説明

建設機械のキャブ内収納式テーブル装置

【課題】オペレータの操作性又は作業効率を低下させることなく、キャブ内における居住快適性を向上させる。
【解決手段】キャブ内にシート11を設けて成る建設機械のキャブ内収納式テーブル装置であって、前記シート11にテーブル16を設置すると共に、テーブル16を収納位置に退避可能に設ける。テーブル16は複数の矩形状のプレート17同士を折り畳み可能に連結して成り、シート11のアームレスト12下方にテーブル16を退避させて収納できるように構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は建設機械のキャブ内収納式テーブル装置に関するものであり、特に、キャブ内の居住快適性を向上させることができる建設機械のキャブ内収納式テーブル装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、油圧ショベル等の建設機械は、下部走行体に上部旋回体が旋回可能に搭載され、該上部旋回体にブーム等の作業アタッチメントが取り付けられている。又、上部旋回体にはキャブが搭載され、図9に示すように、キャブ1内の略中央部にシート(運転席)2が設けられている。更に、シート2の左右両側にアームレスト3,4が配設され、該アームレスト3,4の前部近傍に操作レバー5,6が設けられている。
【0003】
キャブ1内にはその他に各種装置、例えば、モニタ装置7、走行レバー8、並びにエアコンやオーディオ装置(図示せず)等が搭載されている。このように、キャブ1内には多く各種装置が配設されているが、周囲の作業状況を確認し易くするために、キャブ1は可能な限りコンパクトに構成されている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2005−188156公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記建設機械は、宅地造成、解体家屋、道路、災害復旧、山林又は河川等の様々な作業現場にて使用されているが、作業現場によりオペレータは殆ど1日中キャブ内で過ごさなければならないことがある。そして、オペレータは休憩時にはキャブ内で昼食、読書、或いは、作業報告書の作成などをすることが多い。この場合、キャブ内にはテーブルが設けられていないために、昼食或いは読書等を為す際に不便になるという欠点があった。
【0005】
前記欠点を除去するには、シートの前方にテーブルを付設することが考えられる。このように構成すると、テーブル上に弁当や本を載せることができるので、オペレータは昼食や読書をする際に便利になり、キャブ内の居住快適性が向上する。しかし、シートの前方にテーブルが存在すると、該テーブルが運転操作時に邪魔になり、オペレータの操作性又は作業効率が低下するという問題が生じる。
【0006】
そこで、オペレータの操作性又は作業効率を低下させることなく、キャブ内における居住快適性を向上させるために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、キャブ内にシートが設置された建設機械のキャブ内収納式テーブル装置であって、前記シートの前部にテーブルが移動可能に設けられ、該テーブルは前記シートのアームレストの下方若しくは背もたれ部の後方に退避させて収納できるように構成した建設機械のキャブ内収納式テーブル装置を提供する。
【0008】
この構成によれば、オペレータは、休憩時にテーブル上に弁当や本等を載せて昼食や読書をすることができる。又、運転操作時には、テーブルをシートのアームレストの下方若しくは背もたれ部の後方に退避させて収納する。
【0009】
請求項2記載の発明は、上記テーブルは、矩形状に形成された複数のプレートの側縁部同士を折り畳み可能に連結して成り、上記シートのアームレストの下方には前記プレートを巻き取る手段が設けられ、該プレートを巻き取り方式にて上記シートのアームレストの下方に退避させて収納できるように構成した請求項1記載の建設機械のキャブ内収納式テーブル装置を提供する。
【0010】
この構成によれば、矩形状のプレート同士を折り畳み可能に連結して成るテーブルは、不使用時に、該プレートを巻き取り方式にてアームレストの下方に退避させて収納する。
【0011】
請求項3記載の発明は、上記テーブルは、扇形に形成された複数のプレートの側縁部同士を折り畳み可能に連結して成り、上記シートのアームレストの下方には前記プレートを水平回動可能に支持する手段が設けられ、該プレートを水平回動方式にて上記シートのアームレストの下方に退避させて収納できるように構成した請求項1記載の建設機械のキャブ内収納式テーブル装置を提供する。
【0012】
この構成によれば、扇形のプレート同士を折り畳み可能に連結して成るテーブルは、不使用時に、該プレートを水平回動方式にてアームレストの下方に退避させて収納する。
【0013】
請求項4記載の発明は、上記テーブルは、上記シートの背もたれ部の左右両側に設けた水平軸に前後回動可能に取り付けられ、前記テーブルを前後回動方式にて前記背もたれ部の後方に退避させて収納できるように構成した請求項1記載の建設機械のキャブ内収納式テーブル装置を提供する。
