説明

安定な配送管連結部を有するトリガ式噴霧機

遠隔の動力噴霧機を液体の容器に接続するための供給装置の一つの実施形態において、柔軟な配送管は、遠隔の固定器具に取外せないように接続される一方の端部とコネクタ・ホースに取外せないように接続されるもう一方の端部を含む。遠隔の固定器具とコネクタ・ホースの各々は、使用の際に動力噴霧機が引っ張られかつ操作されるとき、管と、遠隔の固定器具と、コネクタ・ホースとの間の接続歪を緩和するための固定器具アダプタとコネクタ・アダプタを個々に含む歪緩和要素を含む。第二の実施形態において、柔軟な配送管は、遠隔の固定器具に取外せないように接続される一方の端部と、容器に支障なく配置されるが、コネクタ・ホース上に差し込まれ、かつそこに摺動自在に配置されるスプリング状錘を含んでいるもう一方の端部を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一般に、トリガ作動供給装置に関し、また具体的には、遠隔のトリガ式噴霧機を、供給される液体の容器に接続するための供給組立体に関する。
【背景技術】
【0002】
芝生と庭の用途に用いる、具体的には除草剤と、殺虫剤と、木と草の栄養素等の、噴霧用の遠隔供給装置は、数年前から多くの形式において利用されてきた。その開示を引用することにより本明細書の記載に替える米国特許第5,553,750号明細書に開示されるそのような装置の一つは、容器のクロージャに接続される円筒型の取っ手を有し、また未使用期間中は容器内部に保管され、噴霧操作中は容器から引き抜くことができる、一実施形態に記載の柔軟な管を有するトリガ式噴霧機を含む。別の実施形態において、柔軟な管はコイル状に巻かれ、また未使用期間中は容器内部に設置されるレセプタクル内部に保管される。噴霧操作中は、トリガ式噴霧機はクロージャから取外され、また管はそのレセプタクルからまっすぐに延ばされる。
【0003】
噴霧操作中は、管は引っ張られる場合があり、またそれによって容器及び/又は噴霧機から接続を断たれる状態になる。そのような断絶を阻止する一つの方法は、トリガ式噴霧機及び/又は容器のクロージャの内部の、多数の継ぎ手内部に管を挿入することである。多数の継ぎ手の使用は、初期使用のための適正な保持力を与えるが、期間中に反復される引張と、製品との相互作用による管構造条件の変化は、管と継ぎ手の間の密閉性を低下しがちであり、ひいては管が噴霧機及び/又は容器から完全に断絶され易くしている。
【0004】
その開示を引用することにより本明細書の記載に替える、米国特許第6,050,459号明細書は、容器へのトリガ式噴霧機の接続を達成するために、柔軟な管の上端部の全体を覆ってちょうつがい連結されたキャップを有するキャップ体と、柔軟な管に取付けられたコネクタとを含む液体噴霧供給機用の堅い浸漬管コネクタを開示する。コネクタとクロージャの間の連結器はしかしながら、極めて体系化されるので、連結器は比較的安定しない連結を与え、また引っ張られたとき容器から断絶し易い。
【0005】
従って、簡素でかつ低価格な設計から成るが、柔軟な管を堅い浸漬管に連結しもしくは柔軟な管と浸漬管の組立体を容器に連結するに十分有効な、そのようなコネクタを改良するためのニーズがある。
【0006】
本文と共通し、またその開示を引用することにより本明細書の記載に替える、さらなる米国特許第6,409,052号明細書は、遠隔操作用で、またトリガ式噴霧機上に備えられる中空の握り用取っ手の内部にコイル状に巻かれかつ保管される柔軟な配送管を含む、トリガ式噴霧供給装置を開示する。一個のアダプタは、配送管の末端部に取外せないよう接続され、また容器の外部の浸漬管に直接取付けることにより、もしくは容器のクロージャ・キャップに取付けることにより容器と接続する。
【0007】
米国特許第6,409,052号明細書に関しては、簡素でかつ低価格な設計から成るが、柔軟な管を堅い浸漬管に連結しもしくは柔軟な管と浸漬管の組立体を容器に連結するに十分
有効な、開示された前述の噴霧機取付けと管の保管との方法を改良するためのさらなるニーズがある。
