説明

宿主細胞から標的細胞へのギャップジャンクションを介したDNAまたはRNAの送達、及びアンチセンスまたはsiRNAのための細胞ベースの送達システム

a)オリゴヌクレオチドまたはプラスミドをドナー細胞に導入する工程;及び
b)ドナー細胞が標的細胞とギャップジャンクションチャンネルを形成する条件下で、標的細胞をドナー細胞と接触させて、前記オリゴヌクレオチド、前記オリゴヌクレオチドを発現するプラスミド、またはその発現産物をドナー細胞から標的細胞に送達させる工程
を含む、オリゴヌクレオチドまたはオリゴヌクレオチドを発現するプラスミドを標的細胞に送達する方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2003年12月17日に出願された米国仮特許出願第60/530,555号の利益と優先権を享受する。
【0002】
ここに開示される本発明は、合衆国政府、特にNHLBI、及びNIH(GMS)による基金により、それぞれ登録番号HL−28958及びGM−55263の下で少なくとも部分的に発明された。それ故合衆国政府は、本発明において特定の権利を有する。
【背景技術】
【0003】
本願を通じて、各種の出版物が、脚注内でまたはカッコ内で明細書中で参照されている。これらの出版物は全体において、本発明が関連する技術分野の従来技術をより十分に記載するために、本願に参考としてここに取り込まれる。これらの参考文献についての完全な出展の引用は、特許請求の範囲に先行して、本明細書の末尾で見出されるであろう。
【0004】
共通に所有される先行技術である2003年1月15日に出願された米国特許出願第10/342,506号(特許文献1)、及びここで参考として取り込まれる出版物(非特許文献1及び2)に記載されている通り、幹細胞は標的組織とギャップジャンクションを形成するために使用されている。そのような幹細胞は、遺伝子産物または小分子を送達することによって、標的組織の活性に影響することができる。しかしながら、アンチセンスRNA、またはDNAの形態のヌクレオチドは、標的組織に対して宿主細胞(例えばヒトの間葉幹細胞(hMSC))によって送達されてはいない。
【特許文献1】米国特許出願第10/342,506号
【非特許文献1】Plotnikov AN, Shlapakova IN, Danilo P Jr, Herron A, Potapova I, Lu Z, Valiunas V, Doronin S, Brink PR, Robinson RB, Cohen IS, Rosen MR: Human mesenchymal stem cells transfected with HCN2 as a gene delivery system to induce pacemaker function in canine heart. Circulation 108: IV-547, 2003
【非特許文献2】Valiunas等, 2002 Cardiac gap junction channels show quantitative differences in selectivity. Cir. Res. 91: 104-111
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明によれば、操作された細胞がRNAを標的細胞に送達させるために使用できるため、RNAはギャップジャンクションを通過できる。
【0006】
本発明によれば、ドナー細胞に対する蛍光タグ化オリゴヌクレオチドの単一電極送達によって示され、ギャップジャンクション介在性の連絡を介する標的細胞に対するそれらの輸送が測定されるように、一本鎖であれ二本鎖であれオリゴヌクレオチドは、HELA細胞ペアにおいてCx43によって形成されるギャップジャンクションを通過できる。従って本発明は、ギャップジャンクションを形成するいずれかのドナー細胞を使用する、標的細胞に対するオリゴヌクレオチドの送達を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、オリゴヌクレオチドをドナー細胞に導入する工程、及びドナー細胞が標的細胞とギャップジャンクションを形成する条件下で、標的細胞をドナー細胞と接触させて、前記オリゴヌクレオチドまたは前記オリゴヌクレオチドの産物を、ドナー細胞から標的細胞に送達させる工程を含む、オリゴヌクレオチドまたはオリゴヌクレオチドを発現するプラスミドを標的細胞に送達する方法を提供する。
【0008】
本発明によれば、オリゴヌクレオチドをヒトの間葉幹細胞または他のドナー細胞に導入する工程、及びドナー細胞が標的細胞とギャップジャンクションを形成する条件下で、標的細胞をヒトの間葉幹細胞または他のドナー細胞と接触させて、前記オリゴヌクレオチドまたはそのペプチド産物を、ドナー細胞から標的細胞に送達させる工程を含む、オリゴヌクレオチドを標的細胞に送達する方法を提供する。
【0009】
本発明によれば、オリゴヌクレオチドをドナー細胞に導入する工程、及びドナー細胞がシンシチウム標的細胞とギャップジャンクションを形成する条件下で、シンシチウム標的細胞をドナー細胞と接触させて、前記オリゴヌクレオチドをドナー細胞からシンシチウム標的細胞に送達する工程を含む、オリゴヌクレオチドをシンシチウム標的細胞に送達する方法を提供する。
【0010】