【0014】
この構成によれば、テーブルは、不使用時にシートの背もたれ部の後方に退避させて収納する。
【発明の効果】
【0015】
請求項1記載の発明は、休憩時に、テーブル上に弁当等の物品を載せて食事等を行えるので、キャブ内の居住快適性を向上させることができる。又、運転操作時には、テーブルを収納位置に移動させることによりテーブルが邪魔にならないので、オペレータの操作性又は作業効率を低下させる恐れがない。
【0016】
請求項2記載の発明は、テーブルはアームレスト下方の空きスペースにコンパクトに収納できるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、収納スペースを特別に確保する必要がなく、巻き取り方式でテーブルを簡単に収納することができる。
【0017】
請求項3記載の発明は、テーブルはアームレスト下方の空きスペースにコンパクトに収納できるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、収納スペースを特別に確保する必要がなく、水平回動方式でテーブルを簡単に収納することができる。
【0018】
請求項4記載の発明は、テーブルはシートの背もたれ部後方の空きスペースにコンパクトに収納できるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、収納スペースを特別に確保する必要がなく、前後回動方式にてテーブルをワンタッチで収納することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明は、オペレータの操作性又は作業効率を低下させることなく、キャブ内における居住快適性を向上させるという目的を達成するため、キャブ内にシートが設置された建設機械のキャブ内収納式テーブル装置であって、前記シートの前部にテーブルが移動可能に設けられ、該テーブルは前記シートのアームレストの下方若しくは背もたれ部の後方に退避させて収納できるように構成したことにより実現した。
【実施例】
【0020】
以下、本発明の好適な第1実施例を図1及び図2に基づいて説明する。図1は本実施例に係る収納式テーブル装置を備えたシートを示す平面図である。尚、本実施例のシートは、油圧ショベル等の建設機械に搭載されたキャブ内に配設されているが、該キャブ内の構造は、図9の従来例と略同様である。即ち、キャブ内にはモニタ装置、走行レバー、エアコン及びオーディオ装置などの各種装置が搭載されている。
【0021】
図1に示すように、シート11の左右両側にはアームレスト12,13が配設されていると共に、該アームレスト12,13の前部近傍には操作レバー14,15が設けられている。又、シート11の前部には収納式のテーブル16が設置され、該テーブル16は収納位置、即ち、図2に示すように、アームレスト12下方の空きスペースに移動可能に設けられている。
【0022】
本実施例では、テーブル16は、縦長の矩形状に形成された複数のプレート17,17…から成り、隣接するプレート17,17…の側縁部同士は互いに折り畳み可能に連結されている。又、プレート17,17…は、アームレスト12の下方にて巻き取り方式にて収納できるように構成されている。
【0023】
即ち、図2に示すように、アームレスト12の下側には、前記プレート17,17…を巻き取るための巻き取り軸18が設置されている。該巻き取り軸18は、アームレスト12下面に固設したブラケット19により回動可能に支持され、且つ、該アームレスト12下面に対して略平行となるように水平に配置されている。又、ブラケット19の内側面(図2の右側面)にはガイド板20が水平に固定され、該ガイド板20は、テーブル16の引出し端側のプレート17,17…を左右方向LRにスライド可能に支持している。
【0024】
更に、隣接する各プレート17,17…間の下面側には、該プレート17,17…の側縁部同士を互いに連結固定すべく、回動式のロック部材21,21…が連結固定位置又は連結解除位置に操作可能に取り付けられている。そして、該ロック部材21,21…を連結固定位置から連結解除位置に回動操作することで、前記プレート17,17…同士の連結固定を解除できるように構成されている。
【0025】
次に、本実施例に係る収納式テーブル装置の使用方法について説明する。先ず、テーブル16を使用する際は、テーブル16の引出し端側のプレート17,17…を引き出すことにより、該プレート17,17…がガイド板20上を円滑にスライドして、アームレスト12の内側(図2の右側)に水平移動する。
【0026】
そして、回動式のロック部材21,21…を連結解除位置から連結固定位置に回動操作することにより、隣接するプレート17,17…同士が互いに連結固定される。これにより、アームレスト12の内側にテーブル16が使用可能な水平状態に保持固定される。この場合、テーブル16の引出し端部を他方のアームレスト13下面に係止固定させることにより、テーブル16の支持強度を増大させることができる。
【0027】
