容器用パッケージ
複数の物品を保持するパッケージ。該パッケージは、該パッケージの内側を少なくとも部分的に形成するように協働するパネルを有する。該パネルは、トップパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのサイドパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの端部パネルとを含む。少なくとも1つの開口部が、物品のうちの1つの少なくとも一部を少なくとも部分的に受け入れるようにトップパネルにある。少なくとも1つの保持フラップが、少なくとも1つの開口部に隣接してトップパネルに折り曲げ可能に接続されている。保持フラップは、複数の物品のうちの少なくとも1つの物品と係合する自由縁を有する。保持フラップは、少なくとも1つのJ字形の切れ目によって少なくとも部分的に画成されている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示内容は、包括的には、容器を保持して運搬するためのパッケージ又はカートンに関する。
【0002】
[関連出願の相互参照]
本願は、2009年12月18日付けで出願された米国仮特許出願第61/284,539号及び2010年7月30日付けで出願された米国仮特許出願第61/400,581号の利益を主張する。
【0003】
[参照による援用]
2009年12月18日付けで出願された米国仮特許出願第61/284,539号及び2010年7月30日付けで出願された米国仮特許出願第61/400,581号は、それらの全体が本明細書に提示されているかのように全ての目的で参照により本明細書に援用される。
【発明の概要】
【0004】
概して、本開示内容の1つの態様は、包括的に、複数の物品を保持するパッケージに関する。該パッケージは、パッケージの内側を少なくとも部分的に形成するように協働するパネルを備える。パネルは、トップパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのサイドパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの端部パネルとを含む。少なくとも1つの開口部が、物品のうちの1つの少なくとも一部を少なくとも部分的に受け入れるようにトップパネルにある。少なくとも1つの保持フラップが、少なくとも1つの開口部に隣接してトップパネルに折り曲げ可能に接続されている。保持フラップは、複数の物品のうちの少なくとも1つの物品と係合する自由縁を有する。保持フラップは少なくとも1つのJ字形の切れ目によって少なくとも部分的に画成されている。
【0005】
別の態様では、本開示内容は、包括的に、複数の物品を保持するパッケージを形成するためのブランクに関する。ブランクは、トップパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのサイドパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの端部パネルとを含むパネルを含む。少なくとも1つの開口部が、ブランクがカートンに成形されるときに物品のうちの1つの少なくとも一部を少なくとも部分的に受け入れるようにトップパネルにある。少なくとも1つの保持フラップが、ブランクがカートンに成形されるときに少なくとも1つの開口部に隣接するようにトップパネルに折り曲げ可能に接続されている。保持フラップは、複数の物品のうちの少なくとも1つの物品と係合する自由縁を有する。保持フラップは少なくとも1つのJ字形の切れ目によって少なくとも部分的に画成されている。
【0006】
別の態様では、本開示内容は、包括的に、パッケージを成形する方法に関する。本方法は、トップパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのサイドパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの端部パネルとを含むパネルを含むブランクを得るステップを含む。少なくとも1つの保持フラップが、トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、少なくとも1つのJ字形の切れ目によって少なくとも部分的に画成されている。本方法は、複数の物品をブランクに対して位置決めするステップと、ブランクを物品に対して位置決めするステップであって、それによって複数の物品が、少なくとも1つの保持フラップに隣接している開口部を有するそれぞれの受け部に少なくとも部分的に受け入れられるようにする、位置決めするステップとを含む。本方法は、ブランクを物品に対して更に位置決めするステップであって、それによって少なくとも1つの保持フラップのそれぞれの自由縁がそれぞれの物品と係合して該物品をパッケージと係合した状態で保持するようにする、更に位置決めするステップを含む。
【0007】
当業者は、添付図面を参照して実施形態の以下の詳細な説明を読むことによって、上記の利点、並びに多様な追加の実施形態の他の利点及び利益を理解するであろう。
【0008】
一般的慣行に従い、以下で説明する図面の多様な特徴は、必ずしも一定の縮尺比で描かれているとは限らない。図面における多様な特徴及び要素の寸法は、本開示内容の実施形態をより明確に示すために拡大又は縮小されている場合がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本開示内容の第1の実施形態のパッケージを形成するためのブランクの外面の平面図である。
【図1A】図1の拡大部分を示す図である。
【図2】ブランクをパッケージに成形する成形装置の一部と係合した第1の実施形態のブランクの概略図である。
【図3】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図4】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図5】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図6】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図6A】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図6B】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図6C】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図7】第1の実施形態のパッケージの斜視図である。
【図8】本開示内容の第2の実施形態のパッケージを形成するためのブランクの外面の平面図である。
【図8A】図8の拡大部分を示す図である。
【図9】本開示内容の第3の実施形態のパッケージを形成するためのブランクの外面の平面図である。
【図9A】図9の拡大部分を示す図である。
【図10】本開示内容の第4の実施形態のパッケージを形成するためのブランクの外面の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
対応する部分は、図面を通して対応する参照符号によって示されている。
【0011】
本開示内容は、包括的に、ボトル、ジャー、缶等のような容器を保持して陳列するための構造体、スリーブ、カートン等、及びパッケージに関する。容器は、例えば、食品及び飲料製品を包装するために用いることができる。容器は、特定の食料品又は飲料品を包装するのに適した組成の材料から作ることが可能であり、材料は、PET、LDPE、LLDPE、HDPE、PP、PS、PVC、EVOH、及びナイロン等のプラスチック等、アルミニウム及び/又は他の金属、ガラス、又はそれらの任意の組み合わせを含むが、これらに限定はされない。
【0012】
本開示内容によるパッケージは、多数の異なる形状の容器を収容することができる。本開示内容の範囲を限定することを目的とせず、説明することを目的として、以下の詳細な説明では、パッケージの実施形態の中に少なくとも部分的に配置される飲料容器(例えば、プラスチック容器)について説明する。本明細書において、「下側」、「ボトム」、「上側」、及び「トップ」という用語は、完全に組み立てられたパッケージに関して決定される向きを示す。
【0013】
本実施形態は、容器C(図7)に取り付け、容器Cを収容するためのカートン又はパッケージに係る。本開示内容のパッケージ又はキャリアは、参照により全ての目的で本明細書に援用される米国特許出願第12/603,727号に開示されているパッケージと同様の特徴を有する。一実施形態では、容器Cは、概してフランジ部分Fを備えるトップ部分Tと、上側ネック部分Nと、キャップCPとを有する‘727号出願に開示されているような飲料容器であるが、他のサイズ、形状及び構成の容器を本開示内容から逸脱することなくパッケージ内に保持することができる。容器Cは、本明細書において更に記載する保持機能部によってパッケージ内に受け入れられて保持される。容器Cは、本開示内容から逸脱することなく、図7に示されている2×2配置以外(例えば、2×3、2×4、1×3、1×4、3×3、3×4等)で配置することができる。
【0014】
図1は、パッケージ又はキャリア7(図7)を成形するのに用いられるブランク5の外側面3の平面図である。ブランク5は長手軸L1及び横軸L2を有する。ブランク5は、横方向折り線14で第1の端部パネル13に折り曲げ可能に接続されているトップパネル11と、横方向折り線16でトップパネルに折り曲げ可能に接続されている第2の端部パネル15とを含む。第1のサイドパネル17が、長手方向折り線19でトップパネル11に折り曲げ可能に接続されており、第2のサイドパネル21が、長手方向折り線23でトップパネル11に折り曲げ可能に接続されている。図示の実施形態では、トップパネル11を画成している折り線14、16、19、23は、離間した切れ目又はミシン目を含むが、折り線は、本開示内容から逸脱することなく、他の弱化形態又は弱化線(例えばブランク5の厚さを貫通しないスコア線)を含んでいてもよい。一実施形態では、ブランク5は、サイドパネル17、21と、端部パネル13、15と、トップパネル11とを少なくとも部分的に画成する4つの開口部25を含む。一実施形態では、トップパネル11と、端部パネル13、15と、サイドパネル17、21とが協働してパッケージ7の内側を少なくとも部分的に形成する。
【0015】
図示の実施形態では、トップパネル11は、該トップパネルのそれぞれの角部29に隣接している4つの受け部27を備える。図示の実施形態では、トップパネル11の各角部29は、それぞれの折り線14、16、19、23から延びるとともに該折り線がそれぞれ開口部25に近づくにつれて収束する2つの斜めの折り線31、33によって形成されている。各斜めの折り線31、33は、それぞれの折り線14、16、19、23に対して斜めである。しかし、折り線31、33は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成であってもよい。例えば、折り線31、33は、本開示内容から逸脱することなく平行であってもよく、すなわち収束していなくてもよい。
【0016】
一実施形態では、受け部27はそれぞれ、ブランク5をパッケージ7に成形するときにそれぞれの容器Cのネック部分Nを受け入れる開口部37(図7)をトップパネル11に形成する機能部を含む。各受け部27の機能部は、ブランク5のトップパネル11においてそれぞれの開口部51を囲む4つの保持フラップ41、43、45、47を含む。1つの受け部27が図1Aに詳細に示されており、他の3つの受け部はそれぞれ同様の形状、配置及び構成である。各受け部は、4つの概ねT字形の切れ目55、57、59、61によって少なくとも部分的に画成されている。2つのT字形の切れ目55、61はそれぞれ、開口部51からそれぞれ延びる概ね直線状の切れ目63、65と、該概ね直線状の切れ目63、65に対して概ね直交するJ字形の切れ目67、69とを含む。各J字形の切れ目67、69は、それぞれの折り線14、19と概ね位置合わせされている直線部分73、75と、それぞれの直線部分からそれぞれの端部パネル13又はサイドパネル17内へ延びる湾曲部分77、79とを含む。J字形の切れ目67の湾曲部分77は、トップパネル11の角部29を形成する折り線33に隣接する位置で端部パネル13内へ延びている。J字形の切れ目69の湾曲部分79は、トップパネル11の角部29を形成する折り線31に隣接する位置でサイドパネル17へ延びている。図示の実施形態では、J字形の切れ目67、69の湾曲部分77、79は折り線31、33のそれぞれの端から離間しているが、J字形の切れ目は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び構成であってもよい(例えば湾曲部分77、79は折り線31、33に当接するか又は折り線31、33と交差してもよい)。図示の実施形態では、直線状の切れ目63、65は、それぞれのJ字形の切れ目67、69に対して概ね直交しているが、直線状の切れ目は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成であってもよい。一実施形態では、トップパネル11の角部29は、斜めの折り線31、33によって少なくとも部分的に画成されており、該斜めの折り線31、33は、それぞれのJ字形の切れ目67、69に隣接する位置からブランク5の開口部25に隣接する位置まで延び、斜めの折り線はここで概ね収束している。保持フラップ41は、トップパネル11の角部29と隣接している角部保持フラップとすることができる。