本発明によれば、RNAまたはRNAのためのプラスミドをドナー細胞に導入する工程、及びドナー細胞が標的細胞とギャップジャンクションを形成する条件下で、標的細胞をドナー細胞と接触させて、前記RNAをドナー細胞から標的細胞に送達させる工程を含む、RNAを標的細胞に送達する方法を提供する。
【0011】
本発明によれば、DNAまたはDNAをコードするプラスミドをドナー細胞に導入する工程、及びドナー細胞が標的細胞とギャップジャンクションを形成する条件下で、標的細胞をドナー細胞と接触させて、前記DNAをドナー細胞から標的細胞に送達する工程を含む、DNAを標的細胞に送達する方法を提供する。
【0012】
本発明は、遺伝子活性の下流調節が所望される有用な治療を提供する(例えばガン)。
【0013】
RNAまたはアンチセンスの標的細胞への送達が裸のプラスミドによって実施される従来法と比較して、本発明では、前記送達は細胞を介して実施され、トランスフェクション頻度はすっと高いはずである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明によれば、オリゴヌクレオチドをドナー細胞に導入する工程、及びドナー細胞が標的細胞とギャップジャンクションを形成する条件下で、標的細胞をドナー細胞と接触させて、前記オリゴヌクレオチドまたは前記オリゴヌクレオチドの産物を、ドナー細胞から標的細胞に送達させる工程を含む、オリゴヌクレオチドまたはオリゴヌクレオチドを発現するプラスミドを標的細胞に送達する方法を提供する。
【0015】
前記オリゴヌクレオチドは、ギャップジャンクションを横切ることができるRNAであっても良く、ギャップジャンクションを横切ることができるペプチドに転写されても良い。前記オリゴヌクレオチドは、DNAであっても良い。前記オリゴヌクレオチドは、ギャップジャンクションを横切ることができるアンチセンスオリゴヌクレオチドであっても良く、そのようなアンチセンスオリゴヌクレオチドを生産するcDNAであっても良い。前記オリゴヌクレオチドは、ギャップジャンクションを横切ることができるsiRNAオリゴヌクレオチドであって良く、またはそのようなsiRNAオリゴヌクレオチドを生産するcDNAであっても良い。前記オリゴヌクレオチドは、ギャップジャンクションを横切ることができるペプチドを生産するDNAまたはRNAであっても良い。前記プラスミドは、siRNAをコードしても良い。前記オリゴヌクレオチドは、12−24のメンバーを含んで良い。前記ドナー細胞は、ヒトの間葉幹細胞であっても良い。前記ドナー細胞は、コネキシンタンパク質を含む細胞、またはコネキシンタンパク質を含むように操作された細胞であっても良い。前記標的細胞は、シンシチウム組織を含む細胞であっても良く、心筋細胞、平滑筋細胞、上皮細胞、結合組織細胞、またはシンシチウムガン細胞であっても良い。前記標的細胞は、白血球細胞であっても良い。
【0016】
前記ギャップジャンクションチャンネルは、コネキシン43、コネキシン40、コネキシン45、コネキシン32、及びコネキシン37の一つ以上からなっても良い。
【0017】
本発明によれば、オリゴヌクレオチドをヒトの間葉幹細胞または他のドナー細胞に導入する工程、及びドナー細胞が標的細胞とギャップジャンクションを形成する条件下で、標的細胞をヒトの間葉幹細胞または他のドナー細胞と接触させて、前記オリゴヌクレオチドまたはそのペプチド産物を、ドナー細胞から標的細胞に送達させる工程を含む、オリゴヌクレオチドを標的細胞に送達する方法を提供する。
【0018】
本発明によれば、オリゴヌクレオチドをドナー細胞に導入する工程、及びドナー細胞がシンシチウム標的細胞とギャップジャンクションを形成する条件下で、シンシチウム標的細胞をドナー細胞と接触させて、前記オリゴヌクレオチドをドナー細胞からシンシチウム標的細胞に送達する工程を含む、オリゴヌクレオチドをシンシチウム標的細胞に送達する方法を提供する。
【0019】
本発明によれば、RNAまたはRNAのためのプラスミドをドナー細胞に導入する工程、及びドナー細胞が標的細胞とギャップジャンクションを形成する条件下で、標的細胞をドナー細胞と接触させて、前記RNAをドナー細胞から標的細胞に送達させる工程を含む、RNAを標的細胞に送達する方法を提供する。
【0020】
本発明によれば、DNAまたはDNAをコードするプラスミドをドナー細胞に導入する工程、及びドナー細胞が標的細胞とギャップジャンクションを形成する条件下で、標的細胞をドナー細胞と接触させて、前記DNAをドナー細胞から標的細胞に送達する工程を含む、DNAを標的細胞に送達する方法を提供する。
【実施例】
【0021】
本発明は、ギャップジャンクションチャンネルを通じてオリゴヌクレオチド(DNA及び/またはRNA断片)を通過させる方法を提供する。これは、コネキシン43(Cx43)からなるギャップジャンクションチャンネルをHeLa細胞系で使用した実験で示される。
【0022】
前記実験は、規定された長さのDNAまたはRNA配列のようなオリゴヌクレオチドが、ギャップジャンクションチャンネルを通過できることを測定した。DNAまたはRNAは、0.9−1.0nmのマイナーな直径で溶液中でアルファヘリックスを形成する。12−24のメンバーのサイズ範囲のオリゴヌクレオチドが特に興味深い。より小さい断片に破壊できない独特の配列のDNAを、オリゴ配列の製造に長けている会社であるMorpholino社製の蛍光プローブでタグ化した。
