説明

広帯域相互関係モード切換方法及び装置

【解決手段】 方法と装置は、波形相関結果処理を実行することを動作可能に有効にする機器ために提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願明細書に開示される内容は、電子装置に関し、特に、波形相関結果処理を実行することを動作可能に有効とされる電子装置に使用する方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
情報
ワイヤレス通信システム及び機器は、デジタル情報アリーナにおいて急速に最も一般的な技術の1つとなっている。衛星及び移動電話サービス及びワイヤレス通信ネットワークのような他のものがすでに全世界に及んでいる。更に、さまざまなタイプ及びサイズの新規なワイヤレスシステム(例えばネットワーク)は、(固定及び携帯の両方の)あり余る程の機器間に接続性を提供するために日々追加されている。これらのワイヤレスシステムの多くは、情報のさらに多くの通信及び供給を促進するために他の通信システム及び資源を介して共に接続される。実際に、幾つかの機器が1つ以上のワイヤレス通信システムと通信することを動作可能なように有効とされることは珍しいことではなく、この傾向は大きくなっているようである。
【0003】
他のよく知られており、ますます重要になる無線技術はナビゲーションシステム及び機器を含み、特に、全地球位置発見システム(GPS)及び他の同様な全地球的航法衛星システム(GNSS)のような衛星位置決めシステム(SPS)を含む。例えば、SPS受信機は、GNSSの複数の周回軌道衛星によって送信される無線SPS信号を受信することができる。一度受信したSPS信号は、例えば、地球時間、近似地理的位置、高度及び/又はSPS受信機経路を有する機器と関連する速度を決定するために処理されることができる。
【0004】
これらの典型的なワイヤレス機器及び/又は他の同様な電子装置は、波形相関及び/又は特定の無線信号が雑音及び他の信号を含む可能性のある基準波形内で認識されることを可能にする他の同様な処理を行なうことを動作可能に有効とされることができる。特定の状況において、特定の無線信号は、異なる経路を介して受信ワイヤレス機器に到達することができる。例えば、基準波形は送信機器のアンテナから受信機器のアンテナへ直接経路に沿って直接に伝送された無線信号及び異なる反映された経路に沿って伝送された無線信号の1以上のマルチパス・バージョンを含むことができる。ある方法ではそのようなマルチパス信号を取り除く、無視する、減少する、そうでなければ識別する及び/又は重要ではないマルチパスコンポーネント/効果を伴わない又は伴って信号を識別するためにワイヤレス装置を採用することは有益であるかもしれない。
【発明の概要】
【0005】
方法及び装置は、選択的に初期化すること及び/又はさもなければ異なる相関モードを用いることによって波形相関結果処理を行なうことを動作可能に有効にされる機器で使用するために提供される。
【0006】
1つの典型的な態様によれば、取得無線信号と関連するデータの一部を少なくともアクセスすること及びこのデータと関連する符号位相測定データを選択的に決定することを含む方法が提供される。ここで、例えば、無線信号は、第1の信号経路コンポーネント及び第2の信号経路コンポーネントを含むことができる。データと関連する符号位相測定データを選択的に決定することは、少なくとも部分的に、データと関連する測定信号強度に基づいて複数の選択可能相関モードの少なくとも1つを選択的に初期化すること及び、少なくとも部分的に、複数の選択可能相関モードの1つと関連する不均一自己相関関数(non-uniform autocorrelation function)に基づいてデータ内で表されるように第2信号経路コンポーネントの少なくとも一部から第1信号経路コンポーネントを決定することを含む。
【0007】
1つの典型的な態様に従うと、取得無線信号と関連するデータの少なくとも一部を記憶することを動作可能に有効にするメモリを含み、無線信号が第1の信号経路コンポーネント及び第2の信号経路コンポーネントを含む、装置が提供できる。装置はまたメモリに接続され、データの少なくとも一部にアクセスし、少なくとも部分的に、データと関連する測定信号強度に基づいて複数の選択可能な相関モードの少なくとも1つを選択的に初期化し、複数の選択可能相関モードの1つと関連する不均一自己相関関数に、少なくとも部分的に、基づいてデータ内で表されるように第2の信号経路コンポーネントの少なくとも一部から第1の信号経路コンポーネントを区別し、データと関連する符号位相測定データを確立することが動作可能に有効にする少なくとも1つの処理ユニットを含む。
【0008】
他の典型的な態様によれば、第1の信号経路コンポーネントと第2の信号経路コンポーネントとを含む取得無線信号と関連するデータの少なくとも一部を提供する手段と、少なくとも部分的に、データと関連する測定信号強度に基づいて複数の選択可能相関モードの少なくとも1つを選択的に初期化する手段と、少なくとも部分的に、複数の選択可能相関モードの1つに関連する不均一自己相関関数に基づいてデータ内に表されるように第2の信号経路コンポーネント少なくとも一部から第1の信号経路コンポーネントを区別する手段と、データと関連する符号位相測定データを確立する手段と、を含む装置が提供されてもよい。
【0009】
さらにもう1つの典型的な態様によれば、そこに記憶されたコンピュータ可読媒体を含む製品が、提供されてもよい。1以上の処理ユニットによって実行されるコンピュータ実行可能命令は処理ユニットが第1の信号経路コンポーネント及び第2の信号経路コンポーネントを含む取得無線信号と関連するデータの少なくとも一部をアクセスすること、少なくとも部分的に、データと関連する測定信号強度に基づいて複数の選択可能相関モードの少なくとも1つを選択的に初期化すること、少なくとも部分的に、複数の選択可能相関モードの1つに関連する不均一自己相関関数に基づいてデータ内に表されるように第2の信号経路コンポーネント少なくとも一部から第1の信号経路コンポーネントを区別すること、データと関連する符号位相測定データを確立すること、を動作可能に有効にすることができる。
【0010】
非制限及び非包括的な態様は以下の図を参照して説明する。同じ参照符号はとりわけ特定しなければ種々の図を通して同じ部分を参照する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施に従って波形相関処理を実行することを有効に可能にした機器を含む典型的な無線信号伝達環境を示しているブロック図である。
【図2】例えば、図1の環境において実行されてもよい波形相関処理を実行することを動作可能に有効にされる少なくとも1つのワイヤレスインタフェースを有する典型的な機器の特定の特徴を示しているブロック図である。
【図3】例えば、図1の環境及び/又は図2の機器において実行されてもよい波形相関処理を実行することを動作可能に有効にされる典型的な方法を示しているフロー図である。
【図4】モード切換、初期化及び/又は、例えば、図1の環境及び/又は図2の機器において実行されてもよい他の同様な選択処理を実行することを動作可能に有効にされる典型的な方法を示しているフロー図である。
【図5】特定の相関プロセスと関連されてもよい典型的な均一及び不均一波形(uniform and non-uniform waveforms)の特定の態様を示しているグラフ化波形の具体的なセットである。
【図6】図5の典型的な波形に対応する典型的な均一及び不均一自己相関関数の幾つかの態様を示している実例組のグラフ化波形である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
