説明

外観検査機

【課題】被検査体を搬送しながら表裏を円滑に反転させることができる外観検査機を提供すること。
【解決手段】本発明では、被検査体を搬送するとともに搬送途中で被検査体の表裏を反転させて被検査体の表裏の外観を検査する外観検査機において、被検査体をターンテーブルで搬送しながら表面側の外観を検査する表面側検査装置と、表面側検査装置から受取った被検査体を表裏反転させる表裏反転装置と、表裏反転装置から受取った被検査体をターンテーブルで搬送しながら裏面側の外観を検査する裏面側検査装置とを有し、表裏反転装置は、表面側検査装置のターンテーブルの外側下方に傾斜面を有するターンテーブルを配置し、表面側検査装置のターンテーブルの外周端縁から落下した被検査体を前記傾斜面で表裏反転させて受取り、裏面側検査装置のターンテーブルに搬送するように構成することにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、扁平状の被検査体の表裏の外観を検査する外観検査機に関するものであり、特に、被検査体を1個づつ供給部から検査部に供給し、検査部で被検査体を搬送するとともに搬送途中で被検査体の表裏を反転させて被検査体の表裏の外観を検査する外観検査機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、扁平状の部品は、製造後に外観検査機を用いて部品(被検査体)の表裏の外観を検査して出荷されている。
【0003】
この被検査体の表裏の外観を検査するために用いられる外観検査機としては、扁平状の被検査体を1個づつ供給部から検査部に供給し、検査部で被検査体を搬送するとともに搬送途中で被検査体の表裏を反転させて被検査体の表裏の外観を検査するようにしている(たとえば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−2690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
被検査体の表裏の外観を検査するための外観検査機においては、短時間で被検査体の検査を行えるようにするために、被検査体の搬送途中で被検査体の表裏を円滑に反転させる必要がある。
【0006】
また、外観検査機においては、検査する被検査体のサイズや種類が異なる場合であっても1台の外観検査機で検査できるようにする必要がある。
【0007】
また、外観検査機においては、供給部から検査部に被検査体を1個づつ正確に供給する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そこで、請求項1に係る本発明では、扁平状の被検査体を1個づつ供給部から検査部に供給し、検査部で被検査体を搬送するとともに搬送途中で被検査体の表裏を反転させて被検査体の表裏の外観を検査する外観検査機において、検査部は、被検査体をターンテーブルで搬送しながら表面側の外観を検査する表面側検査装置と、表面側検査装置から受取った被検査体を表裏反転させる表裏反転装置と、表裏反転装置から受取った被検査体をターンテーブルで搬送しながら裏面側の外観を検査する裏面側検査装置とを有し、表裏反転装置は、表面側検査装置のターンテーブルの外側下方に傾斜面を有するターンテーブルを配置し、表面側検査装置のターンテーブルの外周端縁から落下した被検査体を前記傾斜面で表裏反転させて受取り、裏面側検査装置のターンテーブルに搬送するように構成することにした。
【0009】
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記検査部は、前記表裏反転装置のターンテーブルを高さ調節可能に構成することにした。
【0010】
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記供給部は、複数個の被検査体をまとめて投入するホッパーの下方に内側回転機構と外側回転機構とを同芯状に配置するとともに、内側回転機構及び外側回転機構に遠心力の作用で被検査体を1個づつに分離するターンテーブルをそれぞれ交換自在に装着して構成することにした。
【0011】
また、請求項4に係る本発明では、前記請求項3に係る本発明において、前記供給部は、内側回転機構に装着したターンテーブルの外周部上方に逆方向に回転する回転体を被検査体の厚みの1倍以上2倍未満の間隙を設けて配置して、重なり合った被検査体を分離できるように構成することにした。
【発明の効果】
【0012】
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
【0013】
すなわち、本発明では、扁平状の被検査体を1個づつ供給部から検査部に供給し、検査部で被検査体を搬送するとともに搬送途中で被検査体の表裏を反転させて被検査体の表裏の外観を検査する外観検査機において、検査部は、被検査体をターンテーブルで搬送しながら表面側の外観を検査する表面側検査装置と、表面側検査装置から受取った被検査体を表裏反転させる表裏反転装置と、表裏反転装置から受取った被検査体をターンテーブルで搬送しながら裏面側の外観を検査する裏面側検査装置とを有し、表裏反転装置は、表面側検査装置のターンテーブルの外側下方に傾斜面を有するターンテーブルを配置し、表面側検査装置のターンテーブルの外周端縁から落下した被検査体を前記傾斜面で表裏反転させて受取り、裏面側検査装置のターンテーブルに搬送するように構成しているために、被検査体の搬送途中で被検査体を円滑に表裏反転させることができる。
