説明

廃棄物の圧縮減容梱包装置

【課題】廃棄プラスチック等の圧縮減容梱包装置において、プラント構成上から大処理量かつ効率的な装置が望まれている。
【解決手段】ワークを圧縮減容する圧縮減容手段と、押し出しながら包装結束を行う押し出し梱包手段とを物理的に分離し、相互を新設した移動手段にてつなぎ、被圧縮物を速やかに移動手段にて圧縮減容手段から押し出し梱包手段へ移動させ、圧縮減容手段の非稼働時間を大幅に減少させると共に、圧縮減容作業と梱包作業を平行処理できる構造とし、サイクルタイムを大幅に減少させた。これにより処理効率が従来比30−40%向上できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、廃棄プラスッチクス、紙、金属およびこれらの材質にて製作された容器等の廃棄物を圧縮、減容、梱包する装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
プラスチック、紙、金属およびこれらの材質にて製作された容器等の廃棄物は再資源化工場において再資源化が図られている。家庭から袋詰め等で収集されたこれらの廃棄物は、そのままでは嵩張って運搬や集積等の際に取り扱いにくい。たとえば廃棄プラスチックの場合、プラスチックの真比重は1.0前後なのに対して、単なる袋詰めの廃棄プラスチックの嵩比重は例えば0.02程度である。このためこれらの廃棄物は、家庭等から収集した後中間処理場にて圧縮減容梱包装置によって嵩比重0.3程度まで立方体状或いは直方体状に圧縮減容し、プラスチックバンド等で固縛、梱包して再生工場等へ運搬されている。
【0003】
上記の作業に使用される圧縮減容装置の一例を図9、図10に示す。
図9は平面図、図10は図9におけるD−D断面図である。
圧縮減容装置1は、圧縮減容手段2と、押し出し梱包手段3により構成される。圧縮減容手段2は上部に廃棄物を投入するホッパー4に連通する投入口5及び下部に押し出し梱包手段3に連通する排出口6を有し、圧縮減容用プッシャー7を格納する圧縮減容用ケーシング8と、前記圧縮減容用プッシャー7を往復動させる圧縮減容用シリンダー9にて構成される。
【0004】
押し出し梱包手段3の押し出し用ケーシング10は、圧縮減容手段2の下部圧縮減容室11に直交配置され、押し出し用プッシャー12及び押し出し用プッシャー12を往復動させる押し出し用シリンダー13を内蔵する。押し出し用プッシャー12は圧縮減容室11を貫通し、被圧縮物を包装装置14及び結束装置15へ押し込む事ができる構造となっている。叉圧縮減容室11と包装装置14の境界には排出用ゲート16が設けられている。
【0005】
図8の従来装置の動作フローと、図9と、図10を参照し、以下に従来装置の動作を簡単に紹介する。
上記構成にて、ホッパー4より投入口5を介して圧縮減容室11内へ廃棄物が投入されると、圧縮減容用シリンダー9が伸張し圧縮減容用プッシャー7が下降し廃棄物を圧縮減容室11へ押し込む。その後圧縮減容用シリンダー9が縮み圧縮減容用プッシャー7が上昇する。この動作を数回繰り返し、図示してない圧力センサーにて検知した所定の圧力に達すると圧縮減容用プッシャー7は下部の圧縮減容室11の所定の位置に保持され、排出用ゲート16が開となる。その後押し出し用シリンダー13が伸長し押し出し用プッシャー12を介して被圧縮物は包装装置14へ押し出され、プラスチックの袋等にて包装される。包装された被圧縮物は、前記押し出し用プッシャー12にて一定の長さずつ結束装置15に押し出され、包装材の上から針金またはプラスチックバンドが周囲に巻きつけられ結束される。プラスチックバンド等による結束、固縛は被圧縮物の長さ方向に等間隔に10から15列繰り返される。
