屋根洗車用傾斜ブラシ
【課題】 自動車の屋根を簡単に洗浄することの出来る洗車ブラシを提供する。
【解決手段】 放水口を有するブラシ台の下面に前方に位置するに従って長くなるブラシ毛先端部で傾斜面を形成するように設けられたブラシ毛と放水口に連結するように設けられた湾曲した管状のブラシ柄とより構成される。
【解決手段】 放水口を有するブラシ台の下面に前方に位置するに従って長くなるブラシ毛先端部で傾斜面を形成するように設けられたブラシ毛と放水口に連結するように設けられた湾曲した管状のブラシ柄とより構成される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
この考案はブラシに傾斜を付け自動車の屋根を効率よく洗浄するブラシにかかる。
【背景技術】
【０００２】
従来のブラシは（図１）に示すようにブラシ毛の先端とブラシ柄の開放端の向きがブラシ台とほぼ平行になっていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
従来のブラシ（図１）ではブラシ毛の先端面（以後毛端という）とほぼ平行に柄２の向きが付いており、屋根を洗浄するときは洗浄面よりブラシ柄を水平ないし多少洗浄面より高い角度になるように踏み台の上に乗って持ち洗浄しなければならなかった。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
ブラシ台断面図（図４）に示すようにブラシ台中央に開口部放水口８を有し、ブラシ台下面前方に向けてブラシ毛端が長く傾斜するように設けられたブラシ毛１と、ブラシ台に湾曲させた管状のブラシ柄２とにより構成される。
開放端の接続機構を介して着脱可能な連結管（図３）を具備した。
【発明の効果】
【０００５】
ブラシ毛端を傾斜状としブラシ柄２を下向きに湾曲させたことにより、ブラシを自動車の屋根に置いたときブラシ毛端が屋根の傾斜に適合するので、連結管５を洗浄面より高く上げなくて良く、ブラシの重力がブラシの接触面に均等にかかる。
ブラシ柄２に連結管５を繋げることで、高い所の洗浄が踏み台無しで出来る。
ブラシ面を軽く抑え左右前後に移動させるだけで良く手首の負担が少なく屋根部の洗浄が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
以下、本発明の実施の形態について図２乃至図５をもちいて説明する。
本発明はブラシ台７、ブラシ毛１、ブラシ柄２、連結間５より構成される。
ブラシ台７は長方形の板よりなり中間部に楕円形状の放水口８が設けられている。
ブラシ毛１はブラシ台７の放水口以外の下面に植毛により設けられている。
ブラシ毛１は前方が長く、持ち手手前側が短くなっている。好ましくは前方の長さをＡとしたときに、手前側が０．５Ａ〜０．８Ａの長さ位でよく、ブラシ毛先端は傾斜面を形成するようになっている。
ブラシ柄２は管状構造となったものであり、先端が図４に示すようにブラシ台７の放水口８に連結するように取り付けられている。このブラシ柄２は中間部で先端が下方を向くように湾曲した形状となっている。
ブラシ柄２の開放端は（図２）に示すように注水口６となっており、外周に凸ネジ３が設けられたものであり、任意の水道ホウスを連結することも可能な大きさの形状となっている。連結管５は（図３）に示すように直管状となっており、一端側に前記ブラシ柄２の凸ネジ３と螺合するように内側に凹ネジ４が設けられている。連結管５の他端外周には水道ホース固定用溝１０を備えている。
尚連結管５の他端に前記凹ネジ４と螺合する形状の凸ネジ３を設けることも可能であり、必要に応じて本数を増やすことが出来る。
また、連結管５からブラシ柄２へ直線延長線方向に対して、前記ブラシ毛１下面の傾斜面は５〜１５度位となるのが好ましい。
本発明は以上の構造よりなる。
これを使用するときはボンネット面、後面、側面等の低い所の洗浄は短い柄のブラシ部（図２）のみの使用で良く、屋根面を洗う時は（図５）に示すように連結管５の凹ネジ部をブラシ柄２の凸ネジ部に羅合し連結管の開放端に水道ホースをつないで使用する。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】従来のブラシの斜視図
【図２】短い柄のブラシ部の斜視図
【図３】連結管の斜視図
【図４】ブラシ台断面図
【図５】屋根の洗浄斜視図
【符号の説明】
【０００８】
１・・・・・ブラシ
２・・・・・ブラシ柄
３・・・・・凸ネジ
４・・・・・凹ネジ
５・・・・・連結管
６・・・・・注水口
７・・・・・ブラシ台
８・・・・・放水口
９・・・・・水道ホース
１０・・・・水道ホース固定用溝
【技術分野】
【０００１】
この考案はブラシに傾斜を付け自動車の屋根を効率よく洗浄するブラシにかかる。
【背景技術】
【０００２】
従来のブラシは（図１）に示すようにブラシ毛の先端とブラシ柄の開放端の向きがブラシ台とほぼ平行になっていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
従来のブラシ（図１）ではブラシ毛の先端面（以後毛端という）とほぼ平行に柄２の向きが付いており、屋根を洗浄するときは洗浄面よりブラシ柄を水平ないし多少洗浄面より高い角度になるように踏み台の上に乗って持ち洗浄しなければならなかった。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