【0017】
図1Aに示されるように、他の2つのT字形の切れ目57、59は、開口部51から延びるそれぞれの第1の直線部分81、83と、それぞれの第1の直線部分に対して直交する第2の直線部分85、87とを含む。T字形の切れ目57、59は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成であってもよい。
【0018】
一実施形態では、保持フラップ41、43、45、47はそれぞれ、該保持フラップをトップパネル11に折り曲げ可能に接続しているそれぞれの折り線を少なくとも部分的に画成している斜めの切れ目91、93、95、97によって少なくとも部分的に画成されている。斜めの切れ目91、93、95、97は、本開示内容から逸脱することなく、クリース線、スコア線又は折り線等の他の弱化形態又は弱化線であってもよい。パッケージ7を成形するときに、切れ目91、93、95、97は、各切れ目の各それぞれの端を越えて延びる折り線又は弱化線に沿って保持フラップ41、43、45、47を折り曲げることを容易にする。保持フラップ41を画成している切れ目91に形成される折り線は、J字形の切れ目67、69間に概ね延びる。
【0019】
図1Aの実施形態において、保持フラップ41、43、45、47はそれぞれ、組み合わせてトップパネル11に開口部51を形成するそれぞれの自由縁101、103、105、107を有する。自由縁101、103、105、107はそれぞれ組み合わせて、トップパネル11のそれぞれの開口部37に受け入れられる容器CのそれぞれのフランジFと接触する。保持フラップ41、43、45、47の自由縁101、103、105、107は、容器Cと係合して、該容器がパッケージ7から外れないようにする。保持フラップ41、43、45、47の自由縁101、103、105、107は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成であってもよい。
【0020】
一実施形態では、サイドパネル17、21はそれぞれ、トップパネル11に隣接している第1の部分111、113と、それぞれの長手方向折り線119、121で該第1の部分にそれぞれ折り曲げ可能に接続されている第2の部分115、117とを含む。該長手方向折り線はそれぞれ、ブランク5のそれぞれの開口部25間に延びている。一実施形態では、端部パネルはそれぞれ、トップパネル11に隣接している第1の部分125、127と、それぞれの横方向折り線133、135で該第1の部分にそれぞれ折り曲げ可能に接続されている第2の部分129、131とを含む。
【0021】
図1及び図1Aに示されるように、ブランク5は、サイドパネル17、21を端部パネル13、15に接続する4つのガセット139を含む。ガセット139はそれぞれ、斜めの折り線145で端部パネル13、15のそれぞれの第1の部分125、127に折り曲げ可能に接続されている第1のガセットパネル143を含む。図示の実施形態では、第1のガセットパネル143は、斜めの切れ目線147によって端部パネル13、15のそれぞれの第2の部分129、131に接続されていない。ガセット139はそれぞれ、長手方向折り線153で第1のガセットパネル143に折り曲げ可能に接続されている第2のガセットパネル151を含む。第2のガセットパネル151は、それぞれの開口部25の縁から延びる切れ目線155によって少なくとも部分的に画成されている。第2のガセットパネル151は、ブランクの、切れ目線155の端に隣接する部分によってそれぞれのサイドパネル17、21の第2の部分115、117に折り曲げ可能に接続されている。以下で詳細に説明するように、切れ目線155は、それぞれのサイドパネル17、21の各端において接着部分159、161、163、165を少なくとも部分的に画成している。接着部分159、161、163、165は、ブランク5のそれぞれの長手方向端に概ね位置する、サイドパネル17、21の第2の部分115、117の外縁部分を含む。
【0022】
図示の実施形態では、ブランク5は、ブランクから成形されたパッケージ7のトップパネル11にハンドル171を形成するハンドル機能部を有する。ハンドル機能部は、横方向折り線175によってトップパネル11に折り曲げ可能に接続されている第1のハンドルパネル173と、横方向折り線179によってトップパネルに折り曲げ可能に接続されている第2のハンドルパネル177とを含む。一実施形態では、ハンドルパネル173、177は、それぞれの湾曲切れ目183、185間に延びている引き裂き線181によって分離可能である。ハンドル171と、該ハンドルを形成するブランク5の機能部とは、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び構成とし、かつ/又は省いてもよい。
【0023】
一実施形態では、ブランク5は、端部パネル13、15の自由縁に対応するブランク5の長手方向の両端に、最外縁191、193を有しており、最外縁191、193は、ブランクの長手方向の両端のサイドパネル17、21の縁195、197よりも、ブランクの横方向に延びる中心線CLから更なる距離を離間している。一実施形態では、端部パネル13、15の最外縁191、193は、距離D1だけ、サイドパネル17、21の縁195、197から離間している。1つの例示的な実施形態では、距離D1は、少なくとも約5/8インチ(約16mm)であるが、距離D1は、本開示内容の範囲から逸脱することなくより大きくても又はより小さくてもよい。図2に示され、また以下で詳細に説明するように、サイドパネル17、21を、ブランク5をパッケージ7に成形する装置又は包装ラインに搬送又は位置決めすることができる。装置は、端部パネル13、15と係合してブランクを矢印A1に対応する下流方向へ移動させるロッド又はフィンガーRを有することができる。一実施形態では、矢印A1の方向は、ブランク5の長手軸L1に対して概ね垂直である。縁195、197から縁191、193への間隔は、ブランクを搬送するためにブランクとロッドRとの係合を容易にする。さらに、縁195、197から縁191、193への間隔は、ロッドRによってブランクを搬送しながらサイドパネル17、21を重ねることを可能にする。
【0024】
例示的な一実施形態では、ブランク5は、概して本明細書に記載するやり方でパッケージ7に組み立てることができる。ブランク5は、該ブランクを容器Cに取り付けてブランクと容器とをパッケージ7に成形する装置又は包装ラインにおいて概ね平坦な状態で搬送することができる。図2に示されるように、ブランク5又は重なったブランクは、装置のロッドRとの係合によって矢印A1の方向に搬送することができる。一実施形態では、装置は、ブランク5を図2の向きから回転させることができるため、ブランクは、進行の下流方向が矢印A2によって示される向きで容器Cの上部に下降される。ブランク5が容器Cの上部に下降されると、容器のキャップCPが受け部27に挿入され、開口部37に押し込まれ、保持フラップ41、43、45、47との係合によってブランクに取り付けられる。それぞれの保持フラップ41、43、45、47の自由縁101、103、105、107は、容器CのそれぞれのフランジFの下面と係合し、容器をブランク5に取り付ける。次いで、部分的に成形されたパッケージ7を装置又は包装ライン内で移動させ、サイドパネル17、21を位置決めするフォルダー又はフィンガー(不図示)と接触させることによって、該サイドパネルを、矢印A3、A4(図3)の方向へ、図4の位置まで下方に折り曲げることができる。
【0025】
一実施形態では、成形装置は、下降されて端部パネル13、15と接触し、該端部パネルを矢印A5、A6(図4)の方向へ下方に折り曲げるフィンガー(不図示)を有する。図5乃至図6Cは、トップパネル11に対して下方に折り曲げられる端部パネル13、15と、ガセット139の位置決めとを示す。端部パネル13、15が下方に折り曲げられると、ガセット139が機能するようになるため、第1のガセットパネル143が折り曲げられて第2のガセットパネル151と対面接触する。ガセット139は、サイドパネル17、21と端部パネル13、15とを、容器Cの周りに密な噛み合いを提供するよう位置決めするように構成されている。図6A乃至図6Cは、矢印A6の方向へ端部パネル15を下方に折り曲げるところを示す、ブランク5をパッケージ7に組み立てる最終段階の端面図である。他方の端部パネル13は矢印A5の方向へ下方に折り曲げられ、端部パネル15と同様に折り曲げられる。ガセット139が機能するようになり、端部パネル15が下方に折り曲げられると、第1のガセットパネル143と第2のガセットパネル151とを接続する折り線153が、図6Aに示される位置から、端部パネル15をトップパネル11に接続する折り線16(図6C)のおよそ真下にあるか又は折り線16に密接する位置へ上昇する。このように、ガセット139は、容器Cの周りにブランク5をきつくフィットさせるように構成されている。さらに、端部パネル15が下方に折り曲げられると、サイドパネル17、21の接着部分163、165の底部縁201、203が、図6Aの位置から、図6Cの完全に組み立てられた位置へ上昇し、ここで、底部縁は、図6Cの完全に組み立てられた位置ではトップパネル11のより近くに位置する。端部パネル13、15を下方に折り曲げる前に、糊又は他の接着剤を接着部分159、161、163、165及び/又は端部フラップの第2の部分129、131に付けることができる。端部フラップ13、15が下方に折り曲げられると、切れ目155によって部分的に画成されている接着部分159、161、163、165がサイドパネル17、21の残りの部分に対して移動してブランク5への糊の塗布を容易にすることができる。切れ目線155は、下方に折り曲げられた端部フラップ13、15が接着部分に対して押し付けられると端部フラップと接着部分とを押し付け合うことを可能にするようしっかりとした表面を提供するように、接着部分159、161、163、165のそれぞれが曲がって容器Cの形状に適合することを可能にする。さらに、接着部分159、161、163、165は、糊を塗布するのに頑丈な表面を可能にする。さらに、糊は、本開示内容から逸脱することなく第2のガセットパネル151及び/又は第1のガセットパネル143に塗布することができる。
【0026】
一実施形態では、トップパネル11の斜めの折り線31、33は、折り線14、16、19、23に対する折り線31、33の僅かに斜めの位置決めによって補強され強化される、パッケージ7のトップパネルの角部29を形成する。また、各角部29に隣接しているJ字形の切れ目67、69は、パッケージの角部における引き裂きを防止することによってパッケージ7を強化する。
【0027】
一実施形態では、保持フラップ41、43、45、47を画成しているT字形の切れ目55、57、59、61を有する受け部27は、他の受け部/保持フラップの設計よりも開きやすく、かつアクセスしやすい。ブランク5は、本開示内容の範囲から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成としてもよく、また他の機能部(例えば小出し機能部)を有していてもよい。
【0028】
図8は、第1の実施形態のブランク5と同様の第2の実施形態のブランク305を示す。したがって、これらの2つの実施形態間の同様であるか又は類似の特徴は、同様であるか又は類似の参照符号によって示される。ブランク305は、トップパネル311と、該トップパネルに折り曲げ可能に接続されている端部パネル313、315と、トップパネルに折り曲げ可能に接続されているサイドパネル317、321とを有する。ブランク305は、第1の実施形態の受け部27と同様の受け部327を有する。図8及び図8Aに示されるように、トップパネルは、該トップパネルのそれぞれの角部329に斜めの折り線331、333を有する。各受け部327は、トップパネル311のそれぞれの開口部351を囲む4つの保持フラップ341、343、345、347を含む。受け部327は、保持フラップ341、343、345、347を少なくとも部分的に画成する4つのY字形の切れ目355、357、359、361を含む。Y字形の切れ目355は、開口部351へ延びる直線状の長手方向部分362において収束している2つの斜めのJ字形の切れ目部分358、360を有する。Y字形の切れ目361は、開口部351へ延びる直線状の長手方向部分368において収束している1つの斜めのJ字形の切れ目部分364と直線状の斜めの切れ目部分366とを有する。他のY字形の切れ目357、359は、開口部351へ延びる直線部分374において交差している収束する斜めの部分370、372を有する。切れ目395は、保持フラップ341、343、345、347をトップパネル311に折り曲げ可能に接続する折り線又は弱化線を形成する。受け部327は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成とすることができる。
【0029】