出来上がった梱包品は梱包品排出コンベアにて排出される。次に、押し出し用プッシャー12と、圧縮減容用プッシャー7が初期の位置に戻り、次に排出用ゲート16が閉となり、1サイクルが終了する。尚、包装装置14は、プラスチックの袋を被せるものが一般的であるが、廃棄物の性状によっては必ずしも必要としない。
【0006】
特許文献1から3は、圧縮減容機の圧縮効率の向上に関するものである。特許文献1は、繰り返し行われる廃プラスチックの圧縮減容時に生じるスプリングバック、即ち一度圧縮減容用プッシャー7を伸長させ圧縮しても圧縮減容用プッシャー7を戻すと被圧縮物が再度膨らむ現象を軽減する事を目的としている。特許文献2は、圧縮時は閉であり、被圧縮物を排出する際開となる排出用ゲート16の開閉回数を減じ、全体のサイクルタイムを減少させ、処理量を増加させる事を目的としている。特許文献3は圧縮減容室11を吸引減圧し、廃プラスチック等ワークの間に包含される空気溜りを速やかに排出し圧縮に要する圧力を減らす事を目的としている。
【0007】
【特許文献1】特開2001−38492号公報
【特許文献2】特開2002−321096号公報
【特許文献3】特開2004−188480号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
近年、容器包装法の施行と国民のリサイクル意識の向上とが相まって、廃棄プラスチックの資源化率は年々向上してきている。一方、リサイクルには一部の品目を除いて処理費がかかり、国、自治体の財政を圧迫している。このため、リサイクルコストの低減は、社会の緊急の要請である。廃棄プラスチック圧縮減容ラインは、主として破袋装置と、選別コンベアと、圧縮減容梱包装置にて構成される。処理施設において、資源ごみの受入量に見合ったプラントが必要とされるが、設備コストの観点からは処理プラントの1系列あたりの処理量が多いほど、建屋面積が小さくなる、作業効率があがる等、多くのメリットがあり、設備の費用対効果は大幅に向上する。前記廃棄プラスチック圧縮減容ラインの構成装置のうち前2者、破袋装置及び選別コンベアについては大処理量化が比較的容易である。このため圧縮減容梱包装置の大処理量化が課題となっている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を達成するため請求項1の発明は、廃棄物の圧縮減容手段の圧縮減容室に交差、連通する押し出し手段により、被圧縮物を前記被圧縮物の排出口より圧縮減容手段の圧縮方向と直角方向へ所定の間隔で押し出しつつ、プラスチックバンドまたは針金によって所定の間隔で複数回、結束、梱包する押し出し梱包手段と、によって構成される従来の圧縮減容梱包装置において、前記圧縮減容室に交差、連通する位置に新たに移動手段を配置し、被圧縮物を前記移動手段により別経路に設けられた前記押し出し梱包手段へ移動可能とした事を特徴とする前記廃棄物の圧縮減容梱包装置である。
【0010】
請求項2の発明は、廃棄物の貯留予備圧縮手段を請求項1に記載する圧縮減容手段の前段に設け、前記予備圧縮物排出口を請求項1に記載する圧縮減容手段の投入口に連通させた事を特徴とする請求項1に記載する圧縮減容梱包装置である。
【0011】
請求項3の発明は、廃棄物或いは予備圧縮された廃棄物を圧縮減容する請求項1に記載した圧縮減容手段の圧縮方向が、重力方向である事を特徴とする請求項1ならびに請求項2に記載した廃棄物の圧縮減容梱包装置である。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば以下に記す顕著な効果を奏する。
圧縮減容梱包の工程には、ワークの投入圧縮、包装および結束の梱包があり、所要作業時間は投入と圧縮で全体の約7割、梱包で約3割程度かかる。従来装置では、これらの作業は連続したタイムシャート上で、直列の作業として行われていた。即ち、圧縮減容作業が終了した後、圧縮減容室を貫通する押し出し用プッシャーにて被圧縮物を圧縮方向と直角の方向へ押し出し包装した後、更に一定間隔ずつ押し出しながら結束作業を行っていた。このため梱包作業中、圧縮減容手段は稼動不能であった。