【0014】
また、本発明では、検査部の表裏反転装置のターンテーブルを高さ調節可能に構成しているために、被検査体のサイズに応じて表裏反転装置のターンテーブルの高さを調節することでサイズの異なる被検査体でも搬送途中で円滑に表裏反転させることができる。
【0015】
また、本発明では、供給部の構成として、複数個の被検査体をまとめて投入するホッパーの下方に内側回転機構と外側回転機構とを同芯状に配置するとともに、内側回転機構及び外側回転機構に遠心力の作用で被検査体を1個づつに分離するターンテーブルをそれぞれ交換自在に装着して構成することにしているために、被検査体の種類に応じて内外側回転機構に装着するターンテーブルを変更することで種類の異なる被検査体でも表裏の外観検査を行うことができる。
【0016】
また、本発明では、供給部の構成として、内側回転機構に装着したターンテーブルの外周部上方に逆方向に回転する回転体を被検査体の厚みの1倍以上2倍未満の間隙を設けて配置して、重なり合った被検査体を分離できるように構成することにしているために、供給部から検査部に被検査体を1個づつ正確に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る外観検査機を示す平面説明図。
【図2】同平面拡大説明図。
【図3】供給部を示す側面断面説明図。
【図4】同平面拡大説明図。
【図5】検査部を示す側面説明図。
【図6】同側面拡大説明図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に、本発明に係る外観検査機の具体的な構成について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
図1に示すように、外観検査機1は、扁平状の被検査体2を1個づつ供給するための供給部3と、供給部3から供給された被検査体2の外観を検査するための検査部4と、これら供給部3及び検査部4を制御するための制御部5とで構成して、供給部3から被検査体2を1個づつ検査部4に供給し、検査部4で被検査体2を搬送するとともに搬送途中で被検査体2の表裏を反転させて被検査体2の表裏の外観を検査するようにしている。
【0020】
まず、外観検査機1の供給部3の構成について説明すると、供給部3は、図2〜図4に示すように、複数個の被検査体2をまとめて投入するためのホッパー6の下方に内側回転機構7と外側回転機構8とを同芯状に配置している。
【0021】
内側回転機構7は、回転駆動機構9に円板状の内側回転体10を連動連結するとともに、内側回転体10の上部に円板状のターンテーブル11を交換自在に装着し、ターンテーブル11の上部中央に羽根体12を取付けている。回転駆動機構9は、制御部5に接続しており、制御部5で回転駆動制御されている。
【0022】
外側回転機構8は、回転駆動機構13に円環状の外側回転体14を連動連結するとともに、外側回転体14の上部に円環状のターンテーブル15を交換自在に装着している。回転駆動機構13は、制御部5に接続しており、制御部5で回転駆動制御されている。
【0023】
また、供給部3は、固定された基台16の上部に支持台17を着脱自在に取付け、支持台17の上部にカバー体18を交換自在に取付け、カバー体18の中央開口部に投入筒19を取付けている。
【0024】
カバー体18は、外側のターンテーブル15の直上方に近接配置しており、裏面側に被検査体2を案内するため被検査体2と略同一断面を有するガイド溝20を刻設している。
【0025】
さらに、供給部3は、内側のターンテーブル11の外周部上方に重なり合う被検査体2を1個づつに分離するための分離機構21を配置している。
【0026】
分離機構21は、回転駆動機構22に円板状の回転体23を連動連結し、回転体23を内側のターンテーブル11の外周部上方に高さ調節可能に配置しており、回転体23の下面と内側のターンテーブル11の上面との間に被検査体2の厚みの1倍以上2倍未満の間隙を形成するように高さを調節している。回転駆動機構22は、制御部5に接続しており、制御部5で回転駆動制御されている。なお、分離機構21は、内側のターンテーブル11の外周部上方と外側のターンテーブル15の内周部上方に跨いで配置してもよい。
【0027】
そして、供給部3は、内側回転機構7及び外側回転機構8で内外のターンテーブル11,15を平面視で反時計回りに回転させ、ホッパー6から複数個まとめて投入された被検査体2を内側のターンテーブル11及び羽根体12で外周部側に分散させ、被検査体2を内側のターンテーブル11の遠心力で外側のターンテーブル15へと送り、外側のターンテーブル15によって被検査体2を1個づつカバー体18のガイド溝20に沿って搬送して検査部4へと受渡すようにしている。
【0028】
