説明

学習支援教材。

【課題】 本発明は、各種学習テーマに関する多数の学習事項を容易に順序良く記憶するとともにそれら多数の学習事項を容易に順序良く想起することを可能にするための階層的画像イメージを備えた学習支援教材を提供することにある
【解決手段】 あらかじめ学習テーマに関する各学習事項を想起させる各図柄を設定して、その各図柄を前記学習テーマに基づいて順次階層的に重ね合わせた図解欄と、その図解欄の各図柄に重合または接近させてその図柄が想起させる前記設定になる学習事項が記載された学習事項欄と、前記学習テーマまたは前記学習テーマと前記設定の解説欄とを備えた構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種学習テーマに関する多数の学習事項を容易に順序良く理解し記憶するとともに容易に順序良く想起させるための学習支援教材に関するものである。
【背景技術】
【0002】
あるものを理解したり学習したりする場合に、文字を読んだり聞いたりするよりも実際に目で見る方が効果的で、しかも瞬時に理解できると言われている。そして、あるものを記憶する場合に、文字や数字で記憶するよりも画像・イメージで記憶する方がその記憶効果が高いことも知られている原理である。
また、大学の入学試験や各種国家試験などにおいては、多数の学習事項を順序良く記憶しなければならないとともに、一旦記憶したそれら学習事項を短時間で順序良く想起できることが求められている。
しかしながら、学習者が自ら画像・イメージを利用して多数の学習事項を容易に順序よく理解して記憶するとともに容易に順序よく想起できるよういにしようとすることは、膨大な作業時間と忍耐とアイデアが必要であって、大変に煩雑な準備作業を必要とすることになる。そのため、多数の学習事項の習得においてあらかじめ画像・イメージによる効果的な理解と順序良い記憶を可能とするとともに容易に順序良く想起させることを可能とした学習支援教材が望まれている。
【0003】
外国語の習得においてその基本的な文章や単語等の記憶は不可欠であるが、記憶するためには相当な努力が必要であり、学習意欲を持続することが難しい等の障害がある。
また、日本語と英語等の外国語では語順が大きく異なるために、英文等を記憶しようとする場合には意味の記憶の他に語順の記憶も同時に行う必要がある。このため単語の意味はわかっても語順が分からない場合には英会話等が旨く出来ない障害がある。
さらに、従来英会話など外国語の習得方法として聞き取り学習方法がある。カセットテープやCD−ROM等に記録された英語文などのデータを再生して聞き取り学習したり、ラジオやテレビの聞き取り学習(ヒアリング)講座を受講したりして学習している。その場合の基本的な学習スタイルは、外国語文などの発音を聞きながらその付属テキストなどに表示されている単語や文章などを同時に見てその発音の意味や語順などを確認して記憶していくものである。
しかしながら、発音を聞きながら同時にその発音に対応している単語や文章などを読んでいく場合には、その文字を読むことに時間を取られるために、音声に集中できない傾向にある。特に初学者の場合には、その発音が通常のスピードで行われる場合にはその発音スピードに文字を読むスピードが追いつかないという障害がある。
そこで、以上のような外国語学習におけるもろもろの障害を容易に克服できて、それら単語や文章の語順などの多数の学習事項を容易に順序よく理解して記憶するとともに容易に順序よくに想起できることを可能とした学習支援教材が望まれている。
【0004】
法律や各種論文などにおける各学習事項の習得においては、その学習事項を単に理解し記憶することの他にその体系的位置付けや論述順序などを理解し記憶することが不可欠である。しかしながらそれら学習科目における従来の教材においては、ほとんど文字を中心にした説明が行われており、それら学習事項の習得は、学習者自身の読解力や文章の記憶能力にまかされているのが実情であり、一般の学習者にとっては相当な努力と時間をかけなければそれら学習事項の習得は難しいしのが実情である。したがって、それら学習事項の体系的位置付けや論述順序などを容易に順序よく理解して記憶するとともに容易に順序よく想起できることを可能とした学習支援教材が望まれている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記問題に鑑み、本発明は、各種学習テーマに関する多数の学習事項を容易に順序良く記憶するとともにそれら多数の学習事項を容易に順序良く想起することを可能にするための階層的画像イメージを備えた学習支援教材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、本発明は、あらかじめ学習テーマに関する各学習事項を想起させる各図柄を設定して、その各図柄を前記学習テーマに基づいて順次階層的に重ね合わせた図解欄と、その図解欄の各図柄に重合または接近させてその図柄が想起させる前記設定になる学習事項が記載された学習事項欄と、前記学習テーマまたは前記学習テーマと前記設定の解説欄とを備えた構成となっている。