【0013】
本発明の構成では圧縮減容手段と、押し出し梱包手段を分離独立し、両者を新設した移動手段により接続し、圧縮減容後の被圧縮物を移動手段により速やかに圧縮減容手段から独立した押し出し梱包手段へ移動できる。その後、移動手段は速やかに初期状態へ復帰し、圧縮減容手段は稼動可能となる。移動による稼動不能時間は、押し出し梱包手段による稼動不能時間の10分の1程度である。叉、梱包作業は、次の廃棄物の圧縮減容作業中に平行して行うため、1梱包品の製作にかかるサイクルタイムは従来の0.7程度となる。これにより本発明による圧縮減容梱包装置の処理量は、従来装置の約1.4倍となった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の第1の実施形態における圧縮減容装置の平面図を図1に、正面図を図2に、図1のA−A断面図を図3に、図2のB−B断面図を図4に示す。図1、図2に図示するように本圧縮減容梱包装置は、ワークの貯留予備圧縮手段17と、圧縮減容手段2と、移動手段18と、押し出し梱包手段3にて構成される。
図3及び図4に図示するように貯留予備圧縮手段17は、上部にホッパー4を持ち圧縮減容用ケーシング8の投入口5に側面から直交して連通する貯留予備圧縮ケーシング21と、貯留予備圧縮ケーシング21内を滑動可能に設けられた予備圧縮用プッシャー20と、予備圧縮用プッシャー20を往復動させる予備圧縮シリンダー19にて構成される。
【0015】
圧縮減容手段2は、上部にワークを投入する投入口5及び下部に圧縮減容された被圧縮物を排出する排出口6を有する圧縮減容用ケーシング8と、圧縮減容用ケーシング8内を滑動可能に設けられた圧縮減容用プッシャー7と、前記圧縮減容用プッシャー7を往復動させる圧縮減容用シリンダー9にて構成される。
移動手段18は、圧縮減容室11の1壁面に直交、連通して設けられた移動用ケーシング24と、前記移動用ケーシング24内を長手方向に滑動可能にもうけられ圧縮減容室11を圧縮方向と垂直の方向に貫通しうる移動用プッシャー22と、前記移動用プッシャー22を往復動させる移動用シリンダー23にて構成される。
【0016】
押し出し梱包手段3は、押し出し用ケーシング10と、押し出し用プッシャー12と、押し出し用プッシャー12を左右に往復動させる押し出し用シリンダー13により構成される。押し出し用ケーシング10の軸は、前記移動用ケーシング24の軸と直交して配置される。押し出し用プッシャー12は、被圧縮物を包装装置14及び結束装置15へ押し込む事ができる構造となっている。
【0017】
図8に従来装置のフロー図を示す。図8から図10を参照し従来装置の動作を説明する。減容包装装置1の基本工程は、投入圧縮工程と、包装結束工程よりなる。投入圧縮工程では、貯留室のワークを圧縮減容室11に押し込み、圧縮プッシャー7により圧縮減容室11の底部におしつける。この動作を所定の圧縮率になるまで数回繰り返す。所定の圧縮作業が完了すると圧縮減容室11の排出用ゲート16が開となり押し出し用プッシャー12が作動し被圧縮物を包装装置14へ押し出す。包装が完了した被圧縮物は結束装置15へ一定長さずつ押し出され、先端部からプラスチックプラスチックバンド等により周囲を巻かれ自動的に結束される。周囲のプラスチックバンド巻きは、一般に被圧縮物の長さ方向に等分して10本以上となる。包装結束作業が完了すると、押し出し用プッシャー12は、所定の位置に後退する。次に圧縮減容室11の排出用ゲート16が閉となり、圧縮減容用プッシャー7は初期の位置に復帰し、一連の動作が完了する。
【0018】