その際に、供給部3は、分離機構21の回転駆動機構22で回転体23を平面視で時計回りに回転させ、被検査体2が重なり合っていない場合には、被検査体2が回転体23に接触することなく回転体23とターンテーブル11との間の間隙を通過して外側のターンテーブル15へと送られ、一方、被検査体2が重なり合っている場合には、上側の被検査体2が回転体23に接触してターンテーブル11の内周側に送られて下側の被検査体2と分離されるようにしている。
【0029】
以上に説明したように、上記外観検査機1の供給部3は、複数個の被検査体2をまとめて投入するホッパー6の下方に内側回転機構7と外側回転機構8とを同芯状に配置するとともに、内側回転機構7及び外側回転機構8に遠心力の作用で被検査体2を1個づつに分離するターンテーブル11,15をそれぞれ交換自在に装着した構成となっている。
【0030】
そのため、上記外観検査機1では、被検査体2の種類に応じて内外側回転機構7,8に装着するターンテーブル11,15を変更することで種類の異なる被検査体2でも表裏の外観検査を行うことができる。また、ターンテーブル11,15を外すことで清掃等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。なお、内外側回転機構7,8は、異なる速度や方向に回転させてもよく、また、それぞれにターンテーブル11,15を装着する場合に限られずいずれか一方のみに装着するようにしてもよい。
【0031】
また、上記外観検査機1の供給部3は、内側回転機構7に装着したターンテーブル11の外周部上方に逆方向に回転する回転体23を被検査体2の厚みの1倍以上2倍未満の間隙を設けて配置して、重なり合った被検査体2を分離できるように構成している。
【0032】
そのため、上記外観検査機1では、供給部3から検査部4に被検査体2を1個づつ正確に供給することができる。
【0033】
次に、外観検査機1の検査部4の構成について説明すると、検査部4は、図2及び図5〜図6に示すように、供給部3から受取った被検査体2を搬送しながら表面側の外観を検査する表面側検査装置24と、表面側検査装置24から受取った被検査体2を表裏反転させる表裏反転装置25と、表裏反転装置25から受取った被検査体2を搬送しながら裏面側の外観を検査する裏面側検査装置26とを並べて配置している。
【0034】
表面側検査装置24は、回転駆動機構27にターンテーブル28を連動連結するとともに、ターンテーブル28に高さ調節機構29を連動連結し、回転駆動機構27及び高さ調節機構29を制御部5に接続して、制御部5で回転駆動制御及び高さ調節制御するようにしている。
【0035】
ここで、ターンテーブル28は、外周端縁に上面から下面に向けて外側に傾斜する傾斜面30を形成している。
【0036】
また、表面側検査装置24は、ターンテーブル28の回転方向(ここでは、時計回り。)に沿ってターンテーブル28の上方に外観検査用の撮像機構31と不良品除去用の排除機構32と内周側から外周側へ傾斜させたガイド板33とを順に配置している。
【0037】
そして、表面側検査装置24は、回転駆動機構27でターンテーブル28を回転させ、供給部3から1個づつ受取った被検査体2をターンテーブル28で1個づつ間隔をあけて搬送しながら、撮像機構31で被検査体2の表面側の外観を撮影して制御部5で良否判定し、不良品のみを排除機構32でターンテーブル28の外方へ排除し、良品をガイド板33によってターンテーブル28の外周端縁から傾斜面30に沿って表裏反転装置25へと滑落させるようにしている。
【0038】
表裏反転装置25は、回転駆動機構34にターンテーブル35を連動連結するとともに、ターンテーブル35に高さ調節機構36を連動連結し、回転駆動機構34及び高さ調節機構36を制御部5に接続して、制御部5で回転駆動制御及び高さ調節制御するようにしている。
【0039】
ここで、ターンテーブル35は、表面側検査装置24のターンテーブル28の外周端縁よりも外側からターンテーブル28の内周下側ヘ向けて外側に曲線状に傾斜する傾斜面37を形成している。
【0040】
また、表裏反転装置25は、ターンテーブル35の外周外方にターンテーブル35とともに昇降する円筒状の基枠38を配置し、基枠38の上部にカバー39を取付け、裏面側検査装置26に近接する位置において基枠38に連通孔40を形成するとともにカバー39に内周側から外周側に傾斜させたガイド板41を取付けている。
【0041】
そして、表裏反転装置25は、回転駆動機構34でターンテーブル35を回転させ、表面側検査装置24のターンテーブル28の外周端縁から傾斜面30に沿って滑落した被検査体2をターンテーブル35の傾斜面37で表裏反転させて受取り、受け取った被検査体2をターンテーブル35で搬送するとともにガイド板41によって連通孔40から裏面側検査装置26へと受渡すようにしている。
【0042】
裏面側検査装置26は、回転駆動機構42にターンテーブル43を連動連結するとともに、ターンテーブル43に高さ調節機構44を連動連結し、回転駆動機構42及び高さ調節機構44を制御部5に接続して、制御部5で回転駆動制御及び高さ調節制御するようにしている。
【0043】
また、裏面側検査装置26は、ターンテーブル43の回転方向(ここでは、時計回り。)に沿ってターンテーブル43の上方に外観検査用の撮像機構45と不良品除去用の排除機構46と内周側から外周側へ傾斜させたガイド板47とを順に配置している。