【0007】
また、あらかじめ学習テーマに関する各学習事項を想起させる各図柄を設定するとともにそのうちの所定の図柄を順に組入れた組分けをして、その組ごとの前記各図柄を前記学習テーマに基づいて順次階層的に重ね合わせた図解欄と、その図解欄の各図柄に重合または接近させてその図柄が想起させる前記設定になる学習事項が記載された学習事項欄と、前記学習テーマまたは前記学習テーマと前記設定の解説欄とを備えた構成とすることもできる。
【0008】
さらに、前記各図柄が複数の図柄の組み合わせ図である構成とすることができる。
【0009】
またさらに、前記図解欄の各図柄が、その図柄が想起させる前記設定になる前記各学習事項の属性ごとに色分けされた各図柄である構成とすることができる。
【0010】
あるいは、前記学習支援教材が、前記図解欄と学習事項欄と解説欄とを集めて一つの本に製本された構成とすることができる。
【0011】
あるいはまた、前記学習支援教材が、前記図解欄と学習事項欄と解説欄とを集めて記録媒体にソフト化された構成とすることもできる。
【0012】
あるいはさらに、前記学習支援教材が、前記図解欄と学習事項欄と解説欄とを集めてインターネットにより配信される構成とすることもできる。
【0013】
そして、前記学習支援教材が、記録媒体にソフト化された教材あるいはインターネットにより配信される教材である場合に、前記各図柄がマルチメディア画像である構成とすることもできる。
【0014】
このとき、前記学習支援教材がインターネットにより配信される教材である場合に、前記マルチメディア画像がバナー広告画像である構成とすることもできる。
【0015】
またそして、前記学習支援教材が、記録媒体にソフト化された教材あるいはインターネットにより配信される教材である場合に、端末画面上に音声の発音・非発音を選択できる音声操作欄を設け、その発音の音声操作欄上にポインターを合わせてクリックするとコンピューターに備わるスピーカーから前記学習事項欄や解説欄などの内容の発音がなされるようにして、また、その非発音の音声操作欄上にポインターを合わせてクリックすると発音がなされないようにした構成とすることもできる。
【発明の効果】
【0016】
本発明にかかる学習支援教材によれば、前記各図柄を見て学習ができるため、老若男女を問わず誰でも学習することが出来る。そして、前記図解欄の各図柄の近傍に前記学習事項欄を表示することで、それを見た学習者の脳にその図柄と学習事項とのイメージ結合記憶を刷り込ませて多数の学習事項を容易に順序良く自然に階層的画像イメージで理解し記憶して行くことが可能になるとともに容易に順序良く想起することが可能になる。
また、前記請求項2の構成によれば、多数の前記図解欄を効率的に関連付けて順序良く記憶して想起することが可能になるとともに多数の学習事項を容易に順序良く自然に階層的画像イメージで理解し記憶して行くことが可能になるとともに容易に順序良く想起することが可能になる。
さらに、階層的に表示することで前記図解欄の表示面積も少なくすることが可能となり、限られたスペースにより多くの前記図解欄を表示することが可能となる。
【0017】
外国語の語順を容易に順序良く自然に階層的画像イメージで理解して記憶していくことが可能となるになるとともに容易に順序良く想起することが可能になる
また、本発明においては、階層的画像イメージを主体的に利用した学習手段がとれるために、本発明の学習支援教材を前記聞き取り学習の場合の付属テキストとして利用すれば英会話などが通常の発音スピードで発音されてもその発音を聞きながらその発音のスピードに遅れずに瞬時にその発音された外国語の意味や語順などを容易に順序良く自然に階層的画像イメージで理解して記憶していくことが可能となるとともに容易に順序良く想起することが可能になる。
【0018】
法律や各種論文における各学習事項の体系的位置付けや論述順序などを効率的に順序良く自然に階層的画像イメージで理解して記憶していくことが可能となるとともに効率的に順序良く想起することが可能になる
【0019】