図5に第1の実施形態における圧縮減容装置の動作フローを示す。図1から図5を参照し、本発明に係わる圧縮減容梱包装置1の動作を説明する。本装置の基本工程は、投入圧縮工程と、移動工程と包装結束工程とによりなる。投入圧縮工程では、貯留室のワークを圧縮減容室11に押し込み、圧縮減容用プッシャー7により圧縮減容室11の底部に押し付ける。この動作を所定の圧縮率になるまで数回繰り返す。所定の圧縮作業が完了すると圧縮減容室11の排出用ゲート16が開となり、移動用プッシャー22が圧縮減容室11を直角方向に貫通し被圧縮物を押し出し梱包手段3に移動させる。被圧縮物が押し出し梱包手段3の所定の位置に納まると、移動用プッシャー22は、初期の状態まで引き戻される。次に圧縮減容室11の排出用ゲート16は閉となり、圧縮減容手段は次の投入圧縮工程に戻る事ができる。上記の作業にかかる時間は全体の約70%である。押し出し梱包手段3に押し出された被圧縮物は、図4に示す押し出し用プッシャー12により包装装置14へ押し出され包装され、その後一定長さずつ、結束装置に送り込まれ包装材の外周にプラスチックバンドが巻かれ結束される。包装、結束の梱包作業が完了すると、押し出し用プッシャー12は所定の位置に後退し、一連の動作が完了する。
【0019】
上記の梱包作業中、次の圧縮作業は平行して行われる。したがって作業全体のサイクルタイムは圧縮工程と移動工程の和となる。圧縮工程は全体工程の約70%、移動工程は全体の3%程度となるため、全体作業のサイクルタイムは従来法の約73%程度なる。いい換えれば包装結束工程を並行処理可能にしたことにより、全体のサイクルタイムを28%減ずる事ができた。これにより処理量は従来比140%と大幅に向上した。
【0020】
図1に示す貯留、投入部において、本実施形態では予備圧縮を可能にしている。貯留工程にて予備圧縮を行うことにより、圧縮の回数を減ずることが可能になり、サイクルタイムを更に減少させる事ができる。
プラントの建設コストの観点から機器の大きさ、とりわけ設置床面積は建屋の床面積と関連するため、重要な因子となる。圧縮減容梱包装置1において圧縮減容手段2の圧縮方向が床面に平行な横型と、床面に垂直な縦型と、がある。本発明は、どちらかに限定するものではないが、設置床面積の観点からは、縦型への適用がより望ましい。
【0021】
本発明では、被圧縮物の移動を行う方法として、圧縮減容室11を貫通しうる移動用プッシャー22を用いて押し出し梱包手段3へ押し出しているが、移動方法については例えば移動テーブルにて移動させる等、他の手法を利用する事も可能であるため、プッシャー方式に限定されない。叉、被圧縮物の移動経路も現場のレイアウトに合わせた設計上の問題であるため、移動経路に限定されない。
【0022】
上記の一例として移動手段、経路に関する第2の実施形態を図6、図7に示す。
本実施形態において、図7に示すように、移動手段18は、2段からなる。第1の移動手段18−Aは圧縮減容室11に直交、連通して設けられ、被圧縮物25を第2の移動手段18−Bへ押し出すことができる。第2の移動手段18−Bには、第1の移動手段18−Aの移動方向と直交する方向へ移動自在かつ第1の移動手段18−Aの軸に対向する面が開口となる移動用角筒26が設けられている。被圧縮物25は第1の移動手段18−Aにより前記移動用角筒26に押し込まれる。次に前記移動用角筒26は、第1の移動手段18−Aの軸と平行に配置された押し出し梱包手段3の所定の位置へ移動する。この移動用角筒26は滑動レールの上に配置され、シリンダーにて往復動可能に設けられているが詳細は省略する。
押し出し梱包手段3の構成及び動作は、第1の実施形態と同等である。
図7に示す様に、被圧縮物25は、矢印の向きにしたがって位置25−A、25−B、25−Cの順に移動する。
尚、第2の移動手段18−Bにおいて、移動の際必要とされる移動力は、被圧縮物25の反力が移動用角筒26の4周の壁にて受けられているため、被圧縮物入り移動用角筒26と下部滑動レールとの摩擦力のみとなり、被圧縮物が固定ケーシング内を滑動する場合に比べて、極めて小さい。このため大掛かりな移動用シリンダーとプッシャー等が不要となり、装置のレイアウト上大きなメリットがある。