このあと、使用状態のテーブル16を収納する際は、前記と逆の手順で操作すればよい。即ち、ロック部材21,21…を連結固定位置から連結解除位置に回動操作することにより、上記プレート17,17…同士の連結固定を解除する。そして、アームレスト12下側の巻き取り軸18を反時計回り方向に回動させることにより、アームレスト12内側に引き出されていたプレート17,17…が巻き取り軸18の外周に巻き取られる。これにより、前記プレート17,17…がアームレスト12の下方に退避して巻取状態で収納される。
【0028】
尚、ガイド板20上面に、ロック部材21,21…の回動位置を自動的に変更するための回動位置変更部材1を設けることも可能である。即ち、プレート17,17…が引き出し動作するときは、ロック部材21,21…が回動位置変更部材の一部に接触して連結固定位置に自動的にセットされ、又、プレート17,17…が巻き取り動作するときは、ロック部材21,21…が回動位置変更部材の他部に接触して連結解除位置に自動的にセットされるように構成することもできる。
【0029】
以上の如く本発明によると、シート11前部に付設したテーブル16をアームレスト12の内側に引き出して使用可能な水平状態に固定することにより、テーブル16上に弁当、飲み物、書籍、作業報告書等の物品を載置することができる。
【0030】
斯くして、休憩時に、オペレータはシート11に着座した状態で食事、読書又は書類の作成などを行えるので、キャブ内における居住快適性が著しく向上する。又、運転操作時には、テーブル16をアームレスト12の下方に収納することにより、テーブル16が運転操作の邪魔にならないので、オペレータの操作性又は作業効率を低下させる恐れがない。
【0031】
特に、本実施例によれば、矩形状のプレート17,17…から成るテーブル16は、不使用時に、該プレート17,17…を巻き取り方式にてアームレスト12下方の空きスペースに退避させることにより、プレート17,17…をコンパクトに巻き取った状態で収納できる。従って、収納スペースを特別に確保する必要がなく、テーブル16を簡単に収納することができる。
【0032】
次に、本発明の第2実施例を図3乃至図5に従って説明する。図3は本実施例に係るシート25を示す平面図である。同図に示すように、シート25の前部には、四半円形の小型のテーブル26が設置されている。該テーブル26は、互いに同一サイズの扇形に形成された複数(例えば4枚)のプレート27a,27b,27c,27dから成り、該プレート27a,27b,27c,27dを水平回動方式にてアームレスト22の下方に退避させて収納できるように構成されている。
【0033】
図4に示すように、アームレスト22の下面にはテーブル回動用の鉛直軸28が固設され、該鉛直軸28には扇形のプレート27a,27b,27c,27dの基端部が水平回動可能に取り付けられている(図5参照)。又、アームレスト22の下面にはテーブル支持用の水平板(図示せず)が固設され、該水平板によりプレート27a,27b,27c,27d下面を略水平な使用状態(展開状態)に支持できるように構成されている。
【0034】
前記テーブル26の収納時には、図4に示すように、扇形のプレート27a,27b,27c,27dは互いに重合して収納される。依って、テーブル26は、平面視では扇形(円周角約22.5度)を呈してコンパクトに収納される。
【0035】
テーブル26を使用する際は、前記プレート27a,27b,27c,27dを回動変位させることにより、アームレスト22の内側(図5の右側)に水平に展開させる。即ち、4枚のプレート27a,27b,27c,27dを鉛直軸28の回りに反時計方向にそれぞれ所定角度だけ回動操作することにより、該プレート27a,27b,27c,27dは、上記水平板上を円滑に水平回動して展開し、図5に示すように、全体として平面視にて四半円形のテーブル26が形成される。
【0036】
これにより、アームレスト22の内側に四半円形のテーブル26が使用可能な水平状態に保持固定される。尚、図示例ではテーブル26は一方のアームレスト22のみに付設しているが、他方のアームレスト23にも付設することができる。
【0037】
本実施例によれば、扇形のプレート27a,27b,27c,27dから成るテーブル26は、不使用時に、該プレート27a,27b,27c,27dを水平回動方式にてアームレスト22下方に退避させることにより、アームレスト22下方の空きスペースにコンパクトに収納できるので、収納スペースを特別に確保する必要がなく、水平回動方式で簡単に収納することができる。
【0038】
次に、本発明の第3実施例を図6乃至図8に従って説明する。図6は本実施例に係るシート31を示す側面図である。同図に示すように、シート31には大型のテーブル36が付設され、該テーブル36は、シート31の背もたれ部30の後面上部に設けた水平軸34に前後回動可能に取り付けられ、且つ、前後回動方式にて背もたれ部30の後方に退避させて収納できるように構成されている。
【0039】