またさらに、前記図解欄の各図柄を前記各学習事項の属性ごとに色分けすることで、該各学習事項を更に簡明に仕分けされた形で階層的画像イメージで理解して記憶していくことが可能となるとともに容易に順序良く想起することが可能になる
【0020】
さらにまた、本発明にかかる学習支援教材が記録媒体にソフト化された教材あるいはインターネットにより配信される教材である場合に、図柄をマルチメディア画像とすることによって、より楽しく学習することができるとともに、その図柄のイメージが静止画よりも頭に定着し易くなるため、外国語などの前記各学習事項の記憶や想起効率が良くなる。そしてまた、インターネット配信の場合には、前記マルチメディア画像をバナー広告画像とすることで、広告画像としての効果的な利用形態をも提供することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
本発明は、あらかじめ学習テーマに関する各学習事項を想起させる各図柄を設定するとともに、その各図柄を前記学習テーマに基づいて順次階層的に重ね合わせた図解欄と、その図解欄の各図柄に重合または接近させてその図柄が想起させる前記設定になる学習事項が記載された学習事項欄とを備えることで、それを見た学習者の脳にその図柄と学習事項とのイメージ結合記憶を刷り込ませて、多数の学習事項を容易に順序良く自然に階層的画像イメージで理解し記憶して行くことを可能とするとともにその多数の学習事項を容易に順序よく想起することを可能としたことを最大の特徴とする。
以下本発明によるの実施形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
図1は本発明にかかる学習支援教材1の基本的実施形態の一例を示す平面図である。あらかじめ学習テーマに関する各学習事項を想起させる各図柄2を設定3するとともに、その各図柄2を前記学習テーマに基づいて順次階層的に重ね合わせた図解欄4と、その図解欄4の各図柄2に重合または接近させてその図柄2が想起させる前記設定3になる学習事項が記載された学習事項欄5と、前記学習テーマの解説欄6とを備えた構成になっている。
具体的には、学習テーマはカレー料理における鍋に玉ねぎと人参と肉とルーを入れる順番である。
あらかじめその学習テーマに関する玉ねぎと人参と肉とルーを想起させる各図柄2を設定3するとともに、その各図柄2を前記学習テーマに基づいて順次階層的に重ね合わせた図解欄4と、その図解欄4の各図柄2に重合または接近させてその図柄2が想起させる前記設定3になる学習事項が記載された学習事項欄5と、前記学習テーマの解説欄6とを備えた構成になっている。
このとき、図解欄4の各図柄2の表示面積や配置は任意であり、学習テーマや表示スペース等を勘案して各図柄を表示するものとする。
また、学習テーマが「鍋に…入れる順番」であるから鍋の図柄を背景図として表示した。
さらに、この場合に、例えば、人参は「国産に限る」というような条件が付いていたと仮定すれば、「国産に限る」という学習事項を想起させる図柄に国旗を設定3して、図2で例示している様に、前記各図柄2を「人参と日本の国旗」の組み合わせ図の構成として、前記各学習事項をより詳細に表す場合もある。
【0023】
図3は、学習テーマは英語の文章の語順である。
あらかじめ学習テーマに関する各学習事項(単語)を想起させる各図柄2を設定3するとともに、その各図柄2を前記学習テーマに基づいて順次階層的に重ね合わせた図解欄4と、その図解欄4の各図柄2に重合または接近させてその図柄2が想起させる前記設定になる学習事項が記載された学習事項欄5と、前記学習テーマと前記設定3の解説欄6とを備えた構成になっている。
なお、各図柄2の重ねあわせ方を下からするか上からするかは任意であって、Aは各図柄2を順次下から重ね合わせた構成であり、Bは順次上から重ね合わせた構成である。この重ね合わせ方は解説欄6や学習事項欄5を見れば容易に判断できるものであるが、必要に応じて解説欄6で説明するものとする。
【0024】
本発明にかかる学習支援教材1は、図3に示す通り、図解欄4と学習事項欄5と解説欄6の全てを1頁に収める構成とすることもでき、また、図4に示す通り、図解欄4と学習事項欄5とを1頁に収め、別の頁に解説欄6を収める構成とすることも可能である。
【0025】
図5は、あらかじめ学習テーマに関する各学習事項を想起させる各図柄2を設定3するとともにそのうちの所定の図柄を順に組入れた組分けをして、その組ごとの前記各図柄2を前記学習テーマに基づいて順次階層的に重ね合わせた図解欄4と、その図解欄4の各図柄2に重合または接近させてその図柄が想起させる前記設定3になる学習事項が記載された学習事項欄5と、前記学習テーマの解説欄6とを備えた構成になっている。