波形相関結果処理を実行することを動作可能に有効にされる機器で使用されるための方法及び装置が提供される。そのような方法及び装置は、例えば、受信基準波形内で無線信号を受信すること及び基準波形を少なくとも1つの局所的発生波形と相関することを動作可能に有効にされるワイヤレスナビゲーション及び/又は通信機器で実施されてもよい。
【0013】
無線信号はマルチパスコンポーネントによってしばしば崩壊される。それは重要な符号位相検出エラー及び/又は他のエラーを導くかもしれない。特定の既存のGPS機器において、例えば、マルチパス緩和性能は、限られた(例えばコース)符号位相仮説分解能(code phase hypothesis resolution)及び/又は限られた(例えば、低い)サンプリングレートを有する狭帯域相関モードにおいて制限されるかもしれない。例えば、1つのチップの有効な幅を有する自己相関関数(ACF)波形は、cx2仮説分解能、ACF幅、ローカル最大基準、などにより、1.5チップ未満だけ分離されてもよいGPS信号の(1つ又は複数の)マルチパスコンポーネントを分割することを不可能にするかもしれない。それ故に、このような「短いマルチパス」コンポーネント/コラプションは、例えば、信号エネルギ/探索格子のエネルギセルと関連する信号関連データを処理することができるピーク検出アルゴリズム等によって識別できないかもしれない。
【0014】
相関モードに関してここで使用しているように、用語「狭帯域」及び「広帯域」は異なる受信機帯域幅能力及び/又は異なるレベルサンプリングレートを提供することができる同様なものの間を区別することを意図している。故に、広帯域相関モードは、より高いレベル(増加した)サンプリングレートを提供し、故に狭帯域相関モードを提供するよりも仮説分解能を提供することができる。限定されないが一例として、特定の実施形態では、実例狭帯域相関モードはチップx1(cx1)又はチップx2つの(cx2)サンプリングレートを有する1MHzの帯域幅と関連するかもしれなく、実例広帯域相関モードはチップx20(cx20)又はより大きなサンプリングレートを有する10MHz又はより大きな帯域幅と関連されることができる。
【0015】
将来には、例えば、チップx20のようなより高いサンプリングレートが、例えば、エネルギ格子の範囲内で仮説分解能の増加をもたらすことができるエネルギ−格子データのような信号関連データの増加を可能とすることができる。さらに、「不均一」相関技術は、増加分解能及び故に短いマルチパスコンポーネント/コラプションのための可能な緩和を提供するために実施されることができる。
【0016】
特定の典型的な技術としてここに提示されているように、マルチパス分解能の異なるレベルを提供する異なる相関モードと選択的に動作し、及び/又は切り替えることが有効であるかもしれない。
【0017】
この明細書の全体にわたり「1つの実施例」、「実施例」、「特定の実施例」又は「典型的な実施形態」としての参照は、特徴及び/又は実施例と関連して説明されている特定の特徴、構造又は特徴及び/又は特性が少なくとも1つの特徴及び/又は請求された主題の実施例に含まれてもよいことを意味する。故に、用語「1つの実施例では」、「実施例」、「特定の実施例では」又は「特定の実施では」若しくはこの明細書の全体にわたる種々の箇所の他の同様な用語の出現は必ずしも全て同じ特徴、実施例及び/又は限定を参照しているわけではない。さらに、特定の特徴、構造又は特性は、1つ以上の実施例及び/又は特徴に組み込まれてもよい。
【0018】
本願明細書において説明されている方法は、特定の特徴及び/又は実施例に従ってアプリケーションに依存するさまざまな手段によって実施されてもよい。例えば、このような方法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア及び/又はその組合せで実施されてもよい。ハードウェア実施において、例えば、処理ユニットは1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理機器(DSPDs)、プログラム可能な論理機器(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGAs)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子装置、本願明細書において記載されている機能を実行するように設計された他の機器及び/又はそれの組合せの範囲内で実行されてもよい。
【0019】
典型的な方法及び装置は、任意の電子機器に動作可能に有効にされることができる。このような機器の実施例は、ナビゲーション及び/又は通信機器を含む。しかし、請求された主題は、全くこれらの実施例に限定されることを意図していない。
【0020】
特定の典型的なナビゲーション機器に関して、衛星位置決めシステム(SPS)は、エンティティが、少なくとも部分的に、送信機から受信された信号に基づいて地球上のそれらの位置を決定できるように位置づけされる送信機のシステムを含んでもよい。このような送信機は、設定数のチップの反復する擬似雑音(PN)符号によって特徴づけられた信号を送信してもよく、地上制御局、ユーザ設備及び/又は宇宙船に設置されてもよい。ここに参照する「宇宙船」(SV)は地球の表面上又は上方で信号を受信機に送信できるオブジェクトに関する。1つの特定の実施例において、このようなSVは、静止衛星を含んでもよい。あるいは、SVは軌道上を運行し、地球の静止位置に対して移動する衛星を含んでもよい。しかし、これらは単にSVsの実施例であって、請求された主題はこれらの事項に制限されない。
【0021】
特定の実施例において、このような送信機は、地球軌道衛星のようなSVsに位置づけされてもよい。例えば、全地球位置測定システム(GPS)、ガリレオ、グロナス又はコンパスのような全地球的航法衛星システム(GNSS)のコンステレイションの衛星は、コンステレイションの他の衛星群によって送信されるPN符号と識別可能であるPN符号によって特徴付けられた信号を送信することができる。
【0022】
受信機で位置を推定するために、ナビゲーション機器は少なくとも部分的に、SVsから受信された信号のPN符号の検出に基づいて周知の手法を用いて受信機の「視野内」でSVsに対する疑似範囲測定値を決定することを有効に可能にされてもよい。SVに対するこのような疑似範囲は、受信機で受信信号を取得する処理中にSVと関連するPN符号によって特徴付けられる受信信号において検出される符号位相に、少なくとも部分的に、基づいて決定されてもよい。受信信号を得るために、SVと関連する生成された波形(例えば、局所的に生成されるPN符号)と基準波形(例えば、受信信号)と相関することを動作可能に有効にされることができる。例えば、このようなナビゲーション機器はこのような受信信号を多重符号と関連することができ及び/又はそのような局部生成PN符号の位相/時間シフトバージョン(複製信号)と相関することができる。特定時間及び/又は最高信号電力との相関結果を生み出す符号シフトバージョンの検出が上記で検討したように測定擬似範囲で使用する取得信号と関連する符号位相を示すことができる。
【0023】
GNSSから受信した信号の符号位相を検出すると、受信機は、例えば、検索格子などと論理的に関連する多数の擬似範囲仮説を形成することができる。
【0024】
追加的な情報を使用して、受信機は正確な擬似範囲測定値と関連する曖昧さを、実質的に、減少するためにそのような擬似範囲仮設を削除できる。
【0025】
GNSS SVから受信した信号のタイミングの知識の充分な精度については、いくつか又は全ての誤った擬似範囲仮説は、除去されることができる。
【0026】
一旦信号が取得されたら、受信機器はトラッキング又は他の同様なモード若しくは受信基準波形の範囲内で特定の無線信号を識別及び/又はモニタし続ける動作に入ることができる。ここに実例実施形態で示されるように、選択的相関モード処理手法は、例えば、識別することによって及び取り除くことによって及び/又はそうではなく信号の送信経路(例えば、短い多重経路)によって特定の方法で影響されたかもしれない少なくとも信号の部分を区別することによって取得信号を純化する又は純化することを試みるために提供されることができる。例えば、ナビゲーションシステムでは、より正確なタイミング/位置情報が、直接経路信号を多重経路信号から区別することによって確立されても良い。