【0044】
そして、裏面側検査装置26は、回転駆動機構42でターンテーブル43を回転させ、表裏反転装置25から受取った被検査体2をターンテーブル43で1個づつ間隔をあけて搬送しながら、撮像機構45で被検査体2の裏面側の外観を撮影して制御部5で良否判定し、不良品のみを排除機構46でターンテーブル43の外方へ排除し、良品をガイド板47によってターンテーブル43の外周端縁から回収するようにしている。
【0045】
以上に説明したように、上記外観検査機1の検査部4は、被検査体2をターンテーブル28で搬送しながら表面側の外観を検査する表面側検査装置24と、表面側検査装置24から受取った被検査体2を表裏反転させる表裏反転装置25と、表裏反転装置25から受取った被検査体2をターンテーブル43で搬送しながら裏面側の外観を検査する裏面側検査装置26とを有する構成となっている。
【0046】
しかも、検査部4の表裏反転装置25は、表面側検査装置24のターンテーブル28の外側下方に傾斜面37を有するターンテーブル35を配置し、表面側検査装置24のターンテーブル28の外周端縁から落下した被検査体2を傾斜面37で表裏反転させて受取り、裏面側検査装置26のターンテーブル43に搬送するように構成している。
【0047】
そのため、上記外観検査機1では、被検査体2の搬送途中で被検査体2を円滑に表裏反転させることができる。
【0048】
また、上記外観検査機1の検査部4は、表裏反転装置25のターンテーブル35を高さ調節可能に構成している。
【0049】
そのため、上記外観検査機1では、被検査体2のサイズに応じて表裏反転装置25のターンテーブル35の高さを調節することでサイズの異なる被検査体2でも搬送途中で円滑に表裏反転させることができる。
【符号の説明】
【0050】
1 外観検査機 2 被検査体
3 供給部 4 検査部
5 制御部 6 ホッパー
7 内側回転機構 8 外側回転機構
9 回転駆動機構 10 内側回転体
11 ターンテーブル 12 羽根体
13 回転駆動機構 14 外側回転体
15 ターンテーブル 16 基台
17 支持台 18 カバー体
19 投入筒 20 ガイド溝
21 分離機構 22 回転駆動機構
23 回転体 24 表面側検査装置
25 表裏反転装置 26 裏面側検査装置
27 回転駆動機構 28 ターンテーブル
29 高さ調節機構 30 傾斜面
31 撮像機構 32 排除機構
33 ガイド板 34 回転駆動機構
35 ターンテーブル 36 高さ調節機構
37 傾斜面 38 基枠
39 カバー 40 連通孔
41 ガイド板 42 回転駆動機構
43 ターンテーブル 44 高さ調節機構
45 撮像機構 46 排除機構
47 ガイド板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
扁平状の被検査体を1個づつ供給部から検査部に供給し、検査部で被検査体を搬送するとともに搬送途中で被検査体の表裏を反転させて被検査体の表裏の外観を検査する外観検査機において、
検査部は、被検査体をターンテーブルで搬送しながら表面側の外観を検査する表面側検査装置と、表面側検査装置から受取った被検査体を表裏反転させる表裏反転装置と、表裏反転装置から受取った被検査体をターンテーブルで搬送しながら裏面側の外観を検査する裏面側検査装置とを有し、
表裏反転装置は、表面側検査装置のターンテーブルの外側下方に傾斜面を有するターンテーブルを配置し、表面側検査装置のターンテーブルの外周端縁から落下した被検査体を前記傾斜面で表裏反転させて受取り、裏面側検査装置のターンテーブルに搬送するように構成したことを特徴とする外観検査機。
【請求項2】
前記検査部は、前記表裏反転装置のターンテーブルを高さ調節可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の外観検査機。
【請求項3】
前記供給部は、複数個の被検査体をまとめて投入するホッパーの下方に内側回転機構と外側回転機構とを同芯状に配置するとともに、内側回転機構及び外側回転機構に遠心力の作用で被検査体を1個づつに分離するターンテーブルをそれぞれ交換自在に装着して構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の外観検査機。
【請求項4】
前記供給部は、内側回転機構に装着したターンテーブルの外周部上方に逆方向に回転する回転体を被検査体の厚みの1倍以上2倍未満の間隙を設けて配置して、重なり合った被検査体を分離できるように構成したことを特徴とする請求項3に記載の外観検査機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−225839(P2012−225839A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−95185(P2011−95185)
【出願日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【出願人】(510253815)山正機械株式会社 (2)
【Fターム(参考)】