説明

弁と共に用いるコレット

回転アクチュエータを弁に連結するコレットが開示される。例示のコレットは、第1の複数の可撓性部材(230a〜230b)を備える。第1の複数の可撓性部材(230a〜230b)は、細長部材(122)に連結され、かつその各々は、第1の内面(234a〜234b)および第1の外面(238a〜238b)を有するように構成される。第1の内面および第1の外面は、第1の断面形状を画定する。例示のコレットは、第2の複数の可撓性部材(232a〜232b)をさらに含む。第2の複数の可撓性部材(232a〜232b)は、細長部材に連結され、かつその各々は、第2の内面(236a〜236b)および第2の外面(240a〜240b)を有するように構成される。第2の内面および第2の外面が画定する断面形状は、第1の複数の可撓性部材の第1の断面形状とは異なる。第1および第2の外面は、第1および第2の複数の可撓性部材(230、232)が細長部材の軸(250)に向かって変位し、第1および第2の内面(234、236)が長方形状のシャフトの1つ以上の面に係合するように、レバー(210)の開口部(206)の第3の内面(208)に係合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、概して制御弁に関し、より具体的には、弁と共に用いるコレットに関する。
【背景技術】
【0002】
流体プロセスシステムでは、例えばプロセス流体の流れを制御するための回転弁等の弁が一般的に用いられている。一般的に、回転弁は、流体管路内に配置され、かつ典型的にはシャフトを介して回転弁の本体に回転可能に連結されている流量制御部材を含む。典型的には、回転弁から延在するシャフトの一部は、流量制御部材を動作させるアクチュエータ(例えば、空気圧式アクチュエータ、電動アクチュエータ、油圧アクチュエータ等)に動作可能に連結される。一般的に、アクチュエータを弁棒に連結するために、レバーまたはレバーアームが用いられる。レバーは、アクチュエータステムの直線的な変位を弁棒の回転変位に変換する。このように、レバーの回転により、弁棒および流量制御部材(例えば、ディスク、ボール等)を回転させて、弁を通る流量を増大または抑制する。動作中、レバーおよび弁棒を回転するアクチュエータの変位を制御するためにポジショナが用いられ得る。これにより、弁の流量制御部材を所望の角度位置に制御して、回転弁を通る流量を所望の量にする。
【0003】
業界標準(例えば、国際標準化機構)により、アクチュエータを異なるサイズの弁棒に連結する手段が提供される。アクチュエータまたは弁を改良すること無く、複数すなわち異なる製造業者によって製造されたアクチュエータおよび弁が交換可能に連結できることが、ISO標準規格の準拠には必要となる。制御弁と種々のアクチュエータとの適合を容易にするために、入手可能なアクチュエータのほとんどは、例えば異なるサイズの正方形状の弁棒を収容可能な正方形状のボア等のシャフト連結器を有する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
いくつかの既知のコレットは、レバーの円筒形状の内面と係合するような、略円形状の横断面を有する円筒形状の外面または部分を有する。しかしながら、略円形状の断面に係合する端部を有する円筒形状のコレットは、逆回転のトルクが生じる際に、コレットとコレットホルダまたはレバーとの間に作動の不完全が生じる傾向がある。調節用途中に、アクチュエータは、レバーを介して弁棒にトルクを与える。これにより、弁を通る流量を所望の量にするために、時計回り方向と反時計回り方向との間で流量制御部材の回転方向を変化させる。この回転方向の変化により、レバーとの接続から円筒形状のコレットがずれる場合があり、その結果、コレットとレバーとの間の作動の不完全が生じる。通常、このような作動の不完全により、流量制御部材の位置決めが不正確になり、その結果、弁を通って流れる流量の制御が劣悪となる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施例では、回転弁と共に用いるシャフト連結器組立体は、連結部が連結された第1端部および第2端部を有しており、第1軸と垂直な第2軸に沿った第2の寸法よりも実質的に大きい、第1軸に沿った第1の寸法の断面形状を有する細長部材と、長方形状のシャフトを収容するように構成された第1開口部とを含む。連結部は、第1開口部を少なくとも部分的に画定する第1の面と、連結部の断面形状を少なくとも部分的に画定する第2の面とを有する少なくとも1つの第1の可撓性部材を含む。シャフト連結器組立体は、細長部材を収容する第2開口部と、第3の面を有しており、連結部を収容するように構成された第3開口部とを有するスリーブをさらに含む。
【0006】