【0027】
ここでの実施例はナビゲーション信号を含んでいるけれども、ここに提供されている方法及び装置並びに手法は、例えば、ワイヤレス通信システムのような他のワイヤレス信号伝達システムに適用できることは理解されるべきである。また、請求された主題は、ナビゲーションシステムに限定されることを意図していない。
【0028】
これを考慮して、図1は種々のコンピューティング及び通信資源を含むことができるワイヤレス環境100を示しているブロック図である。この実例実施形態は、現在の説明の特定の典型的な実施形態に従って、少なくとも特定の形態のナビゲーションサービスを提供することを動作可能に有効にされることができる。この実例実施形態はまた及び又は選択的に現在の説明の特定の典型的な実施形態に従って、少なくとも特定の形態の通信サービスを提供することを動作可能に有効にされることができる。
【0029】
例えば、図1で示すようにナビゲーションサービスに関しては、SPS106は機器102にSPS信号を送信することができる複数のSVs106−1、106−2、106−3、…、106−xを含むことができる。
【0030】
図1にアイコンを使用して示すように限定しないが実施例によって、機器102は、携帯電話、多機能電話、パーソナル携帯情報機器、携帯型コンピュータ、ナビゲーション装置及び/又は同様なもののようなモバイル機器若しくはその任意の組合を含めることができる。他の典型的な実施形態において、機器102は可動又は静止である機械の形態をとっても良い。更に他の典型的な実施形態において、機器102が1つ以上の集積回路、回路基板、及び/又は他の機器で動作可能に構成される同様なものの形態をとっても良い。
【0031】
特定の実施形態おいて、ワイヤレス環境100は、機器102に関して通信及び/又は他の情報処理サービスを提供することを動作可能に有効にされる種々の計算及び通信資源を更に含むことができて及び/又は選択的に含むことができる。故に、例えば、ワイヤレス環境100は、任意の(1つ又は複数の)システム又は無線信号を少なくとも1つのワイヤレス通信システム104へ送信し/から受信することを動作可能に有効にされる少なくとも1つの機器102を含めることができるその一部を表すことができる。
【0032】
図1に示すように、ワイヤレス通信システム104はクラウド(cloud)108によって単に表されるように、他の機器及び/又は資源と通信すること及び/又はそうでなければ動作可能にアクセスすることを動作可能に有効にされることができる。例えば、クラウド108は、1つ以上の通信機器、システム、ネットワーク又はサービス及び/又は1つ以上の計算機器、システム、ネットワーク又はサービス及び/又は同様なもの若しくはその任意の組み合わせを含めることができる。
【0033】
機器102は、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)、ワイヤレス局所ネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)などのような種々のワイヤレス通信ネットワークと共に使用するために適用することができる。用語「ネットワーク」及び「システム」は、ここでは交換可能に使用されることができる。WWANは、符号分割多重アクセス(CDMA)ネットワーク、時分割多重アクセス(TDMA)ネットワーク、周波数分割多重アクセス(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)ネットワークなどであってもよい。CDMAネットワークは、極僅かな無線技術に名称付けるためにcdma2000、広帯域CDMA(W−CDMA)のような1つ以上の無線アクセス技術(RATs))を実行することができる。ここで、cdma2000はIS−95、IS−2000及びIS−856規格に従って実施される技術を含むことができる。TDMAネットワークは、モバイル通信(GSM(登録商標))、デジタル新移動電話システム(D−AMPS)又は特定の他のRATに対するグローバルシステムを実行することができる。GSM及びW−CDMAは、「第3世代提携プロジェクト」(3GPP)と称される協会から文献に記載されている。Cdma2000は、「第3世代提携プロジェクト2」(3GPP2)という名前をつけられる協会からの文献に記載されている。3GPP及び3GPP2文献は、公的に利用できる。WLANはIEEE802.11xネットワークを含むことができ、WPANは例えばブルートゥース・ネットワーク、IEEE802.15xを含むことができる。
【0034】
機器102は、照準線(LOS)においてSVs106−1、106−2、106−3、…、106−xから機器102への送信を受信することができ、送信の4つ以上から時間測定値を引き出すことができる。時々、機器102は1つ以上のSVs106−1、106−2、106−3、…、106−xから多重経路を介して機器102への送信を受信することができる。
【0035】
ここに記載されている技術は、いくつかのSPSの任意の1つ及び/又はSPSの組合せによって使用することができる。更に、そのような技術は擬似衛星又はSVsと擬似衛星の組合せを利用する位置決め決定システムによって使用することができる。擬似衛星はシステム時間と同期されることができる、L周波帯(又は他の周波数)キャリア信号に変調されるPN符号又は(例えば、GPS又はCDMAセル信号と同様の)他の測距符号を同報する地上送信機を含むことができる。このような送信機は、遠隔受信機によって識別ができるようにするためにユニークなPN符号を割り当てられることができる。擬似衛星は軌道に乗って回っているSVからのGPS信号が利用できないかもしれない場所、例えば、トンネル、鉱山、建物、都市峡谷又はその他閉塞領域に利用可能である。擬似衛星の他の実施形態は、ラジオビーコンとして知られている。ここで使われるように、用語「SV」は擬似衛星、擬似衛星相当及びおそらく他を含むことを意図する。ここで使われるように、用語「SPS信号」及び/又は「SV信号」は擬似衛星又は擬似衛星相当からのSPSのような信号を含むことを意図している。
【0036】
この点を考慮して及び特定の態様に従って、波形相関結果処理を提供するため機器102のような1つ以上の機器で実行されることができる幾つかの典型的な方法及び装置がここに説明される。
【0037】
図2の典型的なブロック図に示されるように、幾つかの実例実施形態では、機器102は無線信号202を受信することを動作可能に有効にされるワイヤレスインタフェース200を含むことができる。ワイヤレスインタフェース200は、例えば、ナビゲーション信号、通信信号及び/又は他の同様な無線信号と共に使用するために構成されることができる。
【0038】
ここで、無線信号202は無線信号202−1によって表されるような直接的な経路(例えばLOS)をたどることができ、及び/又は少なくとも1つの干渉対象/状態203によって送信中に少なくとも部分的に反映されるような及び/又はそうでなければ影響されるように示されている無線信号202−2によって表されるように1つ以上の経路(例えばマルチパス)をたどることができる。ここで、異なる伝送経路の結果として、無線信号202−1及び202−2は、受信すると(例えば、時間/位相シフトされ、減衰されるなど)なんらかの方法で異なってしまうかもしれない。
【0039】