図8及び図8Aの実施形態では、J字形の切れ目部分360は、トップパネル311において終端する湾曲した端部部分376を有する。J字形の切れ目部分358は、端部パネル313において終端する湾曲した端部部分379を有する。J字形の切れ目部分364は、サイドパネル317において終端する湾曲した端部部分382を有する。J字形の切れ目部分358、360、364は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成であってもよい。
【0030】
一実施形態では、ブランク305は、トップパネル311に折り曲げ可能に接続されている2つのハンドルパネル373、377を有する。ブランク305は、他のハンドル機能部を有していてもよく、又はハンドルパネル373、377は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置、構成とするか、かつ/又は省いてもよい。
【0031】
ブランク305は、ブランク5及びパッケージ7と同様にパッケージに成形される。保持フラップ341、343、345、347は、ブランク305をパッケージに成形するときに容器Cと係合して容器Cを保持するように構成されている。
【0032】
ブランク305は、他の特徴を有していてもよく、図示の特徴は本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置、及び/又は構成であってもよい。
【0033】
図9及び図9Aは、前述の実施形態のブランク5、305及びパッケージ7と同様の特徴を有する本開示内容の第3の実施形態のパッケージを形成するブランク505を示す。したがって、これらの実施形態の類似又は同一の特徴には、同様であるか又は類似の参照符号が付されている。第3の実施形態では、ブランク505は、トップパネル511に8つの受け部527を含むため、ブランク505から成形されたパッケージは8つの容器Cを収容することが可能である。各受け部527は、開口部551を囲む8つの保持フラップ522、524、526、528、530、532、534、536を含む。各角部の受け部527は、隣接する保持フラップ522、536間にある、トップパネル511の単一の保持部分542を含む。各保持部分542は、2つの収束する斜めのJ字形の切れ目546、547と、該J字形の切れ目の交差点から開口部551へ延びる直線状の斜めの切れ目559とを含むY字形の切れ目線545によって少なくとも部分的に画成されている。保持フラップ522、536は、それぞれのJ字形の切れ目546、547によって少なくとも部分的に画成されている。他の保持フラップ524、526、528、530、532、534は、開口部551から延びる直線状の切れ目によって画成されている。保持フラップ522、524、526、528、530、532、534、536は、本開示内容の範囲から逸脱することなく他の形状、配置、及び/又は構成であってもよい。
【0034】
ブランク505は、本開示内容の範囲から逸脱することなく他の形状、配置、及び/又は構成とすることができる。
【0035】
図10は、本開示内容の第4の実施形態によるパッケージを形成するブランク605を示す。第4の実施形態のブランク605は、ブランク605がトップパネル611に6つの受け部627を有することを除いて第3の実施形態のブランク505と概ね同様である。受け部627は、第3の実施形態の受け部527と同様の形状及び構成である。
【0036】
本開示内容によるブランクは、例えば、コート紙の厚紙及び同様の材料から形成することができる。例えば、ブランクの内側面及び/又は外側面をクレーコートでコーティングすることができる。続いて、クレーコート上に製品、広告、価格コード、及び他の情報又は画像を印刷してもよい。続いて、ブランクに印刷されているあらゆる情報を保護するために、ブランクをワニスでコーティングすることができる。ブランクの片面又は両面を、例えば防湿層でコーティングすることもできる。上述の実施形態に応じて、ブランクは、通常の紙よりも重く硬質であるような厚さの厚紙で作成してもよい。ブランクは、ボール紙、硬化紙等の他の材料、又はカートンが少なくとも概して本明細書において記載されたように機能することができるようにするのに適した特性を有する任意の他の材料で作成することもできる。ブランクは、選択されたパネル又はパネルセクションに1つ又は複数のシート状材料を積層又はコーティングすることもできる。
【0037】
本開示内容の上述の実施形態によれば、折り線は、それに沿った折り曲げを容易にする、必ずしも直線状ではないが実質的に線状の任意の弱化形態とすることができる。本開示内容の範囲を狭めるためではないが、より具体的には、折り線は、所望の弱化線に沿って材料に圧潰部分を作る鈍いスコアリングナイフ等で形成される線等のスコア線、所望の弱化線に沿って材料に部分的に入れ込んだ切れ目、及び/又は所望の弱化線に沿って材料に部分的に入れ込むか、かつ/又は完全に貫通する一連の切れ目、並びにこれらの機能部の多様な組み合わせを含む。さらに、折り線は、弱化線に隣接する不変性の材料がより容易に折り曲げられるように、材料に作られる弱化形態又は弱化線(例えばスコア線、切れ目等)を越えて延びることができる。
【0038】
一例として、引き裂き線は、所望の弱化線に沿って材料に部分的に入れ込んだスリット、及び/又は所望の弱化線に沿って材料に部分的に入れ込むか、かつ/又は完全に貫通する一連の離間したスリット、又はこれらの機能部の多様な組み合わせを含むことができる。より具体的な例としては、1つのタイプの引き裂き線は、引き裂き線を挟んで材料を通常は一時的に接続するためにニック(例えば、材料の小さな幾らか橋で結んでいるような部分)が間に画成されるように隣接するスリットを僅かに離間させた、材料を完全に貫通する一連の離間したスリットの形態である。ニックは、引き裂き時に引き裂き線に沿って破壊される。ニックは通常、引き裂き線において比較的僅かな割合を占めるものであり、代替的に、引き裂き線が連続した切れ目線であるように、ニックが引き裂き線から省かれたり、又は引き裂き線上で引き裂かれたりすることができる。すなわち、引き裂き線のそれぞれを連続したスリット等で置き換えることは、本開示内容の範囲内にある。例えば、本開示内容から逸脱することなく、切れ目線は、連続したスリットとすることができるか、又はスリットよりも幅広であってもよい。
【0039】
上記実施形態は、カートンの実施形態を組み立てる間に糊によって互いに接着される1つ又は複数のパネルを有するものとして説明されてもよい。「糊」という用語は、カートンパネルを所定位置に固定するのに一般的に用いられる全ての種類の接着剤を包含することが意図される。
【0040】
本開示内容の上記説明は、多様な例示的な実施形態を例示及び説明するものである。特許請求の範囲の精神及び範囲から逸脱することなく、多様な追加、変更、変形等が該例示的な実施形態に対しなされることができる。上記説明に含まれるか又は添付図面に示されている全ての事項は、例示目的であって、限定的な意味ではないと解釈されることが意図される。さらに、本開示内容は、本開示内容の選択された実施形態のみを示し、説明しているが、本開示内容は、その他の多様な組み合わせ、変更、及び状況で用いることができ、本明細書で述べられているような発明概念の範囲内で変形又は変更を行うことができ、上記教示に相応し、かつ/又は関連技術分野の技術若しくは知識内にある。さらに、各実施形態の特定の機能及び特徴を、選択的に置き換えて、本開示内容の他の説明された実施形態及び説明されていない実施形態に適用することができる。
【技術分野】
【0001】
本開示内容は、包括的には、容器を保持して運搬するためのパッケージ又はカートンに関する。
【0002】
[関連出願の相互参照]
本願は、2009年12月18日付けで出願された米国仮特許出願第61/284,539号及び2010年7月30日付けで出願された米国仮特許出願第61/400,581号の利益を主張する。
【0003】
[参照による援用]
2009年12月18日付けで出願された米国仮特許出願第61/284,539号及び2010年7月30日付けで出願された米国仮特許出願第61/400,581号は、それらの全体が本明細書に提示されているかのように全ての目的で参照により本明細書に援用される。
【発明の概要】
【0004】
概して、本開示内容の1つの態様は、包括的に、複数の物品を保持するパッケージに関する。該パッケージは、パッケージの内側を少なくとも部分的に形成するように協働するパネルを備える。パネルは、トップパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのサイドパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの端部パネルとを含む。少なくとも1つの開口部が、物品のうちの1つの少なくとも一部を少なくとも部分的に受け入れるようにトップパネルにある。少なくとも1つの保持フラップが、少なくとも1つの開口部に隣接してトップパネルに折り曲げ可能に接続されている。保持フラップは、複数の物品のうちの少なくとも1つの物品と係合する自由縁を有する。保持フラップは少なくとも1つのJ字形の切れ目によって少なくとも部分的に画成されている。
【0005】
別の態様では、本開示内容は、包括的に、複数の物品を保持するパッケージを形成するためのブランクに関する。ブランクは、トップパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのサイドパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの端部パネルとを含むパネルを含む。少なくとも1つの開口部が、ブランクがカートンに成形されるときに物品のうちの1つの少なくとも一部を少なくとも部分的に受け入れるようにトップパネルにある。少なくとも1つの保持フラップが、ブランクがカートンに成形されるときに少なくとも1つの開口部に隣接するようにトップパネルに折り曲げ可能に接続されている。保持フラップは、複数の物品のうちの少なくとも1つの物品と係合する自由縁を有する。保持フラップは少なくとも1つのJ字形の切れ目によって少なくとも部分的に画成されている。
【0006】
別の態様では、本開示内容は、包括的に、パッケージを成形する方法に関する。本方法は、トップパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのサイドパネルと、トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの端部パネルとを含むパネルを含むブランクを得るステップを含む。少なくとも1つの保持フラップが、トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、少なくとも1つのJ字形の切れ目によって少なくとも部分的に画成されている。本方法は、複数の物品をブランクに対して位置決めするステップと、ブランクを物品に対して位置決めするステップであって、それによって複数の物品が、少なくとも1つの保持フラップに隣接している開口部を有するそれぞれの受け部に少なくとも部分的に受け入れられるようにする、位置決めするステップとを含む。本方法は、ブランクを物品に対して更に位置決めするステップであって、それによって少なくとも1つの保持フラップのそれぞれの自由縁がそれぞれの物品と係合して該物品をパッケージと係合した状態で保持するようにする、更に位置決めするステップを含む。
【0007】
当業者は、添付図面を参照して実施形態の以下の詳細な説明を読むことによって、上記の利点、並びに多様な追加の実施形態の他の利点及び利益を理解するであろう。
【0008】
一般的慣行に従い、以下で説明する図面の多様な特徴は、必ずしも一定の縮尺比で描かれているとは限らない。図面における多様な特徴及び要素の寸法は、本開示内容の実施形態をより明確に示すために拡大又は縮小されている場合がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本開示内容の第1の実施形態のパッケージを形成するためのブランクの外面の平面図である。
【図1A】図1の拡大部分を示す図である。
【図2】ブランクをパッケージに成形する成形装置の一部と係合した第1の実施形態のブランクの概略図である。
【図3】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図4】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図5】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図6】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図6A】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図6B】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図6C】パッケージに成形される図1のブランクの種々の図のうちの1つの図である。
【図7】第1の実施形態のパッケージの斜視図である。
【図8】本開示内容の第2の実施形態のパッケージを形成するためのブランクの外面の平面図である。
【図8A】図8の拡大部分を示す図である。
【図9】本開示内容の第3の実施形態のパッケージを形成するためのブランクの外面の平面図である。