別の実施例では、長方形状のシャフトと共に用いるコレットは、細長部材に連結するように構成された第1の複数の可撓性部材を含み、その各々は第1の内面および第1の外面を有する。第1の内面および第1の外面は、第1の断面形状を画定する。例示のコレットは、細長部材に連結されるように構成された第2の複数の可撓性部材をさらに含み、その各々は第2の内面および第2の外面を有する。第2の内面および第2の外面が画定する第2の断面形状は、第1の複数の可撓性部材の第1の断面形状と異なる。第1および第2の外面は、第1および第2の内面を長方形状のシャフトの1つ以上の面に係合させ、第1および第2の複数の可撓性部材を細長部材の軸に向けて変位させるように構成された、レバーの開口部の第3の内面に係合する。
【0007】
さらに別の実施例では、例示のコレットは、細長部材に連結しており、楕円形状を画定する外面を有する連結部と、長方形状のシャフトを収容するように構成された第1開口部とを含む。連結部は、第1開口部を少なくとも部分的に画定する第1の内面、および連結部の外面を少なくとも部分的に画定する第1の曲外面を有する第1の可撓性部材を備える。連結部は、第1の可撓性部材に隣接し、第1開口部を少なくとも部分的に画定する第2の内面、および連結部の外面を少なくとも部分的に画定する第2の曲外面を有する、第2の可撓性部材をさらに備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1A】本明細書に記載された例示のコレットおよびレバーを有する、例示の回転アクチュエータ組立体を示す図である。
【図1B】図1Aに示した回転アクチュエータ組立体を実現するために用いられてもよい回転弁を示す図である。
【図2A】図1Aおよび図1Bに示した例示のコレットおよびレバーを示す図である。
【図2B】図2Aに示した例示のコレットの端面図である。
【図3A】本明細書に記載された別の例示のコレットを示す図である。
【図3B】図3Aに示した例示のコレットの端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書に開示される例示のコレットは、異なるサイズの略正方形状または長方形状の弁棒を制御弁アクチュエータに連結するために用いられてもよい。本明細書に用いられる場合、用語「略長方形状」は、略正方形状の幾何学形状を含む。既知の連結技術とは異なり、本明細書に記載された例示のコレットは、くさび、シャフトキー等の使用を必要とせずに、レバーと略長方形状(例えば、正方形状)のシャフトとの間の非常に堅固な連結をもたらす。動作中、本明細書に記載された例示のコレットは、アクチュエータと閉鎖部材(例えば、弁体)との間の作動の不完全を実質的に除去する。さらに、本明細書に記載された例示のコレットは、例えば取り付け工程、修理工程等を目的としたアクチュエータと弁棒との連結および分離が容易である。
【0010】
以下により詳細に記載するように、例示のコレットは、略楕円形状の断面を形成または画定する1つ以上の外面を有する連結部を含み得る。連結部は、長方形状または正方形状のシャフトに係合するように構成された、内面を有する少なくとも1つの可撓性部材(例えば、突起部、指状突起等)、および例えばレバーまたはスリーブ等の連結部品のテーパ内面に係合する曲面部を含むテーパ外面を含み得る。可撓性部材は、細長部材の第1端部に連結され得、かつ連結部品によって細長部材の軸に向かい変位され得る。さらに、外面は、曲面に隣接し、かつそれに対してくぼんだ略平面状の面または部分を含み得る。これにより、連結部品に連結される際に、細長部材の軸に向かう可撓性部材の変位を容易にするための大きな可撓性を可撓性部材は有する。通常、本明細書に記載された例示のコレットを実現するのに任意の数の可撓性部材が用いられ得る。さらに、第1の可撓性部材は、第2の可撓性部材の断面とは異なる形状および/またはサイズである、第1の断面を含んでもよい。
【0011】
本明細書に記載された例示のコレットの楕円形状の外面は有利にも、レバーとコレットとの間のずれを低減または実施的に除去する。このずれの低減または除去は、レバーが閉鎖部材を第1方向(例えば、開位置に向かう)に回転させるトルクをレバーに伝える、およびレバーが閉鎖部材を第1方向と反対向きの第2方向(例えば、閉位置に向かう)に回転させるトルクをアクチュエータがレバーに伝える調節用途中に特に有利となる。このようなトルクまたは逆トルクにおける方向変化により、連結部品(例えば、レバー)内においてコレットの外面がずれる場合がある。例えば、本明細書に記載された例示のコレットの楕円形状の外面は、連結部品(例えば、レバー)の楕円形状の内面に係合し、連結部品とコレットとの間における実質的に堅固なかみ合いまたは接続がもたらされる。これにより、連結部品とコレットとの間の動作損失が防止されるか、最小限になり、それ故、アクチュエータと、連結部品およびコレットに付随する弁の流量制御部材との間の作動の不完全が防止されるか、最小限となる。
【0012】
図1Aは、本明細書に記載された、例示の連結器組立体102を有する例示の回転アクチュエータ組立体100を示す。図1Bは、図1Aに示した回転アクチュエータ組立体100を実現するために使用され得る回転弁104を示す。通常、例示の回転アクチュエータ組立体100は、連結器組立体102を介して回転弁104に動作可能に連結されたアクチュエータ106を含む。アクチュエータ106は、弁104を流れる流量を制御するために、回転弁104の開閉動作(すなわち、回転、転換等)を行うように構成される。