実施例に示すように、ワイヤレスインタフェース200は最少取得無線信号202に可能にされることができる回路205に接続することができる少なくとも1つのアンテナ204を含むことができる。この実施例にて図示したように、回路205は受信回路206を含むことができ、これは無線信号202及び可能なら他の信号、雑音などを受信すること及び対応する基準波形208を確立すること動作可能に有効にされることができる。回路205は、例えば、波形発生回路210も含むことができ、この回路は少なくとも1つの局所符号波形及び/又は複数の複製波形214を確立することを動作可能に有効にされることができる。複製波形は波形相関のために使用されることができる。
【0040】
回路205は、例えば、相関回路216を含むことができ、これは対応する複数の相関結果を符号位相測定データ及び/又はエネルギ格子及び/又は同様なものの一部として確立するために複数の波形212/214の1つ以上と少なくとも1つの基準波形208を相関することを動作可能に有効にされることができる。
【0041】
種々の異なる種類の相関回路は、周知であり、それは相関回路216の範囲内で実行されることができる。相関回路216は、ハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組合せで実施されることができる。限定ではないが一例として、相関回路216は、例えば、1つ以上の相関器を含むことができ、離散フーリエ変換(DFT)機能を実行することができ及び/又は同様なことを含む。特定の実施では、相関回路216は、1つ以上の処理ユニット及び特定の命令及び/又は同様なもの含むことができる。
【0042】
ワイヤレスインタフェース200は、現説明に従って波形相関結果処理を動作可能に有効される1つ以上の処理ユニット218を含むことができる。図示のように、処理ユニット218はメモリ220に動作可能に接続されることができる。メモリ220は、データ及び/又は命令を格納することを動作可能に有効にされることができる。例えば、図2の一例の実施で示すように、命令222及び/又は信号関連データ224は、メモリ220に格納されることができる。図示のように、メモリ220は符号位相測定データ226も格納するために用いることができる。図示するように、メモリ220はまた、1つ以上の選択可能な相関モード228、測定信号強度230、均一及び/又は不均一232の理想自己相関関数パルスショット及び/又は(例えば、信号強度、時間、年齢、などのような要因に関連する)1つ以上の閾値234と関連するデータ及び/又は命令を格納するために用いることができる。特定の実施形態では、基準波形208、局所符号波形及び/又は1つ以上の複製波形214は、デジタル化され、メモリ220に保存されることができ、相関回路216によってアクセスされることができる。
【0043】
図2に示されるように、コンピュータ可読媒体240によってここで表される製品は、例えば、処理ユニット218によって提供され、アクセスされることができる。このように、ある実施的実施では、方法及び/又は装置は、コンピュータ可読媒体240の全部又は一部の形態をとることができ、この媒体はそこに記憶されたコンピュータ実行可能命令222を含むことができ、これらの命令は少なくとも処理ユニット又は他の同様な回路ものによって実施されると、処理ユニット218及び/又は他の同様な回路がここに提供されている波形相関結果処理の全て又は一部を実行することを動作可能に有効にされる。
【0044】
処理ユニット218は、ハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組合せで実行されることができる。処理ユニット218は、少なくともデータ・コンピューティング手順又は処理の一部を実行するために構成可能である1つ以上の回路の代表とすることができる。限定しないが実例として、処理ユニット218は1つ以上のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路、デジタル信号プロセッサ、プログラム可能ロジック機器、フィールドプログラマブルゲートアレイ、など、又は、その任意の組合せを含む。
【0045】
図2に示すように、処理ユニット218はここに提供される波形相関結果処理と関連する1つ以上の処理を、全体又は一部において、提供することを動作可能に有効にされることができる。限定ではないが実例として、処理ユニット218は取得処理236及び/又は切換処理236を提供又はサポートすることを動作可能に有効にされることができる。特定の実例実施において、処理ユニットは1以上のデータ224の少なくとも一部、符号位相測定データ226、1以上の選択可能相関モード228と関連するデータ及び/又は命令、測定信号強度230、均一及び/又は不均一自己相関関数232、及び/又は閾値234を確立することができる。特定の実施形態において、この種の命令及び/又はデータは、特定の方法で相関回路216を動作可能に実施されることができる。
【0046】
このように、例えば、このような関連/動作は1つ以上の選択可能な相関モード228及び/又は相関回路216内にも示される均一及び/又は不均一自己相関関数232と関連するデータ及び/又は命令によって図2に表される。これらの処理及び対応するデータは、次のセクションで更に詳細に説明される。
【0047】
メモリ220は、任意のデータ記憶機構を代表することができる。メモリ220は、例えば、一次メモリ及び/又は二次メモリなどを含めることができる。例えば、一次メモリは、例えば、ランダム・アクセス・メモリ、読出し専用メモリ、その他を含むことができる。処理ユニット218と分離されるようにこの例では示されているが、一次メモリの全部又は一部が処理ユニット218内に設けられてもよく又は同一場所に配置され/接続されてもよい。二次メモリは、例えば、一次メモリと同じ又は同種のメモリ及び/又は、例えば、ディスクドライブ、光学的ディスクドライブ、テープドライブ、固体メモリドライブ、などのような1つ以上のデータ記憶装置又はシステムを含んでもよい。特定の実施において、二次メモリがコンピュータ可読媒体240を動作可能に受け入れることができ、又は接続されるように接続されることができる。ここで、例えば、コンピュータ可読媒体240は、データ及び/又は命令を搬送する任意のメディアを含むことができる。
【0048】
次に図3に注目する。この図は波形相関処理を実行することを動作可能に有効にされることができる典型的な方法300を示しているフロー図である。
【0049】
ブロック302で少なくとも1つの無線信号202が取得されることができる。無線信号202は、例えば、信号202−1及び202−2のような成分を含んでもよく、信号202−1は直接信号成分を含み、信号202−2はマルチパス信号成分を含む。ブロック304で、信号関連データ224の少なくとも一部が確立されることができる。信号関連データ224は、例えば、SPS信号及び/又は同類を含むことができる、取得無線信号と関連されてもよい。ブロック306で、取得無線信号202と関連する測定信号強度230が決定されることができる。
【0050】
特定の実例実施では、1つ以上のブロック302、304及び/又は306は取得処理236(図2)と関係されていてもよく、ブロック310は、少なくとも部分的に、モード切換処理238(図2)と関連されてもよい。
【0051】
ブロック310で、信号関連データと関連する符号位相測定データ226が確立されてもよい。例えば、それは符号位相測定データ226が、ブロック312で、少なくとも1つの相関モードを選ぶことによって及び、ブロック314で、ある信号経路コンポーネントがある方法で区別されることができるかどうかを決定することによって確立されることができるかどうかを決定されることができる。
【0052】
特定の実施例実施形態において、ブロック312で、複数の選択可能な相関モード228のうちの少なくとも1つは、少なくとも部分的に、データ224と関連する測定信号強度230に基づいて選ばれることができる。限定されないが実施例として、複数の選択可能相関モードの第1の1つは選択的に初期化されてもよく及び/又はそうでなければ測定信号強度230が第1の信号強度閾値を超える場合に実行されてもよい。同様に、例えば、複数の選択可能な相関モードの第2の1つは初期化されてもよく及び/又はそうでなければ測定信号強度230が第1の信号強度閾値を超えないが、第2の信号強度閾値を超える場合には実行されてもよい。