【図9A】図9の拡大部分を示す図である。
【図10】本開示内容の第4の実施形態のパッケージを形成するためのブランクの外面の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
対応する部分は、図面を通して対応する参照符号によって示されている。
【0011】
本開示内容は、包括的に、ボトル、ジャー、缶等のような容器を保持して陳列するための構造体、スリーブ、カートン等、及びパッケージに関する。容器は、例えば、食品及び飲料製品を包装するために用いることができる。容器は、特定の食料品又は飲料品を包装するのに適した組成の材料から作ることが可能であり、材料は、PET、LDPE、LLDPE、HDPE、PP、PS、PVC、EVOH、及びナイロン等のプラスチック等、アルミニウム及び/又は他の金属、ガラス、又はそれらの任意の組み合わせを含むが、これらに限定はされない。
【0012】
本開示内容によるパッケージは、多数の異なる形状の容器を収容することができる。本開示内容の範囲を限定することを目的とせず、説明することを目的として、以下の詳細な説明では、パッケージの実施形態の中に少なくとも部分的に配置される飲料容器(例えば、プラスチック容器)について説明する。本明細書において、「下側」、「ボトム」、「上側」、及び「トップ」という用語は、完全に組み立てられたパッケージに関して決定される向きを示す。
【0013】
本実施形態は、容器C(図7)に取り付け、容器Cを収容するためのカートン又はパッケージに係る。本開示内容のパッケージ又はキャリアは、参照により全ての目的で本明細書に援用される米国特許出願第12/603,727号に開示されているパッケージと同様の特徴を有する。一実施形態では、容器Cは、概してフランジ部分Fを備えるトップ部分Tと、上側ネック部分Nと、キャップCPとを有する‘727号出願に開示されているような飲料容器であるが、他のサイズ、形状及び構成の容器を本開示内容から逸脱することなくパッケージ内に保持することができる。容器Cは、本明細書において更に記載する保持機能部によってパッケージ内に受け入れられて保持される。容器Cは、本開示内容から逸脱することなく、図7に示されている2×2配置以外(例えば、2×3、2×4、1×3、1×4、3×3、3×4等)で配置することができる。
【0014】
図1は、パッケージ又はキャリア7(図7)を成形するのに用いられるブランク5の外側面3の平面図である。ブランク5は長手軸L1及び横軸L2を有する。ブランク5は、横方向折り線14で第1の端部パネル13に折り曲げ可能に接続されているトップパネル11と、横方向折り線16でトップパネルに折り曲げ可能に接続されている第2の端部パネル15とを含む。第1のサイドパネル17が、長手方向折り線19でトップパネル11に折り曲げ可能に接続されており、第2のサイドパネル21が、長手方向折り線23でトップパネル11に折り曲げ可能に接続されている。図示の実施形態では、トップパネル11を画成している折り線14、16、19、23は、離間した切れ目又はミシン目を含むが、折り線は、本開示内容から逸脱することなく、他の弱化形態又は弱化線(例えばブランク5の厚さを貫通しないスコア線)を含んでいてもよい。一実施形態では、ブランク5は、サイドパネル17、21と、端部パネル13、15と、トップパネル11とを少なくとも部分的に画成する4つの開口部25を含む。一実施形態では、トップパネル11と、端部パネル13、15と、サイドパネル17、21とが協働してパッケージ7の内側を少なくとも部分的に形成する。
【0015】
図示の実施形態では、トップパネル11は、該トップパネルのそれぞれの角部29に隣接している4つの受け部27を備える。図示の実施形態では、トップパネル11の各角部29は、それぞれの折り線14、16、19、23から延びるとともに該折り線がそれぞれ開口部25に近づくにつれて収束する2つの斜めの折り線31、33によって形成されている。各斜めの折り線31、33は、それぞれの折り線14、16、19、23に対して斜めである。しかし、折り線31、33は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成であってもよい。例えば、折り線31、33は、本開示内容から逸脱することなく平行であってもよく、すなわち収束していなくてもよい。
【0016】
一実施形態では、受け部27はそれぞれ、ブランク5をパッケージ7に成形するときにそれぞれの容器Cのネック部分Nを受け入れる開口部37(図7)をトップパネル11に形成する機能部を含む。各受け部27の機能部は、ブランク5のトップパネル11においてそれぞれの開口部51を囲む4つの保持フラップ41、43、45、47を含む。1つの受け部27が図1Aに詳細に示されており、他の3つの受け部はそれぞれ同様の形状、配置及び構成である。各受け部は、4つの概ねT字形の切れ目55、57、59、61によって少なくとも部分的に画成されている。2つのT字形の切れ目55、61はそれぞれ、開口部51からそれぞれ延びる概ね直線状の切れ目63、65と、該概ね直線状の切れ目63、65に対して概ね直交するJ字形の切れ目67、69とを含む。各J字形の切れ目67、69は、それぞれの折り線14、19と概ね位置合わせされている直線部分73、75と、それぞれの直線部分からそれぞれの端部パネル13又はサイドパネル17内へ延びる湾曲部分77、79とを含む。J字形の切れ目67の湾曲部分77は、トップパネル11の角部29を形成する折り線33に隣接する位置で端部パネル13内へ延びている。J字形の切れ目69の湾曲部分79は、トップパネル11の角部29を形成する折り線31に隣接する位置でサイドパネル17へ延びている。図示の実施形態では、J字形の切れ目67、69の湾曲部分77、79は折り線31、33のそれぞれの端から離間しているが、J字形の切れ目は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び構成であってもよい(例えば湾曲部分77、79は折り線31、33に当接するか又は折り線31、33と交差してもよい)。図示の実施形態では、直線状の切れ目63、65は、それぞれのJ字形の切れ目67、69に対して概ね直交しているが、直線状の切れ目は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成であってもよい。一実施形態では、トップパネル11の角部29は、斜めの折り線31、33によって少なくとも部分的に画成されており、該斜めの折り線31、33は、それぞれのJ字形の切れ目67、69に隣接する位置からブランク5の開口部25に隣接する位置まで延び、斜めの折り線はここで概ね収束している。保持フラップ41は、トップパネル11の角部29と隣接している角部保持フラップとすることができる。
【0017】
図1Aに示されるように、他の2つのT字形の切れ目57、59は、開口部51から延びるそれぞれの第1の直線部分81、83と、それぞれの第1の直線部分に対して直交する第2の直線部分85、87とを含む。T字形の切れ目57、59は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成であってもよい。
【0018】
一実施形態では、保持フラップ41、43、45、47はそれぞれ、該保持フラップをトップパネル11に折り曲げ可能に接続しているそれぞれの折り線を少なくとも部分的に画成している斜めの切れ目91、93、95、97によって少なくとも部分的に画成されている。斜めの切れ目91、93、95、97は、本開示内容から逸脱することなく、クリース線、スコア線又は折り線等の他の弱化形態又は弱化線であってもよい。パッケージ7を成形するときに、切れ目91、93、95、97は、各切れ目の各それぞれの端を越えて延びる折り線又は弱化線に沿って保持フラップ41、43、45、47を折り曲げることを容易にする。保持フラップ41を画成している切れ目91に形成される折り線は、J字形の切れ目67、69間に概ね延びる。
【0019】
図1Aの実施形態において、保持フラップ41、43、45、47はそれぞれ、組み合わせてトップパネル11に開口部51を形成するそれぞれの自由縁101、103、105、107を有する。自由縁101、103、105、107はそれぞれ組み合わせて、トップパネル11のそれぞれの開口部37に受け入れられる容器CのそれぞれのフランジFと接触する。保持フラップ41、43、45、47の自由縁101、103、105、107は、容器Cと係合して、該容器がパッケージ7から外れないようにする。保持フラップ41、43、45、47の自由縁101、103、105、107は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成であってもよい。
【0020】
一実施形態では、サイドパネル17、21はそれぞれ、トップパネル11に隣接している第1の部分111、113と、それぞれの長手方向折り線119、121で該第1の部分にそれぞれ折り曲げ可能に接続されている第2の部分115、117とを含む。該長手方向折り線はそれぞれ、ブランク5のそれぞれの開口部25間に延びている。一実施形態では、端部パネルはそれぞれ、トップパネル11に隣接している第1の部分125、127と、それぞれの横方向折り線133、135で該第1の部分にそれぞれ折り曲げ可能に接続されている第2の部分129、131とを含む。
【0021】
図1及び図1Aに示されるように、ブランク5は、サイドパネル17、21を端部パネル13、15に接続する4つのガセット139を含む。ガセット139はそれぞれ、斜めの折り線145で端部パネル13、15のそれぞれの第1の部分125、127に折り曲げ可能に接続されている第1のガセットパネル143を含む。図示の実施形態では、第1のガセットパネル143は、斜めの切れ目線147によって端部パネル13、15のそれぞれの第2の部分129、131に接続されていない。ガセット139はそれぞれ、長手方向折り線153で第1のガセットパネル143に折り曲げ可能に接続されている第2のガセットパネル151を含む。第2のガセットパネル151は、それぞれの開口部25の縁から延びる切れ目線155によって少なくとも部分的に画成されている。第2のガセットパネル151は、ブランクの、切れ目線155の端に隣接する部分によってそれぞれのサイドパネル17、21の第2の部分115、117に折り曲げ可能に接続されている。以下で詳細に説明するように、切れ目線155は、それぞれのサイドパネル17、21の各端において接着部分159、161、163、165を少なくとも部分的に画成している。接着部分159、161、163、165は、ブランク5のそれぞれの長手方向端に概ね位置する、サイドパネル17、21の第2の部分115、117の外縁部分を含む。
【0022】
図示の実施形態では、ブランク5は、ブランクから成形されたパッケージ7のトップパネル11にハンドル171を形成するハンドル機能部を有する。ハンドル機能部は、横方向折り線175によってトップパネル11に折り曲げ可能に接続されている第1のハンドルパネル173と、横方向折り線179によってトップパネルに折り曲げ可能に接続されている第2のハンドルパネル177とを含む。一実施形態では、ハンドルパネル173、177は、それぞれの湾曲切れ目183、185間に延びている引き裂き線181によって分離可能である。ハンドル171と、該ハンドルを形成するブランク5の機能部とは、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び構成とし、かつ/又は省いてもよい。
【0023】
一実施形態では、ブランク5は、端部パネル13、15の自由縁に対応するブランク5の長手方向の両端に、最外縁191、193を有しており、最外縁191、193は、ブランクの長手方向の両端のサイドパネル17、21の縁195、197よりも、ブランクの横方向に延びる中心線CLから更なる距離を離間している。一実施形態では、端部パネル13、15の最外縁191、193は、距離D1だけ、サイドパネル17、21の縁195、197から離間している。1つの例示的な実施形態では、距離D1は、少なくとも約5/8インチ(約16mm)であるが、距離D1は、本開示内容の範囲から逸脱することなくより大きくても又はより小さくてもよい。図2に示され、また以下で詳細に説明するように、サイドパネル17、21を、ブランク5をパッケージ7に成形する装置又は包装ラインに搬送又は位置決めすることができる。装置は、端部パネル13、15と係合してブランクを矢印A1に対応する下流方向へ移動させるロッド又はフィンガーRを有することができる。一実施形態では、矢印A1の方向は、ブランク5の長手軸L1に対して概ね垂直である。縁195、197から縁191、193への間隔は、ブランクを搬送するためにブランクとロッドRとの係合を容易にする。さらに、縁195、197から縁191、193への間隔は、ロッドRによってブランクを搬送しながらサイドパネル17、21を重ねることを可能にする。
【0024】