【0013】
図1Aを参照すると、アクチュエータ106(例えば、ダイヤフラムアクチュエータ、ピストンアクチュエータ等)は、回転アクチュエータ組立体100のハウジング108に連結される。ハウジング108は、第1面板112、および第1面板112の反対側(すなわち、アクチュエータ106の背面)における第2面板(不図示)を含む。第1面板112および第2面板は、略近似または同一であり、アクチュエータ106のフェイルセーフ操作を現場で設定可能にする。第1面板112は、回転弁104をアクチュエータ106に取り付けるための複数の取付穴114を含む。取付ブラケット116(図1B)は、留め具118(図1B)または取付穴114に挿入および/またはそれを貫通する任意の他の適切な締結機構により、回転弁104を面板112に取り付ける。
【0014】
図1Aに示すように、第1面板112は、連結器組立体102を露出するようにアクチュエータ106から取り除かれている。連結器組立体102は、例示のコレット122に連結または係合する例示のレバー120を含む。レバー120およびコレット122の組立体は、非常に詳細に下に記載される。コレット122は、回転弁104をアクチュエータ106へ動作可能に連結する。アクチュエータ106は、レバー120に連結するロッドエンド軸受124を有するアクチュエータステム(不図示)を含む。
【0015】
図1Bを参照すると、回転弁104は、流量制御部材128を収容する弁本体126と、シールリング130の座面とを含む。流量制御部材128は、シールリング130に係合し、弁104を通る流量を制御する。流量制御部材128は、弁棒132に連結される。また、弁棒132は、コレット122を介してレバー120に連結される。弁棒132は、略正方形状の端部134を有しており、正方形状のシャフトにおけるISO規格に準拠してもよい。しかしながら、任意の他の形状(例えば、任意の多角形状)および/またはサイズの弁棒132が用いられ得る。以下により詳細に記載するように、コレット122は、レバー120に連結された際に、回転弁104の弁棒132にクランプ力を加えるように構成される。
【0016】
図1Bに示すように、レバー106の第1端部136は、連結器組立体102を形成するために、例示のコレット122を収容またはそれに係合するように構成された第1スリーブ138を提供する。同様に、レバー106の第2端部140は、第2連結部144を形成するために、これを貫通して例示のコレット122が挿入され得る第2スリーブ142を提供する。例示のコレット122は、第1スリーブ138または第2スリーブ142に係合するように、レバー120に引き込まれ得る(すなわち、レバーは可逆的であってもよい)。以下により詳細に記載するように、レバー120は、ワッシャ146および留め具148に係合することによって、その内部にコレット122を引き込む。これにより、コレット122が弁棒132にクランプ力を加える。
【0017】
動作中、回転アクチュエータ組立体100は、例えば圧縮空気等の制御信号を受信し、アクチュエータ内にダイヤフラム板(不図示)を変位させる。ダイヤフラム板は、レバー120に連結するアクチュエータステム(不図示)に直接連結される。ダイヤフラム板の変位により、アクチュエータステムが対応する直線的な移動をする。アクチュエータステムの直線的な変位が、レバー120の回転変位に転換される。これにより、レバー120は、コレット122を介して弁棒132に回転力すなわちトルクを伝える。このトルクにより、閉鎖部材128が所望の角度位置に回転し、回転弁104を通って流れる流量を変化すなわち制御する。例えば、アクチュエータ106は、第1方向に閉鎖部材128を回転させる第1のトルクをレバー120に伝え、および第1方向と逆方向の第2方向に閉鎖部材128を回転させる第2のトルクをレバー120に伝える。このトルクまたは逆トルクの方向変化の際に、コレット122が適切なサイズで無いか、またはレバー120に堅固に連結されていない場合に、コレット122がレバー120内部でずれることがある。流量制御部材128は、弁104を通る流量を抑制する閉鎖位置にある場合、回転弁104を通る流路を取り囲むシールリング130に係合する。
【0018】
流量制御部材128の調節は、所望の処理流量および/または圧力を達成するための、完全な開位置と完全な閉位置との間における流量制御部材128の位置調節および制御を含み得る。さらに、流量制御部材128の調節は、プロセス流体の流量および/または圧力を連続的に測定するように構成されたフィードバックシステム(不図示)に関連して実行され得る。次に、フィードバックシステムは、プロセス流体の流量および/または圧力の変化に応じて、例えばアクチュエータ106にレバー120を少なくとも部分的に作動させ得る。調節用途では、流量制御部材128の正確な位置決めを達成するために、レバー120と弁棒132との間の動作損失(lost motion)を最小化する、又は低減することが重要である。一般的に、このような動作損失により、流量制御部材の実際の位置が所望の位置から外れる。このような動作損失の発生を実質的に低減または防止することにより、より正確なおよび向上した弁の動作が提供される。逆トルクにより生じるずれに対する抵抗は、レバー120とコレット122との間の堅固なかみ合い結合によって、最小化または実質的に低減され得る。