【0053】
ブロック314で、例えば、第1の信号経路が選択相関モードと関連する不均一自己相関関数232に、少なくとも部分的に、基づいてデータ224内に表されるように第2の信号経路コンポーネントの少なくとも一部から区別されるか否かが決定されてもよい。例えば、第1の信号経路コンポーネントが相関データの差、ピークの検出識別に基づいて、及び/又は他の周知の信号処理技術を介して第2の信号経路コンポーネントの少なくとも一部と区別できるか否かが決定されてもよい。
【0054】
特定の実例実施形態において、第1信号経路コンポーネントが経路検出器を用いて第2の信号経路コンポーネントの少なくとも一部から区別されるか否かが決定されてもよい。経路検出器は原エネルギピークが符号仮定hで発見され、補間ピークが原ピークから離れたdcx20であることを考慮できる。パルスの全てのサンプリングポイントの利点を取得するために、1つはピーク矩形状尤度(PSL)関数を定義できる。
【数1】

【0055】
但し、
【数2】

【0056】
は原エネルギピークe(h)の回りの正規化された39個の原エネルギセルを示し、
【数3】

【0057】
は理想的正規化パルス形状のcx20サンプルである(s(0)はピーク参照する)。
【0058】
このような典型的な尤度関数は、到来パルス前縁と理想的ACFとの類似度を推定するために動作可能に有効にされることができる。マルチパスによって破損した信号はACF形状が短いマルチパスコンポーネントに起因して理想から離れることを示して、より低い尤度で終わるかもしれない。ここで例えば、閾値TPSLは信号経路のためのPFA_fatpath=10−2は感度に値被くように選ばれてもよい。
【0059】
限定以外の実施例として、選択可能な相関モードの第1の1つは第1の有効幅を有している第1の不均一自己相関関数606(図6参照)と関連されてもよく、選択可能な相関モードの第2の1つは第2の有効幅を有している第2の不均一自己相関関数604(図6参照)と関連されてもよい。ここで例えば、第1の有効幅は、第2の有効幅より狭くてもよい。
【0060】
ブロック310で、符号位相測定データが確立されてもよいことが決定される場合、このような符号位相測定データはブロック310で確立されてもよい。
【0061】
逆にいえば、符号位相測定データが選択可能な相関モードの第1の1つを使用して確立されないかもしれないと決定される場合、ブロック310は信号関連データと関連する他の符号位相測定データが確立されてもよいか否かを決定することを動作可能に有効にされてもよい。ここで、例えば、ブロック312で、選択可能な相関モードの第2の1つは初期化されてもよく及び/又はそうでなければ実行されてもよく、ブロック314で、選択可能な相関モードの第2の1つと関連する第2の不均一自己相関関数に、少なくとも部分的に、基づいて信号関連データ内で表されるように第1の信号経路コンポーネントが第2の信号経路コンポーネントの少なくとも一部から区別し得るかどうかが決定されてもよい。その他の符号位相測定データが確立され得ることが決定されると、その他の符号位相測定データはブロック310で確立されることができる。
【0062】
ここでの実例実施形態において、特定の周知の技術は、局所符号波形及びその複製波形と基準波形との相関を規定するために実施されてもよい。更に、その後基準波形と相関されることができる混合波形を形成するために局所波形の2以上のシフト/増幅されたバージョン(例えば、複製波形)を混合することに対する利点があることは知られている。基準波形を混合波形と相関することに対する1つの潜在的利点は、それが基準波形内の特定のマルチパスコンポーネントを除外するように、混合波形の形状が選択されることができることである。
【0063】
特定の典型的な実施において、そのような混合波形(例えば不均一波形)は、相関の前に確立されることができる。
【0064】
特定の他の典型的な実施において、ポスト相関結果処理技術が基準波形を1つ以上の混合波形(例えば、不均一波形)と相関する結果に整合、シミュレート(模擬)、エミュレート(模倣)又はある方法で近似するために実施されることができる。
【0065】
故に、例えば、ポスト相関処理技術は、基準波形を混合波形と相関することによって、しかしそのような混合波形が相関前に確立されるべきであることを必然的に必要としないで事前に実現された利点を提供することを動作可能に有効にされることができる。故に、特定の実施形態では、このようなポスト相関処理技術は、局所符号波形及び/又は複製波形のような複数の波形と関連する相関結果に基づいて相関結果と同様な混合波形を確立することができる。特定の実施形態では、1以上の混合波形類似相関結果(混合測定値)が同時に確立されることができ、及び/又は(1つ又は複数の)組合せ定式が重要な遅延を導入することなく容易に変更された。
【0066】
以下に詳細に説明するよう、特定の実例実施形態において、(均一)選択可能相関モードでは、基準波形(例えば取得無線信号)は1−チップ幅広基準符号波形502(図5参照)と相関されることができる。1−チップ幅広基準符号波形502は1チップの動作可能幅を有することができる対応する自己相関関数(ACF)波形602(図6参照)をもたらすことができる。他の(不均一)選択可能相関モードは、例えば、不均一波形504又は506のような異なる基準波形を用いて相関することを動作可能に有効にされることができる。故に、出力ACF波形604又は606(図6参照)はより狭い動作幅を提供することができ、故に、短いマルチパスコンポーネントのような信号経路コンポーネントは区別されることができる(例えば、幾つかの方法で解決可能になる)。
【0067】
少なくともこれらの典型的な技術を考慮に入れて、図5と図6を参照にする。図5は相関プロセスで使われることができる幾つかの典型的な均一及び不均一波形の特定の態様を示しているグラフで示された波形の一組の図であり、図6は幾つかの典型的な対応する均一及び不均一ACF波形を示す。ここで図5と同様に、x軸はチップを示し、y軸は振幅を示す。
【0068】
波形502及び対応するACF602は、位相シフト複製又は同様なものと関連されることができる、例えば、「均一」波形の部分を表す。特定の実例実施形態において、ACF602は選択可能相関モード228(例えば、均一cx20モード(L1_20))で用いるように構成されることができる。選択可能な相関モード228は無線信号が不均一モード感度閾値より信号強度において弱いかもしれない(又は弱くなると期待されるかもしれない)とき有効となることができる。
【0069】
例えば、波形506は、例えば、「不均一」波形の一部を表す。これは2つ以上の組合せ位相シフト複製波形等と関連されることができる。対応するACF波形606は、選択可能な相関モード228(例えば、(チップ当たり20サンプルの)不均一な4−サンプル互関モード(L1_NU4_20))に使用するように構成されることができる。このような不均一相関モードは、少なくとも部分的に、その狭い動作幅に起因して時々他のモードよりも有効となることができる。
【0070】
例えば、特定の実例実施形態では、このようなL1_NU4_20相関モードは0.1チップの動作幅を有することができ相関によってACF幅の1/10であるcx20仮説解像度で及び10倍の解像度で、0.15チップ(例えば1.5*1/10)よりも大きく分離されることができるマルチパスコンポーネントを分割する能力を提供することができる。しかし、このようなL1_NU4_20モード及び/又はその他の同様な不均一モードは感度に(例えば、有効コヒーレント積分時間を減らすかも知れない、相関のための局所符号波形を部分的に可能にすることに起因して)損失を導くかもしれないことが予期されるかもしれない。