【0023】
前記実験は、12のメンバーのオリゴヌクレオチド、16のメンバーのオリゴヌクレオチド、及び24のメンバーのオリゴヌクレオチドで実施した。その結果、全ての3種の一本鎖形態は、Cx43からなるギャップジャンクションチャンネルを通過することが示された(図1A、B、及びC)。更に、二つの12のメンバーの相補体をハイブリダイズさせて二本鎖形態を産生し、その通過を測定した(図1D)。二本鎖形態は、そのマイナーな直径がわずかにのみ増大している。
【0024】
図2Aは、X軸がオリゴヌクレオチドの長さであるデータの要約を示す。ハイブリダイズした12のメンバーのオリゴヌクレオチドは、X軸上の配列に外挿する。Y軸は、供給源細胞に対してオリゴヌクレオチドを送達した12分後の、受容者細胞(図1の実施例のすべてにおいて左側の細胞)における蛍光タグの相対強度である。各オリゴヌクレオチドについて、個々の実験から由来する値は、各オリゴヌクレオチドについての平均値及び標準偏差に沿って示される。数多くの実験において、ジャンクションのコンダクタンスと蛍光的にラベルされたオリゴヌクレオチドの輸送を同時にモニターした。
【0025】
図2Bは、X軸のジャンクションのコンダクタンスと、Y軸の蛍光タグの相対強度の関係を表すグラフである。比較のため、Cx43ギャップジャンクションチャンネルを通過するLucifer Yellowについてのコンダクタンス−強度の関係が示されている(Valiunas等, 2002)(非特許文献2)。全ての場合で、一つの細胞から別の細胞への移動速度を表す相対強度は、受容者細胞におけるLusifer Yellow蛍光強度の5−10倍小さい。この小さい移動速度は、オリゴヌクレオチドのロッド様寸法と一致し、そのマイナーな直径は1.0nmであり、Lusifer Yellowより溶液中で移動が少ない。
【0026】
これらの観察は、ギャップジャンクションチャンネルが、サイレンシングRNA(siRNA)またはいずれかの他の同様な寸法の分子のような分子についての送達ポートとして実行可能であることを示す。
【0027】
我々は以前に、hMSCが互いに標的細胞とギャップジャンクションを形成することを示した。更に、エレクトロポレーションにより幹細胞にプラスミドを乗せることができることも以前に示した。本発明の結果は、別の標的細胞(これは潜在的なドナーまたは標的細胞としてhMSCを含む)とギャップジャンクションを形成するいずれかのドナー細胞タイプが、RNAまたはDNAを送達するためのビヒクルとして使用できることを示す。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】図1Aは、コネキシン43からなるギャップジャンクションチャンネルを通過する12のメンバーの一本鎖オリゴヌクレオチドを示す図である。図1Bは、コネキシン43からなるギャップジャンクションチャンネルを通過する16のメンバーの一本鎖オリゴヌクレオチドを示す図である。図1Cは、コネキシン43からなるギャップジャンクションチャンネルを通過する24のメンバーの一本鎖オリゴヌクレオチドを示す図である。図1Dは、コネキシン43からなるギャップジャンクションチャンネルを通過する24のメンバーの二本鎖オリゴヌクレオチドを示す図である。
【図2】図2Aは、x軸が、オリゴヌクレオチドの長さであり、y軸が、供給源細胞に対するオリゴヌクレオチドの送達後12分の受容者細胞(図1の実施例のすべてにおいて左側の細胞)における蛍光タグの相対強度であるデータの要約を示すグラフである。図2Bは、x軸のジャンクションのコンダクタンスと、y軸の蛍光タグの相対強度の関係を表すグラフである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)オリゴヌクレオチドまたはプラスミドをドナー細胞に導入する工程;及び
b)ドナー細胞が標的細胞とギャップジャンクションチャンネルを形成する条件下で、標的細胞をドナー細胞と接触させて、前記オリゴヌクレオチド、前記オリゴヌクレオチドを発現するプラスミド、またはその発現産物をドナー細胞から標的細胞に送達させる工程
を含む、オリゴヌクレオチドまたはオリゴヌクレオチドを発現するプラスミドを標的細胞に送達する方法。
【請求項2】
前記オリゴヌクレオチドがギャップジャンクションを横切ることができるRNA、またはギャップジャンクションを横切ることができるペプチドに転写できるRNAである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記オリゴヌクレオチドがDNAである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記オリゴヌクレオチドが、ギャップジャンクションを横切ることができるアンチセンスオリゴヌクレオチド、またはそのようなアンチセンスオリゴヌクレオチドを生産するcDNAである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記オリゴヌクレオチドが、ギャップジャンクションを横切ることができるsiRNAオリゴヌクレオチド、またはそのようなsiRNAオリゴヌクレオチドを生産するcDNAである、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