【0019】
図2Aに、図1Aに示した例示のレバー120および例示のコレット122を示す。図2Bは、図1Aおよび図2Aに示した例示のコレット122の端面図である。組み立てられた構成では、例示のレバー120および例示のコレット122は、例えば図1Aおよび図1Bに示したような連結を形成する。レバー120は、本体202を含み、その中心の実質的に近くに第1開口部または孔204が形成される。スリーブ138は、開口部204の直径よりも大きな直径を有する第2開口部206を有する。第2開口部206は、楕円形状(例えば、長円、卵型等)の断面、より具体的には、第1開口部204の内部に向かってテーパが付いた楕円形状(例えば、長円形状、卵型形状)の内面208を画定する面を有する。内面208は、コレット122がレバー120内に引き込まれた際の干渉を実質的に低減するために、複数の凹部209(例えば、くぼみ)をさらに含み得る。一部の実施例では、レバー120の第2スリーブ142は、楕円形状(例えば、長円、卵型等)の断面、および、より具体的には、第1開口部204の内部に向かってテーパが付いた楕円形状(例えば、長円形状、卵型等)の内面を画定する面を有する、第2開口部206と反対側の第3開口部(不図示)をも含み得る。図示した実施例では、スリーブ138および142は、レバー120と一体的に形成される。しかしながら、他の実施例では、スリーブ138および/または142は、任意の他の適切な1つ以上の方法によりレバー120に収容または連結される。
【0020】
レバー120は、本体202から延在するレバーアーム210および212を含む。アーム210および212は、孔または取付穴214および216を含み、各々、レバー120をアクチュエータステムのロッドエンド軸受124(図1A)に回転可能に連結する留め具(不図示)を収容する。さらに、本体202は、ポジショナ(不図示)に動作可能に連結するカム218を含むでもよく、これにより、弁100を制御するために、カム218上の位置に基づいたフィードバックが提供される。
【0021】
また、図2Bも参照すると、コレット122は、第1端部222および第2端部224を有する細長部材220を含む。第1端部222は、第1軸に沿った第1の長さ寸法D1(例えば、長軸)を有する、破線227で示した略楕円形状の断面を画定する外面を有する連結部226を含む。第1長さ寸法D1は、第1軸と略垂直である第2軸に沿った第2の長さ寸法D2(例えば、短軸)よりも大きい。また、第3の長さ寸法d3と第4の長さ寸法d4とは等しく、略正方形状の内部ボア228を形成する。図示した実施例では、連結部226は、細長部材220と一体的に形成され、実質的に単一の部品または構造を形成する。しかしながら、他の実施例では、連結部226は、任意の適切な1つ以上の締結手段を用いて細長部材220に連結される。
【0022】
図2Aおよび図2Bに示すように、連結部226は、第1の複数の可撓性部材または指部230a〜230bおよび第2の複数の可撓性部材または指部232a〜232bを備える。第1の複数の可撓性部材230a〜230b、および第2の複数の可撓性部材232a〜232bは、略正方形状のボア228の少なくとも一部を形成または画定する内面234a〜234bおよび236a〜236bをそれぞれ有する。ボア228は、例えば図1Bに示した弁棒132等の正方形状の弁棒を収容するように構成される。第1の複数の可撓性部材230a〜230bおよび第2の複数の可撓性部材232a〜232bは、第2開口部206のテーパ面208に対合可能に係合するテーパ外面238a〜238bおよび240a〜240bをもそれぞれ含む。第1および第2の複数の可撓性部材230a〜230bおよび232a〜232bは、スリット242a〜242dによって形成され得る。
【0023】
外面238a〜238bおよび240a〜240bは、連結部226の外面の少なくとも一部を形成または画定する、曲面または曲部244a〜244bおよび246a〜246bをそれぞれ含む。可撓性部材230a〜230bおよび232a〜232bの曲外面244a〜244bおよび246a〜246bは各々、連結部226の楕円形状(例えば、長円形状)の断面227の少なくとも一部を画定する。可撓性部材230a〜230bの断面形状は、可撓性部材232a〜232bの断面形状とは異なる。例えば、可撓性部材232a〜232bは厚さT1を有する断面を有し、可撓性部材230a〜230bは、厚さT1よりも薄い厚さT2を有する断面を有する。追加的または代替的に、曲外面244a〜244bは各々、第2の曲率半径r2とは異なる第1の曲率半径r1を有し、曲外面246a〜246bは各々、第2の曲率半径r4とは異なる第1の曲率半径r3を有する。さらに、外面244a〜244bの第1および第2の曲率半径r1およびr2各々は、外面246a〜246bの第1および第2の曲率半径r3およびr4各々と異なる。
【0024】