例示的な一実施形態では、ブランク5は、概して本明細書に記載するやり方でパッケージ7に組み立てることができる。ブランク5は、該ブランクを容器Cに取り付けてブランクと容器とをパッケージ7に成形する装置又は包装ラインにおいて概ね平坦な状態で搬送することができる。図2に示されるように、ブランク5又は重なったブランクは、装置のロッドRとの係合によって矢印A1の方向に搬送することができる。一実施形態では、装置は、ブランク5を図2の向きから回転させることができるため、ブランクは、進行の下流方向が矢印A2によって示される向きで容器Cの上部に下降される。ブランク5が容器Cの上部に下降されると、容器のキャップCPが受け部27に挿入され、開口部37に押し込まれ、保持フラップ41、43、45、47との係合によってブランクに取り付けられる。それぞれの保持フラップ41、43、45、47の自由縁101、103、105、107は、容器CのそれぞれのフランジFの下面と係合し、容器をブランク5に取り付ける。次いで、部分的に成形されたパッケージ7を装置又は包装ライン内で移動させ、サイドパネル17、21を位置決めするフォルダー又はフィンガー(不図示)と接触させることによって、該サイドパネルを、矢印A3、A4(図3)の方向へ、図4の位置まで下方に折り曲げることができる。
【0025】
一実施形態では、成形装置は、下降されて端部パネル13、15と接触し、該端部パネルを矢印A5、A6(図4)の方向へ下方に折り曲げるフィンガー(不図示)を有する。図5乃至図6Cは、トップパネル11に対して下方に折り曲げられる端部パネル13、15と、ガセット139の位置決めとを示す。端部パネル13、15が下方に折り曲げられると、ガセット139が機能するようになるため、第1のガセットパネル143が折り曲げられて第2のガセットパネル151と対面接触する。ガセット139は、サイドパネル17、21と端部パネル13、15とを、容器Cの周りに密な噛み合いを提供するよう位置決めするように構成されている。図6A乃至図6Cは、矢印A6の方向へ端部パネル15を下方に折り曲げるところを示す、ブランク5をパッケージ7に組み立てる最終段階の端面図である。他方の端部パネル13は矢印A5の方向へ下方に折り曲げられ、端部パネル15と同様に折り曲げられる。ガセット139が機能するようになり、端部パネル15が下方に折り曲げられると、第1のガセットパネル143と第2のガセットパネル151とを接続する折り線153が、図6Aに示される位置から、端部パネル15をトップパネル11に接続する折り線16(図6C)のおよそ真下にあるか又は折り線16に密接する位置へ上昇する。このように、ガセット139は、容器Cの周りにブランク5をきつくフィットさせるように構成されている。さらに、端部パネル15が下方に折り曲げられると、サイドパネル17、21の接着部分163、165の底部縁201、203が、図6Aの位置から、図6Cの完全に組み立てられた位置へ上昇し、ここで、底部縁は、図6Cの完全に組み立てられた位置ではトップパネル11のより近くに位置する。端部パネル13、15を下方に折り曲げる前に、糊又は他の接着剤を接着部分159、161、163、165及び/又は端部フラップの第2の部分129、131に付けることができる。端部フラップ13、15が下方に折り曲げられると、切れ目155によって部分的に画成されている接着部分159、161、163、165がサイドパネル17、21の残りの部分に対して移動してブランク5への糊の塗布を容易にすることができる。切れ目線155は、下方に折り曲げられた端部フラップ13、15が接着部分に対して押し付けられると端部フラップと接着部分とを押し付け合うことを可能にするようしっかりとした表面を提供するように、接着部分159、161、163、165のそれぞれが曲がって容器Cの形状に適合することを可能にする。さらに、接着部分159、161、163、165は、糊を塗布するのに頑丈な表面を可能にする。さらに、糊は、本開示内容から逸脱することなく第2のガセットパネル151及び/又は第1のガセットパネル143に塗布することができる。
【0026】
一実施形態では、トップパネル11の斜めの折り線31、33は、折り線14、16、19、23に対する折り線31、33の僅かに斜めの位置決めによって補強され強化される、パッケージ7のトップパネルの角部29を形成する。また、各角部29に隣接しているJ字形の切れ目67、69は、パッケージの角部における引き裂きを防止することによってパッケージ7を強化する。
【0027】
一実施形態では、保持フラップ41、43、45、47を画成しているT字形の切れ目55、57、59、61を有する受け部27は、他の受け部/保持フラップの設計よりも開きやすく、かつアクセスしやすい。ブランク5は、本開示内容の範囲から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成としてもよく、また他の機能部(例えば小出し機能部)を有していてもよい。
【0028】
図8は、第1の実施形態のブランク5と同様の第2の実施形態のブランク305を示す。したがって、これらの2つの実施形態間の同様であるか又は類似の特徴は、同様であるか又は類似の参照符号によって示される。ブランク305は、トップパネル311と、該トップパネルに折り曲げ可能に接続されている端部パネル313、315と、トップパネルに折り曲げ可能に接続されているサイドパネル317、321とを有する。ブランク305は、第1の実施形態の受け部27と同様の受け部327を有する。図8及び図8Aに示されるように、トップパネルは、該トップパネルのそれぞれの角部329に斜めの折り線331、333を有する。各受け部327は、トップパネル311のそれぞれの開口部351を囲む4つの保持フラップ341、343、345、347を含む。受け部327は、保持フラップ341、343、345、347を少なくとも部分的に画成する4つのY字形の切れ目355、357、359、361を含む。Y字形の切れ目355は、開口部351へ延びる直線状の長手方向部分362において収束している2つの斜めのJ字形の切れ目部分358、360を有する。Y字形の切れ目361は、開口部351へ延びる直線状の長手方向部分368において収束している1つの斜めのJ字形の切れ目部分364と直線状の斜めの切れ目部分366とを有する。他のY字形の切れ目357、359は、開口部351へ延びる直線部分374において交差している収束する斜めの部分370、372を有する。切れ目395は、保持フラップ341、343、345、347をトップパネル311に折り曲げ可能に接続する折り線又は弱化線を形成する。受け部327は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成とすることができる。
【0029】
図8及び図8Aの実施形態では、J字形の切れ目部分360は、トップパネル311において終端する湾曲した端部部分376を有する。J字形の切れ目部分358は、端部パネル313において終端する湾曲した端部部分379を有する。J字形の切れ目部分364は、サイドパネル317において終端する湾曲した端部部分382を有する。J字形の切れ目部分358、360、364は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置及び/又は構成であってもよい。
【0030】
一実施形態では、ブランク305は、トップパネル311に折り曲げ可能に接続されている2つのハンドルパネル373、377を有する。ブランク305は、他のハンドル機能部を有していてもよく、又はハンドルパネル373、377は、本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置、構成とするか、かつ/又は省いてもよい。
【0031】
ブランク305は、ブランク5及びパッケージ7と同様にパッケージに成形される。保持フラップ341、343、345、347は、ブランク305をパッケージに成形するときに容器Cと係合して容器Cを保持するように構成されている。
【0032】
ブランク305は、他の特徴を有していてもよく、図示の特徴は本開示内容から逸脱することなく他の形状、配置、及び/又は構成であってもよい。
【0033】
図9及び図9Aは、前述の実施形態のブランク5、305及びパッケージ7と同様の特徴を有する本開示内容の第3の実施形態のパッケージを形成するブランク505を示す。したがって、これらの実施形態の類似又は同一の特徴には、同様であるか又は類似の参照符号が付されている。第3の実施形態では、ブランク505は、トップパネル511に8つの受け部527を含むため、ブランク505から成形されたパッケージは8つの容器Cを収容することが可能である。各受け部527は、開口部551を囲む8つの保持フラップ522、524、526、528、530、532、534、536を含む。各角部の受け部527は、隣接する保持フラップ522、536間にある、トップパネル511の単一の保持部分542を含む。各保持部分542は、2つの収束する斜めのJ字形の切れ目546、547と、該J字形の切れ目の交差点から開口部551へ延びる直線状の斜めの切れ目559とを含むY字形の切れ目線545によって少なくとも部分的に画成されている。保持フラップ522、536は、それぞれのJ字形の切れ目546、547によって少なくとも部分的に画成されている。他の保持フラップ524、526、528、530、532、534は、開口部551から延びる直線状の切れ目によって画成されている。保持フラップ522、524、526、528、530、532、534、536は、本開示内容の範囲から逸脱することなく他の形状、配置、及び/又は構成であってもよい。
【0034】
ブランク505は、本開示内容の範囲から逸脱することなく他の形状、配置、及び/又は構成とすることができる。
【0035】
図10は、本開示内容の第4の実施形態によるパッケージを形成するブランク605を示す。第4の実施形態のブランク605は、ブランク605がトップパネル611に6つの受け部627を有することを除いて第3の実施形態のブランク505と概ね同様である。受け部627は、第3の実施形態の受け部527と同様の形状及び構成である。
【0036】
本開示内容によるブランクは、例えば、コート紙の厚紙及び同様の材料から形成することができる。例えば、ブランクの内側面及び/又は外側面をクレーコートでコーティングすることができる。続いて、クレーコート上に製品、広告、価格コード、及び他の情報又は画像を印刷してもよい。続いて、ブランクに印刷されているあらゆる情報を保護するために、ブランクをワニスでコーティングすることができる。ブランクの片面又は両面を、例えば防湿層でコーティングすることもできる。上述の実施形態に応じて、ブランクは、通常の紙よりも重く硬質であるような厚さの厚紙で作成してもよい。ブランクは、ボール紙、硬化紙等の他の材料、又はカートンが少なくとも概して本明細書において記載されたように機能することができるようにするのに適した特性を有する任意の他の材料で作成することもできる。ブランクは、選択されたパネル又はパネルセクションに1つ又は複数のシート状材料を積層又はコーティングすることもできる。
【0037】
本開示内容の上述の実施形態によれば、折り線は、それに沿った折り曲げを容易にする、必ずしも直線状ではないが実質的に線状の任意の弱化形態とすることができる。本開示内容の範囲を狭めるためではないが、より具体的には、折り線は、所望の弱化線に沿って材料に圧潰部分を作る鈍いスコアリングナイフ等で形成される線等のスコア線、所望の弱化線に沿って材料に部分的に入れ込んだ切れ目、及び/又は所望の弱化線に沿って材料に部分的に入れ込むか、かつ/又は完全に貫通する一連の切れ目、並びにこれらの機能部の多様な組み合わせを含む。さらに、折り線は、弱化線に隣接する不変性の材料がより容易に折り曲げられるように、材料に作られる弱化形態又は弱化線(例えばスコア線、切れ目等)を越えて延びることができる。
【0038】
一例として、引き裂き線は、所望の弱化線に沿って材料に部分的に入れ込んだスリット、及び/又は所望の弱化線に沿って材料に部分的に入れ込むか、かつ/又は完全に貫通する一連の離間したスリット、又はこれらの機能部の多様な組み合わせを含むことができる。より具体的な例としては、1つのタイプの引き裂き線は、引き裂き線を挟んで材料を通常は一時的に接続するためにニック(例えば、材料の小さな幾らか橋で結んでいるような部分)が間に画成されるように隣接するスリットを僅かに離間させた、材料を完全に貫通する一連の離間したスリットの形態である。ニックは、引き裂き時に引き裂き線に沿って破壊される。ニックは通常、引き裂き線において比較的僅かな割合を占めるものであり、代替的に、引き裂き線が連続した切れ目線であるように、ニックが引き裂き線から省かれたり、又は引き裂き線上で引き裂かれたりすることができる。すなわち、引き裂き線のそれぞれを連続したスリット等で置き換えることは、本開示内容の範囲内にある。例えば、本開示内容から逸脱することなく、切れ目線は、連続したスリットとすることができるか、又はスリットよりも幅広であってもよい。
【0039】
上記実施形態は、カートンの実施形態を組み立てる間に糊によって互いに接着される1つ又は複数のパネルを有するものとして説明されてもよい。「糊」という用語は、カートンパネルを所定位置に固定するのに一般的に用いられる全ての種類の接着剤を包含することが意図される。
【0040】