具体的には、学習テーマは日本国憲法第1条の条文とその体系的位置付けである。
図解欄4のAとBはその条文の体系的位置付けを表している。図解欄4のCはその条文の内容を表している。
そして、図解欄4のAの各図柄2のうちの天皇を想起させる図柄(菊の図柄)を図解欄4のBでも組入れて表示している、そして図解欄4のBの各図柄2のうちの天皇の地位(第1条)を想起させる図柄(イスの図柄)を図解欄4のCでも組入れて表示している構成になっている。このような構成によって、学習者は図解欄4のAとBとCとを順序良く順次関連付けてイメージすることが可能になり、図解欄4のAとBを見て容易にその条文の体系的な位置付けを階層的画像イメージで把握することが可能となり、そして、図解欄4のCをみて容易にその条文の単語や文言を順序良く階層的画像イメージで記憶して行くことが可能になるものである。
本事例の場合には、第1条の文言を3つに分けて、それぞれの文言(すなわち学習事項)にその文言を想起させる図柄を設定しておりますが、その分け方は任意であり、条文の文言をもっと細かく分けてたくさんの図柄を設定しても良いし、もっと大きく分けて設定しても良い。
【0026】
上記構成からなる学習支援教材1は、図解欄4と学習事項欄5と解説欄6とを集めて、一つの本に製本してもよい。また、同様に、図解欄4と学習事項欄5と解説欄6とを集めて、記録媒体にソフト化してもよい。かかる記録媒体としては、CD−ROMやDVD−ROM等、特に限定するものではない。さらに同様に、図解欄4と学習事項欄5と解説欄6とを集めて、インターネットにより配信してもよい。ソフト化された教材あるいはインターネット配信による教材を習得するための端末としては、パソコンや携帯端末が考えられる。
【0027】
また、かかる図柄2として広告宣伝用の図柄とする態様も考えられる。
【0028】
またさらに、本発明にかかる学習支援教材1が記録媒体にソフト化された教材あるいはインターネットにより配信される教材である場合に、各図柄2をマルチメディア画像とすることができる。ここにいうマルチメディア画像とは、動画、音声、あるいはその組み合わせからなる各図柄2をいう。各図柄2を動画とすることにより静止画として表示するよりもインパクトのある視覚イメージとして頭に定着し易くなり、前記各学習事項をさらに効率よく記憶・習得することが可能となる。同様に、各図柄2から前記各学習事項などの音声を発声させることにより、視覚イメージと音声イメージとが相俟って、前記各学習事項などを更に効率よく記憶・習得することが可能となる。また、同様に、各図柄2について動画と音声とを組み合わせることで、インパクトのある視覚イメージと音声イメージとが相俟って、前記各学習事項を更に効率よく記憶・習得することが可能となる。
【0029】
尚、動画については、端末画面G上に表示された時点から終始動画として表示させることも可能であるが、当初は静止画として表示して、ポインターを各図柄2の上に持ってきた段階でその図柄2を動画として表示させることもできる。また、音声については、ポインターを各図柄2の上に持ってきた段階でその図柄2に対応する音声を発声させる構成を採る。
【0030】
また、本発明にかかる学習支援教材1がインターネットにより配信される教材である場合には、前記マルチメディア画像をバナー広告画像とする構成を採用することもできる。かかる構成とすることにより、学習者への広告機能として効果的な利用形態を提供することが可能となる。
【0031】
そしてまた、前記学習支援教材1が記録媒体にソフト化された教材あるいはインターネットにより配信される教材である場合に、端末画面G上に音声操作欄7を設け、学習者がその発音の音声操作欄7上にポインターを合わせてクリックするとコンピューターXに備わるスピーカーYから前記各学習事項や解説欄6などの内容の発音がなされるようにして非発音の音声操作欄7上にポインターを合わせてクリックすると発音がなされない構成とすることも可能である。図6は、かかる構成を採用した場合の端末画面Gに表示された学習支援教材1を示している。
【0032】
尚また、発音させる音声を学習事項欄5や解説欄6の内容とすることで、端末画面G上に表示される学習事項欄5や解説欄6を省略することもできる。このことは、端末が携帯電話等の携帯端末であって端末画面Gが小さいため、その画面上に学習事項欄5や解説欄6を表示することが困難な場合により効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】学習テーマが料理の手順である場合の本発明にかかる基本的実施形態の一例を示す平面図である。