連結部226は、第2開口部206の内面208と係合する。楕円形状の連結部226および内面208は、例えば調節用途中の逆トルクに起因する作動の不完全を低減するように対合可能に係合する。したがって、連結部226は有利にも、コレット122の外面244a〜244bおよび246a〜246bと、レバー120の内面208との間のずれまたは回転を低減または実質的に除去する。
【0025】
例示のコレット122は、引き込みまたは引っ張り技術によりレバー120内に引き込まれ得る。図1Aおよび図1Bに関連して上述したように、スリーブ138に向かっておよび/またはその中に例示のコレット122を引き込むまたは引っ張るために、ワッシャ146および留め具(例えば、ドローナット)148が用いられ得る。例えば、細長部材220は、レバー120の開口部204およびワッシャ146を貫通して延在する第2端部224に外ネジ部248を有し得、これによりドローナット148に螺合される。この方法では、ドローナット148を締めることにより、例示のコレット122をレバー120内に引っ張る。この結果、下に記載するように、第2開口部206の内面208が、曲面部244a〜244bおよび246a〜246bに対合可能に係合し、可撓性部材230a〜230bおよび232a〜232bを内側に動かしてボア228内のシャフトに係合させる。代替的な構造では、細長部材220は、内ネジ部(不図示)および内ネジ部に係合して例示のコレット122をレバー120内に引き込むドローボルト(ドローナット148に代えて)を含み得る。凹部209は、コレット122をレバー120に引き込む際の干渉を低減し、例えば曲面部244a〜244bおよび246a〜246bの側面等の集中位置において、コレット122の外面238a〜238bおよび240a〜240bにレバー120の内面208を堅固に接触させる。
【0026】
コレット122がレバー120内に引き込まれる際に、第2開口部206のテーパ面208がテーパ外面238a〜238bおよび240a〜240bに係合し、可撓性部材230a〜230bおよび232a〜232bを細長部材220の軸250に向かって曲げるまたは押す。これにより、可撓性部材230a〜230bおよび232a〜232bが曲がり、ボア228の寸法を減少させる。このようにして、例示のコレット122は、例えば弁棒132に直接係合し得る。これにより、正方形状のボア228の面と弁棒132の面との間のいかなる隙間をも低減および/または除去する。
【0027】
図2Aに最も明確に示すように、外面238aおよび240aは、曲面部244aおよび246aに隣接しており、かつそれに対してくぼんだ平(例えば、略平)面部252aおよび254aそれぞれをさらに含み得る。図示しないが、外面238bおよび240bもまた、曲面部244bおよび246bに隣接するこのような平面を含み得る。平面部252aおよび254aは、曲面部244aおよび246aよりも薄い壁厚である部分を提供する。図示しないが、外面238bおよび240b各々は、曲面部244bおよび246bに隣接する平面部をさらに含み、平面部と曲面部244bおよび246bとの間に段部を形成する。平面部252aおよび254aの厚さと、曲面部244aおよび246aの厚さとの相違により、平面部252aおよび254aと曲面部244aおよび246aとの間に段部256aおよび258aがそれぞれ形成される。より薄い平面部252aおよび254aにより、可撓性部材230a〜230bおよび232a〜232bにより大きな可撓性を提供する。これにより、ボア228の寸法を低下させるような、細長部材220の軸250に向かう可撓性部材230a〜230bおよび232a〜232bの変位が容易になり、コレット122がレバー120内に引き込まれる際に弁棒により大きなクランプ力を提供する。
【0028】
シャフト(例えば、図1Bに示す弁棒132)がボア228内に配置されると、内側クランプ面234a〜234bおよび236a〜236bがそれに直接係合し、弁棒132にクランプ力を加える。これにより、内側クランプ面234a〜234bおよび236a〜236bと、弁棒132の1つ以上の面との間に実質的に堅固なかみ合いが達成される。例示のコレット122を介した、正方形状のボア228の面と弁棒132の面との間の隙間を除去することによって、レバー120と弁棒132との間の回転作動の不完全(すなわち、作動の不完全)は、実質的に低減または除去される。さらに、コレット122が、ドローナット148によってレバー120内に引き込まれるか、引っ張られる際に、スリーブ138の内面208が連結部226に対合可能に係合し、レバー120とコレット122との間の堅固な連結をもたらす。これにより、さらにレバー120とコレット122との間の作動の不完全を低減または最小化できる。上述のように、レバー120とコレット122との間のこの堅固な連結は、レバー120及びコレット122に行使される逆トルクにより、レバー120とコレット122とが、さもなければずれる可能性がある調節用途中に特に利点となる。
【0029】