記オリゴヌクレオチドが、ギャップジャンクションを横切ることができるペプチドを生産するDNAまたはRNAである、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記プラスミドがsiRNAをコードする、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記オリゴヌクレオチドが12−24ヌクレオチド、好ましくは18−22ヌクレオチドを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記ドナー細胞がヒトの間葉幹細胞である、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記ドナー細胞が、コネキシンタンパク質を含む細胞、またはコネキシンタンパク質を含むように操作された細胞である、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記標的細胞がシンシチウム組織に存在する、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記シンシチウム組織中の細胞が、心筋細胞、平滑筋細胞、上皮細胞、結合組織細胞、及びシンシチウムガン細胞からなる群から選択される、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記標的細胞が白血球細胞である、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記ギャップジャンクションチャンネルがコネキシン43からなる、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記ギャップジャンクションチャンネルがコネキシン40からなる、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記ギャップジャンクションチャンネルがコネキシン45からなる、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記ギャップジャンクションチャンネルがコネキシン32からなる、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記ギャップジャンクションチャンネルがコネキシン37からなる、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記ギャップジャンクションチャンネルが、コネキシン43、コネキシン40、コネキシン45、コネキシン32、及びコネキシン37の少なくとも二つからなる、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
a)オリゴヌクレオチドをヒトの間葉幹細胞または他のドナー細胞に導入する工程;及び
b)ドナー細胞が標的細胞とギャップジャンクションチャンネルを形成する条件下で、標的細胞をヒトの間葉幹細胞または他のドナー細胞と接触させて、前記オリゴヌクレオチドまたはそれから発現されるペプチド産物をドナー細胞から標的細胞に送達させる工程
を含む、オリゴヌクレオチドを標的細胞に送達する方法。
【請求項21】
a)オリゴヌクレオチドをドナー細胞に導入する工程;及び
b)ドナー細胞がシンシチウム標的細胞とギャップジャンクションチャンネルを形成する条件下で、シンシチウム標的細胞をドナー細胞と接触させて、前記オリゴヌクレオチドをドナー細胞からシンシチウム標的細胞に送達させる工程
を含む、オリゴヌクレオチドをシンシチウム標的細胞に送達する方法。
【請求項22】
a)RNAまたはRNAに転写可能なプラスミドをドナー細胞に導入する工程;及び
b)ドナー細胞が標的細胞とギャップジャンクションチャンネルを形成する条件下で、標的細胞をドナー細胞と接触させて、前記RNAまたはプラスミドをドナー細胞から標的細胞に送達させる工程
を含む、RNAを標的細胞に送達する方法。
【請求項23】
a)DNAまたはDNAをコードするプラスミドをドナー細胞に導入する工程;及び
b)ドナー細胞が標的細胞とギャップジャンクションチャンネルを形成する条件下で、標的細胞をドナー細胞と接触させて、前記DNAまたはプラスミドをドナー細胞から標的細胞に送達させる工程
を含む、DNAを標的細胞に送達する方法。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2007−514445(P2007−514445A)
【公表日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−545489(P2006−545489)
【出願日】平成16年12月17日(2004.12.17)
【国際出願番号】PCT/US2004/042504
【国際公開番号】WO2005/059111
【国際公開日】平成17年6月30日(2005.6.30)
【出願人】(306018457)ザ・トラスティーズ・オブ・コロンビア・ユニバーシティ・イン・ザ・シティ・オブ・ニューヨーク (25)
【出願人】(503035992)ザ・リサーチ・ファウンデーション・オブ・ステイト・ユニヴァーシティ・オブ・ニューヨーク (7)
【Fターム(参考)】