【図2】組み合わせ図を表示した場合の本発明にかかる基本的実施形態の一例を示す平面図である。
【図3】学習テーマが英語の文章の語順である場合の学習支援教材の本発明にかかる基本的実施形態の一例を示す平面図である。
【図4】図解欄4と学習事項欄5を一頁に収め、別の頁に解説欄6を収める構成の実施形態の一例を示す平面図である。
【図5】学習テーマが法律の条文の体系的位置と条文の内容である場合の本発明にかかる学習支援教材の基本的実施形態の一例を示す平面図である。
【図6】端末画面に音声の操作欄を設けた場合の本発明にかかる学習支援教材の実施形態の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
【0034】
1 学習支援教材
2 各図柄
3 設定
4 図解欄
5 学習事項欄
6 解説欄
7 音声操作欄
G 端末画面
X コンピューター
Y スピーカー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
あらかじめ学習テーマに関する各学習事項を想起させる各図柄を設定して、その各図柄を前記学習テーマに基づいて順次階層的に重ね合わせた図解欄と、その図解欄の各図柄に重合または接近させてその図柄が想起させる前記設定になる学習事項が記載された学習事項欄と、前記学習テーマまたは前記学習テーマと前記設定の解説欄とを備えたことを特徴とする学習支援教材。
【請求項2】
あらかじめ学習テーマに関する各学習事項を想起させる各図柄を設定するとともにそのうちの所定の図柄を順に組入れた組分けをして、その組ごとの前記各図柄を前記学習テーマに基づいて順次階層的に重ね合わせた図解欄と、その図解欄の各図柄に重合または接近させてその図柄が想起させる前記設定になる学習事項が記載された学習事項欄と、前記学習テーマまたは前記学習テーマと前記設定の解説欄とを備えたことを特徴とする学習支援教材。
【請求項3】
前記各図柄が複数の図柄の組み合わせ図であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の学習支援教材。
【請求項4】
前記図解欄の各図柄が、その図柄が想起させる前記設定になる前記各学習事項の属性ごとに色分けされた図柄であることを特徴とする請求項1から請求項3に記載の学習支援教材。
【請求項5】
前記学習支援教材が、前記図解欄と学習事項欄と解説欄とを集めて一つの本に製本されたものであることを特徴とする請求項1から請求項4に記載の学習支援教材。
【請求項6】
前記学習支援教材が、前記図解欄と学習事項欄と解説欄とを集めて記録媒体にソフト化されたものであることを特徴とする請求項1から請求項4に記載の学習支援教材。
【請求項7】
前記学習支援教材が、前記図解欄と学習事項欄と解説欄とを集めてインターネットにより配信されるものであることを特徴とする請求項1から請求項4に記載の学習支援教材。
【請求項8】
前記学習支援教材が、記録媒体にソフト化された教材あるいはインターネットにより配信される教材である場合に、前記各図柄がマルチメディア画像であることを特徴とする請求項1から請求項4に記載の学習支援教材、又は、請求項6または請求項7に記載の学習支援教材
【請求項9】
前記学習支援教材がインターネットにより配信される教材である場合に、前記マルチメディア画像がバナー広告画像であることを特徴とする請求項8に記載の学習支援教材。
【請求項10】
前記学習支援教材が、記録媒体にソフト化された教材あるいはインターネットにより配信される教材である場合に、端末画面上に音声の発音・非発音を選択できる音声操作欄を設け、その発音の音声操作欄上にポインターを合わせてクリックするとコンピューターに備わるスピーカーから前記学習事項欄や解説欄などの内容の発音がなされるようにして、また、その非発音の音声操作欄上にポインターを合わせてクリックすると発音がなされないようにしたことを特徴とする請求項1から請求項4に記載の学習支援教材、又は、請求項6から請求項9に記載の学習支援教材。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2006−215511(P2006−215511A)
【公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−61513(P2005−61513)
【出願日】平成17年2月6日(2005.2.6)
【出願人】(501256764)
【Fターム(参考)】