時間の経過に従っておよび弁(例えば、図1Aおよび図1Bに示した弁100)の連続した動作により、弁棒の面は摩耗し得る。これにより、シャフトとアクチュエータとの間の初期の連結を緩めませる場合がある。しかしながら、例えば例示のコレット122等の本明細書に記載された例示のコレットを用いて、ドローナット148またはボルトを締めることによって、例示のコレット122をレバー120のスリーブ138内にさらに引き込み、可撓性部材230a〜230bおよび232a〜232bをシャフトに向かってさらに変位し得ることにより、アクチュエータ(例えば、アクチュエータ106)と弁棒(例えば、シャフト132)との間の実質的に堅固なかみ合いまたは連結は維持または容易に回復し得る。
【0030】
例示のコレット122の連結部226および/またはスリーブ138の内面208は、インベストメント鋳造または任意の他の適切な1つ以上の工程によって形成され得る。さらに、4個の可撓性部材230a〜230bおよび232a〜232bを有する例示のコレット122を示したが、より少数またはより多数の可撓性部材を用いた例示のコレット122を用いてもよい。例えば、例示のコレット122は、弁棒132の1つの面に力を加える一個の可撓性部材を用いて実施され得る。このような場合では、可撓性部材の内面は、コレットの長方形状のボアの一部を少なくとも部分的に画定し、可撓性部材の外面は、コレットの楕円形状の外面の一部を少なくとも部分的に画定する。他の実施例では、例示のコレットは、連結部226の外面の少なくとも一部および内部ボア228の少なくとも一部を形成するように構成された、例えば可撓性部材232a等の第2の可撓性部材に隣接する、例えば可撓性部材230a等の第1の可撓性部材を含み得る。
【0031】
図3Aは、図1A、図2Aおよび図2Bに示した例示のレバー120と共に用いられ得る、本明細書に記載された別の例示のコレット300を示す。図3Bは、図3Aに示した例示のコレット300の端面図である。図3Aおよび図3Bを参照すると、例示のコレット300は、細長部材302および連結部304を含む。連結部304は、略楕円形状の横断面を形成または画定する外面を有する。図3Aおよび図3Bに示すように、連結部304は、第1の複数の可撓性部材306a〜306bおよび第2の複数の可撓性部材308a〜308bを含む。第1の複数の可撓性部材306a〜306bは、平面(例えば、略平坦)凹部314a〜314bに隣接する曲部312a〜312bを有するテーパ外面310a〜310bをそれぞれ含む。同様に、第2の複数の可撓性部材308a〜308bは、平面部320a〜320bに隣接する曲部318a〜318bを有するテーパ外面316a〜316bをそれぞれ含む。曲部312a〜312bおよび318a〜318bは各々、第2の曲率半径(例えば、図2Bに示した曲率半径r2に類似)とは異なる第1の曲率半径(例えば、図2Bに示した曲率半径r1に類似)を有する曲線縁を有する。追加的または代替的に、第1の曲部312a〜312bの曲率半径は、第2の曲部318a〜318bの曲率半径と異なる。可撓性部材306a〜306bの横断面は、可撓性部材308a〜308bの横断面と異なる。
【0032】
可撓性部材306a〜306bおよび308a〜308bは、コレット300が例えば図1A、図1Bおよび図2Aに示したレバー120等の連結部品内に引き込まれる際に弁棒に係合する複数の略平坦な内側クランプ面322a〜322bおよび324a〜324bをさらに含む。内側クランプ面322a〜322bおよび324a〜324bは、略長方形状または正方形状のボア326を形成し、このボアは、略正方形状のシャフト(例えば、図1Bに示した弁棒132)を収容する。第1および第2の複数の可撓性部材306a〜306bおよび308a〜308bは、スリットまたは開口部328a〜328dによって形成され得る。可撓性部材306a〜306bおよび308a〜308bは各々、対応する内側クランプ面322a〜322bおよび324a〜324bのうちの1つ、および対応する外面310a〜310bおよび316a〜316bのうちの1つをそれぞれ提供する。
【0033】
外面310a〜310bおよび316a〜316bは、溝部または凹部330a〜330dおよび332a〜332dをそれぞれ含み、内側クランプ面322a〜322bおよび324a〜324bは、溝部または凹部334a〜334bおよび336a〜336bをそれぞれ含む。これにより、可撓性部材306a〜306bおよび308a〜308bは、弁棒の正方形状の端部の角部にクランプ力を供給または集中させる。溝部334a〜334bおよび336a〜336bにより、内面322a〜332bおよび324a〜324bの角部が、弁棒132の正方形状の端部の角部に係合または接触する。これにより、正方形状の弁棒132の角部に係合またはそれを固定する荷重が供給または集中される。このようにして、アクチュエータ106がレバー120を回転する際に、可撓性部材306a〜306bおよび308a〜308bは有利にも、内面322a〜322bおよび324a〜324bにより、コレット122と弁棒132との間で最も効果的にトルク伝達が行われる位置である、弁棒132の角部にクランプ力を集中または供給する。さらに、溝部330a〜330bおよび332a〜332bにより、レバー120の内面208が、曲面部312a〜312bおよび318a〜318bの角部に接触または係合する。これにより、コレット122がレバー120内に引き込まれる際に、弁棒132の角部により大きなクランプ力または荷重が伝わる。