【0071】
波形504は、2つ以上の混合位相シフト複製波形等と関連されるころができる、例えば、他の「不均一」波形の一部を表す。対応するACF波形604は、選択可能な相関モード228(例えば、不均一8−サンプル相関モード(L1_NU8_20))に使用するように構成されもよい。ここで、例えば、ACF波形606と比較すると、より少ない感度損失を提供することができるACF波形604の動作幅は拡大されていた。しかし、このようなL1_NU8_20相関モードは、マルチパス耐性(例えば0.3チップ)を提供することができるだけである。
【0072】
下の表1は、これらの典型的な選択可能な「広帯域」相関モードの概要を示す。
【表1】

【0073】
典型的な方法が、複数の相関モードが種々の要因(例えば信号強度及び関連閾値)に従い、選択的に初期化されても良いことを示すよう説明される。このような方法が2つ以上の選択可能な相関モードのために実施されることができることは理解されなければならない。特定の実例実施形態において、いくつかの選択可能な相関モードは均一モードを含むことができるが、他は不均一モードを含むことができる。特定の実施形態において、1つ以上の波形及び/又は選択可能な相関モードと関連するACFは、予め確立され及び/又はある方法で動的に確立することができる。特定の実施形態において、このような方法と関連する1つ以上の決定要因が予め確立されてもよく、及び/又は特定の方法で動的に確立されても良い。下記の実施例にて説明したように、測定信号強度(MSS)は、1つのパラメータであり、このパラメータは1つの相関モードから他の相関モードへ移行するときを決定するために使用されることができる。
【0074】
図4は、モード切換、初期化及び/又は他の同様な選択処理を実施することを動作可能に有効にすることを可能にする典型的な方法400を示しているフローズを表す。特定の実施形態において、方法400の特定の部分は、モード切替方法238と関連されることができる(図2)。特定の実施形態において、相関モード(例えば、実施例L1_20、L1_NU4_20、L1_NU8_20及び/又は同類)は選択的に初期化されることができる。
【0075】
ブロック402で、少なくとも1つの無線信号は取得されることができ、それと関連する信号関係データ(例えば、エネルギ格子など)は確立されることができる。ブロック404で、MSSは取得信号のために決定されることができる。ブロック406で、MSSが第1閾値を超えるか否かを決定されることができる。
【0076】
MSSが第1閾値を超える場合、方法400は第1相関モード(例えばL1_NU4_20)を初期化するために開始することができる。MSSが第1閾値を超えない場合、方法400はブロック418へ進むことができる。
【0077】
ブロック418で、MSSが第2閾値を超えるかどうか決定されることができる。MSSが第2閾値を超える場合、方法400は第2相関モード(例えばL1_NU8_20)を初期化することを開始することができる。MSSが第2閾値を超えない場合、方法400はブロック430へ進むことができる。
【0078】
ブロック430で、MSSが第n番目の閾値を超えるか否かを決定されることができる。MSSがN番目の閾値を超える場合、方法400はN番目の相関モード(例えばL1_20)を初期化することを開始することができる。MSSがN番目の閾値を超えない場合、方法400は終了することができる。
【0079】
ブロック406に注目を戻すと、MSSが第1閾値を超える場合、ブロック408で第1相関モードは選択され、有効に初期化されることができる。次に、第1相関モードで動作しながら、ブロック410で、MSSが最小閾値未満になると決定されることができる。その位置では、方法400は終了することができる。ここで、例えば、MSSが最小閾値未満の場合、他の処理は他の取得無線信号及び/又は他の無線信号の初期取得をできるだけ選択するために初期化されることができる。それは後願の方法400によって追加処理の主題となることができる。
【0080】
ブロック410で、MSSが最小閾値未満に低下しないことが決定されれば、第1の相関モードでの動作が、ブロック412で、特定の信号コンポーネント(例えばマルチパス)が、第1相関モードでの動作によって、少なくとも部分的に、区別できたかどうかに関して決定されることができるまで続けられる。第1相関モードがこのような信号経路識別/決定を可能にすることが決定される場合、ブロック414で、「エイジ」パラメータ等がリセットされることができる(例えば、ここでは、0に等しくなるように設定される)。エイジパラメータがエイジ閾値未満であるけれども、方法400は第1相関モードを有する動作を維持するためにブロック408へブロック414から戻ることができる。反対に、第1相関モードがこのような信号経路識別/分解能を可能にしないことが決定されれば、ブロック406で、このような「エッジ」パラメータ等は増加されるかもしれなく、又はそうでなければ変形されるかもしれなく(ここでは、1つだけエッジが増加するかもしれなく)、方法400は相関モードを切替えるために行うことができる。例えば、方法400はブロック416からブロック420へと進むことができる。
【0081】
ブロック420で、第2相関モードは、選択されることができ、動作可能に初期化されることができる。(例えば、MSS及び/又は同様に少なくとも部分的に基づいて)異なる相関モードの間で選択する決定は、マルチパス解像及び感度の間の特定のトレードオフを考慮に入れることを動作可能に有効にされることができる。例えば、1つの相関モードはより狭いACFを採用することによってマルチパスを解決する際によりよく作用することができる。その一方で、他の相関モードはチップ当たりに多くのサンプルを統合することによってより良い感度を提供することができる。
【0082】
次に、第2相関モードによって動作しながら、ブロック422で、MSSが最小閾値未満になることが決定されることができる。点数法400が終了できる(例えば、ダイバーシティ又は他の同様な方法が初期化されることができる)。ブロック422で、MSSが最小閾値未満にならないことが決定されると、第2相関モードでの動作がブロック424で、特定の信号成分(例えば、マルチパス)が第2の相関モードでの動作よって、少なくとも部分的に、区別できたかどうかが決定されることができるまで続けることができる。第2相関モードがこのような信号経路識別/決定を可能にしていることが決定されれば、ブロック426で、「エイジ」パラメータ等がリセットされることができる。エイジパラメータがエイジ閾値未満であるが、方法400は第2相関モードでの動作を維持するためにブロック426からブロック420へ戻ることができる。その代わりに、第2の相関モードがこのような信号経路識別/分解能を可能にしていないと決定される場合、そのときブロック428で、このような「エイジ」パラメータ等は増加することができ、方法400は相関モードを切替えるために再び作用することができる。例えば、方法400はブロック428からブロック432に進むことができる。
【0083】
ブロック432で、第Nの相関モードが選択されることができ、動作可能に初期化されることができる。次に、第Nの相関モードで動作するが、ブロック434で、MSSが最小閾値未満であることが決定されることができ、その後方法400は終了することができる(例えば、ダイバーシティ又は他の同様な処理が初期化されることができる)。ブロック434で、MSSが最小閾値未満にならないことが決定される場合、第Nの相関モードによる動作が、ブロック436で、特定の信号成分(例えば、マルチパス)が、第Nの相関モードでの動作によって、少なくとも部分的に区別できたか否かに関して決定がなされる。第Nの相関モードがこのような信号経路識別/分解能を可能にしていると決定される場合、その時ブロック438で、「エッジ」パラメータ等はリセットされることができる。エイジパラメータがエイジ閾値未満であるが、方法400は第Nの相関モードでの動作を維持するためにブロック438からブロック432へと進むことができる。しかし、第Nの相関モードがこのような信号経路識別/分解能を可能にしていないことが決定される場合、そのときブロック440で、このような「エッジ」パラメータ等は増加することができる。ブロック442で、エッジパラメータがエッジ閾値を超える場合、方法400は終了することができる(例えば、ダイバーシティ又は他の同様な処理が初期化されることができる)。ブロック442で、エッジパラメータがエッジ閾値を超えない場合、方法400はブロック432へ進むことができ、第Nの相関モードによる動作が続けられることができる。