本開示内容の上記説明は、多様な例示的な実施形態を例示及び説明するものである。特許請求の範囲の精神及び範囲から逸脱することなく、多様な追加、変更、変形等が該例示的な実施形態に対しなされることができる。上記説明に含まれるか又は添付図面に示されている全ての事項は、例示目的であって、限定的な意味ではないと解釈されることが意図される。さらに、本開示内容は、本開示内容の選択された実施形態のみを示し、説明しているが、本開示内容は、その他の多様な組み合わせ、変更、及び状況で用いることができ、本明細書で述べられているような発明概念の範囲内で変形又は変更を行うことができ、上記教示に相応し、かつ/又は関連技術分野の技術若しくは知識内にある。さらに、各実施形態の特定の機能及び特徴を、選択的に置き換えて、本開示内容の他の説明された実施形態及び説明されていない実施形態に適用することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の物品を保持するパッケージであって、
該パッケージの内側を少なくとも部分的に形成するように協働するパネルであって、トップパネルと、該トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのサイドパネルと、前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの端部パネルとを含む、パネルと、
前記物品のうちの1つの少なくとも一部を少なくとも部分的に受け入れるように前記トップパネルにある少なくとも1つの開口部と、
前記少なくとも1つの開口部に隣接して前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの保持フラップであって、前記複数の物品のうちの少なくとも1つの物品と係合する自由縁を有し、少なくとも1つのJ字形の切れ目によって少なくとも部分的に画成されている、少なくとも1つの保持フラップと、
を備える、パッケージ。
【請求項2】
前記少なくとも1つのJ字形の切れ目は、直線部分と湾曲部分とを含み、該湾曲部分は前記サイドパネル及び前記端部パネルの少なくとも一方内に延びている、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項3】
前記少なくとも1つのサイドパネルは第1の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記少なくとも1つの端部パネルは第2の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記少なくとも1つのJ字形の切れ目の前記直線部分は、前記第1の折り線及び前記第2の折り線の一方と概ね位置合わせされている、請求項2に記載のパッケージ。
【請求項4】
前記少なくとも1つのJ字形の切れ目は第1のJ字形の切れ目と第2のJ字形の切れ目とを含み、前記第1のJ字形の切れ目の前記直線部分は前記第1の折り線と概ね位置合わせされており、前記第2のJ字形の切れ目の前記直線部分は前記第2の折り線と概ね位置合わせされている、請求項3に記載のパッケージ。
【請求項5】
前記第1のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの角部に隣接する位置で前記端部パネル内に延びており、前記第2のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの前記角部に隣接する位置で前記サイドパネル内に延びている、請求項4に記載のパッケージ。
【請求項6】
前記保持フラップは、前記J字形の切れ目から前記自由縁へ延びる直交する切れ目によって更に画成されている、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項7】
前記J字形の切れ目及び前記直交する切れ目はT字形の切れ目を形成する、請求項6に記載のパッケージ。
【請求項8】
前記J字形の切れ目及び前記直交する切れ目はY字形の切れ目を形成する、請求項7に記載のパッケージ。
【請求項9】
前記J字形の切れ目は第1のJ字形の切れ目であり、前記直交する切れ目は第1の直交する切れ目であり、前記T字形の切れ目は第1のT字形の切れ目であり、前記保持フラップは、第2のT字形の切れ目を形成する、第2のJ字形の切れ目と第2の直交する切れ目とによって更に画成されており、前記第2のT字形の切れ目は前記保持フラップの前記自由縁へ延びている、請求項7に記載のパッケージ。
【請求項10】
前記J字形の切れ目はそれぞれ直線部分と湾曲部分とを含み、前記少なくとも1つのサイドパネルは第1の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記少なくとも1つの端部パネルは第2の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、第1のJ字形の切れ目の直線部分は前記第1の折り線と概ね位置合わせされており、第2のJ字形の切れ目の直線部分は前記第2の折り線と概ね位置合わせされている、請求項7に記載のパッケージ。
【請求項11】
前記第1のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの角部に隣接する位置で前記端部パネル内に延びており、前記第2のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの前記角部に隣接する位置で前記サイドパネル内に延びている、請求項10に記載のパッケージ。
【請求項12】
前記保持フラップは、前記角部に隣接しているとともに前記第1のJ字形の切れ目と前記第2のJ字形の切れ目とのそれぞれの湾曲部分の概ねそれぞれの端間に延びる折り線によって少なくとも部分的に画成されている、請求項11に記載のパッケージ。
【請求項13】
前記角部は、前記第1のJ字形の切れ目に隣接する位置から延びる第1の折り線と、前記第2のJ字形の切れ目に隣接する位置から延びる第2の折り線とによって少なくとも部分的に画成されている、請求項11に記載のパッケージ。
【請求項14】
前記第1の折り線と前記第2の折り線とは、前記第1のJ字形の切れ目と前記第2のJ字形の切れ目とのそれぞれの前記直線部分に対して斜めである、請求項13に記載のパッケージ。
【請求項15】
前記少なくとも1つのサイドパネルは、ガセットによって前記少なくとも1つの端部パネルに折り曲げ可能に接続されており、前記ガセットは、前記端部パネルに折り曲げ可能に接続されている第1のガセットパネルと、該第1のガセットパネルと前記サイドパネルとに折り曲げ可能に接続されている第2のガセットパネルとを含み、該第2のガセットパネルは切れ目線によって少なくとも部分的に画成されている、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項16】
前記切れ目線は、前記第2のガセットパネルに隣接している前記少なくとも1つのサイドパネルの接着部分を少なくとも部分的に画成しており、該接着部分は前記端部パネルに接着固定されている、請求項15に記載のパッケージ。
【請求項17】
前記物品と組み合わせた請求項1に記載の前記パッケージであって、前記物品は、上側部分とフランジとを有する容器を含み、前記少なくとも1つの開口部は複数の開口部を含み、前記少なくとも1つの保持フラップは、前記トップパネルに折り曲げ可能に取り付けられているとともにそれぞれの物品の前記フランジと係合するそれぞれの自由縁をそれぞれ有する複数の保持フラップを含む、前記物品と組み合わせた請求項1に記載の前記パッケージ。
【請求項18】
前記少なくとも1つの保持フラップは第1の角部保持フラップであり、前記パッケージは、前記少なくとも1つの開口部に隣接している第2の保持フラップと、第3の保持フラップと、第4の保持フラップとを更に含み、該第2の保持フラップ、該第3の保持フラップ及び該第4の保持フラップは前記角部保持フラップと協働して前記複数の物品のそれぞれと係合する、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項19】
複数の物品を保持するパッケージを形成するためのブランクであって、
トップパネルと、該トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのサイドパネルと、前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの端部パネルとを含むパネルと、
該ブランクがカートンに成形されるときに前記物品のうちの1つの少なくとも一部を少なくとも部分的に受け入れるように前記トップパネルにある少なくとも1つの開口部と、
前記ブランクが前記カートンに成形されるときに前記少なくとも1つの開口部に隣接するように前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの保持フラップであって、前記複数の物品のうちの少なくとも1つの物品と係合する自由縁を有し、少なくとも1つのJ字形の切れ目によって少なくとも部分的に画成されている、少なくとも1つの保持フラップと、
を備える、ブランク。
【請求項20】
前記少なくとも1つのJ字形の切れ目は、直線部分と湾曲部分とを含み、該湾曲部分は前記サイドパネル及び前記端部パネルの少なくとも一方内に延びている、請求項19に記載のブランク。
【請求項21】
前記少なくとも1つのサイドパネルは第1の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記少なくとも1つの端部パネルは第2の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記少なくとも1つのJ字形の切れ目の前記直線部分は、前記第1の折り線及び前記第2の折り線の一方と概ね位置合わせされている、請求項20に記載のブランク。
【請求項22】
前記少なくとも1つのJ字形の切れ目は第1のJ字形の切れ目と第2のJ字形の切れ目とを含み、前記第1のJ字形の切れ目の前記直線部分は前記第1の折り線と概ね位置合わせされており、前記第2のJ字形の切れ目の前記直線部分は前記第2の折り線と概ね位置合わせされている、請求項21に記載のブランク。
【請求項23】
前記第1のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの角部に隣接する位置で前記端部パネル内に延びており、前記第2のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの前記角部に隣接する位置で前記サイドパネル内に延びている、請求項22に記載のブランク。
【請求項24】
前記保持フラップは、前記J字形の切れ目から前記自由縁へ延びる直交する切れ目によって更に画成されており、前記J字形の切れ目及び前記直交する切れ目はT字形の切れ目を形成する、請求項19に記載のブランク。
【請求項25】
前記J字形の切れ目は第1のJ字形の切れ目であり、前記直交する切れ目は第1の直交する切れ目であり、前記T字形の切れ目は第1のT字形の切れ目であり、前記保持フラップは、第2のT字形の切れ目を形成する、第2のJ字形の切れ目と第2の直交する切れ目とによって更に画成されており、前記第2のT字形の切れ目は前記保持フラップの前記自由縁へ延びている、請求項24に記載のブランク。
【請求項26】
前記自由縁は前記トップパネルの前記開口部に隣接している、請求項25に記載のブランク。
【請求項27】
前記J字形の切れ目はそれぞれ直線部分と湾曲部分とを含み、前記少なくとも1つのサイドパネルは第1の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記少なくとも1つの端部パネルは第2の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、第1のJ字形の切れ目の直線部分は前記第1の折り線と概ね位置合わせされており、第2のJ字形の切れ目の直線部分は前記第2の折り線と概ね位置合わせされている、請求項25に記載のブランク。
【請求項28】
前記第1のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの角部に隣接する位置で前記端部パネル内に延びており、前記第2のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの前記角部に隣接する位置で前記サイドパネル内に延びている、請求項27に記載のブランク。
【請求項29】
前記保持フラップは、前記角部に隣接しているとともに前記第1のJ字形の切れ目と前記第2のJ字形の切れ目とのそれぞれの湾曲部分の概ねそれぞれの端間に延びる折り線によって少なくとも部分的に画成されている、請求項28に記載のブランク。
【請求項30】
前記角部は、前記第1のJ字形の切れ目に隣接する位置から延びる第1の折り線と、前記第2のJ字形の切れ目に隣接する位置から延びる第2の折り線とによって少なくとも部分的に画成されており、前記第1の折り線と前記第2の折り線とは、前記第1のJ字形の切れ目と前記第2のJ字形の切れ目とのそれぞれの前記直線部分に対して斜めである、請求項28に記載のブランク。
【請求項31】
前記少なくとも1つのサイドパネルは、ガセットによって前記少なくとも1つの端部パネルに折り曲げ可能に接続されており、前記ガセットは、前記端部パネルに折り曲げ可能に接続されている第1のガセットパネルと、該第1のガセットパネルと前記サイドパネルとに折り曲げ可能に接続されている第2のガセットパネルとを含み、該第2のガセットパネルは切れ目線によって少なくとも部分的に画成されており、該切れ目線は、前記第2のガセットパネルに隣接している前記少なくとも1つのサイドパネルの接着部分を少なくとも部分的に画成している、請求項19に記載のブランク。
