
【図18B】
【図19】
【図2】
【図3A】
【図3B−1】
【図3B−2】
【図3B−3】
【図3B−4】
【図3B−5】
【図3B−6】
【図3C】
【図3D】
【図3E】
【図3F】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8】
【図9A】
【図9B】
【図10A】
【図10B】
【図11A】
【図11B】
【図11C】
【図12A】
【図12B】
【図13】
【図14】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図15D】
【図15E】
【図16A】
【図16B】
【図17A】
【図17B】
【図18A】
【図18B】
【図19】
【公開番号】特開2011−52012(P2011−52012A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−260454(P2010−260454)
【出願日】平成22年11月22日(2010.11.22)
【分割の表示】特願2005−501466(P2005−501466)の分割
【原出願日】平成15年10月15日(2003.10.15)
【出願人】(509189086)アボット バイオセラピューティクス コーポレイション (11)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−260454(P2010−260454)
【出願日】平成22年11月22日(2010.11.22)
【分割の表示】特願2005−501466(P2005−501466)の分割
【原出願日】平成15年10月15日(2003.10.15)
【出願人】(509189086)アボット バイオセラピューティクス コーポレイション (11)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]