【0084】
この実例実施形態にて説明されるように、方法400は特定の要因(例えば成功、MSS、エイジ、時間、その他)に基づいて、より高いからより低い分解能相関モードに選択的に切換えるために動作可能に有効にされることができる。他の実施形態において、ここではブロック440によって表される。更なるブロックは、方法400が特定の要因(例えば、成功(例えば区別される経路の数)、MSS、その他)に基づいて、より低いからより高い分解能相関モードに選択的に切換えるために動作可能に有効にされることを可能にするために動作可能に有効にされる。図示の例において、ブロック440は方法400がブロック420からブロック408に進むことを可能にしている。
【0085】
特定の典型的な実施形態において、ここに説明されている機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はその任意の組合せで実施されてもよい。
【0086】
ソフトウェアで実施される場合、機能はコンピュータ可読媒体240に1つ以上の命令又は符号として記憶され、送信されてもよい。コンピュータ可読メディアは、コンピュータ記憶媒体及び一方から他方の場所にコンピュータプログラムの転送することを容易にするいかなる媒体も含む通信媒体の両方を含む。記憶メディアは、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能なメディアであってもよい。限定されないが一例として、このようなコンピュータ可読媒体はRAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又は他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶装置、若しくは、インストラクション又はデータ構造の形態で所望のプログラム符号を配送又は記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできるその他の媒体で構成することができる。ここに使用されるような、ディスク(disk)及びディスク(disc)はコンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク及びディスクを含む、但し、ディスク(disks)は通常ではデータを磁気的に再生し、これに対してディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読メディアの範囲内で含まれなければならない。
【0087】
現在実施例機能であると考慮されることが例示されて、記載されているが、さまざまな他の変更態様がなされることができることは当業者によって理解され、請求された主題から逸脱することなく、等価物は置換されることができる。更に、多くの変更態様は、ここに記載されている中心概念から逸脱することなく、特定の状況を請求された主題の教示に適応させるために実行されることができる。
【0088】
例えば、並列にトラッキングを行う他の機能性(例えば、規則的なチャネル)を提供することができるので、特定の実施例で、組合された不均一結果を伴うトラッキング処理/動作が必要としないかもしれないことを当業者は認識すべきである。このように、規則的なチャネルを「修正する」ために潜在的マルチパス自由測定を提供するために不均一な結果となるかもしれない。ここで例えば、このような技術は、エネルギ使用を減らすことができる。
【0089】
それ故に、請求された主題は開示された特定の実施例に限定されないが、そのような請求された主題は添付の請求項及びその等化物の範囲内にある全ての態様をむくむことも意図している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の信号経路成分と第2の信号経路成分とを含む取得無線信号と関連するデータの少なくとも一部をアクセスすること、
少なくとも、前記データと関連する測定された信号強度に、少なくとも部分的に、基づいて複数の選択可能な相関モードのうちの少なくとも1つを選択的に初期化し、前記複数の選択可能な相関モードの前記1つと関連した不均一自己相関関数に、少なくとも部分的に、基づいて前記データ内に表されるように前記第2の信号経路成分の少なくとも一部から前記第1信号経路成分を区別することによって前記データと関連する符号位相測定データを選択的に決定すること、を含む方法。
【請求項2】
前記複数の選択可能な相関モードの前記少なくとも1つを選択的に初期化することは、第1の信号強度閾値を超えている前記測定された信号強度に応答して前記複数の選択可能な相関モードの第1の1つを選択的に初期化することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記複数の選択可能な相関モードの前記少なくとも1つを選択的に初期化することは、前記第1の信号強度閾値を超えていないが、第2の信号強度閾値を超えている前記測定信号強度に応答して前記複数の選択可能な相関モードの第2の1つを選択的に初期化することを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記複数の選択可能な相関モードの前記第1の1つは第1の動作幅を有する第1の不均一自己相関関数と関連し、前記複数の選択可能な相関モードの前記第2の1つは第2の動作幅を有する第2の不均一自己相関関数と関連し、前記第1の動作幅は前記第2の動作幅より狭い、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記選択可能な相関モードの前記少なくとも1つを選択的に初期化することは少なくとも1つの要因に、少なくとも部分的に、基づいて前記複数の選択可能な相関モードの前記少なくとも1つを選択的に初期化することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第2の信号経路成分が短いマルチパス信号成分を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記無線信号を取得すること、
前記獲得した無線信号と関連した前記データの少なくとも前記部分を確立すること、更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記測定信号強度を確立することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記無線信号が衛星測位システム(SPS)信号を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
第1の信号経路成分と第2の信号経路成分とを含む取得無線信号と関連するデータの少なくとも一部を記憶することを動作可能に有効にするメモリと、
前記メモリに接続され、データの少なくとも前記一部をアクセスすること、前記データと関連する測定信号強度に、少なくとも部分的に、基づいて複数の選択可能な相関モードのうちの少なくとも1つを選択的に初期化すること、前記複数の選択可能な相関モードの前記1つと関連する不均一自己相関関数に、少なくとも部分的に、基づいて前記データ内に表されるように前記第2の信号経路成分の少なくとも一部から前記第1の信号経路成分を区別こと、前記データに関連する符号位相測定データを確立することを動作可能に有効にする少なくとも1つの処理ユニットと、を具備する、装置。