【請求項32】
前記ブランクの第1の長手方向端が、前記サイドパネルの縁を含む前記ブランクの第1の縁と、前記端部パネルの縁を含む前記ブランクの第2の縁とを含み、前記第1の縁は、前記ブランクの横方向に延びる中心線から第1の距離だけ離間しており、前記第2の縁は、前記ブランクの前記横方向に延びる中心線から第2の距離だけ離間しており、該第2の距離は、前記ブランクが前記端部パネルにおいて係合して該ブランクを該ブランクの長手方向に対して垂直な方向へ搬送することができるように、前記第1の距離よりも大きい、請求項19に記載のブランク。
【請求項33】
パッケージを成形する方法であって、
トップパネルと、該トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのサイドパネルと、前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの端部パネルとを含むパネルを含むブランクを得るステップであって、少なくとも1つの保持フラップが、前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、少なくとも1つのJ字形の切れ目によって少なくとも部分的に画成されている、ブランクを得るステップと、
複数の物品を前記ブランクに対して位置決めするステップと、
前記ブランクを前記物品に対して位置決めするステップであって、それによって前記複数の物品が、前記少なくとも1つの保持フラップに隣接している開口部を有するそれぞれの受け部に少なくとも部分的に受け入れられるようにする、位置決めするステップと、
前記ブランクを前記物品に対して更に位置決めするステップであって、それによって前記少なくとも1つの保持フラップのそれぞれの自由縁がそれぞれの物品と係合して該物品を前記パッケージと係合した状態で保持するようにする、更に位置決めするステップと、
を含む、方法。
【請求項34】
前記保持フラップは、前記J字形の切れ目から該保持フラップの前記自由縁へ延びる直交する切れ目によって更に画成されており、前記J字形の切れ目及び前記直交する切れ目はT字形の切れ目を形成する、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記J字形の切れ目は第1のJ字形の切れ目であり、前記直交する切れ目は第1の直交する切れ目であり、前記T字形の切れ目は第1のT字形の切れ目であり、前記保持フラップは、第2のT字形の切れ目を形成する、第2のJ字形の切れ目と第2の直交する切れ目とによって更に画成されており、前記第2のT字形の切れ目は前記保持フラップの前記自由縁へ延びている、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記少なくとも1つのサイドパネルは、ガセットによって前記少なくとも1つの端部パネルに折り曲げ可能に接続されており、前記ガセットは、前記端部パネルに折り曲げ可能に接続されている第1のガセットパネルと、該第1のガセットパネルと前記サイドパネルとに折り曲げ可能に接続されている第2のガセットパネルとを含み、該第2のガセットパネルは切れ目線によって少なくとも部分的に画成されており、該切れ目線は、前記第2のガセットパネルに隣接している前記少なくとも1つのサイドパネルの接着部分を少なくとも部分的に画成している、請求項33に記載の方法。
【請求項37】
前記ブランクを更に位置決めするステップは、前記サイドパネルを前記トップパネルに対して下方に折り曲げるステップと、前記端部パネルを前記トップパネルに対して下方に折り曲げるステップであって、それによって前記第1のガセットパネルが前記第2のガセットパネルと少なくとも部分的に対面接触するようにする、下方に折り曲げるステップとを含む、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記第1のガセットパネルは第1の折り線で前記第2のガセットパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記端部パネルは第2の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記ブランクを更に位置決めするステップは、前記端部パネルを下方に折り曲げるときに前記第2の折り線を前記第1の折り線と概ね重なる関係に位置決めするステップを含む、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記ブランクを更に位置決めするステップは、前記端部パネルと前記少なくとも1つのサイドパネルの前記接着部分とを接着固定するステップを含む、請求項37に記載の方法。
【請求項40】
前記接着固定するステップは、前記接着部分を前記物品のうちの少なくとも1つに対して押し付けることによって前記少なくとも1つのサイドパネルの前記接着部分に糊を塗布するステップであって、それによって前記接着部分が糊の塗布中に前記物品の形状に少なくとも部分的に適合するようにする、糊を塗布するステップを含む、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記ブランクの第1の長手方向端が、前記サイドパネルの縁を含む前記ブランクの第1の縁と、前記端部パネルの縁を含む前記ブランクの第2の縁とを含み、前記第1の縁は、前記ブランクの横方向に延びる中心線から第1の距離だけ離間しており、前記第2の縁は、前記ブランクの前記横方向に延びる中心線から第2の距離だけ離間しており、該第2の距離は前記第1の距離よりも大きく、前記ブランクを位置決めするステップは、前記端部パネルの、前記サイドパネルの前記縁を越えて延びる部分と係合するステップであって、前記ブランクを該ブランクの長手方向に対して概ね垂直な方向へ移動させる、係合するステップを含む、請求項33に記載の方法。
【請求項42】
前記ブランクを該ブランクの前記長手方向に対して概ね平行な方向へ移動させるステップを更に含む、請求項41に記載の方法。
【請求項1】
複数の物品を保持するパッケージであって、
該パッケージの内側を少なくとも部分的に形成するように協働するパネルであって、トップパネルと、該トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのサイドパネルと、前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの端部パネルとを含む、パネルと、
前記物品のうちの1つの少なくとも一部を少なくとも部分的に受け入れるように前記トップパネルにある少なくとも1つの開口部と、
前記少なくとも1つの開口部に隣接して前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの保持フラップであって、前記複数の物品のうちの少なくとも1つの物品と係合する自由縁を有し、少なくとも1つのJ字形の切れ目によって少なくとも部分的に画成されている、少なくとも1つの保持フラップと、
を備える、パッケージ。
【請求項2】
前記少なくとも1つのJ字形の切れ目は、直線部分と湾曲部分とを含み、該湾曲部分は前記サイドパネル及び前記端部パネルの少なくとも一方内に延びている、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項3】
前記少なくとも1つのサイドパネルは第1の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記少なくとも1つの端部パネルは第2の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記少なくとも1つのJ字形の切れ目の前記直線部分は、前記第1の折り線及び前記第2の折り線の一方と概ね位置合わせされている、請求項2に記載のパッケージ。
【請求項4】
前記少なくとも1つのJ字形の切れ目は第1のJ字形の切れ目と第2のJ字形の切れ目とを含み、前記第1のJ字形の切れ目の前記直線部分は前記第1の折り線と概ね位置合わせされており、前記第2のJ字形の切れ目の前記直線部分は前記第2の折り線と概ね位置合わせされている、請求項3に記載のパッケージ。
【請求項5】
前記第1のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの角部に隣接する位置で前記端部パネル内に延びており、前記第2のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの前記角部に隣接する位置で前記サイドパネル内に延びている、請求項4に記載のパッケージ。
【請求項6】
前記保持フラップは、前記J字形の切れ目から前記自由縁へ延びる直交する切れ目によって更に画成されている、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項7】
前記J字形の切れ目及び前記直交する切れ目はT字形の切れ目を形成する、請求項6に記載のパッケージ。
【請求項8】
前記J字形の切れ目及び前記直交する切れ目はY字形の切れ目を形成する、請求項7に記載のパッケージ。
【請求項9】
前記J字形の切れ目は第1のJ字形の切れ目であり、前記直交する切れ目は第1の直交する切れ目であり、前記T字形の切れ目は第1のT字形の切れ目であり、前記保持フラップは、第2のT字形の切れ目を形成する、第2のJ字形の切れ目と第2の直交する切れ目とによって更に画成されており、前記第2のT字形の切れ目は前記保持フラップの前記自由縁へ延びている、請求項7に記載のパッケージ。
【請求項10】
前記J字形の切れ目はそれぞれ直線部分と湾曲部分とを含み、前記少なくとも1つのサイドパネルは第1の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記少なくとも1つの端部パネルは第2の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、第1のJ字形の切れ目の直線部分は前記第1の折り線と概ね位置合わせされており、第2のJ字形の切れ目の直線部分は前記第2の折り線と概ね位置合わせされている、請求項7に記載のパッケージ。
【請求項11】
前記第1のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの角部に隣接する位置で前記端部パネル内に延びており、前記第2のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの前記角部に隣接する位置で前記サイドパネル内に延びている、請求項10に記載のパッケージ。
【請求項12】
前記保持フラップは、前記角部に隣接しているとともに前記第1のJ字形の切れ目と前記第2のJ字形の切れ目とのそれぞれの湾曲部分の概ねそれぞれの端間に延びる折り線によって少なくとも部分的に画成されている、請求項11に記載のパッケージ。
【請求項13】
前記角部は、前記第1のJ字形の切れ目に隣接する位置から延びる第1の折り線と、前記第2のJ字形の切れ目に隣接する位置から延びる第2の折り線とによって少なくとも部分的に画成されている、請求項11に記載のパッケージ。
【請求項14】
前記第1の折り線と前記第2の折り線とは、前記第1のJ字形の切れ目と前記第2のJ字形の切れ目とのそれぞれの前記直線部分に対して斜めである、請求項13に記載のパッケージ。
【請求項15】
前記少なくとも1つのサイドパネルは、ガセットによって前記少なくとも1つの端部パネルに折り曲げ可能に接続されており、前記ガセットは、前記端部パネルに折り曲げ可能に接続されている第1のガセットパネルと、該第1のガセットパネルと前記サイドパネルとに折り曲げ可能に接続されている第2のガセットパネルとを含み、該第2のガセットパネルは切れ目線によって少なくとも部分的に画成されている、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項16】
前記切れ目線は、前記第2のガセットパネルに隣接している前記少なくとも1つのサイドパネルの接着部分を少なくとも部分的に画成しており、該接着部分は前記端部パネルに接着固定されている、請求項15に記載のパッケージ。
【請求項17】
前記物品と組み合わせた請求項1に記載の前記パッケージであって、前記物品は、上側部分とフランジとを有する容器を含み、前記少なくとも1つの開口部は複数の開口部を含み、前記少なくとも1つの保持フラップは、前記トップパネルに折り曲げ可能に取り付けられているとともにそれぞれの物品の前記フランジと係合するそれぞれの自由縁をそれぞれ有する複数の保持フラップを含む、前記物品と組み合わせた請求項1に記載の前記パッケージ。
【請求項18】
前記少なくとも1つの保持フラップは第1の角部保持フラップであり、前記パッケージは、前記少なくとも1つの開口部に隣接している第2の保持フラップと、第3の保持フラップと、第4の保持フラップとを更に含み、該第2の保持フラップ、該第3の保持フラップ及び該第4の保持フラップは前記角部保持フラップと協働して前記複数の物品のそれぞれと係合する、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項19】
複数の物品を保持するパッケージを形成するためのブランクであって、