【0034】
図1A、図1B、図2Aおよび図2Bに関連して記載した、コレット122がレバー120に収容されるのと実質的に同じ方法で、例示のコレット300は、レバー120に収容される。第2開口部206の内面208が可撓性部材306a〜306bおよび308a〜308bの曲面部312a〜312bおよび318a〜318bに係合するように、連結部304は、レバー120の第2開口部206に係合する。コレット300がレバー120内に引き込まれる際に、第2開口部206のテーパ内面208は、テーパ外面310a〜310bおよび316a〜316bに係合し、可撓性部材306a〜306bおよび308a〜308bをコレット300の軸340に向かって曲げるすなわち変位させる。このようにして、コレット300がスリーブ138内に引き込まれる際に、可撓性部材306a〜306bおよび308a〜308bは、例えば図1Bに示した弁棒132等正方形状の端部弁棒の角部に向かって変位し、それに直接係合する。特に、スリーブ138が例示のコレット300を収容する(すなわち、コレット300が、スリーブ138内に引き込まれる)際に、内面322a〜322bおよび324a〜324bが弁棒132の面に直接係合し、弁棒132の正方形状の端部の角部にクランプ力を供給する。さらに、外面310a〜310bおよび316a〜316bの平面部314a〜314bおよび320a〜320b各々の厚さは、それぞれ、曲面部312a〜312bおよび318a〜318bの厚さよりも実質的に薄い。これにより、コレット300の軸340に向かう可撓性部材306a〜306bおよび308a〜308bの可撓性を促進し、または変位が容易になり、コレット300がスリーブ138内に引き込まれる際に、弁棒により大きなクランプ力が伝わる。
【0035】
上述したように、アクチュエータ(例えば、アクチュエータ106)がレバー120を回転する際に、例示のコレット300は有利にも、可撓性部材306a〜306bおよび308a〜308bに、レバー120と弁棒(例えば、弁棒132)との間で最も効果的にトルク伝達が行われる位置である、正方形状の端部弁棒の角部に、集中したまたはより大きなクランプ力を供給させる。さらに、レバー120とコレット300との間において、ずれを防止する改良された接続が達成されるように、曲面部312a〜312bおよび318a〜318bは、非平坦な内面208に対合可能に係合する。したがって、コレット300とレバー120との間の作動の不完全がさらに低減する。
【0036】
本明細書に、特定の装置および製品が記載されているが、本発明の適用範囲は、これらに限定されない。それどころか、本発明は、添付の請求の範囲に文字通りにまたは均等論に従って正当に該当する全ての装置および製品を含む。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転弁と共に用いるシャフト連結器組立体であって、
第1端部および第2端部を有する細長部材と、
第1軸と垂直な第2軸に沿った第2の寸法よりも実質的に大きな、前記第1軸に沿った第1の寸法を有する断面形状、および長方形状のシャフトを収容するように構成された第1開口部を有する、前記細長部材の前記第1端部に連結された連結部であって、前記第1開口部を少なくとも部分的に画定する第1の面、および前記連結部の前記断面形状を少なくとも部分的に画定する第2の面を有する少なくとも1つの第1の可撓性部材を含む連結部と、
前記細長部材を収容する第2開口部、および前記連結部を収容するように構成された第3の面を有する第3開口部を有するスリーブと、を備える、回転弁と共に用いるシャフト連結器組立体。
【請求項2】
前記第3開口部の前記第3の面が、前記第2開口部に向かって内向きにテーパがついた、請求項1に記載のシャフト連結器組立体。
【請求項3】
前記第3開口部の前記テーパ面が、前記長方形状のシャフトの1つ以上の面に前記第1の面を係合させるように、前記細長部材の軸に向かって前記第1の可撓性部材を変位させる、請求項2に記載のシャフト連結器組立体。
【請求項4】
前記第1の可撓性部材が、前記第2の面に隣接し、かつ前記第2の面に対してくぼんだ第4の面をさらに備える、請求項1に記載のシャフト連結器組立体。
【請求項5】
前記第1の可撓性部材が、前記細長部材の前記第2端部に向かってテーパが付いた、請求項1に記載のシャフト連結器組立体。
【請求項6】
前記連結部の前記断面形状が長円形状を含む、請求項1に記載のシャフト連結器組立体。
【請求項7】
前記細長部材の前記第2端部が、前記細長部材を前記スリーブに連結する、請求項1に記載のシャフト連結器組立体。
【請求項8】
前記スリーブが、アクチュエータに回転可能に連結されるように構成されたレバーと一体的に形成される、請求項1に記載のシャフト連結器組立体。
【請求項9】
前記第1の可撓性部材の前記第1の面が、第1の溝部を備えて、前記第2の面が第2の溝部を備える、請求項1に記載のシャフト連結器組立体。