【発明の開示】
【0008】
本発明の目的は従って、大量生産し、保管しかつ出荷することを容易にし、また運送し、使用し、後の再使用のため再保管することを便利にするように、トリガ式噴霧機を液体の容器に安定に接続するための改良されたトリガ式噴霧供給装置を提供することである。
【0009】
供給装置の一つの実施形態において、柔軟な配送管は、遠隔の固定器具に取外せないように接続されるその一方の端部と、コネクタ・ホースに取外せないように接続されるそのもう一方の端部を含む。遠隔の固定器具とコネクタ・ホースの各々は、使用の際に動力噴霧機が引っ張られまた操作されるとき、管と、遠隔の固定器具と、コネクタ・ホースとの間の接続歪を緩和する固定器具アダプタとコネクタ・アダプタを個々に含む歪緩和手段を含む。第二の実施形態において、柔軟な配送管は、遠隔の固定器具に取外せないように接続されるその一方の端部と、容器中に支障なく配置されるが、コネクタ・ホースに差し込まれ、またそこに摺動自在に配置されるスプリング状錘を含んでいるもう一方の端部を含む。
【0010】
本発明のさらなる特徴と、有利性と、実施形態は、添付の詳細な説明と、図面と、請求項との検討材料から示されもしくは明らかになる。さらに、本発明の前述の要約と添付の詳細な説明の両方とも代表例であり、また請求されたような本発明の要旨を限定することなくさらなる説明を与えることが意図されていることが理解される。
【0011】
本発明の一層の理解を与えるために包含され、本明細書に組み込まれ、かつ一部を構成する添付図は、本発明の原理を説明するに役立つ詳細説明と共に本発明の好適な実施形態を図示する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
同一の参照符号が幾つかの図を通して同一の部品を指定する図面を参照すると、図1−9は、本発明に記載の供給装置の、一般に10aと10bと指定される二つの実施形態を図示する。
【0013】
図1−4と、9に示されるように、本発明の供給装置の第一の実施形態10aは一般に、そこを通って容器(示されていない)から液体製品を噴霧するための遠隔の固定器具12に取外し自在に取付けられる既知のデザインの動力噴霧機58などのトリガ式噴霧機を含む。容器が含む液体は芝生もしくは庭の手入れなどに供給され、また容器は高密度のポリプロピレンから成る。供給装置10は、配送管が固定器具のアダプタ18の保持リング26に到達するまで、遠隔の固定器具12の細長い開口部16内に挿入され、また固定器具のアダプタ18の一端に差込まれる柔軟な配送管14を含む。図1と、3と、9に示されるように、管14は、部分20の内壁がアダプタ18の管保持ニップル22上に密閉して配置され、また部分20の外壁が細長い開口部16の内壁24により密閉して圧縮されるように、細長い開口部16の内部に密閉して固定される。このように、細長い開口部16とアダプタ18の管保持ニップル22との間にクランプされる管14の部分20を用いて、固定器具のアダプタ18は、使用の際に動力噴霧機58を操作するとき、管14を遠隔の固定器具12からの接続を断つ傾向がある、遠隔の固定器具12と管14との間の接続歪を緩和するために機能する。固定器具アダプタ18とコネクタ・ホース32(後述)の管保持ニップル22と33(後述)は個々に、管14がそこから取外されないように管14内に押し込む円形の隆起56を含む。
【0014】
図1−4と、9の実施形態において、固定器具のアダプタ18の保持リング26は、アダプタ18が開口部16を通って挿入されないように、細長い開口部16の上部リム28に接触して係合するように配置される。アダプタ18の対向ニップル30は、製品を管14から動力噴霧器を通って外部へ供給するために、動力噴霧機58の内部の製品ハウジング(示されていない)に接続される製品注入管(示されていない)を含み、そのことは 2004年3月3日に出願され“動力噴霧機用の放出/排出モジュール”と表題を付けられた共有の米国特許出願番号第10/791,285号明細書に詳述され、その内容を引用することにより全体が本明細書の記載に替えられる。