ブラシ台断面図（図４）に示すようにブラシ台中央に開口部放水口８を有し、ブラシ台下面前方に向けてブラシ毛端が長く傾斜するように設けられたブラシ毛１と、ブラシ台に湾曲させた管状のブラシ柄２とにより構成される。
開放端の接続機構を介して着脱可能な連結管（図３）を具備した。
【発明の効果】
【０００５】
ブラシ毛端を傾斜状としブラシ柄２を下向きに湾曲させたことにより、ブラシを自動車の屋根に置いたときブラシ毛端が屋根の傾斜に適合するので、連結管５を洗浄面より高く上げなくて良く、ブラシの重力がブラシの接触面に均等にかかる。
ブラシ柄２に連結管５を繋げることで、高い所の洗浄が踏み台無しで出来る。
ブラシ面を軽く抑え左右前後に移動させるだけで良く手首の負担が少なく屋根部の洗浄が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
以下、本発明の実施の形態について図２乃至図５をもちいて説明する。
本発明はブラシ台７、ブラシ毛１、ブラシ柄２、連結間５より構成される。
ブラシ台７は長方形の板よりなり中間部に楕円形状の放水口８が設けられている。
ブラシ毛１はブラシ台７の放水口以外の下面に植毛により設けられている。
ブラシ毛１は前方が長く、持ち手手前側が短くなっている。好ましくは前方の長さをＡとしたときに、手前側が０．５Ａ〜０．８Ａの長さ位でよく、ブラシ毛先端は傾斜面を形成するようになっている。
ブラシ柄２は管状構造となったものであり、先端が図４に示すようにブラシ台７の放水口８に連結するように取り付けられている。このブラシ柄２は中間部で先端が下方を向くように湾曲した形状となっている。
ブラシ柄２の開放端は（図２）に示すように注水口６となっており、外周に凸ネジ３が設けられたものであり、任意の水道ホウスを連結することも可能な大きさの形状となっている。連結管５は（図３）に示すように直管状となっており、一端側に前記ブラシ柄２の凸ネジ３と螺合するように内側に凹ネジ４が設けられている。連結管５の他端外周には水道ホース固定用溝１０を備えている。
尚連結管５の他端に前記凹ネジ４と螺合する形状の凸ネジ３を設けることも可能であり、必要に応じて本数を増やすことが出来る。
また、連結管５からブラシ柄２へ直線延長線方向に対して、前記ブラシ毛１下面の傾斜面は５〜１５度位となるのが好ましい。
本発明は以上の構造よりなる。
これを使用するときはボンネット面、後面、側面等の低い所の洗浄は短い柄のブラシ部（図２）のみの使用で良く、屋根面を洗う時は（図５）に示すように連結管５の凹ネジ部をブラシ柄２の凸ネジ部に羅合し連結管の開放端に水道ホースをつないで使用する。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】従来のブラシの斜視図
【図２】短い柄のブラシ部の斜視図
【図３】連結管の斜視図
【図４】ブラシ台断面図
【図５】屋根の洗浄斜視図
【符号の説明】
【０００８】
１・・・・・ブラシ
２・・・・・ブラシ柄
３・・・・・凸ネジ
４・・・・・凹ネジ
５・・・・・連結管
６・・・・・注水口
７・・・・・ブラシ台
８・・・・・放水口
９・・・・・水道ホース
１０・・・・水道ホース固定用溝
【特許請求の範囲】
【請求項１】
放水口を有するブラシ台とブラシ台下面にブラシ台前方に向けてブラシ毛端が長くなり、ブラシ先端位置が傾斜面を形成するように設けられたブラシ毛と、前記放水口に連結された管状のブラシ柄とよりなり、該ブラシ柄は中間位置で先端が下方へ向くように湾曲するとともに開放端が任意の水道ホースに接続可能となったものであることを特徴とする洗車ブラシ。
【請求項２】
ブラシ柄開放端と接続機構を介して着脱可能な連結管を具備するとともに連結管の開放端は任意の水道ホースに接続可能となったものであることを特徴とする請求項１記載の洗車ブラシ。
【請求項１】
放水口を有するブラシ台とブラシ台下面にブラシ台前方に向けてブラシ毛端が長くなり、ブラシ先端位置が傾斜面を形成するように設けられたブラシ毛と、前記放水口に連結された管状のブラシ柄とよりなり、該ブラシ柄は中間位置で先端が下方へ向くように湾曲するとともに開放端が任意の水道ホースに接続可能となったものであることを特徴とする洗車ブラシ。
【請求項２】
ブラシ柄開放端と接続機構を介して着脱可能な連結管を具備するとともに連結管の開放端は任意の水道ホースに接続可能となったものであることを特徴とする請求項１記載の洗車ブラシ。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公開番号】特開２００６−８９００７（Ｐ２００６−８９００７Ａ）
【公開日】平成１８年４月６日（２００６．４．６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００４−３０８８７０（Ｐ２００４−３０８８７０）
【出願日】平成１６年９月２６日（２００４．９．２６）
【出願人】（５０４１５０８１８）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１８年４月６日（２００６．４．６）
【国際特許分類】
【出願日】平成１６年９月２６日（２００４．９．２６）
【出願人】（５０４１５０８１８）
【Ｆターム（参考）】
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