【請求項10】
前記第1の開口部を少なくとも部分的に画定する第5の面、および前記連結部の前記断面形状を少なくとも部分的に画定する第6の面を有する少なくとも第2の可撓性部材をさらに備え、前記第2の可撓性部材が、前記第1の可撓性部材の断面形状とは異なる断面形状を有する、請求項1に記載のシャフト連結器組立体。
【請求項11】
長方形状のシャフトと共に用いるコレットであって、
細長部材に連結されるように構成された第1の複数の可撓性部材であって、その各々が、第1の内面および第1の外面を有し、前記第1の内面および前記第1の外面が第1の断面形状を画定する第1の可撓性部材と、
前記細長部材に連結されるように構成された第2の複数の可撓性部材であって、その各々が、第2の内面および第2の外面を有し、前記第2の内面および前記第2の外面が、前記第1の複数の可撓性部材の前記第1の断面形状とは異なる第2の断面形状を画定する第2の可撓性部材と、を備え、前記第1および前記第2の複数の可撓性部材を前記細長部材の軸に向かって変位させて、前記第1および前記第2の内面を長方形状のシャフトの1つ以上の面に係合させるように構成された、レバーの開口部の第3の内面に前記第1および前記第2の外面が係合する、長方形状のシャフトと共に用いるコレット。
【請求項12】
前記第1および第2の外面が、楕円形状を画定する、請求項11に記載のコレット。
【請求項13】
第3の内面が、楕円形状を画定する、請求項11に記載のコレット。
【請求項14】
前記可塑性部材の各々は、前記可撓性部材が前記細長部材の前記軸に向かって変位するときに、前記可撓性部材により大きな屈曲性を提供するための凹部をさらに備える、請求項11に記載のコレット。
【請求項15】
前記細長部材が、前記第1および第2の複数の可撓性部材と一体的に形成される、請求項11に記載のコレット。
【請求項16】
前記第1および第2の内面が前記長方形状のシャフトに係合するときに、前記第1および第2の複数の可撓性部材が、前記長方形状のシャフトにクランプ力を加える、請求項11に記載のコレット。
【請求項17】
前記細長部材が、ナットまたはボルトのうちの少なくとも1つに係合するように構成された、螺刻された部分を含む、請求項11に記載のコレット。
【請求項18】
コレットであって、
長方形状のシャフトを収容するように構成された楕円形状および第1開口部を画定する外面を有する、細長部材に連結された連結部であって、
前記第1開口部を少なくとも部分的に画定する第1の内面、および前記連結部の前記外面を少なくとも部分的に画定する第1の曲外面を有する第1の可撓性部材と、
前記第1開口部を少なくとも部分的に画定する第2の内面、および前記連結部の前記外面を少なくとも部分的に画定する第2の曲外面を有する、前記第1の可撓性部材に隣接した第2の可撓性部材と、を備える前記連結部を備えるコレット。
【請求項19】
前記第1および第2の可撓性部材が、楕円形状を有する、レバーの第3開口部内において摺動するように構成され、前記第1および第2の内面を前記長方形状のシャフトに係合するように、前記第3開口部のテーパ面が、前記第1および第2の可撓性部材の前記第1および第2の外面に係合する、請求項18に記載のコレット。
【請求項20】
前記第1の可撓性部材および前記第2の可撓性部材がテーパ付きである、請求項19に記載のコレット。
【請求項21】
前記第1の可撓性部材が、前記第1の曲外面に隣接する第1の平坦な外面をさらに備え、前記第2の可撓性部材が、前記第2の曲外面に隣接する第2の平坦な外面をさらに備え、前記第1および第2の平坦な外面が、前記第1および第2の可撓性部材の可撓性を増大する、請求項18に記載のコレット。
【請求項22】
前記第1および第2の曲外面が、互いに異なる曲率半径を有する、請求項18に記載のコレット。

【図1A】
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【図1B】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3A】
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【図3B】
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【公表番号】特表2012−507672(P2012−507672A)
【公表日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−534561(P2011−534561)
【出願日】平成21年9月22日(2009.9.22)
【国際出願番号】PCT/US2009/057873
【国際公開番号】WO2010/051113
【国際公開日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【出願人】(591055436)フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー (183)
【Fターム(参考)】