【0015】
図1−4と、9に図示されるように、柔軟な配送管14は、保管と出荷する際は遠隔の固定器具12のリング15の周囲にコイル状に巻かれ、そこを通して製品を放出するためにそれを延ばす際は長手方向に延びる。さらに、保管と出荷する際は、供給装置10の管14と残りの構成部品は、収縮包装と、クランプ等によって図1に図示されるコイル状に巻かれた形態にほぼ固定される。
【0016】
管14の反対側の末端部31は、米国特許第6,409,052号明細書に詳述されるように容器のクロージャ(示されない)の内部に作製済みの円筒型の孔に接続される、コネクタ・ホース32上に取外せないように差し込まれる。管14は、コネクタ・アダプタ34によって、コネクタ・ホース32に固定される。本発明に記載のコネクタ・ホース32は、管保持ニップル33とそこから垂れ下がっている対向ニップル35を備える円筒体を有する一個のプラスチック構造から成る。コネクタ・ホース32の本体は、複数の半径方向に延びているリング37と、41と、43と、各ニップルと同軸である中心通路39を備え長手方向に延びているニップル33と35を含む。図1と、3と、9に示されるように、管14の部分36は、部分36の内壁が管保持ニップル33上に密閉して配置され、また部分36の外壁がコネクタ・アダプタ34に備えられる細長い開口部42の内壁40により密閉して圧縮されるように、コネクタ・ホース32の管保持ニップル33に差し込まれる。このように、細長い開口部42と管保持ニップル33との間にクランプされる管14の部分36を用いて、コネクタ・アダプタ34は、ホース組立体がコネクタ・ホース32と、コネクタ・アダプタ34と、容器に接続されるフィルタ44を含んでいるとき、コネクタ・ホース32と管14との間の接続歪を緩和するために機能する。同様に、図3と9に最も良く示されるように、コネクタ・アダプタ34は、コネクタ・ホース32のリング37の外縁の上方に延びかつ外縁に摩擦係合する、内面を有する外壁38を設けられる。コネクタ・ホース32のリング41は、外壁38用の座面としての機能を果たすことができる。
【0017】
簡単に前述され、また米国特許第6,409,052号明細書に詳述されたように、コネクタ・ホース32の管保持ニップル33は、容器のクロージャの中の作製済みの円筒型の孔内にスナップ式に嵌め込まれ、それによって容器の底面壁に向かって容器内にいずれか通常の方法どおり延びる堅い浸漬管からの液体製品の通路が、容器から、コネクタ・ホース32を経て、管14と、固定器具アダプタ18を通り、製品注入管に達し、動力噴霧機58のポンプ室へ、そして動力噴霧機を通って外部への液体用の注入通路を形成するのを可能にしている。
【0018】
本発明の供給装置の第二の実施形態10bは、図5−8を参照して、また同様に図9を一部参照して詳述される。
【0019】
図5−8に示され、第一の実施形態用に前述されたように、供給装置10bの第二の実施形態も一般に、そこを通って容器から液体製品を噴霧するための遠隔の固定器具12上に取外し自在に取付けられる既知のデザインの動力噴霧機58などのトリガ式噴霧機を含む。供給装置10用の第二の実施形態は、遠隔の固定器具12の細長い開口部16内に挿入され、また管が固定器具アダプタ18の保持リング26に到達するまで、固定器具のアダプタ18の一端に差し込まれる柔軟な配送管14を含む。図5と、7と、9に示されるように、管14は、部分20の内壁がアダプタ18の管保持ニップル22上に密閉して配置され、また部分20の外壁が細長い開口部16の内壁により密閉して圧縮されるように、細長い開口部16の内部に密閉して固定される。このように、細長い開口部16と管保持ニップル22との間にクランプされる管14の部分20を用いて、固定器具アダプタ18は、使用の際に動力噴霧機58が操作されるとき、管14を遠隔の固定器具12からの接続を断つ傾向がある、遠隔の固定器具12と管14との間の接続歪を緩和するために機能する。固定器具アダプタ18とコネクタ・ホース32の管保持ニップル22と33は個々に、管14がそこから取外されないように管14内に押し込む円形の隆起56を含む。