トップパネルと、該トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのサイドパネルと、前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの端部パネルとを含むパネルと、
該ブランクがカートンに成形されるときに前記物品のうちの1つの少なくとも一部を少なくとも部分的に受け入れるように前記トップパネルにある少なくとも1つの開口部と、
前記ブランクが前記カートンに成形されるときに前記少なくとも1つの開口部に隣接するように前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの保持フラップであって、前記複数の物品のうちの少なくとも1つの物品と係合する自由縁を有し、少なくとも1つのJ字形の切れ目によって少なくとも部分的に画成されている、少なくとも1つの保持フラップと、
を備える、ブランク。
【請求項20】
前記少なくとも1つのJ字形の切れ目は、直線部分と湾曲部分とを含み、該湾曲部分は前記サイドパネル及び前記端部パネルの少なくとも一方内に延びている、請求項19に記載のブランク。
【請求項21】
前記少なくとも1つのサイドパネルは第1の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記少なくとも1つの端部パネルは第2の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記少なくとも1つのJ字形の切れ目の前記直線部分は、前記第1の折り線及び前記第2の折り線の一方と概ね位置合わせされている、請求項20に記載のブランク。
【請求項22】
前記少なくとも1つのJ字形の切れ目は第1のJ字形の切れ目と第2のJ字形の切れ目とを含み、前記第1のJ字形の切れ目の前記直線部分は前記第1の折り線と概ね位置合わせされており、前記第2のJ字形の切れ目の前記直線部分は前記第2の折り線と概ね位置合わせされている、請求項21に記載のブランク。
【請求項23】
前記第1のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの角部に隣接する位置で前記端部パネル内に延びており、前記第2のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの前記角部に隣接する位置で前記サイドパネル内に延びている、請求項22に記載のブランク。
【請求項24】
前記保持フラップは、前記J字形の切れ目から前記自由縁へ延びる直交する切れ目によって更に画成されており、前記J字形の切れ目及び前記直交する切れ目はT字形の切れ目を形成する、請求項19に記載のブランク。
【請求項25】
前記J字形の切れ目は第1のJ字形の切れ目であり、前記直交する切れ目は第1の直交する切れ目であり、前記T字形の切れ目は第1のT字形の切れ目であり、前記保持フラップは、第2のT字形の切れ目を形成する、第2のJ字形の切れ目と第2の直交する切れ目とによって更に画成されており、前記第2のT字形の切れ目は前記保持フラップの前記自由縁へ延びている、請求項24に記載のブランク。
【請求項26】
前記自由縁は前記トップパネルの前記開口部に隣接している、請求項25に記載のブランク。
【請求項27】
前記J字形の切れ目はそれぞれ直線部分と湾曲部分とを含み、前記少なくとも1つのサイドパネルは第1の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記少なくとも1つの端部パネルは第2の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、第1のJ字形の切れ目の直線部分は前記第1の折り線と概ね位置合わせされており、第2のJ字形の切れ目の直線部分は前記第2の折り線と概ね位置合わせされている、請求項25に記載のブランク。
【請求項28】
前記第1のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの角部に隣接する位置で前記端部パネル内に延びており、前記第2のJ字形の切れ目の前記湾曲部分は、前記トップパネルの前記角部に隣接する位置で前記サイドパネル内に延びている、請求項27に記載のブランク。
【請求項29】
前記保持フラップは、前記角部に隣接しているとともに前記第1のJ字形の切れ目と前記第2のJ字形の切れ目とのそれぞれの湾曲部分の概ねそれぞれの端間に延びる折り線によって少なくとも部分的に画成されている、請求項28に記載のブランク。
【請求項30】
前記角部は、前記第1のJ字形の切れ目に隣接する位置から延びる第1の折り線と、前記第2のJ字形の切れ目に隣接する位置から延びる第2の折り線とによって少なくとも部分的に画成されており、前記第1の折り線と前記第2の折り線とは、前記第1のJ字形の切れ目と前記第2のJ字形の切れ目とのそれぞれの前記直線部分に対して斜めである、請求項28に記載のブランク。
【請求項31】
前記少なくとも1つのサイドパネルは、ガセットによって前記少なくとも1つの端部パネルに折り曲げ可能に接続されており、前記ガセットは、前記端部パネルに折り曲げ可能に接続されている第1のガセットパネルと、該第1のガセットパネルと前記サイドパネルとに折り曲げ可能に接続されている第2のガセットパネルとを含み、該第2のガセットパネルは切れ目線によって少なくとも部分的に画成されており、該切れ目線は、前記第2のガセットパネルに隣接している前記少なくとも1つのサイドパネルの接着部分を少なくとも部分的に画成している、請求項19に記載のブランク。
【請求項32】
前記ブランクの第1の長手方向端が、前記サイドパネルの縁を含む前記ブランクの第1の縁と、前記端部パネルの縁を含む前記ブランクの第2の縁とを含み、前記第1の縁は、前記ブランクの横方向に延びる中心線から第1の距離だけ離間しており、前記第2の縁は、前記ブランクの前記横方向に延びる中心線から第2の距離だけ離間しており、該第2の距離は、前記ブランクが前記端部パネルにおいて係合して該ブランクを該ブランクの長手方向に対して垂直な方向へ搬送することができるように、前記第1の距離よりも大きい、請求項19に記載のブランク。
【請求項33】
パッケージを成形する方法であって、
トップパネルと、該トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのサイドパネルと、前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つの端部パネルとを含むパネルを含むブランクを得るステップであって、少なくとも1つの保持フラップが、前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、少なくとも1つのJ字形の切れ目によって少なくとも部分的に画成されている、ブランクを得るステップと、
複数の物品を前記ブランクに対して位置決めするステップと、
前記ブランクを前記物品に対して位置決めするステップであって、それによって前記複数の物品が、前記少なくとも1つの保持フラップに隣接している開口部を有するそれぞれの受け部に少なくとも部分的に受け入れられるようにする、位置決めするステップと、
前記ブランクを前記物品に対して更に位置決めするステップであって、それによって前記少なくとも1つの保持フラップのそれぞれの自由縁がそれぞれの物品と係合して該物品を前記パッケージと係合した状態で保持するようにする、更に位置決めするステップと、
を含む、方法。
【請求項34】
前記保持フラップは、前記J字形の切れ目から該保持フラップの前記自由縁へ延びる直交する切れ目によって更に画成されており、前記J字形の切れ目及び前記直交する切れ目はT字形の切れ目を形成する、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記J字形の切れ目は第1のJ字形の切れ目であり、前記直交する切れ目は第1の直交する切れ目であり、前記T字形の切れ目は第1のT字形の切れ目であり、前記保持フラップは、第2のT字形の切れ目を形成する、第2のJ字形の切れ目と第2の直交する切れ目とによって更に画成されており、前記第2のT字形の切れ目は前記保持フラップの前記自由縁へ延びている、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記少なくとも1つのサイドパネルは、ガセットによって前記少なくとも1つの端部パネルに折り曲げ可能に接続されており、前記ガセットは、前記端部パネルに折り曲げ可能に接続されている第1のガセットパネルと、該第1のガセットパネルと前記サイドパネルとに折り曲げ可能に接続されている第2のガセットパネルとを含み、該第2のガセットパネルは切れ目線によって少なくとも部分的に画成されており、該切れ目線は、前記第2のガセットパネルに隣接している前記少なくとも1つのサイドパネルの接着部分を少なくとも部分的に画成している、請求項33に記載の方法。
【請求項37】
前記ブランクを更に位置決めするステップは、前記サイドパネルを前記トップパネルに対して下方に折り曲げるステップと、前記端部パネルを前記トップパネルに対して下方に折り曲げるステップであって、それによって前記第1のガセットパネルが前記第2のガセットパネルと少なくとも部分的に対面接触するようにする、下方に折り曲げるステップとを含む、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記第1のガセットパネルは第1の折り線で前記第2のガセットパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記端部パネルは第2の折り線で前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記ブランクを更に位置決めするステップは、前記端部パネルを下方に折り曲げるときに前記第2の折り線を前記第1の折り線と概ね重なる関係に位置決めするステップを含む、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記ブランクを更に位置決めするステップは、前記端部パネルと前記少なくとも1つのサイドパネルの前記接着部分とを接着固定するステップを含む、請求項37に記載の方法。
【請求項40】
前記接着固定するステップは、前記接着部分を前記物品のうちの少なくとも1つに対して押し付けることによって前記少なくとも1つのサイドパネルの前記接着部分に糊を塗布するステップであって、それによって前記接着部分が糊の塗布中に前記物品の形状に少なくとも部分的に適合するようにする、糊を塗布するステップを含む、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記ブランクの第1の長手方向端が、前記サイドパネルの縁を含む前記ブランクの第1の縁と、前記端部パネルの縁を含む前記ブランクの第2の縁とを含み、前記第1の縁は、前記ブランクの横方向に延びる中心線から第1の距離だけ離間しており、前記第2の縁は、前記ブランクの前記横方向に延びる中心線から第2の距離だけ離間しており、該第2の距離は前記第1の距離よりも大きく、前記ブランクを位置決めするステップは、前記端部パネルの、前記サイドパネルの前記縁を越えて延びる部分と係合するステップであって、前記ブランクを該ブランクの長手方向に対して概ね垂直な方向へ移動させる、係合するステップを含む、請求項33に記載の方法。
【請求項42】
前記ブランクを該ブランクの前記長手方向に対して概ね平行な方向へ移動させるステップを更に含む、請求項41に記載の方法。
【図1】
【図1A】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7】
【図8】
【図8A】
【図9】
【図9A】
【図10】
【図1A】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7】
【図8】
【図8A】
【図9】
【図9A】
【図10】
【公表番号】特表2013−514946(P2013−514946A)
【公表日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−544875(P2012−544875)
【出願日】平成22年12月17日(2010.12.17)
【国際出願番号】PCT/US2010/060973
【国際公開番号】WO2011/075626
【国際公開日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【出願人】(504075588)グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド (137)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年12月17日(2010.12.17)
【国際出願番号】PCT/US2010/060973
【国際公開番号】WO2011/075626
【国際公開日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【出願人】(504075588)グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド (137)
【Fターム(参考)】
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