図7及び図8に示すように、テーブル36は、矩形状の本体部35と、該本体部35の左右両側部を支持する略コ字状の支持アーム33とから成る。そして、支持アーム33の左右両端部は、背もたれ部30の後面上部に設けた水平軸34まわりに前後方向FBに回動操作できるように取り付けられている。又、矩形状の本体部35と支持アーム33との間には枢着軸37が介設けられ、該枢着軸37を介して本体部35は、支持アーム33に対して前後方向FBに折り畳み可能に連結されている。
【0040】
本実施例に係るテーブル36を使用する際は、該テーブル36を水平軸34の回りに前方向F(図7における反時計回り方向)に回動操作することにより、テーブル36の本体部35がアームレスト38,39上面に当接する位置まで移動して、該アームレスト38,39上にテーブル36が載置して停止する。
【0041】
このあと、使用状態のテーブル36を収納する際は、テーブル36を水平軸34の回りに後方向B(図7における時計回り方向)に回動操作することにより、シート31の背もたれ部30の後面と対面する略垂下状態になる収納位置まで移動する(図6参照)。
【0042】
本実施例によれば、不使用時には、テーブル36は、前後回動方式にてシート31の背もたれ部30後方に退避させることにより、背もたれ部30後方の空きスペースにコンパクトに収納できる。
【0043】
従って、上記実施例と同様の効果を奏し得る。即ち、収納スペースを特別に確保する必要がなく、テーブル36をワンタッチで回動操作して収納することができる。又、テーブル36は使用状態ではアームレスト38,39上に載置して固定されるので、テーブル36の支持強度が増大する。斯くして、テーブル36の載置面積を広くできるのみならず、強度の高い大型のテーブル36を容易に作製することができる。
【0044】
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の第1実施例を示し、建設機械のキャブ内に設置した収納式テーブル装置付きのシートの平面図。
【図2】図1の収納式テーブル装置の要部を示すA矢視詳細図。
【図3】本発明の第2実施例を示し、建設機械のキャブ内に設置した収納式テーブル装置付きのシートの平面図。
【図4】図3の収納式テーブル装置の収納状態を説明する要部拡大平面図。
【図5】図3の収納式テーブル装置の使用状態を説明する要部拡大平面図。
【図6】本発明の第3実施例を示し、建設機械のキャブ内に設置した収納式テーブル装置付きのシートの側面図。
【図7】図6の収納式テーブル装置の収納状態を説明する側面図。
【図8】図6の収納式テーブル装置の回動操作の途中の状態を説明する正面図。
【図9】従来例を示し、建設機械に搭載したキャブ内部を示す斜視図。
【符号の説明】
【0046】
11 シート
12,13 アームレスト
16 (巻き取り式)テーブル
17 (矩形状)プレート
18 巻き取り軸
19 ブラケット
20 ガイド板
21 ロック部材
25 シート
26 (水平回動式)テーブル
27a〜27d (扇形)プレート
28 鉛直軸
30 背もたれ部
33 支持アーム
34 水平軸
35 本体部
36 (前後回動式)テーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャブ内にシートが設置された建設機械のキャブ内収納式テーブル装置であって、前記シートの前部にテーブルが移動可能に設けられ、該テーブルは前記シートのアームレストの下方若しくは背もたれ部の後方に退避させて収納できるように構成したことを特徴とする建設機械のキャブ内収納式テーブル装置。
【請求項2】
上記テーブルは、矩形状に形成された複数のプレートの側縁部同士を折り畳み可能に連結して成り、上記シートのアームレストの下方には前記プレートを巻き取る手段が設けられ、該プレートを巻き取り方式にて上記シートのアームレストの下方に退避させて収納できるように構成したことを特徴とする請求項1記載の建設機械のキャブ内収納式テーブル装置。
【請求項3】
上記テーブルは、扇形に形成された複数のプレートの側縁部同士を折り畳み可能に連結して成り、上記シートのアームレストの下方には前記プレートを水平回動可能に支持する手段が設けられ、該プレートを水平回動方式にて上記シートのアームレストの下方に退避させて収納できるように構成したことを特徴とする請求項1記載の建設機械のキャブ内収納式テーブル装置。
【請求項4】
上記テーブルは、上記シートの背もたれ部の左右両側に設けた水平軸に前後回動可能に取り付けられ、前記テーブルを前後回動方式にて前記背もたれ部の後方に退避させて収納できるように構成したことを特徴とする請求項1記載の建設機械のキャブ内収納式テーブル装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−155536(P2010−155536A)
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−334958(P2008−334958)
【出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【出願人】(502246528)住友建機株式会社 (346)
【Fターム(参考)】