【0020】
第二の実施形態10bにおいて、固定器具アダプタ18の保持リング26は、アダプタ18が開口部16を通って挿入されないように細長い開口部16の上部リム28に接触して係合するように配置される。アダプタ18の対向ニップル30は、製品を管14から動力噴霧機を通って外部へ供給するために、動力噴霧機58の内部の製品ハウジング(示されていない)に接続される製品注入管(示されていない)を含み、そのことは以前に本明細書の記載に替えた共有の米国特許出願番号第10/791,285号明細書に詳述される。
【0021】
前述の機構に加えて、本発明の供給装置の第二の実施形態10bは、図5と、7と、8に最も良く図示されるように、管14に摺動自在に配置され、またアダプタ48によってコネクタ・ホース32から一定の距離に固定されるクロージャ・キャップ46を含む。アダプタ48は、一定の位置で管14上にクランプするための複数の尖叉49を含み、またアダプタ48が遠隔の固定器具12に向かって上向きに摺動されないようにする管14上の切欠き54(図5)によってコネクタ・ホース32に隣接して固定される。このように、コネクタ・ホース32からのクロージャ・キャップ46の距離は、いったんキャップ46が容器に取付けられと、コネクタ・ホース32が容器の底面に隣接して停止するように、随時アダプタ48を移動することにより調整される。
【0022】
図5に示されるように、管14の対向端もしくは末端31は、コネクタ・ホース32に接続され、また容器が直立に置かれる前に如何に傾けられるかどうかに係らず、いったん容器が直立に置かれるとコネクタ・ホースを容器の底面に隣接して保持するために、その上に摺動自在に配置されるスプリング状錘50を含む。本発明の供給装置の第一の実施形態10aと比較すると、第二の実施形態10bは、コネクタ・アダプタ34の使用を必要としない。その理由は、米国特許第6,409,052号明細書に詳述されるように、コネクタ・ホース32が容器のクロージャの内部の作製済みの孔に接続される第一の実施形態とは対照的に、第二の実施形態のコネクタ・ホース32が容器内に支障なく挿入されるからである。さらに、本供給装置の第二の実施形態10bに関しては、コネクタ・ホース32とスプリング状錘50に加えて、ホース組立体は、ホース32のレセプタクル52内に取付けられるフィルタ44を含む。同様に、第一の実施形態に関して検討されたように、供給装置の第二の実施形態に関しては、コネクタ・ホース32は、管保持ニップル33とそこから垂れ下がっている対向ニップル35を備える円筒体を有する一個のプラスチック構造から成る。コネクタ・ホース32の本体は、半径方向に延びていて、スプリング状錘50用の歯止めとして機能するリング37と把持面として機能するリング41と43も含む。軸方向のニップル33と35は、各ニップルと同軸の中心通路39を含む。図5と7に示されるように、管14の部分36は、コネクタ・ホース32の管保持ニップル33上に差し込まれ、また前述されたように、完全なホース組立体が、容器内に支障なく挿入される。
【0023】
前述から、簡素かつ経済的だが十分有効な供給装置が、遠隔のポンプ噴霧機用に考案されてきたことが分る。一つの実施形態において、柔軟な配送管は、遠隔の固定器具に取外せないように接続されるその一端と、コネクタ・ホースに取外せないように接続されるそのもう一端を含む。遠隔の固定器具とコネクタ・ホースの各々は、使用の際に動力噴霧機が引っ張られまた操作されるとき、管と、遠隔の固定器具と、コネクタ・ホースとの間の接続歪を緩和するための固定器具アダプタとコネクタ・アダプタを個々に含む歪緩和手段を含む。第二の実施形態において、柔軟な配送管は、遠隔の固定器具に取外せないように接続されるその一端と容器内に支障なく配置されるが、コネクタ・ホース上に差し込まれ、かつそこに摺動自在に配置されるスプリング状錘を含んでいるもう一端を含む。接続する組立体の各々の構造と配置は従って、部分組立体組立に必要な時間と労力を低減しそれによって価格を最小にするために簡素化される。