【請求項11】
前記少なくとも1つの処理ユニットは更に第1の信号強度閾値を超える前記測定信号強度に応答して、前記複数の選択可能な相関モードの第1の1つを選択的に初期化することを動作可能に有効にする、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記少なくとも1つの処理ユニットは更に前記第1の信号強度閾値を超えないが第2の信号強度閾値を超える前記測定信号強度に応答して、前記複数の選択可能な相関モードの第2の1つを選択的に初期化することを動作可能に有効にする、請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記複数の選択可能な相関モードの前記第1の1つは第1の動作幅を有する第1の不均一自己相関関数と関連し、前記複数の選択可能な相関モードの前記第2の1つは第2の動作幅を有する第2の不均一自己相関関数と関連し、前記第1の動作幅は前記第2の動作幅より狭い、請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記少なくとも1つの処理は更に少なくとも1つの要因に、少なくとも部分的に、基づいて前記複数の選択可能な相関モードの前記少なくとも1つを選択的に初期化することを動作可能に有効にする、請求項10に記載の装置。
【請求項15】
前記第2の信号経路成分が短いマルチパス信号成分を含む、請求項10に記載された装置。
【請求項16】
前記メモリ及び/又は前記少なくとも1つの処理ユニットの少なくとも1つに接続され、前記無線信号を取得し、前記取得無線信号と関連する前記データの少なくとも前記一部を確立することを動作可能に有効にする回路を更に含む、請求項10に記載の装置。
【請求項17】
前記少なくとも1つの処理ユニットは更に前記測定信号強度を動作可能に有効にする、請求項10に記載の装置。
【請求項18】
前記無線信号は衛星測位システム(SPS)信号を含む、請求項10に記載の装置。
【請求項19】
第1の信号経路成分と第2の信号経路成分とを含む取得無線信号と関連するデータの少なくとも一部をアクセスする手段と、
前記データと関連する測定信号強度に、少なくとも部分的に、基づいて複数の選択可能な相関モードのうちの少なくとも1つを選択的に初期化すると、
前記複数の選択可能な相関モードの前記1つと関連した不均一自己相関関数に、少なくとも部分的に、基づいて前記データ内に表されるように前記第2の信号経路成分の少なくとも一部から前記第1の信号経路成分を区別する手段と、
前記データと関連する符号位相測定データを確立する手段と、
を具備する装置。
【請求項20】
第1の信号強度閾値を超えている前記測定された信号強度に応答して前記複数の選択可能な相関モードの第1の1つを選択的に初期化することを含む、請求項19に記載の装置。
【請求項21】
前記第1の信号強度閾値を超えていないが、第2の信号強度閾値を超えている前記測定信号強度に応答して前記複数の選択可能な相関モードの第2の1つを選択的に初期化することを含む、請求項20に記載の装置。
【請求項22】
前記複数の選択可能な相関モードの前記第1の1つは第1の動作幅を有する第1の不均一自己相関関数と関連し、前記複数の選択可能な相関モードの前記第2の1つは第2の動作幅を有する第2の不均一自己相関関数と関連し、前記第1の動作幅は前記第2の動作幅より狭い、請求項21に記載の装置。
【請求項23】
少なくとも1つの要因に、少なくとも部分的に、基づいて前記複数の選択可能な相関モードの前記少なくとも1つを選択的に初期化する手段を更に具備する、請求項19の装置。
【請求項24】
前記第2の信号経路成分が短いマルチパス信号成分を含む、請求項19に記載された装置。
【請求項25】
前記無線信号を取得する手段と、前記取得無線信号と関連した前記データの少なくとも前記一部を確立する手段と、を更に含む、請求項19に記載の装置。
【請求項26】
前記測定信号強度を確立することを更に含む、請求項19に記載の装置。
【請求項27】
前記無線信号は衛星測位システム(SPS)信号を含む、請求項19に記載の装置。
【請求項28】
1つ以上の処理ユニットによって実行されれば、前記1つ以上の処理ユニットに
第1の信号経路成分と第2の信号経路成分とを含む取得無線信号と関連するデータの少なくとも一部をアクセスさせること、
前記データと関連する測定信号強度に、少なくとも部分的に、基づいて複数の選択可能な相関モードのうちの少なくとも1つを選択的に初期化させること、
前記複数の選択可能な相関モードの前記1つと関連した不均一自己相関関数に、少なくとも部分的に、基づいて前記データ内に阿波わされるように前記第2の信号経路成分の少なくとも一部から前記第1の信号経路成分を区別させること、
前記データと関連する符号位相測定データを確立させること、
を動作可能に有効にするコンピュータ実施可能インストラクションを記憶したコンピュータ可読媒体を含む物品。
【請求項29】
前記コンピュータ実施可能インストラクションは、前記1つ以上の処理ユニットによって実行されると、
第1の信号強度閾値を超える前記測定信号強度に応答して前記複数の選択可能な相関モードの第1の1つを選択的に初期化することを前記1つ以上の処理ユニットに動作可能に有効にする、請求項28に記載の物品。
【請求項30】
前記コンピュータ実施可能インストラクションは、前記1つ以上の処理ユニットによって実行されると、
前記第1の信号強度閾値を超えていないが、第2の信号強度閾値を超えている前記測定信号強度に応答して前記複数の選択可能な相関モードの第2の1つを選択的に初期化することを前記1つ以上の処理ユニットに動作可能に有効にする、請求項29に記載の物品。
【請求項31】
前記複数の選択可能な相関モードの前記第1の1つは第1の動作幅を有する第1の不均一自己相関関数と関連し、前記複数の選択可能な相関モードの前記第2の1つは第2の動作幅を有する第2の不均一自己相関関数と関連し、前記第1の動作幅は前記第2の動作幅より狭い、請求項30に記載の物品。
【請求項32】
前記コンピュータ実行可能命令は前記1つ以上の処理ユニットによって実行されれば、前記1つ以上の処理ユニットが少なくとも1つの要因に、少なくとも部分的に、基づいて前記複数の選択可能な相関モードを選択的に初期化することを動作可能に有効にさせる、請求項28に記載の物品。
【請求項33】
前記第2の信号経路成分が短いマルチパス信号成分を含む、請求項28に記載の物品。
【請求項34】
前記コンピュータ実行可能命令は前記1つ以上の処理ユニットによって実行されれば、前記1つ以上の処理ユニットが前記無線信号に関連する前記データの少なくとも前記一部を確立することが動作可能に有効にする、請求項28に記載の物品。
【請求項35】
前記コンピュータ実施可能命令は前記1つ以上処理ユニットによって実行されれば、前記1つ以上処理ユニットが前記測定信号強度を確立することを動作可能に有効にさせる、請求項28に記載の物品。
【請求項36】
前記無線信号は、衛星測位システム(SPS)信号を含む、請求項28に記載の物品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2012−531591(P2012−531591A)
【公表日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−517727(P2012−517727)
【出願日】平成22年6月24日(2010.6.24)
【国際出願番号】PCT/US2010/039819
【国際公開番号】WO2010/151667
【国際公開日】平成22年12月29日(2010.12.29)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】