【産業上の利用可能性】
【0023】
本発明は、廃棄プラスッチク、紙、金属およびこれらの材質にて製作された容器等の廃棄物の圧縮減容装置の効率向上に関するもので、特に大処理量用圧縮減容装置に最適である。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の第1の実施形態における圧縮減容装置の平面図
【図2】本発明の第1の実施形態における圧縮減容装置の正面図
【図3】図1におけるA−A断面図
【図4】図2におけるB−B断面図
【図5】本発明の第1の実施形態における圧縮減容装置の動作フロー
【図6】本発明の第2の実施形態における圧縮減容装置の正面図
【図7】図6におけるC−C断面図
【図8】従来装置の動作フロー
【図9】従来装置の平面図
【図10】図9におけるD−D断面図
【符号の説明】
【0025】
1・・・圧縮減容装置
2・・・圧縮減容手段
3・・・押し出し梱包手段
4・・・ホッパー
5・・・投入口
6・・・排出口
7・・・圧縮減容用プッシャー
8・・・圧縮減容用ケーシング
9・・・圧縮減容用シリンダー
10・・・押し出し用ケーシング
11・・・圧縮減容室
12・・・押し出し用プッシャー
13・・・押し出し用シリンダー
14・・・包装装置
15・・・結束装置
16・・・排出用ゲート
16−C・・・排出用ゲートシリンダー
17・・・貯留予備圧縮手段
18・・・移動手段
18−A・・・第1の移動手段
18−B・・・第2の移動手段
19・・・予備圧縮用シリンダー
20・・・予備圧縮用プッシャー
21・・・貯留予備圧縮ケーシング
22・・・移動用プッシャー
23・・・移動用シリンダー
24・・・移動用ケーシング
25・・・被圧縮物
26・・・移動用角筒
27・・・梱包品排出コンベア

【特許請求の範囲】
【請求項1】
廃棄物の投入口及び被圧縮物の排出口を有する圧縮減容用ケーシング及び圧縮減容用シリンダー及び圧縮減容用プッシャーにて構成される圧縮減容手段と、圧縮減容用ケーシングの圧縮減容室に交差、連通する押し出し用ケーシング及び押し出し用シリンダー及び押し出し用プッシャーを有する押し出し手段により、被圧縮物を前記被圧縮物の排出口より圧縮減容手段の圧縮方向と直角方向へ所定の間隔で押し出しつつ、プラスチックバンドまたは針金によって所定の間隔で複数列固縛し梱包する押し出し梱包手段と、によって構成される廃棄物の圧縮減容梱包装置において、前記圧縮減容室に交差、連通する位置に移動用ケーシング及び移動用シリンダー及び移動用プッシャーからなる移動手段を配置し、かつ押し出し梱包手段を圧縮減容手段から分離した別経路に配置し、被圧縮物を前記移動手段により前記押し出し梱包手段へ移動可能とした事を特徴とする前記廃棄物の圧縮減容梱包装置。
【請求項2】
廃棄物の貯留予備圧縮手段を請求項1に記載する圧縮減容手段の前段に設け、前記予備圧縮物排出口を請求項1に記載する圧縮減容手段の投入口に連通させた事を特徴とする請求項1に記載する圧縮減容装置。
【請求項3】
廃棄物或いは予備圧縮された廃棄物を圧縮減容する請求項1に記載した圧縮減容手段の圧縮方向が、重力方向である事を特徴とする請求項1ならびに請求項2に記載した廃棄物の圧縮減容梱包装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−284564(P2010−284564A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−137782(P2009−137782)
【出願日】平成21年6月9日(2009.6.9)
【出願人】(305039747)
【出願人】(593210651)株式会社物井工機 (9)
【Fターム(参考)】