【0024】
本発明の具体的な実施形態が、添付図を参照してここで詳述されてきたが、本発明はそれらの具体的な実施形態に限定されるものではないことと、添付の請求項に規定されるような発明の要旨もしくは精神から逸脱することなく、様々な変更と修正が、当業者によりそこで達成されて良いことが理解される。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】図1は、本発明に記載の供給装置の第一の実施形態の分解組立図であり、コイル状に巻かれ保管/出荷する形態において開示された柔軟な配送管に対する遠隔の固定器具取付け位置と、動力噴霧機の取っ手の切り抜き断面とを図示している。
【図2】図2は、図1の供給装置の第一の実施形態の平面図であり、組立形態の供給装置と、コイル状に巻かれ保管/出荷する形態において開示された柔軟な配送管を図示している。
【図3】図3は、図2の線A−Aにほぼ沿った、図1の供給装置の断面図であり、供給装置の内部機構と、動力噴霧機の取っ手の切り抜き断面を図示している。
【図4】図4は、図1の供給装置の側面図であり、組立形態の供給装置と、コイル状に巻かれ保管/出荷する形態において開示された柔軟な配送管を図示している。
【図5】図5は、本発明に記載の供給装置の第二の実施形態の分解組立図であり、コイル状に巻かれ保管/出荷する形態において開示された柔軟な配送管に対する遠隔の固定器具取付け位置と、供給装置を容器に取り付けるためのクロージャ・キャップと、動力噴霧機の取っ手の切り抜き断面を図示している。
【図6】図6は、図5の供給装置の第二の実施形態の平面図であり、組立形態の供給装置と、コイル状に巻かれ保管/出荷する形態において開示された柔軟な配送管を図示している。
【図7】図7は、図6の線B−Bにほぼ沿った、図5の供給装置の断面図であり、供給装置の内部機構と、動力噴霧機の取っ手の切り抜き断面を図示している。
【図8】図8は、図5の供給装置の側面図であり、組立形態の供給装置と、コイル状に巻かれ保管/出荷する形態において開示された柔軟な配送管を図示している。
【図9】図9は、柔軟な配送管を、図1と5の供給装置の第一と第二の実施形態に記載の遠隔の固定器具とコネクタ・ホースに接続するための歪緩和手段を示す拡大図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
遠隔の動力噴霧機を堅い浸漬管を有する液体の容器に接続するための組立体であって、
前記遠隔の動力噴霧機に連結するようになっている固定器具と;
コネクタ・ホースと;
前記固定器具に連結される第一の端部と、前記コネクタ・ホースに連結される第二の末端部を有する柔軟な中空の流体配送管であって、前記コネクタ・ホースは、前記液体の容器に連結するようになっている配送管と;
前記配送管と前記固定器具との前記第一の端部と、前記配送管と前記コネクタ・ホースとの前記第二の末端部との間の、接続歪を個々に緩和するための第一と第二の歪緩和手段と;
を具備している、組立体。
【請求項2】
前記固定器具は、その中に第一の細長い開口部を形成する壁を含み、
前記第一の歪緩和手段は、前記第一の細長い開口部の内部に固定される第一の管保持装置を含み、前記配送管の前記第一の端部は、前記第一の管保持装置の上方に延び、かつ前記第一の管保持装置と前記第一の細長い開口部を形成する前記壁との間で把持される、請求項1に記載の組立体。
【請求項3】
前記第一の管保持装置は、前記配送管の前記第一の端部内に押し込む隆起を有するニップルを具備する、請求項2に記載の組立体。
【請求項4】
前記歪緩和手段は、第二の管保持装置を含む、請求項2に記載の組立体。
【請求項5】
前記第二の管保持装置は、前記コネクタ・ホースと一体である、請求項4に記載の組立体。
【請求項6】
前記歪緩和手段はさらに、第二の細長い開口部を形成する壁を有するコネクタ・アダプタを含み、前記配送管の前記第二の端部は、前記第二の管保持装置の上方に延び、かつ前記第二の管保持装置と、前記第二の細長い開口部を形成する前記壁との間で把持される、請求項4に記載の組立体。
【請求項7】
前記第二の管保持装置は、前記配送管の前記第二の端部内に押し込む隆起を有するニップルを具備する、請求項6に記載の組立体。
【請求項8】
前記コネクタ・ホースは、前記コネクタ・アダプタに摩擦して係合する少なくとも一つの半径方向に延びている要素を含む、請求項6に記載の組立体。
【請求項9】
遠隔の動力噴霧機を、底面を有する液体の容器に接続するための組立体であって、
前記遠隔の動力噴霧機に連結するようになっている固定器具と;
コネクタ・ホースと;
前記固定器具に連結される第一の端部と、前記コネクタ・ホースに連結される第二の末端部を有する柔軟な中空の流体配送管であって、前記コネクタ・ホースは、前記液体の容器に連結するようになっている流体配送管と;
前記固定器具と前記流体配送管との間の、前記接続歪を緩和するための歪緩和手段と;
前記流体配送管の前記第二末端部に隣接して備えられる錘であって、前記容器の底面に隣接した前記コネクタ・ホースを保持する錘と;
を具備している組立体。
【請求項10】
前記固定器具は、その中に細長い開口部を形成する壁を含み、
前記第一の歪緩和手段は、前記細長い開口部の内部に固定される第一の管保持装置を含み、前記配送管の前記第一の端部は、前記第一の管保持装置の上方に延び、かつ前記第一の管保持装置と前記細長い開口部を形成する前記壁との間で把持される、請求項9に記載の組立体。
【請求項11】
前記第一の管保持装置は、前記配送管の前記第一の端部内に押し込む隆起を有するニップルを具備する、請求項10に記載の組立体。
【請求項12】
前記配送管上に摺動自在に配置され、かつ前記液体の容器に取付けるようになっているクロージャ・キャップを;
さらに具備している、請求項9に記載の組立体。
【請求項13】
前記クロージャ・キャップと前記コネクタ・ホースとの間に配置されるアダプタであって、前記配送管上にクランプするための手段を有するアダプタを;
さらに具備している、請求項12に記載の組立体。
【請求項14】
前記錘は、前記アダプタと前記コネクタ・ホースとの間に配置される、請求項13に記載の組立体。
【請求項15】
前記配送管は切欠きを含み、また前記クランプするための手段は前記切欠きに係合するようになっている、請求項13に記載の組立体。
【請求項16】
前記コネクタ・ホースは、前記配送管の前記第二の端部に係合する隆起を有する第二のニップルを含む、請求項13に記載の組立体。
【請求項17】
前記コネクタ・ホースは、前記配送管の前記第二の端部に係合する隆起を有する第二のニップルを含む、請求項11に記載の組立体。
【請求項18】
前記錘は、前記配送管上で摺動可能であるスプリングである、請求項9に記載の組立体。
【請求項19】
前記配送管上に摺動自在に配置され、かつ前記液体の容器上に取付けるようになっているクロージャ・キャップと;
前記クロージャ・キャップと前記コネクタ・ホースとの間に配置されるアダプタであって、前記配送管上にクランプするための手段を有するアダプタと;
をさらに具備している、請求項10に記載の組立体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2007−527320(P2007−527320A)
【公表日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−502042(P2007−502042)
【出願日】平成17年3月4日(2005.3.4)
【国際出願番号】PCT/US2005/007196
【国際公開番号】WO2005/087651
【国際公開日】平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願人】(505436254)サン−ゴバン カルマー,インコーポレイティド (3)
【Fターム(参考)】